| 【発明の名称】 |
医療用複室容器 |
| 【発明者】 |
【氏名】下村 博之
【氏名】山口 史郎
【氏名】岡 実
【氏名】庄司 英克
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| 【要約】 |
【課題】小容器の開封を容易かつ確実に行い、しかも、容器本体の収納室内に収納された薬剤に小容器に封入された薬剤をより確実に混合することができる医療用複室容器を提供する。
【解決手段】仕切り用弱シール部13により、薬剤を収納可能な複数の収納室9,11に仕切られた容器本体5と、該容器本体5に取り付けられた薬剤排出部7と、収納室9,11の少なくとも1つに収納され、内部に薬剤を収納した小容器15とを備え、仕切り用弱シール部13は、容器本体5の対向する内壁面を離間可能に固着することで構成され、小容器15は、仕切り用弱シール部13の開封に伴う内壁面の離間に伴われて開封するように、容器本体5の対向する内壁面のそれぞれに固着された第1固着部19と、第1固着部19よりも仕切り用弱シール部13から離れた箇所で、容器本体5の対向する内壁面の少なくともどちらか一方に固着された第2固着部20と、を有する医療用複室容器1を提供する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 仕切り用弱シール部により、薬剤を収納可能な複数の収納室に仕切られた容器本体と、 該容器本体に取り付けられた薬剤排出部と、 前記収納室の少なくとも1つに収納され、内部に薬剤を収納した小容器とを備え、 前記仕切り用弱シール部は、前記容器本体の対向する内壁面を離間可能に固着することで構成され、 前記小容器は、前記仕切り用弱シール部の開封に伴う前記内壁面の離間に伴われて開封するように、 前記容器本体の対向する内壁面のそれぞれに固着された第1固着部と、 前記第1固着部よりも前記仕切り用弱シール部から離れた箇所で、前記容器本体の対向する内壁面の少なくともどちらか一方に固着された第2固着部と、を有 する医療用複室容器。 【請求項2】 前記小容器は、その周縁が融着されて封止されており、 前記小容器の第1固着部及び第2固着部は、前記容器本体に熱融着されて前記仕切り用弱シール部と平行に延び、 前記第2固着部は、前記小容器の周縁上に間隔をあけて並設されている請求項1に記載の医療用複室容器。 【請求項3】 前記小容器の第1固着部は、前記仕切り用弱シール部内で前記内壁面に固着されている請求項1又は2に記載の医療用複室容器。 【請求項4】 前記小容器の第1固着部は、前記収納室内で前記内壁面に固着されている請求項1又は2に記載の医療用複室容器。 【請求項5】 前記小容器の第1固着部と前記仕切り用弱シール部との間の距離が、0〜50mmである請求項4に記載の医療用複室容器。 【請求項6】 前記小容器は、その周縁の少なくとも一部が熱融着によって封止され、該封止部分が外力によって開封可能に構成されている請求項1から5のいずれかに記載の医療用複室容器。 【請求項7】 前記第1固着部及び第2固着部の少なくとも一方は、前記周縁の熱融着部分に形成されている請求項6に記載の医療用複室容器。 【請求項8】 前記周縁の熱融着部分よりも内側の非融着部分に、前記収納室の内壁面に固着される第1固着部が形成されている請求項6に記載の医療用複室容器。 【請求項9】 前記小容器の第1固着部は、間隔をあけて並ぶように構成されている請求項4から8のいずれかに記載の医療用複室容器。 【請求項10】 前記小容器は、多層フィルムにより構成され、該多層フィルムの層間剥離を伴って開封する請求項1から9のいずれかに記載の医療用複室容器。 【請求項11】 前記小容器が収納されている収納室に前記薬剤排出部が接続されている請求項1から10のいずれかに記載の医療用複室容器。 【請求項12】 前記薬剤排出部と前記収納室とを開封可能に仕切る排出用封止部をさらに備えている請求項1から11のいずれかに記載の医療用複室容器。 【請求項13】 前記小容器に、抗生物質、抗癌剤、強心剤、ビタミン、又は微量元素から選ばれる薬剤が収納されている請求項1から12のいずれかに記載の医療用複室容器。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、同時に配合すると経時変化を起こすような不安定な各種薬剤を個別に封入する複数の収納室を備え、各収納室間を仕切っている仕切り用弱シール部を開封することにより、各収納室内に封入されている薬剤を無菌状態で且つ異物を発生させることなく混合できる医療用複室容器に関するものである。 【背景技術】 【0002】 消化器手術等の術後の患者は、経口摂取ができない場合が多いため、患者の栄養管理は、一般に中心静脈投与用の高カロリー輸液(IVH)により行われている。IVHでは、通常、栄養源である糖質、アミノ酸、及び電解質が投与されるが、例えばブドウ糖とアミノ酸とを同一の容器に収納して保存すると、いわゆるメイラード反応によって混合液が褐変するため、これらは別々に収納しておく必要がある。そのため、これらの薬剤を個別に収納する医療用複室容器が近年普及している。 【0003】 この医療用複室容器は、例えばアミノ酸を含む輸液とブドウ糖を含む輸液とがそれぞれ収納される2つの収納室と、これら収納室を隔離するように仕切る封止部とから構成されている。封止部は、各薬剤が混合しないように収納室間を常時は閉じ、使用に際して開封するように構成されている。そして、使用の際に一方の収納室を押圧すると、この収納室内の圧力が高まって封止部が開封し、2室の薬剤が混合される。続いて、複室容器に設けられた排出口に導管を接続すると、混合された薬液を患者に投与することができる。 【0004】 ところで、IVHを使用する際、その使用期間が長期に亘ると、輸液製剤に含まれていない微量元素やビタミンの欠乏症を引き起こすことが指摘されている。しかしながら、ビタミン類の薬液製剤は、安定性に欠けるものであるため、IVH用の輸液製剤に混入しておくことが困難であった。これを解決するため、本出願人は、国際公開第99/39679号パンフレットに記載の複室容器を提案している。この複室容器は、上記した従来の構成に加え、ビタミン類の薬液を収納した小容器を一方の収納室内に備えている。この小容器は、外部から押圧することにより開封するように構成されている。そして、使用の際には、封止部を開封して2室の薬液を混合するとともに、収納室の外部から、その内部に配置された小容器を押圧して開封し、ビタミン類の薬液をこの混合液に混入させていた。 【0005】 ところが、上記構成では、封止部の開封に加え、小容器の開封作業を別途行う必要があるため、作業が煩雑になるという問題がある。特に、多忙な医療現場で、このような煩雑な作業は、作業者にとって大きな負担になることが多い。そこで、本出願人は、国際公開第03/092574号パンフレットに記載の複室容器を提案している。この複室容器は、小容器が仕切り用弱シール部の開封に伴われて開封するように構成されている。 【特許文献1】国際公開第99/39679号パンフレット 【特許文献2】国際公開第03/092574号パンフレット 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0006】 しかしながら、上述したような複室容器では、図3(a)に示すように、小容器15の開封の際に、まれに一方の第1固着部19が剥がれてしまうことがある。これにしたがって、小容器15が折れ曲がることがあり、その折れ曲がった部分が、小容器15内の薬剤が収納室内の薬剤へ混合する際の通路を塞いでしまい、小容器15内の薬剤の一部が混合されにくいといった問題が生じる可能性がある。 【0007】 そこで、本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、小容器の開封を容易かつ確実に行い、しかも、容器本体の収納室内に収納された薬剤に小容器に封入された薬剤をより確実に混合することができる医療用複室容器を提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0008】 本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、仕切り用弱シール部により、薬剤を収納可能な複数の収納室に仕切られた容器本体と、該容器本体に取り付けられた薬剤排出部と、前記収納室の少なくとも1つに収納され、内部に薬剤を収納した小容器とを備え、前記仕切り用弱シール部は、前記容器本体の対向する内壁面を離間可能に固着することで構成され、前記小容器は、前記仕切り用弱シール部の開封に伴う前記内壁面の離間に伴われて開封するように、前記容器本体の対向する内壁面のそれぞれに固着された第1固着部と、前記第1固着部よりも前記仕切り用弱シール部から離れた箇所で、前記容器本体の対向する内壁面の少なくともどちらか一方に固着された第2固着部と、を有する医療用複室容器を提供するものである。 【0009】 前記小容器は、その周縁が融着されて封止されており、前記小容器の第1固着部及び第2固着部は、前記容器本体に熱融着されて前記仕切り用弱シール部と平行に延び、前記第2固着部は、前記小容器の周縁上に間隔をあけて並設されているよう構成することができる。 【0010】 前記小容器の第1固着部は、前記仕切り用弱シール部内、或いは前記収納室内で前記内壁面に固着されているものとすることができる。小容器が、収納室内で固着されている場合には、前記小容器の第1固着部と前記仕切り用弱シール部との間の距離を、0〜50mmとすることが好ましい。 【0011】 小容器は、その周縁の少なくとも一部が熱融着によって封止されるとともに、この封止部分が外力によって開封可能に構成されることがさらに好ましい。このとき、前記第1固着部及び第2固着部の少なくとも一方は、前記周縁の熱融着部分に形成されているものとすることができる。 または、前記周縁の熱融着部分よりも内側の非融着部分に、前記収納室の内壁面に固着される第1固着部分が形成されているものとすることができる。 【0012】 前記小容器の第1固着部は、間隔をあけて並ぶように構成されているものとすることができる。 【0013】 また、前記小容器は、多層フィルムにより構成され、該多層フィルムの層間剥離を伴って開封するものとすることができる。 【0014】 また、上記医療用複室容器において、前記薬剤排出部と前記収納室とを開封可能に仕切る排出用封止部をさらに備えているものとすることができる。 【発明の効果】 【0015】 本発明では、小容器の一方面の少なくとも一端部及び他端部が容器本体の一方の内壁面に固着されているので、小容器が折れ曲がることなく、収納室内の薬剤に小容器内の薬剤をより確実に混合することができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0016】 以下、本発明に係る医療用複室容器の実施形態について図面を参照しつつ説明する。以下の説明においては、複数の実施形態を通じて、同一又は同種の部分には、同一符号を付して説明を省略することがある。 【0017】 (第1実施形態) まず、本発明に係る医療用複室容器の第1実施形態について図面を参照しつつ説明する。図1は第1実施形態に係る医療用複室容器の平面図であり、図2は図1のA−A線断面図である。 【0018】 図1に示すように、この医療用複室容器1は、2枚のフィルムの周縁3を熱融着して矩形状に形成された容器本体5と、この容器本体5に接続され内部にゴム栓を有する薬剤排出部7とを備えている。容器本体5は、長手方向に並べて配置され薬剤が封入される第1収納室9及び第2収納室11を有しており、2つの収納室9,11は仕切り用弱シール部13で仕切られている。第1収納室9には、後述するように薬剤が封入される小容器15が収納されている。また、第2収納室11には上記した薬剤排出部7が接続されており、この薬剤排出部7と対向する容器本体5の端部には、容器1を吊り掛けるための吊掛孔17が形成されている。 【0019】 なお、容器本体5を構成するフィルムの材質としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン等の熱可塑性樹脂等、種々の樹脂材料を採用することができる。また、単層のフィルムに限られず、多層構造のフィルムを使用することもでき、例えば、内層及び外層がポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィンで、中間層が環状オレフィンコポリマーである3層構造のフィルムを使用することができる。 【0020】 仕切り用弱シール部13は、容器本体5の2枚のフィルムを熱融着したものが好ましく、容器本体5の長手方向と略垂直な方向に延びている。また、この仕切り用弱シール部13は、常時は2つの収納室9,11を隔離し、使用に際して収納室内の圧力を高めることにより開封する程度の強度で融着されている。 【0021】 各収納室9,11には、予め混合或いは溶解しておくとメイラード反応等の経時変化を起こすため隔離する必要がある各種薬剤a,bがそれぞれ封入されており、例えば一方の収納室にアミノ酸を含有する溶液、他方の収納室に還元糖を含有する溶液を収納することができる。また、必要に応じていずれか一方の収納室に電解質等を封入することもできる。なお、液剤だけでなく、いずれか一方の収納室に固形薬剤を収納することもできる。 【0022】 小容器15は、図示例では、2枚の多層フィルムの周縁を融着して袋状に形成され、ビタミンD溶液が封入されている。多層フィルムは層間剥離が生じやすい3層構造のフィルムで構成されており、例えばポリ環状オレフィンをポリエチレンで挟んだものとすることができる。但し、これ以外にも、他のフィルムと相溶性の低い樹脂を中間層に配置したものとすれば、層間剥離を起こしやすいものとすることができ、例えば、ポリプロピレンをポリエチレンで挟んだものとすることもできる。このとき、最も内側の層の厚さを5〜50μmとするのが好ましい。なお、小容器15には、上記ビタミンD溶液以外にも、各収納室9,11に封入されている薬剤に直接混入するのが好ましくない種々の薬剤、例えば抗生物質、抗癌剤、強心剤等の粉末剤や液剤などを広範囲に選択することができる。また、液剤としては、特に限定されるものではないが、ビタミン類や微量元素の液剤、生理食塩液やブドウ糖液などの溶解液、輸液などを採用することができる。 【0023】 また、図2(a)に示すように、小容器15は多層フィルム15a、15bから構成され、小容器15の一方面である多層フィルム15a外面で、小容器15の両側部のうち一端部が、容器本体5の一方の内壁面であるフィルム5a内面に固着されている。また、小容器15の他方面である多層フィルム15b外面の一端部は、容器本体5の他方の内壁面であるフィルム5b内面に固着されている。このように、容器本体5の対向する内壁面であるフィルム5a、5b内面にそれぞれ固着された小容器15の一端部が第1固着部19を構成している。この第1固着部19は、上記した仕切り用弱シール部13から約10mm離れた位置でこれと平行に延びており、容器本体5の周縁3と同様に、仕切り用弱シール部13より強く、通常は剥離しない強度で融着されている。 また、前記多層フィルム15aの外面で、小容器15の前記一端部よりも仕切り用弱シール部13から離れている小容器15の他端部がフィルム5aの内壁面に熱融着され、この融着部分が第2固着部20を形成している。この第2固着部20も、仕切り用弱シール部13と平行に延びており、容器本体5の周縁3と同様に、仕切り用弱シール部13より強く、通常は剥離しない程度で融着されている。 【0024】 次に、上記のように構成された医療用複室容器の使用方法について説明する。複室容器1内の薬剤を患者に投与するには、まず、第1或いは第2収納室9,11を手で押さえる等して押圧し、収納室内の圧力を高める。これにより、仕切り用弱シール部13が開封して第1及び第2収納室9,11が連通し、各収納室9,11内の薬剤が混合される。このとき、仕切り用弱シール部13の開封は、容器本体5の各フィルム5a,5bが離間することで行われ、これに伴って小容器15が開封する。 【0025】 すなわち、図2(b)に示すように、容器本体5のフィルム5a,5bが離間すると、この離間に伴う力Fが小容器15に作用する。このとき、小容器15の2枚の多層フィルム15a,15bは第1固着部19により容器本体5のフィルム5a,5bに固定されているため、多層フィルム15a,15bは容器本体5のフィルム5a,5bとともに離間される。その結果、小容器15を構成するいずれかの多層フィルム15a,15bが層間剥離を起こし、これに伴って多層フィルムが破断する。こうして、小容器15内に封入されたビタミンD溶液が、上記のように混合された薬液内に混入する。続いて、薬剤排出部7のゴム栓に導管(図示省略)が接続された刺栓針(図示省略)を刺入すると、混合された薬液が導管を介して患者に投与される。 【0026】 以上のように、本実施形態によれば、小容器15を構成する多層フィルム15a,15bを仕切り用弱シール部13の近傍で、第1固着部19により第1収納室9の内壁面に強く融着している。このため、仕切り用弱シール部13の開封に伴い容器本体5のフィルム5a,5bが離間する力Fを第1固着部19を介して小容器15に伝達することができ、この力Fにより小容器15を開封させることができる。したがって、小容器15を別途開封する作業が不要になり、小容器15を容易に、しかも確実に開封することができ、多忙な医療現場での作業者の負担を軽減することができる。 【0027】 また、第2固着部20をさらに有しているので、第1固着部19の一方が外れてしまったときに下記のような効果を有する。すなわち、図3(b)に示すように、フィルム5a,5bの少なくともどちらか一方に対する小容器15の融着強度が弱く、第1固着部19が剥がれてしまった場合でも、第2固着部20で小容器15が容器本体5に固定されているために小容器15が折れ曲がることがない。よって、小容器15が折れ曲がり、中に収納された薬剤が閉じこめられて混合が適切に行われない、といった問題を防ぐことができる。 【0028】 本実施形態では、小容器15を仕切り用弱シール部13から10mm離れた位置に取り付けているが、小容器15を配置する位置は、これに限定されるものではなく、任意の位置にすることができる。但し、仕切り用弱シール部13の開封の際に容器本体5のフィルム5a,5bが離間する力を効率的に伝達できるように、仕切り用弱シール部13からの距離が0〜20mmであることが好ましく、3〜10mmであるとより好ましい。また、小容器15の一部を仕切り用弱シール部13内に挟み込むようにすることもできる。 【0029】 さらに、図4に示すように、間隔19aをあけて第1固着部19が並ぶように形成することもできる。 【0030】 また、本実施形態では、第1固着部19を小容器15周縁の融着部分に形成しているが、このようにすると、小容器15に対して熱融着が二重に施されるため、小容器15を構成するフィルム15a、15bの材質等によっては、小容器15周縁の強度が低下したり、破れが生ずることも考えられる。このため、図5に示すように、小容器15周縁から内側の熱融着がされていない部分に第1固着部19を形成して小容器15を容器本体5に固着することもできる。同様に、第2固着部20も、小容器15周縁から内側の熱融着がされていない部分に形成することができる。 【0031】 さらに、小容器15の第2固着部20の形成は、フィルム5bに形成することはもちろん、フィルム5a,5bの両内壁面に熱融着することもできる。 【0032】 また、本実施形態では、第2固着部20を小容器15の周縁に一直線上に形成しているが、図6に示すように、第2固着部20を小容器15の周縁上に間隔20aをあけて並ぶように形成することもできる。このように第2固着部20を形成することで、小容器15内の薬剤を収納室9,11内の薬剤に、より容易に且つ確実に混合することができる。 【0033】 すなわち、上記実施形態で説明したように、収納室9,11のどちらか少なくとも一方を押圧すると小容器15は第1固着部19側から開封される。その開封された部分から小容器15内に収容室9,11内の薬剤が流入する。ここで、第2固着部20が形成された部分にあたる小容器15の周縁は、第2固着部20を熱融着により形成する際に加わる熱により、第2固着部20が形成されていない間隔20aにあたる小容器15の周縁に比べて、フィルム15a、15b同士の融着強度が強い。したがって、前記流入した薬剤の勢いによる流圧は、融着強度の弱い間隔20aの部分にあたる周縁に集中して作用するために該周縁が開封し、小容器15内の薬剤が収納室9,11内の薬剤とより混合される。さらには、間隔20aにあたる小容器15の周縁が開封されることで、小容器15内に溜まったエアーを抜くことが容易になるという効果も奏する。なお、第2固着部20の間隔20aは、小容器15の幅の5〜95%とすることが好ましく、50〜95%とすることがより好ましい。 【0034】 ところで、このような複室容器1は、通常、2つ折にして収容袋に収容して運搬されるため、小容器15を融着固定する第1固着部19を所定の位置に設けると、次の効果を得ることができる。すなわち、図7に示すように、この第1固着部19は、仕切り用弱シール部13と平行に設けられている。そのため、第1収納室9が上になるようにし、且つ第1固着部19が2つ折の折り目となって容器1の端部に配置されるようにすると、第1収納室9が押圧されて収納室9内の圧力が高まっても、この圧力により仕切り用弱シール部13側へ作用する力は、第1固着部19によって遮断される。また、第1固着部19で2つ折にすることにより、容器本体5が第1固着部19の近傍で膨らむのを防止することができる。したがって、運搬中に小容器15が配置されている収納室が押圧されても、それによって仕切り用弱シール部13が開封するのを防止することができる。 【0035】 但し、第1固着部19を折り目とすると、フィルムが折れることによる力が作用して第1固着部19が破れるおそれもある。そのため、例えば、図5に示す線Lに沿って、つまり第1固着部19の上縁に沿って容器を2つ折にすると、第1固着部19の破断を確実に防止しつつ、上記した効果を得ることができる。なお、図7では、一つの収容袋Fに複室容器1を一つ収容しているが、二つ以上の複室容器1を収容することもできる。 【0036】 また、本実施形態では、小容器15を多層フィルム15a,15bで構成し、層間剥離を利用して開封しているが、単層のフィルム15a,15bを用いて次のように容器本体5に取り付けることもできる。すなわち、図8(a)に示すように、小容器15の周縁の一部を熱融着等による弱シール部21によって開封可能に構成するとともに、この弱シール部21を構成するフィルム15a,15bの外面を、第1収納室9の内壁面に熱融着して第1固着部23を形成する。このとき、第1固着部23の熱融着が弱シール部21に作用して、弱シール部21の開封強度が高くならないようにする。すなわち、弱シール部21の外面のみが第1収納室9の内壁面に熱融着されるようにする。この構成によっても、図8(b)に示すように、仕切り用弱シール部13の開封に伴って、小容器15の弱シール部21も開封するため、小容器15内の薬液を混入させることができ、作業を容易に且つ確実に行うことができる。但し、製作容易の観点からすれば、多層フィルムを用いるのが好ましい。これは、多層フィルムを用いると、層間剥離を生じさせることができるように、小容器15のフィルムの厚み方向全体に亘って強く熱融着ができるからである。 【0037】 上記のような医療用複室容器は、種々の製造方法により製造することができるが、例えば次に示すような方法を一例として示すことができる。 【0038】 図9に示すように、まず、容器本体周縁のうち、両側部を強く熱融着して強シール部3aを形成するとともに、この強シール部3aを結ぶ仕切り用弱シール部13を形成する(図9(a))。続いて、薬液を封入した小容器15を上側の収納室、つまり第1収納室9内に配置する。このとき、小容器15が仕切り用弱シール部13の近傍に配置されるようにする(図9(b))。そして、小容器15の仕切り用弱シール部13側周縁の内側に第1固着部19を形成し、さらに、第1固着部19が形成される箇所と反対側の周縁の内側に第2固着部20を形成して、容器本体5を構成するフィルムに小容器15を固着する。(図9(c))。このとき、小容器15の周縁、つまり熱融着している部分に第1固着部19及び第2固着部20を形成することもできる。そして、容器本体上端部の開口から第1収納室9に薬液を注入した後(図9(d))、容器本体5の上端部3bを熱融着して第1収納室9を封止する(図9(e))。 【0039】 また、図10に示すように、容器本体5の上端部にポート部を設け、ここから薬液を注入することもできる。すなわち、上記と同様に、容器本体両側部の強シール部3a及び仕切り用弱シール部13を形成して(図10(a))、小容器15を第1収納室9に配置した後(図10(b))、小容器15を第1固着部19及び第2固着部20により固着するとともに、ポート部の挿入部分を除いて容器本体5の上端部3bを熱融着する(図10(c))。続いて、容器本体上端部3bの非融着部分にポート部16を挿入し、ポート部16と容器本体上端部3bとを熱融着により固定する(図10(d))。そして、ポート部16を介して第1収納室9に薬液を注入した後(図10(e))、ポート部16に栓16aをする(図10(f))。なお、ポート部を取り付けずに、非融着部分から薬液を注入した後、この部分を融着して封止するようにして製造することもできる。 【0040】 上記各例における第2収納室11については、例えば図10(c)〜図10(f)のようにして薬液の注入、及び薬剤排出部7の取付を行うことができる。 【0041】 (第2実施形態) 次に、本発明の医療用複室容器に係る第2実施形態について説明する。この第2実施形態が、第1実施形態と相違するのは、次に説明する排出用弱シール部が設けられている点であり、その他の構成については第1実施形態と同様であるため、詳しい説明を省略する。 【0042】 図11に示すように、本実施形態に係る医療用複室容器1は、第2収納室11と薬剤排出部7との間を仕切る排出用弱シール部(排出用封止部)25を備えている。この排出用弱シール部25は、排出部7の一端を囲むように円弧状に形成されており、仕切り用弱シール部13とほぼ同様の強度で融着されている。なお、排出用弱シール部25の形状は、円弧以外であってもよく、第2収納室11と排出部7とを仕切っていれば、その形状は特に限定されない。 【0043】 この複室容器1を使用する際には、まず、仕切り用弱シール部13を開封し、これに伴って小容器15を開封させて、薬液を混合する。次に、排出用弱シール部25を開封し、これに続いて薬剤排出部7に刺栓針を刺入すると、混合された薬液が排出部7から排出される。 【0044】 上記のような排出用弱シール部を設けると、次の効果を得ることができる。すなわち、従来は仕切り用弱シール部13を開封する前に、誤って排出部7に刺栓針を刺入すると、混合前の第2収納室11内の薬液が排出部7から排出されるおそれがあった。これに対して、上記排出用弱シール部25を設けると、仕切り用弱シール部13の開封前に刺栓針を刺入した場合であっても、第2収納室11の薬液は、排出用弱シール部25に遮断されて排出部7から排出されることがない。したがって、このように薬剤が排出されないため、作業者に正しい使用方法を喚起することができ、混合された薬液のみを確実に排出することができる。 【0045】 なお、仕切り用弱シール部13及び排出用弱シール部25の開封強度は、同程度にしなくてもよく、いずれか一方が他方より弱くなるようにすることもできる。このようにいずれか一方が他方より開封し易いようにするためには、例えば、一方の弱シール部の一部に突出部を設けるとよい。図12(a)に示すように、この例では、仕切り用弱シール部13の中間にV字形に形成された突出部27が設けられている。そして、図12(b)に示すように、第2収納室11を押圧してその内部の圧力を高めると、弱シール部13には図中の矢印の方向に圧力が作用する。このとき、圧力は弱シール部13に対して垂直に且つ等しく作用するため、突出部27の頂部C付近の領域に作用する総圧力は、弱シール部13の他の領域に比べて高くなる。 【0046】 こうして、図12(b)に示すように、この圧力は容器本体5を構成するフィルムを離間させる方向に作用し、収納室11内の圧力がさらに高くなると、仕切り用弱シール部13は、突出部27の頂部Cから剥離を開始する。これにより、圧力の作用下に剥離が急速に進行し、排出用弱シール部25に先立って、仕切り用弱シール部13が開封し、これにより第1収納室9と第2収納室11とが連通して薬剤が混合される。このとき、図示を省略しているが、小容器15も同時に開封する。 【0047】 上記のような突出部27を設けると、2つの弱シール部13,25の幅を同一にし、さらに融着強度を同一にしたままで、弱シール部13,25の開封強度に差を設けることができる。したがって、融着時間等を調整する必要がなく、同一の条件で両弱シール部13,25を融着することができる。その結果、容器1の製造時間の短縮や製造コストの低減が可能になる。 【0048】 また、上記のような排出用弱シール部25を設ける以外に、例えば、排出部7における第2収納室11側に、当該排出部7を閉じる封止部を設け、外部から圧力等が作用しないと第2収納室11内の薬液が排出部7に到達しないように構成することもできる。このようにしても、封止部が開封しない間は、たとえゴム栓に刺栓針を刺入しても、第2収納室11内の薬液が排出されるのを防止することができる。 【0049】 (第3実施形態) 次に、本発明の医療用複室容器に係る第3実施形態について説明する。この実施形態が、第1実施形態と異なるのは、収納室に小容器のみを収納し、薬剤を直接収納していない点である。その他の構成については、第1実施形態と同様であるので、詳しい説明は省略する。 【0050】 図13に示すように、この実施形態に係る医療用複室容器は、第1収納室9に小容器15のみが収納され、薬剤は収納されていない。一方、第2収納室11には上記各実施形態と同様に液状薬剤bが直接収納されている。このように、本実施形態では、第1収納室9に薬剤を直接収納するのではなく、薬剤aが封入された小容器15を収納することで、第1収納室9に薬剤aを収納することとしている。これにより、次のような利点がある。 【0051】 まず、第1収納室9に収納すべき薬剤の量が変わった場合、容器本体5の大きさを変更することなく、小容器15の大きさのみを変更することで対応することができる。例えば、第1収納室9に収納する薬剤が収納室の大きさに比べて非常に少量である場合には、薬剤が分散しやすくなるため、第2収納室11の薬液bが第1収納室9のほぼ全体に行き渡らなければ、両者を混合するのは困難である。これに対して、小容器15を薬剤aの量に合わせて小型化しておけば、薬剤が分散することなく一箇所に集中した状態で保持することができる。したがって、仕切り用弱シール部13及び小容器15が開封したときに、小容器15の薬剤aと第2収納室11の薬液bとを確実に混合することができる。 【0052】 また、次の利点もある。例えば第1収納室9に収納すべき薬剤aが、合成樹脂に吸着したり光劣化性を有する場合には、第1収納室9、つまり容器本体5を構成するフィルムが汚れたり、劣化する場合がある。このような場合には、小容器15を構成するフィルムを薬剤が吸着しにくい材料で構成したり、或いは光劣化性が少ない材料で構成し、これを第1収納室9に収納する。このようにすると、小容器15のみを収納すべき薬剤に対応させればよいため、容器本体3全体の材質を薬剤に合わせて変更する必要がない。したがって、上記のような薬剤を使用する際に、コストダウンが可能となる。 【0053】 さらに、小容器15は、容器本体5と別個に製造することができるため、小容器15に収納される薬剤aと、容器本体5の第2収納室11に収納する薬剤bとを異なる滅菌方法で滅菌しなければならない場合であっても、容器本体5の製造設備に、上記2種類の滅菌用設備を設ける必要がない。すなわち、小容器15の薬剤aは、小容器15を製造する設備で滅菌すればよいため、容器本体5の製造設備には第2収納室11の薬剤の滅菌用設備のみを設けることができ、製造設備の簡素化を図ることができる。 【0054】 上記説明では、第1収納室9に小容器15を収納しているが、図14に示すように、第2収納室11に小容器15を収納することもできる。この場合には、次のような利点がある。同図に示すように、第2収納室11には、薬剤が直接収納されておらず、小容器15のみが収納されている。そのため、例えば仕切り用弱シール部13を開封する前に、薬剤排出部7に刺栓針を刺入した場合であっても、薬剤は排出されない。したがって、混合前の薬剤が排出されるのが防止される。また、このように構成することで、第2実施形態に示す排出用弱シール部25を設けなくても混合前の薬剤の排出を防止することができる。 【0055】 また、別の態様として、第1収納室9に薬剤と小容器15を収納し、第2収納室11を空室とすることもできる。このように構成すると、小容器15を容易に開封できることは勿論のこと、上述のような混合前の薬剤の排出が防止できるという効果もある。 【0056】 以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。 【0057】 例えば、小容器を次のように構成すると、より開封しやすくすることができる。すなわち、図15(a)に示すように、小容器15の下端縁に複数の切り込み18を形成すると、小容器15のシートを離間する力が切り込み18を介して小容器15の周縁に伝達され、周縁が同図中の線Sに沿って破れやすくなる。したがって、シートの層間剥離に加えて、周縁が破れやすくなるため、小容器15をより容易に開封することができる。また、図15(b)に示すように、小容器15の下端縁15aを鋸刃状に形成しても同様の効果を得ることができる。或いは、図15(c)に示すように、小容器15を構成するフィルムを、同図中のX方向に延伸して製造すると、フィルムはX方向に沿って裂けやすくなるため、これによっても小容器15を容易に開封することができる。なお、X方向に沿って裂けやすいフィルムであれば、延伸以外の方法で製造されたフィルムを使用することもできる。また、図16に示すように、小容器周縁の内側に鋸刃形状を設けることもできる。 【0058】 なお、小容器15をさらに開封しやすくするために、上記したものを適宜組み合わせることもできる。つまり、図15(a)〜図15(c)に示したもののいずれか2つ又はすべてを組み合わせたものにすることができる。 【0059】 また、上記実施形態では、仕切り用弱シール部13及び排出用弱シール部25をフィルムの熱融着によって構成しているが、これに限定されるものではなく、外部からの力の作用によって開封するものであれば、種々の態様を採ることができる。例えば、容器本体5の対向する各フィルム面に凸条部及び凹条部をそれぞれ設け、これらを離脱可能に凹凸嵌合させることによって構成することもできる。或いは、一部が他の部分より薄くなっている仕切り用の膜を設け、圧力が作用するとこの薄い部分が破断して両収納室が連通するようにすることもできる。この場合、小容器15を膜の近傍に固着しておくと、両収納室9,11が連通する際の容器本体5のフィルムの離間に伴って小容器15を開封することができる。 【0060】 また、小容器15を容器本体5のフィルムに固定する第1固着部19は、上記のように仕切り用弱シール部13と平行でなくても、容器本体5のフィルムの離間に伴う力Fを小容器15に伝達できるのであれば、その形状は特に限定されない。また、熱融着以外であっても、容器本体5に確実に固定できるのであれば、その構成は特に限定されない。また、第2固着部20も、仕切り用弱シール部13と平行である必要はなく、小容器15が容器本体5内で折れ曲がらないように、小容器15の一部を容器本体5に固着していれば良く、例えば図17に示すように、仕切り用弱シール部13と垂直の方向に形成することもできる。 【0061】 また、上記実施例では、小容器15の第1固着部19を、第1収納室9又は第2収納室11にて容器本体5の内壁面に固着しているが、この第1固着部19を、図18に示すように、仕切り用弱シール部13内で固着することもできる。 【0062】 さらに、小容器15の構成も、上記のように多層フィルムで構成したり、周縁の一部を弱シール部で構成する以外であっても、容器本体5のフィルムの離間に伴って開封するように構成されていればよく、例えば小容器15全体を破断しやすい薄いフィルムで構成することもできる。 【0063】 また、小容器15の数は、1つに限定されず、2つ以上設けることもでき、小容器を配置する収納室も上記のように第1収納室9だけでなく、第2収納室11に配置することもできる。更に、小容器15自体を隔壁で仕切られた複数の室を有するものとすることもできる。 【0064】 また、収納室の数は、上記のように2つに限定されるものではなく、3つ以上にすることもでき、この場合、各収納室を上記のような仕切り用弱シール部で仕切っていればよい。そして、少なくとも一つの収納室に小容器が上記のような態様で配置されていればよい。 【0065】 なお、上記の例では、各収納室を仕切る仕切り用弱シール部をフィルム面の熱融着による弱シール部としたものを挙げたが、それに代えて、容器本体の対向するフィルムを離間させる方向に、各フィルムを引っ張ることによって開封できる程度の強いシールとすることができる。その場合であっても、この強いシールの開封に伴って小容器が開封する効果に変わりはない。 【図面の簡単な説明】 【0066】 【図1】本発明に係る医療用複室容器の第1実施形態を示す平面図である。 【図2】図1のA−A線断面図である。 【図3】第1固着部19が外れたときの従来例(a)及び本実施例(b)を示す断面図である。 【図4】図1の医療用複室容器の他の例を示す平面図である。 【図5】図1の医療用複室容器の他の例を示す平面図である。 【図6】図1の医療用複室容器の他の例を示す平面図である。 【図7】図1の医療用複室容器を2つ折にした状態を示す断面図である。 【図8】図1の医療用複室容器の他の例を示す要部断面図である。 【図9】本発明に係る医療用複室容器の製造方法の例を示す図である。 【図10】本発明に係る医療用複室容器の製造方法の例を示す図である。 【図11】本発明に係る医療用複室容器の第2実施形態を示す平面図である。 【図12】図8の医療用複室容器の他の例を示す要部平面図及び断面図である。 【図13】本発明に係る医療用複室容器の第3実施形態を示す平面図である。 【図14】本発明に係る医療用複室容器の第3実施形態の他の例を示す平面図である。 【図15】本発明に係る医療用複室容器に用いられる小容器の他の例を示す図である。 【図16】本発明に係る医療用複室容器に用いられる小容器の他の例を示す図である。 【図17】本発明に係る医療用複室容器に用いられる小容器の他の固着例を示す平面図である。 【図18】本発明に係る医療用複室容器に用いられる小容器の他の固着例を示す平面図(a)及び断面図(b)である。 【符号の説明】 【0067】 1 医療用複室容器 5 容器本体 7 薬剤排出部 9 第1収納室 11 第2収納室 13 仕切り用弱シール部 15 小容器 19 第1固着部 19a 間隔 20 第2固着部 20a 間隔
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| 【出願人】 |
【識別番号】000149435 【氏名又は名称】株式会社大塚製薬工場
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| 【出願日】 |
平成18年2月3日(2006.2.3) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100065215 【弁理士】 【氏名又は名称】三枝 英二
【識別番号】100076510 【弁理士】 【氏名又は名称】掛樋 悠路
【識別番号】100129540 【弁理士】 【氏名又は名称】谷田 龍一
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| 【公開番号】 |
特開2006−247378(P2006−247378A) |
| 【公開日】 |
平成18年9月21日(2006.9.21) |
| 【出願番号】 |
特願2006−27421(P2006−27421) |
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