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【発明の名称】 電気温灸装置
【発明者】 【氏名】金子 憲治

【要約】 【課題】電気温灸装置に関し、保温効果に乏しく皮膚患部に温熱刺激効果を残存させにくいという不都合を解消した電気温灸装置を提供する。

【解決手段】電気発熱体10の本体の先端面に発熱部22を設けるとともにこの発熱部を保温・断熱シートPでカバーし、前記発熱部を押圧することにより前記保温・断熱シートを介して温熱刺激効果を与える電気温灸装置とする。保温・断熱シートPに発熱部22の温熱を保持した状態で、皮膚患部Aを押圧し温熱刺激効果を与えることができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
電気発熱体の本体の先端面に発熱部を設けるとともにこの発熱部を保温・断熱シートでカバーし、この発熱部を押圧することにより前記保温・断熱シートを介して温熱刺激効果を与えることを特徴とする電気温灸装置。
【請求項2】
前記発熱部は、温度調節手段を備えていることを特徴とする請求項1の電気温灸装置。
【請求項3】
前記本体における前記発熱部の側面にシート用スリットホルダーを設けたことを特徴とする請求項1の電気温灸装置。
【請求項4】
前記電気発熱体を本体とこの本体の先端に設置した発熱部とから構成し、前記本体に、前記発熱部を囲みこの発熱部よりも突出した筒状カバー体を進退可能に外嵌めし、この筒状カバー体を先端方向に弾性的に付勢するとともにこの筒状カバー体に対して前記本体および発熱部を弾性的に押し込んだ状態の際に前記発熱部はONになり、この状態から開放されたときにOFFになることを特徴とする請求項1の電気温灸装置。
【請求項5】
前記本体の側面に操作スイッチを設置し、この操作スイッチは前記本体を前記筒状カバー体に対して押し込んだときに、この筒状カバー体内に埋設するように設定したことを特徴とする請求項3の電気温灸装置。
【請求項6】
前記保温・断熱シートの外側に温灸用シートを配置したことを特徴とする請求項1の電気温灸装置。
【請求項7】
前記温灸用シートがビワの葉であることを特徴とする請求項1の電気温灸装置。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
この発明は電気温灸装置に関し、患者が温灸療法を行う際に使用されるものである。
【背景技術】
【0002】
従来における電気温灸装置は発熱源として電気を使用しているため、人体に不必要・不快な強刺激の発生を防止できるとともに温熱制御がしやすいため火傷を防止できるという利点があった。さらに、灰や火の粉が発生しないため、布団や床面を汚したり、焦がすことはなく、安全や火災の点からも管理しやすいという利点があった。
【0003】
【特許文献1】特開2003−250861号公報
【特許文献2】特開平9−38173号公報
【特許文献3】特開平7−299116号公報
【特許文献4】特開平8−066457号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、かかる従来における電気温灸装置にあっては、発熱源として単に電気発熱部を使用していたにすぎないため、保温効果に乏しく、この結果、皮膚患部に温熱刺激効果を残存させにくいという不都合を有した。
【0005】
この発明の課題はこの不都合を解消することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を達成するために、この発明に係る電気温灸装置においては、電気発熱体の本体の先端面に発熱部を設けるとともにこの発熱部を保温・断熱シートでカバーし、前記発熱部を押圧することにより前記保温・断熱シートを介して温熱刺激効果を与えるものである。
【0007】
なお、前記発熱部は、温度調節手段を備えることもできる。
【0008】
なお、前記本体における前記発熱部の側面にシート用スリットホルダーを設けることもできる。
【0009】
なお、前記電気発熱体を本体とこの本体の先端に設置した発熱部とから構成し、前記本体に、前記発熱部を囲みこの発熱部よりも突出した筒状カバー体を進退可能に外嵌めし、この筒状カバー体を先端方向に弾性的に付勢するとともにこの筒状カバー体に対して前記本体および発熱部を弾性的に押し込んだ状態の際に前記発熱部はONになり、この状態から開放されたときにOFFになるように構成することもできる。
【0010】
この場合、前記本体の側面に操作スイッチを設置し、この操作スイッチは前記本体を前記筒状カバー体に対して押し込んだときに、この筒状カバー体内に埋設するように設定することもできる。
【0011】
さらに、前記保温・断熱シートの外側に温灸用シートを配置することもできる。
【0012】
この場合、前記温灸用シートとしてビワの葉を配置することもできる。
【発明の効果】
【0013】
この発明に係る電気温灸装置は上記のように構成されているため、保温・断熱シートに発熱部の温熱を保持させた状態で、皮膚患部を押圧し温熱刺激効果を与えることができる。
【0014】
よって、この電気温灸装置を使用すれば、従来の電気温灸機が有している効果を維持しながら、即ち、人体に不必要・不快な強刺激の発生を防止できるとともに温熱制御がしやすいため火傷を防止でき、さらに、灰や火の粉が発生しないため、布団や床面を汚したり、焦がすことはなく、安全や火災の点からも管理しやすいという利点を維持しながら、また4枚ないし8枚折の保温・断熱シートの効能により温熱遮断かつ温熱保温する効果が生まれて、じんわりとえぐり込むような温熱効果を感じることになり、温熱刺激効果に共通する温熱感(身体の芯まで温かくなりえぐり込むような温灸感)を実現して気持ちよく能率的に施術できるものである。
【0015】
なお、前記発熱部に、温度調節手段を備えれば、常時所定の温度を維持することができるため、治療対象皮膚部位を一定温度に加熱できる結果、能率的かつ確実に温熱刺激効果を奏することができる。
【0016】
なお、前記本体における前記発熱部の側面にシート用スリットホルダーを設ければ、このシート用スリットホルダーに後記温灸用シート(例えば、紙,綿布,ビワの葉,ビワの葉のエキスを散布した紙又は綿布)の一端縁をさし込むことができるため、使用者は、前記効能シートを前記発熱部の表面を覆った状態に維持しやすいものである。このため、この効能シートの効能を伴った温灸療法がしやすいものである。
【0017】
さらに、前記電気発熱体を本体とこの本体の先端に設置した発熱部とから構成し、前記本体に、前記発熱部を囲みこの発熱部よりも突出した筒状カバー体を進退可能に外嵌めし、この筒状カバー体を先端方向に弾性的に付勢するとともにこの筒状カバー体に対して前記本体および発熱部を弾性的に押し込んだ状態の際に前記発熱部はONになり、この状態から開放されたときにOFFになるように構成すれば、皮膚患部がしっかり決まり、筒状カバー体をしっかりと設置した後、発熱部が皮膚患部に接触するまでは発熱しないため、火傷をしにくく、きわめて安全に施術できるものである。
【0018】
さらに、この場合、前記本体の側面に操作スイッチを設置し、この操作スイッチは前記本体を前記筒状カバー体に対して押し込んだときに、この筒状カバー体内に埋設するようにすれば、温灸作業中に、前記操作スイッチ27は前記筒状カバー体30内に埋没し、人の手に触れることはないため、円盤状発熱部の温度が変動したり、このスイッチがOFFになったりすることはなく、取扱いが容易になる。
【0019】
さらに、前記保温・断熱シートの外側に前記温灸用シートを配置すれば、従来の電気温灸機が有している効果を維持しながら、即ち、人体に不必要・不快な強刺激の発生を防止できるとともに温熱制御がしやすいため火傷を防止でき、さらに、灰や火の粉が発生しないため、布団や床面を汚したり、焦がすことはなく、安全や火災の点からも管理しやすいという利点を維持しながら、棒もぐさによる温灸本来の効能(身体の芯まで温かくなりえぐり込むような温灸感)を確保しやすいものである。即ち、4枚ないし8枚折の保温・断熱シートを中間に挟むため温熱遮断かつ温熱保温する効果が生まれて、じんわりとえぐり込むような温熱効果を感じることになり、棒もぐさによる温熱刺激効果に共通する温熱感(身体の芯まで温かくなりえぐり込むような温灸感)を実現して気持ちよく能率的に施術できるものである。
【0020】
この場合、この場合、前記温灸用シートとしてビワの葉を配置すれば、ビワの葉をそのまま利用できるため、従来必要としたビワ葉の抽出物を充填したもぐさシートや袋が不用となり、この結果、簡易且つ低コストでビワの葉温灸療法ができるとともに棒もぐさによるビワの葉温灸本来の効能(身体の芯まで温かくなりえぐり込むような温灸感)を確保しやすいものである。即ち、ビワの葉を人体皮膚患部に直接押し当てるためにビワの葉の成分が皮膚患部に届きやすいものである。
【0021】
このよううに、この発明を使用すれば、ビワの葉と電気温灸器を使用した安全かつ取扱い便利で治療効果が確実且つ能率的に行われるビワの葉電気温灸療法を実現することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0022】
本発明は、電気発熱体の発熱部を保温・断熱シートでカバーし、この電気発熱体を押圧することによって前記保温・断熱シートを介して皮膚患部に温熱刺激効果(身体の芯まで温かくなりえぐり込むような温灸感)を与えるところに最も主要な特徴を有する。
【実施例1】
【0023】
以下、この発明の実施例を説明する。
図1はこの発明に係る電気温灸療装置の第一実施例の断面図、図2は同使用状態図、図3は同第二実施例の断面図、図4は同第三実施例の正面図、図5は図4におけるV -V線拡大断面図、図6は図5の分解説明図である。
【0024】
図1において、Mはこの発明に係る電気温灸療装置であり、ビワの葉温灸に使用した場合を示している。この電気温灸療装置Mは温灸紙(この発明の「保温・断熱シート」に相当する)Pと電気発熱体10とを備えている。なお、「保温・断熱シート」としては、温灸紙以外に温灸布又はこれらの両方を重ねて使用することもできる。
【0025】
まず、この電気発熱体10について説明する。
図において、20は筒状本体であり、前記電気発熱体10の主要部を構成している。この筒状本体20は下端が開口21した有底円筒状である。
【0026】
22は円盤状発熱部(この発明の「発熱部」に相当する)であり、前記筒状本体20の開口21を塞ぐように固定されている。
【0027】
23は基板であり、前記本体20内に設置されている。また、24は電気制御回路、25は温度制御回路(この発明の「温度調節手段」に相当する)であり、両者とも前記基板22に設置されている。前記電気制御回路25は、前記円盤状発熱部22を迅速に加熱するための回路であり、通常、20〜30秒で所定温度(80°C)に達するようにするためのものであり、また、前記温度制御回路25は前記円盤状発熱部22の温度を、80°C以下にコントロールするためのものである。
【0028】
26は窓部であり、前記本体20の側壁部に形成されている。また、27は操作スイッチであり、前記本体20におけるこの窓部26の裏側に、操作突起271 を窓部26に露出した状態で設置されている。この操作スイッチ26は、前記窓部26内においてその操作突起271 をスライドさせることにより、前記円盤状発熱部22への電源をON.OFFさせるとともにその前記温度制御回路25を介してその温度調節を行う。なお、その操作突起271 は前記窓部26の表面内に埋設されているため、この本体20がスライドしても、後記筒状カバー体30に接触することはない。
【0029】
28は電源コードであり、前記本体20内の上端部における側壁を貫通した状態で進入している。この電源コード28は前記電気制御回路24,前記温度制御回路25を介して前記円盤状発熱部22に繋がれている。
【0030】
この電気温灸装置Mの使用方法を、図1および図2に基づいて説明する。
【0031】
図に示すように、人体の皮膚患部Aに、まず、ビワの葉Fを置き、その上に、温灸紙Pを重ねる。そして、前記電気発熱体10の操作スイッチ27をONにするとともに温度調節の設定を行う(低温,中温,高温)。その後、この温灸紙Pの表面に、前記本体20の電気発熱体10の前記円盤状発熱体22を押し当てる。これによって、従来におけるビワ葉の温灸効果を奏することができる。
【実施例2】
【0032】
次に、図3に基づいて第二実施例を説明する。
【0033】
図において、29は受け座であり、前記本体20の先端部外側面に鍔状に突設置されている。この受け座の機能は後記する。
【0034】
次に、30は筒状カバー体であり、前記本体20に進退可能に外嵌めされている。この筒状カバー体30は、常態では、前記円盤状発熱部22よりも突出した常態でこの円盤状発熱部22を囲んでいる。31は受け座であり、前記筒状カバー体30の内周面に鍔状に形成されている。また、Sはコイル状圧縮バネであり、前記本体20に外嵌めされた常態で前記筒状カバー体30との間に介在している。そして、前記受け座(筒状カバー体30の)31と前記受け座(本体20の)28との間に掛け渡されることにより、前記筒状カバー体30を、先端方向に弾性的に付勢している。
【0035】
35は耐熱ゴムリングであり、前記筒状カバー体30の下端縁に固着されている。これは、皮膚患部Aの火傷を防止するためのものである。
【0036】
なお、前記窓部26の上端部と前記筒状カバー体30の上端との距離Bは、前記本体20の前記筒状カバー体30に対するストロークCよりも小さく設計されている。このため、前記本体20を押し込んで、温灸作業をする際には、前記操作スイッチ27は前記筒状カバー体30内に埋没し、人の手に触れることはない結果、作業中において、前記円盤状発熱部22の温度が変動したり、スイッチがOFFになったりすることはない。
【0037】
次に、50はリミットスイッチであり、前記本体20の側壁部に埋設されている。このリミットスイッチ50は、前記本体20が前記筒状カバー体30に対して押し込められ、前記円盤状発熱部22が前記温灸紙Pおよび前記ビワの葉Fを介して皮膚患部Aに達した際に、その位置,移動又は変位を検出して前記円盤状発熱部22への電流の流れをONとさせる。このため、例え、前記操作スイッチ27をONの状態にしておいても前記円盤状発熱部22は前記前記皮膚患部Aを押圧しないかぎり、電源がONにならないため、電力消費の無駄を防止できる。このリミットスイッチ50としては通常マイクロスイッチが使用される。
【0038】
なお、このリミットスイッチ50は必ずしも設置する必要はない。
【0039】
この第二実施例の使用方法を、図3に基づいて説明する。
図に示すように、人体の皮膚患部Aに、まず、ビワの葉Fを置き、その上に、温灸紙Pを重ねる。そして、前記電気発熱体10の操作スイッチ27をONにするとともに温度調節の設定を行う(低温,中温,高温)。その後、この温灸紙Pの表面に、この電気発熱体10の筒状カバー体30の先端縁を当てる。そのままの常態で、この本体20を電気発熱体10とともに前記圧縮ばねSに抗して押し込み、前記円盤状発熱部22を押し当てる(図の仮想線の状態を参照のこと)。すると、前記リミットスイッチ50がONとなり、前記円盤状発熱部22は前記電源制御回路部24によって約20〜30秒くらいで所定温度(80°C位)に達し、ビワの葉を加熱しながら、皮膚患部Aに温熱刺激を与えることができる。
【0040】
温灸療法を終了する場合には、前記本体20の押し込みを解除すればよい(図の実線の状態を参照のこと)。すると、前記本体20を電気発熱体10とともに前記圧縮ばねSの弾性によって、原状態(実線の状態を参照のこと)にもどり、前記リミットスイッチ50はOFFとなり、前記円盤状発熱体22への電流の流れは遮断される。
【0041】
なお、このとき、前記操作スイッチ27は未だONの状態であるため、次の療法がしやすいものである。
【0042】
更に、第三実施例を図4〜図6に基づいて説明する。
【0043】
この実施例において、20はこの発明の筒状本体でありピストル状をしている。この筒状本体20の先端部には発熱部22が設置されている。また、50はシート用スリットホルダーであり、前記本体20における前記発熱部20の側面に設置されている。このシート用スリットホルダー50は弾性片状であり、前記発熱部22の方向に向かって延びている。使用者は、この内側にビワの葉等の温灸用シートFを嵌挿し、前記本体20を把持した手の親指によってこのシート用スリットホルダー50を前記本体20側に押し付けることにより、このビワの葉等の温灸用シートFを前記本体20に挟持した状態で固定することができる(図5を参照のこと)。なお、60はコントローラ、70はACアダプタである。このコントローラ60において、61はパワースイッチ、62は高温モード(85°C)のボタン、63は低温モード(75°C)の切り換えスイッチである。これらのスイッチは前記発熱部22の電源をON,OFFしたり、その発熱温度を調整するためのものである。
【0044】
次に、図5および図6に基づいて、前記発熱部22を詳述する。
【0045】
図において、80はマウント用アルミプレートであり、前記筒状本体20に固定されている。また、81は支持筒であり、前記マウント用アルミプレート80にビス82,82 止めされている。この支持筒81は耐熱性であり、ベークライトによって形成されている。
【0046】
次に、83は発熱用アルミプレートであり、前記支持筒81の上端縁にビス84,84 止めされている。この発熱用アルミプレート83を押しつけることによって温灸効果を発揮することができる。
【0047】
85はPTC(POSITIVE TEMPERATURE COEFFICIENT)ヒータであり、その下面に下部電極86,上面に上部電極87が重ねられた状態で、前記発熱用アルミプレート83の裏側に配置され、耐熱性の筒状スペーサ(ベークライト製)88を介して、前記マウント用アルミプレート80にビス89止めされている。
【0048】
Pは保温・断熱シートであり、前記マウント用アルミプレート80の上面に重ねられ、その端縁を前記筒体20の先端部に沿って折り曲げられ、固定筒90によって挟持固定されている(図5を参照のこと)。この保温・断熱シートPは、図6に示すように、綿布91と綿布91との間に4〜8枚の耐熱紙92,92,…をサンドイッチ状に挟み、テフロン(登録商標)シート93で覆ったものである。このように、保温・断熱シートPを構成すると保温・断熱の効果が極めて向上し、棒もぐさによる温圧灸と同じ効能、即ち、身体の深部にじわっとえぐり込むような温熱感が得られるものである。この効能は、感応実験によって、30人(20〜80歳代の女性21人、同男性9人)中29人(同女性21人,同男性8人)から得られたことから明白である。
【0049】
第三実施例の使用方法を、図5に基づいて説明する。
まず、コントローラ60のパワースイッチ61をONにする。このとき、通常は高温モードになっている。切り換えたい場合には、低温モード切り換えスイッチ63を操作すればよい。
【0050】
そして、使用者は、前記筒状本体20のシート用スリットホルダー50の内側にビワの葉等の温灸用シートFを嵌挿する。そして、この本体20を把持した手の親指によってこのシート用スリットホルダー50を押すことにより、このビワの葉等の温灸用シートFを前記本体20に固定する(図5を参照のこと)。
【0051】
この状態で、人体の皮膚患部Aに、前記発熱部22を押し当てる。これによって、従来におけるビワ葉の温灸効果を奏することができる。
【0052】
なお、ビワの葉の代わりに、紙, 綿布等にビワの葉のエキスを噴霧した温灸用シートを使用することもできる。
【0053】
また、温灸用シートを使用しないで、保温・断熱シートPを直接皮膚患部に押しつけて温灸効果を得ることもできる。
【産業上の利用可能性】
【0054】
従来の電気温灸機が有している効果を維持しながら、簡易且つ低コストで、棒もぐさによる温灸本来の温灸と同じ効果の温灸を行う場合に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0055】
【図1】この発明に係る電気温灸療装置の第一実施例の断面図である。
【図2】同使用状態図である。
【図3】同第二実施例の断面図である。
【図4】同第三実施例の正面図である。
【図5】図4におけるV -V線拡大断面図である。
【図6】図5の分解説明図である。
【符号の説明】
【0056】
A … 皮膚患部
B … 窓部の上端部と筒状カバー体の上端との距離
C … 本体の筒状カバー体に対するストローク
F … ビワの葉
M … ビワの葉電気温灸療装置
S … コイル状圧縮バネ
P … 温灸紙(保温・断熱シート)
10 … 電気発熱体
20 … 筒状本体
21 … 開口
22 … 円盤状発熱部(発熱部)
23 … 基板
24 … 電気制御回路
25 … 温度制御回路(温度調節手段)
26 … 窓部
27 … 操作スイッチ
271 … 操作突起
28 … 電源コード
29 … 受け座(本体20の)
30 … 筒状カバー体
31 … 受け座(筒状カバー体30の)
50 … シート用スリットホルダー
60 … コントローラ
61 … パワースイッチ
62 … 高温モード(85°C)の切り換えスイッチ
63 … 低温モード(75°C)の切り換えスイッチ
70 … ACアダプタ
80 … マウント用アルミプレート
81 … 支持筒
82 … ビス
83 … 発熱用アルミプレート
84 … ビス
85 … PTCヒータ
86 … 下部電極
87 … 上部電極
88 … 筒状スペーサ
89 … ビス
91 … 布
92 … 紙
93 … テフロンシート
【出願人】 【識別番号】505034773
【氏名又は名称】有限会社サービス経営研究所
【出願日】 平成18年1月27日(2006.1.27)
【代理人】 【識別番号】100083530
【弁理士】
【氏名又は名称】野末 祐司

【公開番号】 特開2006−231044(P2006−231044A)
【公開日】 平成18年9月7日(2006.9.7)
【出願番号】 特願2006−19880(P2006−19880)