| 【発明の名称】 |
毛髪処理用組成物 |
| 【発明者】 |
【氏名】田辺 弘之
【氏名】大寺 章夫
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| 【要約】 |
【課題】
【解決手段】 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 下記の一般式(1)及び一般式(2)で示されるリン酸エステルと脂肪族アルコールを含有するパーマネント・ウェーブ用剤及び縮毛処理に適する組成物。 【化1】
一般式(1)
【化2】
一般式(2) 【請求項2】 一般式(1)で示されるリン酸エステルの式中のR1、R2で表される置換基として炭素数8〜18の直鎖状アルキル基を有する化合物であることを特徴とする請求項1に記載したパーマネント・ウェーブ用剤及び縮毛処理に適する組成物。 【請求項3】 一般式(2)で示されるリン酸エステルの式中R3で表される置換基として炭素数8〜18の直鎖状アルキル基であり、nが0〜20以下の整数である請求項1、2に記載したパーマネント・ウェーブ用剤及び縮毛処理に適する組成物。 【請求項4】 脂肪族アルコールが炭素数8〜22の直鎖状アルキル基からなる脂肪族アルコールであることを特徴とする請求項1、2、3記載のパーマネント・ウェーブ用剤及び縮毛処理に適する組成物。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、毛髪のパーマネント・ウェーブ用組成物に関し、具体的にはパーマネント・ウェーブ用剤第一剤及び縮毛矯正剤第一剤として優れた特性を有する組成物に関する。 【背景技術】 【0002】 従来、パーマネント・ウェーブ用剤における技術として毛髪ケラチン中のジスルフィド結合の還元・酸化反応によって毛髪にウェーブを付けたり、縮毛はまっすぐにするなどの施術方法は多種多様な還元剤を用いられ第一剤としては商業的にほぼ完成された技術である。一般的に使用されるチオグリコール酸アンモニウム等の還元作用がある物質において短所としては一般にメルカプタンに起因する不快な臭気(いわゆるパーマ臭)があり、この臭気は場合によっては、敏感な皮膚やアレルギーを持った人々にとって、これらの化学物質を含む美容用毛髪処理剤を使用できない程のことになる他、臭気が強いとその活性成分が多いため毛髪の損傷が著しいことも有り、システインやシステアミン、チオ乳酸及びそれらの誘導体を用いた発明があり、パーマ臭を低減する目的で還元剤としてチオグリコール酸塩の使用を避け、チオ乳酸を使用することが提案されている。 【特許文献1】特開平9−301837 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 本発明の目的はパーマネントウェーブ用剤及び縮毛矯正剤において、毛髪の損傷の少ない優れた特性をパーマネント・ウェーブ用第一剤や縮毛矯正剤第一剤に提供することにある。また、縮毛矯正剤においては同時にパーマ臭や刺激臭を低減する事が可能である。 【課題を解決するための手段】 【0004】 リン酸エステルと脂肪族アルコールは公知の物質であるが、種々の研究を重ねた結果、特定のリン酸エステル2種類と脂肪族アルコールを組み合わせたものを0.01から30重量%配合することで、パーマネント・ウェーブ用第一剤に対して、毛髪に対する損傷が少なく、縮毛矯正剤においては更にパーマ臭や刺激臭が低減できることを見出し、本発明を開発するに至った。 【発明の効果】 【0005】 請求項1、2、3、4記載のリン酸エステルと脂肪族アルコールを組み合わせた物は毛髪に対して損傷が少なく、パーマ臭が低減する等の特性をパーマネント・ウェーブ用第一剤や縮毛矯正剤第一剤に提供する。 【発明を実施するための最良の形態】 【0006】 以下、本発明を詳細に説明する。 本発明に配合される特定のリン酸エステルは、下記一般式(1)又は(2)で示されるリン酸エステルである。そして、式中の置換基R1とR2は炭素数8〜24好ましくは8〜18の炭化水素基であり、特に炭素数8〜18の直鎖状アルキル基であることが好ましい。一般式(2)で示されるリン酸エステルの式中R3で表される置換基として炭素数8〜24、好ましくは8〜18の炭化水素基であり、特に炭素数8〜18の直鎖状アルキル基であることが好ましい。nは0〜20の中から選ばれる整数であるが、n=10及びn=20の化合物が好ましい。特定のリン酸エステルはとしてはリン酸ジセチル、ポリオキシエチレンセチルエーテルリン酸等が好適である。脂肪族アルコールとしてはミリスチルアルコール、セチルアルコール、セトステアリルアルコール等が好適である。本発明の組成物には、前記構造のリン酸エステル2種類と脂肪族アルコールを配合する。この組み合わせたものを商品名で示すと、クローダジャパン製CRODAFOS CES、CRODAFOS CS-20ACID等である。 【化1】
一般式(1)
【化2】
一般式(2)
本発明のパーマネント・ウェーブ用第一剤や縮毛矯正剤第一剤に於ける、これら混合物の含有量は総量で0.1〜30.0重量%。好ましくは2.0〜15.0重量%である。 【0007】 本発明の組成物は、本発明の効果を損なわない範囲で、必要に応じて、前記必須成分の他に、界面活性剤、天然油脂、鉱物油、合成エステル、保湿剤、皮膜形成剤、酸化防止剤、防腐剤、香料等を配合することが可能である。 【0008】 次に本発明を実施例及び比較例によって更に具体的かつ詳細に説明するが、本発明はこの実施例によって限定されない。なお、以下に記載する数値はいずれも重量%である。 【0009】 表1の処方で縮毛矯正剤第一剤を調整して安定性および臭いの評価及び毛髪の損傷の試験を行った。10人のパネラーによる臭いの評価、毛髪の引っ張り強度および40日での安定性試験を表2にまとめた。CRODAFOS CESやCS-20ACIDを配合した縮毛矯正剤は20日後、結晶の析出や分離もなく安定であった。また、チオグリコール酸アンモニウムから来るパーマ臭やアンモニアから来る刺激臭等の不快な臭いを低臭化する効果が高いことがわかった。これらの結果から、CRODAFOS CES、CS-20ACIDは縮毛矯正剤やパーマネントウェーブ用剤において毛髪の損傷が少なく、不快な臭い(パーマ臭や刺激臭)を低減する効果に優れていることがわかる。 【0010】 【表1】
【0011】 【表2】
【0012】 評価項目 安定性の評価 : 30日後の外観(40℃)を目視で評価 臭いの評価 : 縮毛矯正剤を調整後、ヘッドスペースが出来ないようにプラスチック容器に充填する。充填して1日経過後、キャップをあけて臭いの有無を確認する。 評価 評価指標 ◎ 全く臭いを感じない。 ○ 若干臭いを感じる。 △ 少し臭いを感じる。 × 強い臭いを感じる。 毛髪の損傷評価 : 長さ15cm、5gの人毛毛束を用意して、調整した縮毛矯正剤を20g塗布し、なじませて温度30℃で15分間放置する。15分後、ぬるま湯ですすいだ後タオルドライを行い、ガラス板に毛髪をまっすぐになるように一本ずつ並べてテープ等で張り付けた後、臭素酸ナトリウム6%水溶液に浸積させて温度30℃で15分間静置する。15分後毛髪を取り出してぬるま湯ですすいだ後タオルドライを行い、温度20℃湿度65%の環境に48時間静置・乾燥する。48時間後に引っ張り試験器(INSTRON 5569型)で毛髪が切れる最大瞬間応力を測定して毛髪の損傷評価とした 評価 測定値 ◎ 応力1.4N以上 ○ 応力1.2〜1.4N △ 応力1.0〜1.2N × 応力1.0N以下
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| 【出願人】 |
【識別番号】000104995 【氏名又は名称】クローダジャパン株式会社
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| 【出願日】 |
平成16年9月9日(2004.9.9) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2006−76922(P2006−76922A) |
| 【公開日】 |
平成18年3月23日(2006.3.23) |
| 【出願番号】 |
特願2004−262842(P2004−262842) |
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