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【発明の名称】 浴槽の拡張機能付加装置
【発明者】 【氏名】森下 秀人
【住所又は居所】東京都渋谷区渋谷2−14−16 第2叶ビル サンルート株式会社内

【要約】 【課題】本発明は、24時間循環温浴機能と、これにより生ずるヌメリの原因となる汚れの粒子に付着(吸着)して積極的に浮上させてオーバーフローにより浴槽外に流出させることのできる超微細気泡の噴出機能とを備えた浴槽の拡張機能付加装置を提供する。【解決手段】本願装置1は、1つのケーシング2内に、浴槽3から汲上げた湯に必要な処理を施して同浴槽3に噴出させる24時間循環温浴機能を備えた第1手段4と、前記浴槽3から汲上げた湯を超微細気泡にして同浴槽に噴出させる第2手段5とを並列して内蔵したことを特徴としたものであって、浴槽の近接位置に設置し、ケーシング内に並列して内蔵した第1手段と第2手段のそれぞれの汲上げ端及び噴出端を浴槽内の湯に投入(接続)するだけで、24時間循環温浴機能と、該24時間循環温浴風呂が抱えるヌメリの問題をなくするように構成した。【選択図】図1

【解決手段】本願装置1は、1つのケーシング2内に、浴槽3から汲上げた湯に必要な処理を施して同浴槽3に噴出させる24時間循環温浴機能を備えた第1手段4と、前記浴槽3から汲上げた湯を超微細気泡にして同浴槽に噴出させる第2手段5とを並列して内蔵したことを特徴としたものであって、浴槽の近接位置に設置し、ケーシング内に並列して内蔵した第1手段と第2手段のそれぞれの汲上げ端及び噴出端を浴槽内の湯に投入(接続)するだけで、24時間循環温浴機能と、該24時間循環温浴風呂が抱えるヌメリの問題をなくするように構成した。【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
1つのケーシング内に、浴槽から汲上げた湯に必要な処理を施して同浴槽に噴出させる24時間循環温浴機能を備えた第1手段と、前記浴槽から汲上げた湯を超微細気泡にして同浴槽に噴出させる第2手段とを並列して内蔵したことを特徴とする浴槽の拡張機能付加装置。
【請求項2】
前記第1手段の浴槽からの汲上げ端に、湯内混入物を一次的に除去する捕捉手段を備えてなることを特徴とする請求項1に記載の浴槽の拡張機能付加装置。
【請求項3】
前記第2手段の浴槽への噴出端に、気泡拡散手段を備えてなることを特徴とする請求項1に記載の浴槽の拡張機能付加装置。
【請求項4】
前記ケーシングの外面適所に、手掛手段を備えたことを特徴とする請求項1〜3のうちの1に記載の浴槽の拡張機能付加装置。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、浴槽の本来機能的な機能である湯沸し機能を更に拡張させる24時間循環温浴機能及び超微細気泡噴出機能を簡易に付加することのできる浴槽の拡張機能付加装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、浴槽の拡張機能付加装置として、浴槽から汲上げた湯に必要な処理を施して浴槽に戻す24時間循環温浴風呂がある(特許第3387677号)。この24時間循環温浴風呂は、浴槽内の風呂水(湯)を循環加熱する湯沸し器と、浴槽内の風呂水を循環殺菌浄化する風呂水浄化殺菌装置とを備えたものであって、上記風呂水浄化殺菌装置が、風呂水中の垢やゴミ等をトラップする一般フィルターと、一般フィルターの下流に設置された風呂水中の入浴剤をトラップする入浴剤フィルターと、入浴剤フィルターの下流に設置された風呂水中の細菌を殺菌する殺菌槽と、入浴剤フィルターを逆洗して入浴剤フィルターに蓄積された入浴剤を再び浴槽に戻す逆洗回路とを具備したものである。
【特許文献1】特許第3387677号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、上記24時間循環温浴風呂は、その循環系に備えた殺菌槽にて殺菌された菌の死骸、微細なゴミや乳化された皮脂などが、浴槽内壁にヌメリとなって付着するという問題があった。このヌメリは、入浴した人がタオルやスポンジを使って浴槽内壁から拭い取るというような人為的な対処方法があるが、入浴する人に常にその作業を要求することは困難であったし、面倒でもあった。
【0004】
本発明は上記の問題を解消するためのもので、その目的とするところは、24時間循環温浴機能と、これにより生ずるヌメリの原因となる汚れの粒子に付着(吸着)して積極的に浮上させてオーバーフローにより浴槽外に流出させることのできる超微細気泡の噴出機能とを備えた浴槽の拡張機能付加装置を提供する点にある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するため、本発明に係る浴槽の拡張機能付加装置は、1つのケーシング内に、浴槽から汲上げた湯に必要な処理を施して同浴槽に噴出させる24時間循環温浴機能を備えた第1手段と、前記浴槽から汲上げた湯を超微細気泡にして同浴槽に噴出させる第2手段とを並列して内蔵したことを特徴とし、浴槽の近接位置に設置して24時間循環温浴機能と、超微細気泡の発生機能とを同時に発揮させ得るように構成した。
【0006】
また、請求項2に記載の発明に係る浴槽の拡張機能付加装置は、前記第1手段の浴槽からの汲上げ端にて湯内混入物を一次的に除去する捕捉手段を備えたことを特徴とし、ポンプには湯槽内に浮遊する比較的粗い混入物が汲上げられないように構成した。
【0007】
さらに、請求項3に記載の発明に係る浴槽の拡張機能付加装置は、前記第2手段の浴槽への噴出端に、気泡拡散手段を備えてなることを特徴とし、湯槽内に超微細気泡(マイクロバブル)を効率よく撹拌させることができるように構成した。
【0008】
さらにまた、請求項4に記載の発明に係る浴槽の拡張機能付加装置は、前記ケーシングの外面適所に、手掛手段を備えたことを特徴とし、ケーシングの運搬、設置が容易になるように構成した。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、浴槽の近接位置に設置し、ケーシング内に並列して内蔵した第1手段と第2手段のそれぞれの汲上げ端及び噴出端を浴槽内の湯に投入(接続)するだけで、24時間循環温浴機能と、該24時間循環温浴風呂が抱えるヌメリの問題をなくし、かつ入浴する人の皮膚(肌)に有効な超微細気泡の発生機能とを同時に発揮させ得る利点を有する。また、本発明によれば、第2手段から発生する気泡は、超微細であって、これを第1手段のポンプが吸い込んでもエアロック現象を生じさせることがなく、第1手段と第2手段との並列設置の障害にならないなど、各種の優れた効果を奏するものである。
【0010】
また、請求項2に記載の発明によれば、第1手段のポンプには湯中の比較的粗い混入物が吸い込まれることがなく、故障なく長期安定的に運転できるという優れた効果を奏するものである。
【0011】
さらに、請求項3に記載の発明によれば、湯槽内に超微細気泡(マイクロバブル)を効率よく撹拌させることができるため、湯中の汚れの粒子あるいは人体の毛穴中に存在する汚れを効率よく付着浮上させることができる上に、人体に対するマッサージ作用、温熱作用、殺菌作用、マイナスイオン作用及び水圧軽減作用を与えられるという優れた効果を奏するものである。
【0012】
さらにまた、請求項4に記載の発明によれば、ケーシングの運搬、設置が容易になるため、該ケーシング内に内蔵した第1手段と第2手段との保管、販売及び設置を楽に行うことができるという優れた効果を奏するものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本願装置の略示的正面断面図、図2は本願装置の使用状態を示す斜視図、図3は運搬時の斜視図である。
【0014】
本願装置1は、1つのケーシング2内に、浴槽3から汲上げた湯に必要な処理を施して該浴槽3に噴出させる24時間循環温浴器の機能を備えた第1手段4と、前記浴槽3から汲上げた湯を超微細な気泡として浴槽3に噴出させる第2手段5とを並列して内蔵してなる。このケーシング2には第1手段4と第2手段5に分電するための分電器6が設けられているとともに、該分電器6から引き出したリード線7の先端に設けた防水型プラグ(図示せず)を、浴室内壁に設けた防水型コンセント(図示せず)に接続できるようになっている。また、ケーシング2の適所には電源スイッチ(図示せず)が設けられている。この電源スイッチは、第1手段4と第2手段5毎に設けても共通でもよい。
【0015】
前記第1手段4は、たとえば、図1の如く、浴槽3から湯Wをポンプ41で汲上げ、該湯を濾過器42を通して濾過し、濾過後の湯を紫外線照射器43にて紫外線に触れさせて除菌(殺菌)し、除菌後の湯をヒーター44にて加温し、加温後の湯を電解水生成器45及びオゾン発生器46を通して更に除菌(殺菌)して前記浴槽3に噴出するように構成されている。
【0016】
前記第2手段5は、たとえば、図1の如く、ポンプ51の作動で前記浴槽3内の湯Wを汲上げ、該湯を超微細気泡発生機52を通して超微細気泡(マイクロバブル)化して浴槽3内に噴出させるように構成されている。
【0017】
前記ケーシング2は、金属(たとえば、アルミニューム)製あるいはプラスチック(たとえば、高強度化したポリプロピレン)製であり、その正面側(必ずしも正面側でなくてもよい)には図3の如く前記第1手段4のポンプ41の入口に連通した接続端子21と、前記第1手段4のオゾン発生器46の出口に連通した接続端子22と、前記第2手段5のポンプ51の入口に連通した接続端子23と、前記第2手段5の超微細気泡発生機52の出口に連通した接続端子24とがそれぞれ設けられ、これら各接続端子には、それぞれホース21a、22a、23a、24aが袋ネジ21b、22b、23b、24bを介して着脱自在に取付られ、該ホースの先端側が浴槽3の湯W中に投入(接続)できるようになっている(図2参照)。
【0018】
前記ケーシング2には、その外面適所、たとえば、上面に手掛手段25を設け、該手掛手段25を掴むことにより第1手段4と第2手段5を並列して内蔵したケーシング2の運搬、保管、販売、設置などを行い易くしている。なお、この運搬時には、ケーシング2に設けた各接続端子21、22、23、24から袋ネジを緩め、各ホース21a、22a、23a、24aを取り外し、該ケーシング2の一部に設けた収納ポケット(図示せず)収納できるようにしておくと一層便利である。
【0019】
前記ポンプ41は、詳細には図示されていないが、前記ホース21aを通して汲上げ、加圧して吐出させる装置であり、機械的エネルギーが流体エネルギーに変換される方式により往復運動するピストンやプランジャーと逆止防止弁を備えた容積型回転ポンプあるいは回転する羽根車が流体エネルギーを与えるターボ型ポンプなどを用いられるが、上記第1手段4の各部(濾過器42、紫外線照射器43、ヒーター44、電解水生成器45及びオゾン発生器46)に適した流量で湯を循環させる能力を備えることが必要である。
【0020】
前記濾過器42は、前記ポンプ41にて浴槽3より汲上げた湯を濾過する装置で、その濾過材には、具体的に図示していないが、浄化作用(麦飯石等の天然石やセラミックボールなどに繁殖させた微生物による生物浄化)と、消臭作用(活性炭等による臭いの吸着)と、ミネラル添加作用(天然石から溶出するミネラル成分の添加)とを直列的に配置し、その総ての作用が一連に達成できるように構成することが好ましい。
【0021】
前記紫外線照射器43は、濾過後の湯を紫外線に接触させて除菌(殺菌)するための装置である。紫外線には殺菌作用がある。すなわち、254nmの波長の紫外線は菌のDNA(核)に作用するほか、185nmの波長の紫外線は菌の細胞膜に作用する。光触媒である酸化チタンを用いて除菌(殺菌)してもよい。
【0022】
前記ヒーター44は、36°C〜45°Cに温度設定可能なものがよい。空焚き防止センサー、温度ヒューズなどを内臓した安全なセラミックヒーターを用いて満足できる。このヒーター本体内を循環する湯は熱により除菌(殺菌)される。たとえば、レジオネラ菌は60°Cに1分間触れさせると99%死滅、5分間で完全に死滅させることが実験的に確認されている。
【0023】
前記電解水生成器45は、電解水(電解塩素)を自動生成するための装置で、該電解水生成器45中をヒーター44により加温された湯を通して電解塩素に触れさせることにより除菌(殺菌)することが可能となる。
【0024】
前記オゾン発生器46は、酸素あるいは空気からオゾンを得る装置(窒素酸化物NOxを放出しないもの)である。該オゾン発生器46により発生させたオゾンを含んだ湯が浴槽3に戻されると、オゾンの酸化力により浴槽内の湯Wの除菌(殺菌)に寄与できる。また、適量のオゾンを含んだ浴槽3の湯Wは人体の髪や肌に付着・残留している界面活性剤や整髪剤の成分等を分解することが確認されて
いる。
【0025】
前記第1手段4の浴槽3からの湯Wを汲上げるためのホース21aの端部には湯中混入物を一時的に除去する捕捉手段(一次フィルター)48が備えられている。この捕捉手段48は外容器49の適所に設けた吸引口49′から吸引した湯を、連続気泡型のスボンジ48a及び金網等のメッシュ48bにて比較的粗い混入物(髪の毛、砂等)を除去(物理的除去)できるようにしている。ここに使用する連続気泡型のスボンジ48aやメッシュ48bは予め抗菌処理(銀処理)しておくことにより接触式除菌(殺菌)を兼ねる装置とすることも可能である。前記外容器49にはオゾン発生器46を経させて湯を浴槽3に吐出させるホース22aの端部(吐出口)22a″が開口している。
【0026】
前記第2手段5のポンプ51の構造は、具体的には図示していないが、高揚程が得られる遠心ポンプ(ターボ型ポンプ)を用い、前記浴槽3からの湯Wを汲上げるためのホース23aを通してら汲上げると同時に、羽根車(図示せず)の回転による負荷を利用して空気導入路(図示せず)よりポンプ周辺の空気を吸引して気液を混合し、該気液混合体を加圧して前記超微細気泡発生機52へ送り込むようになっている。
【0027】
前記超微細気泡発生機52は、前記ポンプ51から受領した気液混合体にスクリューによる旋回力と遠心力を与えるとともに、カッターにより細分化して直径が0.5μm程度(500nm程度)の超微細気泡(マイクロバブル)にする。該超微細気泡発生機52により得られたマイクロバブルは前記ホース24aの端部(噴出端)を通して浴槽3の湯中に噴出させる。なお、超微細気泡発生機52は、500nm程度の大きさのマイクロバブルが発生できるものであれば、その構造は問わないことは勿論である。
【0028】
前記超微細気泡発生機52の出口側に連通したホース24aの端部(噴出端)にはマイクロバブルの拡散手段(特殊ノズル)53が設けられている。該特殊ノズル53は浴槽3に噴出させるマイクロバブルを湯中において即時に拡散させ直ちに湯を白濁化させるために有効である。かくして、浴槽3の湯に混入したマイクロバブルは、湯中の汚れの粒子に付着(吸着)して浮上させること、マイクロバブルの各泡粒子がはじけるときに発生させる超音波により人体の表皮(皮膚)に付着している油脂分を乳化させ剥離させること、毛穴より微細なマイクロバブルは狭小部に侵入し易く、すなわち、毛穴の奥まで侵入してその奥の汚れを掻き出すことなど、偉大な洗浄力を示すほか、湯に浸かった人体の肌に次の(1)〜(5)の各効果を与えるものである。
【0029】
(1)細胞の活性化、マッサージ効果。すなわち、マイクロバブルの各泡粒子が浴槽3の湯中においてはじけるときに発生させる超音波は、周波数10Hz〜40Hzと非常に広く、しかも音圧も高い(140db)ため人体の表層から内部まで振動させるので、細胞の活性化及びマッサージ効果が期待できるものである。
【0030】
(2)温熱効果。マイクロバブルの各泡粒子が浴槽3の湯中においてはじけるときに発生した超音波が、人体の表層、脂肪層、筋肉層を通過し、骨まで到達する。この超音波が通過するときに各層には運動熱が発生し、脂肪、筋肉及び骨に温熱効果を与える。
【0031】
(3)殺菌効果。マイクロバブルの各泡粒子が浴槽3の湯中においてはじけるときに発生させる約6000°Cの高温により、湯中や人体の表層に存在する雑菌を殺す。この約6000°Cの温度は超微細な各泡粒子がはじけた瞬間に生ずるもので、周囲の湯の温度に吸収されるため、人体には知覚不能である。
【0032】
(4)マイナスイオン効果。マイクロバブルの各泡粒子が湯面上ではじけるときに、多数のマイナスイオンが発生する(湯面10cmあたり5万個〜12万個)。発生したマイナスイオンは湯の脱臭効果があるほか、湯面上において入浴する者をして充分にマイナスイオンを吸収できるため、リラクゼーション効果が得られる。
【0033】
(5)水圧軽減。マイクロバブルが浴槽3の湯中に多量に混入されるため、入浴する者の人体への水圧が軽減され、心臓等への負担を軽減し、また、入浴直後の急激な血圧上昇を抑制できる。
【0034】
次に、本願装置1の作用を説明する。まず、第1手段4及び第2手段5とを並列して内蔵してなるケーシング2を浴槽3の肩部3′に設置する。次いで、ケーシング2の正面側から延出している4つのホース21a、22a、23a、24aの先端側を浴槽3の湯W中に沈め、第1手段4及び第2手段5を電源に接続する。この場合、浴槽3の湯Wは元々設置されている湯沸かし機能により湯が適温に沸いているものとする。
【0035】
次いで、電源スイッチを入れ、第1手段4及び第2手段5とをそれぞれ起動させる。第1手段4の起動によりポンプ41がホース21aを通して浴槽3の湯Wを吸込み、その湯を加圧して濾過器42に送り込み、浄化、消臭及びミネラル成分の添加などを行い、紫外線照射器43を通して除菌(殺菌)した後、ヒーター44にて当初より設定された湯温を保つための温度にして電解水生成器45及びオゾン発生器46を通してホース22aの端部22a″から浴槽3に噴出させる。これにより浴槽3の湯Wは24時間、常に設定された温度に保たれる。
【0036】
したがって、随時入浴可能であること、循環される湯は常に濾過され、殺菌されるために常にキレイに保たれること、資源節約(水は年間平均80トンの節約となるし、電気料は1日約200円、ガス代、灯油代も安くなる)できることなどの利点がある。
【0037】
一方、第2手段5の作動によりポンプ51は浴槽3からの湯Wを汲上げるためのホース23aを通して汲上げ、汲上げた湯とポンプ周辺の空気とを混合して前記超微細気泡発生機52へ送り込み、該超微細気泡発生機52により0.5μm程度(500nm程度)の超微細気泡(マイクロバブル)にしてホース24aの端部から特殊ノズル53を経て浴槽3に噴出させる。これにより浴槽3内の湯Wは白濁化し、マイクロバブルが混入したことが確認できる。
【0038】
マイクロバブルの混入により湯中の汚れ粒子、たとえば、ヌメリの原因となる菌の死骸や微細なゴミや乳化された皮脂などは、バブルの付着(吸着)により浮上させられ、浴槽3の上縁よりオーバーフローして槽外に流出する。したがって、浴槽3の内壁にはヌメリは付着せず、24時間循環温浴機能をより快適にすることが可能となる。
【0039】
また、本願装置1は、マイクロバブルの各泡粒子がはじけるときに発生させる超音波により湯に浸かる人の表皮(皮膚)に付着している油脂分を乳化させて剥離させたり、毛穴の奥まで侵入してその奥の汚れを掻き出すなどの洗浄力を示すほか、細胞の活性化、マッサージ効果、温熱効果、殺菌効果、マイナスイオン効果及び水圧軽減効果が発揮されるものである。
【0040】
なお、上記実施例では、本願装置1は1つのケーシング2内に、浴槽3から汲上げた湯に必要な処理を施して同浴槽に噴出させる24時間循環温浴機能を備えた第1手段4と、前記浴槽3から汲上げた湯を超微細気泡にして同浴槽3に噴出させる第2手段5とを並列して内蔵しているが、たとえば、前記第1手段4と第2手段5とのポンプ41と51とを共通化するなどした場合も含まれることは勿論である。
【産業上の利用可能性】
【0041】
本願装置1は、浴槽の本来機能的な湯沸し機能を拡張させる24時間循環温浴機能及びマイクロバブル噴出機能を簡易に付加することができ、その利用可能性の極めて大きいものである。
【図面の簡単な説明】
【0042】
【図1】本願装置の略示的正面断面図である。
【図2】本願装置の使用状態を示す斜視図である。
【図3】運搬時の斜視図である。本願水切り装置の外観斜視図である。
【符号の説明】
【0043】
1 本願装置 2 ケーシング 21、22、23、24 接続端子 21a、22a、23a、24a ホース 21b、22b、23b、24b 袋ネジ 25 手掛手段 3 浴槽 4 第1手段 41 ポンプ 42 濾過器 43 紫外線照射器 44 ヒーター 45 電解水生成器 46 オゾン発生器 5 第2手段 51 ポンプ 52 超微細気泡発生機 53 特殊ノズル 6 分電器 7 リード線
【出願人】 【識別番号】599101782
【氏名又は名称】サンルート株式会社
【住所又は居所】東京都渋谷区渋谷2−14−16 第2叶ビル
【出願日】 平成17年3月8日(2005.3.8)
【代理人】 【識別番号】100083792
【弁理士】
【氏名又は名称】羽村 行弘

【公開番号】 特開2006−246913(P2006−246913A)
【公開日】 平成18年9月21日(2006.9.21)
【出願番号】 特願2005−63278(P2005−63278)