| 【発明の名称】 |
葛花を含有する食品用組成物 |
| 【発明者】 |
【氏名】高垣 欣也 【住所又は居所】福岡県福岡市博多区博多駅前2丁目19番27号 株式会社東洋新薬内
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| 【要約】 |
【課題】葛花を含有する食品の風味を改善し、葛花に含まれる成分を効率よく摂取し得る食品用組成物を提供すること。
【解決手段】本発明の食品用組成物は、葛花と肝臓の機能を改善する植物とを含有する。好ましくは、肝臓の機能を改善する植物は、ウコン、薬用人参、および甘草からなる群より選択される少なくとも1種の植物である。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 葛花と、肝臓の機能を改善する植物とを含有する、食品用組成物。 【請求項2】 前記肝臓の機能を改善する植物が、ウコン、薬用人参、および甘草からなる群より選択される少なくとも1種の植物である、請求項1に記載の食品用組成物。 【請求項3】 葛花、ウコン、薬用人参、および甘草を含有する、食品用組成物。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、葛花(特に葛花の乾燥物または葛花の抽出物)と肝臓の機能を改善する植物とを含有する食品用組成物に関する。 【背景技術】 【0002】 葛は、マメ科の大形蔓性の植物であり、その根から採取される葛澱粉は、古くから和菓子の原料として用いられている。その根および花は、それぞれ葛根および葛花と称し、解熱薬、鎮痛薬、鎮痙薬、発汗などの症状に対する薬などの漢方薬の原料として用いられている。特に、葛花は、他のマメ科植物とは異なり、肝障害改善作用、二日酔い予防作用、尿窒素代謝改善作用など様々な作用を有することが明らかとなってきている(特許文献1〜3)。 【0003】 このように、葛花には、有用と思われる様々な成分が含まれているにもかかわらず、抽出物の乾燥粉末または乾燥物自体が漢方薬の原料など限られた分野で細々と利用されているだけである。さらに、葛花(葛花の乾燥物、葛花の抽出物など)は、独特の風味があるため、その嗜好性の点で摂取しにくい。 【特許文献1】特許第3454718号公報 【特許文献2】特公平8−32632号公報 【特許文献3】特開昭64−68318号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 本発明の目的は、葛花に含まれる成分を効率よく摂取でき、かつ機能性を付与し得る食品用組成物を提供することにある。 【課題を解決するための手段】 【0005】 本発明者は、葛花中に含有される成分を効率よく摂取するために検討したところ、葛花と特定の植物とを組み合わせることによって、嗜好性および機能性(肝機能改善など)に優れた食品用組成物が得られることを見出した。 【0006】 本発明は、葛花と、肝臓の機能を改善する植物とを含有する、食品用組成物を提供する。 【0007】 好ましい実施態様においては、上記肝臓の機能を改善する植物は、ウコン、薬用人参、および甘草からなる群より選択される少なくとも1種の植物である。 【0008】 さらに、本発明は、葛花、ウコン、薬用人参、および甘草を含有する、食品用組成物を提供する。 【発明の効果】 【0009】 本発明によれば、葛花に含まれる成分を効率よく摂取し得る食品用組成物(例えば、食品、飲料、およびそれらの原料)を提供することができる。その結果、葛花を食品として広く利用することが可能となる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0010】 (葛花) 葛の花部である葛花は、フラボノイド、サポニン、およびトリプトファン配糖体を含有している。本明細書において、「葛花」とは、蕾から全開した花までの段階で採取した花をいう。本発明においては、特に、蕾を用いることが好ましい。 【0011】 本発明の食品用組成物に用いられる葛花は、特に制限されない。葛花としては、例えば、葛花の生花、葛花に加工を施した葛花処理物などが挙げられ、これらの中で、特に葛花処理物が好ましい。本明細書において、「葛花処理物」とは、葛花に乾燥処理、粉砕処理、および抽出処理のうちの少なくとも1種の処理を施して得られるものをいう。 【0012】 本明細書において、特に「葛花乾燥物」と記載する場合は、葛花を乾燥して得られた物、葛花を乾燥後破砕して得られた乾燥粉末などをいい、以下の葛花抽出物を含まない。 【0013】 本明細書において、特に「葛花抽出物」と記載する場合は、葛花の搾汁、葛花から抽出された抽出液、これらの搾汁または抽出液を濃縮した濃縮液、これらの搾汁または抽出液を乾燥して得られる乾燥粉末(抽出物粉末)などをいう。 【0014】 以下、葛花処理物である葛花乾燥物、葛花粉末(乾燥粉末および抽出物粉末)、および葛花抽出物の調製方法について説明する。 【0015】 葛花乾燥物は、葛花、好ましくは蕾の段階の葛花を、日干し、熱風乾燥などの方法により乾燥することにより得られる。好ましくは、水分含有量が、10質量%またはそれ以下となるまで乾燥される。 【0016】 葛花粉末(乾燥粉末)は、上記葛花乾燥物を粉砕して得られる。粉末化は、当業者が通常用いる方法、例えば、ボールミル、ハンマーミル、ローラーミルなどを用いて行う。 【0017】 あるいは、葛花粉末(乾燥粉末)は、採取した葛花を、マスコロイダー、スライサー、コミトロールなどを用いて破砕して葛花破砕物を得、この葛花破砕物を乾燥することによって得られる。 【0018】 葛花抽出物は、例えば、葛花、葛花破砕物、葛花乾燥物、または葛花粉末(乾燥粉末)、好ましくは葛花乾燥粉末などの葛花乾燥物に溶媒を添加し、必要に応じて加温して、抽出を行い、遠心分離または濾過により抽出液を回収することによって得られる。 【0019】 葛花抽出物を得るために用い得る溶媒としては、水、有機溶媒、含水有機溶媒などが挙げられる。有機溶媒としては、例えば、メタノール、エタノール、n−プロパノール、n−ブタノール、アセトン、ヘキサン、シクロヘキサン、プロピレングリコール、エチルメチルケトン、グリセリン、酢酸メチル、酢酸エチル、ジエチルエーテル、ジクロロメタン、食用油脂、1,1,1,2−テトラフルオロエタン、1,1,2−トリクロロエテンなどが挙げられる。これらの中で好ましくは極性有機溶媒、より好ましくはエタノール、n−ブタノール、メタノール、アセトン、プロピレングリコール、および酢酸エチルであり、最も好ましくはエタノールである。 【0020】 抽出方法としては、加熱還流などの加温抽出法、超臨界抽出法などが挙げられる。これらの抽出方法において、必要に応じて加圧して加温を行ってもよい。加温する場合、葛花に添加した溶媒が揮発するのを防ぐ必要がある。加温する場合、抽出温度は、好ましくは50℃以上、より好ましくは70℃以上であり、好ましくは130℃以下、より好ましくは100℃以下である。 【0021】 抽出時間は、抽出原料から十分に可溶性成分が抽出される時間であればよく、抽出温度などに応じて適宜設定すればよい。好ましくは30分〜48時間である。例えば、抽出温度が50℃未満の場合は、好ましくは6時間〜48時間であり、50℃以上の場合は、好ましくは30分〜24時間である。 【0022】 得られた抽出液は、必要に応じて、減圧濃縮、凍結乾燥などの方法により濃縮または乾燥して、液状、ペースト状、または粉末(抽出物粉末)としてもよい。 【0023】 (肝臓の機能を改善する植物) 本発明の食品用組成物に用いられる肝臓の機能を改善する植物としては、例えば、ウコン、ショウガ、人参、薬用人参、アザミ類(マリアアザミ、オオアザミ、チョウセンアザミなど)、イチョウ(イチョウ葉)、タラノキ、タンポポ(セイヨウタンポポなど)、キンセンソウ、甘草、スピルリナ、クコ(クコの実、クコの葉など)、アーティチョーク(Cynara scolymus L.)などが挙げられる。これらの中で、好ましくは、ウコン、薬用人参、および甘草が挙げられる。本発明においては、これらの植物を、単独で用いてもよく、2種類以上を併用してもよい。本発明では、これらの植物をそのまま(乾燥粉末など)用いてもよく、これらの植物から抽出された抽出物を用いてもよい。 【0024】 さらに、本発明においては、肝臓の機能を改善する植物として、これらの植物に含まれかつ肝臓の機能を改善することが知られている成分(クルクミン、ジンゲロール類、ジアリールペプタイド、シマリン、グリチルリチン酸など)を用いてもよい。 【0025】 以下、本発明において好ましく用いられるウコン、薬用人参、および甘草について説明する。 【0026】 (ウコン) ウコン(鬱金)は、ショウガ科の植物で、古くから染料、香料などとして利用されている。本発明の食品用組成物に用いられるウコンの種類は、特に限定されない。例えば、春ウコン(キョウオウ)、秋ウコン、紫ウコン(ガジュツ)などが挙げられる。これらの中で、特に、秋ウコンを用いることが好ましい。本発明では、ウコンをそのまま(ウコン乾燥粉末など)用いてもよく、ウコン抽出物を用いてもよい。 【0027】 (薬用人参) 本発明の食品用組成物に用いられる薬用人参の種類は、特に限定されない。例えば、高麗人参(朝鮮人参)、オタネ人参、チクセツ人参、田七人参、アメリカ人参、シベリア人参などが挙げられる。これらの中で、特に、高麗人参(朝鮮人参)、オタネ人参、および田七人参を用いることが好ましい。さらに、これらの薬用人参は、紅参(生の人参の皮をはがさずに、蒸して乾燥させた人参)および白参(皮をはがして乾燥させた人参)のいずれを用いてもよい。本発明では、薬用人参をそのまま(薬用人参の乾燥粉末など)用いてもよく、薬用人参の抽出物を用いてもよい。 【0028】 (甘草) 甘草(かんぞう)は、マメ科の多年草であり、特に、甘草の根は甘味を有し、漢方医薬でも用いられている。本発明では、甘草の根および茎を用いることが好ましく、甘草の根を用いることがより好ましい。本発明では、甘草をそのまま(甘草の乾燥粉末など)用いてもよく、甘草の抽出物を用いてもよい。 【0029】 (その他の成分) 本発明の食品用組成物は、必要に応じて、賦形剤、増量剤、結合剤、増粘剤、乳化剤、着色料、香料、他の食品原料、調味料、医薬品原料などのその他の成分を含有してもよい。その他の成分としては、例えば、ローヤルゼリー、プロポリス、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、ナイアシン、C、D、E、K、葉酸、パントテン酸、ビオチン、これらの誘導体など)、ミネラル(鉄、マグネシウム、カルシウム、亜鉛、セレンなど)、キチン・キトサン、レシチン、ポリフェノール(フラボノイド類、これらの誘導体など)、カロテノイド(リコピン、アスタキサンチン、ゼアキサンチン、ルテインなど)、キサンチン誘導体(カフェインなど)、脂肪酸、タンパク質(コラーゲン、エラスチンなど)、ムコ多糖類(ヒアルロン酸、コンドロイチン、デルマタン、ヘパラン、ヘパリン、ケタラン、これらの塩など)、アミノ糖(グルコサミン、アセチルグルコサミン、ガラクトサミン、アセチルガラクトサミン、ノイラミン酸、アセチルノイラミン酸、ヘキソサミン、それらの塩など)、オリゴ糖(イソマルトオリゴ糖、環状オリゴ糖など)、リン脂質およびその誘導体(ホスファチジルコリン、スフィンゴミエリン、セラミドなど)、含硫化合物(アリイン、セパエン、タウリン、グルタチオン、メチルスルホニルメタンなど)、糖アルコール、リグナン類(セサミンなど)、これらを含有する動植物抽出物、根菜類などが挙げられる。 【0030】 (食品用組成物) 本発明の食品用組成物は、葛花と、肝臓の機能を改善する植物とを含有し、必要に応じてその他の成分などを含有する。 【0031】 本発明の食品用組成物は、そのまま食品として用いてもよく、食品を製造するための原料として用いてもよい。例えば、本発明の食品用組成物を、抽出物を得るための原料として用い、抽出により得られた液体を食品、すなわち飲料としてもよい。 【0032】 本発明の食品用組成物は、用途に応じて、顆粒、錠剤、粉末、ティーバッグなどの形態に加工されてもよい。例えば、本発明の食品用組成物を顆粒に成形すれば、得られた顆粒と水または湯とを混合して、飲料とし得る。ティーバッグの形態で提供すれば、本発明の食品用組成物は、抽出用の原料として利用することができ、さらに、ティーバッグを湯などに浸漬して得られる抽出液を飲料として利用し得る。 【0033】 本発明の食品用組成物を、通常の茶葉と同様に熱湯または水に浸漬して、得られた抽出物を飲料とする場合は、葛花としては、葛花乾燥物および抽出物粉末を用いることが好ましい。 【0034】 本発明の食品用組成物において、葛花と肝臓の機能を改善する植物との配合量については、特に制限されない。例えば、葛花抽出物を用いる場合、葛花抽出物100質量部に対して、肝臓の機能を改善する植物の配合量は、好ましくは50質量部以上、より好ましくは100質量部以上とするのがよく、好ましくは5000質量部以下、より好ましくは2500質量部以下とするのがよい。 【0035】 本発明の食品用組成物中の葛花の配合量は、その形態および剤形によって異なるため、適宜調整されればよい。例えば、葛花抽出物を用いる場合、食品用組成物中に、葛花抽出物(乾燥質量)は、好ましくは0.0001〜50質量%、より好ましくは0.001〜30質量%の割合で含有される。葛花乾燥粉末を用いる場合、食品用組成物中に、葛花乾燥粉末は、好ましくは0.001〜80質量%、より好ましくは0.01〜50質量%の割合で含有される。 【0036】 葛花の摂取量は、特に限定されない。葛花抽出物(乾燥質量)を用いる場合、成人一日あたりにおける葛花抽出物(乾燥質量)の摂取量は、好ましくは10mg以上であり、好ましくは3000mg以下、より好ましくは1000mg以下である。葛花乾燥粉末を用いる場合、成人一日あたりにおける葛花乾燥粉末の摂取量は、好ましくは0.1g以上であり、好ましくは30g以下、より好ましくは10g以下である。 【0037】 (飲料) 次に、本発明の食品用組成物が飲料の形態で用いられる場合について説明する。飲料は、食品用組成物の一つの態様であり、他の態様である固形の食品用組成物を用いて調製することもできる。例えば、固形の食品用組成物を媒体(熱湯、水、含水アルコール、またはアルコール)に浸漬して、飲料を得ることができる。 【0038】 具体的には、本発明の食品用組成物でなる固形物を抽出用器具(ポット、急須、ティーバッグなど)に入れ、媒体(例えば水または熱湯)を加える。この固形物の成分を媒体に溶出させて、得られた液体を飲料とすることができる。必要に応じて、固液分離することによって飲料を調製してもよい。 【0039】 本発明の食品用組成物を飲料の形態で用いる場合、好ましくはウコン、薬用人参、甘草、および葛花を上記の抽出用器具に入れて、これらの成分を媒体に溶出させる。 【0040】 媒体として水または熱湯を用いる場合、葛花中の成分が十分に溶出されるように、葛花(乾燥物、乾燥粉末など)1質量部に対し、媒体の量は、好ましくは10質量部以上、より好ましくは50質量部以上とするのがよく、好ましくは5000質量部以下、より好ましくは4500質量部以下、最も好ましくは4000質量部以下とするのがよい。 【0041】 抽出温度については、好ましくは20℃以上、より好ましくは70℃以上とするのがよく、好ましくは100℃以下、より好ましくは98℃以下とするのがよい。抽出時間については、好ましくは1分以上、より好ましくは2分以上とするのがよく、好ましくは6時間以下、より好ましくは2時間以下、最も好ましくは1時間以下とするのがよい。 【0042】 また、上記とは異なる方法で飲料を調製してもよい。例えば、まず、媒体(水、熱湯、含水アルコール、アルコールなど)に肝臓の機能を改善する植物を浸漬することにより抽出物を得る。必要に応じて、媒体を蒸発させて抽出物を濃縮してもよい。そして、その抽出物と葛花抽出物とを混合して、飲料を調製してもよい。 【実施例】 【0043】 以下、実施例を挙げて本発明をより詳細に説明するが、本発明は、この範囲に限定されるものではない。 【0044】 (製造例1) 下記の原料を用いて、食品(粉末)を調製した。 【0045】 <原料> 配合量(質量%) 葛花抽出物(乾燥粉末、(株)太田胃散製) 20 オタネ人参末(日本粉末薬品(株)製) 20 ウコン末(日本粉末薬品(株)製) 20 甘草末(日本粉末薬品(株)製) 10 シクロデキストリン 30 【0046】 (製造例2) 製造例1で得られた食品(粉末)1質量部を、1000質量部の水に溶解(分散)させて、飲料を調製した。 【0047】 (実施例1:肝機能改善効果に関する検証) 本発明の食品(飼料)について、以下の方法により肝機能改善効果を検証した。 【0048】 葛花抽出物(イソフラボン類を10質量%およびサポニンを3質量%含有:(株)太田胃散製)とウコン抽出物(日本粉末薬品(株)製)とを混合して試験飼料1を調製した。同様にして、葛花抽出物と甘草抽出物(三國(株)製)とを混合して試験飼料2、葛花抽出物と朝鮮人参抽出物(三國(株)製)とを混合して試験飼料3、および葛花抽出物とショウガ抽出物(日本粉末薬品(株)製)とを混合して試験飼料4を調製した。葛花抽出物と各植物の抽出物とは、1:1の質量比で混合した。 【0049】 葛花抽出物のみを比較飼料1、ウコン抽出物のみを比較飼料2、甘草抽出物のみを比較飼料3、朝鮮人参抽出物のみを比較飼料4、そしてショウガ抽出物のみを比較飼料5とした。 【0050】 6週齢のSD系雄性ラット45匹を、標準飼料(MF飼料、オリエンタル酵母工業(株)製)を与えて1週間馴化した。次いで、各群の平均体重がほぼ同一となるように1群5匹の9群にわけた。次いで、各群のマウスに、それぞれ試験飼料1〜4および比較飼料1〜5を一定量の水と混合して、表1に記載の投与量(体重あたりの量)となるように、1日1回ラットに強制経口投与を行った。試験期間中、各群のラットには、上記標準飼料および水を自由摂取させた。試験開始から1週間後、各群のラットを16時間絶食させた。次いで、各群のラットに、アセトアルデヒドを1.2mL/kg体重となるように強制経口投与した。そして、投与30分後に生存しているラットの数を確認して、生存率(%)を算出した。結果を表1に示す。 【0051】 【表1】
【0052】 表1に示すように、葛花抽出物と肝臓の機能を改善する植物(ウコン、甘草、朝鮮人参、またはショウガ)とを含有する食品(飼料)を摂取したラットは、これらを単独で摂取したラットより生存率が高かった。すなわち、本発明の食品は、優れた解毒作用を示すことがわかる。特に、葛花抽出物とウコン抽出物とを含む場合が最も優れた効果を示した。 【産業上の利用可能性】 【0053】 本発明によれば、葛花と肝臓の機能を改善する植物(例えばウコン、薬用人参、および甘草)とを組み合わせることにより、嗜好性がよく、葛花中に含まれる成分を効率よく摂取できる食品の調製が可能となる。さらに、本発明の食品用組成物は、肝障害改善、美肌、アルコール代謝向上、二日酔い防止などの効果が期待できるため、食品分野で有用である。
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| 【出願人】 |
【識別番号】398028503 【氏名又は名称】株式会社東洋新薬 【住所又は居所】福岡県福岡市博多区博多駅前2丁目19番27号 九勧リクルート博多ビル6階
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| 【出願日】 |
平成17年9月13日(2005.9.13) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100104673 【弁理士】 【氏名又は名称】南條 博道
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| 【公開番号】 |
特開2006−111619(P2006−111619A) |
| 【公開日】 |
平成18年4月27日(2006.4.27) |
| 【出願番号】 |
特願2005−265252(P2005−265252) |
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