| 【発明の名称】 |
2つの成分を含有する自己サンタン製品、多区画装置、皮膚の着色方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】ディディエ キャンドー
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| 【要約】 |
【課題】着色性、特に適用後の発色速度、着色強度、皮膚上での均質性、及び得られた色調の安定性が改善された自己サンタン製品を提供する。
【解決手段】化粧品的に許容可能な媒体に、少なくとも一の自己サンタン剤を含有せしめてなる第1成分(A)、及び化粧品的に許容可能な媒体に、少なくとも一のヒドロキシアルキル尿素、及びその塩、溶媒和物及び異性体を含有せしめてなる第2成分(B);を含む、少なくとも2つの成分(A)及び(B)を含有し、該成分(A)と(B)が同じ組成物に存在するか、又は別々に保管されている皮膚用の自己サンタン製品。また自己サンタン剤を含有する成分(A)を収容する第1区画、及びヒドロキシアルキル尿素を含有する成分(B)を収容する第2区画、を具備する、「皮膚を着色するためのセット」又は「キット」。さらに自己サンタン剤の着色性を改善する目的で、少なくとも一のヒドロキシアルキル尿素の使用。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 少なくとも: − 化粧品的に許容可能な媒体に、少なくとも一の自己サンタン剤を含有せしめてなる第1成分(A)、及び − 化粧品的に許容可能な媒体に、次の式(I): 【化1】
[上式中、 R1、R2、R3及びR4はそれぞれ独立して、水素原子、C1-C4アルキル基又はC2-C6ヒドロキシアルキル基で、1〜5のヒドロキシル基を有していてもよいものを表し、基R1〜R4の少なくとも一はヒドロキシアルキル基を表す] のヒドロキシアルキル尿素、及びその塩、溶媒和物及び異性体を含有せしめてなる第2成分(B)、 の少なくとも2つの成分を含み;該成分(A)と(B)が、同じ組成物中に存在するか、又は別々に保管されていることを特徴とする皮膚用の自己サンタン製品。 【請求項2】 R1がヒドロキシアルキル基であり、R2、R3及びR4が互いに独立して、水素原子又はC1-C4アルキル基を表すことを特徴とする、請求項1に記載の製品。 【請求項3】 R1がヒドロキシアルキル基であり、R2、R3及びR4が、それぞれ水素原子を表すことを特徴とする、請求項2に記載の製品。 【請求項4】 式(I)の化合物が、N-(2-ヒドロキシエチル)尿素;N-(2-ヒドロキシプロピル)尿素;N-(3-ヒドロキシプロピル)尿素;N-(2,3-ジヒドロキシプロピル)尿素;N-(2,3,4,5,6-ペンタヒドロキシヘキシル)尿素;N-メチル-N-(1,3,4,5,6-ペンタヒドロキシ-2-ヘキシル)尿素;N-メチル-N'-(1-ヒドロキシ-2-メチル-2-プロピル)尿素;N-(1-ヒドロキシ-2-メチル-2-プロピル)尿素;N-(1,3-ジヒドロキシ-2-プロピル)尿素;N-(トリスヒドロキシメチルメチル)尿素;N-エチル-N'-(2-ヒドロキシエチル)尿素;N,N-ビス-(2-ヒドロキシエチル)尿素;N,N'-ビス-(2-ヒドロキシエチル)尿素;N,N-ビス-(2-ヒドロキシプロピル)尿素;N,N'-ビス-(2-ヒドロキシプロピル)尿素;N,N-ビス-(2-ヒドロキシエチル)-N'-プロピル尿素;N,N-ビス-(2-ヒドロキシプロピル)-N'-(2-ヒドロキシエチル)尿素;N-tert-ブチル-N'-(2-ヒドロキシエチル)-N'-(2-ヒドロキシプロピル)尿素;N-(1,3-ジヒドロキシ-2-プロピル)-N'-(2-ヒドロキシエチル)尿素;N,N-ビス-(2-ヒドロキシエチル)-N',N'-ジメチル尿素;N,N,N',N'-テトラキス-(2-ヒドロキシエチル)尿素;及びN',N'-ビス-(2-ヒドロキシエチル)-N',N'-ビス-(2-ヒドロキシプロピル)尿素から選択されることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の製品。 【請求項5】 ヒドロキシアルキル尿素がN-(2-ヒドロキシエチル)尿素であることを特徴とする、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の製品。 【請求項6】 成分(A)と(B)が同じ組成物中に存在している場合、ヒドロキシアルキル尿素が、2つの成分(A)と(B)を含有する組成物の全重量に対して0.01〜50重量%、好ましくは0.1〜20重量%、さらに好ましくは0.1〜10重量%の含有量で存在している、請求項1ないし5のいずれか1項に記載の製品。 【請求項7】 成分(A)と(B)が別々に保管されている場合、ヒドロキシアルキル尿素が、成分(B)の全重量に対して0.01〜50重量%、好ましくは0.1〜20重量%、さらに好ましくは0.1〜10重量%の含有量で存在している、請求項1ないし5のいずれか1項に記載の製品。 【請求項8】 自己サンタン剤がモノ-又はポリカルボニル化化合物である、請求項1ないし6のいずれか1項に記載の製品。 【請求項9】 自己サンタン剤が、イサチン、アロキサン、ニンヒドリン、グリセルアルデヒド、メソ酒石酸アルデヒド、グルタルアルデヒド、エリトルロース、ピラゾリン-4,5-ジオン誘導体、ジヒドロキシアセトン(DHA)、及び4,4-ジヒドロキシピラゾリン-5-ジオン誘導体からなる群から選択される、請求項8に記載の製品。 【請求項10】 自己サンタン剤がDHAである、請求項9に記載の製品。 【請求項11】 成分(A)と(B)が同じ組成物中に存在している場合、自己サンタン剤が、成分(A)と(B)を含有する組成物の全重量に対して0.1〜15重量%、好ましくは組成物の全重量に対して0.2〜10重量%、さらに好ましくは1〜8重量%の範囲の割合で存在している、請求項1ないし9のいずれか1項に記載の製品。 【請求項12】 成分(A)と(B)が別々に保管されている場合、自己サンタン剤が、組成物の全重量に対して0.1〜15重量%、好ましくは成分(A)の全重量に対して0.2〜10重量%、より好ましくは1〜8重量%の範囲の割合で存在している、請求項1ないし9のいずれか1項に記載の製品。 【請求項13】 使用される自己サンタン剤がジヒドロキシアセトン(DHA)であり、成分(A)と(B)が別々に保管されている、請求項1ないし9のいずれか1項に記載の製品。 【請求項14】 成分(A)及び/又は(B)が、一又は複数の付加的な着色剤をさらに含有している、請求項1ないし13のいずれか1項に記載の製品。 【請求項15】 成分(A)及び/又は(B)が、一又は複数の合成又は天然の直接染料をさらに含有している、請求項1ないし14のいずれか1項に記載の製品。 【請求項16】 成分(A)及び/又は(B)が、一又は複数のインドール染料をさらに含有している、請求項1ないし15のいずれか1項に記載の製品。 【請求項17】 UV-A領域及び/又はUV-B領域に活性のある、少なくとも一の有機光保護剤及び/又は少なくとも一の無機光保護剤をさらに含有していることを特徴とする、請求項1ないし16のいずれか1項に記載の製品。 【請求項18】 2つの成分(A)及び(B)を含有する組成物、又は成分(A)及び(B)の混合物が、3.5〜6.5、好ましくは4〜6のpHを有していることを特徴とする、請求項1ないし17のいずれか1項に記載の製品。 【請求項19】 請求項1ないし18のいずれか1項に記載の成分(A)と成分(B)を、同じ組成物にある場合は同時に、又は逐次、又は経時的に広げて皮膚に適用することを特徴とする、皮膚を人工的にサンタン状態にする又は褐色にするための美容処理方法。 【請求項20】 自己サンタン剤の着色性を改善する目的で、少なくとも一の自己サンタン剤を含有する第1成分(A)と、少なくとも一のヒドロキシアルキル尿素を含有する第2成分(B)を含む、少なくとも2つの成分を含有する皮膚用の自己サンタン製品における、請求項1ないし18のいずれか1項に記載の少なくとも一の式(I)のヒドロキシアルキル尿素の使用。 【請求項21】 − 請求項1ないし20のいずれか1項に記載の成分(A)を収容する第1区画、 − 請求項1ないし20のいずれか1項に記載の成分(B)を収容する第2区画、 を具備する、皮膚を着色するためのいくつかの区画を有する装置。 【請求項22】 成分(A)及び(B)が、少なくとも一の区画を定める容器にそれぞれ独立して包装され、該容器が閉塞部材により閉塞される、請求項21に記載の装置。 【請求項23】 成分(A)及び(B)が、互いに相互依存するように、連結した2つの容器に包装されている、請求項21に記載の装置。 【請求項24】 成分(A)及び(B)が2つの容器に収容されており、外装を介して、一方が他方に保持されている、請求項23に記載の装置。 【請求項25】 それぞれの容器が、好ましくは手動で作動する分配部材を具備している、請求項24に記載の装置。 【請求項26】 分配部材がポンプ又はエアロゾルバルブである、請求項25に記載の装置。 【請求項27】 分配部材を作動させ、2つの連結した容器により形成されるアセンブリから分配する前に混合物が提供されるよう、アセンブリの混合チャンバーに成分(A)及び(B)を誘導する、請求項21ないし26のいずれか1項に記載の装置。 【請求項28】 分配部材を作動させ、前混合することなく、成分(A)及び(B)を流出させる、請求項21ないし26のいずれか1項に記載の装置。 【請求項29】 2つの成分(A)及び(B)が可撓性壁部を有する第1及び第2の小袋に別々に包装された装置であり、該装置が: i)2つの小袋のそれぞれの流出口が互いに近傍に配されるように、該小袋を重畳する位置に固定して維持する手段;及び ii)固定手段に対して移動可能であり、予定されていた比率に従い、それぞれの流出口から内容物が押し出されるように、2つの小袋に圧力をかけることができる手段; を具備することを特徴とする、請求項27に記載の装置。 【請求項30】 a)成分(A)を収容し、可撓性壁部を有する第1の容器; b)成分(B)を収容し、第1の外側にある、可撓性壁部を有する第2の容器; c)第1及び第2の容器が搭載されているプレート; d)プレートに対して移動可能であり、第1及び第2の容器が分配部材により形成される少なくとも一の分配口から隔たっている第1配置から、第1及び第2の容器が前記分配口と連通している第2配置に、装置を不可逆的に切替ることができる分配部材; を具備することを特徴とする、請求項27に記載の装置。 【請求項31】 a)それぞれ成分(A)又は成分(B)を収容する、好ましくは同じ外部ケーシングに収納された2つの貯蔵器; b)それぞれ前記貯蔵器に搭載された2つのポンプ; c)外部ケーシングの長さ方向の主軸に沿って軸方向に移動可能で、2つのポンプが同時に開くことを達成可能な単一の押しボタン; を具備しており、これら2つのポンプがそれぞれ、少なくとも一の分配口内に開口する流出チャンネルにより連結している二重ポンプからなることを特徴とする、請求項21ないし26のいずれか1項に記載の装置。 【請求項32】 a)少なくとも一の噴霧剤、及びそれぞれ成分(A)又は成分(B)を収容する、好ましくは同じ外部ケーシングに収納された2つの貯蔵器; b)それぞれ前記貯蔵器に搭載された2つのエアゾールバルブ; c)外部ケーシングの長さ方向の主軸に沿って軸方向に移動可能で、2つのポンプが同時に開くことを達成可能な単一の押しボタン; を具備しており、これら2つのバルブがそれぞれ、少なくとも一の分配口内に開口する流出チャンネルにより連結している二重エアゾールからなることを特徴とする、請求項21ないし26のいずれか1項に記載の装置。
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【発明の詳細な説明】【発明の開示】 【0001】 本発明は、 − 化粧品的に許容可能な媒体に、少なくとも一の自己サンタン剤を含有せしめてなる第1成分(A)、及び − 化粧品的に許容可能な媒体に、少なくとも一の式(I)のヒドロキシアルキル尿素を含有せしめてなる第2成分(B); を含む、少なくとも2つの成分(A)及び(B)を含有する、皮膚用の自己サンタン製品において、該成分(A)と(B)が、同じ組成物の一部であるか、又は別々に保管されている製品に関する。 また本発明は、 − 自己サンタン剤(類)を含有する成分(A)を収容する第1区画、及び − ヒドロキシアルキル尿素を含有する成分(B)を収容する第2区画、 を具備する、「皮膚を着色するためのセット」又は「キット」とも称され、いくつかの区画を有する種々の装置に関する。 さらに本発明は、この自己サンタン剤を使用する、皮膚を人工的にサンタン状態にする又は褐色にするための美容処理方法に関する。 【0002】 本出願の目的において、「自己サンタン剤」なる用語は、皮膚、特に顔に適用した場合に、日光(自然なサンタン状態(日焼け))又はUV-ランプに長時間暴露された結果生じる可能性のある外観に多かれ少なかれ類似したサンタン効果を得ることができる薬剤を意味することを意図している。 今日、体調が良く見えることは重要であり、日焼けした皮膚は常に健康状態が良好である証である。しかし、自然の日焼けは、皮膚の日焼けの原因であるUV線、特にUV-A線に長時間暴露される必要があり、特に敏感肌もしくは絶えず太陽光にさらされている皮膚の場合には;紅斑、サンバーン状態、弾性の喪失、シワの出現、時期尚早の加齢といった反応又は変化を誘発するおそれがある限り、必ずしも望ましいものではない。従って、かかる皮膚の要求を相容れる自然の日焼けに対する代替法を見出すことが望まれる。 【0003】 皮膚の人工的日焼けを意図した多くの化粧品は、皮膚のアミノ酸及び/又はペプチドとの相互作用(特にメイラード型反応による)により着色物質を生成可能なカルボニル化誘導体をベースとしており、このようなものとしては、モノ-又はポリカルボニル化化合物、例えばイサチン、アロキサン、ニンヒドリン、グリセルアルデヒド、メソ酒石酸アルデヒド、グルタルアルデヒド、エリトルロース及びジヒドロキシアセトン(DHA)を挙げることができる。 DHAは、皮膚の人工的日焼け用の薬剤として化粧品に一般に使用される特に有利な生成物であり;皮膚、特に顔に適用されたときに、日光(自然なサンタン状態)又はUV-ランプに長時間暴露された結果生じる可能性のある外観に類似したサンタン又は褐色化効果を得ることができる。 【0004】 DHAの欠点は、発色が遅いことである:実際、発色には数時間(一般には3〜5時間)が必要である。さらに、皮膚に得られる着色強度及び/又は経時的な堅牢度(特に洗浄に対する耐性)及び/又は発色速度、及び/又はその均質性は、DHAをベースとした自己サンタン用組成物の使用者にとっては、しばしば不十分であると判断されていた。 よって、迅速に作用し、自然なサンタン状態に類似した着色を付与できる自己サンタン製品に対する需要が高まっている。 【0005】 驚くべきことに、また有利なことに、本出願人は、少なくとも一の自己サンタン剤を含有する第1成分(A)と、少なくとも一の式(I)のヒドロキシアルキル尿素を含有する第2成分(B)を含み、別々に保管される少なくとも2つの成分を含有する、皮膚用の自己サンタン製品である薬剤を使用することで、上述した種々の欠点を改善可能であることを見出した。このような化合物により、自己サンタン剤を含有する組成物の着色性、特に適用後の発色速度、着色強度、皮膚上での均質性、及び得られた色調の安定性に関して改善することができる。 【0006】 よって本発明は、少なくとも: − 化粧品的に許容可能な媒体に、少なくとも一の自己サンタン剤を含有せしめてなる第1成分(A)、及び − 化粧品的に許容可能な媒体に、少なくとも一の式(I)のヒドロキシアルキル尿素を含有せしめてなる第2成分(B) を含み;該成分(A)と(B)が、同じ組成物の一部であるか、又は別々に保管されていることを特徴とする、少なくとも2つの成分を含有する、皮膚用の自己サンタン製品に関する。 【0007】 また本発明は、 − 自己サンタン剤(類)を含有する成分(A)を収容する第1区画、及び − ヒドロキシアルキル尿素を含有する成分(B)を収容する第2区画、 を具備する、「皮膚を着色するためのセット」又は「キット」とも称され、いくつかの区画を有する種々の装置に関する。 【0008】 さらに本発明は、成分(A)と成分(B)を、同じ組成物中にある場合は同時に、又は逐次、又は経時的に広げて皮膚に適用することを特徴とする、皮膚を人工的にサンタン状態にする又は褐色にするための美容処理方法に関する。 本発明の方法において、適用が2つの工程で実施される場合、成分(A)は、成分(B)の適用前又は適用後に適用することができる。 【0009】 また本発明は、自己サンタン剤の着色性を改善する目的で、少なくとも一の自己サンタン剤を含有する第1成分(A)と、少なくとも一のヒドロキシアルキル尿素を含有する第2成分を含む、少なくとも2つの成分を含有する皮膚用の自己サンタン製品における、以下に記載するような少なくとも一の式(I)のヒドロキシアルキル尿素の使用に関する。 本発明の他の特徴、側面及び利点は、以下の詳細な記載を読むことにより、明らかになるであろう。 【0010】 本発明のヒドロキシアルキル尿素は、次の一般式(I): 【化1】
[上式中、 R1、R2、R3及びR4はそれぞれ独立して、水素原子、C1-C4アルキル基又はC2-C6ヒドロキシアルキル基で、1〜5のヒドロキシル基を有していてもよいものを表し、基R1〜R4の少なくとも一はヒドロキシアルキル基を表す] に相当するもの、またその塩、溶媒和物及び異性体から選択される。 【0011】 式(I)において、アルキル基としては、特にメチル、エチル、n-プロピル、イソプロピル、n-ブチル、イソブチル及びtert-ブチル基を挙げることができる。 好ましい式(I)の化合物は、唯一のヒドロキシアルキル基を含むもの、すなわちR1がヒドロキシアルキル基であり、R2、R3及びR4は互いに独立して、水素原子又はC1-C4アルキル基を表すものである。R1がヒドロキシアルキル基であり、R2、R3及びR4が、それぞれ水素原子を表す式(I)の化合物が、特に好ましい。 ヒドロキシアルキル基としては、好ましくは、単一のヒドロキシル基、特にヒドロキシエチル、ヒドロキシプロピル、ヒドロキシブチル、ヒドロキシペンチル及びヒドロキシヘキシル基を含むものが付与される。ヒドロキシエチル基が好ましい。 【0012】 好ましい式(I)の化合物としては、N-(2-ヒドロキシエチル)尿素;N-(2-ヒドロキシプロピル)尿素;N-(3-ヒドロキシプロピル)尿素;N-(2,3-ジヒドロキシプロピル)尿素;N-(2,3,4,5,6-ペンタヒドロキシヘキシル)尿素;N-メチル-N-(1,3,4,5,6-ペンタヒドロキシ-2-ヘキシル)尿素;N-メチル-N'-(1-ヒドロキシ-2-メチル-2-プロピル)尿素;N-(1-ヒドロキシ-2-メチル-2-プロピル)尿素;N-(1,3-ジヒドロキシ-2-プロピル)尿素;N-(トリスヒドロキシメチルメチル)尿素;N-エチル-N'-(2-ヒドロキシエチル)尿素;N,N-ビス-(2-ヒドロキシエチル)尿素;N,N'-ビス-(2-ヒドロキシエチル)尿素;N,N-ビス-(2-ヒドロキシプロピル)尿素;N,N'-ビス-(2-ヒドロキシプロピル)尿素;N,N-ビス-(2-ヒドロキシエチル)-N'-プロピル尿素;N,N-ビス-(2-ヒドロキシプロピル)-N'-(2-ヒドロキシエチル)尿素;N-tert-ブチル-N'-(2-ヒドロキシエチル)-N'-(2-ヒドロキシプロピル)尿素;N-(1,3-ジヒドロキシ-2-プロピル)-N'-(2-ヒドロキシエチル)尿素;N,N-ビス-(2-ヒドロキシエチル)-N',N'-ジメチル尿素;N,N,N',N'-テトラキス-(2-ヒドロキシエチル)尿素;及びN',N'-ビス-(2-ヒドロキシエチル)-N',N'-ビス-(2-ヒドロキシプロピル)尿素を挙げることができる。 本発明で使用するのに特に好ましい化合物は、以下、「ヒドロキシエチル尿素」と称されるN-(2-ヒドロキシエチル)尿素である。 【0013】 式(I)のヒドロキシアルキル尿素は、独国特許出願第2703185号に記載されているようにして調製することができる。これらにおいて、ヒドロキシエチル尿素は、ナショナル・スターチ社(National Starch)の商品名ヒドロバンス(Hydrovance)(登録商標)で、水中に50重量%入った混合物の形態で商業的に入手可能である。 【0014】 塩としては、無機酸、例えば硫酸、塩化水素酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、リン酸又はホウ酸の塩を挙げることができる。また、一又は複数のカルボン酸、スルホン酸又はホスホン酸基を有していてもよい、有機酸の塩を挙げることもできる。それらは、直鎖状、分枝状又は環状の脂肪族酸又は芳香族酸であってよい。これらの酸は、例えばヒドロキシル基の形態で、O及びNから選択される一又は複数のヘテロ原子をさらに有していてもよい。特にプロピオン酸、酢酸、テレフタル酸、クエン酸及び酒石酸を挙げることができる。 【0015】 「溶媒和物」なる用語は、式(I)の化合物の合成から誘導された混合物等の、有機溶媒又は水の一又は複数の分子と前記式(I)の化合物との化学量論的混合物を意味することを意図している。 【0016】 成分(A)と(B)が同じ組成物中に存在している場合、本発明のヒドロキシアルキル尿素(類)は、成分(A)と(B)を含有する組成物の全重量に対して、好ましくは0.01〜50重量%、より好ましくは0.1〜20重量%、さらに好ましくは0.1〜10重量%の含有量で存在している。 成分(A)と(B)が別々に保管されている場合、本発明のヒドロキシアルキル尿素(類)は、成分(B)の全重量に対して、好ましくは0.01〜50重量%、より好ましくは0.1〜20重量%、さらに好ましくは0.1〜10重量%の含有量で存在している。 【0017】 自己サンタン剤は、一般的にモノ-又はポリカルボニル化化合物、例えばイサチン、アロキサン、ニンヒドリン、グリセルアルデヒド、メソ酒石酸アルデヒド、グルタルアルデヒド、エリトルロース、仏国特許出願第2466492号及び国際公開第97/35842号に記載されているようなピラゾリン-4,5-ジオン誘導体、ジヒドロキシアセトン(DHA)、及び欧州特許出願第903342号に記載されているような4,4-ジヒドロキシピラゾリン-5-オン誘導体から選択される。DHAが好ましく使用される。 DHAは、例えば特に、国際公開第97/25970号に記載されているリポソーム等の脂質小胞体にカプセル化された形態、及び/又は遊離の形態で使用され得る。 【0018】 成分(A)と(B)が同じ組成物に存在している場合、自己サンタン剤(類)は、成分(A)と(B)を含有する組成物の全重量に対して、一般的に0.1〜15重量%、好ましくは組成物の全重量に対して0.2〜10重量%、さらに好ましくは1〜8重量%の範囲の割合で存在している。 成分(A)と(B)が別々に保管されている場合、自己サンタン剤(類)は、組成物の全重量に対して0.1〜15重量%、好ましくは成分(A)の全重量に対して0.2〜10重量%、より好ましくは1〜8重量%の範囲の割合で存在している。 使用される自己サンタン剤がジヒドロキシアセトン(DHA)である場合、成分(A)と(B)は、好ましくは別々に保管されるであろう。 【0019】 成分(A)及び(B)の一方及び/又は他方のいずれかを含有する本発明の組成物、又は2つの成分(A)及び(B)を含有する組成物は、一般的に皮膚への局所適用に適したものであり、よって生理学的に許容可能な媒体、すなわち皮膚と融和性のある媒体を含有する。それは、化粧品的に許容可能な媒体、すなわち好ましい色、臭い及び感触を有し、消費者がこの組成物の使用をやめようと思うような許容できない程の不快感(刺すような痛み、突張感、赤み)を何ら生じることのない媒体である。 【0020】 本発明の組成物は、局所適用に適切な任意の形態、特に水性ゲルの形態、又は水相に脂肪相(油相とも称される)を分散させて得られる(O/W)又は逆(W/O)のエマルション、又は多相エマルション(例えば、W/O/W又はO/W/O又はO/O/W)の形態であってよい。それらは多かれ少なかれ流動的であってよく、白色又は有色のクリーム、軟膏、ミルク、ローション、漿液、ペースト、パウダー又は固体状スティックの外観を有するものとすることができ、またエアゾールに包装することもでき、フォーム又はスプレーの形態にすることもできる。これらの組成物は通常の方法で調製される。 【0021】 本発明の特定の実施態様において、本発明の組成物はエマルションの形態であってよく、少なくとも一の油相を含有する。エマルションの油相の割合は、組成物の全重量に対して1〜80重量%、好ましくは2〜50重量%、さらに好ましくは2〜40重量%の範囲とすることができる。エマルションの形態の組成物に使用される、油相の脂肪物質、特に油、及び乳化剤、存在するならば共乳化剤は、化粧品又は皮膚科学において従来から使用されているものから選択される。乳化剤及び共乳化剤が存在する場合、それらは、組成物の全重量に対して一般的に0.1〜30重量%、好ましくは0.3〜20重量%、さらに好ましくは0.5〜15重量%の範囲の割合である。またエマルションは、乳化剤及び/又は共乳化剤に加えて又はそれらの代わりに、脂質小胞体をさらに含有していてよい。 【0022】 エマルジョンは、一般に、単独又は混合物として使用される両性、アニオン性、カチオン性又は非イオン性乳化剤から選択される少なくとも一の乳化剤を含有している。乳化剤は得られるエマルション(W/O又はO/W)の連続相に応じて、適切な方法にて選択される。エマルションが多相エマルションである場合、一般的に一次エマルションに乳化剤を含有しており、また一次エマルションが導入される外相にも乳化剤を含有している。 【0023】 W/Oエマルションの調製に使用可能な乳化剤としては、例えば、ソルビタン、グリセロール又は糖類のアルキルエステル又はエーテル;シリコーン性界面活性剤、例えばダウ・コーニング社(Dow Corning)からDC5225C及びDC3225Cの名称で販売されている、シクロメチコーンとジメチコーンコポリオールの混合物等のジメチコーンコポリオール類、並びに、ダウ・コーニング社から「ダウ・コーニング5200フォーミュレーション・エイド」の名称で販売されているラウリルメチコーンコポリオール等のアルキルジメチコーンコポリオール、ゴールドシュミット社(Goldschmidt)からアビル(Abil)EM90(登録商標)の名称で販売されているセチルジメチコーンコポリオール、及びゴールドシュミット社からアビルWE09(登録商標)の名称で販売されているイソステアリン酸ポリグリセリル-4/セチルジメチコーンコポリオール/ラウリン酸ヘキシルの混合物を挙げることができる。一又は複数の共乳化剤を添加してもよく、該共乳化剤は、有利には、ポリオールの分枝状鎖脂肪酸エステル、特にグリセロール及び/又はソルビタンの分枝状鎖脂肪酸エステル、例えばイソステアリン酸ポリグリセリル、例えばゴールドシュミット社からイソラン(Isolan)GI34の名称で販売されている製品、イソステアリン酸ソルビタン、例えばICI社からアルラセル(Arlacel)987の名称で販売されている製品、及びイソステアリン酸ソルビタングリセリル、例えばICI社からアルラセル986の名称で販売されている製品、及びそれらの混合物を含む群から選択されてもよい。 【0024】 O/Wエマルションの調製に使用可能な乳化剤としては、例えば非イオン性乳化剤、例えばオキシアルキレン化(特にポリオキシエチレン化)されたポリオールの脂肪酸エステル、中でもステアリン酸ポリエチレングリコール類、例えばステアリン酸PEG-100、ステアリン酸PEG-50及びステアリン酸PEG-40;例えば20〜100のEOを含有するオキシアルキレン化されたソルビタンの脂肪酸エステル、例えばユニケマ社(Uniqema)からトゥイーン(Tween)20又はトゥイーン60の商品名で販売されているもの;オキシアルキレン化(オキシエチレン化及び/又はオキシプロピレン化)された脂肪アルコールエーテル;アルコキシル化又は非アルコキシル化糖エステル、例えばステアリン酸スクロース、及びセスキステアリン酸PEG-20メチルグルコース;ソルビタンエステル、例えばユニケマ社からスパン(Span)40の名称で販売されているパルミチン酸ソルビタン;二酸と脂肪アルコールとのエステル、例えば酒石酸ジミリスチル;これらの乳化剤の混合物、例えばユニケマ社からアルラセル165の名称で、またセピック社(Seppic)からシムルソール(Simulsol)165の名称で販売されているステアリン酸グリセリルとステアリン酸PEG-100の混合物(CTFA名:ステアリン酸グリセリル/ステアリン酸PEG-100);又はサソール社(Sasol)からコスマコール(Cosmacol)PSEの名称で販売されている酒石酸ジミリスチル、セテアリルアルコール、パレス(Pareth)-7及びPEG-25ラウレス-25の混合物(CTFA名;酒石酸ジミリスチル/セテアリルアルコール/12-15パレス7/PPG25 ラウレス25)を挙げることができる。 【0025】 これらの乳化剤に、共乳化剤、例えば8〜26の炭素原子を有する脂肪アルコール類、中でもセチルアルコール、ステアリルアルコール及びそれらの混合物(セテアリルアルコール)、オクチルドデカノール、2-ブチルオクタノール、2-ヘキシルデカノール、2-ウンデシルペンタデカノール、又はオレイルアルコール、又は脂肪酸を添加してもよい。 乳化界面活性剤を含有しないか、又は組成物(A)又は(B)の全重量に対して0.5%未満しか含有しないエマルションは、該エマルションを安定化させるのに適切な化合物、例えば両親媒性ポリマー、電解質を使用することによっても調製され得る。 【0026】 本発明の組成物がエマルションの形態である場合、少なくとも一の油、特に化粧品用油を含む、少なくとも一の油相を含有している。「油」なる用語は、室温(25℃)で液状の脂肪物質を意味することを意図している。 本発明の組成物に使用可能な油としては、例えば、動物由来の炭化水素ベース油、例えばペルヒドロスクワレン(又はスクワラン);植物由来の炭化水素ベース油、例えばカプリル/カプリン酸トリグリセリド、例えばステアリネリーズ・デュボイス社(Stearineries Dubois)から販売されているもの、又はダイナミット・ノーベル社(Dynamit Nobel)からミグリオール(Miglyol)810、812及び818の名称で販売されているもの、又は植物由来の別の油、例えばヒマワリ油、トウモロコシ油、大豆油、マロー油、グレープシード油、ゴマ油、ヘーゼルナッツ油、アプリコット油、マカダミア油、アララ油(arara oil)、コリアンダー油、ヒマシ油、アボカド油、ホホバ油、又はシアバター油;合成油;シリコーン油、例えば周囲温度で液状又はペースト状で、直鎖状又は環状のシリコーン鎖を有する揮発性又は非揮発性のポリメチルシロキサン類(PDMS);フルオロ油、例えば部分的に炭化水素ベース及び/又は部分的にシリコーンベースのフルオロ油、例えば日本国特許公開第2-295912号公報に記載されているもの;エーテル、例えばジカプリリルエーテル(CTFA名:ジカプリリルエーテル);及びC12-C15脂肪アルコールベンゾアート(ファインテックス社(Finetex)のフィンソルブ(Finsolv)TN);アリールアルキルベンゾアート誘導体、例えば2-フェニルエチルベンゾアート(ISP社のX-Tend226);アミド化油、例えばN-ラウロイルサルコシン酸イソプロピル(味の素のエルドゥー(Eldew)SL-205)、及びそれらの混合物を使用してよい。 【0027】 本発明の組成物は、親水性有機溶媒、脂質親和性有機溶媒、両親媒性溶媒、またはこれらの混合物からなる群から選択され得る一又は複数の有機溶媒をさらに含有していてよい。 親水性有機溶媒としては、例えば、1〜8の炭素原子を含有する直鎖状又は分枝状の一価アルコール、例えばエタノール、プロパノール、ブタノール、イソプロパノール又はイソブタノール;6〜80のエチレンオキシドを有するポリエチレングリコール;ポリオール、例えばプロピレングリコール、イソプレングリコール、ブチレングリコール、グリセロール又はソルビトール;アルキル基が1〜5の炭素原子を有するモノアルキル又はジアルキルイソソルビド、例えばジメチルイソソルビド;グリコールエーテル、例えばジエチレングリコールモノメチルエーテル又はジエチレングリコールモノエチルエーテル、及びプロピレングリコールエーテル、例えばジプロピレングリコールメチルエーテルを挙げることができる。 両親媒性有機溶媒としては、ポリプロピレングリコール(PPG)誘導体、例えばポリプロピレングリコールと脂肪酸、PPGと脂肪アルコールのエステル、例えばPPG-23オレイルエーテル及びオレイン酸PPG-36を挙げることができる。 脂質親和性有機溶媒としては、脂肪エステル、例えばアジピン酸ジイソプロピル、アジピン酸ジオクチル又はアルキルベンゾアートを挙げることができる。 【0028】 また本発明の組成物は、柔軟剤、湿潤剤、乳白剤、安定剤、エモリエント、シリコーン類、消泡剤、香料、防腐剤、アニオン性、カチオン性、非イオン性、双性イオン性又は両性の界面活性剤、フィラー、ポリマー類、噴霧剤、塩基性又は酸性化剤、又は化粧品及び/又は皮膚科学において通常使用されている任意の他の成分から選択される、従来からの化粧品用アジュバントをさらに含有してもよい。 【0029】 親水性増粘剤としては、カルボキシビニルポリマー、例えばカルボポール(カーボマー)及びペミュレン(Pemulen)(アクリラート/アクリル酸C10-C30アルキルのコポリマー);セルロース誘導体、例えばヒドロキシエチルセルロース;多糖類、特にガム類、例えばキサンタンガム;及びそれらの混合物を挙げることができる。 脂質親和性増粘剤としては、変性クレー類、例えばヘクトライト及びその誘導体、例えばベントーン(Bentone)の名称で販売されている製品を挙げることができる。 【0030】 防腐剤としては、パラベン(Parabens)(登録商標)とも称されるパラ-ヒドロキシ安息香酸エステル(特にメチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン)、フェノキシエタノール、ホルムアルデヒドを放出する化合物、例えばイミダゾリジニル尿素又はジアゾリジニル尿素、ジグルコン酸クロルヘキシジン、安息香酸ナトリウム、カプリリルグリコール、ブチルカルバミン酸ヨードプロピニル、ペンチレングリコール、アルキルトリメチルアンモニウムブロミド、例えばミリスチルトリメチルアンモニウムブロミド(CTFA名:臭化ミリトリモニウム)、ドデシルトリメチルアンモニウムブロミド、ヘキサデシルトリメチルアンモニウムブロミド、及びそれらの混合物、例えばFEFケミカルズ社からセトリミド(Cetrimide)(登録商標)の名称で販売されている混合物を挙げることができる。防腐剤は、組成物の全重量に対して0.001〜10重量%の範囲、特に0.1〜5重量%の範囲、さらには0.2〜3重量%の範囲の含有量で、本発明の組成物に存在していてよい。 【0031】 本発明の成分(A)及び/又は(B)は、一又は複数の付加的な着色剤をさらに含有可能である。 本発明の目的において、「皮膚を着色するための薬剤」なる表現は、水又は溶媒により除去されず、界面活性剤を含有する溶液での洗浄及び摩擦の双方に対して耐性があり、長時間持続する未被覆性着色(すなわち、皮膚を不透明にする傾向を有さない)を皮膚に付与可能な、皮膚と特定の親和性を有する任意の化合物を意味することを意図している。よって、このような長時間持続する着色は、例えばメークアップ用顔料によるような、表面的で一時的な着色によるものとは区別される。 付加的な着色剤は、例えば他の植物抽出物、中でもモロコシ属(Sorghum genus)の植物全体、茎、種又は葉から得られるモロコシ抽出物から選択することができる。好ましいモロコシ種は、モロコシ属ビカラー(Sorghum bicolor)、モロコシ属カウダチューム(Sorghum caudatum)、モロコシ属ネルボスム(Sorghum nervosum)、モロコシ属デュラ(Sorghum durra)、モロコシ属ブルガレ(Sorghum vulgare)、及びColletotrichum graminicolaと組合せたモロコシ、例えば仏国特許出願第0200251号に記載されているものから選択される。 また付加的な着色剤は、基本粒子の平均径が100nm未満である酸化鉄の顔料、例えば欧州特許出願第966953号に記載されているものであってもよい。 【0032】 本発明の成分(A)及び/又は(B)は、皮膚領域の特定部分において、自己サンタン剤による着色及び/又は自己サンタン剤による着色変化を容易にするために、本発明の組成物を着色する染料をさらに含有してもよい。 これらの染料は、合成又は天然の直接染料から選択され得る。 【0033】 これらの染料は、例えばフルオラン型の赤又はオレンジ染料、例えば仏国特許出願第2840806号に記載されているものから選択されてよい。例えば次の染料: −CTFA名:CI45380又は赤色21として公知のテトラブロモフルオロセイン(tetrabromofluoroscein)又はエオシン; −CTFA名:CI45410又は赤色27として公知のフロキシンB; −CTFA名:CI45425又はオレンジ10として公知のジヨードフルオレセイン; −CTFA名:CI45370又はオレンジ5として公知のジブロモフルオレセイン; −CTFA名:CI45380(Na塩)又は赤色22として公知のテトラブロモフルオロセインのナトリウム塩; −CTFA名:CI45410(Na塩)又は赤色28として公知のフロキシンBのナトリウム塩; −CTFA名:CI45425(Na塩)又はオレンジ11として公知のジヨードフルオレセインのナトリウム塩; −CTFA名:CI45430又はアシッドレッド51として公知のエリトロシン; −CTFA名:CI45405又はアシッドレッド98として公知のフロキシン; を挙げることができる。 【0034】 これらの染料は、アントラキノン類、カラメル、カルミン、カーボンブラック、アズレンブルー、メトキサレン(methoxalene)、トリオキサレン、グアジャズレン(guajazulene)、チャムズレン(chamuzulene)、ローズベンガル、コサイン10B、シアノサイン、及びダフィニン(daphinine)から選択されてよい。 またこれらの染料は、インドール誘導体、例えば仏国特許第2651126号に記載されているモノヒドロキシインドール類(すなわち、4-、5-、6-又は7-ヒドロキシインドール)、又は欧州特許第0425324号に記載されているジヒドロキシインドール類(すなわち、5,6-ジヒドロキシインドール、2-メチル-5,6-ジヒドロキシインドール、3-メチル-5,6-ジヒドロキシインドール、2,3-ジメチル-5,6-ジヒドロキシインドール)から選択されてよい。 【0035】 本発明の成分(A)及び/又は(B)は、通常使用されている化粧品用溶媒に不溶、又は水溶性もしくは脂溶性であり、UV-A領域及び/又はUV-B領域に活性のある他の補足的な有機又は無機光保護剤をさらに含有していてよい。 補足的な有機光保護剤は、特にアントラニラート類;ジベンゾイルメタン誘導体;ケイ皮酸誘導体;サリチル酸誘導体;ショウノウ誘導体;ベンゾフェノン誘導体;β,β-ジフェニルアクリラート誘導体;トリアジン誘導体;ベンゾトリアゾール誘導体;ベンジルマロナート誘導体、特に米国特許第5624663号に記載されているもの;ベンゾイミダゾール誘導体;イミダゾリン類;ビス-ベンゾアゾリル誘導体、例えば欧州特許第669323号及び米国特許第2463264号に記載されているもの;p-アミノ安息香酸(PABA)誘導体;メチレンビス(ヒドロキシフェニルベンゾトリアゾール)誘導体、例えば米国特許第5237071号、米国特許第5166355号、英国特許出願第2303549号、独国特許出願第19726184号及び欧州特許出願第893119号に開示されているもの;欧州特許出願第0832642号、欧州特許出願第1027883号、欧州特許出願第1300137号及び独国特許出願第10162844号に記載されているベンゾオキサゾール誘導体;遮蔽ポリマー及び遮蔽シリコーン類、例えば特に国際公開第93/04665号に記載されているもの;α-アルキルスチレンから誘導された二量体、例えば独国特許出願第19855649号に記載されているもの;4,4-ジアリールブタジエン類、例えば欧州特許出願第0967200号、独国特許出願第19746654号、独国特許出願第19755649号、欧州特許出願公開第1008586号、欧州特許出願第1133980号及び欧州特許出願第1133981号に記載されているもの、及びそれらの混合物から選択される。 【0036】 補足的な有機光保護剤の例としては、INCI名で以下に示すものを挙げることができる: パラ-アミノ安息香酸誘導体: PABA、 エチルPABA、 エチルジヒドロキシプロピルPABA、 特に、ISP社から「エスカロール(Escalol)507」の名称で販売されているエチルヘキシルジメチルPABA、 グリセリルPABA、 BASF社から「ユビヌル(Uvinul)P25」の名称で販売されているPEG-25-PABA。 【0037】 ジベンゾイルメタン誘導体: 特にホフマン-ラロシュ社(Hoffmann Laroche)から「パルソール(Parsol)1789」の商品名で販売されているブチルメトキシジベンゾイルメタン、 イソプロピルジベンゾイルメタン。 サリチル酸誘導体: ロナ(Rona)/EMインダストリーズ社から「ユーソレックス(Eusolex)HMS」の名称で販売されているホモサラート(homosalate)、 ハーマン・アンド・レイマー社(Haarmann and Reimer)から「ネオ・ヘリオパン(Neo Heliopan)OS」の名称で販売されているサリチル酸エチルヘキシル、 スケル社(Scher)から「ディプサル(Dipsal)」の名称で販売されているサリチル酸ジプロピレングリコール、 ハーマン・アンド・レイマー社から「ネオ・ヘリオパンTS」の名称で販売されているサリチル酸TEA。 【0038】 ケイ皮酸誘導体: 特にホフマン-ラロシュ社から「パルソールMCX」の商品名で販売されているメトキシケイ皮酸エチルヘキシル、 メトキシケイ皮酸イソプロピル、 ハーマン・アンド・レイマー社から「ネオ・ヘリオパンE1000」の商品名で販売されているメトキシケイ皮酸イソアミル、 シノキサート、 メトキシケイ皮酸DEA、 メチルケイ皮酸ジイソプロピル、 グリセリルエチルヘキサノアートジメトキシシンナマート。 β,β-ジフェニルアクリラート誘導体: 特にBASF社から「ユビヌルN539」の商品名で販売されているオクトクリレン(Octocrylene)、 特にBASF社から「ユビヌルN35」の商品名で販売されているエトクリレン(Etocrylene)。 【0039】 ベンゾフェノン誘導体: BASF社から「ユビヌル400」の商品名で販売されているベンゾフェノン-1、 BASF社から「ユビヌルD50」の商品名で販売されているベンゾフェノン-2、 BASF社から「ユビヌルM40」の商品名で販売されているベンゾフェノン-3又はオキシベンゾン、 BASF社から「ユビヌルMS40」の商品名で販売されているベンゾフェノン-4、 ベンゾフェノン-5、 ノルクアイ社(Norquay)から「ヘリソーブ(Helisorb)11」の商品名で販売されているベンゾフェノン-6、 アメリカン・シアナミド社(American Cyanamid)から「スペクトラ-ソーブ(Spectra-Sorb)UV-24」の商品名で販売されているベンゾフェノン-8、 BASF社から「ユビヌルDS-49」の商品名で販売されているベンゾフェノン-9、 ベンゾフェノン-12、 n-ヘキシル-2-(4-ジエチルアミノ-2-ヒドロキシベンゾイル)ベンゾアート。 【0040】 ベンジリデンショウノウ誘導体: シメックス社(Chimex)から「メギゾリル(Mexoryl)SD」の名称で製造されている3-ベンジリデンショウノウ、 メルク社(Merck)から「ユーソレックス6300」の名称で販売されている4-メチルベンジリデンショウノウ、 シメックス社から「メギゾリルSL」の名称で製造されているベンジリデンショウノウスルホン酸、 シメックス社から「メギゾリルSO」の名称で製造されているメト硫酸ショウノウベンザルコニウム、 シメックス社から「メギゾリルSX」の名称で製造されているテレフタリリデンジショウノウスルホン酸、 シメックス社から「メギゾリルSW」の名称で製造されているポリアクリルアミドメチルベンジリデンショウノウ。 フェニルベンゾイミダゾール誘導体: 特にメルク社から「ユーソレックス232」の商品名で販売されているフェニルベンゾイミダゾールスルホン酸、 ハーマン・アンド・レイマー社から「ネオ・ヘリオパンAP」の商品名で販売されているフェニルジベンゾイミダゾールテトラスルホン酸二ナトリウム。 【0041】 フェニルベンゾトリアゾール誘導体: ロ−ディア・シミー社(Rhodia Chimie)から「シラトリゾール(Silatrizole)」の名称で販売されているドロメトリゾールトリシロキサン、 チバ・スペシャリティー・ケミカルズ社(Ciba Specialty Chemicals)から「チノソーブ(Tinosorb)M」の商品名で水性分散液における微粉化形態のものとして、もしくはフェアマウント・ケミカル社(Fairmount Chemical)から「ミキシム(Mixxim)BB/100」の商品名で固体形態のものとして販売されているメチレンビスベンゾトリアゾリルテトラメチルブチルフェノール。 トリアジン誘導体: チバ・ガイギー社(Ciba Geigy)から「チノソーブ(Tinosorb)S」の商品名で販売されているビス-エチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン、 特にBASF社から「ユビヌルT150」の商品名で販売されているエチルヘキシルトリアゾン、 シグマ3V社(Sigma 3V)から「ユバソーブ(Uvasorb)HEB」の商品名で販売されているジエチルヘキシルブタミドトリアゾン、 2,4,6-トリス(ジネオペンチル-4'-アミノベンザルマロナート)-s-トリアジン、 2,4,6-トリス(ジイソブチル-4'-アミノベンザルマロナート)-s-トリアジン。 【0042】 アントラニル誘導体: ハーマン・アンド・レイマー社から「ネオ・ヘリオパンMA」の商品名で販売されているアントラニル酸メンチル。 イミダゾリン誘導体: エチルヘキシルジメトキシベンジリデンジオキソイミダゾリンプロピオナート。 ベンザルマロナート誘導体: ジネオペンチル-4'-メトキシベンザルマロナート、 ベンザルマロナート官能基を有するポリオルガノシロキサン、例えばホフマン-ラロシュ社から「パルソールSLX」の商品名で販売されているポリシリコーン-15。 【0043】 4,4-ジアリールブタジエン誘導体: 1,1-ジカルボキシ(2,2'-ジメチルプロピル)-4,4'-ジフェニルブタジエン。 ベンゾオキサゾール誘導体: シグマ3V社からユバソーブK2Aの商品名で販売されている2,4-ビス-[5-1(ジメチルプロピル)ベンゾオキサゾール-2-イル(4-フェニル)イミノ]-6-(2-エチルヘキシル)イミノ-1,3,5-トリアジン、 及びそれらの混合物。 【0044】 好ましい補足的な有機光保護剤は: メトキシケイ皮酸エチルヘキシル、 ホモサラート、 サリチル酸エチルヘキシル、 ブチルメトキシジベンゾイルメタン、 オクトクリレン、 フェニルベンゾイミダゾールスルホン酸、 ベンゾフェノン-3、 ベンゾフェノン-4、 ベンゾフェノン-5、 n-ヘキシル-2-(4-ジエチルアミノ-2-ヒドロキシベンゾイル)ベンゾアート、 4-メチルベンジリデンショウノウ、 テレフタリリデンジショウノウスルホン酸、 フェニルジベンゾイミダゾールテトラスルホン酸二ナトリウム、 メチレンビスベンゾトリアゾリルテトラメチルブチルフェノール、 エチルヘキシルトリアゾン、 ビス-エチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン、 ジエチルヘキシルブタミドトリアゾン、 2,4,6-トリス(ジネオペンチル-4'-アミノベンザルマロナート)-s-トリアジン、 2,4,6-トリス(ジイソブチル-4'-アミノベンザルマロナート)-s-トリアジン、 ドロメトリゾールトリシロキサン、 ポリシリコーン-15、 ジネオペンチル-4'-メトキシベンザルマロナート、 1,1-ジカルボキシ(2,2'-ジメチルプロピル)-4,4-ジフェニルブタジエン、 2,4-ビス[5-1(ジメチルプロピル)ベンゾオキサゾール-2-イル(4-フェニル)イミノ]-6-(2-エチルヘキシル)イミノ-1,3,5-トリアジン、 及びそれらの混合物、 から選択される。 【0045】 無機光保護剤は、被覆又は未被覆の金属酸化物の顔料(一次粒子の平均径:一般的に5nm〜100nm、好ましくは10nm〜50nm)、例えば、酸化チタン(アモルファス、又はルチル及び/又はアナターゼ型の結晶)、酸化鉄、酸化亜鉛、酸化ジルコニウム又は酸化セリウムの顔料、又はそれらの混合物から選択される。また、従来からのコーティング剤は、アルミナ及び/又はステアリン酸アルミニウムである。このような、被覆又は未被覆の金属酸化物の顔料は、特に、欧州特許出願第518772号及び欧州特許出願第518773号に記載されている。 付加的な光保護剤は、組成物の全重量に対して0.01〜20重量%、好ましくは組成物の全重量に対して0.1〜10重量%の範囲の割合で、本発明の組成物に一般的に存在する。 【0046】 成分(A)及び(B)が同じ組成物に存在しているか、又は混合物の形態で適用される場合、該組成物又は混合物のpHは、好ましくは3.5〜6.5、さらに好ましくは4〜6の範囲である。 もちろん、当業者であれば、本発明の自己サンタン製品を構成する2つの成分(A)と(B)に固有の有利な特性が、考慮される添加によって損なわれないか、実質的に損なわれないように留意して、上述した任意の補足的な化合物(類)及び/又はその量を選択するであろう。また、当業者であれば、2つの成分(A)と(B)が別々に保管されている場合の一方に、適切な上述した添加剤(類)を留意して取り入れるであろう。 【0047】 成分(A)及び/又は(B)が別々に保管されている場合、それらは、 − 自己サンタン剤(類)を含有する成分(A)を収容する第1区画、及び − ヒドロキシアルキル尿素を含有する成分(B)を収容する第2区画、 を具備する、「皮膚を着色するためのセット」又は「キット」とも称され、いくつかの区画を有する種々の装置に包装される。 本発明の装置の第1の変形例において、成分(A)及び(B)は、少なくとも一の区画を定める容器に、それぞれ独立して包装することができ、該容器は閉塞部材により閉塞される。 容器は任意の適切な形態であってよい。特に、ボトル、チューブ、瓶、ケース、箱、小袋、又は紙箱の形態であってよい。 閉塞部材は可動性ストッパー、リッド、キャップ、切り取り部分のあるストリップ、又はカプセルの形態、特に容器に取り付けられる本体部と、本体部上に関節で繋がったカバーキャップとを含むタイプのものであってよい。また、特にポンプ、バルブ又はフラップ弁等の、容器を選択的に閉塞する部材の形態であってもよい。 【0048】 製品は、容器に直接又は間接的に収容されてもよい。例えば、製品は、特にワイプ又はパッドの形態の含浸担体上に配置されてもよく、箱又は小袋に(個々に又は多数)配されてもよい。製品が導入されるこのような担体は、例えば国際公開第01/03538号に記載されている。 閉塞部材は、ねじを締めることにより容器に連結されてもよい。また、閉塞部材と容器との連結は、ねじ締め以外にも、特にクリック式締付、把持、溶接、接着による、又は磁力によるバイオネットメカニズムを介してなされる。「クリック式締付」なる用語は、特に一部分、特に閉塞部材の弾性的変形によって、物質のビード又はコードが交差し、続いてビード又はコードの交差後、該一部分が弾性的拘束を受けていない位置に戻ることを含む、任意のシステムを意味することを意図している。 【0049】 容器は、少なくとも部分的に熱可塑性物質で作製されていてよい。熱可塑性物質の例としては、ポリプロピレン又はポリエチレンを挙げることができる。 また、容器は非熱可塑性物質、特にガラス又は金属(又は合金)で作製されている。 容器は、特にチューブ又はチューブ状ボトルの形態のような、硬質の壁部又は変形可能な壁部を有するものであってよい。 さらに容器は、組成物を分配する、又は分配を容易にする手段を具備していてもよい。例えば、容器は、容器内部の陽圧に応じて、組成物が流出口にもたらされるように変形可能な壁部を有するものであってよく、この陽圧は容器壁部の弾性的(又は非弾性的)圧迫によるものである。 【0050】 他の変形例において、成分(A)及び(B)は、互いに相互依存するように、連結した2つの容器に包装されている。 例えば、それらは2つの容器に収容されており、外装を介して、一方が他方に保持されている。特に、それぞれの容器は、分配部材、例えばポンプ又はバルブを具備している。好ましくは、この分配部材は手動で作動させる。また組成物がその保管中に外界との何らかの接触から離れていなくてはならないケースにおいては、ポンプは空気を取り込まないものであってよい。 【0051】 第1の実施態様においては、これらの分配部材を作動させ、これら2つの連結した容器により形成されるアセンブリから組成物が分配出する前に混合物が提供されるよう、アセンブリの混合チャンバーに組成物を誘導する。 また、第2の実施態様においては、これらの分配部材を作動させると、前混合することなく、組成物が流出する結果となる。 【0052】 本発明の特定の実施態様は、欧州特許出願第1270444号に記載されているような装置にある。それは、可撓性壁部を有する第1及び第2の小袋に別々に包装された2つの成分(A)及び(B)を、同時に分配するための装置であり、該装置は: i)2つの小袋のそれぞれの流出口が、互いに近傍に配されるように、該小袋を重畳する位置に固定して維持する手段;及び ii)固定手段に対して移動可能であり、予定されていた比率に従い、それぞれの流出口から内容物が押し出されるように、2つの小袋に圧力をかけることができる手段; を具備する。 【0053】 本発明の他の特定の実施態様は、欧州特許出願第1300344号に記載されているような装置にある。それは、別々に包装された2つの成分(A)及び(B)を共分配するための装置であり、 a)成分(A)を収容し、可撓性壁部を有する第1の容器; b)成分(B)を収容し、第1の外側にある、可撓性壁部を有する第2の容器; c)第1及び第2の容器が搭載されているプレート; d)プレートに対して移動可能であり、第1及び第2の容器が分配部材により形成される少なくとも一の分配口から隔たっている第1配置から、第1及び第2の容器が前記分配口(類)と連通している第2配置に、装置を不可逆的に切替ることができる分配部材; を具備する。 よって、装置の第2配置において、互いに隣接して配される第1及び第2の容器の可撓性壁部にかかる圧力に応じて、第1及び第2の製品は共分配することができる。 組成物、特に化粧品用組成物を作製するために、2つの製品を共流出させることは、混合形態で分配される前に2つの製品が接触する混合領域の上流で、単一の分泌口を介して実施することができる。 【0054】 本発明の装置の他の特定の実施態様は、 a)それぞれ成分(A)又は成分(B)を収容する、好ましくは同じ外部ケーシングに収納された2つの貯蔵器; b)それぞれ前記貯蔵器に搭載された2つのポンプ; c)外部ケーシングの長さ方向の主軸に沿って軸方向に移動可能で、2つのポンプが同時に開くことを達成可能な単一の押しボタン; を具備しており、これら2つのポンプがそれぞれ、少なくとも一の分配口内に開口する流出チャンネルにより連結している二重ポンプである。 前記分配口は、2つの貯蔵器に共通する単一の口であってよい。このケースにおいて、製品は混合した形態で流出する。 【0055】 他の変形例において、それぞれの流出チャンネルは、それ自身の分配口に連結している。よって、これらの貯蔵器に収容された製品は、予め、装置内部で接触することなく、装置から分配される。このタイプの変形例は、特に仏国特許第2789371号;米国特許第5224627号;国際公開第97/05040号に記載されている。 【0056】 本発明の装置の他の特定の実施態様は、 a)少なくとも一の噴霧剤、及びそれぞれ成分(A)又は成分(B)を収容する、好ましくは同じ外部ケーシングに収納された2つの貯蔵器; b)それぞれ前記貯蔵器に搭載された2つのエアゾールバルブ; c)外部ケーシングの長さ方向の主軸に沿って軸方向に移動可能で、2つのポンプが同時に開くことを達成可能な単一の押しボタン; を具備しており、これら2つのバルブがそれぞれ、少なくとも一の分配口内に開口する流出チャンネルにより連結している二重エアゾールである。 前記分配口は、2つの貯蔵器に共通する単一の口であってよい。このケースにおいて、製品は混合した形態で流出する。 【0057】 他の変形例において、それぞれの流出チャンネルは、それ自身の分配口に連結している。よって、これらの貯蔵器に収容された製品は、予め、装置内部で接触することなく、装置から分配される。 もちろん、使用される容器に応じて、当業者であれば、それぞれの製品(A)及び(B)について、前記装置から製品を正しく流出させるのに適した粘度及びレオロジー性を、注意深く選択するであろう。 本発明を、非限定的例証を目的として付与される、以下の実施例を参照として記載する。これらの実施例において、特に記載しない限りは、量は重量によるパーセンテージとして表す。 【実施例】 【0058】 実施例1 以下の2つの成分(A)及び(B)を含有する自己サンタン製品を調製した;量は重量によるパーセンテージとして示している: 相 組成物A 量 1 ポリジメチルシロキサン 1.0 防腐剤 1.0 モノステアリン酸グリセリル/ステアリン酸PEG(100EO) の混合物 2.0 (C12/C13)酒石酸ジアルキル 1.0 アラキル(arachyl)ポリグリコシドとアラキジル、ベヘニルア ルコール(15/85)の混合物 3.0 C12/C15アルコールベンゾアート 6.0 2 逆相エマルションとしてのアクリルアミド/アクリルアミド -2-メチルスルホン酸ナトリウムのコポリマー 1.75 3 シクロペンタジメチルシロキサン 3.0 4 ジヒドロキシアセトン 5.0 5 グリセロール 5.0 EDTA 0.1 脱イオン水 計100 相 組成物B 量 1 ポリジメチルシロキサン 1.0 防腐剤 1.0 モノステアリン酸グリセリル/ステアリン酸PEG(100EO) の混合物 2.0 (C12/C13)酒石酸ジアルキル 1.0 アラキルポリグリコシドとアラキジル、ベヘニルアルコール (15/85)の混合物 3.0 C12/C15アルコールベンゾアート 6.0 2 逆相エマルションとしてのアクリルアミド/アクリルアミド -2-メチルスルホン酸ナトリウムのコポリマー 1.75 3 シクロペンタジメチルシロキサン 3.0 ヒドロキシエチル尿素 5.0 5 グリセロール 5.0 EDTA 0.1 脱イオン水 計100 【0059】 手順 1相と5相を別々に検量し、水浴中で約80℃にする。1相をモリッツ(Moritz)攪拌機に配し、5相を注ぐ。穏やかに攪拌しつつ、混合物を10分間攪拌する。約60℃で2相を添加し、均質になるまで攪拌する。3相を導入し、混合物を均質化させ、ついで、組成物Aでは、DHAを有する4相を添加する。混合物を均質化させ、ついで攪拌を停止する。 【0060】 実施例2 以下の2つの成分(A)及び(B)を含有する自己サンタン製品を調製する;量は重量によるパーセンテージとして示している: 相 組成物A 量 1 ポリジメチルシロキサン 1.0 防腐剤 1.0 モノステアリン酸グリセリル/ステアリン酸PEG(100EO) の混合物 2.0 (C12/C13)酒石酸ジアルキル 1.0 アラキルポリグリコシドとアラキジル、ベヘニルアルコール (15/85)の混合物 3.0 C12/C15アルコールベンゾアート 6.0 2 逆相エマルションとしてのアクリルアミド/アクリルアミド -2-メチルスルホン酸ナトリウムのコポリマー 1.75 3 シクロペンタジメチルシロキサン 3.0 4 ジヒドロキシアセトン 5.0 5 グリセロール 5.0 EDTA 0.1 脱イオン水 計100 相 組成物B 量 1 ポリジメチルシロキサン 1.0 防腐剤 1.0 モノステアリン酸グリセリル/ステアリン酸PEG(100EO) の混合物 2.0 (C12/C13)酒石酸ジアルキル 1.0 アラキルポリグリコシドとアラキジル、ベヘニルアルコール (15/85)の混合物 3.0 C12/C15アルコールベンゾアート 6.0 2 逆相エマルションとしてのアクリルアミド/アクリルアミド -2-メチルスルホン酸ナトリウムのコポリマー 1.75 3 シクロペンタジメチルシロキサン ヒドロキシエチル尿素 10.0 5 グリセロール 5.0 EDTA 0.1 脱イオン水 計100 【0061】 手順 1相と5相を別々に検量し、水浴中で約80℃にする。1相をモリズ攪拌機に配し、5相を注ぐ。穏やかに攪拌しつつ、混合物を10分間攪拌する。約60℃で2相を添加し、均質になるまで攪拌する。3相を導入し、混合物を均質化させ、ついで、組成物Aでは、DHAを有する4相を添加する。混合物を均質化させ、ついで攪拌を停止する。
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| 【出願人】 |
【識別番号】391023932 【氏名又は名称】ロレアル
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| 【出願日】 |
平成17年12月20日(2005.12.20) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100109726 【弁理士】 【氏名又は名称】園田 吉隆
【識別番号】100101199 【弁理士】 【氏名又は名称】小林 義教
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| 【公開番号】 |
特開2006−176518(P2006−176518A) |
| 【公開日】 |
平成18年7月6日(2006.7.6) |
| 【出願番号】 |
特願2005−366043(P2005−366043) |
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