| 【発明の名称】 |
遺伝子治療用キャリアとしてのポリエチレングリコール/オリゴ核酸共担持金属微粒子 |
| 【発明者】 |
【氏名】長崎 幸夫
【氏名】大石 基
【氏名】石井 武彦
【氏名】中尾上 純平
【氏名】片岡 一則
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| 【要約】 |
【課題】
【解決手段】 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 微粒子表面に水溶性ポリマーを有し、水中での分散安定性を確保した表面に、オリゴ核酸を直接的または間接的に担持させた、オリゴ核酸輸送を行う遺伝子治療用キャリア。 【請求項2】 微粒子が金属である請求項1の微粒子 【請求項3】 親水性ポリマーが、数平均分子量200〜30,000のポリエチレングリコールからなるポリエチレングリコール/ポリカチオンブロック共重合体である請求項1または2に記載のオリゴ核酸担持微粒子。 【請求項4】 親水性ポリマーが、下記(a)および(b)の特徴を有するブロックポリマーの第1のブロックを構成するセグメントがポリエチレングリコールであり、かつ、第2のブロックを構成するポリマーセグメントの、微粒子表面の支持体に配位能を有する官能基を介して、下記のブロックポリマーが微粒子表面に固定されている、請求項1〜3のいずれかに記載のオリゴ核酸担持金属微粒子。 (a)上記親水性ポリマーのセグメントを第1のブロック成分とする。 (b)金属微粒子表面の支持体に配位能を有する官能基を有するモノマーをモノマー単位とする、重合度が1〜300のポリマーセグメントを第2のブロックとする。 【請求項5】 ブロックポリマーの第1のブロック:−ポリエチレングリコールが式(I) 式中、L1は単結合または連結基であり、
Xは水素原子もしくは、アルキル基、アラルキル基、ヒドロキシル基、ホルミル基、アセタール化されたホルミル基、アミノ基、保護されたアミノ基、マレイミド基、カルボキシル基および保護されたカルボキシル基からなる群より選ばれる官能基または該官能基を介して結合したリガンドを表し、nが5〜500の整数である請求項1〜4のいずれかに記載のオリゴ核酸担持金属微粒子。 【請求項6】 微粒子表面の支持体に配位能を有する官能基が、メルカプト基、ジチオール基、スルフィド基、またはアミノ基である、請求項1〜5のいずれかに記載のオリゴ核酸担持金属微粒子。 【請求項7】 ブロックポリマーの第2のブロックが式(II) 【化1】
[式中、mは1〜10の整数、nは1〜300の整数を表し、R1、R2は互いに独立して、炭素原子数が1〜5のアルキル基、アミノ基、メルカプト基、または、スルフィド基を表す]で表される、メタクリル酸ポリマーのセグメント、またはペンタエチレンヘキサミン基である、請求項1〜6のいずれかに記載の金属微粒子。 【請求項8】 オリゴ核酸が、メルカプト基、およびジスルフィド基を介して、ポリアミンセグメントまたは微粒子表面の一部に化学的に修飾され、金属微粒子表面に担持されている、請求項4〜7のいずれかに記載の核酸担持金属微粒子。 【請求項9】 微粒子が金、銀、銅、白金、パラジウム、アルミニウムの群の少なくとも一種の金属から選ばれる素材で形成されている、請求項1〜8のいずれかに記載のオリゴ核酸担持金属微粒子。 【請求項10】 金属微粒子の粒径が1nm以上であり、100nm未満のサイズを有する請求項1〜9に記載のオリゴ核酸担持金属微粒子。 【請求項11】 オリゴ核酸が10〜200の核酸塩基を含む1本鎖DNA、2本鎖DNA、DNA/RNAの2本鎖、siRNA、PNAの群から選ばれる、請求項1〜10のいずれかに記載のオリゴ核酸担持金属微粒子。 【請求項12】 金属微粒子表面に直接的または間接的に担持されているオリゴ核酸が、生体環境中で放出される、請求項1〜10のいずれかに記載のオリゴ核酸輸送用金属微粒子。 【請求項13】 請求項12に記載の核酸輸送用金属微粒子の使用方法。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、生化学、薬剤学の分野で有用なオリゴ核酸を生体環境下で安定に存在することができ、しかもある特定の遺伝子発現を制御するポリエチレングリコール/オリゴ核酸共担持金属微粒子に関する。 【背景技術】 【0002】 遺伝子を生体内の標的部位へ送達するためのキャリアとして。改変レトロウイルス、改変アデノウイルス等に加えて、安全性の観点から、合成キャリア、例えば、カチオニックリポソーム、膜融合リポソーム、ポリカチオン(例えば、DEAE−デキストラン、ポリ−L−リジン、キトサン)、ポリカチオン含有ブロックコポリマー等の使用が検討されてきた。就中、片岡を初めとする本発明者の一部により提案されたポリイオンコンプレックス(PIC)ミセルを利用するDNAの送達系は、一般的に、薬物内包ミセルの安定性、標的細胞もしくは組織内への移行性、組織内での薬物の安定性が良く、最も期待されうる送達系である(非特許文献1参照。)。しかし、ある特定の標的遺伝子の発現を制御するために該遺伝子に対するオリゴ核酸を使用する系では、上記のPICミセル系を利用してもオリゴ核酸をPICミセル内に安定に保持することが困難な場合があった(非特許文献2参照。)。 【0003】 他方、オリゴ核酸をキャリアに安定に保持する手段として、オリゴ核酸の一方の末端にチオール基およびジスルフィド基を導入した後、金などの金属微粒子と混合させることにより金属微粒子キャリアにオリゴ核酸を結合させ、安定に保持できることが見出されている(非特許文献3参照。)。しかし、金属微粒子キャリアに保持されたオリゴ核酸は、血清中のたんぱく質との非特異的な相互作用やDNA分解酵素による攻撃により、標的組織・細胞に到達しない場合が多く、さらに、金属微粒子自体生体適合性が低い。 【0004】 発明者の一部は、金などの金属微粒子であっても、ポリエチレングリコールをブロックとして有し、かつ、特定のメタクリル酸ポリマーを他のブロックとして有するブロックポリマー誘導体を混合することにより、金属微粒子表面にポリエチレングリコールが担持され、生体適合性が向上することも提案されている(特許文献1参照。)。 【特許文献1】特開2002−80903号公報 【非特許文献1】Kataoka et al.Macromolecules 29(1996)8556−8557 【非特許文献2】Harada et al.Eur.J.Pharm.Sci.13(2001)35−42 【非特許文献3】Jen et al.Langmuir 20(2004)1369−1374 【発明が解決しようとする課題】 【0005】 以上に述べた金属微粒子およびポリエチレングリコール担持金属微粒子はオリゴ核酸の保持率を高めるか、あるいは生体適合性を高めることに成功している。しかしながら、オリゴ核酸の保持率を高め、かつ、生体適合性を高め、標的組織・細胞に特異的にオリゴ核酸を送達しうる手段は依然として必要である。本発明は、かようなニーズに応えるものである。 【課題を解決するための手段】 【0006】 本発明者らは、ポリエチレングリコール/ポリカチオン共重合体により表面保護した金属微粒子に、オリゴ核酸が、メルカプト基およびジスルフィド基を介して、ポリカチオンセグメントの一部に化学的に修飾され、もしくは金属微粒子表面に直接担持されているポリエチレングリコール/オリゴ核酸共担持金属微粒子として安定に得、さらに通常の生体内環境の下においては、担持したオリゴ核酸が金属微粒子表面からはがれることなく、さらに金属微粒子が一定の大きさを有しているため、腎臓などにおける体外排出を免れ、生体適合性の向上をはかることが可能であることを見出した。そのうえ、細胞内に取り込まれたポリエチレングリコール/オリゴ核酸共担持金属微粒子は、細胞質に大量に存在しているグルタチオンに代表される低分子チオール化合物などにより、金属微粒子表面に担持していたオリゴ核酸の末端チオールが競争的に交換されることにより細胞質内に放出することが可能である。しかも動物細胞内へ安定かつ効率的にオリゴ核酸を送達でき、標的遺伝子の発現を制御しうることも見出した。また、このような遺伝子治療用キャリアは本発明者らの知る限り、文献未載のものである。 【0007】 したがって、本発明によれば、ある特定の遺伝子の発現を抑制する系で有用なオリゴ核酸の遺伝子治療用キャリアが供給される。具体的には、本発明における微粒子としては特に限定されるものではないが、ポリスチレンやポリブタジエンからなる群より選ばれるラテックス、シリカやクレイからなる群より選ばれる無機粒子、および金、銀、銅、アルミニウム、あるいはこれらの合金、あるいはこれらからなる群より選ばれる金属を微粒子の構造中の一部に含むものが好ましく、特に金、銀、銅はチオール基、ジスルフィド基およびアミノ基と極めて安定に結合するため最も好適な金属である。 【0008】 また、本発明によれば、一般式(I)
式中、R1はポリカチオン(たとえばポリリジン、ポリアルギニン、ポリヒシチジン、DEAE−デキストラン、キトサン、ポリエチレンイミン、テトラエチレンペンタミン、ペンタエチレンヘキサミン、ポリアリルアミン、ポリビニルヒスチジン、ポリ(N,N−ジメチルアミノメチルスチレン)、ポリ(メタクリル酸2−N,N−ジメチルアミノエチル))を表し、 L1は単結合または連結基を表し、 Xは水素原子もしくは、アルキル基、アラルキル基、ヒドロキシル基、ホルミル基、アセタール化されたホルミル基、アミノ基、保護されたアミノ基、マレイミド基、カルボキシル基および保護されたカルボキシル基からなる群より選ばれる官能基または該官能基を介して結合したリガンドを表し、そして nが5〜500の整数であるポリエチレングリコール/ポリカチオンブロック共重合体を表す。 一般式(I)が固定されている微粒子表面に、一方の末端をチオール修飾したオリゴ核酸を直接的または間接的に担持させ、効率的なオリゴ核酸輸送を行う遺伝子治療用キャリアが供給される。 【発明を実施するための最良の形態】 【0009】 本発明に従う、ポリエチレングリコール/オリゴ核酸共担持金属微粒子は、ある特定の遺伝子の発現を抑制することを主たる目的とするものである。したがって、オリゴ核酸は特定の遺伝子(または標的遺伝子)の発現に関与するmRNAおよびDNA配列に対して相補的配列であるか、または相補的配列とアンチセン配列からなるニ本鎖を含むものである。 【0010】 本発明にいうオリゴ核酸は、「オリゴ」が意味する数個から10数個の核酸塩基からなるものに限定されず、最大、200個までの核酸塩基からなるものを内包する。また、限定されるものでないが、本発明で用いることを意図しているオリゴ核酸の例としては、アンチセンスDNA、アンチセンスRNA、DNAとRNAからなる二本鎖、siRNAが挙げられる。 【0011】 本発明のオリゴ核酸が標的とする遺伝子は、本発明の目的に沿う限り、如何なる遺伝子であってもよいが、好ましくは、動物の病原遺伝子およびそれらの発現に関与するDNAまたはRNA部分であることができる。限定されるものでないが、標的遺伝子には、非小細胞肺癌などに関係のあるPKCα、悪性黒色腫などに関係のあるBCL−2、クーロン病に関係のあるICAM−1、C型肝炎に関係のあるHCV、関節リウマチ、乾鮮に関係のあるTNFα、喘息に関係のあるアデノシンA1受容体、卵巣癌などに関係のあるc−raf kinase、冠動脈疾病癌に関係のあるc−myc、大腸癌に関係のあるPKA RIα、膵臓癌に関係のあるH−ras、エイズに関係のあるHIV、固形癌に関係のあるDNAメチル−トランスフェラーゼ、癌に関係のあるVEGF受容体、腎臓癌に関係のあるリボヌクレオチド還元酵素、CMV性網膜炎に関係のあるCMVIE2、前立腺癌に関係のあるMMP−9、悪性グリオーマに関係のあるTGFβ2、多発性硬化症に関係のあるCD49d、糖尿病に関係のあるPTP−1B、癌に関係のあるc−myb、乳癌などに関係のあるEGFR、癌に関係のあるmdr1、GLUT−1、およびautotaxinの遺伝子を挙げることができる。そしてこれらの遺伝子の発現を効果的に抑制することのできる配列も、それ自体公知の配列のものを利用できる。 【0012】 ポリエチレングリコール/ポリカチオンブロック共重合体はポリエチレングリコール末端に連結基を場合により介して、水素原子、アルキル基、官能基もしくはリガンドの残基を担持するポリエチレングリコール基を表す。具体的には、ポリエチレングリコール/ポリカチオンブロック共重合体は、式(I) 式中、R1はポリカチオン(たとえばポリリジン、ポリアルギニン、ポリヒシチジン、DEAE−デキストラン、キトサン、ポリエチレンイミン、テトラエチレンペンタミン、ペンタエチレンヘキサミン、ポリアリルアミン、ポリビニルヒスチジン、ポリ(N,N−
ジメチルアミノメチルスチレン)、ポリ(メタクリル酸2−N,N−ジメチルアミノエチル))であり、共重合体中一分子あたりのカチオン数は1〜300の整数である。 【0013】 L1は単結合または連結基を表し、本発明の目的に沿う限り、X部とポリエチレングリコール部とを連結しうる如何なる基、例えば、総原子数3〜30のアルキレン基、アリレン基、−O−、−S−、−NH−、−COO−、−SS−、−NHCO−、−NHCO−NH−、−SO−から選ばれる1種類以上からなるものであってよい、 Xは水素原子もしくは、アルキル基(例、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ヘキシル等)、アラルキル基(例、ベンジル、フェネチル等)、ヒドロキシル基、アルデヒド(もしくはホルミル基:−CHO)、アセタール化されたホルミル基、アミノ基、保護されたアミノ基、マレイミド基、カルボキシル基および保護されたカルボキシル基(なお「保護された」と称する場合の保護基は、限定されるものでないが、ペプチド合成で慣用されるアミノ基およびカルボキシル基に対する保護基を意味する。)からなる群より選ばれる官能基または該官能基を介して結合したリガンド(例、ビオチン、ハプテン、ホルモン、抗体、糖、葉酸、ペプチド、酵素の基質等)の残基であり、 nは5〜500の整数であるポリエチレングリコール基である。 【0014】 本発明における微粒子としては特に限定されるものではないが、ポリスチレンやポリブタジエンからなる群より選ばれるラテックス、シリカやクレイからなる群より選ばれる無機粒子、および金、銀、銅、アルミニウム、あるいはこれらの合金、あるいはこれらからなる群より選ばれる金属を微粒子の構造中の一部に含むものが好ましく、特に金、銀、銅はチオール基、ジスルフィド基およびアミノ基と極めて安定に結合するため最も好適な金属である。 【発明の効果】 【0015】 本発明で得られたポリエチレングリコール/オリゴ核酸共担金属持微粒子分散液は高濃度、および生理条件下でも凝集せずに安定である。また、当該金属微粒子はオリゴ核酸のみで表面修飾した金属微粒子と比較すると、DNA分解酵素耐性面を向上させることが可能である。また、本微粒子は粒子表面に固定されたオリゴ核酸が、周囲の環境に影響されて放出され、オリゴ核酸がある特定の遺伝子(標的遺伝子)の発現を効率的に制御することが可能である。 【発明を実施するための最良の形態】 【0016】 以下、本発明の構成と効果を具体的に示す実施例等について説明する。 【0017】 実施例1:ポリエチレングリコール/siRNA共担持金ナノ粒子の製造 【0018】 市販の金コロイド溶液(ブリティッシュバイオセル社より購入、平均粒径10nm、4.6nM)10mLにポリエチレングリコール/ポリ(メタクリル酸、2−N,N−ジメチルアミノエチル)ブロックポリマー溶液(ポリエチレングリコール分子量5000、ポリ(メタクリル酸、2−N,N−ジメチルアミノエチル)分子量7500、6mg/mL)1 mLを添加して一晩激しく攪拌した後、0.15M塩化ナトリウムを含んでいる10mMトリス塩酸緩衝溶液(pH7.4)を用いて遠心精製(150000×g、15分間、3回)及び濃縮することによりポリエチレングリコー化金ナノ粒子溶液を得た。その後、吸光度および原子吸光度測定により金ナノ粒子濃度を26.8nMと決定した。次に、調製した26.8nMポリエチレングリコール化金ナノ粒子溶液500μLに、50mM塩化ナトリウムと10mMエチレンジアミン四酢酸ニ水素ニナトリウムニ水和物を含んでいる10mMトリス塩酸緩衝溶液(pH7.4)を170μL加え、金粒子濃度を20nMに調整しストック溶液とした。このポリエチレングリコール化金ナノ粒子ストック溶液50μLに、センス鎖RNAの5’末端をチオール基で修飾したsiRNA溶液(ダーマコン社より購入、2μM)を50μL(金粒子の100倍量)添加し、2時間ボルテックスで攪拌した後一晩静置することで平衡化し、1μMのポリエチレングリコール/siRNA共担持金ナノ粒子を得た。 【0019】 実施例2:ポリエチレングリコール/siRNA共担持金ナノ粒子のRNAi効果 【0020】 24穴ポリスチレン製細胞培養プレート(ファルコン社製)に、人肝癌細胞(HuH−7cell)を5X104cells/well播種し、24時間培養した後、市販の遺伝子導入試薬であるLipofectAMINE(1.22μL/well,インビィトロジェン社製)を用い、ホタルルシフェラーゼプラスミドDNA(pGL3,0.084μg/well,プロメガ社製)とウミシイタケルシフェラーゼプラスミドDNA(pRL−TK,0.75μg/well,プロメガ社製)のレポーター遺伝子をOptiMEM(インビィトロジェン社製)中で細胞にトランスフェクションした。次に、ホタルルシフェラーゼ遺伝子に対する配列を有するポリエチレングリコール/siRNA共担持金ナノ粒子(実施例1で調製した)の溶液を所定量加え(培地濃度換算[siRNA]=100mM)、24時間10%血清存在下で細胞と接触させた。培地交換後、さらに24時間培養した後、細胞を回収し両レポーター遺伝子の発現量をDual LuciferaseReporter Assay System(プロメガ社製)により測定しRNAi効果を評価した(n=3)。 【0021】 比較のために、実施例2と同様の条件で、センス鎖RNAの5’末端をチオール基で修飾したsiRNA担持金ナノ粒子、チオール基未修飾のポリエチレングリコール/siRNA共担持金ナノ粒子(配列同じ)、siRNA担持金ナノ粒子、およびsiRNA単独のRNAi効果も評価した。 【0022】 以上の結果を図1に示した。siRNA単独では、ほとんどRNAi効果を示さないことが確認された。一方、ポリエチレングリコール/siRNA共担持金ナノ粒子(実施例1で調製した)では、チオール基未修飾のポリエチレングリコール/siRNA共担持金ナノ粒子および、siRNA担持金ナノ粒子と比べ、高いRNAi効果が確認された。 【図面の簡単な説明】 【図1】図1は100nMにおけるポリエチレングリコー/siRNA共担持金ナノ粒子、チオール基未修飾のポリエチレングリコー/siRNA共担持金ナノ粒子、siRNA担持金ナノ粒子(チオール基有/無)およびsiRNA単独のRNAi効果の結果である。
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| 【出願人】 |
【識別番号】597059085 【氏名又は名称】長崎 幸夫
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| 【出願日】 |
平成16年8月17日(2004.8.17) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2006−56863(P2006−56863A) |
| 【公開日】 |
平成18年3月2日(2006.3.2) |
| 【出願番号】 |
特願2004−266083(P2004−266083) |
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