| 【発明の名称】 |
ヒアルロン酸及びN−アセチルグルコサミンを含有する美容飲料 |
| 【発明者】 |
【氏名】川崎 善昭
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| 【要約】 |
【課題】ヒアルロン酸による美肌効果が長期間持続する健康補助美容飲料を提供する。
【解決手段】ヒアルロン酸に合わせてN−アセチルグルコサミンを配合する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ヒアルロン酸及びN−アセチルグルコサミンを含んでなることを特徴とする美容飲料。 【請求項2】 ヒアルロン酸1重量部に対してN−アセチルグルコサミンが2〜8重量部配合されてなることを特徴とする請求項1記載の美容飲料。 【請求項3】 ビタミンCを含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の美容飲料。 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の美容飲料が密閉されるポーション型の容器に充填されてなることを特徴とする美容飲料。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明はヒアルロン酸及びN−アセチルグルコサミンを含有する美容飲料に関する。 【背景技術】 【0002】 ヒアルロン酸は、アミノ糖とウロン酸とからなる複雑な構造で、グルクロン酸とN−アセチルグルコサミンとからなる多糖類の一種であり、コンドロイチン硫酸などとともに、主要なムコ多糖類に属し、動物の諸組織、特に間充組織に広く分布し、硝子体、水様液、臍の緒、関節液、皮膚などに多く含まれていて、人間の皮膚を構成する真皮の基質として中心的な機能を担っている。 【0003】 このヒアルロン酸は、皮膚の老化を抑えてその柔軟性や弾力性の低下を抑え、若々しい美肌を維持する作用があるところから、昨今では、これを経皮的に皮膚の中に吸収させるための化粧品や、あるいは経口的に摂取することによって皮膚組織中に到達させるための健康補助食品が種々市場に提供されている。 【0004】 しかし、上記のような健康補助食品の摂取によりヒアルロン酸が皮膚に到達しても、このヒアルロン酸が皮膚組織中にとどまる時間は比較的短いために、それの美肌効果は従来十分でないという問題があった。 【特許文献1】特公平4−12960号公報 【特許文献2】特開昭62−32893号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0005】 それで、ヒアルロン酸による美肌効果がより長い期間持続する健康補助食品が望まれていた。 【課題を解決するための手段】 【0006】 本発明者は、経口的に摂取されたN−アセチルグルコサミンが体内でヒアルロン酸に変化することに着目し、そしてヒアルロン酸とともにN−アセチルグルコサミンを配合した飲料を人に摂取させると、ヒアルロン酸が皮膚組織中にとどまる期間が長くなって、それの美肌効果がより顕著に発揮されることを見い出した。 【0007】 本発明はこのような知見に基づいて発明されたもので、ヒアルロン酸及びN−アセチルグルコサミンを含んでなる美容飲料に係わるものである。 すなわち、(1)ヒアルロン酸及びN−アセチルグルコサミンを含んでなることを特徴とする美容飲料、(2)ヒアルロン酸1重量部に対してN−アセチルグルコサミンが2〜8重量部配合されてなることを特徴とする前記(1)記載の美容飲料、(3)ビタミンCを含むことを特徴とする前記(1)又は(2)に記載の美容飲料、及び(4)前記(1)〜(3)のいずれか1項に記載の美容飲料が密閉されるポーション型の容器に充填されてなることを特徴とする美容飲料、である。 【発明の効果】 【0008】 本発明によれば、ヒアルロン酸による保湿効果が長期間持続する結果、優れた美容効果が発揮される美容飲料が提供される。 【発明を実施するための最良の形態】 【0009】 本発明による美容飲料には、前記のヒアルロン酸及びN−アセチルグルコサミン以外に、必要に応じて、シミの形成を防いで皮膚を色白に保つビタミンCやその他の保健作用を有する種々のビタミン類又は味や香りを良くして飲み易い飲料とするための果汁、甘味料、風味料、酸味料又は着色料などを添加してもよい。このような随意の添加物としては、例えば、ビタミンC及びビタミンB1 のようなビタミン、アセロラ、蜜柑、オレンジ、レモン及びパイナップル等の果汁、蔗糖、ぶどう糖、果糖、転化糖、エリスリトール及びスクラロース等の甘味料、アセロラフレーバー、バニラ及びカカオ等の風味料、クエン酸及びクエン酸塩等の酸味料及び赤キャベツ色素等の天然色素が挙げられる。 また、コラーゲンを添加することも好ましい。 【0010】 本発明で使用されるヒアルロン酸及びN−アセチルグルコサミンは従来から周知の方法によって得ることができる。 ヒアルロン酸は、例えば、微生物を培養することにより得た高分子量のヒアルロン酸培地、もしくは鶏の鶏冠から抽出により得た高分子量のヒアルロン酸抽出液を、精製段階で加熱処理、酸処理、アルカリ処理、還元剤処理、酸化剤処理、ヒアルロン酸分解酵素処理等をする方法により、またグルコースを主たる炭素源とし、ヒアルロン酸生産能を有する微生物を用いる方法などによって種々の分子量のヒアルロン酸を得ることができる。 N−アセチルグルコサミンは、動植物や微生物の複合糖質、特にキチン、グリコサミノグリカン、糖タンパク質、糖脂質等の構成成分として広く分布しており、その取得方法としては、化学合成法と酵素合成法が知られているが、一段階の反応で目的物質が得られることから、工業規模での合成法としては専らβ−ガラクトシダーゼ又はガラクトシルトランスフェラーゼを使用する酵素合成法によって得ることができる。 【0011】 本発明の飲料においては、ヒアルロン酸1重量部に対してN− アセチルグルコサミンが一般に、2ないし8重量部、好ましくは4ないし5重量部の割合で配合される。 【0012】 本発明による美容飲料の配合の一例を挙げれば、次の通りである。 ヒアルロン酸 120重量部 N−アセチルグルコサミン 500重量部 アセロラ果汁 2500重量部 ビタミンC 350重量部 エリスリトール 5000重量部 スクラロース 18重量部 クエン酸 600重量部 クエン酸三ナトリウム 200重量部 アセロラフレーバー 100重量部 赤キャベツ色素 100重量部 安息香酸ナトリウム(保存料) 60重量部 水 1650重量部 【0013】 上記のような組成を有する美容飲料は空気に触れると容易に酸化して変質し易い傾向があるので、例えば、酸素バリア性が確実に確保される、例えば、図2にその外観図を示すごとき、容量20ml程度のポーション型の容器に充填して使用することが好ましい。 なお、図中、1は本発明の美容飲料、2はポーション型の容器である。 【0014】 つぎに、実施例を参照して本発明を説明するが、本発明は勿論これらの実施例によって限定されない。 【実施例1】 【0015】 本実施例のフローチャートを図1に示す。 次に図1のフローチャートについて、説明する。 まず、仕込み釜に200kgの水を装入し、つぎに、それぞれ粉末状にあるエリスリトール19.5kg、スクラロース0.069kg及び安息香酸ナトリウム0.234kgを互いに粉体混合して得られた混合物を前記の水に加えた後、釜の中を85℃±5℃の温度に加熱して、これらの材料を水の中に溶解させる。 【0016】 つぎに、仕込み釜に付設されたジャケット内のドレーンを抜いて釜を冷やした後、60kgの水を加えて、液温を70〜75℃に調整した後、アセロラ果汁9.75kgを加える。洗い水5kgを使用して洗浄して添加する。 【0017】 つぎに、10kgの水にクエン酸2.34kg、クエン酸三ナトリウム0.78kg及びL−アスコルビン酸(ビタミンC)1.377kgを溶かした溶液を加える。洗い水5kgを使用して洗浄して添加する。 【0018】 つぎに、釜の中の内容物について、BX が8.3〜8.7であり、そしてpHが3.3±0.2であることを確認し、また、仕込み釜における上記の配合作業に間違いがないことを確認する。 【0019】 つぎに、ヒアルロン酸2.071kg及びN−アセチルグルコサミン10.265kgを釜の中に投入し、60℃±5℃の液温において攪拌して、既に充填されている内容物の中にこれらを混合させ、水29kgを加える。この攪拌によって釜の周辺に付着した「攪拌はね」を水で洗い流す。 【0020】 つぎに、上記のように投入されたヒアルロン酸及びN−アセチルグルコサミンが完全に溶解、混合されていることを確認した後、アセロラフレーバー0.39kg及び赤キャベツ色素0.39kgを加える。洗い水1kgを使用して洗浄して添加する。 【0021】 BX が11.0以上であることを確認したら、洗い水30kgを使用して洗浄して添加し、BX が11.0未満であった場合は洗い水の量を調整して添加する。 【0022】 以上のようにして各材料が配合された仕込み釜の中の全ての内容物を、洗い水30kgを用いて、水2.441kgが予め装入されている調合釜に中に送り、この調合釜に中に送られて均質となった内容物についてBX が10.2±0.5であり、そしてpHが3.5±0.2であることを確認することによって、本発明による美容飲料が製造された。 【0023】 以上のようにして製造された美容飲料を、360型 2号機の充填機を用いて、容器型:FJ型、容器材:イジービールアイボリー(住友ベークライト社製)、蓋材:イジービールアルミ無地フィルムからなるポーションタイプの容器に、19.0g±0.5gの充填量で充填して、市販用の製品とした。 【産業上の利用可能性】 【0024】 本発明による美容飲料は、ヒアルロン酸とともにN−アセチルグルコサミンを含んで、優れた保湿、美肌、美容効果を発揮するばかりでなく、この両方の成分により肘や膝などで起こる関節痛を和らげるものであり、そして、摂取が容易であるとともに、常時携帯するにも便利な食品として利用することができる。 【図面の簡単な説明】 【0025】 【図1】本実施例のフローチャート、 【図2】本発明の美容飲料を充填したポーション型の容器の外観図、 【符号の説明】 【0026】 1:本発明の美容飲料、 2:ポーション型の容器、
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| 【出願人】 |
【識別番号】504314890 【氏名又は名称】川崎 善昭
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| 【出願日】 |
平成16年8月18日(2004.8.18) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100090985 【弁理士】 【氏名又は名称】村田 幸雄
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| 【公開番号】 |
特開2006−56809(P2006−56809A) |
| 【公開日】 |
平成18年3月2日(2006.3.2) |
| 【出願番号】 |
特願2004−238757(P2004−238757) |
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