| 【発明の名称】 |
化粧料 |
| 【発明者】 |
【氏名】藤井 昭三郎
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| 【要約】 |
【課題】
【解決手段】 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 発芽穀類エキスの1種又は2種以上を含有することを特徴とする化粧料。 【請求項2】 発芽穀類として、発芽玄米、発芽小麦、発芽大麦、発芽えん麦、発芽黍、発芽稗、発芽アマランサス等である請求項1の化粧料。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 発芽穀類エキスの1種又は2種以上を含有することを特徴とする化粧料に関する。 【0002】 発芽穀類として、発芽玄米、発芽小麦、発芽大麦、発芽えん麦、発芽黍、発芽稗、発芽アマランサス、発芽大豆、発芽小豆等を含有することを特徴とする化粧料。 【背景技術】 【0003】 美しい肌を維持する目的の化粧料には、これまでアミノ酸、ビタミン、糖類などの化合物や動植物エキスなどの天然抽出物などを配合されてきた。しかしながら、これらの成分を配合した化粧料では有効性が弱く、美しい肌を奏出するという目的に対して未だ十分満足が得られていないのが実情である。 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 本発明は、発芽穀類エキスの1種又は2種以上を含有することを特徴とする化粧料を使用することによりシミ、ソバカスなどの色素沈着を防御するとともに、肌自らがうるおいを満たして白く美しい肌を奏出するという化粧料に関するものである。 本発明は、従来の化粧料では満足し得なかったシミ、ソバカスを防ぎ、かつ肌自らがうるおいを満たして白く美しい肌を奏出するという目的に対して、従来よりも積極的に作用する化粧料に関するものである。 【課題を解決するための手段】 【0005】 本発明は、発芽穀類エキスの1種又は2種以上を含有することを特徴とする化粧料を使用することによりシミ、ソバカスなどの色素沈着を防御するとともに、肌自らがうるおいを満たして白く美しい肌を奏出するという化粧料に関するものである。 【発明の効果】 【0006】 本発明は、発芽穀類エキスの1種又は2種以上を含有することを特徴とする化粧料を使用することによりシミ、ソバカスなどの色素沈着を防御するとともに、肌自らがうるおいを満たして白く美しい肌を奏出するというものである。 【発明を実施するための最良の形態】 【0007】 本発明の化粧料は、発芽穀類エキスの1種又は2種以上を含有することを特徴とする。 【0008】 本発明における発芽穀類エキスの配合量は、乾物換算として、0.0001〜10.0重量%であり、さらに好ましくは0.01〜5.0重量%の範囲である。配合量が、0.0001重量%未満では、本発明の効果に乏しく、また10.0重量%を超えても配合量に見合った効果が望めない。 【0009】 本発明の化粧料としては、洗顔料、化粧水、美容液、乳液、クリーム、ジェル、パック、エアゾール化粧料、ハップ剤等のスキンケア化粧品、下地クリーム、ファンデーション等のメークアップ化粧品、さらに浴剤等、様々な剤型を提供することができる。 【0010】 本発明の化粧料には、水、アルコール、界面活性剤(カチオン、アニオン、ノニオン、両性界面活性剤等)、保湿剤(グリセリン、1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコール、アミノ酸、尿素、ピロリドンカルボン酸塩、核酸類、単糖類、少糖等およびそれらの誘導体ほか)、増粘剤(多糖類、ポリアクリル酸塩、カルボキシビニルポリマー、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、キチン、キトサン、アルギン酸、カラギーナン、キサンタンガム、メチルセルロース等およびそれらの誘導体ほか)、ワックス、ワセリン、炭化水素飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸、シリコン油等およびそれらの誘導体、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル、トリオクタン酸グリセリル等のトリグリセライド類、ステアリン酸イソプロピル等のエステル油類、天然油脂類(オリブ油、椿油、アボガド油、アーモンド油、カカオ脂、月見草油、ブドウ種子油、マカデミアンナッツ油、ユーカリ油、ローズヒップ油、スクワラン、オレンジラフィー油、ラノリン、セラミド等)、防腐剤(オキシ安息香酸誘導体、デヒドロ酢酸塩、感光素、ソルビン酸、フェノキシエタノール等およびそれらの誘導体ほか)、殺菌剤(イオウ、トリクロカルバアニリド、サリチル酸、ジンクピリチオン、ヒノキチオール等およびそれらの誘導体ほか)、紫外線吸収剤(パラアミノ安息香酸、メトキシケイ皮酸等およびそれらの誘導体ほか)、抗炎症剤(アラントイン、グリチルリチン酸等およびそれらの誘導体ほか)、抗酸化剤(トコフェロール、BHA、BHT等およびそれらの誘導体ほか)、キレート剤(エデト酸、ヒドロキシエタンジホスホン酸等およびそれらの誘導体ほか)、動植物エキス(アシタバ、アロエ、エイジツ、オウゴン、オウバク、海藻、カリン、カミツレ、甘草、キウイ、キュウリ、クワ、シラカバ、トウキ、ニンニク、ボタン、ホップ、マロニエ、ラベンダー、ローズマリー、ユーカリ、ミルク、各種ペプタイド、プラセンタ、ローヤルゼリー等およびこれらの含有成分精製物または発酵物ほか)、pH調整剤(無機酸、無機酸塩、有機酸、有機酸塩等およびそれらの誘導体ほか)、ビタミン類(ビタミンA類、ビタミンB類、ビタミンC、ビタミンD類等およびそれらの誘導体ほか)、酸化チタン、タルク、マイカ、シリカ、酸化亜鉛、酸化鉄、シリコンおよびこれらを加工処理した粉体類等を本発明の目的を達成する範囲内で0.001〜99.9重量%の範囲で配合することができる。なお、本発明の化粧料を構成する成分は決して上述に限られるものではなく、化粧料に通常用い得る成分であれば自由に選択が可能である。 【0011】 ハップ剤においては上記成分に加えて、基剤(カオリン、ベントナイト等)、ゲル化剤(ポリアクリル酸塩、ポリビニルアルコール等)を本発明の目的を達成する範囲内で0.001〜99.9重量%の範囲で配合することができる。 【0012】 浴剤においては、硫酸塩、炭酸水素塩、ホウ酸塩、色素、保湿剤を 本発明の目的を達成する範囲内で0.001〜99.9重量%の範囲で適宜配合し、パウダータイプ、液剤タイプに調製が可能である。 【0013】 以下、実施例により本発明の構成を詳細に説明するが、本発明はこれよって限定されるものではない。実施例に先立ち、各実施例で行った試験について説明する。 【0014】 (1)メラニン産生細胞内のチロシナーゼ合成抑制作用 メラニン産生細胞としてB16マウスメラノーマ細胞を用い、これを96穴マイクロプレートに3万個/ウェルとなる様に播種して24時間プレ培養の後、本発明の発芽穀類エキスを添加した10%牛胎児血清含有イーグルMEM培地に交換して48時間培養した。次に培地を除去して細胞をPBSで洗浄後、1%Triton X−100含有50mMリン酸緩衝液(pH=6.8)50μlと0.1%L−ドーパ溶液を添加して37℃で6時間インキュベーションを行った。インキュベーション後、475nmにおける吸光度をマイクロプレートリーダー(モデル550:Bio Rad社)で測定し、チロシナーゼ合成量として算出した。また別に、先の操作と同様に48時間培養したB16細胞についてMTT法により細胞の活性を測定し、活性あたりのチロシナーゼ合成量として評価判定を行った。 【0015】 発芽穀類エキスは添加濃度に依存して、B16細胞内のメラニン生成に主要酵素であるチロシナーゼの合成を抑制する傾向を示した。さらに本発明の成分の組み合わせにより飛躍的にチロシナーゼの合成を抑制した。(表1)。 【0016】 【表1】
【0017】 (2)色素沈着改善作用 シミ、ソバカス等色素沈着が認められた被験者10名を1群とし、 色素沈着部に実施例1〜4および比較例1〜4の化粧料について、朝晩2回塗布してもらい表2.の判定基準に基づいて色素沈着改善作用を評価した。なお、判定は化粧料使用開始1ヵ月後に行った。なお、本試験期間を通して皮膚に異常を訴えた者はなかった。 【0018】 【表2】
【0019】 発芽穀類エキスはシミ、ソバカス等の色素沈着を改善する傾向を示した。(表3)。 【0020】 【表3】
【0021】 (3)皮膚水分量増加作用 事前の問診で乾燥肌を訴えた被験者10名を1群とし、右頬部に実施例1〜4を、また左頬部には比較例1〜4の化粧料を朝晩2回塗布してもらい、実施例5および比較例5の浴剤については、200リットルの湯に対して浴剤50グラムを溶解し、1日1回入浴使用してもらい肌水分測定器(コルネオメーター:COURAGE-KHA ZAKA electric GmbH)を用いて、1週間毎に晩の塗布直前の肌水分量を測定して皮膚水分増加作用を評価した。なお、測定は化粧料および浴剤の使用開始8週間後まで行った。なお、本試験期間を通して皮膚に異常を訴えた者はなかった。 【0022】 発芽穀類エキスは肌の水分量を顕著に増加させた。その効果は、化粧料、浴剤ともに発揮された。(表4)。 【0023】 【表4】
【0024】 以下、本発明の化粧料の実施例と効果試験例を示す。なお、本発明の化粧料は、以下に掲げる実施例に限られるものではない。 【0025】 〔製造例1〕 発芽玄米エキスの調製 常法で製造された発芽玄米(市販品で可)1に対して、5倍量の 30%1,3ブチレングリコール溶液に室温で7日間浸漬した後、ろ過処理を施して抽出液を得た。 【0026】 〔製造例2〕 発芽小麦エキスの調製 常法で製造された発芽小麦(市販品で可)1に対して、5倍量の 30%1,3ブチレングリコール溶液に室温で7日間浸漬した後、ろ過処理を施して抽出液を得た。 【0027】 〔製造例3〕 発芽大麦エキスの調製 常法で製造された発芽小麦(市販品で可)1に対して、5倍量の 30%1,3ブチレングリコール溶液に室温で7日間浸漬した後、ろ過処理を施して抽出液を得た。 【0028】 〔製造例4〕 発芽稗エキスの調製 発芽させた稗を天日で24〜48時間乾燥させて発芽稗を得る。 こうして得られた発芽稗1に対して、5倍量の30%1,3ブチレングリコール溶液に室温で7日間浸漬した後、ろ過処理を施して抽出液を得た。 【0029】 〔製造例5〕 発芽アマランサスエキスの調製 発芽させたアマランサスを天日で24〜48時間乾燥させて発芽アマランサスを得る。 こうして得られた発芽アマランサス1に対して、5倍量の30%1,3ブチレングリコール溶液に室温で7日間浸漬した後、ろ過処理を施して抽出液を得た。 【実施例1】 【0030】 化粧水1 成分 重量% 製造例1で得られた発芽玄米エキス(固形分:2%) 5.000 L−アルギニン 0.500 濃グリセリン 2.000 1,3−ブチレングリコール 10.000 キサンタンガム 0.050 ヒアルロン酸ナトリウム 0.010 防腐剤 適量 精製水 全量が100.000となる量 【実施例2】 【0031】 乳液1 成分 重量% トリオクタン酸グリセリル 3.000 ホホバ油 1.000 オリブ油 1.000 メチルポリシロキサン 0.100 天然ビタミンE 0.100 POE(20)ソルビタンモノオレエート 1.500 ソルビタンモノオレエート 0.500 製造例2で得られた発芽小麦エキス 5.000 L−アルギニン 0.500 L−セリン 0.500 ピロリドンカルボン酸ナトリウム 0.100 ポリビニルピロリドン 0.050 防腐剤 適量 精製水 全量が100.000となる量 【実施例3】 【0032】 美容液1 成分 重量% カルボキシビニルポリマー(2%水溶液) 10.000 カルボキシエチルセルロース 3.000 グリセリン 10.000 トリエタノールアミン 0.150 メチルパラベン 0.100 クインシード液(1%水溶液) 10.000 ヒアルロン酸ナトリウム液(1%水溶液) 4.000 製造例3で得られた発芽大麦エキス 1.000 精製水 全量が100.000となる量 【実施例4】 【0033】 パック1 成分 重量% ヒドロキシエトキシセルロース 3.000 カルボキシビニルポリマー(2%水溶液) 10.000 ポリオキシエチレンオレイルエーテル (15EO) 1.000 実施例5で得られた発芽アマランサスエキス 1.000 L−アルギニン 1.000 エタノール 5.000 防腐剤 適量 精製水 全量が100.000となる量 【実施例5】 【0034】 入浴剤1 成分 重量% 無水硫酸ナトリウム 45.00 炭酸水素ナトリウム 51.00 ホウ砂 3.000 実施例4で得られた発芽稗エキス 1.000 【比較例1】 【0035】 比較化粧水1 実施例1の発芽玄米エキスの代わりに精製水を使用して調製した。 【比較例2】 【0036】 比較乳液1 実施例2の発芽小麦エキスの代わりに精製水を使用して調製した。 【比較例3】 【0037】 比較美容液1 実施例3の発芽大麦エキスの代わりに精製水を使用して調製した。 【比較例4】 【0038】 比較パック1 実施例4の発芽アマランサスエキスの代わりに精製水を使用して調製した。 【比較例5】 【0039】 比較入浴剤1 実施例5の発芽稗エキスの代わりに精製水を使用して調製した。
〔まとめ〕 発芽穀類を配合した化粧料は、色素沈着と肌水分不足によるカサツキや肌荒れを効果的に解消して、本来化粧料に期待される効果を十分に発揮しえるものである。
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| 【出願人】 |
【識別番号】502193495 【氏名又は名称】有限会社イントロン
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| 【出願日】 |
平成16年10月15日(2004.10.15) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2006−111580(P2006−111580A) |
| 【公開日】 |
平成18年4月27日(2006.4.27) |
| 【出願番号】 |
特願2004−301069(P2004−301069) |
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