| 【発明の名称】 |
心拍数モニタ |
| 【発明者】 |
【氏名】藤井 和浩 【住所又は居所】大阪府堺市老松町3丁77番地 株式会社シマノ内
【氏名】鈴木 俊邦 【住所又は居所】大阪府堺市老松町3丁77番地 株式会社シマノ内
【氏名】白石 博昭 【住所又は居所】大阪府堺市老松町3丁77番地 株式会社シマノ内
【氏名】入江 克典 【住所又は居所】大阪府堺市老松町3丁77番地 株式会社シマノ内
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| 【要約】 |
【課題】激しい運動中も、電極をユーザの皮膚に接触した状態に保つことのできる心拍数モニタを提供すること。
【解決手段】心拍数モニタユニットが、心拍数モニタおよびベルトを具備する。この心拍数モニタは、任意の長手方向軸を画定する長さの基部と、電子機器ユニット部分と、第1の電極部分と、第1のベルト接続部分とを具備している。電子機器ユニット部分は、第1の電極部分に近位の第1の端部と、第1の電極部分から遠位の第2の端部とを有する。第1の電極部分は、電子機器ユニット部分に近位の第1の端部と、電子機器ユニット部分から遠位の第2の端部とを有する。第1のベルト接続部分は、電子機器ユニット部分の第2の端部と第1の電極部分の第2の端部との間に配置される。基部は、第1の電極部分に固定された第1の電極と、電子機器ユニット部分に固定された電子機器ユニットとを具備する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 少なくとも1つの電極と、 前記少なくとも1つの電極と電気的に連通している電子機器ユニットと、 前記電子機器ユニットおよび前記少なくとも1つの電極を支持しており、前記電子機器ユニットと前記少なくとも1つの電極との間に形成され、かつ少なくとも1つのベルト接続部分を具備する第1の架橋部分を備える基部と、 を含む心拍数モニタ。 【請求項2】 前記少なくとも1つの電極が第1および第2の電極を含み、 前記基部が任意の長手方向軸に沿って延びて形成されており、 前記電子機器ユニットが前記長手方向軸方向において前記第1の電極と前記第2の電極との間に配置され、 前記第1の架橋部分が前記第1の電極と前記電子機器ユニットとの間に形成され、 前記基部がさらに、前記第2の電極と前記電子機器ユニットとの間に形成された第2の架橋部分を具備する、 請求項1に記載の心拍数モニタ。 【請求項3】 前記少なくとも1つのベルト接続部分が第1および第2のベルト接続部分を含み、前記第1のベルト接続部分が前記第1の架橋部分に設けられ、前記第2のベルト接続部分が前記第2の架橋部分に設けられている、請求項2に記載の心拍数モニタ。 【請求項4】 前記少なくとも1つのベルト接続部分が前記第1の架橋部分内に形成された開口を含み、前記開口に切込みが形成されている、請求項1に記載の心拍数モニタ。 【請求項5】 前記第1および第2のベルト接続部分が、前記第1および第2の架橋部分内に形成された第1および第2の開口を含み、前記第1および第2の開口それぞれに切込みが形成されている、請求項3に記載の心拍数モニタ。 【請求項6】 第1のベルトコネクタを具備する第1の端部と、第2のベルトコネクタを具備する第2の端部とを有し、前記第1および第2のベルトコネクタが前記第1および第2のベルト接続部分それぞれと連結されるベルトをさらに含む、請求項3に記載の心拍数モニタ。 【請求項7】 前記第1および第2のベルト接続部分がそれぞれ、切込みが形成された第1および第2の開口を有し、前記第1および第2のベルトコネクタがそれぞれ、フランジを延出させた円柱状部分を含み、 前記第1のベルトコネクタの前記円柱状部分が前記第1の開口の切込みで受けられ、前記第2のベルトコネクタの前記円柱状部分が前記第2の開口の切込みで受けられる、 請求項6に記載の心拍数モニタ。 【請求項8】 前記第1および第2のベルト接続部分それぞれ、フランジを延出させた円柱状部分を含み、前記第1および第2のベルトコネクタがそれぞれ、切込みが形成された第1および第2の開口を有し、 前記第1のベルト接続部分の前記円柱状部分が前記第1の開口の切込みで受けられ、前記第2のベルト接続部分の前記円柱状部分が前記第2の開口の切込みで受けられる、 請求項6に記載の心拍数モニタ。 【請求項9】 前記心拍数モニタがユーザの身体にベルトにより固定され、 前記ベルトが、前記基部の前記少なくとも1つのベルト接続部分に連結される少なくとも1つのベルトコネクタを具備し、 前記少なくとも1つの電極が前記ベルトと前記ユーザの身体との間に位置付けられる、 請求項1に記載の心拍数モニタ。 【請求項10】 第1および第2の電極部分と、 前記第1の電極部分と第2の電極部分との間に配置される電子機器ユニット部分とを備え、 前記第1の電極部分と前記電子機器ユニット部分との間に第1の架橋部分が形成されており、前記第2の電極部分と前記電子機器ユニット部分との間に第2の架橋部分が形成されており、 前記第1の架橋部分が第1のベルト接続部分を具備し、前記第2の架橋部分が第2のベルト接続部分具備している、 心拍数モニタ基部。 【請求項11】 心拍数モニタと、 ベルトと、を備え、 前記心拍数モニタは、 任意の長手方向軸に沿って延びて形成され、ユーザの胸部に付けられる基部と、 前記基部に支持される電子機器ユニットと、 前記基部に支持される第1および第2の電極と、を備え、 前記電子機器ユニットは、前記第1の電極と第2の電極との間で前記長手方向軸方向に沿って配置され、前記両電極と電気的に連通しており、 前記基部は、 前記電子機器ユニットと前記第1の電極との間に形成され、かつ切込みが形成された第1の開口を有する第1の架橋部分と、 前記電子機器ユニットと前記第2の電極との間に形成され、かつ切込みが形成された第2の開口を有する第2の架橋部分と、を具備し、 前記ベルトは、 第1のベルトコネクタを具備する第1の端部と、 第2のベルトコネクタを具備する第2の端部と、を有し、 前記第1および第2のベルトコネクタがそれぞれ、フランジを延出させた円柱状部分を具備し、 前記第1のベルトコネクタの前記円柱状部分が前記第1の開口の切込みで受けられ、前記第2のベルトコネクタの前記円柱状部分が前記第1の開口の切込みで受けられる、 心拍数モニタユニット。 【請求項12】 電子機器ユニット部分と、 第1の電極部分と、 第1のベルト接続部分と、 を含み、任意の長手方向軸に沿って延びて形成されており、 前記電子機器ユニット部分が、前記第1の電極部分に近位の第1の端部と、前記第1の電極部分から遠位の第2の端部とを有し、 前記第1の電極部分が、前記電子機器ユニット部分に近位の第1の端部と、前記電子機器ユニット部分から遠位の第2の端部とを有し、 前記第1のベルト接続部分が、前記電子機器ユニット部分の前記第2の端部と前記第1の電極部分の第2の端部との間に配置されている、 心拍数モニタ基部。 【請求項13】 前記電子機器ユニット部分の前記第2の端部に近位の第1の端部と、前記電子機器ユニット部分から遠位の第2の端部とを有する第2の電極部分と、 前記電子機器ユニット部分の前記第1の端部と前記第2の電極部分の第2の端部との間に配置され、前記電子機器ユニット部分から離れる方向に突出する第2のベルト接続部分と、 をさらに含む、請求項12に記載の心拍数モニタ基部。 【請求項14】 請求項12に記載の前記心拍数モニタ基部と、 前記第1の電極部分に固定された第1の電極と、 前記電子機器ユニット部分に固定された電子機器ユニットと、 を含む心拍数モニタ。 【請求項15】 請求項13に記載の前記心拍数モニタ基部と、 前記第2の電極部分に固定された第2の電極と、 前記電子機器ユニット部分に固定された電子機器ユニットと、 を含む心拍数モニタ。 【請求項16】 請求項14に記載の前記心拍数モニタと、 第1および第2の端部を有し、前記第1の端部が前記第1のベルト接続部分に接続されるベルトと、 を含む心拍数モニタユニット。 【請求項17】 請求項15に記載の前記心拍数モニタ基部と、 前記第1のベルト接続部分に接続される第1の端部と、前記第2のベルト接続部分に接続される第2の端部とを有するベルトと、 を含む心拍数モニタユニット。 【請求項18】 前記第1のベルト接続部分の少なくとも一部が、前記長手方向軸方向に沿って延びる前記第1の電極部分の少なくとも一部と重なり合い、 前記第2のベルト接続部分の少なくとも一部が、前記長手方向軸方向に沿って延びる前記第2の電極部分の少なくとも一部と重なり合い、 前記第1および第2の電極部分が具備する前記第2の端部がそれぞれ、前記ベルトの前記第1の端部とこれに対向する前記第2の端部との間の地点にて前記ベルトに接続される、 請求項17に記載の心拍数モニタユニット。 【請求項19】 前記ベルトの前記第1および第2の端部がそれぞれ、第1および第2のベルトコネクタを具備し、前記第1および第2のベルトコネクタがそれぞれ、前記基部の前記第1および第2のベルト接続部分に接続される、請求項17に記載の心拍数モニタユニット。 【請求項20】 前記第1および第2のベルトコネクタがそれぞれ円板部を含み、前記第1および第2のベルト接続部分のそれぞれに、前記第1および第2のベルトコネクタの前記円板部を収容する開口が形成されている、請求項19に記載の心拍数モニタユニット。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、心拍数モニタ、より詳細には、ユーザの胸部に取付けるための周囲ベルトを具備する心拍数モニタに関する。 【背景技術】 【0002】 ヒトの心拍数をモニタすることは、運動用にもその他医療用にも普通に行われている。数多くの心拍数モニタは、ヒトの胸部に装着され、その胴回りに巻き付けられるベルトで適位置に保持される。こうした心拍数モニタは通常、1対の電極を具備しており、この電極は、心拍数信号を受信するために、常にそのユーザの皮膚に接触した状態になければならない。ところが、心拍数モニタおよび電極は通常、硬いプラスチックカバー内に入れられている。このプラスチックカバーは大抵、ユーザの胸部にぴたりとフィットしないものである。そのため、ランニング、サイクリング、ジョギングなどの激しい運動時には、電極がユーザの皮膚から外れてしまうことも多い。 【特許文献1】米国特許第6,775,566号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 したがって、激しい運動時にも、電極をユーザの皮膚に接触した状態に保つことのできる心拍数モニタが必要とされている。 【課題を解決するための手段】 【0004】 本発明の第1の態様によれば、少なくとも1つの電極と、その少なくとも1つの電極と電気的に連通している電子機器ユニットと、基部とを含む心拍数モニタが得られる。電子機器ユニットと少なくとも1つの電極とは基部に支持されている。この基部は、電子機器ユニットと少なくとも1つの電極との間に形成された第1の架橋部分を具備する。第1の架橋部分は、少なくとも1つのベルト接続部分を備えている。 【0005】 好適な一実施形態において、少なくとも1つの電極は第1および第2の電極を具備し、基部は任意の長手方向軸に沿って延びて形成されており、電子機器ユニットは長手方向軸方向に沿って第1の電極と第2の電極との間に配置され、第1の架橋部分は第1の電極と電子機器ユニットとの間に形成され、基部はさらに、第2の電極と電子機器ユニットとの間に形成された第2の架橋部分を具備している。 【0006】 本発明の別の態様によれば、第1および第2の電極部分と、第1の電極と第2の電極との間に配置された電子機器ユニット部分と、第1の電極部分と電子機器ユニット部分との間に形成された第1の架橋部分と、第2の電極部分と電子機器ユニット部分との間に形成された第2の架橋部分とを具備する心拍数モニタ基部が得られる。第1の架橋部分は第1のベルト接続部分を具備し、第2の架橋部分は第2のベルト接続部分を具備している。 【0007】 本発明のさらに別の態様によれば、心拍数モニタとベルトとを具備する心拍数モニタユニットが得られる。心拍数モニタは、ユーザの胸部に付けられかつ任意の長手方向軸に沿って延びて形成された基部と、基部に支持される電子機器ユニットと、同じ基部に支持される第1および第2の電極とを備えている。電子機器ユニットは、基部の長手方向軸方向に沿って第1の電極と第2の電極との間に配置され、第1および第2の電極は電子機器ユニットと電気的に連通している。基部は、電子機器ユニットと第1の電極との間に形成された第1の架橋部分と、電子機器ユニットと第2の電極との間に形成された第2の架橋部分とを具備している。この第1および第2の架橋部分にはそれぞれ、第1および第2の開口が形成されており、その第1および第2の開口にはそれぞれ、切込みが形成されている。ベルトは、第1のベルトコネクタを備えた第1の端部と、これに対向する、第2のベルトコネクタを備えた第2の端部とを有する。この第1および第2のベルトコネクタはそれぞれ、フランジを延出させた円柱状部分を備えている。第1のベルトコネクタの円柱状部分が第1の開口切込みで受けられ、第2のベルトコネクタの円柱状部分が第2の開口切込みで受けられる。 【0008】 本発明のさらに別の態様によれば、任意の長手方向軸に沿って形成された心拍数モニタ基部が得られる。この基部は、電子機器ユニット部分と、第1の電極部分と、第1のベルト接続部分とを具備する。電子機器ユニット部分は、第1の電極部分に近位の第1の端部と、第1の電極部分から遠位の第2の端部とを有する。第1の電極部分は、電子機器ユニット部分に近位の第1の端部と、電子機器ユニット部分から遠位の第2の端部とを有する。第1のベルト接続部分は、電子機器ユニット部分の第2の端部と第1の電極部分の第2の端部との間に配置される。 【0009】 好適な一実施形態において、この心拍数モニタ基部はさらに、電子機器ユニット部分の第2の端部に近位の第1の端部および電子機器ユニット部分から遠位の第2の端部を有する第2の電極部分と、電子機器ユニット部分の第1の端部と第2の電極部分の第2の端部との間に配置された第2のベルト接続部分とを備える。この実施形態において、第2のベルト接続部分は、電子機器ユニット部分から離れる方向に突出している。 【0010】 別の好適な実施形態において、心拍数モニタ基部は、第1の電極部分に固定された第1の電極と、電子機器ユニット部分に固定された電子機器ユニットとを具備し、これにより心拍数モニタが形成される。 【0011】 別の好適な実施形態において、上述した心拍数モニタは、第1および第2の端部を有するベルトを具備している。このベルトの第1の端部が第1のベルト接続部分に接続され、これにより心拍数モニタが形成される。 【発明の効果】 【0012】 以上のような本発明によれば、激しい運動時にも、電極をユーザの皮膚に接触した状態に保つことのできる心拍数モニタが得られる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0013】 以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。なお、複数の図面を通じて、同様の部品には同様の参照番号を付している。 【0014】 [第1実施形態] 図1には、心拍数モニタ10を装着しているヒト(以下、ユーザともいう)100が示されている。心拍数モニタ10は、ベルト12により、適位置に保持されている。図2を参照すると、心拍数モニタ10は、少なくとも1つの、好ましくは2つ以上の電極16aおよび16bを備えた基部14と、電子機器ユニット18とを具備している。ユーザの心拍数は、この電極16aおよび16bで測定される。心臓が拍動するにしたがって、2つの電極16aと電極16bとの間で測定可能な電位差が形成される。 【0015】 心拍数モニタ10は、ベルト12でユーザの身体周囲に留められる。このベルト12は好ましくは弾性材料で製造する。ベルト12を、布、プラスチックまたは他のエラストマなどで製造することが可能である。ベルト12は、基部14をユーザの身体100に固定する任意の物品でよく、例えば、紐、コード、ロープ、帯状の部材等でもよい。別の実施形態では、心拍数モニタ10を一時的接着剤でユーザの身体100に接着することも可能である。図1に示すように、測定された心拍数情報は、例えば測定した心拍数を表示する手段104を含む受信機102に誘導転送される。受信機102の配置場所は、ユーザの手首、ユーザが乗っている自転車、この他、測定された心拍数の読み取りにユーザの都合がよい任意の場所とすることができる。別法として、心拍数モニタ10に、脈拍情報を格納、処理、および表示するための手段を具備して、別個の受信機102の設置を不要とすることも可能である。 【0016】 図2および図3を参照すると、心拍数モニタ10の基部14は、2つの電極16aおよび16bを具備している。この電極16aおよび16bは、基部14の内側14aに位置しており、この位置にあれば、心拍数モニタ10がユーザに取り付けられると、電極16aおよび16bはそのユーザの皮膚に接触することになる。電極16aおよび16bはさまざまな方式で基部14に固定できる。例えば、電極16aおよび16bを基部14に接着させる、基部14の開口内に配置する、またはその中にプレス嵌めすることなどが可能である。 【0017】 図2に示すように、基部14はまた、電極16aと電極16bとの間に配置された電子機器ユニット18を具備している。この電子機器ユニット18は、導体20を介して2つの電極16aおよび16bと電気的に連通している。電子機器ユニット18は、電極16aおよび16bから得られた情報を処理するものである。電子機器ユニット18は、例えば、電極16aおよび16bから信号を受信する手段、受信した信号から心拍数を検出する手段、心拍数情報を格納する手段、その心拍数情報を受信機102に誘導転送する手段を具備する。この電子機器ユニット18の動作は単に例示したにすぎない。また、電子機器ユニット18の動作とその付属電極16aおよび16bとの相互作用については、周知であるので、ここでは特に詳細には説明しない。なお、電子機器ユニット18はさまざまな方式で基部14に固定することができる。例えば、電子機器ユニット18を基部14または基部14の開口内に接着させる、あるいはその中にプレス嵌めすることなどが可能である。さらに、好適な一実施形態では、基部14を中空に形成し、その中に電子機器ユニット18をすることも可能である。 【0018】 基部14は、可撓性であることが好ましく、使用時に、しなって曲がりやすいゴムなどの弾性材料で製造される。基部14をプラスチックまたは他の材料で製造することも可能である。ただし、本発明のさまざまな構成要素をなす材料は、本発明を限定するところではない。 【0019】 図4および図5に示すように、基部14は、少なくとも1つの、好ましくは2つのベルト接続部分22aおよび22bを具備し、ベルト12は、少なくとも1つの、好ましくは2つのベルトコネクタ24aおよび24bを具備する。基部14とベルト12との間の接続は、本発明による任意の接続構造で行うことが可能であり、これにより、ベルト12の端部と基部14の端部とが取り外し可能に接続自在か、または両端部が互いに固着して接続されることになる。ただし、複数の図に示したように、好適な一実施形態では、ベルトの両端部12aおよび12bに設けられた2つのベルトコネクタ24aおよび24bはそれぞれ、ベルト接続部分22aおよび22bに接続される。 【0020】 好適な一実施形態において、ベルト接続部分22aおよび22bは、架橋部分25aおよび25bに設けられる。架橋部分25aおよび25bは、電子機器ユニット18と電極16aとの間、および電子機器ユニット18と16bとの間に形成された基部14の一部分である。図4に示すように、ベルト接続部分22aは、電子機器ユニット18と電極16aとの間の架橋部分25aに設けられ、ベルト接続部分22bは、電子機器ユニット18と電極16bとの間の架橋部分25bに設けられている。 【0021】 好適な一実施形態において、ベルト接続部分は、架橋部分25aおよび25b内に形成された接続用開口部22aおよび22bである。好ましくは、この接続用開口部22aおよび22bに切込み26を設ける。ベルトコネクタ24aおよび24bは、円柱状部分28を備えており、そこから円板状部分すなわちフランジ30が延出している。心拍数モニタ10をベルト12に接続するには、このフランジ30およびベルトコネクタ24aおよび24bの円柱状部分28をそれぞれ、開口部22a、22b内に挿入する。そして、挿入した後に、図2に示すように、ベルトコネクタ24aおよび24bを、基部14の長手方向軸Lに実質的に平行な方向に移動させて切込み26内に挿入させる。これにより、円柱状部分28が切込み26内に収容される。接続用開口部22aおよび22bの直径はフランジ30より大きく、切込み26の直径はフランジ30より小さい。このため、ベルトコネクタ24を、接続用開口部22で受けて切込み26内で固定することができる。 【0022】 ベルト12がユーザの身体周囲に取り付けられると、ベルト12が可撓性であるため、ベルトコネクタ24aおよび24bを切込み26内に固定した状態に保持しやすくなっている。身体から外向きに加わる力により、この弾性ベルト12は伸張するが、ベルトコネクタ24aおよび24bの円柱状部分28が、切込み26の形成された表面に対して押し付けられるため、この接続部にとっては好都合に作用する。 【0023】 好適な一実施形態において、図5に示すように、接続用開口部22aおよび22bは、円柱状部分28を受ける第1の切込み26aと、フランジ30を受ける第2の切込み26bとを具備している。これにより、フランジ30は、基部14の内側14aと同一平面をなすことになる。 【0024】 別の実施形態において、接続用開口部22aおよび22bと、円柱状部分28およびフランジ30との配置を、逆にすることができる。すなわち、接続用開口部をベルト12内に形成し、円柱状部分28およびフランジ30を架橋部分25aおよび25bに設けることができる。このように、ベルト接続部分22aおよび22bとベルトコネクタ24aおよび24bとは、いかなる周知の接続方式を用いてもよい。例えば、ベルト接続部分22aおよび22bとベルトコネクタ24aおよび24bとに、ボタン、スナップ、バックルを含めることが可能である。 【0025】 ベルト接続部分22aおよび22bが電極16aおよび16bの内側に配置されているため、ベルト12を心拍数モニタ10に接続して、心拍数モニタユニット32全体(ベルト12と心拍数モニタ10との組み合わせ)をユーザの身体周囲に取り付けると、ベルト12の一部が基部14の頂部表面14bを押し付ける形になる。この配置から、電極16aおよび16bをユーザの身体に対して固定しやすくなっている。これは、従来技術による心拍数モニタでは電極とユーザの身体との間の接触が外れがちであった激しい運動時に、有利となり得る。図5に示すように、好ましくは、基部14を円弧状にする。これによりさらに、電極16aおよび16bをユーザの身体に接触した状態に保ちやすくなる。 【0026】 [第2実施形態] 本発明による心拍数モニタ60の第2の好適な実施形態を、図6および図7に示す。この実施形態によれば、基部14は、電極16aおよび16bと電子機器ユニット18との間に配置されたくびれ部分62aおよび62bを具備している。このくびれ部分62aおよび62bは、架橋部分25aおよび25b内に形成されている。図5に示すように、電極16aおよび16bは第1の幅を有し、くびれ部分62aおよび62bは第2の幅を有し、第1の幅は第2の幅より広くなっている。 【0027】 上述したように、基部14は、可撓性であるのが好ましく、使用時に、しなって曲がりやすいゴムなどの弾性材料で製造される。基部14は、くびれ部分62aおよび62bが設けられているため、さらに高い可撓性が得られる。当業者には明らかであるように、くびれ部分62aおよび62bにより、ユーザが運動している間、電極16aおよび16bは上下方向(図6の矢印参照)に移動可能である。この特徴により、激しい運動時にも電極16aおよび16bをユーザの身体に接触した状態に保つことができる。 【0028】 [第3実施形態] 本発明による心拍数モニタ70の第3の好適な実施形態を、図8〜図12に示す。この実施形態では、モニタ70は、電子機器ユニット部分74を有する基部72と、ベルト接続部分76aおよび76bと、電極部分78aおよび78bとを具備する。電子機器ユニット部分74は、対向する端部74aおよび74bを有し、電極部分78aは、対向する端部78cおよび78dを有し、電極部分78bは、対向する端部78eおよび78fを有する。さらに、ベルト接続部分76aは、対向する端部76cおよび76dを有し、ベルト接続部分76bは、対向する端部76eおよび76fを有する。 【0029】 図8に示すように、電子機器ユニット部分74は、これに電子機器ユニット18を固定して具備している。好適な一実施形態において、電子機器ユニット18は電子機器ユニット部分74の内側に配置される。しかし、他の実施形態において、電子機器ユニット18を電子機器ユニット部分74の外側に固定することも可能である。電極部分78aおよび78bは、これに電極16aおよび16bを固定して具備している。 【0030】 図11に示すように、ベルト接続部分76aおよび76bの遠位端76cおよび76fは、電子機器ユニット部分74の端部74aおよび74bから離れる方向に延在しており、電極部分78aおよび78bの遠位端78cおよび78fについても同様である。図8に示すように、ベルト接続部分76aおよび76bは、長手方向軸L方向に電極部分78aおよび78bと重なり合っている。この配置から、ベルト12を心拍数モニタ70に接続すると、ベルト12が電極部分78aおよび78bを、つまり電極16aおよび16bをユーザの身体に対して保持することになる。図9でわかるように、電極部分78aおよび78bが薄いことから、電極部分78aおよび78b(電極部分78bのみ図示)は、電子機器ユニット部分74および第1のベルト接続部分76aと、電子機器ユニット部分74および第2のベルト接続部分76bとに対してそれぞれ折り曲げ自在となっている。 【0031】 この実施形態では、ベルト接続部分76aは電子機器ユニット部分74の端部74bと電極部分78aの端部78cとの間のどこかに配置される。また、ベルト接続部分76bは電子機器ユニット部分74の端部74aと電極部分78bの端部78fとの間のどこかに配置される。言い換えれば、ベルト接続部分76aおよび76bの端部76cおよび76fは、電極部分78aおよび78bの端部78cおよび78fの円周方向の内側に位置付けられる。 【0032】 好適な一実施形態において、ベルト12のベルトコネクタ24aおよび24bは、スロット円板部分80(繰出し部80aおよび円板部80bを有する)を含み、ベルト接続部分は、これに対応するケーシングスロット82および開口84を具備している。当業者には明らかであるように、このスロット円板部分80がケーシングスロット82に挿入され、円板部80bがその開口内に押し入れられる。これにより、ベルト12が基部72に固定される。ただし、この配置は本発明を何ら制限するものではない。あらゆる周知の接続または固定方式も見込まれていることは明らかであろう。例えば、ベルト接続部分76aおよび76bとベルトコネクタ24aおよび24bとに、ボタン、スナップ、バックルを含めることが可能である。また、複数の図で示しているように、ベルト12を調節可能としてもよい。 【0033】 図9および図12に示すように、好適な一実施形態において、電極部分78aおよび78b(図9では電極78bのみ図示)は、その端部78cおよび78fに複数の調節式係合部材86を具備している。この調節式係合部材86はそれぞれ、心拍数モニタユニットがユーザの身体に固定する際にベルト12を中に通すスペース88を形成している。運動中、ベルト12はこのスペース88内で移動することが可能である。この構造により、電極部分78aおよび78bを、つまり電極16aおよび16bをユーザの身体に対して保持しやすくなる。電極部分78aおよび78の端部78cおよび78fに、他の接続方式を採り入れることも可能である。また、他の調節式構造も可能であり、例えばこの調節式係合部材により閉じたスペースを形成してもよい。また、調節式以外の構造、例えばボタン、スナップ、縫い合わせ、またはバックルなどを用いることも可能である。さらに、調節式係合部材86を省いてもよい。図11に示すように、この実施形態にも、くびれ部分62aおよび62bを設けることが可能である。 【0034】 上述した実施形態は本発明の代表的実施形態である。当業者であれば、本明細書内に開示した本発明の概念から逸脱することなく、上記実施形態をさまざまに応用し、発展させることができるであろう。したがって、本発明は、請求の範囲に記載された内容によってのみ定められるものである。 【図面の簡単な説明】 【0035】 【図1】本発明の第1の好適な実施形態による、ヒトの胸部に固定された、心拍数モニタおよびベルトを具備する心拍数モニタユニットを示す立面図である。 【図2】基部の下側およびその構成要素を示す、図1の心拍数モニタを示す底面図である。 【図3】基部の頂部表面を示す、図1の心拍数モニタの平面図である。 【図4】図1の心拍数モニタおよびベルトを示す分解組立図である。 【図5】基部の断面を示す、図1の心拍数モニタの側面図である。 【図6】本発明の第2の好適な実施形態による、くびれ部分を有する心拍数モニタを示す底面図である。 【図7】図6の心拍数モニタを示す側面図である。 【図8】本発明による第3の好適な実施形態の心拍数モニタユニットを示す平面図である。 【図9】電極部分が電子機器ユニット部分およびベルト接続部分から離れる方向に折り曲げられている、図8の心拍数モニタユニットの一部を示す斜視図である。 【図10】ベルトコネクタをベルト接続部分に接続する方法を示す、図8に示した心拍数モニタユニットの一部の分解組立図である。 【図11】電極部分、ベルト接続部分、電子機器ユニット部分、およびその各端部を示す、図8の心拍数モニタ基部の側面図である。 【図12】図8の心拍数モニタユニット示す底面図である。 【符号の説明】 【0036】 10 心拍数モニタ 12 ベルト 14,72 基部 16a,16b 電極 18 電子機器ユニット 22a,22b,76a,76b ベルト接続部分 24a,24b ベルトコネクタ 25a,25b 架橋部分 26a 第1の切込み 26b 第2の切込み 28 円柱状部分 30 フランジ 32 心拍数モニタユニット 60,70 心拍数モニタ 62a,62b くびれ部分 74 電子機器ユニット部分 74a,74b,76c,76d,76e,76f,78c,78d,78e,78f 端部 78a,78b 電極部分 80 スロット円板部分 80b 円板部 84 開口 86 調節式係合部材 100 ユーザの身体
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| 【出願人】 |
【識別番号】000002439 【氏名又は名称】株式会社シマノ 【住所又は居所】大阪府堺市堺区老松町3丁77番地
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| 【出願日】 |
平成17年12月28日(2005.12.28) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100094145 【弁理士】 【氏名又は名称】小野 由己男
【識別番号】100121382 【弁理士】 【氏名又は名称】山下 託嗣
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| 【公開番号】 |
特開2006−187615(P2006−187615A) |
| 【公開日】 |
平成18年7月20日(2006.7.20) |
| 【出願番号】 |
特願2005−378510(P2005−378510) |
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