| 【発明の名称】 |
2次胆汁酸産生抑制微生物及び飲食品、動物飼料 |
| 【発明者】 |
【氏名】南田公子
【氏名】原 博
【氏名】冨田房男
【氏名】浅野行蔵
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| 【要約】 |
【課題】通常の飲食品として摂取することで大腸ガン、肝ガン、膵臓ガン、胆管ガンおよび胆石症の発症リスクを低減できる組成物を提供すること。
【解決手段】ルミノコッカス(Ruminococcus)属細菌および/またはジフルクトース・ジアンヒドリド3(di-D-fructofuranose-1,2’:2,3’-dianhydride、略称DFAIII)を含有する2次胆汁酸抑制剤並びに該抑制剤を含有する飲食品または動物用資料。これらの組み合わせに加えて、ラフィノース、メリビオースあるいは、フラクトオリゴ糖を加えた2次胆汁酸抑制剤並びに該抑制剤を含有する飲食品または動物用資料。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ルミノコッカス(Ruminococcus)属細菌および/またはジフルクトース・ジアンヒドリド3(di-D-fructofuranose-1,2’:2,3’-dianhydride、略称DFAIII)を含有する2次胆汁酸抑制剤。 【請求項2】 ルミノコッカス(Ruminococcus)属細菌が、ルミノコッカス エスピー AHU1760株(FERM AP-20042)である請求項1記載の2次胆汁酸抑制剤。 【請求項3】 請求項1または2記載の2次胆汁酸抑制剤を含む飲食品。 【請求項4】 請求項1または2記載の2次胆汁酸抑制剤を含む動物用飼料。 【請求項5】 ルミノコッカス属菌を発酵スターターとして製造した発酵食品。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、腸管での2次胆汁酸の生成を抑制することによって、大腸ガン、肝ガン、胆石症などの病気のリスクを低減する飲食品、動物飼料およびその素材に関するものである。 【背景技術】 【0002】 胆汁酸は、肝臓で作られる。すなわち、肝臓においてコレステロールから、コール酸およびケノデオキシコール酸等(1次胆汁酸)が、生合成される。これらは、グリシンおよびタウリンと抱合して胆管を通じて消化管内へと分泌される。これらの胆汁酸は、消化管においては、その界面活性作用によって食品中の脂肪成分を分散させ消化と吸収を助けている。分泌された胆汁酸は、回腸から吸収され門脈を通って肝臓へと戻って行く肝臓循環をしている。 【0003】 しかし、すべての胆汁酸が、回腸で吸収されるのではなく、そのまま消化管下流方向へと流されて行く胆汁酸もある。消化管に残った胆汁酸は、消化管内で腸内細菌の作用を受けて脱抱合や7α−脱水酸化、酸化、還元、エピマー化等の修飾を受けて2次胆汁酸へと変換される。2次胆汁酸を構成する成分としては、デオキシ・コール酸(Deoxycholic acid)、リソ・コール酸(Lithocholic acid)、ヒドロキシ・コール酸(Hydroxycholic acid)、7-デヒドロ・コール酸(7-Dehydrocholic acid)などの分子である。 2次胆汁酸は、腸管内容物とともに消化管下部への移動し、大腸においてから吸収されて、血中より肝臓へと移行する。2次胆汁酸の引き起こす影響は、単に消化管だけにとどまらず肝臓、そして体内へと広い範囲におよぶ。2次胆汁酸は、発ガン性を持っており、大腸ガン、肝ガン、膵臓ガン、胆管ガンの発症を促進することが報告されている(非特許文献1〜3参照)。また、2次胆汁酸 の発ガンプロモーター活性は、1次胆汁酸に比べてはるかに強いことも示されている(非特許文献4,5参照)。さらに、最近、デオキシコール酸に関しては、ガン以外にも胆石症の発症に関係し得ることが示されている(非特許文献6参照)。 2次胆汁酸の害を防ぐ方法としては、乳酸菌やビフィズス菌を活性化して、1次胆汁酸を菌体内に蓄積せしめ、腸管内より1次胆汁酸濃度を減少させることによって2次胆汁酸濃度を減少させる方法(特許文献1参照)、あるいは、酵母によって胆汁酸を吸着させて、腸管内の2次胆汁酸濃度を減少させる方法(特許文献2参照)などが、知られている。しかし、本出願のように、DFAIIIを摂取することによって腸管内でルミノコッカス属菌を増加させる、あるいは、ルミノコッカス属菌を摂取して、腸管内で本属菌を増加させ、あるいは、ラフィノース、メリビオース、フラクトオリゴ糖をルミノコッカス属細菌とともに摂取して、腸管内でルミノコッカス属細菌の活動を活発化させ、生成する酢酸などの有機酸によって腸管内のpHを低下させ、2次胆汁酸の生成を抑制する方法は知られていなかった。 【非特許文献1】Narisawa, T., et al., J. Natl.Cancer Inst, 53, 1093-1097, 1974 【非特許文献2】Tsuda, H., et al., Gann, 75,871-5, 1984 【非特許文献3】Makino, T., et al., J. Natl.Cancer Inst., 76, 967-75, 1986 【非特許文献4】Narisawa, T., et al., J. Natl.Cancer Inst., 53, 1093-1097, 1974 【非特許文献5】Reddy, BS., et al., Cancer Res.,37, 3238-3242, 1977 【非特許文献6】Marcus, SN., Heaton, KW., Gut,29, 522-533, 1988 【特許文献1】P2001-253829A 【特許文献2】P2001-97870A 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 解決しようとする課題は、腸管内において2次胆汁酸の生成を抑制することである。 【課題を解決するための手段】 【0005】 本発明は、腸管内でルミノコッカス属細菌の活動を高め、生成する酢酸などの有機酸によって腸管内のpHを低下させ、2次胆汁酸の生成を抑制することである。そのための方法として、ルミノコッカス属細菌を摂取すること、加えてルミノコッカス属細菌の増殖を促進する食品素材としてジフルクトース・ジアンヒドリド3(DFAIII)、ラフィノース、メリビオース、フラクトオリゴ糖あるいは、これらを混合して摂取することを特徴としている。これらは、それぞれ単独でも効果が期待できる。 【発明の効果】 【0006】 本発明の2次胆汁酸産生抑制微生物及び飲食品は、通常の食品のように摂取することで、腸管内で機能を発揮し、1次胆汁酸から2次胆汁酸への変換を抑制する。その結果、腸管内での発ガン因子が減少し、発ガンリスクを減少させるという利点がある。 【発明を実施するための最良の形態】 【0007】 ジフルクトース・ジアンヒドリド3(DFAIII)の摂取は、粉末のままでも水に溶いた状態でも、どんな状態でも良く、さらに、他の食品と同時に摂取するのも問題はない。ジフルクトース・ジアンヒドリド3の摂取量は、成人1日あたり0.5gから20gの範囲で有効であり、好ましくは、1gから10gである。1日1度の摂取でも、数度に分けても有効である。ジフルクトース・ジアンヒドリド3をルミノコッカス属細菌と併用することなく単独で摂取した場合、もし摂取した人において、元来の腸内細菌として、ジフルクトース・ジアンヒドリド3を資化することの可能なルミノコッカス属細菌を保有していた人においては、自分の元来持っている該属菌をジフルクトース・ジアンヒドリド3によって増殖を促進し、1次胆汁酸から2次胆汁酸への変換を抑制する。さらに、ルミノコッカス属菌の腸内での増殖を促進することのできる糖類として、ラフィノース、メリビオース、フラクトオリゴ糖をあげることができ、これらも混合して摂取することも有効である。これらの糖の使用量は、成人1日1gから20gであり、好ましくは、2gから10gである。 元来の腸内細菌としてジフルクトース・ジアンヒドリド3を資化することの可能なルミノコッカス属細菌を保有していない人にとっても、ジフルクトース・ジアンヒドリド3と併せてルミノコッカス属細菌を摂取することによって、1次胆汁酸から2次胆汁酸への変換を抑制することができる。 さらに、ジフルクトース・ジアンヒドリド3を摂取することが無くとも、ルミノコッカス属細菌を大量(百万個を超える量)に摂取することによって、1次胆汁酸から2次胆汁酸への変換を抑制することができる。 ルミノコッカス属細菌の摂取は、本属菌が生きている状態での摂取が必要である。生きている状態であれば、凍結乾燥などの乾燥菌体でも可能である。ルミノコッカス属菌を菌体として、あるいはこの菌体を含む培養物として、顆粒状等の製剤やこれらを添加した飲食品の形態で摂取できる。顆粒状等の製剤および食品は、製剤化や粉末化が知られている普通の方法で製造できる。また、ルミノコッカス属菌をスターターの1つとして発酵させた発酵飲食品としての摂取も可能である。ルミノコッカス属菌を含有した発酵乳、チーズ、バター等の乳製品、ドリンクヨーグルト、乳酸菌飲料等の飲料等としても摂取できる。 【実施例1】 【0008】 ジフルクトース・ジアンヒドリド3(DFAIII)(3%)添加飼料をSD系ラットに与えて、ルミノコッカス属細菌の増加の時期と腸内細菌叢の変化、盲腸内容物の短鎖脂肪酸、糞中の胆汁酸組成を調べた。 ラットの飼育条件 SD系オスラット (日本SLC)を5週齢で導入し、AIN-93Gにもとづいた基本飼料で1週間予備飼育を行なった。その後、ラットの体重差が出ないように6匹ずつ2群に分け、2週間の試験飼育を行った。コントロール群は基本飼料のままで、ジフルクトース・ジアンヒドリド3群は基本飼料のセルロース8%のうち3%をジフルクトース・ジアンヒドリド3に置き換えたものを与えた。ラットは金属製ゲージで個別飼いし、飼料および水は自由に摂取させた。 【0009】 その結果、生育状況は、2週間の飼育後、各群間では、摂食量および体重増加量には有意な差は認められなかった。 盲腸内pHは、試験終了後の盲腸内容物を蒸留水で約4倍に薄め、ホモジナイズした後にpHメーター(ホリバ)で測定した。コントロール群はpH 7.82±0.11、ジフルクトース・ジアンヒドリド3群はpH 5.82±0.04 (p<0.01) だった。3%ジフルクトース・ジアンヒドリド3飼料で2週間飼育することによって、盲腸内pHは有意に低下した。 盲腸内容物の有機酸組成をHPLC(島津製作所)を用いて調べたところ。ジフルクトース・ジアンヒドリド3摂取群では、酢酸の濃度が、有意に増加しており、このため、盲腸内pHが低下したことが判った(図1)。 盲腸内のルミノコッカス属細菌の濃度をリアルタイムPCR(Prisum 7000、アプライドバイオシステム社、米国)を用いて測定した。測定に用いるルミノコッカス特異的プライマーは、次の2本のセットを用いた。 Primer 932F: 5'-TCGAAGCAAC GCGAAGAAC-3' Primer 999R: 5'-GGGAAGGCCC CGTTACG-3' Taq Man プローブとして下記を用いた。 Taq Man probe: 5'-(FAM)-CAAGTCTTGA CATCCCTCTG ACCGGC-(TAMRA)-3' 反応条件は、摂氏50度で2分の後、95度で10分、そして95度で15秒、60度で1分のサイクルを40回行いルミノコッカス属細菌の細胞数を明らかにした。 その結果、ジフルクトース・ジアンヒドリド3摂取群では、どのラットも摂取とともにルミノコッカス属細菌の数は、急速に増加した(図2)。図中で、Dの記号を付したのがジフルクトース・ジアンヒドリド3摂取区、Cが、コントロール区のラットを表している。数値は、ラットのナンバーである。 【0010】 一方、糞便中のジフルクトース・ジアンヒドリド3濃度の変化をHPLC(日本分光)で定量したところ、ジフルクトース・ジアンヒドリド3摂取群では、摂取3日目までは、ジフルクトース・ジアンヒドリド3濃度は、上昇を続け、摂取量の40%がそのまま排泄されていることが判った(図3)。しかし、5日目からは、その濃度は漸次減少し始め14日目では、ジフルクトース・ジアンヒドリド3のほとんどが、分解を受け、糞便中に排泄されたのは、数%にまで減少した。この挙動とルミノコッカス属細菌の菌数の挙動には、関連性が見られた。すなわちジフルクトース・ジアンヒドリド3摂取とともにルミノコッカス属細菌は増加して行き、5日目あたりでプラトーに達し、それと機を一にして、糞便中のジフルクトース・ジアンヒドリド3は減少した。このことは、ジフルクトース・ジアンヒドリド3が、ルミノコッカス属細菌にほとんど特異的な炭素源として位置していることを示している。このことは糞便から分離したルミノコッカス属細菌が、ジフルクトース・ジアンヒドリド3を試験管内で分解できる実験結果からも証明できる。 【0011】 胆汁酸量は、2週間後の凍結乾燥糞を約20mg小型遠心管に測りとり、1N NaOH 入りのエタノール0.5mlと内部標準物質 (ノルデオキシ・コール酸) 50nmolをいれ、80度で1時間2回抽出した。ヘキサンで中性ステロールを除去後、Bond Elut C18(Varian社、米国)に吸着、エタノールで溶出し、減圧乾固させた。0.5mlのメタノールに溶解後、メチルエステル化、トリメチルシリルエーテル化して、胆汁酸組成をGC-MS(島津製作所)で測定した。同定は選択イオン検出モードで、定量は内部標準法で行った。 ジフルクトース・ジアンヒドリド3を投与することによって、一次胆汁酸の占める割合が劇的に増え、二次胆汁酸は大幅に減った(図4および図5)。これは盲腸内pHが下がり、腸内細菌の7α-脱水酸化酵素の活性が低下し、それによって1次胆汁酸から2次胆汁酸への変換反応が減少したためである。 2次胆汁酸比率の大幅な減少は、大腸ガンをはじめ肝ガン、膵臓ガン、胆管ガンの発症リスクも大幅に減少させる結果である。 【実施例2】 【0012】 ヒトでのジフルクトース・ジアンヒドリド3摂食試験 投与条件:40歳女性にジフルクトース・ジアンヒドリド3を一日3g (1回) 11日間投与した。その他の食事や生活の条件は、それまでと同じ条件として、特別に制御は、行わなかった。 胆汁酸量は、実施例1と同様にして測定した。ジフルクトース・ジアンヒドリド3を投与することによって、一次胆汁酸の占める割合が劇的に増え、二次胆汁酸は急速に減った(図6)。この例のように毎日わずか3gの摂取によって2次胆汁酸濃度は、劇的に減少した。図で示したように普通の食生活をしているので、日々の胆汁酸量には波があるが、1次と2次の比率は劇的に変化した。2次胆汁酸比率の減少は、大腸ガンをはじめとした発症のリスクを大幅に低減できたといえる。 【0013】 本実験者の糞便からルミノコッカス属細菌を単離した。単離株の16SrDNA塩基配列を決定し(配列表1)、Ruminococcus productus と98%の相同性を持つジフルクトース・ジアンヒドリド3資化性細菌であることを確かめ、本株をRuminococcus sp. AHU1760と命名して特許生物寄託センターに寄託し、FERM AP-20042として保存されている。 【実施例3】 【0014】 Ruminococcus sp. AHU1760(FERM AP-20042)をスターターとしてヨーグルトを製造した。スキムミルク10%溶液に本菌を摂取し、摂氏37度で16時間発酵させた。初期pH6.3であった溶液は、発酵の結果pH5.0に低下し、液体であったものがヨーグルト様のゲル化した食品となった。この発酵食品は、乳酸菌で作ったヨーグルトとは、趣の変わった味を持つ独特のおいしさのヨーグルトであった。 この様にして製造されたヨーグルトを毎日100g、1週間摂取したところ、糞便中に含有される胆汁酸のうち、2次胆汁酸類の比率は、10 %以下に減少した。よって、ルミノコッカス属菌をスターターとして用いた発酵食品を摂取することによって、大腸内の2次胆汁酸量は、減少し、大腸ガンのリスクも減少させることが可能である。 ルミノコッカス属細菌を増加させることを目的とした食品は、大腸ガンリスク低下食品として使用できる。また、このヨーグルトにジフルクトース・ジアンヒドリド3あるいは、ラフィノース、メリビオース、フラクトオリゴ糖を添加した発酵食品も可能である。 【産業上の利用可能性】 【0015】 通常の食生活の中で本発明の飲食品、あるいは食素材を摂取することによって大腸ガンをはじめとした重大な病気のリスク低減が可能となる。ヒトおよび動物ともに効果があり、動物用飼料としても使用できる。 【図面の簡単な説明】 【0016】 【図1】ラットの盲腸内容物の有機酸組成を示した図である。(実施例1) 【図2】ラット盲腸内容物のミクロコッカス属細菌数の変化を示した図である。(実施例1) 【図3】ラット盲腸内容物のミクロコッカス属細菌数の変化と糞便中に排泄されたジフルクトース・ジアンヒドリド3量を示した図である。(実施例1) 【図4】ラットの盲腸内容物の胆汁酸組成を示した図である。(実施例1) 【図5】図4の内容を1次と2次胆汁酸が分かり易いように示した図である。(実施例1) 【図6】ヒト糞便の胆汁酸組成の変化を示した図である。(実施例2) 【符号の説明】 【0017】 DFA3 ジフルクトース・ジアンヒドリド3 CA コール酸(1次胆汁酸) CDCA ケモデオキシ・コール酸(1次胆汁酸) α-MCA α-ムリ・コール酸(1次胆汁酸) β-MCA β-ムリ・コール酸(1次胆汁酸) 7-dehydroCA 7-デヒドロ・コール酸(2次胆汁酸) DCA デオキシ・コール酸(2次胆汁酸) LCA リソ・コール酸(2次胆汁酸) HDCA ヒドロキシ・コール酸(2次胆汁酸)
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| 【出願人】 |
【識別番号】593013074 【氏名又は名称】浅野 行蔵
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| 【出願日】 |
平成16年8月23日(2004.8.23) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2006−56839(P2006−56839A) |
| 【公開日】 |
平成18年3月2日(2006.3.2) |
| 【出願番号】 |
特願2004−241725(P2004−241725) |
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