| 【発明の名称】 |
健康器具 |
| 【発明者】 |
【氏名】東 善彦
【氏名】坂元 隆男
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| 【要約】 |
【課題】長時間使用しても足裏に痛みを感じることなく適度な刺激を与えることができ、かつ、足全体を動かすことができる健康器具を提供すること。
【解決手段】健康器具は、2分割され折りたたみ可能な基台と、基台上に設けられ足裏と接する一対の右足用摺擦体および左足用摺擦体とを備え、右足用摺擦体と左足用摺擦体は、つま先方向又は踵方向に向かって次第に両者の間隔が狭くなるハの字状に配置され、かつ、足裏が各摺擦体上をつま先方向および踵方向へ向かって反復的に滑り易くなるようにつま先方向および踵方向への滑動性が高められてなる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 2分割され折りたたみ可能な基台と、基台上に設けられ足裏と接する一対の右足用摺擦体および左足用摺擦体とを備え、右足用摺擦体と左足用摺擦体は、つま先方向又は踵方向に向かって次第に両者の間隔が狭くなるハの字状に配置され、かつ、足裏が各摺擦体上をつま先方向および踵方向へ向かって反復的に滑り易くなるようにつま先方向および踵方向への滑動性が高められてなることを特徴とする健康器具。 【請求項2】 各摺擦体は半円形状の横断面を有する半円筒状であることを特徴とする請求項1に記載の健康器具。 【請求項3】 各摺擦体はその表面につま先方向および踵方向に沿って延びる複数の突条が形成されてなることを特徴とする請求項1又は2に記載の健康器具。 【請求項4】 各摺擦体はその表面に沿って複数の糸状体が装着されてなることを特徴とする請求項1又は2に記載の健康器具。 【請求項5】 各摺擦体はその表面に複数の転動体が回転可能に装着されてなることを特徴とする請求項1又は2に記載の健康器具。 【請求項6】 各摺擦体は天然の竹または木材を縦に分割してなるか、或いは、縦に分割された天然の竹または木材を模した樹脂成形品からなることを特徴とする請求項2に記載の健康器具。 【請求項7】 各摺擦体は、つま先方向および踵方向に沿って延びる複数の糸状体と、糸状体の両端が固定され糸状体を張架する一対の張架部材とからなる請求項1に記載の健康器具。 【請求項8】 基台は容器状であって、一部に開かれた状態を選択的に維持するためのロック手段を有し、各張架部材は基台に対して軸回転可能に軸支されてなる請求項7に記載の健康器具。 【請求項9】 基台は非移動物体に対して基台を固定するための固定手段を有することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載の健康器具。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 この発明は、健康器具に関し、詳しくは、足を動かすことによって健康の維持・増進を図る健康器具に関する。 【背景技術】 【0002】 この発明に関連する従来技術としては、基台上に2つの隆起体を設け、足裏を隆起体上で摺擦させることにより、摩擦による足裏のツボを適度に刺激する健康器具が知られている(例えば、特許文献1参照)。 【特許文献1】特開2005−58683号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 人の足裏に多くのツボが集中しているのは周知の事実であり、世の中には足裏のツボを積極的に刺激するように複数の突起を立設した健康器具が多く流通し、また利用されている。 しかし、そのような健康器具の多くは、足裏のツボに対して強い刺激を与えることを目的としていることから、長時間使用すると足裏が痛くなり、使用が苦痛に感じられるものも少なくない。 【0004】 また、足裏のツボを刺激することのみを目的としていることから、足裏を刺激する際に足全体を大きく動かすことにはならず、長時間同一の姿勢を強いられる環境において、足のうっ血やむくみ等を解消することはできない。 【0005】 また、高齢化社会において、高齢者のリハビリに健康器具が活用されることも多いが、従来の健康器具は上述の通り、長時間の使用が苦痛に感じられるものも多い。 さらには、パーソナルコンピュータ等の省力機器の普及に伴い、オフィスでの労働も長時間同一の姿勢をとる動き少ないものに変わってきている。健康な人間でも、同一の姿勢をとりつづければ、足が冷えたり、むくみなどの症状が生ずる。 このため、健康器具を使用していることを意識させることなく、長時間に亘って自然に足を動かすことができるような健康器具が求められていた。 【0006】 この発明は以上のような事情を考慮してなされたものであり、長時間使用しても足裏に痛みを感じることなく適度な刺激を与えることができ、かつ、足全体を自然に動かすことができる健康器具を提供するものである。 【課題を解決するための手段】 【0007】 この発明は、2分割され折りたたみ可能な基台と、基台上に設けられ足裏と接する一対の右足用摺擦体および左足用摺擦体とを備え、右足用摺擦体と左足用摺擦体は、つま先方向又は踵方向に向かって次第に両者の間隔が狭くなるハの字状に配置され、かつ、足裏が各摺擦体上をつま先方向および踵方向へ向かって反復的に滑り易くなるようにつま先方向および踵方向への滑動性が高められてなることを特徴とする健康器具を提供するものである。 【発明の効果】 【0008】 この発明によれば、右足用および左足用の各摺擦体は、つま先方向および踵方向への滑動性が高められてなるので、足裏を各摺動体上に載せた際に、足裏を軽い力でつま先方向および踵方向へ反復的に滑らせることができる。 この結果、長時間使用しても足裏に痛みを感ずることなく適度な刺激を与えることができ、さらには足全体を自然に前後に動かすことができるので、車内、機中などの長時間同一の姿勢を強いられる環境において足のうっ血やむくみなどを解消でき、さらにはリハビリ等にも好適に利用できる。 また、足裏を各摺擦体上で反復的に滑らせることにより、足裏の温度が上昇し、血管が拡張することにより血流の促進も図られ、エコノミークラス症候群の防止にもなる。 【0009】 また、右足用摺擦体と左足用摺擦体は、つま先方向又は踵方向に向かって両者の間隔が次第に狭くなるハの字状に配置されるので、人が足を前後に動かす運動において、より自然な動きとなり、使用者に健康器具を使用しているという意識を過剰に意識させることがなくなる。このため、使用者は長時間、意識することなくごく自然に足を前後させることとなり、健康器具を意識的に長時間使用することによる精神的・身体的な疲労感を防止することができる。 【0010】 さらには、基台が折りたたみ可能となるように2分割されてなるので、かさばることなく、容易に収納または持ち運ぶことができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0011】 この発明による健康器具は、2分割され折りたたみ可能な基台と、基台上に設けられ足裏と接する一対の右足用摺擦体および左足用摺擦体とを備え、右足用摺擦体と左足用摺擦体は、つま先方向又は踵方向に向かって次第に両者の間隔が狭くなるハの字状に配置され、かつ、足裏が各摺擦体上をつま先方向および踵方向へ向かって反復的に滑り易くなるようにつま先方向および踵方向への滑動性が高められてなることを特徴とする。 【0012】 この発明による健康器具において、基台とは、折りたたみ可能に2分割され一対の右足用摺擦体および左足用摺擦体を保持する部分を意味し、その形状や材質は特に限定されないが、例えば、木材、ABS樹脂、フッ素樹脂などの樹脂、アルミニウム、ステンレス、鉄、銅などの金属、スチレンブタジエンゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴムなどの弾性体などから形成されていてもよい。 2分割された基台を折りたたみ可能に繋ぐ手段としては、例えば、一般的なヒンジ部材や、ヒンジ構造が挙げられる。なお、基台が弾性体からなる場合には、局部的に肉厚を薄くして剛性を下げることにより折りたたみ可能としてもよい。 右足用摺擦体および左足用摺擦体とは、右足および左足の足裏とそれぞれ接し、足裏を足先方向および足裏方向へ向かって反復的に滑らせる部分を意味し、その形状や材質は特に限定されず、あらゆる天然物又は人工材料、或いはそれらの組合せにより形成できるが、機能的観点からみると、つま先方向および踵方向への滑動性が高められるような形状を有し、摩擦係数の小さな材料で形成されることが好ましい。 また、右足用摺擦体および左足用摺擦体は、磁気を発生するように磁性体が埋設されていてもよいし、或いは、表面がマイナスイオンを発する物質、例えば、トルマリンでコーティングされていてもよい。 【0013】 ここで、分割された基台と各摺擦体は同一の材料で一体に形成されてもよいし、それぞれ別の材料で別部材として形成されてもよい。 なお、分割された基台と各摺擦体が同一の材料で一体に形成される場合であって、その材質の摩擦係数が足裏を軽く滑らせるうえで比較的高い場合には、各摺擦体の表面をフッ素樹脂などの摩擦係数の小さな材料でコーティングすることが好ましい。 【0014】 この発明による健康器具において、各摺擦体は半円形状の横断面を有する半円筒状であることが好ましい。 このような構成によれば、各摺擦体が半円形状の横断面を有する半円筒状であることにより、足裏を各摺擦体の表面に沿ってつま先方向および踵方向に反復移動させる際に、足を外股気味に開きながら反復移動させたり、逆に足を内股気味に閉じながら反復移動させたりすることができ、1つの決まった姿勢を使用者に強制することなく、使用者の好みに応じた多彩な姿勢を許容することができる。 なお、各摺擦体は基台に対する高さが高い程、多彩な姿勢を可能とするが、使用される環境によっては、一概に高さが高いほどよいとも言えない。そこで、各摺擦体の基台に対する高さは調節可能に構成されていてもよい。 【0015】 この発明による健康器具において、各摺擦体はその表面につま先方向および踵方向に沿って延びる複数の突条が形成されていてもよい。 このような構成によれば、各摺擦体の表面につま先方向および踵方向にのみ足裏が滑り易くなる特定の方向性をもった形状が形成されるので、足裏をつま先方向および踵方向へ反復移動させる際に、足裏が各摺擦体からずれ落ち難くなると共に、足裏により適度な刺激を与えることができる。 【0016】 この発明による健康器具において、各摺擦体はその表面に沿って複数の糸条体が装着されていてもよい。 このような構成によれば、足裏をつま先方向および踵方向へ反復移動させる際に、糸条体によって形成された各摺擦体上の突条によって足裏により適度な刺激を与えることができる。 【0017】 この発明による健康器具において、各摺擦体はその表面に複数の転動体が回転可能に装着されていてもよい。 このような構成によれば、足裏をつま先方向および踵方向へ反復移動させる際に、足裏の移動に伴って転動体が従動回転することにより非常に軽く足裏を反復移動させることができるため、長時間の使用でも疲れを感じることがなくなり、さらには転動体によって形成される突起によって足裏により適度な刺激を与えることができる。 【0018】 この発明による健康器具において、各摺擦体は天然の竹または木材を縦に分割してなるか、或いは、縦に分割された天然の竹または木材を模した樹脂成形品からなっていてもよい。 なかでも、天然の竹は比較的安価で、調達も比較的容易であり、さらにはその表面の摩擦係数が小さく、節の部分の突起によって足裏に適度な刺激を与えることができるため、摺擦体の材料として非常に好適である。また、木材を利用する場合には、例えば、梅の木、なかでも梅の徒長枝などが好適に利用できる。梅の徒長枝は弾性に富み、割れに難いという利点を有する。 また、天然の竹または木材を模した樹脂成形品とした場合には、天然の竹や木材を使用する場合と比較して、大量生産がし易くなり、一定の品質のものを安価に供給できるようになる。 なお、各摺擦体が樹脂成形品からなる場合、各摺擦体は少なくともその表面が摩擦係数の小さなフッ素樹脂で形成されていることが好ましい。 【0019】 この発明による健康器具において、各摺擦体は、つま先方向および踵方向に沿って延びる複数の糸状体と、糸状体の両端が固定され糸状体を張架する一対の張架部材とからなっていてもよい。 このような構成によれば、各摺擦体が糸状体で構成されるため、健康器具の軽量化を図ることができ、持ち運びし易くなる。 【0020】 また、各摺擦体が複数の糸状体と一対の張架部材とから構成される上記構成において、一部に開かれた状態を選択的に維持するためのロック手段を有し、各張架部材は基台に対して軸回転可能に軸支されていてもよい。 このような構成によれば、張架部材が基台に軸回転可能に軸支されるので、基台を開いてロック手段を作用させると、一対の張架部材が自動的に基台上に起き上がり、起き上がった一対の張架部材によって糸状体が自動的に強く張架される。 一方、基台のロック手段の作用と解き、基台を折りたたむと、自動的に糸状体の張架状態が緩み、糸状体と各張架部材の自重によって自動的に基台内に収容される。 このため、非常にコンパクト、かつ、スマートに収納でき、上述の軽量化の効果と相俟って、携帯に適した健康器具を提供できるようになる。 【0021】 この発明による健康器具において、基台は非移動物体に対して基台を固定するための固定手段を有していてもよい。 このような構成によれば、足裏をつま先方向および踵方向へ反復移動させる際に足裏と各摺擦体との摩擦によって健康器具がずれ動くことを防止でき、より使用し易い健康器具を提供できるようになる。 【0022】 例えば、長時間同一の姿勢が強いられる四輪自動車の運転席のフロアマット上に、この発明による健康器具を載置する場合に、健康器具を固定手段によってドライバーシートに対して固定することにより、健康器具がずれ動いてアクセルペダルやブレーキペダルの下に潜り込むことを防止でき、この発明による健康器具を運転中の車内で安全に使用できるようになる。 【0023】 また、長時間同一の姿勢が強いられる航空機の機内のカーペット上にこの発明による健康器具を載置する場合に、健康器具を固定手段によってカーペット上に固定することにより、健康器具がカーペット上でずれ動くことを防止でき、安全、かつ快適に機内で使用できるようになる。 【0024】 なお、具体的な固定手段としては、例えば、基台の両縁に取り付けられた長さ調節の可能なベルトと両ベルトの先端に取り付けられたフックとから構成されるもの、基台の両縁に取り付けられた長さ調節の可能なベルトと両ベルトの先端に取り付けられた一対の雄着脱具および雌着脱具とから構成されるもの、或いは、基台の裏側に取り付けられたベロクロシートなどが挙げられる。 なお。この四輪自動車の運転席や、航空機の機内などを例にしたが、当然ながら四輪自動車、航空機の機内以外にも、列車の車内、オフィス、家庭などあらゆる環境で使用でき、使用される環境は限定されない。 【0025】 以下、図面に示す実施例に基づいてこの発明を詳細に説明する。なお、以下に説明する複数の実施例において、同一の部材には同一の符号を付して説明する。 【実施例】 【0026】 実施例1 図1〜4に基づいて、この発明の実施例1による健康器具について説明する。図1は、実施例1による健康器具の斜視図、図2は図1に示される健康器具の平面図、図3は図1に示される健康器具の背面図、図4は使用者が実施例1による健康器具を使用している状態を示す説明図である。 【0027】 図1〜4に示されるように、実施例1による健康器具1は、概して、2分割され折りたたみ可能な基台2と、基台2上に設けられ足裏と接する一対の右足用摺擦体3aおよび左足用摺擦体3bとを備え、右足用摺擦体3aと左足用摺擦体3bは、つま先方向又は踵方向に向かって次第に両者の間隔が狭くなるハの字状に配置され、かつ、足裏が各摺擦体3a,3b上をつま先方向および踵方向へ向かって反復的に滑り易くなるようにつま先方向および踵方向への滑動性が高められるように構成されている。 【0028】 図1〜3に示されるように、基台2は厚さTが23mm、幅Wが385mm、長さLが400mmの木材からなる板状体で、幅方向の中央で縦に2分割され、裏側に装着された2つのヒンジ5で回動可能に繋ぎとめられている。 図1および図2に示されるように、基台2の上には、直径12cm程度の天然の竹を縦に2分割して形成された高さHが60mm程度の半円筒状の右足用摺擦体3aと左足用摺擦体3bが、つま先方向へ向かって互いに間隔が狭くなるハの字状となるように酢酸ビニルからなる接着剤で接着されている。 【0029】 右足用摺擦体3aおよび左足用摺擦体3bの表面上には天然の竹を縦に割って形成した複数の細長い突条体4がつま先方向および踵方向に沿って酢酸ビニルからなる接着剤で接着されている。 突条体4には節が所々に形成されており、図4に示されるように、座った状態の使用者Pが自身の足裏を各摺擦体3a,3b上でつま先方向および踵方向に反復移動させると、節が使用者Pの足裏に適度な刺激を与えるが、従来の健康器具のように足裏のツボに強い刺激を与えるものではないので、使用者Pが足裏に痛みを感ずることはなく、長時間の使用でも不快感を感ずることはなく、むしろ心地よい適度な刺激を感ずることができる。 【0030】 また、天然の竹は摩擦係数が小さいので、使用者Pはあまり意識することなく軽い力で足裏を突条体4に沿って反復移動させることができる。この結果、使用者Pは座った状態で足を前後に動かし続けることになり、足のうっ血やむくみを防止することができる。 上記の通り、右足用摺擦体3aと左足用摺擦体3bは、つま先方向へ向かって両者の幅が徐々に狭くなるハの字状に設けられているので、使用者Pは健康器具1を使用しているという特別な意識をもつことなく、非常に自然な感じで足を前後に動かし続けることができる。 さらに、つま先方向および踵方向に沿って装着された複数の突状体4により、つま先方向および踵方向にのみ滑り易くなっているので、反復移動させている足裏が摺擦体4からずれ落ち難くなっている。 【0031】 なお、実施例1では基台2の材料として木材、各摺擦体3a,3bおよび突条体4の材料として天然の竹を用いたが、もちろん樹脂、金属、弾性体などの人工材料を用いて作製されてもよい。 【0032】 実施例2 この発明の実施例2による健康器具について図5に基づいて説明する。図5は実施例2による健康器具の斜視図である。 【0033】 図5に示されるように、実施例2による健康器具21は、実施例1の突条体4(図1参照)の代りに右足用摺擦体3aと左足用摺擦体3bの表面に沿って糸状体24が格子状の模様を描くように接着されたものである。糸状体は100号の釣り糸からなる。その他の構成は上述の実施例1による健康器具1と同一である。 糸状体24によって形成される突起によって、座った使用者P(図4参照)が足裏をつま先方向および踵方向へ反復移動させる際に足裏に適度な刺激を与えることができる。 【0034】 実施例3 この発明の実施例3による健康器具について図6および図7に基づいて説明する。図6は実施例3による健康器具の斜視図、図7は実施例3による健康器具の要部拡大斜視図である。 【0035】 図6および図7に示されるように、実施例3による健康器具31は、実施例1の突条体4(図1参照)の代りに右足用摺擦体33aおよび左足用摺擦体33bの表面に複数の転動体34を回転可能に設けたものである。 分割された基台32aと右足用摺擦体33a、および分割された基台32bと左足用摺擦体33bは、それぞれ強度に優れたABS樹脂によって一体成形され、転動体34は摩擦係数の小さなフッ素樹脂によって成形された直径10mmの球状体である。分割された基台32aと32bは、輪状に成形されたヒンジ構造部(図示せず)に金属製のシャフト36が通されることにより回動可能に繋がれている。 【0036】 図6に示されるように、右足用摺擦体33aおよび左足用摺擦体33bの表面には転動体34を収容する箇所に直径11mmの半球状の凹部(図示せず)が形成され、この凹部に転動体34が収容されたうえで、半円状に分割された抜け止め部材35が凹部の周囲に接着されている。その他の構成は上述の実施例1による健康器具1と同一である。 【0037】 複数の転動体34を設けたことにより、足裏をつま先方向および踵方向へ反復移動させる際に、足裏の移動に伴って転動体34が従動回転し、非常に軽く足裏を反復移動させることができる。 このため、長時間の使用でも疲れを感じることがなく、さらには転動体34によって形成される突起によって足裏により適度な刺激を与えることができる。 なお各転動体34は、磁気を発生するように内部に磁性体が埋設されていてもよいし、或いは、マイナスイオンを発するように表面がトルマリンでコーティングされていてもよい。 【0038】 実施例4 この発明の実施例4による健康器具について図8〜10に基づいて説明する。図8は実施例4による健康器具の斜視図、図9は図8に示される健康器具の平面図、図10は実施例4による健康器具を四輪自動車の運転席で使用する状態を説明する説明図である。 【0039】 図8および図9に示されるように、実施例4による健康器具41は、実施例1の健康器具1(図1参照)に対し、基台42の両縁に長さ調節が可能なベルト部材46a,46bをそれぞれ取り付け、両ベルト部材46a,46bの先端に雄着脱具47aと雌着脱具47bをそれぞれ取り付け、さらに基台42のつま先側の角縁をカットしたものである。その他の構成は実施例1による健康器具1と同一である。 【0040】 図10に示されるように、実施例4による健康器具41は、四輪自動車Aの運転席で使用できる。つまり、ベルト部材46a,46bをドライバーシートSの後ろ側に回し、ドライバーシートSの後ろ側で雄着脱具47aと雌着脱具47bを嵌合させることにより、健康器具がフロアマットF上でずれ動くことを防止している。また、基台42のつま先側の角縁がカットされることにより、アクセルペダルAPやブレーキペダル(図示せず)と基台42とが干渉しないように配慮されている。 【0041】 運転者Dは、信号待ちや渋滞時に足裏をつま先方向および踵方向に反復移動させることにより、足裏に適度な刺激を感じると共に、足を前後に動かすことができ、足のうっ血やむくみを防止できる。 また、高速道路の運転時など、刺激の少ない状態が長時間続き、眠気をもようし易いような状況において、運転に必要のない左足を健康器具41上で反復移動させることにより、適度な刺激を受け続けると共に、足を動かすという運動意識をもつことになり、居眠り運転の防止にもなる。 【0042】 実施例5 この発明の実施例5による健康器具について図11に基づいて説明する。図11は実施例5による健康器具の背面図である。 【0043】 図11に示されるように、実施例5による健康器具51は、実施例1の健康器具1(図1参照)に対し、基台52の裏側にベロクロシート58を取り付けたものである。その他の構成は実施例1による健康器具1と同一である。 【0044】 実施例5による健康器具51は、長時間同一の姿勢が強いられる航空機の機内などで使用する際に、基台52の裏側に取り付けられたベロクロシート58がカーペットに貼り付くことにより、健康器具51がカーペット上でずれ動くことを防止している。これにより、使用者は健康器具51を安全かつ快適に使用することができる。もちろん、航空機の機内に限られず、屋内のカーペット上で使用されてもよい。 【0045】 実施例6 この発明の実施例6による健康器具について、図12に基づいて説明する。図12は実施例6による健康器具の斜視図である。 【0046】 図12に示されるように、実施例6による健康器具61は、ABS樹脂の成形品からなる容器状の基台62の上に、つま先方向および踵方向に沿って張架された100号の釣り糸からなる複数の糸状体64によって右足用摺擦体63aおよび左足用摺擦体63bをそれぞれ形成したものである。なお、釣り糸はフッ素コーティングが施された摩擦係数の小さなものが用いられる。 各糸状体64は、その両端が基台62の両端に軸回転可能に軸支された半円形状の張架部材65a、65bにそれぞれ固定され、基台62を開き、ロック部材66を基台62に形成されたボス62aに係合させると自動的に強く張架され、逆にロック部材66とボス62aの係合状態と解き、基台62を閉じると自動的に糸状体64の張架状態が緩み、緩んだ糸状体64と張架部材65a、65bはそれらの自重によって容器状の基台62内に収容される。 【0047】 実施例6による健康器具61は、基台62がABS樹脂で成形され、さらに右足用摺擦体63aおよび左足用摺擦体63bが、糸状体64で構成されるため、非常に軽量であり、また、基台62を折りたたむことにより、右足用摺擦体63aおよび左足用摺擦体63bが基台62内に自動的に収容されるので、コンパクト、かつ、スマートに収納できる。 このため、携帯用に非常に便利であり、四輪自動車、航空機の機内、列車の車内、オフィス、家庭などあらゆる環境で好適に使用できる。 なお、糸状体64は、必ずしも釣り糸に限られるものではなく、その表面に凹凸が形成された糸状体が用いられてもよい。 【図面の簡単な説明】 【0048】 【図1】この発明の実施例1による健康器具の斜視図である。 【図2】図1に示される健康器具の平面図である。 【図3】図1に示される健康器具の背面図である。 【図4】使用者が実施例1による健康器具を使用している状態を示す説明図である。 【図5】この発明の実施例2による健康器具の斜視図である。 【図6】この発明の実施例3による健康器具の斜視図である。 【図7】図6に示される健康器具の要部拡大斜視図である。 【図8】この発明の実施例4による健康器具の斜視図である。 【図9】図8に示される健康器具の平面図である。 【図10】この発明の実施例4による健康器具を四輪自動車の運転席で使用する状態を説明する説明図である。 【図11】この発明の実施例5による健康器具の背面図である。 【図12】この発明の実施例6による健康器具の斜視図である。 【符号の説明】 【0049】 1,21,31,41,51,61・・・健康器具 2,32,42,52,62・・・基台 62a・・・ボス 3a,33a,63a・・・右足用摺擦体 3b,33b,63b・・・左足用摺擦体 4・・・突条体 24,64・・・糸状体 34・・・転動体 35・・・抜け止め部材 36・・・シャフト 46a,46b・・・ベルト部材 47a・・・雄着脱具 47b・・・雌着脱具 58・・・ベロクロシート 65a,65b・・・張架部材 66・・・ロック部材 A・・・自動車 AP・・・アクセルペダル D・・・運転者 P・・・使用者 S・・・ドライバーシート
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| 【出願人】 |
【識別番号】505212429 【氏名又は名称】東 善彦 【識別番号】505213703 【氏名又は名称】坂元 隆男
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| 【出願日】 |
平成17年6月7日(2005.6.7) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100065248 【弁理士】 【氏名又は名称】野河 信太郎
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| 【公開番号】 |
特開2006−340790(P2006−340790A) |
| 【公開日】 |
平成18年12月21日(2006.12.21) |
| 【出願番号】 |
特願2005−167097(P2005−167097) |
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