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【発明の名称】 距骨固定装置
【発明者】 【氏名】ロイ・サンダース

【氏名】クリス・ブレマー

【氏名】プリヤ・プラサド

【要約】 【課題】様々なタイプの距骨骨折の整復および固定に適した固定装置を提供すること。

【解決手段】距骨骨折の整復および固定のための固定装置であって、距骨の外側部に取り付ける下側ウイングおよび距骨の背側部に取り付ける上側ウイングを有するチタン合金プレートを含む。このプレートでは、下側ウイングと上側ウイングが実質的に直角である。各ウイングは、概ね三角形のパターンに配置された3つのねじ孔を有しうる。各プレートの2つの孔がタブに位置し、プレートの中心は、プレートの形状が最小になるように幅が狭くなっている。ウイングが距骨の形状に一致するように、上側ウイングのタブの1つが、所定の角度で下側ウイングから離れる方向に曲がっている。上側ウイングは、下側ウイングとベントタブとの間にステップ部分を含みうる。ベントタブは、概ね細長く、その長さに沿って1または2つのねじ孔を有しうる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
足の距骨骨折を固定するための固定装置において、
距骨の外側部に取り付けるように構成された下側ウイング、および、距骨の背側部に取り付けるように構成された上側ウイングを有するプレートを含み、
前記プレートは、前記下側ウイングと前記上側ウイングが同時に、距骨に実質的に均一に接触するように、前記上側ウイングが前記下側ウイングに対して所定の角度を成すように構成された第1の曲げ部分を、前記下側ウイングと前記上側ウイングとの間に備えており、
前記プレートが、前記下側ウイングおよび前記上側ウイングのそれぞれに複数の孔をさらに画定しており、前記各孔が、前記プレートを距骨に取り付ける際に骨係合ファスナーを受容するように構成されており、
前記上側ウイングが、前記複数の孔の少なくとも1つを有する前記プレートのベント部分が前記下側ウイングから離れる方向に曲げられている第2の曲げ部分を含む、
固定装置。
【請求項2】
請求項1に記載の固定装置において、
前記第1の曲げ部分が、前記下側ウイングと前記上側ウイングの間で実質的に直角を成している、固定装置。
【請求項3】
請求項1に記載の固定装置において、
前記第2の曲げ部分が、前記プレートの前記ベント部分と前記上側ウイングを通る平面との間でほぼ70度の角度を画定している、固定装置。
【請求項4】
請求項1に記載の固定装置において、
平坦な構造では、前記下側ウイングと前記上側ウイングが、前記プレートを通る横方向の中心線に対して実質的に対称である、固定装置。
【請求項5】
請求項1に記載の固定装置において、
前記各ウイングが、一対のタブを画定しており、前記各タブが、前記複数の孔の1つを有しており、前記上側ウイングの前記タブの1つが、前記ベント部分を含む、固定装置。
【請求項6】
請求項1に記載の固定装置において、
前記孔が、2.7mmまたは3.5mmの骨ねじを受容するように構成されている、固定装置。
【請求項7】
請求項1に記載の固定装置において、
前記プレートが、ほぼ1.0mm以下の厚みを有する、固定装置。
【請求項8】
請求項1に記載の固定装置において、
前記プレートの前記下側ウイングの前記曲げ部分からの長さが、前記上側ウイングの前記曲げ部分からの長さよりも長い、固定装置。
【請求項9】
請求項1に記載の固定装置において、
前記複数の孔が、前記各ウイングにおける3つの孔を含む、固定装置。
【請求項10】
請求項9に記載の固定装置において、
前記各ウイングにおける前記3つの孔が、概ね三角形のパターンに配置されている、固定装置。
【発明の詳細な説明】【開示の内容】
【0001】
本発明は、足の骨、特に距骨の固定装置に関する。本発明は、距骨頚部の骨折を整復するのに特に適している。
【0002】
距骨は、足関節の重要な骨である。図1および図2に示されているように、距骨は、足を下肢につないでいる。具体的には、脛骨が距骨ドーム(図6を参照)上を関節運動して、足関節が、下方への動きおよび上方への動き(背屈および底屈)を含め、様々な角度に自由に運動することができる。また、距骨の踵骨上での関節運動により、足の内側への動きおよび外側への動き(内転および外転)の殆どがなされる。
【0003】
距骨の骨折では、通常は、距骨頚部すなわち外側突起、または距骨ドームの骨軟骨の骨折が伴う。距骨頚部の骨折は、通常は、足関節の過度の背屈を伴う高エネルギー外傷である。このような外傷は、ブレーキペダルによって足関節が過度に曲げられる自動車事故で起こることが多い。まれなケースとして、距骨頚部の骨折が骨の断片の転移を伴うことがある。このような骨の断片の転移は、元々血管分布が限られている距骨が無血管性壊死を起こす恐れがあるため、かなりの緊急事態である。
【0004】
距骨の骨折は、極めて深刻であり、たとえ適正な治療を施したとしても様々な合併症が起こりうる。合併症には、距骨が治癒した後の関節の変形による合併症、骨への血液供給の傷害による合併症、そして関節炎による合併症がある。場合によっては、距骨の主な骨折は、骨の内部における別の小さな骨折を伴うことがある。主要な骨折が固定されると、骨を精確に再配置するのが困難な場合が多く、足が内側に曲がってしまうことがある(内反変形)。この変形を修正する信頼できる唯一の方法は、距骨を含む足の後部における3つの関節を融合する3関節固定術である。
【0005】
合併症に関連した多くの変形は、距骨骨折の最適な整復および固定による初期の外科治療で回避することができる。最も一般的な方法では、一対の骨ねじを、骨折線に対して後外側から前内側、または垂直(典型的な距骨頚部の骨折の場合)に配置する。骨ねじの前内側への配置は、内側粉砕を伴う骨折などのある種の骨折に用いられ、内側骨切断を伴う場合が多い。
【0006】
距骨骨折の整復および固定は、骨ねじおよびピンに限定されていた。この外科手法は、比較的小さな骨折に用いることができる。距骨骨折が粉砕を伴う場合、処置の成功の可否は、断片をつなぎ合わせ、断片を適切な解剖学的位置に戻し、そして融合が起こるまで骨を固定する外科医の技量によって決まる。骨折がわずかであるかまたは砕片を伴わない場合、ねじとピンの組合せを、成功している治療に用いることができる。しかしながら、より重度の粉砕骨折を伴う場合、ねじとピンを用いた固定および整復は、通常は十分でない。
【0007】
足の距骨に特に適合された距骨用の固定装置が要望されている。特に、重度の粉砕骨折を含め、様々なタイプの距骨骨折の整復および固定に十分に適した固定装置が要望されている。
【0008】
〔発明の概要〕
このような要望に応えるべく、本発明は、距骨に取り付けるように構成された小さな形状のプレートの形態である距骨固定装置を提供する。このプレートは、特に、距骨の外側部および背側部に亘って、特に距骨頚部に跨って取り付けるように構成されている。
【0009】
プレートは、距骨の外側部に取り付けるように構成された下側ウイング、および距骨の背側部に取り付けるように構成された上側ウイングを含む。プレートは、上側ウイングおよび下側ウイングが同時に、距骨に実質的に均一に接触できるように構成された第1の曲げ部分を下側ウイングと上側ウイングとの間に含む。好適な実施形態では、第1の曲げ部分は、2つのウイング間で実質的に直角を成している。
【0010】
プレートは、さらに、下側ウイングおよび上側ウイングのそれぞれに複数の孔を画定している。各孔は、プレートを距骨に取り付けるように構成された骨ねじなどの骨係合ファスナーを受容するように構成されるのが好ましい。好適な実施形態では、ねじ孔は、同一に形成され、異なった大きさの骨ねじを受容できるように構成される。
【0011】
本発明の一態様では、上側ウイングは、複数の孔の1つを有するプレートのベント部分が下側ウイングから離れる方向に曲げられている第2の曲げ部分を含む。好適な実施形態では、第2の曲げ部分は、プレートのベント部分と上側ウイングを通る平面との間に約70度の角度を画定している。この第2の曲げ部分により、上側ウイングが、距骨の背側部の形状に一致することができる。また、ベント部分により、距骨の整復および固定のために、上側ウイングの残り部分を通る骨ねじおよび下側ウイングを通る骨ねじの向きとは異なる向きで骨ねじを配置することができる。
【0012】
平坦な構造では、プレートの下側ウイングと上側ウイングは、プレートを通る横方向の中心線に対して実質的に対称である。プレートが第1の曲げ部分で曲げられると、下側ウイングのこの曲げ部分からの長さは、上側ウイングのこの曲げ部分からの長さよりも長い。
【0013】
本装置のある態様では、プレートの外周部は、プレートの隆起の形状を小さくするように構成されている。したがって、一態様では、第1の曲げ部分の幅は、いずれのウイングの最大幅よりも狭い。言い換えれば、プレートは、各ウイングから中心の曲げ部分に向かって細くなっている。平坦な構造では、プレートは、ボータイ形すなわち蝶形である。
【0014】
別の態様では、各ウイングは、それぞれが複数のねじ孔の1つを有する一対のタブを画定している。上側ウイングのタブの1つは、ベント部分を含む。好適な実施形態では、各ウイングは、3つのねじ孔を含み、各タブに孔が1つずつ位置し、そして1つの孔がプレート上のタブ間の中心に位置している。ある実施形態では、各ウイングの3つの孔は、概ね三角形のパターンに配置されている。
【0015】
本発明の別の好適な実施形態では、距骨固定装置は、距骨の外側部に取り付けられるように構成された下側ウイング、および距骨の背側部に取り付けられるように構成された上側ウイングを含む。下側ウイングは、距骨の内側に進入させるための骨ファスナーを受容する一対の孔を含む。上側ウイングは、第1の曲げ部分によって下側ウイングにつながっているステップ部分を含む。第1の曲げ部分は、下側ウイングが距骨の外側部と実質的に面一になったときに、ステップ部分が距骨の背側部に配置されるように構成されている。
【0016】
ステップ部分はまた、骨ねじまたは同様のファスナーを受容するためにねじ孔を画定している。ステップ部分は、第2の曲げ部分と一体となり、ベントタブを支持している。ベントタブは、一実施形態では2つのねじ孔を有し、代替の実施形態では1つのねじ孔を有する。ベントタブは、固定装置を様々な角度で自由に距骨に取り付けできるように距骨ドームの前面に係合するように構成されている。
【0017】
本発明の1つの目的は、足の距骨に適合する固定装置を提供することである。本発明の固定装置の1つの重大な利点は、重度の粉砕骨折を含む距骨の様々な骨折の整復および固定が可能になることである。本装置の別の利点は、複数の向きでの距骨のねじ固定が可能になることである。
【0018】
さらなる利点は、固定装置の構造が、骨の断片をカップ状に保持し、骨折した距骨の適切な修復に役立つことである。本発明の他の目的および利点は、添付の図面を参照しながら以下の説明を読めば明らかになるであろう。
【0019】
〔好適な実施形態の説明〕
本発明の原理を容易に理解できるように、図面に例示し、以下に説明する実施形態を参照する。したがって、本発明の範囲を限定することを意図するものではないことを理解されたい。さらに、本発明が、例示する実施形態の変更形態および改良形態、ならびに当分野に属する技術者が容易に想到するような本発明の原理の応用を含むことも理解されたい。
【0020】
本発明は、図3に示されているように、初めにフラットプレート11として形成する固定装置10を提供する。このプレートは、距骨の上のプレートの隆起を低くするために、約1.0mm以下の最小限の厚みを有する。好適な実施形態では、このプレートは、チタン合金などの医療用金属から形成される。最も好ましくは、プレート11は、チタン合金Ti‐6Al‐4Vから形成される。
【0021】
プレート11は、そのプレートの中心線CLに対して実質的に対称な下側ウイング13および上側ウイング15を含む。各ウイングは、骨係合ファスナーを受容するように構成された複数の孔20を画定している。具体的には、孔20は、足の骨の固定に用いられる公知の骨ねじを受容するように構成されている。このようなねじは、有孔または非有孔、止めねじまたは非止めねじ、そして完全または部分的にねじを設けることができる。本発明の好適な実施形態では、孔は、距骨内に固定するのに適した大きさである2.7mmまたは3.5mmのねじを受容するように構成されている。
【0022】
プレート11は、2つのウイング13と15との間の中心線CLに亘って設けられた第1の曲げ部分24を含む。図4および図5に示されているように、プレートは、実質的に直角で曲げられている。この構造では、プレートの下側ウイング13が、図6に示されているように、距骨の外側部と実質的に均一に接触する一方、上側ウイング15は、距骨の内側部と実質的に均一に接触する。
【0023】
プレートの外形を最小限にするために、プレートの外周部12は、ねじ孔に概ね従っている。したがって、好適な実施形態では、各ウイングは、対応する1つのねじ孔20を有するタブ28,29を有する。図3に最も良く示されているように、外周部12は、各ウイングがほぼ三角形またはハート型の形状となるように、各ウイング13,15から第1の曲げ部分24に向かって細くなっている。ある実施形態では、曲げ部分24が、約5.0mmの幅を有する一方、各タブにおける孔20の中心線は、約12.2mmの幅で離れている。この曲げ部分24の狭まった幅により、距骨の形状のわずかな差異に対応するために骨に取り付ける前にプレートを曲げることができる。
【0024】
対向するウイングのタブ28のねじ孔20は、約22.9mmの長さ、離れている。曲げ部分24は、タブとタブの間の中心に位置しているが、図7に示されているように、下側ウイング13が上側ウイング15よりも距骨と長い部分に亘って接触するように、プレートを、中心線CLからずらして曲げることができる。ある実施形態では、下側ウイング13のタブ28により、孔20の中心が曲げ部分から約12.3mmの位置にある一方、上側ウイング15のタブ28,29の孔は、曲げ部分から約11.8mmの位置にある。
【0025】
好適な実施形態では、各ウイングは、図3に示されているように、3角形のパターンに配列された3つの孔20を含む。タブ28,29の孔は、プレートの幅に亘って直線上にあるが、三角形のパターンの中間の孔は、プレートの長さにそってずれている。ある実施形態では、各中間孔は、タブの孔から約4.8mmずれており、各中間孔は、プレートの長手方向の中心線に沿って整列している。全てのねじ孔は、好ましくは同じ直径であり、ある実施形態では、約3.8mmである。
【0026】
本発明の別の態様では、プレートの上側ウイング15は、第2の曲げ部分26を有する。この曲げ部分26により、タブ29を、プレート11の上側ウイング15のプレートに対して所定の角度で曲げることができる。好適な実施形態では、タブ29は、ウイングの平面から約75度の角度で上方、すなわち下側ウイングから離れる方向に曲げられる。このように曲げることにより、上側ウイング15が、図6に示されているように、距骨の背側部に一致することができる。
【0027】
本発明は、距骨に対して安定して取り付けできるように構成された固定装置10を提供する。プレート11の2つのウイング13,15は、距骨の外側部および内側部、特に、殆どの距骨骨折が起こる距骨頚部に跨って係合するように構成されている。プレート11は、たとえ重度の粉砕骨折であっても外科医による整復を容易にする2つの向きの複数のねじ孔を有する。2つの骨ねじまたはピンを実質的に同じ線に沿って骨の中に導入する従来技術とは異なり、本発明のプレート11では、ねじまたはピンを、外側から内側に向かって、そして背側から足底に向かって配置することができる。プレートの最小の厚みにより、プレートを距骨に取り付ける際にプレートを距骨に対してより接近して一致させることができる。曲げることができるプレート11と複数のねじの異なった向きでの配置との組合せにより、整復された骨の断片の確実な固定が可能となる。下側ウイング13および上側ウイング15は、ねじを締めて骨折部位を整復するときに骨の断片をカップ状にする働きをする。
【0028】
別の好適な実施形態では、距骨固定装置30および50の形状は、図8および図9に示されているように、上記した実施形態から変更することができる。固定装置30は、距骨の外側部に取り付けるように構成された下側ウイング33、および距骨の背側部に取り付けるように構成された上側ウイング35を含む。下側ウイング33は、上記したような骨ねじなどの骨ファスナーを受容するための一対の孔36を含む。
【0029】
上側ウイング35は、第1の曲げ部分40によって下側ウイング33につながっているステップ部分38を含む。第1の曲げ部分40は、下側ウイングが距骨の外側部と実質的に面一になったときに、ステップ部分38が距骨の背側部に位置するように形成されている。ステップ部分38はまた、骨ねじまたは同様のファスナーを受容するためにねじ孔36を画定している。ステップ部分38は、第2の曲げ部分42と一体となり、ベントタブ44を支持している。ベントタブ44は、図8に示されているように、2つのねじ孔36を有する。これらのねじ孔は、好ましくは、ベントタブの長手方向の軸、または距骨の背側面から上方に延びた軸に沿って直線上にある。代替の実施形態では、図9に示されている固定装置50は、固定装置30に類似しているが、図8に示されている2つのねじ孔に対して、ねじ孔54を1つしか含まない。ベントタブ44は、図6および図7に示されている装置10のベントタブ29とほぼ同様に、距骨ドームの前面に係合するように構成されている。ベントタブにおいて、1つの孔か、または2つの孔かの選択は、距骨ドームの前面の大きさによって決まる。場合によっては、装置30,50の上側ウイングを受容するために、距骨の背側面および距骨ドームの前面の準備をすることができる。
【0030】
図面および上記説明で本発明を詳細に例示および記載してきたが、これらの図面および説明は単に例示目的であり、本発明を限定するものではない。好適な実施形態のみを示したが、本発明の概念に含まれる全ての変更形態、改良形態、およびさらなる適用例が保護されることを望むことを理解されたい。例えば、図3‐図5、図8、および図9に示されている装置10、30、および50の構造は右足用であるが、図6および図7に示されている構造は左足用である。
【0031】
〔実施の態様〕
(1)足の距骨骨折を固定するための固定装置において、
距骨の外側部に取り付けるように構成された下側ウイング、および距骨の背側部に取り付けるように構成された上側ウイングを有するプレートを含み、
前記プレートは、前記下側ウイングと前記上側ウイングが同時に、距骨に実質的に均一に接触するように、前記上側ウイングが前記下側ウイングに対して所定の角度を成すように構成された第1の曲げ部分を、前記下側ウイングと前記上側ウイングとの間に備えており、
前記プレートが、前記下側ウイングおよび前記上側ウイングのそれぞれに複数の孔をさらに画定しており、前記各孔が、前記プレートを距骨に取り付ける際に骨係合ファスナーを受容するように構成されており、
前記上側ウイングが、前記複数の孔の少なくとも1つを有する前記プレートのベント部分が前記下側ウイングから離れる方向に曲げられている第2の曲げ部分を含む、
固定装置。
(2)実施態様(1)に記載の固定装置において、
前記第1の曲げ部分が、前記下側ウイングと前記上側ウイングの間で実質的に直角を成している、固定装置。
(3)実施態様(1)に記載の固定装置において、
前記第2の曲げ部分が、前記プレートの前記ベント部分と前記上側ウイングを通る平面との間ではぼ70度の角度を画定している、固定装置。
(4)実施態様(1)に記載の固定装置において、
平坦な構造では、前記下側ウイングと前記上側ウイングが、前記プレートを通る横方向の中心線に対して実質的に対称である、固定装置。
(5)実施態様(1)に記載の固定装置において、
前記各ウイングが、一対のタブを画定しており、前記各タブが、前記複数の孔の1つを有しており、前記上側ウイングの前記タブの1つが、前記ベント部分を含む、固定装置。
【0032】
(6)実施態様(1)に記載の固定装置において、
前記孔が、2.7mmまたは3.5mmの骨ねじを受容するように構成されている、固定装置。
(7)実施態様(1)に記載の固定装置において、
前記プレートが、ほぼ1.0mm以下の厚みを有する、固定装置。
(8)実施態様(1)に記載の固定装置において、
前記プレートの前記下側ウイングの前記曲げ部分からの長さが、前記上側ウイングの前記曲げ部分からの長さよりも長い、固定装置。
(9)実施態様(1)に記載の固定装置において、
前記複数の孔が、前記各ウイングにおける3つの孔を含む、固定装置。
(10)実施態様(9)に記載の固定装置において、
前記各ウイングにおける前記3つの孔が、概ね三角形のパターンに配置されている、固定装置。
【0033】
(11)実施態様(10)に記載の固定装置において、
前記各ウイングが、一対のタブを画定しており、前記各タブが、前記3つの孔の1つを有しており、前記上側ウイングの前記タブの1つが、前記ベント部分を含む、固定装置。
(12)実施態様(1)に記載の固定装置において、
前記第1の曲げ部分の幅が、前記各ウイングのいずれの最大幅よりも狭い、固定装置。
(13)実施態様(12)に記載の固定装置において、
前記上側ウイングが、前記第1の曲げ部分と前記第2の曲げ部分との間にステップ部分を含み、このステップ部分が、前記複数の孔の少なくとも1つの孔を含む、固定装置。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】距骨を特に強調した、足の骨の外側を示す図である。
【図2】距骨を特に強調した、足の骨の前側を示す図である。
【図3】本発明の一実施形態に従った距骨用の固定装置の平面図である。
【図4】固定装置が距骨に取り付けられる構造に曲げられた図3の固定装置の外側を示す図である。
【図5】図4に示されている固定装置の背側を示す図である。
【図6】図4および図5に示されている固定装置が距骨に取り付けられた足の背側部の斜視図である。
【図7】図6の距骨に取り付けられる構造に示されている固定装置の前側を示す図である。
【図8】骨係合面を見やすい位置から見た、距骨用の固定装置の代替の実施形態の斜視図である。
【図9】図8に示されている実施形態の変更形態の斜視図である。
【出願人】 【識別番号】501384115
【氏名又は名称】デピュイ・プロダクツ・インコーポレイテッド
【出願日】 平成18年3月30日(2006.3.30)
【代理人】 【識別番号】100066474
【弁理士】
【氏名又は名称】田澤 博昭

【識別番号】100088605
【弁理士】
【氏名又は名称】加藤 公延

【識別番号】100123434
【弁理士】
【氏名又は名称】田澤 英昭

【識別番号】100101133
【弁理士】
【氏名又は名称】濱田 初音

【公開番号】 特開2006−280948(P2006−280948A)
【公開日】 平成18年10月19日(2006.10.19)
【出願番号】 特願2006−94500(P2006−94500)