| 【発明の名称】 |
美白、皺防止など老化防止および痩身など美容を目的とする皮膚外用剤。 |
| 【発明者】 |
【氏名】藤井 政志
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| 【要約】 |
【課題】美白、皺防止など老化防止および痩身など美容を目的とする皮膚外用剤。
【解決手段】還元剤としてアスコルビン酸またはエリソルビン酸、チオ硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウムの1種以上またはそれらの誘導体の1種以上で還元したユビキノール(還元型ユビキノンまたは還元型ユビデカレノンまたは還元型コエンザイムQ10)を10.0重量%以下の配合量で配合してなる美白、皺防止など老化防止および痩身など美容を目的とする皮膚外用剤。ユビキノンは一般的に老化を改善する皮膚外用剤に配合されているが、美白、皺防止など老化防止および痩身など美容を目的にした時、ユビキノールの方が酸化還元電位が低く、ユビキノンよりも効果的である。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 還元剤としてアスコルビン酸またはエリソルビン酸、チオ硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウムの1種以上またはそれらの誘導体の1種以上で還元したユビキノール(還元型ユビキノンまたは還元型ユビデカレノンまたは還元型コエンザイムQ10)を10.0重量%以下の配合量で配合してなる美白、抗皺防止など老化防止および痩身など美容を目的とする皮膚外用剤。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、種々の美白、抗皺防止など老化防止および痩身など美容のための皮膚外用剤を提供する。 【背景技術】 【0002】 ユビキノンは一般的に美白皮膚外用剤や皺を改善する皮膚外用剤、または痩身を目的とする皮膚外用剤として多くの特許が出されている。 しかし、ユビキノンは、多くの基剤原料に溶解性が低く、皮膚外用剤に用いる時、配合する事が困難であった。 また、その独特の黄褐色の色調のため大量に配合する事も困難であった。 この問題を解決する方法として特許公表平10-509732に水溶性ユビキノン組成物、プロドラッグに関連した方法が報告されており、ユビキノールのC1およびC4位の可溶化部分を親水基で修飾し、水溶性を高めたとする特許も提出されている。 一般的に老化防止を目的にした時、ユビキノンよりも酸化還元電位の低いユビキノールの方が酸化防止の観点からより効果的であるにもかかわらず、ユビキノールを配合してなる化粧料に関する特許は提出されていない。また、しかしながら、特許公表平10-509732の方法は、生体内で親水基が除かれた後効果が現れるため、効果が劣る可能性が考えられ、また原料加工費が上昇する事や当該原料の界面活性が上昇することから安全性上の問題点が発生すると考えられる。また、この発明は、著者がだしたユビキノールを配合してなる皮膚外用剤に関する特願平2004−192504を補完するものである。 【特許文献1】特許公表平10-509732 【特許文献2】特願平2004−192504 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 従来の技術では、ユビキノールを効果のある配合濃度で皮膚外用剤として配合する技術がなかった。 【課題を解決するための手段】 【0004】 還元剤としてアスコルビン酸またはエリソルビン酸、チオ硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウムの1種以上またはそれらの誘導体の1種以上で還元したユビキノール(還元型ユビキノンまたは還元型ユビデカレノンまたは還元型コエンザイムQ10)を10.0重量%以下の配合量で配合してなる美白、抗皺防止など老化防止および痩身など美容を目的とする皮膚外用剤。 【0005】 本発明は、ユビキノンの溶解性の問題を解決し、より効果のある皮膚外用剤とする事が出来る。また、種々の化粧品基剤原料や有効性成分と併用する事によりさらに効果のある皮膚外用剤を得る。 【0006】 まずユビキノールの製造方法を記載する。 一般に生体内では、フラボタンパク質のFADH2によりユビキノールが作られるため、FADH2を用いる事も出来るが、実施例1では、アスコルビン酸を用いた。 【0007】 還元剤としては、アスコルビン酸またはエリソルビン酸、チオ硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウムの1種以上またはそれらの誘導体の1種以上を用いるが、その他の還元剤を用いる事も出来る。 【0008】 実施例1ではユビキノンを溶媒に溶解後、アスコルビン酸をユビキノン溶液に添加し、水酸化ナトリウム水溶液をユビキノンの特徴とする黄褐色が無くなるまで添加し、ユビキノール(還元型ユビキノン)を製造する。 【0009】 ユビキノンの溶媒として、ユビキノンの溶解性が高く、かつ溶媒自体が水溶性である物質を用いる。例としては、アセトン、メタノール、エタノール、ブタノール、ポリオキシエチレンメチルグルコシド、ポリオキシプロピレンメチルグルコシド、N−メチル−2−ピロリドン、1,2−ペンタンジオール、ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、エトキシジグリコール、エチレングリコールメチルエーテル、炭酸プロピレン、メチルイソブチルケトン、メチルエチルケトン、メトキシグリコール、ポリオキシエチレンやポリオキシプロピレンやポリグリセリン等を含む親水基と親油基とを有するHLB2から9の界面活性剤等を用い、ユビキノンを溶解する。 溶媒としては、溶媒も含めて配合する事があるため、化粧品原料として認められている物が望ましい。実施例1では、ポリオキシエチレンモノヤシ油脂肪酸グリセリルを用いた。さらに、特別な溶媒を使用せずサイクロデキストリンや乳糖または有機酸により水可溶化処理をしたユビキノンを用いる事もできる。 【0010】 得られたユビキノールを含む反応液をそのまま化粧料や皮膚外用剤に配合する。ユビキノールの安定性を保つために、ビタミンCやポリフェノール類や還元性糖類その他還元剤と共に配合する事が望ましい。 【0011】 得られたユビキノールを含む反応液は、淡黄色の液体で、水に分散するときその可視紫外線分光光度計によるスペクトル測定では、ユビキノンの特徴的な275nmの吸収スペクトルが消失する。 【0012】 実施例1のユビキノール(還元型ユビキノン)を配合してなる化粧料の処方を表1に記載する。実施例1は、精製水に溶解したエタノール、グリセリン、キサンタンガムにユビキノール液を添加し均一にし、製造する。酸性度や界面活性剤を変える事により、粒径を変える事ができ、いわゆるナノサイズの液を製造できる。 【0013】 【表1】
【0014】 実施例1を年齢32から51歳の女性6人に約1ヶ月にわたり使用させた結果、6例中5例が比較例と異なる皮膚の明度や皺の改善について有用な事を認めた。
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| 【出願人】 |
【識別番号】595000254 【氏名又は名称】藤井 政志
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| 【出願日】 |
平成16年9月7日(2004.9.7) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2006−76890(P2006−76890A) |
| 【公開日】 |
平成18年3月23日(2006.3.23) |
| 【出願番号】 |
特願2004−259456(P2004−259456) |
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