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【発明の名称】 足マッサージ具
【発明者】 【氏名】中村 加代

【要約】 【課題】構造が簡単で安価に形成することができ、疲れることなく比較的容易に大きな力を皮膚に伝えることが可能である、皮下組織下の脂肪細胞に老廃物が付着して巨大化した組織セルライト解消に優れた美容効果を発揮する足マッサージ具を提供すること。

【解決手段】主軸となる丸棒の長手方向中央に、皮膚に摩擦を与えるための、丸棒と平行な押当面を有する押当部を設け、これにより左右に隔てられた丸棒の各々を、左ハンドル、右ハンドルとし両手で握り使用する。また各ハンドルには滑り防止のため複数の突起を設ける。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
丸棒の長手方向中央に、前記丸棒と平行な押当面を有する押当部を設け、前記押当面を有する前記押当部により左右に隔てられた前記丸棒の各々を、左ハンドル、右ハンドルとし、両手で使用する事を特徴とするセルライト解消に役立つ足マッサージ具である。
【請求項2】
前記左ハンドル、前記右ハンドルを左右各手で握り、前記押当面を有する前記押当部を太もも、ふくらはぎ等の皮膚に押し付け、手首を回転させることにより前記押当面が肌に食い込みひだを形成し、さらに下から上へと引き上げるという一連の動作によりセルライトを解消する、前記押当面を有する前記押当部を設けたことを特徴とする請求項1記載の足マッサージ具である。
【請求項3】
前記押当面を有する前記押当部は図2のように、前記丸棒の形状を維持したまま、滑らかに突出しており、前記押当面に近づくにしたがって徐々に鋭くなっていることを特徴とする請求項1記載の足マッサージ具である。
【請求項4】
前記左ハンドル、前記右ハンドルに滑り止め用の突起を複数設けたことを特徴とする請求項1記載の足マッサージ具である。
【請求項5】
各構成要素(前記丸棒、前記押当面を有する前記押当部、前記突起、頭、尾)は、接続部分、可動部分を持たない同一の物体であることを特徴とする請求項1記載の足マッサージ具である。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
この発明は、構造が簡単で安価に形成することができ、しかも使用方法が簡便であるセルライト解消に役立つ足マッサージ具の形状に関する。
【背景技術】
【0002】
セルライトとは、皮下組織下にて通常は血管に隣接している脂肪細胞が、血管から離れて浮遊し、この浮遊した脂肪細胞に老廃物が付着すると共に、コラーゲンが巻きついて巨大化した組織である。このセルライトは冷え性やむくみが原因となる事から女性の体に生成されやすく、また一旦生成されてしまうと運動や食事制限だけでは容易に解消されない性質を持つ。よってセルライト解消に役立つ特別な施療が必要である。
従来の技術を大別すると、皮膚上を転がす又は皮膚に押し付けながらマッサージを行う手動式のものと、電気駆動式のものとが存在する。
【0003】
【特許文献1】特許公開2004−298484
【特許文献2】特許公開2004−243056
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら以上の技術によれば、電気駆動式のものは、セルライト解消に効果を期待できそうだが高価であり、手動式のものは力が入りづらく、特に一番セルライトができやすい箇所である太ももの裏側のセルライトを解消しようとする場合、多大な力が必要であり疲れてしまう。そこでこの発明は、手動式でありながら電気駆動式のものと同じ様な効果が期待でき、しかも比較的容易に大きな力を伝えることが可能な、セルライト解消に役立つ足マッサージ具を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
以上の課題を解決するために、第一発明は、丸棒の長手方向中央に、前記丸棒と平行な押当面を有する押当部を設け、前記押当部により左右に隔てられた前記丸棒の各々を左ハンドル、右ハンドルとし、両手で使用する事を特徴とするセルライト解消に役立つ足マッサージ具である。
【0006】
第二発明は、前記左ハンドル、前記右ハンドルを左右各手で握り、前記押当面を有する前記押当部を太もも、ふくらはぎ等の皮膚に押し付け、手首を回転させることにより前記押当面が肌に食い込みひだを形成し、さらに下から上へと引き上げるという一連の動作によりセルライトを解消する、前記押当面を有する前記押当部を設けたことを特徴とする足マッサージ具である。
【0007】
第三発明は、前記押当面を有する前記押当部は図2のように、前記丸棒の形状を維持したまま滑らかに突出しており、前記押当面に近づくにしたがって徐々に鋭くなっていることを特徴とする足マッサージ具である。
【0008】
第四発明は、前記左ハンドル、前記右ハンドルに滑り止め用の突起を複数設けたことを特徴とする足マッサージ具である。
【0009】
第五発明は、各構成要素(前記丸棒、前記押当面を有する前記押当部、前記突起、頭、尾)は、接続部分、可動部分を持たない同一の物体であることを特徴とする足マッサージ具である。
【発明の効果】
【0010】
第一発明、第二発明によれば、押当面を有する押当部を太もも、ふくらはぎ等の皮膚に押し付け、手首を回転させることにより前記押当面が肌に食い込みひだを形成し、さらに下から上へと引き上げるというセルライト解消のための一連の動作を行う際、左ハンドル、右ハンドルを左右各手で握り、両手を使って行うことにより比較的容易に大きな力を伝えることができ疲れない。特に、一番セルライトができやすいにもかかわらず、マッサージを施すのが困難であった太ももの裏側にも同様の美容効果を得ることができる。
【0011】
第三発明によれば、前記押当面を有する前記押当部の形状(図2)は、太もも、ふくらはぎの皮膚に押し付け手首を回転させる際、皮膚上を滑るように動き扱いやすく、また皮膚のひだを形成し、さらに下から上へと引き上げるという動作を行う際、前記押当面に近づくにしたがって形状が徐々に鋭くなっていることにより、前記押当面が肌に食い込みやすい。
【0012】
第四発明によれば、前記左ハンドル、前記右ハンドルに滑り止め用の突起を複数設けた事により、手が滑りにくく持ちやすい。
【0013】
第五発明によれば、各構成要素(前記丸棒、前記押当面を有する前記押当部、前記突起、頭、尾)は、接続部分、可動部分を持たない同一の物体であるため、前記押当面を有する前記押当部を太もも、ふくらはぎ等の皮膚に押し付け、手首を回転させることにより前記押当面が肌に食い込みひだを形成し、さらに下から上へと引き上げるというセルライト解消のための一連の動作を行う際、比較的容易に大きな力を伝えることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、本発明に係る足マッサージ具の好適な実施形態について図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明の一実施形態を示す斜視図、図2は、図1のA−A線断面図、図3は、本発明に係る足マッサージ具を上面から見た図である。
【0015】
本発明に係わる足マッサージ具は、主にプラスチックで形成されている。主軸となる丸棒▲1▼、皮膚に摩擦を与えるための押当面▲2▼を有する押当部▲3▼、滑り止めのための突起▲4▼、動物の姿を模った頭▲7▼、尾▲8▼により構成されている。
【0016】
前記押当面▲2▼は、前記丸棒▲1▼と平行であり、上面から見た場合、前記丸棒▲1▼の円の中心線と同じ線上に位置する。前記押当部▲3▼は、前記丸棒▲1▼の形状を維持したまま滑らかに突出しており、前記押当面▲2▼に近づくにしたがって徐々に鋭くなっている(図2)。しかし、前記押当面▲2▼は鋭くとがっているのではなく、皮膚に負担を与えないよう少々丸みを持たせている。また、前記押当面▲2▼を有する前記押当部▲3▼は、前記丸棒▲1▼の長手方向中央に位置し、その長さは、太ももの幅よりやや狭い程度が最良である。
【0017】
前記押当面▲2▼を有する前記押当部▲3▼により左右に隔てられた前記丸棒▲1▼は、左右各手で握るための左ハンドル▲5▼、右ハンドル▲6▼として使用し、滑り防止のため半円球状の前記突起▲4▼が数多く設けられている。また前記左ハンドル▲5▼、前記右ハンドル▲6▼の長さは、手の横幅よりも多少広めにする。前記丸棒▲1▼の径は、握ったときに握りやすい径が最良であり、前記丸棒▲1▼の長さ(イ)は、前記押当面▲2▼を有する前記押当部▲3▼の長さ(ロ)+前記左ハンドル▲5▼の長さ(ハ)+前記右ハンドル▲6▼の長さ(ニ)である。
【0018】
以上を基本の形態とし、それに加え、肩たたきに役立つ前記頭▲7▼を前記丸棒▲1▼の左端に、ツボ押しに役立つ前記尾▲8▼を前記丸棒▲1▼の右端に設け、動物の姿を模った。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】本発明の一実施形態を示す斜視図
【図2】図1のA−A線断面図
【図3】本発明に係る足マッサージ具を上面から見た図
【符号の説明】
【0020】
▲1▼ 丸棒 (イ) 丸棒▲1▼長さ
▲2▼ 押当面 (ロ) 押当面▲2▼を有する押当部▲3▼の長さ
▲3▼ 押当部 (ハ) 左ハンドル▲5▼長さ
▲4▼ 突起 (ニ) 右ハンドル▲6▼長さ
▲5▼ 左ハンドル
▲6▼ 右ハンドル
▲7▼ 頭
▲8▼ 尾
【出願人】 【識別番号】505128186
【氏名又は名称】中村 加代
【出願日】 平成17年3月9日(2005.3.9)
【代理人】
【公開番号】 特開2006−247323(P2006−247323A)
【公開日】 平成18年9月21日(2006.9.21)
【出願番号】 特願2005−110311(P2005−110311)