| 【発明の名称】 |
マッサージ装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】原島 徹 【住所又は居所】大阪府大阪市平野区長吉川辺3丁目3番24号 株式会社アテックス内
【氏名】大井 文男 【住所又は居所】大阪府大阪市平野区長吉川辺3丁目3番24号 株式会社アテックス内
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| 【要約】 |
【課題】マッサージ効果を向上しうるマッサージ装置を提供すること。
【解決手段】駆動機2を用いて回転する回転軸3に設けられ該回転軸の回転とともに、使用者のマッサージ部位をシート体を介して押圧する押圧部6を有するマッサージ体7を具えたマッサージ手段8と、このマッサージ手段を、前記回転軸の回転中心線と直交する移動向きに往復動させる移動手段9とを箱体10に具え、前記マッサージ体は、前記回転軸に設けられて回転しかつ外周面に形成した突状の押圧部によりマッサージ部位を押圧する筒状体11、又は間隔を隔てて設けられかつ向き合う面に押圧部が設けられる押圧盤と、回転軸の回転とともに、この押圧盤に互に逆向きの傾動を繰り返させることにより向き合う押圧部間距離を周期的に変化して前記マッサージ部位を挟んでマッサージする傾動手段13とからなることを特徴とするマッサージ装置。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 駆動機を用いて回転する回転軸に設けられ該回転軸の回転とともに、使用者のマッサージ部位をシート体を介して押圧する押圧部を有するマッサージ体を具えたマッサージ手段と、 このマッサージ手段を、前記回転軸の回転中心線と直交する移動向きに往復動させる移動手段とを箱体に具えたことを特徴とするマッサージ装置。 【請求項2】 前記マッサージ体は、前記回転軸に設けられて回転しかつ外周面に形成した突状の押圧部によりマッサージ部位を押圧する筒状体、又は間隔を隔てて設けられかつ向き合う面に押圧部が設けられる押圧盤と、回転軸の回転とともに、この押圧盤に互に逆向きの傾動を繰り返させることにより向き合う押圧部間距離を周期的に変化して前記マッサージ部位を挟んでマッサージする傾動手段とからなることを特徴とする請求項1記載のマッサージ装置。 【請求項3】 前記押圧盤の押圧部は、互いに向き合う方向に膨出した突状をなすことを特徴とする請求項1又は2記載のマッサージ装置。 【請求項4】 前記押圧盤の押圧部は、表面が滑らかで環状をなすことを特徴とする請求項1又は2記載のマッサージ装置。 【請求項5】 前記傾動手段は、前記回転軸に相対回転不能に支持され、かつ斜めに傾斜して前記押圧盤を回転可能に支持する傾斜軸受けを有する傾斜受け片であることを特徴とすることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のマッサージ装置。 【請求項6】 前記往復動のストロークは80〜180mmであることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のマッサージ装置。 【請求項7】 前記マッサージ手段は、前記駆動機と、前記回転軸と、前記マッサージ体と、前記回転軸を両端で枢支する両側の軸受け具及び両側の軸受け具を相対回転不能に連結する継ぎ部材からなる支持枠とを具えるとともに、 前記移動手段は、前記軸受け具を支持しかつ前記移動向きにスライド可能に案内する案内具を含むことを特徴とする請求項1〜6のいずかに記載のマッサージ装置。 【請求項8】 前記移動手段は、前記案内具と、前記回転軸に一端を固定されるクランクアームと、該クランクアームの他端に設けた案内体が移動しうる垂直向きの案内部を有しかつ前記箱体に固定された縦案内金具とを含むことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のマッサージ装置。 【請求項9】 前記移動手段は、前記案内具と、前記回転軸に一端を固定されるクランクアームと、一端が前記箱体に枢支されて揺動自在なレバーとを含み、 前記クランクアームの他端と、レバーの他端とが回動可能に枢着されることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のマッサージ装置。 【請求項10】 前記箱体は、台座と、該台座に立設されかつ前記縦案内金具を固定する脚部とを含むことを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載のマッサージ装置。 【請求項11】 前記駆動機は、前記継ぎ部材に固定されることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載のマッサージ装置。 【請求項12】 前記駆動機は、箱体に立設された保持体により前記移動向きに移動可能に案内されるとともに、移動手段は、前記軸受け具を移動向きに往復動する往復動手段であることを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載のマッサージ装置。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、駆動機を用いて回転する押圧部により使用者のマッサージ部位を押圧してマッサージするマッサージ装置に関する。 【背景技術】 【0002】 従来、足裏、ふくらはぎ、太腿、腕、腰、首など使用者のマッサージ部位を押圧してマッサージする装置としては、図25に示すように、外周部にマッサージ突部cを複数設けたドラムdが、モータaにより駆動される回転軸bに相対回転不能に取付けられ、ドラムdの回転によりマッサージ突部cが前記マッサージ部位を刺激するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。 【0003】 また、回転軸に、該回転軸の軸心に対して互いに反対向きに傾斜するように連結された左右一対の揉み部材を設け、回転軸の回転により間隔が増減する揉み部材の間に挟み込まれたマッサージ部位に左右から圧力をかけて刺激する装置もある(例えば、特許文献2参照)。 【0004】 【特許文献1】特開平11−239596号公報 【特許文献2】特開2003−19174号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0005】 しかしながら、このマッサージ装置は、同じマッサージ部位を連続して刺激するものであるため、その刺激に馴れてしまい、有効なマッサージ効果を得られるには至らなかった。またこの馴れ防止のため、使用者が姿勢を変えて違ったマッサージ部位に刺激を与える使用法も考えられるが、使い勝手が悪いという問題があった。 【0006】 本発明は、前記したマッサージ装置が有する問題点を解消し、使用者のマッサージ部位を押圧するマッサージ手段を往復動させる移動手段を具えることを基本として、マッサージ効果を向上しうるマッサージ装置の提供を課題としている。 【課題を解決するための手段】 【0007】 前記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、駆動機を用いて回転する回転軸に設けられ該回転軸の回転とともに、使用者のマッサージ部位をシート体を介して押圧する押圧部を有するマッサージ体を具えたマッサージ手段と、このマッサージ手段を、前記回転軸の回転中心線と直交する移動向きに往復動させる移動手段とを箱体に具えたことを特徴とする。 【0008】 また請求項2記載の発明は、前記マッサージ体は、前記回転軸に設けられて回転しかつ外周面に形成した突状の押圧部によりマッサージ部位を押圧する筒状体、又は間隔を隔てて設けられかつ向き合う面に押圧部が設けられる押圧盤と、回転軸の回転とともに、この押圧盤に互に逆向きの傾動を繰り返させることにより向き合う押圧部間距離を周期的に変化して前記マッサージ部位を挟んでマッサージする傾動手段とからなることを特徴とする。 【0009】 請求項3記載の発明は、前記押圧盤の押圧部は、互いに向き合う方向に膨出した突状をなし、また請求項4記載の発明は、前記押圧盤の押圧部は、表面が滑らかで環状をなすことを特徴とする。 【0010】 請求項5記載の発明は、前記傾動手段は、前記回転軸に相対回転不能に支持され、かつ斜めに傾斜して前記押圧盤を回転可能に支持する傾斜軸受けを有する傾斜受け片であり、また請求項6記載の発明は、前記往復動のストロークは80〜180mmであることを特徴とする。 【0011】 また請求項7記載の発明は、前記マッサージ手段は、前記駆動機と、前記回転軸と、前記マッサージ体と、前記回転軸を両端で枢支する両側の軸受け具及び両側の軸受け具を相対回転不能に連結する継ぎ部材からなる支持枠とを具えるとともに、前記移動手段は、前記軸受け具を支持しかつ前記移動向きにスライド可能に案内する案内具を含むことを特徴とする。 【0012】 請求項8記載の発明は、前記移動手段は、前記案内具と、前記回転軸に一端を固定されるクランクアームと、該クランクアームの他端に設けた案内体が移動しうる垂直向きの案内部を有しかつ前記箱体に固定された縦案内金具とを含み、また請求項9の発明では、前記移動手段は、前記案内具と、前記回転軸に一端を固定されるクランクアームと、一端が前記箱体に枢支されて揺動自在なレバーとを含み、前記クランクアームの他端と、レバーの他端とが回動可能に枢着され、請求項10記載の発明は、前記箱体は、台座と、該台座に立設されかつ前記縦案内金具を固定する脚部とを含むことを特徴とする。 【0013】 請求項11記載の発明は、前記駆動機は、前記継ぎ部材に固定され、また請求項12記載の発明は、前記駆動機は、箱体に立設された保持体により前記移動向きに移動可能に案内されるとともに、移動手段は、前記軸受け具を移動向きに往復動する往復動手段であることを特徴とする。 【発明の効果】 【0014】 本発明のマッサージ装置は、マッサージ部位を押圧するマッサージ手段を往復動させる移動手段を具えるため、マッサージ体の押圧部により異なるマッサージ部位が循環的に刺激され、その結果、広範なマッサージ部位に対し高いマッサージ効果を持続することができる。 【0015】 請求項2に係る発明のようにマッサージ体を構成すると、マッサージ部位に効果的な押圧刺激を与えることができ、請求項3に係る発明のように押圧盤の押圧部が突状をなす時マッサージ部の刺激を高めることができ、請求項4に係る発明のように押圧盤の押圧部が表面が滑らかで環状をなす場合引っ掛かりが防止されスムースな動作が得られる。 【0016】 請求項5に係る発明のように傾斜軸受けにより押圧盤を回転可能に支持すると、押圧盤のスムースな傾動動作が得られるとともに構造をシンプル化でき、請求項6に係る発明のようなストロークによりマッサージ手段が往復動すると、押圧、刺激の馴れ現象を防いで高いマッサージ効果が得られる。 【0017】 請求項7に係る発明のように移動手段の案内具が軸受け具をスライド可能に支持案内することによりマッサージ手段をスムースに往復動でき、また請求項8に係る発明のように移動手段を案内具と、クランクアームと、縦案内金具とを含んで構成すると、回転軸の回動力を用いてマッサージ手段を往復動させることができる。さらに請求項9に係る発明のように、移動手段を案内具と、クランクアームと、レバーとを含んで構成すると、前記マッサージ手段の往復動がスムースで静かな動きとなり、しかもそのストロークを大きく設定することができる。 【0018】 請求項10に係る発明においては、縦案内金具を安定支持できるとともにコンパクトな箱体を構成でき、また請求項11に係る発明のように駆動機を継ぎ部材に固定することにより駆動機が安定支持され、請求項12に係る発明のように駆動機を箱体に立設された保持体で移動可能に案内する場合、マッサージ手段がスムースに往復動しうる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0019】 以下、本発明の実施の一形態を、図示例とともに説明する。図1は、マッサージ装置1の使用状態を示す斜視図、図2はその縦断面図、図3はその内部構造を示す平面図である。本発明のマッサージ装置1は、使用者のマッサージ部位を押圧するマッサージ手段8と、該マッサージ手段8を往復動させる移動手段9とを具える。 【0020】 前記マッサージ手段8は、本形態では、マッサージ体7と、該マッサージ体7を支持する回転軸3と、駆動機2と、支持枠18とを含み構成されたものを例示している。さらに本形態の支持枠18は、軸受け具16と、継ぎ部材17とからなるものが例示される。 【0021】 前記軸受け具16は、図2、6に示すように、本形態では、略中央にベアリング軸受31を具える支持孔32を設けた直立矩形厚板状をなし、一対が向き合って配されている。また本形態の軸受け具16は、横幅が例えば60〜90mm程度、縦高さが例えば90〜130mm程度、厚さが例えば15〜22mm程度の鋼材を用いて形成されている。 【0022】 前記継ぎ部材17は、前記軸受け具16、16間に架け渡され、中央に下向きに突出した凹部33を具え、かつ両端部で立ち上がるとともに前記軸受け具16を前記向き合う面で固着する取付片34を有している。また本形態の継ぎ部材17は、例えば1.2〜2.3mm程度の鋼板を折り曲げて形成されている。 【0023】 前記回転軸3は、その両端部が前記軸受け具16の支持孔32に設けられたベアリング軸受31により回転可能に支持され、水平にのびた断面円形の棒状をなしている。本形態の回転軸3は、中央部分で直径18〜26mm程度、両端部で直径10〜15mm程度の丸棒鋼で形成され、その長さは本形態では、例えば460mm程度である。 【0024】 前記駆動機2は、本形態では、前記継ぎ部材17の凹部33内に配置されるとともに固着具36により継ぎ部材17に固着されている。このように本形態の駆動機2は、継ぎ部材17に直接固着されるため、駆動機2が安定して支持される点で好ましい。また駆動機2は、その駆動軸2Aが減速ユニット35を介して回転軸3の略中央に連結されることにより回転軸3に回転力を与えている。このように、本形態の駆動機2は、回転軸3に回転力を与えつつ、前記軸受け具16と、継ぎ部材17とを介して回転軸3とともに移動しうるよう構成されている。 【0025】 また本形態の駆動機2は、交流モータからなり、家庭用100ボルト電源に、図1に示されたオンオフスイッチSと、モータ回転制御回路を含むコントローラCを介して接続され、その回転が制御されている。なお前記モータ回転制御回路は、モータの回転数、モータの正転・逆転を制御するほか、マイコンを用いプログラムされた波形に従い回転数を漸増・漸減させることもできる。 【0026】 前記減速ユニット35は、本形態では、減速比が例えば1/20〜100程度のウォームギアを有する減速歯車機構35Aからなる。 【0027】 前記マッサージ体7は、回転軸3に取付けられ、本形態では、筒状体11と、押圧盤12と、傾動手段13とを含み構成されたものを例示している。 【0028】 前記筒状体11は、一対の支持盤37、37と、該支持盤37、37間に架設された押圧杆38とからなる。支持盤37は、直径が例えば70〜110mm程度の円盤状をなし、中央に設けられたボス部37Aに前記回転軸3が挿入され、かつ回転軸3のキー溝39に設けられた図示されないキーを用いて回転軸3に回転不能に取付けられている。 【0029】 前記押圧杆38は、図4に示すように、外周に複数の突状の押圧部6を有し、複数本(本形態では6本)が回転軸3を中心とする同一周面上に等間隔で配され、両端が支持盤37、37に小ビス40で固着されている。本形態の押圧杆38は、突状の押圧部6を設けた小筒38Aを複数連結して構成されたものを例示している。なお隣接する押圧杆38の突状の押圧部6は、マッサージ部位4に対する加圧を分散させるため、千鳥状に配置されている。 【0030】 筒状体11は、本形態では、図3に示すように、例えば160〜230mm程度の間隔を隔てて、回転軸3に一対配置されている。そして、図5に示すように、足裏、もも、腕など使用者のマッサージ部位4を、回転軸3に連動して回転する筒状体11の突状の押圧部6が押圧、刺激してマッサージ効果を与えることができる。更に、前記駆動機2の正転・逆転の制御により筒状体11の回転方向を変化させ、マッサージ効果を高めることができる。なお、マッサージ部位4に対する刺激を緩和するため、筒状体11とマッサージ部位4の間に、フェルト、レザーなどを用いたシート体5を設けている。 【0031】 前記押圧盤12は、本形態では、図2に示すように、外盤部12Aと、内盤部12Bと、カバー部12Cとを含み構成されて略ドーナツ盤状をなし、前記筒状体11の両側に向き合って設けられたものを例示している。前記外盤部12Aは略リング状をなし、内盤部12Bの外側に嵌合するとともに、外盤部12Aの内縁部から内側にのびるフランジ42が固着具43により内盤部12Bに固着され、これにより外盤部12Aと内盤部12Bは一体化している。前記カバー部12Cは、外盤部12Aの前記向き合う面を覆うとともに内縁部が外盤部12Aと内盤部12Bの間で挟着され、しかもその表面に互いに向き合う方向に膨出した突状の押圧部6が周方向に複数個隔設されている。このように本形態は押圧盤12の押圧部6が突状をなすため、マッサージ部位に強い刺激を与えることができる点で好ましい。なおカバー部12Cは、スチレン・ブタジエンゴム、クロロプレンゴム、その他の合成ゴム、オレフィン系、スチレン系、ウレンタン系の熱可塑性エラストマーなどの弾性材を用いて形成される。 【0032】 前記押圧盤12は、本形態では、傾斜受け片15により回転軸3に取付られ、該傾斜受け片15は、前記筒状体11の両側で回転軸3に取付られた傾斜ハブ41と、該傾斜ハブ41の外周面41Aに設けられた傾斜軸受け14とからなる。 【0033】 前記傾斜ハブ41は、その外周面41Aが回転軸3の中心線Xに対してα度(例えば6〜10度程度)傾斜して形成されている。そして一対の傾斜ハブ41が、筒状体11を挟み、その外周面41Aが互いに逆向きに傾いた状態で、キー溝39に設けられる図示されないキーにより回転軸3に回転不能に取付けられている。 【0034】 前記傾斜軸受け14は、本形態では、ベアリング軸受け14Aからなり、傾斜ハブ41の外周面41Aに取付けられ、そして前記押圧盤12の内盤部12Bは、ベアリング軸受け14Aに回転可能に支持されている。従って、筒状体11を挟んで配された一対のベアリング軸受け14A、14Aは、回転軸3の中心線Xに対して互いに逆向きにα度傾斜し、該ベアリング軸受け14A、14Aに取付られた一対の押圧盤12、12は、回転軸3の中心線Xに対してα度逆向きに傾斜し回転可能に支持されている。その結果、回転軸3が回転すると、向き合う押圧盤12、12は、回転軸3に対して相対回転可能な状態で、互いに逆向きの傾動を繰り返し、向き合う押圧部6間の距離が周期的に増減する。これにより押圧盤12は、スムースな前記傾動動作が得られるとともに、その傾動動作を起すための構造を非常にシンプルに構成できる点で好ましい。 【0035】 しかして、図5(A)に示すように、押圧盤12、12の上部の押圧部6、6間の距離が減じると、前記押圧部6、6がシート体5を介して、その間のマッサージ部位4を挟んで加圧、刺激する。そして、回転軸3が90度回転すると、図5(B)に示すように、押圧盤12、12は直立姿勢に移るため押圧部6、6間の距離が広がり、マッサージ部位4への加圧が減じる。回転軸3がさらに90度回転すると、図5(C)に示すように、押圧盤12、12は上側に広がる状態に傾斜し、マッサージ部位4への加圧がなくなる。以下この動作が循環し、前記筒状体11によるマッサージ効果に加え、回転軸3の回転に伴って押圧盤12、12の押圧部6、6間の距離が周期的に増減し、マッサージ部位4を挟む加圧刺激を繰り返すことにより効果的なマッサージを行うことができる。また前記駆動機2の回転方向の逆転により傾動の循環方向を反転させることができ、マッサージ効果を一層高めうる。 【0036】 なお、本形態の傾斜受け片15は、押圧盤12に互いに逆向きの傾動を繰り返させてマッサージする傾動手段13を構成している。そして、回転軸3に支持された前記筒状体11及び前記傾動手段13は、回転軸3に固着具44により固着された一対の固定盤45、45挟まれ、これにより回転軸3の軸方向に対し移動不能に固定されている。またマッサージ体7は、筒状体11のみで構成することもあり、逆に筒状体11を含まず押圧盤12及び傾動手段13のみで構成することもできる。 【0037】 前記マッサージ手段8を往復動させる移動手段9は、本形態では、案内具19と、クランクアーム20と、縦案内金具23とを含み、箱体10に設けられたものが例示され、前記軸受け具16を移動向きに往復動する往復動手段27を構成している。 【0038】 前記箱体10は、本形態では、前記回転軸3の両端近傍に配されたサイド部10A、10Aと、該サイド部10A、10A間をつなぐ連結部10Bとを含み構成されている。そして前記サイド部10Aは、図6に示すように、台座24と、該台座24に立設された脚部25と、該脚部25の両側部が内側へ向け90度折れ曲がった袖部46、46とからなるものを例示している。 【0039】 前記案内具19は、本形態では、図6に示すように、箱体10の袖部46、46間で上下に一対架設された水平な丸棒状のスライド軸19A、19Aからなるものを例示している。そしてスライド軸19Aの端部は、袖部46を貫挿した固着具48により固着されている。また前記スライド軸19A、19Aは、前記軸受け具16に設けられた摺動孔16A、16Aに挿通し、軸受け具16を摺動可能に支持し、これにより前記マッサージ手段8がスムースに往復動しうる。なお前記摺動孔16Aには、スライド軸19Aとの摺動性を高めるため、ブッシュ47が嵌着されている。 【0040】 前記軸受け具16の支持孔32に支持された回転軸3は、その両端部が前記支持孔32から突出し、該回転軸3の突出端に、該回転軸3に対して垂直方向にのびるクランクアーム20の一端部が固定されている。該クランクアーム20は、その一端部に設けた取付孔49を、前記回転軸3の端部に嵌合するとともに、クランクアーム20の前記一端部に螺装した固着具50が回転軸3端部のキー溝51に係合することにより、回転軸3に回転不能に固定されている。 【0041】 また前記クランクアーム20は、その他端部に案内体21を有する。本形態の案内体21は、前記回転軸3と平行にのびる支持軸52と、該支持軸52に回転可能に支持されたロール53とを含み構成されたものを例示している。なおクランクアーム20は、前記回転軸3に対する枢支点から案内体21に至る長さが、例えば40〜90mm、本形態では65mmに形成されている。 【0042】 前記縦案内金具23は、本形態では、図8に示すように、直立矩形板状の基板23Aと、該基板23Aの両側を90度同方向に折曲げた側片23B、23Bと、基板23Aの上下端が90度折曲がり側片23B、23Bの上下端部間をつなぐ上片23C、下片23Dと、前記側片23B、23Bの内側で、上片23C、下片23D間を上下にのびる一対のガイド片23E、23Eとからなる。そして、縦案内金具23は、側片23Bとガイド片23E間の基板23Aに螺着した固着具54により前記箱体10の脚部25に固着されている。このように本形態の縦案内金具23は、箱体10に直接安定して取付けられるとともに別途固定金具を介在することなく直接箱体10に固着されるためコンパクトに構成できる点で好ましい。また、前記一対のガイド片23E、23Eは、その間に遊嵌されたロール53を垂直方向に移動可能に案内し、案内部22を形成している。 【0043】 前記縦案内金具23は、箱体10の双方のサイド部10A、10Aに各々取付けられ、回転軸3の両端部に枢支されたクランクアーム20、20と係合している。なお双方のクランクアーム20、20は、回転軸3の回転に連動した傾きが、同じ傾斜となるよう回転軸3に固定されている。 【0044】 しかして、クランクアーム20は、回転軸3の回転により回転軸3を中心にして回転する。このとき、クランクアーム20先端のロール53は、縦案内金具23の案内部22を上下に摺動するが、縦案内金具23は箱体10の脚部25に固定されているため、平面的(横方向)には同一の位置を維持する。その結果、スライド軸19Aで移動可能に支持された回転軸3は、相対的に回転中心線と直交する方向に移動する。 【0045】 すなわち、図7(A)に示すように、クランクアーム20が回転軸3から上向きに直立した位置にあるとき、回転軸3とロール53とは、上下に並ぶため回転軸3は中央位置にある。そして回転軸3が、図面上で右方向に回転すると、クランクアーム20は、徐々に右に傾き、このとき、ロール53は縦溝22A内を下に向い摺動するため、相対的にスライド軸19Aに支持された回転軸3は、図面上で左方向に移動する。回転軸3が90度回転すると、図7(B)に示すように、クランクアーム20は右側へ水平な位置まで回転し、回転軸3は、相対的に前記中央位置から左にd1移動する。次いで回転軸3が180度まで回転すると、図7(C)に示すように、クランクアーム20は回転軸3から下向きに垂下した位置に移動し、このとき回転軸3とロール53とは、上下に並ぶため回転軸3は中央位置に戻る。さらに回転軸3が270度まで回転すると、図7(D)に示すように、クランクアーム20は図面上で左側へ水平な位置まで回転し、回転軸3は、相対的に前記中央位置から右にd2移動する。そして回転軸3が360度回転すると、図7(A)に示された初期の状態に戻る。 【0046】 このように、案内具19と、クランクアーム20と、縦案内金具23とを含む移動手段9に支持された回転軸3は、駆動機2により与えられた自らの回転力によって、その回転中心線と直交方向に往復動を繰り返す。そのため、回転軸3に設けられたマッサージ体7は、押圧部6により使用者のマッサージ部位4をマッサージしながら、回転中心線と直交方向の往復移動を繰返し、異なる位置のマッサージ部位4を循環して押圧、刺激する。その結果使用者は、自らの姿勢を変えることなく、複数のマッサージ部位に対して効果的なマッサージ効果を得ることができる。 【0047】 なおクランクアーム20は、前記回転軸3に対する枢支点から案内体21に至る長さが、前記のように40〜90mm(本形態では65mm)に形成されているため、前記往復動のストロークは、80〜180mm、好ましくは100〜160mm、本形態では130mmに構成される。ストロークが80mm未満では、マッサージの移動範囲が小さすぎて、押圧、刺激の馴れ現象が残るためマッサージ効果が低下し、180mmを越えると、足裏、腿、腕などにおいてマッサージする範囲をこえるため使い勝手が悪い。 【0048】 また、マッサージ体7の往復回数は、駆動機2の回転数の制御と、減速ユニット35の減速比によりコントロールされるが、20〜90回/分、好ましくは30〜65回/分に設定されることが望ましい。なお本形態では、30、45、65回/分の三段階に設定されている。マッサージ体7の往復回数が20回/分未満では、マッサージ体7の移動速度が遅すぎて、押圧、刺激の馴れ現象が残るためマッサージ効果が低下し、90回/分を越えると、マッサージ体7が速く移動しすぎて押圧部6による押圧、刺激のマッサージ効果が減じる。 【0049】 また、前記箱体10は、スタンド55に支持されている。スタンド55は、基盤55Aと、該基盤55Aに間隔を隔てて設けた支持壁55B、55Bとからなる。そして前記支持壁55B、55Bは、箱体10のサイド部10A、10Aと向き合って配され、枢支手段55Cにより、サイド部10Aを枢支している。また支持壁55Bは、化粧キャップ55Dでカバーされ、前記箱体10は、化粧ケース56内に納められている。 【0050】 図9、10は、本発明の他の実施形態を例示している。なお、前記の実施形態と同等の構成はその説明を省略し、図中にその符号のみを記している。本形態の駆動機2は、減速ユニット35を介して回転軸3に連結され、これにより回転軸3の回転軸中心線と直交する移動向きの移動に連動するよう構成されている。また該駆動機2は、箱体10の基盤55Aに立設された短筒状の保持体26に、前記移動向きにスライド可能に遊嵌している。なお前記保持体26は、内周面にブッシュ(図示せず)を具え、固定具57により基盤55Aに固定されている。該固定具57は、基板57Aと該基板57Aの端部から上方に折れ曲がる立上げ板57Bとを具えてアングル状をなし、基板57Aは固着具58により基盤55Aに固着され、立上げ板57Bの取付孔に保持体26を嵌合している。このように本形態の駆動機2は、箱体10に立設された保持体26に移動向きに移動可能に支持されるため、マッサージ手段8をスムースに往復動できる点で好ましい。 【0051】 しかして、前記回転軸3がマッサージ手段8とともに、移動手段9により前記移動向きに往復動すると、保持体26に案内された駆動機2は、回転軸3の移動に伴って移動する。すなわち、図7(A)に示すように、回転軸3が中央位置にあるときには、図11(A)に示すように、駆動機2は同様に中央位置にある。そして図7(B)に示すように、クランクアーム20が右側へ水平な位置まで90度回転することにより回転軸3が中央位置から左にd1移動すると、図11(B)に示すように駆動機2もこれに連動し、保持体26に案内されて図面上で左にd1移動する。次いで図7(C)に示すように、回転軸3が180度まで回転して回転軸3が中央位置に戻ると、駆動機2は、図11(A)に示す中央位置に戻る。さらに図7(D)に示すように、クランクアーム20が図面上で左側へ水平な位置まで回転することにより回転軸3が中央位置から右にd2移動すると、図11(C)に示すように、駆動機2は、保持体26に案内されて図面上で右にd2移動する。そして回転軸3が360度回転すると、駆動機2は図11(A)に示された初期の位置に戻る。なお本形態の移動手段9は、前記の実施形態のものと同一であるため、その動作を図示した図7(A)〜(D)を用いて説明している。 【0052】 図12、13は、本発明の更に異なる実施形態を例示している。箱体10は、その中央に駆動機2を覆う逆U字状のフレーム59が取付けられ、該フレーム59は、使用者のマッサージ部位4を保護するため、外周部がクッション層60で被覆されている。該クッション層60はウレタンフォーム、ポリエチレンフォームなどのスポンジ、オレフィン系又はスチレン系熱可塑性エラストマー、スチレン・ブタジエンゴム、クロロプレンゴムなどの合成ゴムその他を用いて形成される。 【0053】 また箱体10のサイド部10Aは、そのエッジ部分が使用者のマッサージ部位4を傷付けることを防止するため、湾曲状の樹脂キャップ61を取付けている。該樹脂キャップ61は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレンなどのプラスチック材料を用いて成形される。そして、マッサージ体7及びクッション層60は、フェルト、レザーなどを用いたシート体5で覆われている。 【0054】 また箱体10を支持するスタンド55は、本形態では、図13に示すように、水平な支持杆62Aと、該支持杆62Aの一端から下方に折れ曲がり傾斜する傾斜杆62Bと、該傾斜杆62Bの下部で更に同方向に折れ曲がり前記支持杆62Aと平行にのびる載置杆62Cとからなる略横U字状の曲り脚62と、間隔を隔てて配される前記曲り脚62、62の載置杆62C、62Cの端部間をつなぐ連結杆63とからなる。そして該スタンド55の支持杆62A、62Aに設けた支持部64が、箱体10のサイド部10A、10Aを支持している。このように本形態のスタンド55は、一対の曲り脚62と連結杆63が連続したフレーム状をなすため、軽量、かつ支持が安定する点で好ましい。 【0055】 本形態の支持部64は、前記サイド部10Aを枢支する枢支手段65と、前記枢支の角度を固定する固定手段66とを含み構成されたものを例示している。そして前記枢支手段65は、支持杆62Aに固着された支持基板65Aと、サイド部10Aの脚部25に突設された枢支軸65Bとを具える。 【0056】 前記支持基板65Aは、直立した矩形板状の基板本体65A1と、該基板本体65A1の上下端部が直角に折れ曲がったフランジ65A2、65A2とからなる。そして下方のフランジ65A2が支持杆62A上に溶接され、これにより支持基板65Aは支持杆62Aに固着されている。また支持基板65Aの中央には、面タッチで回転軸を支持しうるブッシュ67が嵌合固着されている。 【0057】 前記枢支軸65Bは、その先端で大径に形成された案内軸部65B1を有し、該案内軸部65B1が前記ブッシュ67に回転可能に挿入されている。その結果前記箱体10は、枢支軸65Bを中心に回転可能に支持される。 【0058】 前記固定手段66は、枢支軸65Bに設けた被係合部66Aと、該被係合部66Aに係合して枢支軸65Bの回転を不能とする係合手段66Bとからなる。そして本形態の被係合部66Aは、前記案内軸部65B1の周面に周方向に隔設された複数の凹陥部74により構成されたものを例示している。前記凹陥部74は、枢支軸65Bの中心線から15〜30度程度、本例では22.5度のピッチで隔設されている。 【0059】 前記係合手段66Bは、本形態では、操作レバー68と、前記ブッシュ67の下部に形成された通孔69と、該通孔69内を移動可能な係止球70とを含み構成されたものを例示している。 【0060】 前記操作レバー68は、一端部が支持基板65Aの下部にピン71により枢着され、前記ブッシュ67の外周に沿い形成された湾曲部68Aと、該湾曲部68Aの他端部から外向きに折れ曲った握り部68Bとからなる。また湾曲部68Aの前記他端部には、湾曲部68Aをブッシュ67に向けて付勢する引きバネ72が取付けられ、湾曲部68Aはその内面に、その先端が前記通孔69に挿入され、前記係止球70を押圧する突片73を突設している。 【0061】 また前記凹陥部74は、係止球70の略半分が嵌る大きさに形成されている。従って引きバネ72に付勢された突片73により押圧された前記係止球70は、ブッシュ67の通孔69と、枢支軸65Bの凹陥部74とに跨る位置に保持されるため、該係止球70が枢支軸65Bの回転を不能とする。 【0062】 しかして、前記握り部68Bの操作で、操作レバー68をバネ力に抗して傾動すると、前記突片73が連動して通孔69内を後退するため、係止球70はその自重で凹陥部74から離脱し、枢支軸65Bとブッシュ67の係合が解除される。そして、使用者はこの状態で箱体10に設けられたマッサージ手段8の傾きを調整、選択することができる。そして調整の後、握り部68Bをバネ力に従い元の方向に戻すと、係止球70が再度凹陥部74に拘束されるため、選択された最適な傾きを維持することができ、マッサージ効果を高めることができる。 【0063】 図16、17には、更に他の実施形態が示される。本形態の箱体10は、全体が化粧カバー75により覆われる。この化粧カバー75は、箱体10の下部を覆うカバー基部75Aと、マッサージ体7の上部を覆う上部カバー75Bとからなり、ファスナー76を用いてカバー基部75Aに上部カバー75Bが開閉可能に取付けられる。またマッサージ体7の動き及び圧力をマッサージ部位に直接的に伝るため、上部カバー75Bは、薄くて柔軟性に富んだ布、樹脂シート等を用いて構成される。また本形態では、図16に示すように、箱体10はスタンドに支持されることなく直接床面に置いた状態で使用される。そのため安定した状態でマッサージできるとともに、全体をコンパクト化できる点で好ましい。 【0064】 また図17、18に示すように、傾斜軸受け14により回転軸3に対して逆向きに傾斜して支持された一対の押圧盤12は、本形態では、前記傾斜軸受け14に回転可能に装着された内盤部12Bと、この内盤部12Bの外側に取付けられたリング状の外盤部12Aとからなる。前記外盤部12Aの互いに向き合う面には、表面が滑らかで環状の押圧部6が形成されている。本形態の押圧部6は滑らかで凹凸がないため、回動時に前記化粧カバー75との摩擦を低減するとともに引っ掛かりを防止し、スムースな動作が得られる。また前記外盤部12Aは、スチレン・ブタジエンゴム、クロロプレンゴム、その他の合成ゴム、オレフィン系、スチレン系、ウレンタン系の熱可塑性エラストマーなどの弾性材を用いて形成される。さらに図19に示すように、押圧盤12の押圧部6に窪み77を周方向に隔設することもできる。この場合には、前記窪み77によりマッサージ部の押圧に変化が生じ、マッサージ効果が高まる点で好ましい。 【0065】 図20には、更に他の実施形態が示される。本形態の移動手段9は、図21に示すように、縦長凹部状をなし、かつその縦方向の中心線が垂直に対し傾斜して形成された案内部22を有する縦案内金具23と、回転軸3端部に固着されるとともに前記案内部22の内部に挿入される円形偏芯カム78とを具える。そして回転軸3と一体に回転する円形偏芯カム78は、前記傾斜した案内部22の内周面に摺接して案内され、その結果前記軸受け具16に支持された回転軸3は、その中心線と直行する向きに往復動する。 【0066】 すなわち、図22(A)に示すように、円形偏芯カム78が回転軸3の上位にあるとき、回転軸3は中央に位置する。そして回転軸3が図面上で右方向に回転すると、円形偏芯カム78は、徐々に右に傾動し、このとき、円形偏芯カム78の右側面は案内部22の内周面を下に向い摺動するため、相対的に回転軸3は図面上で左方向に移動する。回転軸3が90度回転すると、図22(B)に示すように、円形偏芯カム78は回転軸3の右側で水平な位置まで回転し、その結果回転軸3は相対的に前記中央位置から左にd1移動する。次いで回転軸3が180度まで回転すると、図22(C)に示すように、円形偏芯カム78は回転軸3の下位へと移動し、このとき回転軸3は中央に戻る。さらに回転軸3が270度まで回転すると、図22(D)に示すように、円形偏芯カム78は回転軸3の左側で水平な位置まで回転し、その結果回転軸3は相対的に前記中央位置から右にd2移動する。そして回転軸3が360度回転すると、図22(A)に示された初期の状態に戻る。このように、傾斜した案内部22と、その内周面を摺動する円形偏芯カム78とからなる移動手段9を用いると、回転軸3がスムースに往復動しうる点で好ましい。 【0067】 図23には、更に他の実施形態が示される。本形態の移動手段9は、案内具19と、クランクアーム20と、レバー28とを含み構成されたものを例示している。案内具19は、前記した実施形態と略同様の構成であり、箱体10に架け渡され、丸棒状で上下一対のスライド軸19A、19Aからなる。そして、このスライド軸19A、19Aは、前記軸受け具16に形成された摺動孔16A、16Aに挿通することにより、軸受け具16を摺動可能に支持し、これによりマッサージ手段8が移動可能に支持されることも前記した実施形態と同様である。 【0068】 前記クランクアーム20は直棒状をなし、その一端が前記軸受け具16に回転可能に支持された回転軸3の端部に固定される。本形態の回転軸3は、軸受け具16から突出する端部に面取りした角軸部79が形成されている。そしてクランクアーム20は、その一端において該角軸部79に嵌合することにより回転軸3に固定される。 【0069】 前記レバー28は、クランクアーム20と同様に直棒状をなし、その一端が前記箱体10に枢支される。本形態では、基板80Aと、この基板に突設された受軸80Bとからなる受具80を用いて、前記レバー28を揺動自在に枢支している。すなわち前記基板80Aを固着具81により箱体10の脚部25に固着した受具80の受軸80Bに、ベアリング軸受82を介して、前記レバー28の一端が枢支されている。 【0070】 さらに、前記クランクアーム20の他端と、前記レバー28の他端とは、ベアリング軸受83を具えた連結ピン84により相互に回動可能に枢着されている。このように構成された移動手段9は、回転軸3に連動したクランクアーム20の回転に連係して、レバー28が揺動する。その結果軸受け具16及び回転軸3を含むマッサージ手段8を往復動させるスライダクランク機構状のリンク装置が形成される。 【0071】 すなわち、図24(A)に示すように、図面上でクランクアーム20が回転軸3から右斜め上向きの位置にあり、レバー28とで略への字状をなすとき、回転軸3は往復動の中央位置にある。そして回転軸3が右廻りに回転すると、クランクアーム20は右廻りに回転して徐々に傾きを増し、他方レバー28は左廻りに回転してその傾きを増加させる。このとき、箱体10に固定された受軸80Bと移動可能な回転軸3との間隔は拡がるため、相対的に回転軸3は、図面上で左方向に移動する。図24(B)に示すように、クランクアーム20及びレバー28が、連結ピン84を挟んで一直線に拡がる位置まで回転すると、回転軸3は前記中央位置から左にd1移動して、左端に達する。さらに、図24(C)に示すように、クランクアーム20が回転軸3から右斜め下向きの位置に至り、レバー28とで略V字状をなすとき、回転軸3は再度中央位置に戻る。さらに回転が進むと、レバー28は右廻りの回転に変化し、図24(D)に示すように、クランクアーム20とレバー28とが重なる位置まで回転すると、回転軸3は前記中央位置から右にd2移動して右端に達する。そして回転軸3が360度回転すると、図24(A)に示された初期の状態に戻る。 【0072】 なお本形態では、クランクアーム20のリンク長さを75mmに形成するとともに、レバー28のリンク長さは110mmに形成され、その結果前記往復動のストロークは150mmに構成されている。しかし、クランクアーム20及びレバー28を適宜の長さに形成することにより、往復動のストロークは、前記の如く80〜180mmの範囲で任意に設定できる。 【0073】 このように、案内具19と、クランクアーム20と、レバー28とを含む移動手段9に支持された回転軸3は、その回転中心線と直交方向に往復動を繰り返すため、回転軸3に設けられたマッサージ体7は、異なる位置のマッサージ部位4を循環して押圧、刺激し、その結果効果的なマッサージ効果を得ることができる。また本形態の移動手段9は、クランクアーム20と、レバー28とが連係したスライダクランク機構状のリンク装置を構成するため、前記マッサージ手段8の往復動がスムースで静かな動きとなり、しかもクランクアーム20及びレバー28のリンク長さの変更により、往復動のストロークを簡単に大きくすることができる。 【図面の簡単な説明】 【0074】 【図1】本発明の一実施の形態を例示する斜視図である。 【図2】その内部構造を示す正面図である。 【図3】その平面図である。 【図4】図2のA−A断面図である。 【図5】(A)〜(C)はマッサージ手段の動作を説明する要部拡大図である。 【図6】マッサージ手段と、移動手段を説明する要部略図である。 【図7】(A)〜(D)は移動手段の動作を説明する略図である。 【図8】縦案内金具を例示する斜視図である。 【図9】本発明の他の実施形態の内部構造を示す正面図である。 【図10】その平面図である。 【図11】(A)〜(C)は駆動機の動作を説明する略図である。 【図12】本発明の更に他の実施形態の内部構造を示す正面図である。 【図13】その側面図である。 【図14】その要部拡大図である。 【図15】その断面図である。 【図16】本発明の更に他の実施形態を例示する斜視図である。 【図17】その内部構造を示す正面図である。 【図18】その要部拡大斜視図である。 【図19】押圧盤の他の実施形態を例示する斜視図である。 【図20】本発明の更に他の実施形態を例示する要部斜視図である。 【図21】その移動手段を例示する斜視図である。 【図22】(A)〜(D)は移動手段の動作を説明する略図である。 【図23】本発明の更に他の実施形態を例示する要部斜視図である。 【図24】(A)〜(D)は移動手段の動作を説明する略図である。 【図25】従来例を示す略図である。 【符号の説明】 【0075】 1 マッサージ装置 2 駆動機 3 回転軸 4 マッサージ部位 5 シート体 6 押圧部 7 マッサージ体 8 マッサージ手段 9 移動手段 10 箱体 11 筒状体 12 押圧盤 13 傾動手段 14 傾斜軸受け 15 傾斜受け片 16 軸受け具 17 継ぎ部材 18 支持枠 19 案内具 20 クランクアーム 21 案内体 22 案内部 23 縦案内金具 24 台座 25 脚部 26 保持体 27 往復動手段 28 レバー
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| 【出願人】 |
【識別番号】595084807 【氏名又は名称】株式会社アテックス 【住所又は居所】大阪府大阪市平野区長吉川辺3丁目3番24号
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| 【出願日】 |
平成16年10月6日(2004.10.6) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100082968 【弁理士】 【氏名又は名称】苗村 正
【識別番号】100104134 【弁理士】 【氏名又は名称】住友 慎太郎
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| 【公開番号】 |
特開2006−87846(P2006−87846A) |
| 【公開日】 |
平成18年4月6日(2006.4.6) |
| 【出願番号】 |
特願2004−294095(P2004−294095) |
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