| 【発明の名称】 |
ミスト岩盤浴装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】土橋 政文
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| 【要約】 |
【課題】ラジウム鉱石及び麦飯石等を敷き詰め、水を張ったステンレス容器で、容器底面に加熱装置を具備したミストラドンガス効果及び生体温熱効果が期待できるミスト岩盤浴装置を提供する。
【解決手段】適当量のラジウム鉱石2aが敷き詰められ、水を張ったステンレス容器1aを加熱すると水蒸気が発生する。一方、温められたラジウム鉱石から大気中にラドンガス(Rn222)が放出される。又、発生水蒸気はラジウム鉱石により微小クラスタ−化、マイナスイオン化されており、呼吸器系から生体に取り込んで健康増進効果、あるいは免疫力向上による治癒効果が期待できる。又、ラジウム鉱石からはラドンガス以外にも生体深部に到達して温熱効果のある各種放射線(α線、β線、γ線、遠赤外線等)が放出されているので、当該装置を頭部、肩、腰等の下にあてがうことによりラジウム温泉岩盤浴と同等の温熱効果が期待できる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 水と半没水状態でラジウム鉱石を入れたステンレス容器を底面に装着したヒ−タ−で加熱コントロ−ルすることで、ラジウム温泉と同等のミスト及びラドンガスを放出し、又該容器上に生体を横たえることにより、容器内ラジウム鉱石から放出されるラジウム放射線によりラジウム温泉岩盤浴と同等の生体深部への温熱効果を実現し、家庭においてラジウム温泉環境を簡易に創出ことを特徴とするミスト岩盤浴装置。 【請求項2】 上記容器に通気孔が設けられた桧板を載せて、桧板が有する香りと生体に有益な成分放出でアロマセラピ−効果を実現することを特徴とするミスト岩盤浴装置。 【請求項3】 上記容器に芳香エッセンスを滴下して、アロマセラピ−効果を増高させることを特徴とするミスト岩盤浴装置。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、ラジウム温泉のミストラドン浴効果とラジウム岩盤温熱効果を実現するための岩盤浴装置に関する。 【背景技術】 【0002】 一般の入浴施設として、大衆銭湯、温泉宿、サウナ風呂等が知られているが、温められた鉱石の上に横になって温熱効果を得る岩盤浴施設が存在する。自然環境の中での岩盤浴施設としてはラジウム温泉として秋田県の玉川温泉が有名である。 一方、人工の岩盤浴施設としては、遠赤外線の温熱効果を謳った技術が知られている。 【特許文献】特開2004−130047号 【実用新案文献】 登録実用新案第3100592号 しかし、遠赤外線の生体内への浸透深さはせいぜい生体皮膚層までであり、該技術による内臓疾患、癌等への治療効果という観点においては限界があった。 【0003】 そこで、生体深部へのより一層の温熱効果を引き出すためにラジウム鉱石又はラジウム放射物質を装置床表層部に配置したラジウム岩盤浴装置が知られている。 【実用新案文献】 登録実用新案第3080299号 登録実用新案第3105193号 登録実用新案第3104050号 しかし、α線、β線、γ線、遠赤外線等の各種放射線を包含するラジウム放射線による生体への治療効果は、遠赤外線に比べて生体への浸透深さが増し、より大きな温熱効果が得られるという比較論においてその優位性を否定できないものの、生体免疫力の向上とか新陳代謝の活性化、更には血液の増高効果が疾患治癒にどの程度有効に働いているかという明確な検証は未だ発表されていない。このことは、ラジウム放射線量及び照射時間と治癒効果の因果関係を学術的に体系付けて検証することの困難さに起因するものと思われる。 【0004】 一方、多くの難病患者が上述の玉川温泉での湯治で顕著な治癒効果を得ているという多くの事実も存在する。そこで玉川温泉と同様の温泉環境を人工的に実現するために、ラジウム線放射機能に加えて水蒸気(以後、ミストと呼称する)発生機能を具備したラジウム岩盤浴装置が知られている。 【特許文献】特開2002−35078 【実用新案文献】 登録実用新案第3105772号 これら技術は、例えば透水性コンクリ−トに水を含浸させてコンクリ−ト層内部、あるいは下部に装着した温水配管等で含浸水を加熱してミストを発生させるものである。しかし、装置構成が大掛かりで家庭あるいはビルの1室等で簡易に利用するには問題があった。そこで、家庭でも簡易にラドンミストを得ることを目的に、過熱装置を具備した水槽にラジウム鉱石を沈め、該ラジウム鉱石にエアポンプより供給される空気をぶつけてラドンガスとなった気泡をミストと一緒に室内に放出するという技術が知られている。 【実用新案文献】 登録実用新案第3069774号 しかし、該技術ではラドンガスとミストの生成目的は達成しているが、玉川温泉における岩盤浴で体験できる生体への温熱効果は得られないので玉川温泉レベルのラジウム岩盤浴装置とは言えない。 【0005】 以上の理由により、ラドンミスト効果とラジウム岩盤浴温熱効果の相乗作用で難病の治癒に多大の効果と実績で知られる玉川温泉に匹敵する岩盤浴装置は未だ製品化されておらず、難病に苦しむ人々は申し込んでも順番が回ってくるのが半年先という玉川温泉湯治に万難を排して出向いている。 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0006】 難病治癒のためのラジウム温泉湯治場として知られる玉川温泉は、治癒効果を具現する要素として大きく2つが挙げられる。 一つは、ラジウム鉱石岩盤上に横になって生体深部まで到達するラジウム放射線による血液改質、血流増高、更には細胞機能活性化という温熱効果である。 もう一つの要素は、ラジウム原子崩壊から出るラドン(Rn222)ガスを呼吸器系から生体内に直接取り込むことにより、疾患を抱える生体の免疫力の向上、新陳代謝の活発化という効果である。 又、ラジウム放射線によりマイナスイオン化されたミスト(湯気)を同時に呼吸器系から生体内に吸込むことで、より大きなラドン吸入効果を得られる。 【0007】 このような治療、治癒効果を有する玉川温泉のラジウム温泉効果に着目して、 【0002】 から 【0005】 で示すような様々なラジウム温泉関連装置又は技術が開発されているが、いずれの技術も玉川温泉の有する2つの要素、すなわち温熱効果とミストラドン吸入効果を同時に満足しておらず、玉川温泉での湯治で得られるラジウム温泉効果を実現した技術とは言い難い。 本発明は玉川温泉に匹敵するラジウム温泉効果を具現する岩盤浴装置を簡易な装置として提供するものである。 【課題を解決するための手段】 【0008】 本発明は、生体深部への温熱効果を実現するために、底面外側にヒ−タ−を装着したステンレス容器の中にラジウム鉱石等を入れ、ラジウム鉱石が半没する程度まで水を張る。温度調節器によりステンレス容器を適度に加熱することで、水からはミストを、又ラジウム鉱石からはラジウム放射線とラドンガスを発生させることを特徴とする。 更に、装置構造は非常に簡易且つコンパクトであり、家庭で玉川温泉と同様のラジウム温泉環境の創出を可能にする。 【実施例】 【0009】 以下、この発明の実施例を図1〜図3を参照して説明する。図1は装置全体構成を示す。ステンレス容器1aの中にラジウム鉱石2aと麦飯石2bを入れ、ラジウム鉱石2aが半没する程度まで水2cを張る。 【0010】 一方、図2に示すように、ステンレス容器1a底面外側にはヒ−タ−1bが装着されており、温度調節器3によりステンレス容器1aを自由な温度域で加熱調節できる。 【0011】 ステンレス容器1aの中の水2cはヒ−タ−1bにより加熱され水蒸気ミストとなって空気中に発散されるが、該ミストは大きく次の2点の特徴を有する。 一つは、水2cから発散するミストはラジウム鉱石2aから出る放射線によりマイナスイオン化されていること。 もう一つの特徴としては、該放射線によりミストのクラスタ−(水分子の結合体)が非常に小さくなっている点にある。 非常に小さなクラスタ−のマイナスイオン化したミストを呼吸器系から生体内に取り込むこと自体、生体の健康維持・増進に役立つことは広く各種の文献で知られる通りである。尚、ステンレス容器1aの中にラジウム鉱石2aと共に麦飯石2bを入れる目的は、家庭において使用する水は生体にとって好ましくない塩素や様々な不純物が混じっており、麦飯石の多孔質構造がこれら不純物を浄化するためである。 【0012】 又、ステンレス容器1aの中に水2cと共に半没水状態で入れられているラジウム鉱石2aの水面上部分からは、水2cに遮られることなくラジウム放射線が空気中に放出されており、一部がラドンとなり呼吸器系から生体内に取り込まれる。ラドンガスを取り込むことによる生体の健康増進効果もまた広く衆知の事実である。 【0013】 このように、本発明の装置によれば、玉川温泉の大気環境、すなわちマイナスイオンミストとラドンガスを家庭の部屋の中に創出できる。 【0014】 一方、図3に示すように本発明の装置の上に生体を横たえることにより、装置上の生体部位には深部までラジウム鉱石2aより放出されるラジウム放射線による温熱効果が期待できる。 このように装置を使用することで、玉川温泉の持つもう一つの温泉効果である岩盤浴による生体深部への温熱効果が実現できる。 【0015】 以上で、本発明によるミスト岩盤浴装置は、玉川温泉の温泉環境と同等のミストラドンガス効果とラジウム放射線による岩盤温熱効果の両方を実現したことになるが、更に、図1に示すようにステンレス容器1a上に通気孔4aが設けられた桧板4を載せることで、桧板が有する香りと生体に有益な成分の放出でアロマセラピ−効果も期待できる。 【0016】 更には、例えばラベンダ−等の芳香エッセンスをステンレス容器1aに滴下することにで、よりアロマセラピ−効果が増高される。 【図面の簡単な説明】 【0017】 【図1】実施例の全体装置構成図である。 【図2】実施例のステンレス容器を温度調節するためのシステム構成図である。 【図3】装置の使用方法を示す実施例である。 【符号の説明】 【0018】 1a ステンレス容器 1b ヒ−タ− 2a ラジウム鉱石 2b 麦飯石 2c 水 3 温度調節器 4 桧板 4a 通気孔
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| 【出願人】 |
【識別番号】505149435 【氏名又は名称】土橋 政文 【識別番号】502269790 【氏名又は名称】楢村 紀行
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| 【出願日】 |
平成17年3月24日(2005.3.24) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2006−263425(P2006−263425A) |
| 【公開日】 |
平成18年10月5日(2006.10.5) |
| 【出願番号】 |
特願2005−124150(P2005−124150) |
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