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【発明の名称】 超音波イメージング装置
【発明者】 【氏名】八幡 努
【住所又は居所】東京都日野市旭が丘四丁目7番地の127 ジーイー横河メディカルシステム株式会社内

【氏名】伊藤 真由美
【住所又は居所】東京都日野市旭が丘四丁目7番地の127 ジーイー横河メディカルシステム株式会社内

【氏名】藤原 千織
【住所又は居所】東京都日野市旭が丘四丁目7番地の127 ジーイー横河メディカルシステム株式会社内

【要約】 【課題】保存された超音波画像を再表示した時に、保存を行った時の画像計測を継続して行える超音波イメージング装置を実現する。

【解決手段】Bモード画像120を保存する際に、位置情報バッファメモリ210の計測パターン位置情報を、計測パターン位置情報記憶部220に転送し、保存されたBモード画像を再表示する際に、位置情報バッファメモリ210にこの計測パターン位置情報を転送し、この位置情報に基づいて、計測パターンを再表示されたBモード画像中に表示することとしているので、保存前と同様の計測パターンを表示画面に再現し、かつ保存前と同様の画像計測を継続して行うことを実現させる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
被検体の超音波画像を表示し、入力される位置情報に基づいて、前記表示された超音波画像中に計測パターンを表示し、前記超音波画像の画像計測を行う超音波イメージング装置であって、
前記超音波画像を保存する際に、前記位置情報を、計測パターン位置情報として記憶させる画像保存手段と、
前記保存された超音波画像を再表示する際に、前記計測パターン位置情報を前記入力される位置情報とし、前記計測パターンを前記超音波画像中に再表示する画像再表示手段と、
を備えることを特徴とする超音波イメージング装置。
【請求項2】
前記計測パターンは、前記超音波画像中の線分であることを特徴とする請求項1に記載の超音波イメージング装置。
【請求項3】
前記位置情報は、前記線分の端点位置であることを特徴とする請求項2に記載の超音波イメージング装置。
【請求項4】
前記計測パターンは、前記超音波画像中にあるカーソルが移動した軌跡であることを特徴とする請求項1に記載の超音波イメージング装置。
【請求項5】
前記位置情報は、前記軌跡の位置であることを特徴とする請求項4に記載の超音波イメージング装置。
【請求項6】
前記計測パターンは、前記超音波画像中の楕円であることを特徴とする請求項1に記載の超音波イメージング装置。
【請求項7】
前記位置情報は、前記楕円の長軸および短軸と楕円の交点位置であることを特徴とする請求項6に記載の超音波イメージング装置。
【請求項8】
前記画像保存手段は、前記計測パターン位置情報を、前記超音波画像の画像情報に添付されるヘッダー情報に保存することを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1つに記載の超音波イメージング装置。
【請求項9】
前記画像情報および前記ヘッダー情報は、DICOM規格の仕様を有することを特徴とする請求項8に記載の超音波イメージング装置。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
この発明は、被検体の超音波画像を表示し、入力される位置情報に基づいて、表示された超音波画像中に計測パターンを表示し、この超音波画像の画像計測を行う超音波イメージング装置に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、超音波イメージング装置では、Bモード画像に代表される超音波画像が精細なものとなりつつあり、単にリアルタイム(real time)での形態の観察に留まらず、臓器の形状を計測し、定量的な情報に基づく検査が行われる。
【0003】
この定量的な検査においては、超音波画像中にキャリパ(caliper)等の計測パターンを設定し、この計測パターンをマウス(mouse)等のポインティングデバイス(pointing device)により目的とする位置に設定し画像計測が行われる(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
また、これら定量的な検査は手間と時間がかかるため、超音波画像の撮影中に行うと共に、撮影終了後しばらくたってから行われることもしばしばある。一方、超音波画像の撮影時に設定された計測パターンは、超音波画像を含む一枚の画像情報として保存され、また、再表示する際には一枚の画像情報として再表示される。
【特許文献1】特開平06−178773号公報、(第1頁、第1図)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記背景技術によれば、再表示された超音波画像中で再度画像計測を行う際に、前回の計測パターンが失われる。すなわち、計測パターンは、画像情報としてのみ保存されているので、画像計測開始とともに新たな計測パターンの位置情報が設定され、前回と異なったものとして計測パターンが表示される。
【0006】
特に、再表示された超音波画像中で前回行った画像計測の計測パターンが失われることは、同様の設定動作を繰り返し行うことにも繋がり、無駄な操作に時間を浪費する要因となる。
【0007】
これらのことから、保存された超音波画像を再表示した時に、保存を行った時の画像計測を継続して行える超音波イメージング装置をいかに実現するかが重要となる。
この発明は、上述した背景技術による課題を解決するためになされたものであり、保存された超音波画像を再表示した時に、保存を行った時の画像計測を継続して行える超音波イメージング装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、第1の観点の発明にかかる超音波イメージング装置は、被検体の超音波画像を表示し、入力される位置情報に基づいて、前記表示された超音波画像中に計測パターンを表示し、前記超音波画像の画像計測を行う超音波イメージング装置であって、前記超音波画像を保存する際に、前記位置情報を、計測パターン位置情報として記憶させる画像保存手段と、前記保存された超音波画像を再表示する際に、前記計測パターン位置情報を前記入力される位置情報とし、前記計測パターンを前記超音波画像中に再表示する画像再表示手段と、を備えることを特徴とする。
【0009】
この第1の観点による発明では、超音波画像を保存する際に、計測パターンの計測パターン位置情報を記憶し、保存された超音波画像を再表示する際に、記憶した計測パターン位置情報に基づいて、計測パターンを超音波画像中に再表示する。
【0010】
また、第2の観点の発明にかかる超音波イメージング装置は、第1の観点の発明において、前記計測パターンが、前記超音波画像中の線分であることを特徴とする。
この第2の観点の発明では、超音波画像中の距離を計測する。
【0011】
また、第3の観点の発明にかかる超音波イメージング装置は、第2の観点の発明において、前記位置情報が、前記線分の端点位置であることを特徴とする。
また、第4の観点の発明にかかる超音波イメージング装置は、第1の観点の発明において、前記計測パターンが、前記超音波画像中にあるカーソルが移動した軌跡であることを特徴とする。
【0012】
この第4の観点の発明では、超音波画像中に領域を指定する。
また、第5の観点の発明にかかる超音波イメージング装置は、第4の観点の発明において、前記位置情報が、前記軌跡の位置であることを特徴とする。
【0013】
また、第6の観点の発明にかかる超音波イメージング装置は、第1の観点の発明において、前記計測パターンが、前記超音波画像中の楕円であることを特徴とする。
この第6の観点の発明では、超音波画像中に楕円領域を指定する。
【0014】
また、第7の観点の発明にかかる超音波イメージング装置は、第6の観点の発明において、前記位置情報が、前記楕円の長軸および短軸と楕円の交点位置であることを特徴とする。
【0015】
また、第8の観点の発明にかかる超音波イメージング装置は、第1ないし7の観点の発明のいずれか1つにおいて、前記画像保存手段が、前記計測パターン位置情報を、前記超音波画像の画像情報に添付されるヘッダー情報に保存することを特徴とする。
【0016】
この第8の観点の発明では、計測パターン位置情報を画像情報と一体化して管理する。
また、第9の観点の発明にかかる超音波イメージング装置は、第8の観点の発明において、前記画像情報および前記ヘッダー情報が、DICOM規格の仕様を有することを特徴とする。
【0017】
この第9の観点の発明では、LANを介した画像情報の通信と共に、計測パターン位置情報の通信も行う。
【発明の効果】
【0018】
以上説明したように、本発明によれば、超音波画像を保存する際に、計測パターンの計測パターン位置情報を記憶し、保存された超音波画像を再表示する際に、記憶した計測パターン位置情報に基づいて、計測パターンを超音波画像中に再表示することとしているので、超音波画像中の計測パターンを、超音波画像を保存、再表示および再表示後の画像計測を行う際に同一のものとし、保存前および保存後で継続した画像計測を行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる超音波イメージング装置を実施するための最良の形態について説明する。なお、これにより本発明が限定されるものではない。
図1に、本実施の形態にかかる超音波イメージング装置の全体構成を表すブロック(block)図を示す。この超音波イメージング装置は、探触子部101、送受信部102、Bモード処理部103、ドップラ処理部109、CFM(color flow mapping)処理部110、画像メモリ(memory)部104、画像表示制御部105、表示部106、設定手段116および制御部108を有する。また、設定手段116は、入力部107、トラックボール(track ball)111を含む。なお、図1および後述する図2中において、画像情報あるいは設定情報を伝送する信号線は実線で示し、制御情報を伝送する信号線は点線で示す。
【0020】
探触子部101は、超音波を送受信するための部分、つまり生体の撮像断面の特定方向に超音波を繰り返し照射し、生体内から都度反射された超音波信号を時系列的な音線として受信する。一方、探触子部101は、超音波の照射方向を順次切り替えながら電子走査する。なお、図には明示していないがこの探触子部101には、圧電素子がアレイ(array)状に配置してある。また、探触子部101は、電子走査を行う探触子に限定されず、メカニカル(mechanical)走査を行う探触子とすることもできる。
【0021】
送受信部102は、探触子部101と同軸ケーブル(cable)によって接続され、探触子部101の圧電素子を駆動するための電気信号を発生する。また、送受信部102は、受信した超音波信号の初段増幅も行う。
【0022】
Bモード処理部103は、送受信部102で増幅された超音波信号からBモード画像をリアルタイム(real time)で生成する。具体的な処理内容は、例えば受信した超音波信号の遅延加算処理、A/D(analog/digital)変換処理、変換した後のデジタル情報をBモード画像情報として後述の画像メモリ部104に書き込む処理等である。
【0023】
ドップラ処理部109は、送受信部102で増幅された超音波信号から、Bモード画像中に設定される採取領域に相当するタイミングで位相変化情報を抽出し、リアルタイムで、速度、パワー値、分散といった撮像断面の各点に付随する流れの情報をドップラ画像として生成する。
【0024】
CFM処理部110は、超音波信号に含まれる血流情報を、探触子部101に近づく流れを赤色に、探触子部101から遠ざかる流れを青色に着色するCFM画像を生成する。なお、以後、超音波画像を、上述したBモード画像、CFM画像およびドップラ画像を含む被検体に対し超音波を送受信して取得される画像情報の総称として用いる。
【0025】
画像メモリ部104は、Bモード処理部103で生成されたBモード画像情報、CFM処理部110で生成されたCFM画像情報およびドップラ処理部109で生成されたドップラ画像情報等の超音波画像情報を、蓄積するための画像メモリ(memory)である。
【0026】
画像表示制御部105は、超音波画像情報の表示フレームレート(frame rate)変換、画像表示の形態、並びに、表示部106での画像配置の制御を行う。
表示部106は、CRT(cathode ray tube)あるいはLCD(liquid crystal display)等を用いて、画像表示制御部105により制御された複数の画像情報を、オペレータに対して可視表示する。
【0027】
設定手段116の入力部107は、キーボード(keyboard)等の情報入力装置からなり、オペレータによる操作入力信号を制御部108に伝える。
設定手段116のトラックボール111は、後述する表示部106の画面上に示される計測パターンの位置設定を行うポインティングデバイス(pointing device)である。この計測パターンは、表示部106の超音波画像上で、画像計測を行う場所を指定する。
【0028】
制御部108は、入力部107から与えられた操作入力信号および予め記憶したプログラム(program)やデータ(data)に基づいて上述した超音波イメージング装置各部の動作を制御し、表示部106にBモード画像等の超音波画像を表示する。
【0029】
図2は、制御部108および画像表示制御部105における、超音波画像および計測パターンの表示機能部分の機能ブロック図である。
画像表示制御部105は、表示画像形成部202、フレームメモリ203、表示画像読み出し部204、計測パターン表示部205を含む。フレームメモリ203は、表示部106に表示される表示画面情報を蓄積するメモリである。表示画像形成部202は、Bモード処理部103等からの超音波画像情報に基づいて、表示部106に表示する形態の画像とする。そして、表示画像形成部202は、フレームメモリ203の表示位置に対応するアドレス(address)に画像情報の書き込みを行う。また、表示画像読み出し部204は、フレームメモリ203に書き込まれた画像情報を読み出し、表示部106に表示する。
【0030】
計測パターン表示部205は、制御部108からの位置情報に基づいて、計測パターン情報をフレームメモリ203の表示位置に書き込む。そして、この計測パターン情報は、表示部106に表示される。図2の表示部106には、超音波画像の例としてBモード画像120および計測パターンの例としてキャリパ(caliper)122が例示されている。
【0031】
ここで、表示部106に表示される計測パターンの例を図3に示す。図3(A)は、キャリパの例で、表示画面上にポインティングデバイス等により指定される端点間の線分として表示される。図3(B)は、トレース(trace)の例で、トラックボール等により移動されるカーソルの軌跡を表示する。図3(C)は、エリプス(ellipse)の例で、表示画面上にポインティングデバイス等により指定される大きさの楕円が表示される。
【0032】
制御部108は、位置情報バッファメモリ(buffer memory)210、計測パターン位置情報記憶部220、画像計測手段230、画像保存手段240および画像再表示手段250を含む。位置情報バッファメモリ210は、入力部107から入力される計測パターンの位置情報を、保存するバッファメモリである。このバッファメモリの内容は、位置情報が入力されるごとに更新され、随時計測パターン表示部205に転送される。
【0033】
位置情報バッファメモリ210には、図3(A)に示すキャリパが選択される場合には、線分の2つの端点位置情報が格納され、図3(B)に示すトレースが選択される場合には、軌跡上の各点位置情報が格納され、図3(C)に示すエリプスが選択される場合には、楕円と長軸および短軸が交わる4つの交点位置情報が格納される。計測パターン位置情報記憶部220は、位置情報バッファメモリ210のこれら位置情報を保存する不揮発性メモリである。
【0034】
画像計測手段230は、位置情報バッファメモリ210の位置情報を用いて各種計測を行う。例えば、キャリパが選択される場合には、2つの端点位置情報から端点の距離を算出し、トレースが選択される場合には、軌跡で囲まれる領域の面積を算出し、エリプスが選択される場合には、楕円で囲まれる領域の面積を算出する。なお、画像計測手段230は、図示しない信号線により画像表示制御部105と接続され、上述した算出の結果を随時画像表示制御部105に転送し、表示部106に表示する。
【0035】
画像保存手段240は、入力部107からの指示により、表示部106に表示される超音波画像であるBモード画像120および計測パターンであるキャリパ122の位置情報を保存する。また、画像再表示手段250は、入力部107からの指示により、保存されたBモード画像120およびキャリパ122の位置情報を、表示部106に再表示する。
【0036】
つぎに、制御部108の動作を含む画像保存手段240および画像再表示手段250の詳細な動作について、図4〜6を用いて説明する。図4は、制御部108および画像保存手段240の動作を示すフローチャートである。まず、オペレータは、超音波画像、例えばBモード画像を表示部106に表示する(ステップS401)。このBモード画像は、リアルタイムで取得される画像あるいは画像メモリ部104に保存される画像の静止画であることが好ましい。
【0037】
その後、オペレータは、入力部107から、計測パターン、例えばキャリパを選択し、表示部106に表示する(ステップS402)。そして、オペレータは、トラックボール111を用いて目的とする位置および大きさに計測パターンを設定し、画像計測を行う(ステップS403)。
【0038】
その後、オペレータは、計測パターンを含むBモード画像を保存するかどうかを判定し(ステップS404)、計測パターンを含むBモード画像を保存しない場合には(ステップS404否定)、本処理を終了し、計測パターンを含むBモード画像を保存する場合には(ステップS404肯定)、入力部107から画像の保存モードを選択する(ステップS405)。
【0039】
その後、画像保存手段240は、入力部107からの、画像の保存を指定する信号に基づいて、位置情報バッファメモリ210のキャリパ122の位置情報を、計測パターン位置情報として計測パターン位置情報記憶部220に転送し、記憶する(ステップS406)。
【0040】
その後、画像保存手段240は、表示画像形成部202のBモード画像120の大きさ、位置等の画像表示情報を画像メモリ部104に転送し、記憶する(ステップS407)。また、画像保存手段240は、表示画像形成部202のBモード画像120を、画像メモリ部104に転送して記憶し(ステップS408)、本処理を終了する。なお、Bモード画像120が、予め画像メモリ部104に存在する画像情報である場合には、Bモード画像120の転送を行う必要はない。また、これら計測パターン位置情報、画像表示情報およびBモード画像情報は、読み出しを行う時の為に、共通の番号等により互いに関連付けられ記憶される。
【0041】
また、計測パターン位置情報および画像表示情報は、Bモード画像情報のヘッダー情報として共に画像メモリ部104に記憶することもできる。この場合、計測パターン位置情報および画像表示情報は、Bモード画像情報と一体化されるので、管理が容易になると共に、LAN(local area network)等を用いた画像情報の転送の際にも、計測パターン位置情報も含めて転送が行われる。
【0042】
また、この場合に、Bモード画像情報等の超音波画像情報およびヘッダー情報は、DICOM仕様とすることにより、汎用性の高いものとすることもできる。なお、DICOM仕様とは、医用画像と通信に関するNEMAの標準規格であるDICOM(Digital Imaging and Communications in Medicine)規格に基づいた通信の際の仕様で、画像情報およびヘッダー情報のフォーマット形式を規定するものである。
【0043】
つづいて、制御部108および画像再表示手段250の動作について、図5を用いて説明する。図5は、制御部108および画像再表示手段250の動作を示すフローチャートである。まず、オペレータは、入力部107から、画像の再表示モードを選択し(ステップS501)、再表示を行う保存された超音波画像情報を指定する(ステップS502)。
【0044】
その後、画像再表示手段250は、指定された超音波画像情報、例えばBモード画像情報およびこの画像情報の画像表示情報を、画像メモリ部104から、表示画像形成部202に転送する(ステップS503およびS504)。そして、画像再表示手段250は、計測パターン位置情報記憶部220に記憶されている計測パターン位置情報を位置情報バッファメモリ210に転送する(ステップS505)。
【0045】
その後、画像再表示手段250は、位置情報バッファメモリ210の計測パターン位置情報を計測パターン表示部205に転送し、表示画像形成部202のBモード画像情報および画像表示情報を共に用いて、保存前の表示画像をフレームメモリ203に再現し、表示部106に再表示する(ステップS506)。なお、計測パターン位置情報が、画像メモリ部104に存在するBモード画像情報のヘッダー情報として存在する場合には、計測パターン位置情報は、画像メモリ部104から制御部108の位置情報バッファメモリ210に、図示しない転送手段により、転送される。
【0046】
その後、オペレータは、再表示されたBモード画像および計測パターンを用いて、保存前に行った画像計測を継続して行い(ステップS507)、本処理を終了する。
上述してきたように、本実施の形態では、Bモード画像120を保存する際に、計測パターンの計測パターン位置情報を、計測パターン位置情報記憶部220に転送し、保存されたBモード画像を再表示する際に、位置情報バッファメモリ210にこの計測パターン位置情報を転送し、この位置情報に基づいて、計測パターンを再表示されたBモード画像中に表示することとしているので、保存前と同様の計測パターンを表示画面に再現し、かつ保存前と同様の画像計測を継続して行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0047】
【図1】超音波イメージング装置の全体構成を示すブロック図である。
【図2】実施の形態の制御部および画像表示制御部の機能的な構成を示す機能ブロック図である。
【図3】計測パターンの例を示す説明図である。
【図4】実施の形態の画像保存の動作を示すフローチャートである。
【図5】実施の形態の画像再表示の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0048】
101 探触子部
102 送受信部
103 Bモード処理部
104 画像メモリ部
105 画像表示制御部
106 表示部
107 入力部
108 制御部
109 ドップラ処理部
110 CFM処理部
111 トラックボール
116 設定手段
120 Bモード画像
122 キャリパ
202 表示画像形成部
203 フレームメモリ
204 表示画像読み出し部
205 計測パターン表示部
210 位置情報バッファメモリ
220 計測パターン位置情報記憶部
230 画像計測手段
240 画像保存手段
250 画像再表示手段
【出願人】 【識別番号】300019238
【氏名又は名称】ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー
【住所又は居所】アメリカ合衆国・ウィスコンシン州・53188・ワウケシャ・ノース・グランドヴュー・ブールバード・ダブリュー・710・3000
【出願日】 平成16年10月28日(2004.10.28)
【代理人】 【識別番号】100085187
【弁理士】
【氏名又は名称】井島 藤治

【識別番号】100090424
【弁理士】
【氏名又は名称】鮫島 信重

【公開番号】 特開2006−122299(P2006−122299A)
【公開日】 平成18年5月18日(2006.5.18)
【出願番号】 特願2004−313650(P2004−313650)