| 【発明の名称】 |
マッサージ器 |
| 【発明者】 |
【氏名】福井 努 【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器産業株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】押圧部に光照射口を設け、疼痛治療光を確実にこりの患部に照射し、押圧刺激と同時に筋肉の血流改善効果や疼痛緩解効果が得られ、肩こりの効果的な治療が可能なマッサージ器を提供する。
【解決手段】グリップ(1)と前記グリップ(1)に接続され押圧部(5)まで伸びているアーム(4)を含むマッサージ器であって、前記押圧部(5)の内部には治療光を発光する光素子と光素子制御部と、押圧部(5)の先端にタッチセンサ(6)を備え、前記タッチセンサ(6)のタッチ信号により前記光素子からの治療光をタッチセンサ(6)側に向けて発光する。これにより、患部に安全に光照射治療をすることができ、押圧刺激と同時に筋肉の血流改善効果や疼痛緩解効果が得られ、肩こりの効果的な治療を可能とする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 グリップと前記グリップに接続され押圧部まで伸びているアームを含むマッサージ器であって、 前記押圧部内部には、治療光を発光する光素子と光素子制御部と押圧部先端にタッチセンサを備え、前記タッチセンサのタッチ信号により前記光素子からの治療光をタッチセンサ側に向けて発光することを特徴とするマッサージ器。 【請求項2】 前記光素子の発光する光の波長は、830nm±100nm付近である請求項1に記載のマッサージ器。 【請求項3】 前記マッサージ器には、充電池内蔵グリップと充電器を備えた請求項1又は2に記載のマッサージ器。 【請求項4】 前記マッサージ器には、前記光素子からの発光中、照射音発生手段を備えた請求項1〜3のいずれかに記載のマッサージ器。 【請求項5】 前記押圧部内部には、さらにタッチセンサを支えるばねとタッチセンサ用接点を備え、押圧を与える請求項1〜4のいずれかに記載のマッサージ器。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、光を患部に照射することにより肩こりを治療するマッサージ器に関するものである。 【背景技術】 【0002】 肩こりの治療には、指圧師によるマッサージや、本人が簡易なマッサージ器を使用して、こりの部位、患部を押圧し、筋肉の血流を改善し筋肉のこりを治療することが提案されている(例えば特許文献1参照)。 【0003】 図5は上記従来のマッサージ器を示しており、101はグリップ、102はアーム、103は押圧部である。 【0004】 以上のように構成されたマッサージ器について、その使用法を説明する。 【0005】 使用者は押圧部103を肩こりの部位に当て、グリップ101を下に引くことで、部位が押圧刺激され、心地よい刺激感が得られる。 【特許文献1】特開平9−192200号公報(第1図) 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0006】 しかし、従来のマッサージ器は押圧刺激だけであり、心地よい刺激感は得られるが、十分な血流の増加や発痛物質の除去等、こりをほぐす効果は少ないのが現状である。 【0007】 また、医院には疼痛緩解を目的とした光治療器があるが、患者自身での照射はできず、こりの患部への確実な照射は困難な状況にある。 【0008】 本発明は、前記従来技術の問題を解決するため、押圧部に光照射口を設け、疼痛治療光を確実にこりの患部に照射し、押圧刺激と同時に筋肉の血流改善効果や疼痛緩解効果が得られ、肩こりの効果的な治療が可能なマッサージ器を提供する。 【課題を解決するための手段】 【0009】 本発明のマッサージ器は、グリップと前記グリップに接続され押圧部まで伸びているアームを含むマッサージ器であって、前記押圧部内部には、治療光を発光する光素子と光素子制御部と押圧部先端にタッチセンサを備え、前記タッチセンサのタッチ信号により前記光素子からの治療光をタッチセンサ側に向けて発光することを特徴とする。 【発明の効果】 【0010】 本発明は、押圧部内部に治療光を発光する光素子と光素子制御部を備え、押圧部先端には人体への接触を感知するタッチセンサを備えることにより、使用者自身が患部を押圧することで、確実に患部への押圧刺激ができると同時に、患部に確実にかつ安全に光照射をすることができ、光作用による筋肉の血流改善効果や神経作用による疼痛緩解効果、さらには交感神経の緊張の緩和が得られ、肩こりの効果的な治療を可能とする。 【発明を実施するための最良の形態】 【0011】 本発明のマッサージ器は、押圧部内部に治療光を発光する光素子と光素子制御部を備え、押圧部先端には人体への接触を感知するタッチセンサを備えている。この構成により、使用者自身による患部への押圧刺激と同時に、患部に確実にかつ安全に光照射をすることとなる。 【0012】 (第1の実施形態) 図1において、グリップ1には電源スイッチ2と照射音出力部3が設けられ、上部にはアーム4と、その先端には光素子を内部に備えた押圧部5と、人体への接触を感知するタッチセンサ6が設けられている。グリップ1には電源コード7が接続されている。図2は押圧部5の内部構造であり、光素子8と、光素子制御部9が接続され、さらに光素子制御部9にはタッチセンサ信号処理部10とタッチセンサ6が接続されている。タッチセンサ6のタッチ信号はタッチセンサ信号処理部10を介して光素子制御部9に伝達される。光素子制御部9には光素子制御部に電力を供給する電力供給線11が接続されている。タッチセンサ信号処理部12からのオン信号を受けて光素子制御部9から光素子8に電力が送られ、光素子8からタッチセンサ6側に向けて治療光12が出力される。13は患部を示す。以上のように構成されたマッサージ器について、その動作を説明する。 【0013】 まず、使用者が電源コード7をコンセントに接続し、電源スイッチ2を入れる。この状態では光は照射されないが、タッチセンサ6を直接、患部13に接触させることで光素子制御部9が人体の接触を感知し、光素子8より治療光12を出力し、患部13に光照射が行われる。また、照射中は照射音出力部3より照射音が発せられ、使用者に正常に照射されていることを知らせる。照射部位の変更や照射終了時にタッチセンサ6が患部13から離れると光素子制御部9が感知し、直ちに光照射が中断され、治療光が使用者や周りにいる人の目に照射されることを防いでいる。タッチセンサ6は、人体に接触したことで感知するセンサで、例えば、静電容量の変化を検知するしくみを持ったセンサにより、対象物を限定して(ここでは人体の皮膚)感知する。 【0014】 また、治療光の波長を近赤外領域である830nm±100nm付近とすれば、人体内で光の透過性が高くなり、より深部の治療に効果的である。光の強度は平均出力1W程度が好ましい。 【0015】 光素子8は、半導体レーザ素子や発光ダイオード(LED)であってもよい。なお、光素子制御部9およびタッチセンサ信号処理部10はグリップ1内部に備えることとしても、同様の効果が得られる。 【0016】 以上のように、押圧部5内部に、治療光を発光する光素子8と光素子制御部9と押圧部5先端に人体への接触を感知するタッチセンサ6を備えることにより、患部13に安全に光照射治療をすることとなり、押圧刺激と同時に筋肉の血流改善効果や疼痛緩解効果が得られることにより、肩こりの効果的な治療ができる。 【0017】 (第2の実施形態) 本実施の形態において第1の実施形態と同様の構成については同一の番号を付して詳細な説明を省略する。図3は、充電池を内蔵した充電池内蔵グリップ14と、前記充電池内蔵グリップ14内部の充電池を充電する充電器15の充電状態を示す。以上のように構成されたレーザ治療器について、その動作を説明する。 【0018】 まず、使用者は使用前に充電器15に充電池内蔵グリップ14をセットし、充電を行う。充電完了後、充電池内蔵グリップ14を充電器15から取り外し、実施の形態1と同様に肩こりの治療を行う。 【0019】 以上のように、グリップ1を充電池内蔵グリップ14とし、充電器15で使用前に予め充電しておくことにより、使用時に電源コード7が不要となるため、取り扱いが容易になり、コンセントのない場所でも治療をすることが出来る。 【0020】 (第3の実施形態) 本実施の形態において第1の実施形態と同様の構成については同一の番号を付して詳細な説明を省略する。図4は、押圧部5に内蔵されタッチセンサ5を支えるばね16と、タッチセンサ5が押し込まれた時にタッチセンサ5と接触するタッチセンサ用接点17の模式的配置図を示す。以上のように構成されたマッサージ器について、その動作を説明する。 【0021】 本実施例でも実施の形態1と同様に、タッチセンサ6を患部13に接触させるが、本実施例ではある一定以上の押圧をかけることにより、ばね16に支えられているタッチセンサ6が押圧部5に押し込まれることとなり、タッチセンサ6がタッチセンサ用接点17と接触し、光素子制御部9が接触を感知し、光素子8より治療光12を出力することとなる。照射中は照射音出力部3より照射音が発せられ、十分な押圧により正常に照射されていることを知らせる。照射音出力部3は小型マイクを使用する。 【0022】 以上のように、押圧部5内部にタッチセンサ5を支えるばね16とタッチセンサ5が一定以上の押圧で押し込まれた時に接触するタッチセンサ用接点17を備えることにより、照射時にはコリの部分に一定の押圧をかけることで、確実に指圧的な刺激を与えることができる。これにより、心地よい刺激が得られる部位を使用者本人も自覚でき、確実に患部13に照射することが可能となる。さらに患部13が押さえられることにより、患部13が体内方向に押し込まれ、治療光12をより深部に到達させることが可能となる。 【産業上の利用可能性】 【0023】 本発明のマッサージ器は、こりの部分を自分で押圧することで確実に患部に光照射ができ、押圧刺激と同時に筋肉の血流改善効果や疼痛緩解効果が得られることにより、筋肉の血流改善や痛みを緩解させ、肩こりの効果的な治療を可能とする。また、押圧部が患部に触れないと治療光が照射されないので、使用者にとって安全な装置を提供できる。 【図面の簡単な説明】 【0024】 【図1】本発明の実施の形態1におけるマッサージ器の構成を示す図。 【図2】同、実施の形態1における押圧部の構成を示す模式的断面図 【図3】本発明の実施の形態2におけるマッサージ器の充電状態を示す図。 【図4】本発明の実施の形態3におけるマッサージ器の模式的断面図。 【図5】従来のマッサージ器を示す図。 【符号の説明】 【0025】 1 グリップ 2 電源スイッチ 3 照射音出力部 4 アーム 5 押圧部 6 タッチセンサ 7 電源コード 8 光素子 9 光素子制御部 10 タッチセンサ信号処理部 11 電力供給線 12 治療光 13 患部 14 充電時内蔵グリップ 15 充電器 16 ばね 17 タッチセンサ用接点 101 グリップ 102 アーム 103 押圧部
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005821 【氏名又は名称】松下電器産業株式会社 【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1006番地
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| 【出願日】 |
平成17年5月16日(2005.5.16) |
| 【代理人】 |
【識別番号】110000040 【氏名又は名称】特許業務法人池内・佐藤アンドパートナーズ
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| 【公開番号】 |
特開2006−314707(P2006−314707A) |
| 【公開日】 |
平成18年11月24日(2006.11.24) |
| 【出願番号】 |
特願2005−143111(P2005−143111) |
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