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【発明の名称】 超音波診断医用カプセル
【発明者】 【氏名】宮本 眞一
【住所又は居所】東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリンパスメディカルシステムズ株式会社内

【氏名】伊藤 誠一
【住所又は居所】東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリンパスメディカルシステムズ株式会社内

【氏名】木内 英明
【住所又は居所】東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリンパスメディカルシステムズ株式会社内

【氏名】谷口 優子
【住所又は居所】東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリンパスメディカルシステムズ株式会社内

【要約】 【課題】カプセル内の充填率を向上させて超音波振動子ユニットと回路基板の相互のノイズ干渉が防げてカプセルの小型を可能とする超音波診断医用カプセルを提供する。

【解決手段】超音波を送受信する超音波振動子4と超音波振動子を走査させる機能を有する超音波振動子ユニット3と、超音波振動子ユニットの超音波走査の駆動制御を行う回路機能と受信した超音波エコー信号に所定の処理を施して超音波画像の無線信号を生成する回路機能等を有する回路基板ユニット14と、超音波振動子ユニットと回路基板ユニットを相互に重なり合うように配置し、超音波振動子ユニットの超音波振動子を除く部分をシールド円筒体10でシールドする超音波診断医用カプセル。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
超音波を送受信する超音波振動子と、前記超音波振動子からの超音波を走査させる機能を有する超音波振動子ユニットと、
前記超音波振動子ユニットの超音波走査の駆動制御を行う回路機能と、前記超音波振動子が受信した超音波エコー信号に所定の処理を施して超音波画像の無線信号を生成する回路機能等を有する回路基板ユニットと、
前記超音波振動子ユニットと前記回路基板ユニットとの間に設けた遮蔽手段と、
を具備したことを特徴とする超音波診断医用カプセル。
【請求項2】
前記遮蔽手段は、前記超音波振動子ユニットの少なくとも前記超音波振動子を除く部分が内装されるシールド部材にて形成された円筒体であることを特徴とした請求項1に記載の超音波診断医用カプセル。
【請求項3】
前記遮蔽手段は、前記超音波振動子ユニットの少なくとも前記超音波振動子を除く部分と、前記回路基板ユニットとの間に配置されるシールド部材にて形成された平板体であることを特徴とした請求項1に記載の超音波診断医用カプセル。
【請求項4】
前記回路基板ユニットは、前記超音波振動子ユニットの長手方向と並行に配置し、かつ、前記超音波振動子ユニットの前記超音波振動子を除く部分の一部と重なり合うように配置することを特徴とした請求項1乃至3のいずれかに記載の超音波診断医用カプセル。
【請求項5】
前記回路基板ユニットは、前記超音波振動子ユニットの長手方向と直交する方向に配置し、かつ、前記超音波振動子ユニットの超音波振動子を除く部分の一部を挿通させる開口を有することを特徴とした請求項1または2のいずれかに記載の超音波診断医用カプセル。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、生体内に挿入して観測用の超音波信号を送受信し、生体内のエコー信号にて診断用の超音波断層画像を得るための超音波診断医用カプセルに関する。
【背景技術】
【0002】
従来から超音波振動子プローブにて観測用超音波信号を生体組織へ送受信し、生体組織から反射された超音波エコー信号により診断用の超音波断層画像を得る超音波診断装置が用いられている。この超音波診断装置の超音波振動子プローブの代わりに、カプセル内に超音波振動子と超音波を走査する機能を内蔵された超音波カプセルを用いて、超音波振動子プローブでは診断が困難な部位においても超音波診断を可能とした超音波診断医用カプセルが提案されている。
【0003】
超音波診断医用カプセルは、例えば、特許文献1に開示されている。この特許文献1の超音波診断医用カプセルは、超音波を送受波する超音波振動子、超音波振動子を回動させる超音波モータ、超音波モータと同軸に配設されたエンコーダ及びロータリトランス、電池、超音波信号の送受信を行うためのテレメトリィ回路基板、超音波走査を行うための振動子走査回路基板、及び各回路への駆動用電源の供給と電池の充電制御の電源制御回路基板等がカプセル内に設けられている。
【0004】
超音波診断医用カプセルは、超音波振動子プローブでは診断が困難な生体深部の部位に長時間挿入させるために、カプセル内の回路機能を長時間駆動させる電力を有する電池が大型化となり、カプセル全体形状も大型化する。このため特許文献1の超音波診断医用カプセルは、体外から供給するエネルギー信号を超音波振動子にて受信して電池の充電を可能とすることで超音波診断医用カプセルの小形化を図っている。
【特許文献1】特開平9−135832号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
超音波診断医用カプセルは、前述したように、生体内の深部に挿入させるために、可能な限り小形化されることが望ましい。特許文献1に開示されて超音波診断医用カプセルのように、体外からエネルギー信号を超音波振動子に送信して電池の充電を可能とすることで電池の小形化を図ると共に、超音波振動子と超音波モータ等の超音波振動子ユニットと、超音波走査させる振動子走査回路基板、超音波信号の送受信を行うためのテレメトリィ回路基板、及び電源制御回路基板等の複数の回路基板の小型化と、それら回路基板の配置構成も考慮する必要がある。
【0006】
カプセル内の超音波振動子ユニットと、複数の回路基板とを部分的に重なり合うように配置させるとカプセル内の充填率が向上してカプセルの小型化が可能なる。しかし、超音波振動子ユニットと複数の回路基板の相互の間にてノイズ干渉が生じ、特に生体組織から反射された超音波エコー信号は微弱であるためにノイズが混入すると、超音波断層画像の画質が劣化する課題がある。
【0007】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、カプセル内の各種回路機能の充填率を向上させて超音波振動子ユニットと回路基板の相互のノイズ干渉が防げてカプセルの小型を可能とする超音波診断医用カプセルを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の超音波診断医用カプセルは、超音波を送受信する超音波振動子と、前記超音波振動子からの超音波を走査させる機能を有する超音波振動子ユニットと、前記超音波振動子ユニットの超音波走査の駆動制御を行う回路機能と、前記超音波振動子が受信した超音波エコー信号に所定の処理を施して超音波画像の無線信号を生成する回路機能等を有する回路基板ユニットと、前記超音波振動子ユニットと前記回路基板ユニットとの間に設けた遮蔽手段とを具備したことを特徴とする。
【0009】
本発明の超音波診断医用カプセルの前記遮蔽手段は、前記超音波振動子ユニットの少なくとも前記超音波振動子を除く部分が内装されるシールド部材にて形成された円筒体であることを特徴としている。
【0010】
本発明の超音波診断医用カプセルの前記遮蔽手段は、前記超音波振動子ユニットの少なくとも前記超音波振動子を除く部分と、前記回路基板ユニットとの間に配置されるシールド部材にて形成された平板体であることを特徴としている。
【0011】
本発明の超音波診断医用カプセルの前記回路基板ユニットは、前記超音波振動子ユニットの長手方向と並行に配置し、かつ、前記超音波振動子ユニットの前記超音波振動子を除く部分の一部と重なり合うように配置することを特徴としている。
【0012】
本発明の超音波診断医用カプセルの前記回路基板ユニットは、前記超音波振動子ユニットの長手方向と直交する方向に配置し、かつ、前記超音波振動子ユニットの超音波振動子を除く部分の一部を挿通させる開口を有することを特徴としている。
【発明の効果】
【0013】
本発明の超音波診断医用カプセルは、超音波振動子ユニットと複数の回路基板ユニットの一部を相互に重なり合うように配置させることでカプセルの小型が可能となり、かつ、超音波振動子ユニットと回路基板ユニットの相互のノイズ干渉を確実に遮蔽できて、画質の優れた超音波断層画像が得られる効果を有している。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。図1乃至図5は本発明の一実施形態に係り、図1は本発明の一実施形態に係る超音波診断医用カプセルの全体構成を示す斜視図、図2は本発明の一実施形態に係る超音波診断医用カプセルの概略構成を示すブロック図、図3は本発明の一実施形態に係る超音波診断医用カプセルの内部構成を示し、図1に示す切断線X−Xから切断した断面図、図4は本発明の一実施形態に係る超音波診断医用カプセルに用いられる基板ユニット固定部材を示す斜視図、及び図5は本発明の一実施形態に係る超音波診断医用カプセルの振動子ユニットと回路基板ユニットの関係を示す平面図である。
【0015】
本発明に係る超音波診断医用カプセル(以下、単に超音波カプセルと称する)1の概略構成について図2を用いて説明する。本発明に係る超音波カプセル1は、生体組織から反射された超音波エコー信号を無線信号に変換して体外に送信させる無線式の超音波カプセルである。超音波カプセル1は、振動子ユニット3と、回路基板ユニット14、およびアンテナ17からなっている。
【0016】
振動子ユニット3は、超音波信号の送信および超音波エコー信号の受信を行う超音波振動子4、超音波振動子4と回路基板ユニット14との間にて超音波の発生制御信号や超音波エコー信号等の送受信を行うスリップリング5、超音波振動子4を回転させて、超音波信号をラジアル方向に放射させるためのモータ6、および超音波振動子4の回転角度を検出するエンコーダ7からなっている。
【0017】
回路基板ユニット14は、超音波振動子4にて受信した超音波エコー信号をスリップリング5を介して取り込み、超音波エコー信号の増幅と検波等を行い超音波画像信号を生成する信号処理回路が形成された信号処理回路基板ユニット14b、信号処理回路基板ユニット14bにて生成された超音波画像信号を無線信号に変換してアンテナ17から送信させる無線送信回路が形成された無線送信回路基板ユニット14a、スリップリング5を介して超音波振動子4に超音波の発生制御信号であるパルス信号を生成して供給するパルスサー回路が形成されたパルサー回路基板ユニット14d、超音波振動子4を回転させるモータ6の回転を制御するモータ制御回路が形成されたモータ制御回路基板ユニット14c、および電池からの電力にて信号処理回路基板ユニット14b、無線送信回路基板ユニット14a、パルサー回路基板ユニット14d、モータ制御回路基板ユニット14cの各回路の動作電源を供給制御する電源制御回路が形成された電源制御回路基板ユニット13からなっている。なお、エンコーダ7にて検出された超音波振動子4の回転角度(モータ3cの回転角度でも良い)は、パルサー回路基板ユニット14dとモータ制御回路基板ユニット14cに供給されて、パルサー回路基板ユニット14dにて生成されるパルス信号のタイミングを制御し、かつ、モータ制御回路基板ユニット14cにてモータ3cの回転速度の調整制御が行われる。
【0018】
このような構成の超音波カプセル1の外観形状は、図1に示すように、図中2点鎖線で示すカプセル状の外装ケース2と、このカプセル状の外装ケース2の長手方向の一方端の中央部分から突出させた振動子ユニット3の超音波振動子4が内蔵された先端キャップ3aからなる。外装ケース2は、内部が中空形状であり、振動子ユニット3の超音波振動子を除く部分、複数の回路基板ユニット13,14a〜14d、アンテナ17(図中2点鎖線で示す)、及び電池が収納されるバッテリホルダ19が収納されている。
【0019】
外装ケース2は、長手方向に先端側ケース2aと後端側ケース2bに2分割されるようになっている。先端側ケース2aと後端側ケース2bは、断面がそれぞれU字状に形成され、先端側ケース2aと後端側ケース2bを結合することでカプセル状となる。なお、先端側ケース2aと後端側ケース2bを結合する際には、パッキン部材を介して結合させて、先端側ケース2aと後端側ケース2bにて形成される内部空間は、水等が浸入しないよう水密的に結合させる。
【0020】
先端側ケース2aと後端側ケース2bを結合した状態の長手方向の中心軸上の先端側ケース2aから振動子ユニット3の超音波振動子4を内装する先端キャップ3aが突出させて設けられている。先端キャップ3aは、内部の超音波振動子4が回転自在に配置される断面形状が略U字状となっている。振動子ユニット3は、超音波振動子4以外に、先端側ケース2aの内部に設けられる後述するモータ、エンコーダ等からなっている。
【0021】
なお、先端キャップ3aの内部の超音波振動子4の周囲は、流動パラフィン等の超音波伝導用の流動体が充填される。先端キャップ3aの先端には、超音波伝導用の流動体を充填するための開口が設けられ、その開口から超音波伝導用の流動体を充填後パッキンを有するネジ3bにて封止されるようになっている。また、先端キャップ3aの後端側は、先端側ケース2aに水密的に取付固定されると共に、後述する電気的シールド部材にて円筒形状に形成されたシールド円筒体10と結合されている。
【0022】
シールド円筒体10の内部には、後述する振動子ユニット3を構成する超音波振動子4を回転させるモータ6、及び超音波振動子4の回転角度(またはモータ6の回転角度)を検出するエンコーダ7等が同軸上に配置されている。
【0023】
シールド円筒体10は、上下方向にフランジ11が設けられ、このフランジ11を先端側ケース2aの内部に設けられている基板固定部材12にネジにて固定される。なお、基板固定部材12は、ネジ等にて先端側ケース2aの内部に固定される。
【0024】
先端側ケース2aの内部に設けられた基板固定部材12には、電源制御回路基板ユニット13、無線送信回路基板ユニット14a、信号処理回路基板ユニット14b、モータ制御回路基板ユニット14c、およびパルサー回路基板ユニット14d等が取付固定される。なお、電源制御回路基板ユニット13には、振動子ユニット3、無線送信回路基板ユニット14a、信号処理回路基板ユニット14b、モータ制御回路基板ユニット14c、およびパルサー回路基板ユニット14dを相互に電気的に接続するための後述する複数のコネクタ15が設けられている。
【0025】
各回路基板ユニット13,14a〜14dが設けられた基板固定部材12の後端側には、バッテリホルダー19が配置されてネジにて固定される。バッテリホルダー19には、各回路基板ユニット14a〜14dおよび振動子ユニット3を駆動させる電力を有する電池が内蔵される。バッテリホルダー19の一部側面には、電池から各回路基板ユニット13,14a〜14dへの電力供給をオン/オフさせる電源スイッチ20a有する電源スイッチ基板20が設けられている。なお、電源スイッチ20aを操作するために、図示していないが後端側ケース2bにスイッチ操作用穴が設けられている。
【0026】
基板固定部材12に取り付けられた各回路基板ユニット13,14a〜14dとバッテリホルダー19の外周には、円筒状のアンテナケース17aに絶縁電線17bをスパイラル状に巻回して形成したアンテナ17が配置される。このアンテナ17は、図示していないが、ネジにてバッテリケース19の後端に取付固定される。
【0027】
つまり、先端側ケース2aの内部に設けた基板固定部材12に、各回路基板ユニット13,14a〜14d、バッテリホルダー19、および各回路基板ユニット13,14a〜14dとバッテリホルダー19の外周に装着されるアンテナ17が取り付けされた後に、後端側ケース2bの内周にアンテナ17の外周を収納するように装着して、先端側ケース2aとパッキンを介して水密的に結合して固定する。
【0028】
外観が外装ケース2と先端キャップ3aからなる内視鏡カプセル1の内部構成について、図3を用いて詳述する。なお、図3は、図2に示すX−X切断線から超音波カプセル1を切断した縦断面図である。
【0029】
振動子ユニット3は、前述したように、超音波振動子4、スリップリング5、モータ6、およびエンコーダ7から構成されている。超音波振動子4は、先端側ケース2aから突出させて形成した略U字状の先端キャップ3aの内部に配置される。超音波振動子4は、先端側ケース2aの内部に配置されたモータ6のモータ軸6aの先端に取付固定されている。さらに、超音波振動子4は、モータ6のモータ軸6aが貫通される貫通孔を有して、超音波振動子4と共に回転する振動子保持部材4aにより保持されている。また、振動子保持部材4aには、超音波振動子4からの信号線4bが接続されるスリップリング5が設けられている。スリップリング5は、信号線4bと接続される2枚のリング状の導体と、図示しない2組のブラシからなる。これにより、回転する信号線4bから信号を取り出せるようになっている。
【0030】
振動子保持部材4aの後端側に位置するモータ軸6aの外周には、磁気ドラム7aが配置され、その磁気ドラム7aの対向する位置に磁気センサ7bが設けられている。磁気ドラム7aは、モータ軸6aの回転と共に回転し、回転する磁気ドラム7aを磁気センサ7bにて検出してモータ6、すなわち、超音波振動子4の回転角度を検出するエンコーダ7が構成される
振動子保持部材4aは、回転自在に後述するシールド円筒体10の内部に支持部材9を介して支持されている。つまり、振動子保持部材4aは、モータ6による超音波振動子4の回転と共に回転する。なお、振動子保持部材4aと支持部材9の間は、回転自在であるが先端キャップ3aの内部の超音波振動子4の周囲に充填した超音波伝導用の流動体がモータ6側に漏洩浸入しないようにパッキンにて水密支持されている。
【0031】
支持部材9の外周には、スリップリング5、エンコーダ7、およびモータ6の外周を覆うようにシールド部材にて円筒形に形成されたシールド円筒体10が装着される。このシールド円筒体10の一方端は、先端キャップ3aを介して先端側ケース2aにパッキンを介して、水密的に嵌合固定される。
【0032】
つまり、振動子ユニット3は、超音波振動子4を先端側ケース2aから突出させた先端キャップ3a内に水密的に配置させ、超音波振動子4との超音波信号を送受信するためのスリップリング5、超音波振動子4(およびモータ6)の回転角度を検出するエンコーダ7、および超音波振動子4を回転させるモータ7をシールド円筒体10にて覆い、先端側ケース2a内部に配置させている。
【0033】
振動子ユニット3を構成する超音波振動子4以外のスリップリング5、エンコーダ7およびモータ6をシールド円筒体10にて覆う理由は、超音波振動子4にて受信してスリップリング5を介して信号処理回路基板ユニット14aに出力する微弱な超音波エコー信号に、例えば、無線送信回路基板ユニット14aやパルサー回路基板ユニット14d等から発生するノイズが混入するのを防ぐためである。つまり、微弱な超音波エコー信号にノイズが混入すると、超音波断層画像の画質低下の要因となり、特に、スリップリング5においてノイズが混入しやすいために、シールド円筒体10にてノイズの混入を遮蔽している。
【0034】
なお、シールド円筒体10の外周には、図1に示すように、フランジ11が設けられており、このフランジ11により基板固定部材12にネジにて取付られるようになっている。
【0035】
この基板固定部材12の構成と、基板固定部材12に取付固定する各回路基板ユニット13,14a〜14dについて、図4を併用して説明する。
【0036】
基板固定部材12は、全体形状が略コの字状に形成され、先端側ケース2aの内部の先端面側にネジにより取付固定される前面部12a、前面部12aの図中の上側から略直角に折り曲げ形成された上面部12b、前面部12aの図中の下側から略直角に折り曲げ、上面部12bと略平行に形成された下面部12cからなっている。
【0037】
前面部12aの略中央部には、振動子ユニット3を覆うシールド円筒体10が挿通される円形の開口12dが設けられている。さらに、前面部12aには、図示していないが先端側ケース2aに取付固定するためのネジ穴等が設けられている。前面部12aの裏面側の下側に基板ユニット固定片12e,12eが設けられ、上側に基板ユニット固定片12f,12fがそれぞれ設けられている。基板ユニット固定片12e、12eは、下面部12cに載置される電源制御回路基板ユニット13の先端部分を挟み込むものである。下面部12cの後端側には、載置された電源制御回路基板ユニット13の後端を2本のネジ12hにて固定するための2つのネジ穴12gが設けられている。前面部12aの裏面側の上部に設けられている基板ユニット固定片12f,12fは、電源制御回路基板ユニット13に設けられた複数のコネクタ15に、電源制御回路基板ユニット13に対して垂直に装着された無線送信回路基板ユニット14aとパルサー回路基板ユニット14dの先端側が挟み込まれる。上面部12bの後端には、バッテリケース19をネジにて取り付け固定するためのバッテリケース固定片12iが設けられている。
【0038】
つまり、基板固定部材12は、前面部12aの開口12dに振動子ユニット3を覆うシールド円筒体10を挿通させて先端側ケース2aの内部にネジにて固定される。先端側ケース2aに固定された基板固定部材12の下面部12cに電源制御回路基板ユニット13を載置させ、電源制御回路基板ユニット13の基板先端を前面部12aに設けた基板ユニット固定片12e,12eと下面部12cの間に挟み込み、かつ、電源制御回路基板ユニット13の基板後端を2つのネジ12hとネジ穴12gにより固定する。これにより、電源制御回路基板ユニット13は、2本のネジ12hにて確実に基板固定部材12に固定される。
【0039】
なお、電源制御回路基板ユニット13には、各回路基板ユニット14a〜14dへ電源供給制御用の回路が設けられると共に、振動子ユニット3、各回路基板ユニット14a〜14d、アンテナ17および電源制御回路基板ユニット13等のそれぞれの間を相互に接続するためのコネクタ15が設けられている。
【0040】
電源制御回路基板ユニット13には、図3に示すように、振動子ユニット3および外装ケース2の長手方向に、各回路基板14a〜14dそれぞれを並行に、かつ、電源制御回路基板ユニット13に対して垂直に装着されるように複数のコネクタ15a〜15hが設けられている。複数のコネクタ15a〜15hは、各回路基板ユニット14a〜14dそれぞに対して、長手方向の一方の側面の前後2箇所が装着されるように配置されている。さらに、電源制御回路基板ユニット13には、振動子ユニット3とバッテリケース19をそれぞれ電気的に接続するためのコネクタ15x,15y、およびアンテナ17を接続するための図示してないアンテナコネクタが設けられている。
【0041】
具体的には、電源制御回路基板ユニット13には、無線送信回路基板ユニット14aを装着するコネクタ15a,15b、信号処理回路基板ユニット14bを装着するコネクタ15c,15d、モータ制御回路基板ユニット14cを装着するコネクタ15e,15f、およびパルサー回路基板ユニット14dを装着するコネクタ15g,15h、振動子ユニット用コネクタ15x、およびバッテリー用コネクタ15yが設けられている。
【0042】
電源制御回路基板ユニット13に設けられたコネクタ15a〜15hを用いて、各回路基板ユニット14a〜14dが電源制御回路基板ユニット13に対して垂直方向に装着される。電源制御回路基板ユニット13に装着される各回路基板ユニット14a〜14dは、振動子ユニット3から最も離れた両外側に無線送信回路基板ユニット14aとパルサー回路基板ユニット14dを装着し、振動子ユニット3の両側に信号処理回路基板ユニット14bとモータ制御回路基板ユニット14cを装着させる。
【0043】
電源制御回路基板ユニット13のコネクタ15a〜15hに各回路基板ユニット14a〜14dを装着すると、電源制御回路基板ユニット13から見ると振動子ユニット3の超音波振動子4を除くシールド円筒体10にて覆われる部分と、各回路基板ユニット14a〜14dの一部が互いに重なり合う、あるいは、入り込んだ状態で配置される。この結果、振動子ユニット3の先端キャップ3aの先端から電源制御回路基板ユニット13の後端までの寸法を短くすることができる。
【0044】
また、電源制御回路基板ユニット13から見て振動子ユニット3と各回路基板ユニット14a〜14dが互いに重なり合うように配置させたことにより、各回路基板ユニット14a〜14dから発生するノイズが振動子ユニット3に混入する虞がある。そこで、ノイズが発生しやすい無線送信回路基板ユニット14aとパルサー回路基板ユニット14dを振動子ユニット3から比較的離れた位置に装着させ、ノイズ発生の比較的少ない信号処理回路基板ユニット14bとモータ制御回路基板ユニット14cを振動子ユニット3の近傍に設置したことによりシールド円筒体10にて覆われる振動子ユニット3へのノイズの混入の虞を一層軽減させている。
【0045】
すなわち、外装ケース2の内部に電源制御回路基板ユニット13に設けたコネクタ15a〜15hに各回路基板ユニット14a〜14dを装着させ、かつ、振動子ユニット3の超音波振動子4以外の部分と重なり合うように配置させたことで、振動子ユニット3と各回路基板ユニット14a〜14dからなる全体長の短縮が可能となった。また、振動子ユニット3の超音波振動子4を除く部分をシールド円筒体10により覆うことにより混入するノイズを遮蔽すると共に、回路基板ユニット14a〜14dのうち、ノイズの発生の少ない回路基板ユニットを振動子ユニット3の近傍に配置し、ノイズが発生しやすい回路基板ユニットを振動子ユニット3から離れた位置に配置させたことで、一層のノイズ混入の可能性を軽減させている。
【0046】
また、振動子ユニット3と各回路基板ユニット14a〜14dは、電源制御回路基板ユニット13に設けたコネクタ15a〜15h,15xを介して相互に接続されるようにしたことで、振動子ユニット4と各回路基板ユニット14a〜14dとを相互に信号線にて接続する場合に比して、ノイズ混入の軽減が可能となる。さらに、各回路基板ユニット14a〜14dの間のコネクタ15a〜15hの数も最小化させることによりノイズ混入の軽減を図ることができる。
【0047】
さらに、電源制御回路基板ユニット13に設けられたコネクタ15a〜15hは、各回路基板ユニット14a〜14dがそれぞれ2箇所で装着されるように設けたことにより、装着された各回路基板ユニット14a〜14dはコネクタ15a〜15hから容易に脱落することもなくなる。例えば、コネクタ15c,15dに装着された信号処理回路基板ユニット14bに対して、信号処理回路基板ユニット14bを図中の真上方向に引き抜く力以外の基板に対して横方向や斜め方向から加えられる力では容易にコネクタ15c,15dから外れることはない。
【0048】
また、例えば、無線送信回路基板ユニット12aやパルサー回路基板ユニット14dは、図4に示した基板固定部材12の前面部12aの裏面側の上部に設けられている基板ユニット固定片12f,12fと電源制御回路基板ユニット13との間で挟持させるように装着すると基板がコネクタから外れる可能性がさらに少なくなる。
【0049】
次に、電源制御回路基板ユニット13に設けられたコネクタ15a〜15hに装着される各回路基板ユニット14a〜14dそれぞれの構成について図5を用いて説明する。
【0050】
振動子ユニット3を覆うシールド円筒体10の両側に設ける信号処理回路基板ユニット14bとモータ制御回路基板ユニット14cは、基板の形状と寸法を小型化するために、電子部品14pを基板の両面に実装させている。しかし、信号処理回路基板ユニット14bとモータ制御回路基板ユニット14cは、シールド円筒体10に可能な限り近接して配置させることがカプセルの小形化に必要な要件となる。そこで、信号処理回路基板ユニット14bとモータ制御回路基板ユニット14cのシールド円筒体10と対向する面のうち、シールド円筒体10が近接する領域に電子部品14pを実装させない図中点線で示す未実装領域14xを設ける。
【0051】
また、信号処理回路基板ユニット14bとモータ制御回路基板ユニット14cの外側に設ける無線送信回路基板ユニット14aとパルサー回路基板ユニット14dは、信号処理回路基板ユニット14bとモータ制御回路基板ユニット14cに面する側の全面に接地用のパターンを設けたグランドベタ面14gを形成し、信号処理回路基板ユニット14bとモータ制御回路基板ユニット14cの反対側の面に電子部品14pを実装する。
【0052】
これにより、シールド円筒体10および各回路基板ユニット14a〜14dのそれぞれの間隔を最少化し、かつ、無線送信回路基板ユニット14aとパルサー回路基板ユニット14dからノイズが発生したとしても、グランドベタ面14gにより無線送信回路基板ユニット12aとモータ制御回路基板ユニット14cおよび振動子ユニット3へのノイズの混入を遮蔽することができる。
【0053】
電源制御回路基板ユニット13のコネクタ15a〜15hに装着される各回路基板ユニット14a〜14dのノイズ遮蔽の他の例として、図6に示すように、シールド円筒体10と各回路基板ユニット14a〜14dのそれぞれの間に、各回路基板ユニット14a〜14dと同じ形状のシールド板14sを配置しても良い。例えば、無線送信回路基板ユニット14aと信号処理回路基板ユニット14bの間に、無線送信回路基板ユニット14aと同一形状のシールド板14s1を配置し、信号処理回路基板ユニット14bとシールド円筒体10の間に信号処理回路基板ユニット14bと同一形状のシールド板14s2を配置し、シールド円筒体10とモータ制御回路基板ユニット14cの間にモータ制御回路基板ユニット14cと同一形状のシールド板14s3を配置し、モータ制御回路基板ユニット14cとパルサー回路基板ユニット14dの間にパルサー回路基板ユニット14dと同一形状のシールド板14s4を配置する。これにより、各回路基板ユニット14a〜14dの間とシールド円筒部10に覆われる振動子ユニット3との間のノイズ混入の遮蔽をより確実に行うことができる。
【0054】
また、シールド板14s1〜14s4を設けることで、振動子ユニット3を覆うシールド円筒体10を廃止しても各回路基板ユニット14a〜14dからのノイズが振動子ユニット3への混入を遮蔽することができる。
【0055】
次に、電源制御回路基板ユニット13に配置する各回路基板ユニット14a〜14dの変形例について、図7と図8を用いて説明する。
【0056】
図7は、電源制御回路基板ユニット13に各回路基板ユニット14a〜14dを配置する第1の変形例を説明する図で、図7(a)は正面図、図7(b)は斜視図である。
【0057】
前述した各回路基板ユニット14a〜14dに相当する各回路基板ユニット24a’〜24d’を略円形状に形成する。円形状の各回路基板ユニット24a’〜24d’の円弧の一部には図示してないコネクタを設ける。また、電源制御回路基板ユニット13には、振動子ユニット3の長手方向と直交して円形状の各回路基板ユニット24a’〜24d’それぞれを垂直に装着するようにコネクタ25a’〜25d’を設ける。コネクタ25a’〜25d’には、各回路基板ユニット24a’〜24d’のうち、振動子ユニット3と重なり合う回路基板ユニット、例えば、図中の回路基板ユニット24a’,24b’の略中心部分には、振動子ユニット3を挿通させる開口24rを設ける。回路基板ユニット24a’,24b’のそれぞれの開口24rに振動子ユニット3を挿通させて、電源制御回路基板ユニット13の名コネクタ25a’,25b’に装着することで、振動子ユニット3と回路基板ユニット24a’〜24d’の全体長を短縮することができる。なお、振動子ユニット3は、図示してないがシールド円筒体10にて覆われている。また、中心部分に振動子ユニット3を挿通させる開口24rを形成する回路基板ユニット24a’,24b’は、ノイズ発生の少ない信号処理回路基板ユニット14bやモータ制御回路基板ユニット14cとし、中央部分に開口24rを設けていない回路基板ユニット24c’,24d’は、無線送信回路基板ユニット12aとパルサー回路基板ユニット14dとする。
【0058】
次に、図8を用いて電源制御回路機器板ユニット13に各回路基板ユニット14a〜14dを配置する第2の変形例を説明する。図8(a)は平面図で、図8(b)は斜視図である。
【0059】
電源制御回路基板ユニット13に対して、回路基板ユニット24a”,24b”,24c”を垂直にコネクタ25a”〜25c”を介して装着させ、垂直に装着した回路基板ユニット24a’〜24c’の図中の上側に電源制御回路基板ユニット13と平行に回路基板ユニット24d”を装着する。つまり、電源制御回路基板ユニット13と各回路基板ユニット24a”〜24d”を井桁状に装着する。この井桁状に装着された電源制御回路基板ユニット13と各回路基板ユニット24a”〜24d”の間に振動子ユニット3を介装させる。これにより、振動子ユニット3と各回路基板ユニット24a”〜24d”の全体長を短縮させることができる。なお、振動子ユニット3が介装される近傍に設けられる回路基板ユニット24b”,24c”は、ノイズの発生が少ない信号処理回路基板ユニット14bとモータ制御回路基板ユニット15cとする。
【0060】
以上説明したように、本発明の超音波診断医用カプセルは、カプセルの全体形状を小形化するために、カプセル内に設けられる振動子ユニットと各回路基板ユニットを重なり合うように配置させ、振動子ユニットを構成する超音波振動子を除く部分をシールド円筒体にて覆うことにより振動子ユニットをノイズから遮蔽することが出来る。これにより、ノイズの混入のない超音波エコー信号が得られて、画質の優れた超音波断層画像が得られる。
【0061】
なお、上述した本発明の実施形態において、各回路基板ユニット14a〜14dは、それぞれ個別に設けられているが、例えば、信号処理回路基板ユニット14bと無線送信回路基板ユニット14aは、超音波エコー信号を処理する回路機能として、一体の回路基板にて形成しても良く、あるいは、信号処理回路基板ユニット14bとパルサー回路基板ユニット14dは、超音波振動子4との信号の送受信を行う回路機能として、一体の回路基板にて形成しても良い。
【0062】
[付記]
以上詳述した本発明の実施形態によれば、以下のごとき構成を得ることができる。
【0063】
(付記1) 超音波を送受信する超音波振動子と、前記超音波振動子からの超音波を走査させる機能を有する超音波振動子ユニットと、
前記超音波振動子ユニットの超音波走査の駆動制御を行う回路機能と、前記超音波振動子が受信した超音波エコー信号に所定の処理を施して超音波画像の無線信号を生成する回路機能等を有する回路基板ユニットと、
前記超音波振動子ユニットと前記回路基板ユニットとの間に設けた遮蔽手段と、
を具備したことを特徴とする超音波診断医用カプセル。
【0064】
(付記2) 前記遮蔽手段は、前記超音波振動子ユニットの少なくとも前記超音波振動子を除く部分が内装されるシールド部材にて形成された円筒体であることを特徴とした付記1に記載の超音波診断医用カプセル。
【0065】
(付記3) 前記遮蔽手段は、前記超音波振動子ユニットの少なくとも前記超音波振動子を除く部分と、前記回路基板ユニットとの間に配置されるシールド部材にて形成された平板体であることを特徴とした付記1に記載の超音波診断医用カプセル。
【0066】
(付記4) 前記回路基板ユニットは、前記超音波振動子ユニットの長手方向と並行に配置し、かつ、前記超音波振動子ユニットの前記超音波振動子を除く部分の一部と重なり合うように配置することを特徴とした付記1乃至3のいずれかに記載の超音波診断医用カプセル。
【0067】
(付記5) 前記回路基板ユニットは、前記超音波振動子ユニットの長手方向と直交する方向に配置し、かつ、前記超音波振動子ユニットの超音波振動子を除く部分の一部を挿通させる開口を有することを特徴とした付記1または2のいずれかに記載の超音波診断医用カプセル。
【0068】
(付記6) 前記回路基板ユニットは、電源制御回路を形成した電源制御回路基板、前記超音波振動子からの超音波エコー信号を処理して超音波画像信号を生成する信号処理回路を形成した信号処理回路基板、前記信号処理回路基板にて生成された超音波画像信号を無線信号に変換してアンテナから送信させる無線送信回路を形成した無線送信回路基板、超音波振動子を回転させるモータの駆動を制御するモータ制御回路を形成したモータ制御回路基板、および前記超音波振動子の駆動を制御して超音波を送信させるパルサー回路を形成したパルサー回路基板からなることを特徴とした付記1乃至5のいずれかに記載の超音波診断医療カプセル。
【0069】
(付記7) 前記回路基板ユニットのうち前記電源制御回路は、信号処理回路、無線送信回路、モータ制御回路、およびパルサー回路とは異なる独立した基板にて形成することを特徴とした付記6に記載の超音波診断医用カプセル。
【0070】
(付記8) 前記回路基板ユニットのうち前記信号処理回路と無線送信回路、あるいは、前記信号処理回路とパルサー回路をぞれぞれ同一の基板に形成することを特徴とした付記6に記載の超音波診断医用カプセル。
【0071】
(付記9) 前記電源制御回路基板には、前記信号処理回路基板、無線送信回路基板、モータ制御回路基板、およびパルサー回路基板のそれぞれを長手方向に並行して装着するコネクタを有し、前記コネクタは、各回路基板毎の長手方向を2箇所ずつ装着するように配置することを特徴とした付記6乃至8のいずれかに記載の超音波診断医用カプセル。
【0072】
(付記10) 前記電源制御回路基板は、カプセル内に設けた基板固定部材に取付固定され、前記基板固定部材には、前記電気制御回路基板のコネクタに装着された前記信号処理回路基板、無線送信回路基板、モータ制御回路基板、およびパルサー回路基板のいずれかをコネクタから抜けないように固定する基板固定片を有することを特徴とした付記6乃至9のいずれかに記載の超音波診断医用カプセル。
【0073】
(付記11) 前記回路基板ユニットのうち、前記信号処理回路基板とモータ制御回路基板を前記超音波振動子ユニットの両側に並行して配置し、前記信号処理回路基板とモータ制御回路基板の外側に前記無線送信回路基板とパルサー回路基板を配置させたことを特徴とした付記4乃至10のいずれかに記載の超音波診断医用カプセル。
【0074】
(付記12) 前記無線送信回路基板とパルサー回路基板は、前記信号処理回路基板とモータ制御回路基板に対向する全面がグランドベタ面であることを特徴とした付記11記載の超音波診断医用カプセル。
【0075】
(付記13) 前記信号処理回路基板とモータ制御回路基板は、前記超音波振動子ユニットに対向する面のうち、前記超音波振動子ユニットが位置する部分を電子部品の未実装領域とすることを特徴とした付記11記載の超音波診断医用カプセル。
【0076】
(付記14) 前記超音波振動子ユニットと前記回路基板ユニットのそれぞれの間にシールド板を配置したことを特徴とした請求項4乃至13のいずれかに記載の超音波診断医用カプセル。
【0077】
(付記15) 前記回路基板ユニットの各回路基板は、井桁状に配置されたことを特徴とした付記4乃至13のいずれかに記載の超音波診断医用カプセル。
【図面の簡単な説明】
【0078】
【図1】本発明の一実施形態に係る超音波診断医用カプセルの全体構成を示す斜視図。
【図2】本発明の一実施形態に係る超音波診断医用カプセルの概略構成を示すブロック図。
【図3】本発明の一実施形態に係る超音波診断医用カプセルの内部構成を示し、図1に示す切断線X−Xから切断した断面図。
【図4】本発明の一実施形態に係る超音波診断医用カプセルに用いられる基板固定部材を示す斜視図。
【図5】本発明の一実施形態に係る超音波診断医用カプセルの振動子ユニットと回路基板ユニットの関係を示す平面図。
【図6】本発明の一実施形態に係る超音波診断医用カプセルの振動子ユニットと回路基板ユニットの関係の他の例を示す平面図。
【図7】本発明の他の実施形態の電源制御回路ユニットに各回路基板ユニットを配置する第1の変形例を説明する図で、図7(a)は正面図、図7(b)は斜視図。
【図8】本発明の他の実施形態の電源制御回路ユニットに各回路基板ユニットを配置する第2の変形例を説明する図で、図8(a)は正面図、図8(b)は斜視図。
【符号の説明】
【0079】
1 超音波診断医用カプセル
2 外装ケース
3 超音波振動子ユニット
4 超音波振動子
5 スリップリング
6 モータ
7 エンコーダ
10 シールド円筒体
12 基板固定部材
13 電源制御回路基板ユニット
14 回路基板ユニット
15 コネクタ
17 アンテナ
19 バッテリケース
代理人 弁理士 伊藤 進
【出願人】 【識別番号】304050923
【氏名又は名称】オリンパスメディカルシステムズ株式会社
【住所又は居所】東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号
【出願日】 平成16年11月8日(2004.11.8)
【代理人】 【識別番号】100076233
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 進

【公開番号】 特開2006−130164(P2006−130164A)
【公開日】 平成18年5月25日(2006.5.25)
【出願番号】 特願2004−324252(P2004−324252)