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【発明の名称】 岩盤浴装置
【発明者】 【氏名】伊沢 健

【要約】 【課題】本来の岩盤浴を家庭的にも或は施設用として身近な場所で浴することができる岩盤浴装置を提供することにある。

【解決手段】この岩盤浴用ベッドAは、熱源部2と、熱源部2によって収容した蒸気水3が加熱される蒸気熱発生部4と、蒸気熱発生部4で発生する蒸気熱を熱伝導する多孔質岩盤5とから成る。このほか、多孔質岩盤5にツボ刺激手段として凸部12や凹部13を設けたものも提供される。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
熱源部と、該熱源部によって加熱される蒸気熱発生部と、該蒸気熱発生部で発生する蒸気熱を熱伝導する多孔質岩盤とから成る岩盤浴装置。
【請求項2】
前記多孔質岩盤にツボ刺激手段が配設されて成る請求項1記載の岩盤浴装置。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
ここにいう岩盤浴とは、温泉地で蒸気の噴き出る岩盤に伏して患部に噴気を当てる蒸気浴をいうものとし、本発明はこの岩盤浴の働きと同じ働きを家庭で得られるようにした装置に関する。
【背景技術】
【0002】
岩盤浴に関する技術として、特開2004−130047号公報(トルマリン鉱石を利用した岩盤浴用ベッド及び椅子)が開示されている。その技術は、床暖房でトルマリン鉱石を暖めることにより、該鉱石から発生するマイナスイオン、遠赤外線効果を活用しているが、温泉熱の蒸気による岩盤浴ではない。また、トルマリン鉱石をモルタル等で固めた岩盤は平坦であるから、ツボ刺激の効果は期待されないものである。
【特許文献1】特開2004―130047号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は本来の岩盤浴を家庭や施設等身近な場所で浴することができる岩盤浴装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
請求項1に記載した岩盤浴装置は、熱源部と、該熱源部によって加熱される蒸気熱発生部と、該蒸気熱発生部で発生する蒸気熱を熱伝導する多孔質岩盤とから成る。
請求項2に記載した岩盤浴装置は、請求項1の岩盤浴装置の前記多孔質岩盤にツボ刺激手段が配設されて成る。
【発明の効果】
【0005】
請求項1に記載した岩盤浴装置によれば、多孔質岩盤から噴き出る蒸気によってその上に横たわる体或は患部が温泉場の岩盤浴と同様に温められ、その蒸気は蒸気熱発生部に収容された温泉水や鉱泉水を加熱したものであるため、それ等に含まれるミネラルや薬効成分による温熱治療効果や温泉場の入浴気分すなわち心理的治療効果を与える。また、請求項2の岩盤浴装置では、ツボ刺激手段によって寝ながらにして体の各所のツボが押圧されて一層の治療効果がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
本発明の岩盤浴装置に用いられる多孔質岩盤は、蒸気の流通する物資による多孔質成形体や火力発電所から排出される石炭灰の焼成体などであり、その形態は家庭的なものではバスタブの上面に嵌入載置されるものや、リハビリ施設などの大部屋に敷設されるものなどであり、その場合の蒸気は前者ではバスタブの上面から多孔質岩盤を介して立ち上がる湯気であり、後者ではボイラーから所要の配管を介して供給されるものであるが、熱源に電熱器を用いることもできる。ツボ刺激手段は多孔質岩盤の表面に直接形成される凸部や凹部であったり、多孔質岩盤の表面に添設される多孔質マットに形成される凸部や凹部などである。
【実施例】
【0007】
本発明岩盤浴装置Aの実施例は図1に示すように、ガスバーナー1による熱源部2と、熱源部2によって収容される温泉水や鉱泉水(以下、蒸発水3とする。)が加熱される蒸気熱発生部4と、蒸気熱発生部4で発生する蒸気熱を熱伝導する多孔質岩盤5とから成る。ガスバーナー1にはコック6で開閉されるガス管7からガスが供給され、排気ガスは排気管8より放出される。蒸気熱発生部4にはドレーンコック9によって開閉される排水管10とコック6で開閉される給水管11が配設され、図外の空焚き防止装置によってガスバーナー1が制御され、給水管11から給水される蒸発水3はガスバーナー1で加熱され、その蒸気は多孔質岩盤5全面の通孔から湯気となって放出される。多孔質岩盤5の表面にはツボ刺激手段として凸部12や凹部13が配設されるため、その上に体を休め或は患部を当てると、温泉場の岩盤浴と同様の効果が得られる。人体のつぼを当てるとより一層の効果が得られる。
【0008】
このほか、多孔質岩盤5を一般のバスタブ(図外)に嵌入載置できる形態にすれば簡単に家庭内で岩盤浴に浴することができる。また、図2に示すように、上面に凸部12と凹部13が形成された多孔質マット14を多孔質岩盤5の表面に取り換え自在に嵌着すると清潔感が得られ衛生が保全できる。
【産業上の利用可能性】
【0009】
温泉場であっても入浴時間に限度があり局部的な患部を前記時間を超えて温浴することは困難である。本発明では時間の限度なく局部的患部に直接蒸気浴できるので、老人福祉面にも利用できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明の岩盤浴装置Aの説明図。
【図2】多孔質岩盤におけるツボ刺激手段の他の実施態様を示す縦断面図。
【符号の説明】
【0011】
1:ガスバーナー
2:熱源部
3:蒸発水
4:蒸気熱発生部
5:多孔質岩盤
6:コック
7:ガス管
8:排気管
9:ドレーンコック
10:排水管
11:給水管
12:凸部
13:凹部
14:多孔質マット
A:岩盤浴装置
【出願人】 【識別番号】504268250
【氏名又は名称】伊沢 健
【出願日】 平成16年7月12日(2004.7.12)
【代理人】 【識別番号】100060427
【弁理士】
【氏名又は名称】藤盛 道夫

【公開番号】 特開2006−25859(P2006−25859A)
【公開日】 平成18年2月2日(2006.2.2)
【出願番号】 特願2004−204980(P2004−204980)