| 【発明の名称】 |
マット型エアーストレッチ器 |
| 【発明者】 |
【氏名】三根 勤 【住所又は居所】長崎県佐世保市新行江町800番地 株式会社日本理工医学研究所内
【氏名】岩坪 範光 【住所又は居所】長崎県佐世保市新行江町800番地 株式会社日本理工医学研究所内
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| 【要約】 |
【課題】背面を押圧し胸部を広げるようなストレッチ運動を施すことが可能なマット型エアーストレッチ器を提供する。
【解決手段】空気を給気及び/又は排気するための空気給排気装置2と、空気給排気装置2を制御するための制御装置3が設けられている。そして、空気給排気装置2に接続される正中部エアー袋4が設けられている。正中部エアー袋4は、制御装置3により膨張及び/又は収縮制御されるものであり、身体の背面を押圧し胸部を広げるようなストレッチが可能なように、身体の背面の正中部の位置に沿って配置されている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 身体をストレッチするためのマット型エアーストレッチ器であって、該ストレッチ器は、 空気を給気及び/又は排気するための空気給排気装置と、 前記空気給排気装置を制御するための制御装置と、 前記空気給排気装置に接続され、前記制御装置により膨張及び/又は収縮制御され、身体の背面を押圧し胸部を広げるようなストレッチが可能なように、身体の背面の正中部の位置に沿って配置される正中部エアー袋と、 を具備することを特徴とするマット型エアーストレッチ器。 【請求項2】 請求項1に記載のマット型エアーストレッチ器において、前記正中部エアー袋は、略円筒形状を有することを特徴とするマット型エアーストレッチ器。 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のマット型エアーストレッチ器において、前記正中部エアー袋は、その長手方向の両端部分に比べて、その長手方向の中心部分がより高く膨張するように構成されることを特徴とするマット型エアーストレッチ器。 【請求項4】 請求項1乃至請求項3の何れかに記載のマット型エアーストレッチ器において、前記正中部エアー袋は、身体の背骨に当たる部分に凹部を有することを特徴とするマット型エアーストレッチ器。 【請求項5】 請求項1乃至請求項4の何れかに記載のマット型エアーストレッチ器であって、さらに、前記正中部エアー袋を長手方向に対して左右に移動可能とするために、前記正中部エアー袋の脇に、前記空気給排気装置に接続され前記正中部エアー袋よりも容量が小さい補助袋を有することを特徴とするマット型エアーストレッチ器。 【請求項6】 請求項5に記載のマット型エアーストレッチ器において、前記補助袋は、前記正中部エアー袋の両脇に設けられる一対の補助袋からなり、前記正中部エアー袋の位置を固定する場合にはそれぞれの補助袋を膨張させ、前記正中部エアー袋の位置を移動させる場合には一方の補助袋を膨張させ他方の補助袋を収縮させることを特徴とするマット型エアーストレッチ器。 【請求項7】 請求項1乃至請求項6の何れかに記載のマット型エアーストレッチ器において、前記正中部エアー袋は、利用者に応じて任意にその設置位置を移動可能であることを特徴とするマット型エアーストレッチ器。 【請求項8】 請求項1乃至請求項7の何れかに記載のマット型エアーストレッチ器において、前記正中部エアー袋は、身体の背骨に当たる部分の両脇に刺激用突起部を有することを特徴とするマット型エアーストレッチ器。 【請求項9】 請求項1乃至請求項8の何れかに記載のマット型エアーストレッチ器であって、さらに、少なくとも肩部エアー袋、腰部エアー袋、臀部エアー袋、足部エアー袋の何れかを具備することを特徴とするマット型エアーストレッチ器。 【請求項10】 請求項1乃至請求項9の何れかに記載のマット型エアーストレッチ器であって、さらに、マット型エアーストレッチ器内を除湿するための除湿手段を具備することを特徴とするマット型エアーストレッチ器。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、身体をストレッチするためのマット型エアーストレッチ器に関し、特に、身体の背面の正中部の位置に沿って正中部エアー袋が配置されるマット型エアーストレッチ器に関する。 【背景技術】 【0002】 この種の従来のマット型エアーストレッチ器には、例えば特許文献1に開示のように、肩部や背部、腰部、尻部、足部等、身体の各部にエアー袋を配置し、エアー袋の膨張・収縮により、利用者の身体にひねり等のストレッチ運動を施すようにしたものがある。 【0003】 さらに、椅子式マッサージ装置として、例えば特許文献2に開示のように、背部をマッサージするエアバッグが取り付けられたものもある。このマッサージ装置のエアバッグは、背凭れ上部を回動させた状態で膨張させることで、背筋を大きく伸ばすことを可能としたものである。 【0004】 【特許文献1】特開2001−161768号公報 【特許文献2】特開2004−57428号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0005】 ストレッチ運動において、胸部を広げるようなストレッチを行なうことは、背骨を伸ばすことで筋肉や肩、背中等のコリをほぐし、脊椎矯正法にみられるような様々な効果が得られる運動である。しかしながら、上記特許文献1に開示のストレッチ器の場合、身体のひねり運動を施すことは可能であるが、胸部を広げるようなストレッチ運動を施すことは不可能であった。 【0006】 さらに、上記特許文献2に開示の椅子式マッサージ装置の場合、椅子に座った状態で背部のエアバッグを誇張させても、単に身体が前に押されるだけで胸部を十分広げるようなストレッチ運動は施せなかった。また、背凭れ上部を回動させた状態で誇張させた場合には、背筋は大きく伸ばすことが可能であるが、身体が大きく後方に反り返っているため、胸部を広げるようなストレッチ運動にはならず、逆に胸部を圧迫するような状態になっていた。さらに仰臥して使うものではないので、そのまま睡眠できるようなものでもなかった。 【0007】 本発明は、斯かる実情に鑑み、背面を押圧し胸部を広げるようなストレッチ運動を施すことが可能なマット型エアーストレッチ器を提供しようとするものである。 【課題を解決するための手段】 【0008】 上述した本発明の目的を達成するために、本発明によるマット型エアーストレッチ器は、空気を給気及び/又は排気するための空気給排気装置と、空気給排気装置を制御するための制御装置と、空気給排気装置に接続され、制御装置により膨張及び/又は収縮制御され、身体の背面を押圧し胸部を広げるようなストレッチが可能なように、身体の背面の正中部の位置に沿って配置される正中部エアー袋と、を具備するものである。 【0009】 ここで、正中部エアー袋は、略円筒形状を有していれば良い。 【0010】 また、正中部エアー袋は、その長手方向の両端部分に比べて、その長手方向の中心部分がより高く膨張するように構成されても良い。 【0011】 さらに、正中部エアー袋は、身体の背骨に当たる部分に凹部を有しても良い。 【0012】 さらにまた、正中部エアー袋を長手方向に対して左右に移動可能とするために、正中部エアー袋の脇に、空気給排気装置に接続され正中部エアー袋よりも容量が小さい補助袋を設けても良い。 【0013】 ここで、補助袋は、正中部エアー袋の両脇に設けられる一対の補助袋からなり、正中部エアー袋の位置を固定する場合にはそれぞれの補助袋を膨張させ、正中部エアー袋の位置を移動させる場合には一方の補助袋を膨張させ他方の補助袋を収縮させれば良い。 【0014】 また、正中部エアー袋は、利用者に応じて任意にその設置位置を移動することができるように構成することが好ましい。 【0015】 さらに、正中部エアー袋は、身体の背骨に当たる部分の両脇に刺激用突起部を有していても良い。 【0016】 またさらに、少なくとも肩部エアー袋、腰部エアー袋、臀部エアー袋、足部エアー袋の何れかを具備するようにしても良い。 【0017】 さらにまた、マット型エアーストレッチ器内を除湿するための除湿手段を設けても良い。 【発明の効果】 【0018】 本発明のマット型エアーストレッチ器には、身体の背面の正中部の位置に沿って配置される正中部エアー袋により身体の背面を押圧することで胸部を広げるようなストレッチを施すことが可能であるという利点がある。 【発明を実施するための最良の形態】 【0019】 以下、本発明を実施するための最良の形態を図示例と共に説明する。図1は、本発明のマット型エアーストレッチ器をマット状に構成した場合の上面概略図である。図示のとおり、本発明のマット型エアーストレッチ器は、マット1と、空気給排気装置2と、制御装置3と、正中部エアー袋4とからなる。マット1は、例えば図2の断面図に示されるように、外側が外カバー11で覆われ、下に基礎となるベースマット12が設けられ、その上に正中部エアー袋4を固定するための固定生地13が設けられ、この固定生地13に正中部エアー袋4が固定されたものである。空気給排気装置2は、制御装置3に接続されて制御されるものであり、正中部エアー袋に空気を吸気及び/又は排気するためのエアーコンプレッサ等からなるものである。制御装置3は、空気給排気装置2を制御するためのマイクロコンピュータ等を有する装置であり、空気給排気装置2から正中部エアー袋4への給排気の量や速度、タイミング等を、利用者による操作等によって制御する装置である。 【0020】 そして、正中部エアー袋4が、身体の背面の正中部の位置に沿って配置されている。正中部エアー袋4は、利用者が利用時に、制御装置3により制御される空気給排気装置2により膨張及び/又は収縮制御され、仰臥した利用者の背面を押圧して胸部を広げるようなストレッチを身体に施すように構成されている。正中部エアー袋4は、収縮時は略平坦であるが、膨張時には断面が略円筒形状となるように袋状に構成されている(図2の断面図参照)。膨張と同時に、身体の背骨の部分を押圧するようになるため、利用者には、胸部が広がり背筋を伸ばすような、心地よい伸び運動が施される。なお、正中部エアー袋4の長さは、図1に示すように身体の正中の肩の下の辺りから腰の上の辺りまでの長さがあれば良いが、勿論それ以上の長さであっても良い。正中部エアー袋4の大きさ(長さ、幅、高さ等)は、身体の正中部の位置を押圧できるものであれば、如何なる大きさであっても良い。 【0021】 上述の例では、正中部エアー袋4は、略円筒形状であったが、本発明はこれに限定されず、以下に例示するような種々の形状が含まれ得るものである。すなわち、身体の背面の正中部の位置に沿って設けられ、胸部を広げるようなストレッチが可能な構成であれば、いかなる形状であっても構わない。 【0022】 図3は、本発明のマット型エアーストレッチ器に用いられる正中部エアー袋の一例を説明するための図であり、図3(a)は正中部エアー袋4の上面図、図3(b)は正中部エアー袋4の側面図である。図示のとおり、本例の正中部エアー袋4は、その長手方向の両端部分に比べて、中心部分がより高く膨張するように構成されている。これにより、胸部を広げるようなストレッチ運動と、さらに背筋伸ばし運動を施すことが可能となる。膨張したときの高さは、工場出荷時に任意に決められれば良いが、空気の給気を調整することで、利用者の側で任意に調整も可能である。 【0023】 さらに、図4は、本発明のマット型エアーストレッチ器に用いられる正中部エアー袋の他の例を説明するための、正中部エアー袋の横断面図である。図示の正中部エアー袋4の例では、略円筒形状の断面ではあるが、身体の背骨に当たる部分に凹部41を設けた点が上述の例と異なる点である。正中部エアー袋4が伸縮性はあるが硬質なものであった場合、利用者によっては背骨に当たる部分が痛いと感じる場合があるが、図4に示した正中部エアー袋によれば、背骨に直接当たる部分には凹部41が設けられているため、そのような痛みを避けることが可能となる。但し、この凹部41は、あまりにその幅が広すぎると、胸部を広げるようなストレッチを身体に施すのに支障が出るため、なるべくその幅を狭く設ける必要がある。 【0024】 また、正中部エアー袋は、身体の背骨に当たる部分の両脇に、背骨の脇にある数多くのツボを刺激するための突起部を設けても勿論構わない。但しこの場合も、上記と同様に、胸部を広げるようなストレッチを身体に施すのに支障が出ない範囲で突起部を設ける必要がある。 【0025】 さらに、図5は、本発明のマット型エアーストレッチ器に用いられる正中部エアー袋のさらに他の例を説明するための図であり、図5(a)は正中部エアー袋4の部分の上面図、図5(b)は正中部エアー袋4の横断面図である。図示のように、本例の正中部エアー袋4の脇に、空気給排気装置2に接続されている補助袋42,43が設けられている。これは、補助袋42,43を膨張させることにより正中部エアー袋4を左右に移動させるために設けられたものであり、補助袋42,43を交互に膨張・収縮させることで、正中部エアー袋4が左右に転がるように動く。これにより、胸部を広げるストレッチ運動を施しながら、左右に振ることでより効果的なストレッチ運動を施すことが可能となる。また、高齢者等の利用者の場合の転がり落ちを防止するために正中部エアー袋4の位置を固定したい場合には、補助袋42,43を共に膨張させることで、両脇から挟むようにすれば良い。なお、図示例では両脇に補助袋を設けた例を説明したが、本発明はこれに限定されず、片側のみに1つ補助袋を設け、片側から正中部エアー袋を押すようにして移動させるように構成しても構わない。 【0026】 また、正中部エアー袋4の設置位置は、利用者に応じて適宜移動できるように構成することが好ましい。例えば、面ファスナ等により正中部エアー袋4と固定生地13(図2参照)を固定するようにしておけば、正中部エアー袋4は利用者に応じて移動可能となる。これは面ファスナに限らず、ボタンや紐等、完全に固着するものでなければあらゆるものが適用可能である。 【0027】 なお、図1に示しているように、本発明のマット型エアーストレッチ器は、正中部エアー袋4以外にも、従来技術で説明したような他のストレッチ用のエアー袋が複数設けられることを妨げるものではない。図1の例では、肩部エアー袋51,51、腰部エアー袋52、臀部エアー袋53,53、足部エアー袋54が設けられており、これらはそれぞれ空気給排気装置2に接続され、制御装置3によりそれぞれ独立に制御可能なように構成されている。このように構成することで、胸部を広げるようなストレッチだけでなく、腰のひねり運動等、総合的なストレッチを施すことが可能なマット型エアーストレッチ器が実現可能となる。 【0028】 さらに、マット1内を除湿するために、マット内に空気を送り込むための除湿袋を設けても良い。これは、例えば特開平9−262262号公報に開示のように、複数のエアー噴出口を有するエアー供給管をマット内に設けるようなものであっても良い。また、別途除湿用のエアー供給管を設けるのではなく、正中部エアー袋に複数のエアー噴出口を設けておき、このエアー噴出口から排出される空気によりマット内を除湿するようにしても良い。エアー噴出口には、例えば空気弁を設けておけば、正中部エアー袋を十分に膨張させつつ、所定以上の空気圧が加えられることにより空気弁が設けられたエアー噴出口から排出された空気により、マット内を除湿することが可能となる。 【0029】 なお、本発明のマット型エアーストレッチ器は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。 【図面の簡単な説明】 【0030】 【図1】図1は、本発明のマット型エアーストレッチ器をマット状に構成した場合の上面概略図である。 【図2】図2は、図1のマット型エアーストレッチ器の横断面図である。 【図3】図3は、本発明のマット型エアーストレッチ器の正中部エアー袋の一例を説明するための図であり、図3(a)はその上面図、図3(b)はその側面図である。 【図4】図4は、本発明のマット型エアーストレッチ器の正中部エアー袋の他の例を説明するための横断面図である。 【図5】図5は、本発明のマット型エアーストレッチ器の正中部エアー袋のさらに別の例を説明するための図であり、図5(a)はその上面図、図5(b)はその横断面図である。 【符号の説明】 【0031】 1 マット 2 空気給排気装置 3 制御装置 4 正中部エアー袋 11 外カバー 12 ベースマット 13 固定生地 41 凹部 42,43 補助袋 51 肩部エアー袋 52 腰部エアー袋 53 臀部エアー袋 54 足部エアー袋
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| 【出願人】 |
【識別番号】000153409 【氏名又は名称】株式会社日本理工医学研究所 【住所又は居所】長崎県佐世保市新行江町800番地
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| 【出願日】 |
平成17年3月3日(2005.3.3) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100085785 【弁理士】 【氏名又は名称】石原 昌典
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| 【公開番号】 |
特開2006−239105(P2006−239105A) |
| 【公開日】 |
平成18年9月14日(2006.9.14) |
| 【出願番号】 |
特願2005−58381(P2005−58381) |
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