| 【発明の名称】 |
送気システム |
| 【発明者】 |
【氏名】佐野 大輔 【住所又は居所】東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリンパス株式会社内
【氏名】上杉 武文 【住所又は居所】東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリンパス株式会社内
【氏名】重昆 充彦 【住所又は居所】東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリンパス株式会社内
【氏名】野田 賢司 【住所又は居所】東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリンパス株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】
【解決手段】 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 腹腔及び管腔へ所定の気体の送気を行う送気手段と、 前記腹腔及び前記管腔の夫々の内部圧力を調節する圧力調整手段と、 生体情報を出力する外部機器と電気的に接続される制御手段と、 を具備し、 前記制御手段は、前記外部機器から入力される前記生体情報の変化に基づいて、前記腹腔及び前記管腔の各内部圧力を調整することを特徴とする送気システム。 【請求項2】 前記制御手段は、前記外部機器から入力される前記生体情報の検出値が所定の第2の閾値以上になると、前記送気手段を駆動制御して、前記腹腔及び前記管腔の各内部圧力を夫々の初期の設定値まで加圧することを特徴とする請求項1に記載の送気システム。 【請求項3】 腹腔及び管腔へ第1の気体の送気を行う第1の送気手段と、 前記管腔へ異なる第2の気体の送気を行える第2の送気手段と、 前記腹腔の内部圧力を調節する第1の圧力調整手段と、 前記管腔の内部圧力を調節する第2の圧力調整手段と、 生体情報を出力する外部機器と電気的に接続される制御手段と、 を具備し、 前記制御手段は、前記外部機器から入力される前記生体情報の検出値が所定の閾値以下になると、前記第1の圧力調整手段を駆動制御して、前記腹腔の内部圧力を減圧し、その後、前記第2の圧力調整手段を駆動制御して、前記管腔の内部圧力を減圧し、次いで、前記管腔への送気を前記第2の送気手段より行えるように駆動制御することを特徴とする送気システム。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、腹腔内及び管腔内に気体を供給する送気装置を備える送気システムに関する。 【背景技術】 【0002】 患者への侵襲を小さくする目的として、開腹することなく、治療処置を行う腹腔鏡下外科手術(以下、外科手術とも記載する)が行われている。この外科手術においては患者の腹部に、例えば観察用の内視鏡を体腔内に導くための第1のトラカールと、処置具を処置部位に導くための第2のトラカールとが穿刺される。 【0003】 そして、内視鏡の視野を確保する目的、処置具を操作するための領域を確保する目的として、腹腔内に気腹用気体が供給される。これにより、腹腔が気腹用気体によって膨らんだ状態となる。従って、術者は、第1のトラカールを介して腹腔内に挿入された内視鏡を使って、処置部位と第2のトラカールを介して挿入される処置具との観察、処置などを行うことができる。なお、気腹用気体として、例えば生体に吸収され易い、二酸化炭素ガス(以下、炭酸ガスと記載する)が使用される。 【0004】 気腹装置は、送気管路を通じて炭酸ガスが流れる状態と、送気管路を通じての炭酸ガスの流れが遮断される状態とが繰り返される。具体的には、制御部は、圧力センサによって腹腔内の圧力を検知するとともに、予め設定された患者の腹腔設定圧と実際の腹腔圧との差を監視して、その圧力差に応じて炭酸ガスの流量を調整する。 【0005】 また、特許文献1には、胃などの体腔内にエアーを供給して、患部の状態を検査するための内視鏡用送気装置が示されている。この内視鏡用送気装置の接続口に連結されて延出する接続チューブの端部が、処置具チャンネルに連通する鉗子口入口に連結される。この内視鏡用送気装置には、遠隔操作を可能にするフットスイッチが接続されている。したがって、このフットスイッチ又は内視鏡用送気装置に設けられている吐出用スイッチが適宜操作されることによって、接続口からエアーが吐出される。そのエアーは、接続チューブ、鉗子口入口、処置具チャンネルを通って体腔内に送り込まれる。 【0006】 近年、新たな試みとして、第1のトラカールを介して腹腔内に挿入される内視鏡に加えて、例えば大腸等の管腔内に内視鏡の挿入部を挿入して処置部位を治療する手技が行われている。この手技においては、腹腔側の内視鏡と管腔側の内視鏡とによって処置部位を特定して治療が行える。 【0007】 この手技を行う際には、例えば図17に示す腹腔鏡下外科手術システム100が構成される。この腹腔鏡下外科手術システム100について以下に説明する。図中の第1光源装置101及び第1カメラコントロールユニット103にトラカールを介して腹腔側に挿入される内視鏡(不図示)が接続される。また、第2光源装置102及び第2カメラコントロールユニット104は、管腔に挿入される挿入部を有する内視鏡(不図示)が接続される。 【0008】 また、第1の炭酸ガスボンベ107は、気腹装置105に接続される。気腹装置105は、トラカールを介して腹腔内に炭酸ガスを供給する。内視鏡の挿入部に設けられている送気・送水管路を介して管腔内に炭酸ガスを供給する内視鏡用炭酸ガス調節装置(Endoscopic CO2 Regulator:以下、ECRと略記する)106は、第2の炭酸ガスボンベ108と接続される。 【0009】 各装置101、102、103、104、105、106は、動作制御を行うシステムコントローラ110等に加えて、例えば焼灼装置(電気メスともいう)111等の処置装置が電気的に接続されている。このような、腹腔鏡下外科手術システム100を構成することによって、気腹装置105によって腹腔内に炭酸ガスの供給を行えると共に、ECR106によって管腔内へ炭酸ガスが供給されて治療が行われる。なお、各装置は、第1カート112、第2カート113、ECRカート114等に配設されている。 ECR106から延出する管腔用チューブ115は、第2光源装置102に連結される。ECR106から供給される炭酸ガスは、内視鏡(不図示)の光源コネクタ(不図示)に設けられている送気口金、送気・送水管路を介して第2光源装置102から管腔内に供給される。 【0010】 また、腹腔鏡下外科手術システム100は、内視鏡画像等が表示される観察モニタ117集中操作パネル118、集中表示パネル119、画像記録装置121,122、分配器123、通信用コネクタ124、通信用コネクタ125、分配器126、吸引ボトル127、周辺機器コントローラ128、通信ケーブル129a、129b及び接続ケーブル130を具備する。 【0011】 このような腹腔鏡下外科手術に関して、日本麻酔学会第46回大会リフレッシャー・コースのテキスト(非特許文献1)P36〜43に記載の「胸腔鏡・腹腔鏡の麻酔科的問題」と題する論文には、「腹腔圧が過度に上昇した場合、循環動態に影響を与えたり、ガス塞栓症を引き起こす可能性がある。このため、血圧、心電図、パルスオキシメータ等のパラメーター(以下、バイタルサインとも称する)のチェックの他に、気腹圧の上限値を正しくセットし、腹腔内圧を観察する必要がある。」旨が記載されている。 【0012】 また、小児外科VOL.26.no.8 1994−8の「小児腹腔鏡下手術の麻酔」と題する論文(非特許文献2)には、気腹時の高炭酸ガス血症の防止処置について、「呼気終末炭酸ガス濃度を監視して、濃度が上がらぬ様に、換気(呼吸)回数を増やす。また、腹腔内圧が高めの場合は、換気回数を増やしても、呼気終末炭酸ガス濃度を抑えられない場合があり、この場合は術者(外科医)に協力を求め、気腹を一時中断して患者の状態の改善を待つ。」と記載されている。更に、気腹ガスとして炭酸ガスを選択した場合における炭酸ガス塞栓の発見と処置について「カテーテルから血管内に気腹ガスが進入する可能性があり、大量の炭酸ガスが血管内に入ると、炭酸ガス塞栓症を生じる。この場合、終末呼気炭酸ガス分圧は、急速に低下する。もし、炭酸ガス塞栓症を生じた場合は、直ちに気腹装置を停止し、気腹回路よりできるだけ炭酸ガスを排出する。」旨が記載されている。 【0013】 従来、麻酔医が管理する装置(麻酔器、呼吸器、患者モニタ装置等)の監視は、麻酔医が行っていた。これらの生体情報の表示値に異常があれば、麻酔医の判断のもと、必要があれば術者に異常が伝えられ、患者への各種対応処置が行われていた。一方、術者が管理する手術装置(気腹装置、電気メス等)の表示は、術者もしくは看護師が監視し、麻酔医にその情報が伝えられて、患者への各種処置が行われていた。 【0014】 このように、各種装置の管理および監視を複数の医師が分担して行う場合には、それぞれの装置の表示から異常の見落としがないように注意が必要であり、あるいは、麻酔医と術者との間の伝達を円滑に行うようにし、各種対応処置に遅れがないように留意しなければならなかった。 【0015】 そこで、例えば、特許文献2には、患者の終末呼気炭酸ガス分圧等の患者の生体情報を知らせるパラメーターに異常が生じた場合、患者モニタ装置によって、容易に患者の生体情報を確認することができる手術システムが提案されている。 【特許文献1】特開2000−139827号公報 【特許文献2】特開2001−170008号公報 【非特許文献1】日本麻酔学会第46回大会リフレッシャー・コーステキスト 【非特許文献2】小児外科VOL.26.no.8 1994−8の「小児腹腔鏡下手術の麻酔」 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0016】 しかしながら、図17に示した外科手術システムでは、患者の体腔内に気体を供給するとともに、腹腔内に前記硬性内視鏡を挿入し、管腔内に前記軟性内視鏡を挿入して処置部位を特定して治療を行うようになっているが、患者の生体情報を知らせるパラメータに異常が生じた場合の対処について考慮されていない。 【0017】 本発明は、上記の点を鑑みて、腹腔内に前記硬性内視鏡を挿入すると共に、管腔内に前記軟性内視鏡を挿入する内視鏡外科手術において、患者の生体情報を知らせるパラメータに異常が生じた場合に、医師や看護師の負担を軽減する(医師や看護師が処置をスムーズに行う)ことができる送気システムを提供することを目的にしている。 【課題を解決するための手段】 【0018】 上記目的を達成すべく、本発明の送気システムは、腹腔及び管腔へ所定の気体の送気を行う送気手段と、前記腹腔及び前記管腔の夫々の内部圧力を調節する圧力調整手段と、生体情報を出力する外部機器と電気的に接続される制御手段とを具備し、前記制御手段は、前記外部機器から入力される前記生体情報の変化に基づいて、前記腹腔及び前記管腔の各内部圧力を調整する。 【発明の効果】 【0019】 本発明の送気システムによれば、患者の生体情報を知らせるパラメータに異常が生じた場合に、患者の腹腔及び管腔へ気体の供給を調節することができ、医師や看護師の負担を軽減する(医師や看護師が処置をスムーズに行う)ことができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0020】 (第1の実施の形態) 以下、図面を参照して本発明の第1の実施の形態を説明する。 図1から図6は本発明の一実施形態に係り、図1は外部装置であるモニタ装置及び呼吸器が図示された腹腔鏡下外科手術システムの構成を示す図、図2は送気システムを有する腹腔鏡下外科手術システムの構成を説明する図、図3は集中操作パネルを説明するための図、図4は集中表示パネルを説明するための図、図5は送気装置の内部構成を示す構成図、図6は送気装置のパネル部を説明するための図である。 【0021】 図1に示すように、本実施の形態の腹腔鏡下外科手術には、腹腔鏡下外科手術システム1と、外部機器であるモニタ装置(患者モニタ装置ともいう)200と、呼吸器(人工呼吸器)300が準備される。 【0022】 手術台11に寝かされている患者10は、呼吸マスク301により口腔が覆われている。呼吸マスク301は、呼吸器300に一端が接続されている呼気ホース303の他端が接続されている。呼気ホース303は、その中途に呼気センサ302が介装されている。 【0023】 この呼気センサ302には、モニタ装置200から延出する信号ケーブル201が電気的に接続されている。 【0024】 ここで、モニタ装置200について、簡単に説明する。 モニタ装置200は、患者10の血圧値、心拍数、呼吸状態などの生体情報を表示するマルチパラメータモニタ202と、患者10に取り付けられる各種センサからの情報が入力されるバイタルサイン測定器203と、各種生体情報を処理する制御部204と、を有して主に構成されている。 【0025】 バイタルサイン測定器203は、患者10に取り付けられる各種センサと図示しないケーブルによって各種信号が供給される。このバイタルサイン測定器203には、カプノメータが含まれ、このカプノメータが信号ケーブル201を介して呼気センサ302に接続されている。 【0026】 本実施の形態においては、呼吸器300の呼気ホース303に配設された呼気センサ302により、患者10が排出する呼気の二酸化炭素濃度が測定され、この二酸化炭素濃度の情報信号がモニタ装置200の制御部204に供給される。患者10が排出する呼気の二酸化炭素濃度により、制御部204は、終末呼気炭酸ガス分圧を算出し、その算出値をマルチパラメータモニタ202に表示させる。 尚、後述するが、モニタ装置200の制御部204は、腹腔鏡下外科手術システム1のシステムコントローラ5と電気的に接続されている。 【0027】 これより、本発明の腹腔鏡下外科手術システム1について、以下に詳述する。 図2に示すように本実施形態の腹腔鏡下外科手術システム(以下、外科手術システムと略記する)1は、第1内視鏡システム2と、第2内視鏡システム3と、送気システム4を備えるとともに、システムコントローラ5と、表示装置であるモニタ6と、集中表示パネル(以下、表示パネルと略記)7と、集中操作パネル(以下、操作パネルと略記)8と、カート9とを備えて構成されている。 【0028】 電気メス装置12には、手術器具である電気メス13が接続される。第1トラカール14は、後述する内視鏡を腹腔内に導くトラカールである。第2トラカール15は、組織の切除や処置を行う電気メス13等の処置具を腹腔内に導くトラカールである。第3トラカール16は、送気システム4を構成する後述する送気装置41から供給される気腹用気体である、例えば生体に吸収され易い二酸化炭素ガス(以下、炭酸ガスと記載する)を腹腔内に導くためのトラカールである。なお、炭酸ガスを第1トラカール14又は第2トラカール15から腹腔内に導くようにしてもよい。 【0029】 第1内視鏡システム2は、第1の内視鏡である例えば挿入部が硬性な硬性内視鏡21と、第1光源装置22と、第1のカメラコントロールユニット(以下、第1CCUと略記する)23と、内視鏡用カメラ24とにより主に構成されている。 【0030】 硬性内視鏡21の挿入部(不図示)は、第1トラカール14に挿通され、腹腔内に配置される。挿入部内には被写体像を伝送するリレーレンズ(不図示)等によって構成される観察光学系やライトガイド(不図示)等によって構成される照明光学系を備えている。挿入部の基端部には観察光学系によって伝送された光学像を観察する接眼部25が設けられている。接眼部25には内視鏡用カメラ24が着脱自在に配設される。内視鏡用カメラ24の内部には撮像素子(不図示)が備えられている。 【0031】 第1光源装置22は、硬性内視鏡21に照明光を供給する。第1CCU23は、内視鏡用カメラ24の撮像素子に結像して光電変換された電気信号を映像信号に変換し、例えばモニタ6及び集中表示パネル7にその映像信号を出力する。このことによって、モニタ6又は集中表示パネル7の画面上に硬性内視鏡21で捕らえた被写体の内視鏡画像が表示される。 【0032】 なお、硬性内視鏡21と第1光源装置22とは硬性内視鏡21の側部から廷出するライトガイドケーブル26によって接続される。第1CCU23と内視鏡用カメラ24とは撮像ケーブル27によって接続される。 【0033】 第2内視鏡システム3は、第2の内視鏡である大腸等の管腔内に挿入される軟性な挿入部34を有する第2内視鏡31と、第2光源装置32と、第2カメラコントロールユニット(以下、第2CCUと略記する)33とにより主に構成されている。 【0034】 第2内視鏡31は、挿入部34と、操作部35と、ユニバーサルコード36とを備えて構成されている。操作部35には送気送水スイッチ35a及び吸引スイッチ35b、図示しない湾曲部を湾曲動作させる湾曲操作ノブ37、図示しない処置具チャンネルに連通する処置具挿通口38が設けられている。ユニバーサルコード36の基端部には光源コネクタ36aが設けられている。 【0035】 第2CCU33は、第2内視鏡31の挿入部34の図示しない先端部に設けられている撮像素子に結像して光電変換された電気信号を映像信号に変換し、例えばモニタ6又は集中表示パネル7にその映像信号を出力する。この映像信号によって、モニタ6又は集中表示パネル7の画面上に第2内視鏡31でとらえた被写体の内視鏡画像が表示される。なお、符号39は光源コネクタ36aに設けられている電気コネクタ36bと第2CCU33とを電気的に接続する電気ケーブルである。 【0036】 送気システム4は、送気装置41、炭酸ガス供給部である供給源のガスボンベ42、第2光源装置32及びシステムコントローラ5によって主に構成されている。ガスボンベ42には、炭酸ガスが液化した状態に貯留されている。 【0037】 送気装置41には、第1の供給口金である腹腔供給用口金(以下、第1口金と記載する)41aと、第2の供給口金である管腔供給用口金(以下、第2口金と記載する)41bとが設けられている。第1口金41aには、第1のチューブである腹腔用チューブ45aの一端部が連結され、この腹腔用チューブ45aの他端部は第3トラカール16に連結される。 【0038】 第2口金41bには、第2のチューブである管腔用チューブ45bの一端部が連結され、この管腔用チューブ45bの他端部は第2内視鏡31に接続される。管腔用チューブ45bの他端部には、第2内視鏡31の処置具チャンネル開口部に接続するコネクタ43の口金43aに接続されている。 【0039】 すなわち、送気装置41からの炭酸ガスは、管腔用チューブ45b、コネクタ43を介して、第2内視鏡31の処置具チャンネルを通って、管腔内へ供給される。なお、送気装置41とガスボンベ42とは高圧用ガスチューブ46によって連結されている。 【0040】 第2の送気装置である第2光源装置32は第2内視鏡31に照明光を供給する。この第2光源装置32には、光源コネクタ36aが着脱自在に接続される。光源コネクタ36aを第2光源装置32に接続することによって、照明光が図示しないライトガイドファイバを伝送されて挿入部34の図示しない先端部に設けられている照明窓から出射される。 【0041】 また、第2光源装置32は、第2内視鏡31のユニバーサルコード36及び挿入部34を介して患者10の体腔内へエアーを送気するための所定の圧力調整がされている送気手段である図示しない例えばコンプレッサが内蔵されている。 【0042】 システムコントローラ5は、外科手術システム1全体を一括して制御を行う。システムコントローラ5には、図示しない通信回線を介して、集中表示パネル7、集中操作パネル8、内視鏡周辺装置である電気メス装置12、光源装置22、32、CCU23、33、送気装置41等が双方向通信を行えるように接続されている。 【0043】 モニタ6の画面上には、第1CCU23又は第2CCU33から出力される映像信号を受けて、硬性内視鏡21又は第2内視鏡31で撮影された被写体の内視鏡画像が表示されるようになっている。 【0044】 集中表示パネル7には液晶ディスプレイ等の表示画面が設けられている。集中表示パネル7はシステムコントローラ5に接続されていることにより、表示画面上に前記被写体の内視鏡画像とともに内視鏡周辺装置の動作状態の集中表示が可能になっている。 【0045】 集中操作パネル8は、液晶ディスプレイ等の表示部と、この表示部の表示面上に一体的に設けられたタッチセンサ部とで構成されている。集中操作パネル8の表示部には、各内視鏡周辺装置の操作スイッチ等を設定画面として表示させる表示機能と共に、タッチセンサ部の所定領域を触れることによって操作スイッチを操作する操作機能とを有している。 【0046】 集中操作パネル8は、システムコントローラ5に接続され、表示部に表示されているタッチセンサ部を適宜操作することによって、各内視鏡周辺装置にそれぞれ設けられている操作スイッチを直接操作したのと同様に、この集中操作パネル8上で遠隔的に各種操作、設定等を行える。 【0047】 カート9には、周辺装置である電気メス装置12、光源装置22、32、CCU23、33及び送気装置41、システムコントローラ5、集中表示パネル7、集中操作パネル8、ガスボンベ42等が搭載される。 【0048】 ここで、操作パネル8の構成例を図3に基づいて説明する。 図3に示すように、操作パネル8には、送気装置41による腹腔用又は管腔用の気腹流量を調節するための設定操作ボタン8aと、電気メス装置(高周波燃焼装置)12の出力値を調節するための操作ボタン8bと、CCU(TVカメラ)23,33の色調を調節するための操作ボタン8cと、モニタ6に表示する映像情報の表示切換えを指示するための操作ボタン8dと、VTRによる録画又は録画停止を指示するための操作ボタン8eと、第1光源装置22及び第2光源装置32の光量を調節するための操作ボタン8fとが設けられている。 【0049】 次に、図4に基づいて、表示パネル7の表示画面の一例を説明する。 図4に示すように、例えば、表示パネル7の表示画面上には、システムコントローラ5が通信制御している機器である送気装置41、電気メス装置12などの機能に関する設定及び動作状態がそれぞれの表示エリア7A(7a,7b),7c,7d,7eに表示されるようになっている。なお、表示エリア7Aは、送気装置41に関する設定、動作状態を表示するようになっており、管腔内圧力表示7a、腹腔内圧力表示7b、炭酸ガス残量表示、流量表示などを表示している。 【0050】 次に、図5に基づいて送気装置41の構成を説明する。 図5に示すように送気装置41内には、供給圧センサ51、減圧器52、第1電空比例弁53、第2電空比例弁54、第1電磁弁55、第2電磁弁56、第1の圧力調整手段である第1リリーフ弁57a、第2の圧力調整手段である第2リリーフ弁57b、第1の検知手段である第1圧力センサ58、第2の検知手段である第2圧力センサ59、第1流量センサ60、第2流量センサ61及び制御部62が主に設けられている。また、送気装置41には、口金41a、41bに加えて、高圧口金63、設定操作部65及び表示部66とが設けられている。なお、第1電空比例弁53及び第1の開閉手段である第1電磁弁55は、第1の送気手段を構成し、第2電空比例弁54及び第2電磁弁56は第2の送気手段を構成している。 【0051】 高圧口金63を介して炭酸ガスが入力される減圧器52の出力側は、2つに分岐しており、その一方は第1電空比例弁53、第1電磁弁55、第1圧力センサ58、第1流量センサ60、第1口金41a及び腹腔用チューブ45aが順に直列に接続されて構成される第1の管路である腹腔用流路であり、他方は第2電空比例弁54、第2電磁弁56、第2圧力センサ59、第2流量センサ61、第2口金41b及び管腔用チューブ45bが順に直列に接続されて構成される第2の管路である管腔用流路である。 【0052】 高圧口金63には高圧用ガスチューブ46が接続される。高圧用ガスチューブ46は、送気装置41の外部にある炭酸ガスボンベ(以下、ガスボンベと略記する)42と接続されている。 設定操作部65及び表示部66は、パネル部67を構成している。供給圧センサ51は、ガスボンベ42から供給された炭酸ガスの圧力を測定するとともに、その測定結果を制御部62に出力する。減圧器52は、気化されて高圧口金63を介して送気装置41内に供給された炭酸ガスを所定の圧力に減圧する。 【0053】 第1電空比例弁53は、減圧器52によって減圧された炭酸ガスを制御部62から出力される制御信号に基づいて、送気圧をおよそ第1の圧力である、0〜80mmHgの範囲に調整する。一方、第2電空比例弁54は、減圧器52で減圧された炭酸ガスを制御部62から出力される制御信号に基づいて、送気圧を第2の圧力である、およそ0〜500mmHgの範囲に調整する。 【0054】 第1電磁弁55及び第2電磁弁56は、制御部62から出力される制御信号に基づいて開閉動作される。第1圧力センサ58は、第1電空比例弁53の出力側の腹腔用流路内の圧力を測定し、その測定結果を制御部62に出力する。この第1圧力センサ58からの測定結果に基づき、制御部62は、腹腔内の圧力値を算出する。 【0055】 また、第2圧力センサ59は、第2電空比例弁54の出力側の管腔用流路内を測定して、その測定結果を制御部62に出力する。この第2圧力センサ59からの測定結果に基づき、制御部62は、管腔内の圧力値を算出する。 【0056】 第1流量センサ60及び第2流量センサ61は、口金41a、41bに供給されてゆく炭酸ガスの流量を測定して、その測定結果を制御部62に出力する。 すなわち、ガスボンベ42から供給された炭酸ガスは、減圧器52で減圧された後、制御部62から出力される制御信号に基づいて、腹腔用流路を介して腹腔内及び管腔用流路を介して管腔内に供給されるようになっている。 【0057】 なお、第1流量センサ60の出力側に設けられる第1リリーフ弁57aは、第1圧力センサ58の測定値が腹腔内圧力設定値を超えているとき、制御部62からの制御信号に基づいて開状態にされる。すなわち、第1リリーフ弁57aが開くことによって、腹腔内の炭酸ガスが大気中に放出されて、腹腔内圧力が減圧調整される。 【0058】 また、第2流量センサ61の出力側に設けられる第2リリーフ弁57aも、第2圧力センサ59の測定値が管腔内圧力設定値を超えているとき、制御部62からの制御信号に基づいて開状態にされる。こうして、管腔内圧力が減圧調整される。 【0059】 さらに、制御部62は、外部のシステムコントローラ5に接続され、各種検知情報信号、各種制御信号などをシステムコントローラ5に供給している。尚、このシステムコントローラ5には、呼気センサ301からの患者10が排出する終末呼気炭酸ガスの含有量に基づいて、モニタ装置200から算出された終末呼気炭酸ガス分圧の情報信号が供給される。 【0060】 次に図6に基づいて、送気装置41のパネル部67について説明する。 図6に示すように、送気装置41の一側面には設定操作部65と表示部66とを備えるパネル部67が設けられている。 【0061】 パネル部67には電源スイッチ71、送気開始ボタン72、送気停止ボタン73、設定操作部65である腹腔内圧力設定ボタン74a、74b及び腹腔側送気ガス流量設定ボタン75a、75b、管腔側送気ガス流量設定ボタン81a、81b、腹腔モード切替スイッチ82a、管腔モード切替スイッチ83a、表示部66であるガス残量表示部76、腹腔内圧力表示部77a、77b、腹腔側流量表示部78a、78b、送気ガス総量表示部79、管腔内流量表示部80a、80b、腹腔モード表示部82b、管腔モード表示部83bなどが設けられている。 【0062】 また、腹腔内への炭酸ガスの供給に際して、異常があった場合には第1警報通知手段である第1アラーム表示部84aが制御部62により点灯される。さらに、管腔内への炭酸ガスの供給に際して、異常があった場合には第2警報通知手段である第2アラーム表示部84bが制御部62によって点灯される。なお、腹腔内及び管腔内に異常が生じた場合、制御部62は、各アラーム表示部84a,84bの点灯と共に、図示しない警報ブザーを鳴らす。 【0063】 電源スイッチ71は、送気装置41の主電源をオン状態又はオフ状態に切り替えるスイッチである。送気開始ボタン72は腹腔側への炭酸ガスの供給開始を指示するボタンである。送気停止ボタン73は腹腔側への炭酸ガスの供給停止を指示するスイッチである。 【0064】 腹腔内圧力設定ボタン74a及び送気ガス流量設定ボタン75a、81aは、ボタン操作することによって各設定値を徐々に高くなる方向に変化させることができる。一方、腹腔内圧力設定ボタン74b及び送気ガス流量設定ボタン75b、81bは、ボタン操作することによって各設定値を徐々に低くなる方向に変化させることができる。 【0065】 ガス残量表示部76には、ガスボンベ42内の炭酸ガスの残量が表示される。腹腔内圧力表示部77aには第1圧力センサ58で測定された腹腔圧の測定結果が表示される。一方、腹腔内圧力表示部77bには、例えば腹腔内圧力設定ボタン74a、74bをボタン操作して設定された設定圧が表示される。 【0066】 腹腔側流量表示部78aには、第1流量センサ60によって測定された測定結果が表示される。一方、腹腔側流量表示部78bには、腹腔側送気ガス流量設定ボタン75a、75bをボタン操作して設定された設定流量が表示される。送気ガス総量表示部79には、第1流量センサ60の測定値に基づいて制御部62による演算によって求められる送気ガス総量が表示される。 【0067】 管腔側流量表示部80aには、第2流量センサ61によって測定された測定結果が表示される。一方、管腔側流量表示部80bには、管腔側送気ガス流量設定ボタン81a、81bをボタン操作して設定された設定流量が表示される。 【0068】 腹腔モード切替スイッチ82aは、第1口金41aへの炭酸ガスの供給を指示し、管腔モード切替スイッチ83aは第2口金41bへの炭酸ガスの供給を指示する。腹腔モード切替スイッチ82aが操作されると腹腔モード表示部82bが点灯され、この腹腔モードの選択操作と同時に、管腔モード表示部83bは消灯される。 【0069】 同様に、管腔モード切替スイッチ83aが操作されると管腔モード表示部83bが点灯され、この管腔モードの選択操作と同時に、管腔モード表示部82bは消灯される。なお、腹腔内圧力の設定、腹腔側及び管腔側の送気ガス流量の設定等は、集中操作パネル8によっても行える。 【0070】 また、集中表示パネル7に、腹腔内圧力表示部77a、77b、腹腔側流量表示部78a、78b、80a、80b、送気ガス総量表示部79に表示される値の中から術者が予め指定した1つ又は複数の値を表示させるようにしてもよい。 【0071】 以上のように、構成された本実施の形態の外科手術システム1の動作について図7〜図11に基づいて説明する。 図7は、送気装置が腹腔及び管腔に送気する際の制御例を説明するためのフローチャート図、図8は終末呼気炭酸ガス分圧の確認の制御例を説明するためのフローチャート図、図9は腹腔及び管腔の設定圧を下げる動作の制御例を説明するためのフローチャート図、図10は、腹腔及び管腔の設定圧を元に戻す動作の制御例を説明するためのフローチャート図、図11は、終末呼気炭酸ガス分圧、腹腔圧及び管腔圧の関係を示すタイミングチャート図である。 【0072】 はじめに、本実施形態の外科手術システム1の送気装置41が通常において行う動作から説明する。 先ず、医師又は看護師は、図6に示した、送気装置41の電源スイッチ71をON投入し、腹腔内圧力設定ボタン74a,74b、送気ガス流量設定ボタン75a、81a及び送気ガス流量設定ボタン75b、81bを操作して、腹腔及び管腔の内部圧力と、腹腔及び管腔へ供給する炭酸ガスの供給流量を設定する。 【0073】 尚、腹腔内の圧力は、医師又は看護師によって、例えば、8〜15mmHgに設定される。その一方、管腔内の圧力は、送気装置41によって、管腔側送気ガス流量設定ボタン81a、81bをボタン操作して設定された設定流量と腹腔内圧とに応じて、例えば、10mmHgに設定される。 【0074】 送気装置41の電源スイッチ71がON投入されると、制御部62は、図7のフローチャート図に示す各ステップ(S)の手順に基づく制御を行う。このとき、第1電磁弁55及び第2電磁弁56は、閉じた状態である。 また、図7に示すように、送気装置41の電源スイッチ71がON投入されると、制御部62は、終末呼気炭酸ガス分圧の確認(S10)を行い、腹腔モードであるか否かを判定する(S11)。この終末呼気炭酸ガス分圧の確認については、図8のフローチャート図に基づく処理が制御部62によって行われる。その詳細な説明においては、後述する。 【0075】 先ず、腹腔モードにおける送気装置41の動作を説明する。 制御部62は、上述のように、腹腔モードであるか否かを判定する(S11)。尚、腹腔モードでは、腹腔内に供給される炭酸ガスの流量制御は、炭酸ガスが流れる状態と炭酸ガスの流れが遮断される状態とが繰り返される。 【0076】 具体的には、先ず、制御部62は、第1圧力センサ58によって実際の腹腔内の圧力を検知(S12)して腹腔内圧力表示部77aに腹腔内圧力を表示する。同時に、腹腔内圧力表示部77bに表示されている設定値と腹腔内圧との差に応じて、第1電空比例弁53の送気圧を決定する。 【0077】 このとき、制御部62は、供給圧センサ51及び第1流量センサ60によって測定された測定結果が供給され、腹腔内圧が設定値に到達したか否かを判定する(S13)。そして、ガス残量表示部76には、ガス残量が表示され、腹腔内圧力表示部77aには腹腔内圧力が表示され、腹腔側流量表示部78aには流量が表示され、送気ガス総量表示部79には演算によって求められた送気ガスの総量が表示される。 【0078】 腹腔内の圧力が設定圧に達していないと判断した制御部62は、第1電磁弁55を開いて(S14)、第1電空比例弁53を開いて(S15)、所定時間の経過後に第1電磁弁55を閉じ(S16)、再び、ステップ10に移行する。送気装置41は、上述の制御動作を設定された腹腔圧まで繰り返し行う。 【0079】 こうして、ガスボンベ42から送気装置41内に供給された炭酸ガスは、減圧器52及び第1電空比例弁53によって所定の圧力に減圧され、且つ、所定の流量に調節され、第1電磁弁55を通過して第1口金41a、腹腔用チューブ45a及び第3トラカール16を介して腹腔内に送り込まれる。 【0080】 尚、上述したように、腹腔内の圧力は、医師又は看護師によって、例えば、8〜15mmHgに設定される。本実施の形態においては、医師又は看護師によって設定された腹腔内の圧力を例えば、10mmHgとする。また、手術開始時における患者10の腹腔内の圧力は、設定圧(10mmHg)よりも小さい圧力、すなわち、大気圧と略同一である。そのため、通常の手術開始時において、送気装置41は、腹腔内の圧力が設定圧(10mmHg)に達していないと判断する。 【0081】 ステップ13において、腹腔内の圧力が設定値(10mmHg)に達したと判断した制御部62は、管腔モードであるか否かの判断を行うステップ21に移行する。 すなわち、腹腔圧の制御では、腹腔モードであると判定されている限り、炭酸ガスが流れる状態と炭酸ガスの流れが遮断される状態とが繰り返して行われる。そして、腹腔内圧力が腹腔内圧力表示部77bに表示されている設定値近傍の所定値に到達すると、腹腔への送気が停止状態となる。 【0082】 このことによって、術者は、腹腔内が所定の圧力により空間が形成され、第1トラカール14に配置された硬性内視鏡21によって、処置部位の観察を行いながら、第2トラカール15を介して腹腔内に挿入した電気メス13で処置等を行える。なお、制御部62に入力される第1圧力センサ58からの測定結果が腹腔内圧力表示部77bに表示されている設定値より高くなった場合、制御部62は、制御信号を第1リリーフ弁57aに対して出力する。これにより、第1リリーフ弁57aが開状態にされて、腹腔内の炭酸ガスを大気中に放出されて、腹腔内圧力が減圧される。 【0083】 次に、管腔モードにおける送気装置41の動作を説明する。 ステップS11において、腹腔モードではないと判定された場合又はステップ13において腹腔圧が設定圧に達したと判断された場合、管腔モードであるか否かが判定される(S21)。このステップS21において、制御部62は、管腔モードではないと判定した場合、ステップS10に再び移行する。 【0084】 一方、管腔モードであると判定した制御部62は、第2圧力センサ59によって実際の管腔内の圧力を検知(S22)して、管腔側送気ガス流量設定ボタン81a、81bをボタン操作して設定された設定流量と腹腔内圧とに応じて、第2電空比例弁54の送気圧を決定する。 【0085】 このとき、制御部62には、供給圧センサ51及び第2流量センサ61によって測定された測定結果が供給され、管腔内圧が設定値に到達したか否かが判定(S23)される。腹腔モードと同様にして、ガス残量表示部76には、ガス残量が表示され、管腔側流量表示部80aには流量が表示され、送気ガス総量表示部79には演算によって求められた送気ガスの総量が表示される。 【0086】 管腔内の圧力が設定圧に達していないと判断した制御部62は、第2電磁弁56を開き(S24)、第2電空比例弁54を開いて(S25)、所定時間の経過後に第2電磁弁56を閉じ(S26)、再び、ステップ10に移行する。送気装置41は、ステップ24からステップ26の制御動作を設された管腔圧となるまで繰り返し行う。 【0087】 尚、上述したように、管腔内の圧力は、医師又は看護師によって、管腔側送気ガス流量設定ボタン81a、81bをボタン操作して設定された設定流量と腹腔内圧とに応じて、例えば、10mmHgに設定される。また、手術開始時における患者10の管腔内の圧力は、設定圧(10mmHg)よりも小さい圧力、すなわち、大気圧と略同一である。そのため、通常の手術開始時において、送気装置41は、管腔内の圧力が設定圧(10mmHg)に達していないと判断する。 【0088】 ガスボンベ42から送気装置41内に供給された炭酸ガスは、減圧器52及び第2電空比例弁54によって所定の圧力に減圧され、且つ、所定の流量に調節され、第2電磁弁56を通過して第2口金41b、管腔用チューブ45b及び第2内視鏡31を介して腹腔内に送り込まれる。 【0089】 ステップ23において、管腔内の圧力が設定値(10mmHg)に達したと判断した制御部62は、ステップ10に移行する。 すなわち、腹腔モードと同様に、管腔圧の制御では、管腔モードであると判定されている限り、炭酸ガスが流れる状態と炭酸ガスの流れが遮断される状態とが繰り返して行われる。そして、管腔内圧力が設定値(10mmHg)近傍の所定値に到達すると、管腔への送気が停止状態となる。 【0090】 従って、管腔モードである間、ガスボンベ42から高圧用ガスチューブ46を介して送気装置41内に供給されていた炭酸ガスは、減圧器52及び第2電空比例弁54で所定の圧力に減圧され、かつ所定の流量において第2電磁弁56を通過して第2流量センサ61、第2口金41b、管腔用チューブ45b、第2内視鏡31を介して管腔内に送り込まれていく。 【0091】 管腔への送気状態のとき、制御部62には、供給圧センサ51及び第2流量センサ61によって測定された測定結果が入力される。このことによって、ガス残量表示部76には、ガス残量が表示され、管腔側流量表示部80aには流量が表示され、送気ガス総量表示部79には演算によって求められた送気ガスの総量が表示される。 【0092】 管腔への炭酸ガスの供給が行われている間において、第1圧力センサ58及び第2圧力センサ59は、腹腔内及び管腔内の圧力を常時検出し、制御部62にて監視している状態にある。ここで、管腔への送気中に腹腔内の圧力が設定値よりも所定の圧力値以上に上昇した場合には、制御部62は第2電磁弁56及び第2電空比例弁54を閉じて管腔への送気を停止すると共に、第2リリーフ弁57bを開状態にする。このことによって、第2リリーフ弁57bを開状態にして管腔内の炭酸ガスを大気中に放出させて管腔内圧を設定値近傍になるまで減圧する。 【0093】 次に、図7に示した、ステップ10での終末呼気炭酸ガス分圧の確認を行う際に、送気装置41が行う動作について、図8〜図10のフローチャート図及び図11の終末呼気炭酸ガス分圧、腹腔圧及び管腔圧の各圧力値を示したタイミングチャート図を使って説明する。 【0094】 先ず、制御部62には、モニタ装置200からの終末呼気炭酸ガス分圧の算出値がシステムコントローラ5を介して入力される。そして、制御部62は、図8に示す、入力された終末呼気炭酸ガス分圧の圧力値が閾値よりも小さいか否かの判定を行う(S31)。 尚、本実施の形態における患者10の終末呼気炭酸ガス分圧の閾値は、終末呼気炭酸ガス分圧が例えば、5mmHgとなった値とする。 【0095】 ステップ31において終末呼気炭酸ガス分圧の値が閾値である5mmHg以上であると判断した制御部62は、終末呼気炭酸ガス分圧の確認を終了し、図7に示す、ステップ11に移行する。 その一方、ステップ31において終末呼気炭酸ガス分圧の値が閾値である5mmHg以下であると判断した制御部62は、腹腔設定圧を下げ(S32)、管腔設定圧を下げる(S33)。そして、所定時間経過後に、制御部62は、システムコントローラ5から入力された終末呼気炭酸ガス分圧の値が閾値(5mmHg)よりも大きいか否かの判断を行う(S34)。 【0096】 例えば、本実施の形態においては、ステップ32において腹腔設定圧は、設定圧(10mmHg)値の半分の値(5mmHg)に再設定される。尚、腹腔内の圧力値が再設定値(5mmHg)にされても、所定時間の経過後、終末呼気炭酸ガス分圧の値が5mmHg以上とならない場合、さらに、腹腔設定圧は、再設定圧力値(5mmHg)の半分の値(2.5mmHg)となるように、再々設定される。 【0097】 同じように、ステップ33において管腔設定圧は、本実施の形態における設定圧(10mmHg)値の半分の値(5mmHg)に再設定される。尚、管腔内の圧力値が再設定値(5mmHg)にされても、所定時間の経過後、終末呼気炭酸ガス分圧の値が5mmHg以上とならない場合、さらに、管腔設定圧は、再設定圧力値(5mmHg)の半分の値(2.5mmHg)となるように、再々設定される。 【0098】 ステップ34でのシステムコントローラ5から入力された終末呼気炭酸ガス分圧が閾値(5mmHg)以上であると判断した制御部62は、腹腔設定圧を初期に設定された値、すなわち、術者によって設定された値(10mmHg)に戻す(S35)。そして、管腔設定圧を術者によって設定された設定流量と腹腔圧との関係により、初期の管腔設定圧値(10mmHg)に戻し(S36)、終末呼気炭酸ガス分圧の確認を終了し、図7に示す、ステップ11に移行する。 【0099】 上述の送気装置41のより具体的な動作について、図9〜図11を使用して、以下に説明する。 なお、以下の説明において、図8に示したステップ32の腹腔設定圧を下げる動作は、図9のステップ41〜ステップ44の動作に該当し、図8のステップ33の管腔設定圧を下げる動作は、図9のステップ45〜ステップ48の動作に該当する。また、図8に示したステップ35の腹腔設定圧を元に戻す動作は、図10のステップ51〜ステップ56の動作に該当し、図8のステップ36の管腔設定圧を元に戻す動作は、図10のステップ57〜ステップ62の動作に該当する。 【0100】 例えば、図11に示す時刻t0において、呼気センサ301によって検出された患者10の呼気終末炭酸ガス濃度に基づき、モニタ装置200によって算出された終末呼気炭酸ガス分圧の値が閾値(5mmHg)よりも下回ったとする。このとき、制御部62は、図9に示す、腹腔設定圧を変更し(S41)、第1リリーフ弁57aを開き(S42)、所定の時間経過に第1リリーフ弁57aを閉じる(S43)。変更する腹腔設定圧の値は、上述したように、変更前の腹腔設定圧値(10mmHg)の半分の値(5mmHg)にされる。 【0101】 そして、制御部62は、第1圧力センサ58及び第1流量センサ60によって測定された測定結果を受けて、腹腔内圧が再設定圧に到達したか否かを判定(S44)する。すなわち、第1リリーフ弁57aは、腹腔内圧が再設定圧(5mmHg)に到達するまで、開閉動作を繰り返す。これにより、腹腔内に供給されている炭酸ガスは、第1リリーフ弁57aが開状態のときに外部へ排出される。すなわち、ステップ44において、腹腔圧が再設定圧に達していない場合、制御部62は、再び、ステップ42に移行する。 【0102】 例えば、図11の時刻t1において、制御部62は、腹腔内圧が再設定圧(5mmHg)に到達したと判断したとき、管腔設定圧を変更する(S45)。変更する管腔設定圧の値は、上述したように、変更前の管腔設定圧値(10mmHg)の半分の値(5mmHg)である。 【0103】 制御部62は、腹腔内の圧力が再設定圧(5mmHg)に達する図11の時刻t1において、管腔内の圧力を下げるために、第2リリーフ弁57bを開き(S46)、所定の時間経過後、第2リリーフ弁57bを閉じて(S47)、第2圧力センサ59及び第2流量センサ61によって測定された測定結果を受けて、管腔内圧が再設定圧(5mmHg)に到達したか否かを判定(S47)する。すなわち、第2リリーフ弁57bは、管腔内圧が再設定圧(5mmHg)に到達するまで、開閉動作を繰り返す。これにより、管腔内に供給されている炭酸ガスは、第2リリーフ弁57bを介して外部へ排出される。 【0104】 例えば、図11の時刻t2において、管腔内圧が設定値(5mmHg)に到達したと判断したとき、制御部62は、図8に示した、ステップ34に移行する。尚、変更する管腔設定圧の値は、上述したように、変更前の管腔設定圧値(10mmHg)の半分の値(5mmHg)である。 【0105】 そして、制御部62は、ステップ34での終末呼気炭酸ガス分圧が閾値よりも大きいか否かの判断を行う。例えば、図11に示す時刻t3において、呼気センサ301から入力された呼気終末炭酸ガス濃度により、モニタ装置200が終末呼気炭酸ガス分圧を算出した値が閾値(5mmHg)よりも大きくなったとする。このとき、制御部62には、システムコントローラ5を介して、終末呼気炭酸ガス分圧の算出信号が入力される。そして、制御部62は、図10に示すように、当初の腹腔設定圧、すなわち、術者によって設定された腹腔の設定圧(10mmHg)に戻す(S51)。 【0106】 そして、制御部62は、腹腔内の圧力を上げるため、第2電磁弁56を閉じ(S52)、第1電磁弁55を開いて(S53)、第1電空比例弁53を開く(S54)。これにより、ガスボンベ42から送気装置41内に供給された炭酸ガスは、減圧器52及び第1電空比例弁53によって所定の圧力に減圧され、且つ、所定の流量に調節され、第1電磁弁55を通過して第1口金41a、腹腔用チューブ45a及び第3トラカール16を介して腹腔内に送り込まれる。そして、制御部62は、第1電磁弁55を所定時間経過後に閉じる(S55)。 【0107】 次に、制御部62には、供給圧センサ51及び第1流量センサ60によって測定された測定結果が供給され、制御部62は、腹腔内圧が設定圧(10mmHg)に到達したか否かを判定する(S56)。こうして、腹腔は、ステップ53からステップ56の動作が繰り返し行われ、内部圧力が設定圧(10mmHg)となるまで送気される。そして、腹腔内圧が設定圧(10mmHg)に到達したと判断した制御部62は、ステップ57へ移行する。こうして、腹腔への送気が停止され、例えば、図11の時刻t4に示すように腹腔内の圧力が一定に保たれる。 【0108】 この時刻t4において、腹腔への送気が停止されると、制御部62は、システムコントローラ5から初期の管腔設定圧(10mmHg)が入力される(S57)。そして制御部62は、入力された設定圧に基づき、管腔内の圧力を上げるため、第2電磁弁56を開き(S58)、第2電空比例弁54を開いて(S59)、所定の時間経過後に第2電磁弁を閉じる(S60)。これにより、ガスボンベ42から送気装置41内に供給された炭酸ガスは、減圧器52及び第2電空比例弁54によって所定の圧力に減圧され、且つ、所定の流量に調節され、第2電磁弁56を通過して第2口金41b、管腔用チューブ45b及び第2内視鏡31を介して管腔内に送り込まれる。 【0109】 次に、制御部62には、第2圧力センサ59及び第2流量センサ61によって測定された測定結果が供給される。そして、制御部62は、管腔内圧が設定圧(10mmHg)に到達したか否かを判定する(S61)。こうして、管腔は、ステップ58からステップ61の動作が繰り返し行われ、内部圧力が設定圧(10mmHg)となるまで送気される。そして、管腔内圧が設定圧(10mmHg)に到達したと判断した制御部62は、制御を終了する。こうして、例えば、図11に示すように、時刻t5において、管腔への送気が停止され、管腔は、設定圧力(10mmHg)が保もたれる。 【0110】 以上説明したように、患者10が排出した呼気から呼吸器300の呼気センサ301が検出する呼気終末炭酸ガス濃度により、モニタ装置200が算出した終末呼気炭酸ガス分圧に基づき、送気装置41は、腹腔及び管腔を減圧又は加圧する。 【0111】 本実施の形態の送気装置41は、患者10の終末呼気炭酸ガス分圧が低下した場合、図11に示したように、腹腔内の炭酸ガスを先に排出し、腹腔を再設定した圧力(ここでは5mmHg)に調圧して、次いで、管腔内の炭酸ガスを再設定した圧力(ここでは5mmHg)となるまで排出する。これにより、手技を行っている腹腔の領域が急激に狭まることが無いため、術者は、続けて患部の処置を行うことができる。そのため、術者は、患者10の終末呼気炭酸ガス分圧の低下状態に伴って、手技中の患部への応急処置が行え、一時的な手技の中断を行うこともできる。 【0112】 なお、本実施の形態においては、初期の腹腔及び管腔の各設定圧に対して、1回の減圧を行う動作について説明したが、患者10の終末呼気炭酸ガス分圧の低下状態により、送気システム4は、段階的な腹腔及び管腔の内部圧力の減圧動作を行う。 【0113】 以上の結果、本実施の形態の送気システム4によれば、患者10の腹腔内及び管腔内へ供給される気腹用気体の過剰供給を抑止することができる。 【0114】 なお、本実施の形態の説明において、腹腔及び管腔を減圧又は加圧するために、制御部62が判断する終末呼気炭酸ガス分圧の閾値は、同じ値にしたが、制御部62は、2つの閾値、すなわち、腹腔及び管腔を減圧する第1の閾値と、腹腔及び管腔を加圧する第2の閾値を夫々判断するようにしても良い。 【0115】 (第2の実施の形態) 以下、図面を参照して本発明の第2の実施の形態を説明する。なお、第1の実施の形態にて既に記述した構成に同じ符号を付して、説明を省略し、異なる構成、作用、効果のみを主に説明する。 図12は、本実施形態に係る、送気システムを有する腹腔鏡下外科手術システムの構成を説明する図、図13は送水タンクを説明するための図、図14は送気装置の内部構成を示す構成図である。 【0116】 図12に示すように、本実施の形態の腹腔鏡下外科手術システム1は、送気装置41に一端が接続されている管腔用チューブ45bの他端がカート9に設置される送水タンク32aに接続されている。 【0117】 すなわち、送気装置41からの炭酸ガスは、管腔用チューブ45b、送水タンク32a、送気送水チューブ36A及び光源コネクタ36aを介してユニバーサルコード36内の送気チャンネルを通って、管腔内へ供給される。 【0118】 第2内視鏡31の光源コネクタ36aは、第2光源装置32とも接続されている。すなわち、第2光源装置32の図示しないコンプレッサからのエアーは、光源コネクタ36aから第2内視鏡31のユニバーサルコード36及び挿入部34を介して管腔内へ供給される。なお、この第2光源装置32のコンプレッサは、システムコントローラ5により制御されており、通常において駆動しないように制御されている。 【0119】 詳しくは、送気装置41より炭酸ガスが管腔内に供給されているときに、システムコントローラ5は、第2光源装置32のコンプレッサの駆動を停止している。すなわち、光源装置32のコンプレッサのエアーは、送気装置41による炭酸ガスの送気と同時に管腔内への供給が行われないようにシステムコントローラ5によって制御されている。 【0120】 従って、送気装置41が管腔内へ炭酸ガスの送気中に、ユーザによって第2内視鏡31の送気送水スイッチ35aが操作されても光源装置32のコンプレッサは駆動されない。 【0121】 ここで、図13に示す送水タンク32aについて説明する。 図13に示すように、送水タンク32a内には、蒸留水などの液体が貯留されている。送水タンク32aは、第2光源装置32と接続された送気送水チューブ36Aと送気装置41と接続された管腔用チューブ45bの夫々のチューブ端の開口部がタンク内部と連通されている。また、送気送水チューブ36A内には、Y字に分岐している送気チューブ36Bと送水チューブ36Cとが挿通されている。送気チューブ36Bは、一端が第2光源装置32に接続され、他端は2つに分岐して送水タンク32aと光源コネクタ36aとに接続されている。送水チューブは、一端が送水タンク32a内の液体に浸されており、他端は光源コネクタ36aと接続されている。 【0122】 第2内視鏡31の送気送水スイッチ35aが操作されることによって、送気装置41からの炭酸ガス又は第2光源装置32からのエアーと、送水タンク32a内の蒸留水が選択的に第2内視鏡31の挿入部34の先端から管腔内に供給される。詳しくは、送気送水スイッチ35aにおいて送水が選択されると、送気チューブ36Bが第2内視鏡31の操作部35の内部において閉塞される構造となっている。 【0123】 送水タンク32a内に供給された送気装置41からの炭酸ガス又は第2光源装置32からのエアーによって送水タンク32a内の圧力が上昇し、送水タンク32a内の蒸留水は、送水チューブ36C内に押し流され光源コネクタ36a、ユニバーサルコード36を介して第2内視鏡31の挿入部34先端から管腔内へ供給される。また、送気送水スイッチ35aにおいて送気が選択されると、送水チューブ36Cが第2内視鏡31の操作部35の内部において閉塞される。 【0124】 送水タンク32a内に供給された送気装置41からの炭酸ガス又は第2光源装置32からのエアーは、送水タンク32a内を通って、送気チューブ36B内に流れて第2内視鏡31の挿入部34先端から管腔内へ供給される。なお、第2内視鏡31の送気送水スイッチ35aは、術者によって操作されるものである。 【0125】 また、図14に示すように、システムコントローラ5は、第1の実施の形態と同様に、送気装置41の制御部62及びモニタ装置200と電気的に接続されている。従って、システムコントローラ5は、入力された呼吸器300の呼気センサ301が検出する呼気終末炭酸ガス濃度により、モニタ装置200が算出した終末呼気炭酸ガス分圧の検出信号を制御部62に供給する。さらに、システムコントローラ5は、第2光源装置32と電気的に接続されている。 【0126】 以上のように構成された本実施形態の送気システム4の動作について、図15のフローチャート図を使用して、以下に説明する。 尚、図15のステップ41〜ステップ48は、第1の実施の形態の図9のフローチャート図にて説明しているため、その説明を省略する。本実施の形態においては、ステップ48の後に、制御部62は、システムコントローラ5に第2光源装置32のコンプレッサ駆動要求信号を供給する(S49)。 【0127】 そして、制御部62から制御信号を受けたシステムコントローラ5は、第2光源装置32のコンプレッサを起動させると共に、さらに、表示パネル7のパネル上に、図16に示すようなアラーム画面7Bを表示させる。このアラーム画面7Bには、図16に示すような「管腔内への送気を光源装置によるAIRの送気に切替えます。」というようなアラームメッセージが表示される。 【0128】 これにより、術者は、第2内視鏡31の送気送水スイッチ35aの所定の操作に基づき、第2光源装置32のコンプレッサから所定の圧力のエアーを管腔内へ供給可能となる。 【0129】 以上の結果、本実施の形態の送気システム4は、第1の実施の形態の効果に加え、患者10の終末呼気炭酸ガス分圧が閾値以下となった場合、管腔への炭酸ガスの供給を停止して、空気を供給することにより、手技の中断を防ぐことができる。 【0130】 なお、第1、第2の実施の形態において、送気システム4は、モニタ装置200からの例えば、動脈血酸素飽和量、血流量など変化に基づき、腹腔及び管腔の内部圧力を減圧或いは加圧するようにしても良い。さらに、これらの生体情報の組み合わせについて、その変化に応じて腹腔及び管腔の内部圧力を減圧或いは加圧するようにしても良い。 また、本発明は、以上述べた実施形態のみに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である。 【図面の簡単な説明】 【0131】 【図1】第1の実施の形態に係る、外部装置であるモニタ装置及び呼吸器が図示された腹腔鏡下外科手術システムの構成を示す図である。 【図2】同、送気システムを有する腹腔鏡下外科手術システムの構成を説明する図である。 【図3】同、集中操作パネルを説明するための図である。 【図4】同、集中表示パネルを説明するための図である。 【図5】同、送気装置の内部構成を示す構成図である。 【図6】同、送気装置のパネル部を説明するための図である。 【図7】同、送気装置が腹腔及び管腔に送気する際の制御例を説明するためのフローチャート図である。 【図8】同、終末呼気炭酸ガス分圧の確認の制御例を説明するためのフローチャート図である。 【図9】同、腹腔及び管腔の設定圧を下げる動作の制御例を説明するためのフローチャート図である。 【図10】同、腹腔及び管腔の設定圧を元に戻す動作の制御例を説明するためのフローチャート図である。 【図11】同、終末呼気炭酸ガス分圧、腹腔圧及び管腔圧の関係を示すタイミングチャート図である。 【図12】第2の実施の形態に係る、送気システムを有する腹腔鏡下外科手術システムの構成を説明する図である。 【図13】同、送水タンクを説明するための図である。 【図14】同、送気装置の内部構成を示す構成図である。 【図15】同、腹腔及び管腔の設定圧を下げる動作の制御例を説明するためのフローチャート図である。 【図16】同、表示パネルのパネル上に表示されるアラーム画面を説明するための図である。 【図17】腹腔内に挿入される内視鏡に加えて、大腸等の管腔内に内視鏡の挿入部を挿入して処置部位を治療する手技を行う従来の腹腔鏡下外科手術システムを説明する図である。 【符号の説明】 【0132】 1・・・腹腔鏡下外科手術システム、2・・・第1内視鏡システム、3・・・第2内視鏡システム、4・・・送気システム、5・・・システムコントローラ、41・・・送気装置、42・・・炭酸ガスボンベ、51・・・供給圧センサ、52・・・減圧器、53・・・第1電空比例弁、54・・・第2電空比例弁、55・・・第1電磁弁、56・・・第2電磁弁、57a・・・第1リリーフ弁、57b・・・第2リリーフ弁、58・・・第1圧力センサ、59・・・第2圧力センサ、60・・・第1 流量センサ、61・・・第2流量センサ、62・・・制御部 代理人 弁理士 伊藤 進
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| 【出願人】 |
【識別番号】000000376 【氏名又は名称】オリンパス株式会社 【住所又は居所】東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号
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| 【出願日】 |
平成16年12月15日(2004.12.15) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100076233 【弁理士】 【氏名又は名称】伊藤 進
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| 【公開番号】 |
特開2006−167122(P2006−167122A) |
| 【公開日】 |
平成18年6月29日(2006.6.29) |
| 【出願番号】 |
特願2004−363368(P2004−363368) |
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