| 【発明の名称】 |
施療装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】山崎 靖久 【住所又は居所】神奈川県秦野市堀山下43番地 東芝テック株式会社秦野工場内
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| 【要約】 |
【課題】寝ながらでもコントローラを疲労なく操作できるマッサージ機の提供。
【解決手段】マッサージ機1は、マッサージ機1本体を操作するための操作画面7を表示する手段が、リモートコントローラ28を撮影する撮影機27と、撮影機27が撮影した画像を操作画面7として天井壁面6に投影するプロジェクタ3とで構成され、プロジェクタ3でリモートコントローラ28を投影しつつ、リモートコントローラ28を操作して所望の施療を実行可能とする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 施療装置本体を操作するための操作画面を表示する表示手段が、前記施療装置本体に設けられたコントローラを前記操作画面として撮影する撮影機と、該撮影機が撮影したコントローラ画像を操作画面として投影面に投影する投影装置とを有し、該投影装置によって前記コントローラを投影しつつ、前記施療装置本体のコントローラを操作して所望の施療を実行可能とする施療装置。 【請求項2】 請求項1の施療装置において、前記表示手段は前記投影装置の投影する操作画面を表示するスクリーンを備えていることを特徴とする施療装置。 【請求項3】 施療装置本体を操作するための操作画面と該操作画面の所定位置を指摘するポインタとを表示する表示手段と、 前記ポインタを操作する操作入力手段と、 前記表示手段により表示された前記操作画面と前記ポインタの操作とを関連させ、前記操作入力手段の操作に基づいて前記施療装置本体の施療を実行可能とする制御手段とを、 備えたことを特徴とする施療装置。 【請求項4】 請求項3の施療装置において、前記表示手段は前記投影装置の投影する操作画面を表示するスクリーンを備えていることを特徴とする施療装置。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、楽な姿勢で操作可能とした施療装置に関する。 【背景技術】 【0002】 従来、マッサージ機などの施療装置は、施療子を内蔵する椅子、布団、マット等の本体部分と、操作入力装置であるリモートコントローラとで構成されているが、マッサージ機を操作するリモートコントローラがマッサージ機本体から分離されてワイヤレス式のリモートコントローラとされたり、ケーブルで接続されたリモートコントローラであったりするものがある(特許文献1参照)。リモートコントローラには、電源のON、OFFボタン、マッサージ箇所の選択ボタン、マッサージコース選択ボタン等のボタン類と、施療箇所や残り時間を表示する表示部分等が設けられている。 【特許文献1】特開平7ー8528号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 しかしながら、このようなリモートコントローラを操作する場合には、使用者は手にリモートコントローラを持って操作するか、頭部をリモートコントローラ近傍に近づけて操作する必要がある。特に横臥姿勢や横臥姿勢に近い状態でリモートコントローラを操作する場合、リモートコントローラを手に持って、首をもたげ、リモートコントローラを見ながら操作するが、手首や首が非常に疲れるという問題がある。 【0004】 本発明は、このような問題に着目してなされたものであり、ユーザーが横臥姿勢や横臥姿勢に近いリクライニング状態の姿勢になっているときでも、リモートコントローラを容易に操作できるようにすることを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0005】 上記課題を解決するために、本願の第1の施療装置は、施療装置本体を操作するための操作画面を表示する表示手段が、前記施療装置本体に設けられたコントローラを前記操作画面として撮影する撮影機と、該撮影機が撮影したコントローラ画像を操作画面として投影面に投影する投影装置とを有し、該投影装置に前記コントローラを投影しつつ、前記施療装置本体のコントローラを操作して所望の施療を実行可能とする。 【0006】 本願の第2の施療装置は、第1の施療装置において、前記表示手段は前記投影装置の投影する操作画面を表示するスクリーンを備えていることを特徴とする。 【0007】 本願の第3の施療装置は、施療装置本体を操作するための操作画面と該操作画面の所定位置を指摘するポインタとを表示する表示手段と、前記ポインタを操作する操作入力手段と、前記表示手段により表示された前記操作画面と前記ポインタの操作とを関連させ、前記操作入力手段の操作に基づいて前記施療装置本体の施療を実行可能とする制御手段とを、備えたことを特徴とする。 【0008】 本願の請求項4の施療装置は、請求項3の施療装置において、前記表示手段は前記投影装置の投影する操作画面を表示するスクリーンを備えていることを特徴とする。 【発明の効果】 【0009】 第1の施療装置によれば、撮影機でコントローラを撮影して投影装置で壁面や天井等に投影し、その投影されたコントローラを見つつ、実物のコントローラを操作できるので、横臥姿勢やリクライニング状態の横臥姿勢に近い状態でも、コントローラの操作のために、手を挙げていたり、首をもたげる必要がなくなり、疲労が少なく、低コストである。 【0010】 第2の施療装置によれば、投影装置がスクリーンを備えているので、ユーザーの近傍に操作画面を投影でき、操作しやすくなる。 【0011】 第3の施療装置によれば、施療装置本体を操作する操作画面とポインタをプロジェクタで壁面やスクリーン或いはモニター等に表示し、操作入力手段によりポインタを操作すれば、所望の施療を行うことができる。しかも、操作画面やポインタは画像データで作成でき、操作入力手段はタッチパッド方式を用いることができるので、低コストである。 【0012】 第4の施療装置によれば、操作画面をスクリーンに表示すれば、画面を大きく表示でき、操作しやすいこととなる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0013】 以下、本発明の実施の形態にかかる施療装置としてのマッサージ機を図面に基づいて説明する。 【0014】 図1に示すように、マッサージ機1はベッド式のものであり、横臥した大人の大きさの人物Pが右手を伸ばしたときに、掌のある位置A部にコントローラとしてのタッチパッド2が設けられ、マッサージ機1の枕部分近傍の位置B部にプロジェクタ3が設けられ、マッサージ機1のベッドの内部に図示しないコンピュータ4が内蔵されている。 【0015】 図3に示すように、タッチパッド2はコンピュータ4の操作入力装置であり、プロジェクタ3はコンピュータ4(制御装置)の表示装置であり、ベッド内のマッサージ用のポンプ及びバルブ等の駆動機構5が出力装置とされている。 【0016】 コンピュータ4のROMには、マッサージのために駆動機構5(ポンプやバルブ等)を駆動するプログラム、タッチパッド2のポインタ操作とボタン操作をプロジェクタ3から壁面に投影するためのプログラム、ポインタ操作により所定のマッサージプログラムを駆動するためのプログラム、プロジェクタ3の焦点や輝度の調整のためのプログラム等、その他の必要なデータが記憶されている。 【0017】 マッサージ機1は、図1に示すベッドの頭部近傍などにメインスイッチが設けられている。メインスイッチのオンによって、タッチパッド2及びプロジェクタ3並びにベッド内のマッサージ用の駆動機構5がコンピュータに認識され、プロジェクタ3は天井壁面6にコントローラの操作画面7とポインタを投影する。タッチパッド2によってプロジェクタ3の操作画面7におけるポインタ操作は、パーソナルコンピュータにおけるマウス操作と同様に設定されている。 【0018】 タッチパッド2は、図2に示すように、ポインタ操作を行うために、ベッドのA部に設けられる筐体部2Aに設けられる。タッチパッド2には左右のボタン2R、2Lが設けられている。左ボタン2Lは操作画面7におけるマッサージ機1の操作命令を呼び出すものであり、タッチパッド2に指を接触させながら移動させると、天井壁面6に投影された操作画面7のポインタが移動する。操作画面7上のポインタを所望の選択項目上で停止させ、左ボタン2Lをシングルクリック(以下、単にクリック)すると、さらに、細かな選択項目が表示され、所望の選択項目にポインタを停止させて左ボタン2Lをさらにクリックすると、所望の選択項目にあったマッサージが行われる。右ボタン2Rも操作画面7におけるマッサージ機1の操作命令を呼び出すものであるが、左ボタン2Lの命令や選択操作を取り消したり、左ボタン2Lとは異なった命令を指示するボタンである。 【0019】 プロジェクタ3の操作画面7にはマッサージ機1のマッサージを行う身体の場所、強度、速度等のマッサージの施療項目が投影される。コンピュータ4は、操作画面7とポインタをプロジェクタ3に出力し、プロジェクタ3は、ベッド内部のコンピュータ4からの出力命令により操作画面7とポインタを壁面に投影する。 【0020】 操作画面7はマッサージ機1に設けられる通常のコントローラに類似した画像とされ、現実のコントローラのように、操作ボタン類が表示されている。投影された操作画面7内における選択項目領域は、現実のコントローラのように、マッサージを行う場所、強さ、施療の速さ等々を設定する領域が表示され、該当する領域にポインタが位置するときに、左ボタン2Lをクリックすると、選択すべき事項が決定され、指定された指示内容に基づいてマッサージが行われるようになっている。このポインタ操作による命令の選択決定は、パーソナルコンピュータにおける周知技術と同様であるので、その説明を用いる。 【0021】 図4乃至図6は操作画面7の例を示す。この操作画面7には、オンボタン8とオフボタン9、マッサージコース10、マッサージ箇所11、強さボタン12、タイマー13、各種の設定を行う設定ボタン14、人体図15が表示される。操作画面7ではポインタ16の操作により、操作画面7の各種操作を選択できるようになっている。オンボタン8は電源の「入/切」のソフトスイッチであり、電源OFFの時にポインタ16を移動させて左ボタン2Lをクリックすると、マッサージ機1の電源がONとなり、電源ONの時にポインタ16を移動させて左ボタン2Lをクリックすると、マッサージ機1の電源がOFFとなる。 【0022】 例えば、図4に示すように、マッサージコース10のボタンの上にポインタ16を移動させて左ボタン2Lをクリックすると、首・肩を中心としたマッサージコース17、背中を中心としたマッサージコース18、腰を中心としたマッサージコース19、脚を中心としたマッサージコース20の選択画面21(図5参照)が表れる。ここで、ポインタ16を首・肩を中心としたマッサージコース17に合わせてクリックすると、図6に示すように、首・肩を中心としたマッサージ画面22が表示され、確認メッセージと、確定ボタン23、キャンセルして戻るボタン24が表れる。確定ボタン23にポインタ16を移動させて確定ボタン23をクリックすると、首・肩を中心としたマッサージコース17が選択決定され、所定時間首・肩を中心としたマッサージコースが実行される。ポインタ16を戻るボタン24に移動させて左ボタン2Lをクリックすると、キャンセルして選択画面21に戻る。選択画面21で戻るボタン21Aをクリックすると、操作画面7に戻る。人体図15は施療中の部位をリアルタイムで示すインジケータの役割を持ち、マッサージする部位を個別に選択する際には、マッサージ箇所11のボタンを用いて操作を行う。 【0023】 図7は、椅子型のマッサージ機25を示したものであり、このマッサージ機25では椅子の背凭れ部の上であって肩部上方にプロジェクタ3が設けられており、壁面26に操作画面7が投影されるようになっている。その他の構成は図1と同様であるので、その説明を用いる。 【0024】 図8は、ベッド型のマッサージ機1にタッチパッド2の替わりに、撮影機27を設けたものである。撮影機27はリモートコントローラ28を撮影してプロジェクタ3から天井壁面6に投影する。使用者は、実際のリモートコントローラ28の投影画面を見ながら、実際のリモートコントローラ28の操作をする。この実施の形態の場合、撮影機27でリモートコントローラ28を撮影し、プロジェクタ3でリモートコントローラ28を投影し、使用者は投影画面を見ながら現実のリモートコントローラ28を操作するので、マッサージ機1への組み込みが容易であり、新しい操作方法の修得も必要ないので、寝たままやリクライニングのままで操作できるという便利さの他に、使いやすいという利点もある。 【0025】 図9は、プロジェクタ3の投影壁面としてスクリーン29を備えたものである。スクリーン29は、起倒式で角度固定可能な支持アーム30に取り付けられ、支持アーム30のベッド側の端部及びスクリーン29側の端部は角度変更可能且つ角度固定可能とされている。支持アーム30は、ベッド型のマッサージ機1の頭部側端部に設けられている。スクリーン29全体は矩形であるが、使用者の顔面に向けられる投影面側が少し窪んだ白色無地の略球面とされており、投影画面が末端部において歪み等が生じないようになっている。また、支持アーム30は傾斜角度を変更可能とされており、使用者の臨む位置でスクリーン29がしっかりと固定できるようになっている。 【0026】 以上説明したように、このマッサージ機1(施療装置)は、マッサージ機1本体(施療装置本体)を操作するための操作画面7を表示する手段が、リモートコントローラ28(コントローラ)を撮影する撮影機27と、撮影機27が撮影した画像を操作画面7として天井壁面6に投影するプロジェクタ3(投影装置)とで構成され、プロジェクタ3でリモートコントローラ28を投影しつつ、リモートコントローラ28を操作して所望の施療を実行可能とするので、マッサージ機1の上に横たわったままでリモートコントローラ28を操作でき、首を持ち上げたり、リモートコントローラ28を身体の上に持って操作する疲れ等を与えることがない。 【0027】 また、このようなマッサージ機1においてプロジェクタ3の投影する操作画面を表示する専用のスクリーン29を備えていると、投影画面を投影する適当な壁面や天井壁面が得られなくても、身近なところで操作画面を見ることができる。 【0028】 さらに、図1、図3に示すように、マッサージ機1(施療装置本体)を操作するための操作画面7とポインタ16とを表示する表示手段は、プロジェクタ3によって天井壁面6や壁に操作画面7を投影しても良いし、プロジェクタ3を用いないでモニターに表示しても良い。このようにすると、コンピュータ4のROMに様々な操作画面を記憶させて使いやすいようにすることも出来るし、RAMを用いれば、PC(パーソナルコンピュータ)等と接続してオプションソフトにより、様々な環境設定を変更することが可能となる。 【0029】 また、マッサージのための操作画面7とポインタ16を天井壁面6や壁或いは専用のスクリーン29に表示し、タッチパッド2(入力手段)によりポインタ16を操作すれば、影像の操作のみによって所望の施療を行うことができる。しかも、操作画面7やポインタ16は画像データで作成でき、入力手段はタッチパッド方式を用いることができるので、低コストであると共に、レイアウトや操作画面7の表示の変更や、操作内容の変更も容易に行うことができる。 【図面の簡単な説明】 【0030】 【図1】本発明の実施の形態にかかるベッド形式のマッサージ機1の斜視図。 【図2】図1に用いる操作入力装置の図。 【図3】マッサージ機とプロジェクタとタッチパッド及び駆動機構のブロック図。 【図4】投影される操作画面の表示状態を示す図。 【図5】マッサージコースの選択画面を示す図。 【図6】首・肩のマッサージコースの実行確認画面を示す図。 【図7】本発明の実施の形態にかかる椅子式のマッサージ機25の斜視図。 【図8】本発明の実施の形態であり、リモートコントローラを撮影機で撮影する方式の撮影機の設置位置を示す図。 【図9】本発明の実施の形態であり、スクリーンにマッサージ機の操作画面を表示する方式を示す図。 【符号の説明】 【0031】 1 マッサージ機(施療装置本体) 2 タッチパッド(入力手段) 3 プロジェクタ(表示手段) 4 コンピュータ(制御装置) 5 マッサージ機の駆動機構 6 天井壁面 7 操作画面 10 マッサージコースボタン 11 マッサージ箇所ボタン 12 強度ボタン 13 タイマー 14 設定ボタン 16 ポインタ 29 専用のスクリーン 30 アーム
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| 【出願人】 |
【識別番号】000003562 【氏名又は名称】東芝テック株式会社 【住所又は居所】東京都品川区東五反田二丁目17番2号
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| 【出願日】 |
平成16年12月14日(2004.12.14) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100082670 【弁理士】 【氏名又は名称】西脇 民雄
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| 【公開番号】 |
特開2006−167020(P2006−167020A) |
| 【公開日】 |
平成18年6月29日(2006.6.29) |
| 【出願番号】 |
特願2004−361121(P2004−361121) |
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