トップ :: A 生活必需品 :: A47 家具;家庭用品または家庭用設備;コ−ヒ−ひき;香辛料ひき;真空掃除機一般




【発明の名称】 掃除機ノズル用ゴミ拭掃具
【発明者】 【氏名】三石 美由紀

【要約】 【課題】

【解決手段】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
掃除機のノズル本体に装着されるゴミ拭掃具であって、上記ゴミ拭掃具は弾性を有する素材によって形成され、連結された基端側が上記ノズル本体の両側面に固定され、自由状態の先端側が上記ノズル本体両側面から外方に張り出され、上記ノズル本体は吸い込み口底面及び移動方向前面を開放するように装着したことを特徴とする掃除機ノズル用ゴミ拭掃具。
【請求項2】
ゴミ拭掃部は、帯状の弾性素材により形成され、長手方向の一方側を連結すると共に先端側を略短冊状に形成し、基端側の上記連結部分がノズル本体の両側面に粘着テープや着脱自在なテープ等の固定手段によって着脱自在に固定し、先端側を上記ノズル本体の吸い込み口底面より外方に張り出した請求項1に記載の掃除機ノズル用ゴミ拭掃具。
【請求項3】
ゴミ拭掃部は、上記ノズル本体の両側面から移動方向後面まで装着され、上記ゴミ拭掃部の先端側を略扇状に広がるように形成した請求項1乃至2に記載の掃除機ノズル用ゴミ拭掃具。

【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、電機式吸引掃除機に取り付けられるノズルに装着するゴミ拭掃具に関し、壁際や部屋の隅のゴミ等を、ノズルの方向転換や別の形態のノズルへの付替えなしに掃除することが可能なゴミ拭掃具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
屋内の掃除は殆どが電気式吸引掃除機で行われており、種々のタイプの吸引掃除機が市販されている。この電機式吸引掃除機は、吸引ホースの先端の装着されたノズルの吸い込み口から畳やカーペット、フローリングなどに飛散するゴミや埃を吸引することにより掃除を行っている。しかし、電機式吸引掃除機に取り付けられるノズルは略平板状に形成されていて、吸い込み口が設けられた底面と移動方向の前方に切り欠き状の吸引部が設けられている。そして、通常の場合、ノズルを前方に移動することによって畳やカーペット、フローリング等の床面に飛散されたゴミ等を前方の吸引部から引き込むようにしている。
【0003】
ところが、ノズルの吸い込み口側底面を床面に摺接しながら側面を壁面や隅部分に接近させて掃除しようとしても、床面と壁面との隅部分にあるゴミ等が吸引されない場合があり、掃除が十分に行えないという問題がある。すなわち、吸引掃除機は、底面ではゴミ等を吸い取る事は容易にできるが、床面の壁面や隅部分の埃や塵、ゴミ等は取り残してしまうために、ノズルの移動方向を変えて先端を隅部分に押し当てることが必要であった。このとき、ノズルをそのまま横方向に移動しても、上述したようにノズルの側面方向からは吸引力が不十分なことから、ノズルの位置を変えながら隅部分を掃除しなければならない。また、その他の方法としては、隅部分を掃除するために別の形態のノズルに付替える事もあり、掃除するために大きな労力が必要であった。
【0004】
特開2004−166768号広報(特許文献1)には、吸引掃除機の吸い込みによる掃除と拭き掃除が同時に行えるように、吸い込み口の吸引を阻害しないように、吸い込み具をノズルの長手方向全幅を覆って集塵性を向上させることが提案されている。
【特許文献1】特開2004−166768号広報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、昨今の住宅は、和洋折衷の構造が増加し、畳、カーペット、フローリング等様々な材質の床が混在するため、上記特許文献1に示された吸い込み具のように、ノズル底部までゴミ吸着部で覆ってしまうと、カーペット敷きの床などは、ノズルの移動が阻害されて掃除ができなくなる問題がある。また、床面の埃や塵、ゴミ等は、底面側のゴミ吸着部に付着してしまい、吸引掃除機に吸い込まれないために、吸引掃除機でありながら吸い込みによる掃除が出来なくなる問題がある。
【0006】
また、従来の吸引掃除機のノズルでは、床面と壁面とのコーナー部分や床の隅の埃や塵を取り除くには、ノズルの方向転換やノズルの付替えなどが必要で大変であった。
【0007】
そこで、本発明の課題は、吸引掃除機のノズルに装着することにより、床面の壁面や隅部分のゴミ等を集塵して吸引掃除機により吸い込み掃除が行え、しかもノズルの移動に及ぼす影響を最小限にすることができる掃除機ノズル用拭掃具を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の課題を達成するため、本発明の掃除機ノズル用ゴミ拭掃具は、弾性を有するゴミ拭掃具で、基端側が掃除機のノズル本体の両側面に固定され、先端部が上記ノズル本体の両側面から外方に張り出され、上記ノズル本体の吸い込み口底面及び異動方向前面をかいほうさせるように装着している。
【0009】
ゴミ拭掃具は、帯状の弾性素材により形成され、長手方向の一方側が連結され先端側が略短冊状に形成されていて、上記連結部分がノズル本体の両側面に粘着テープや着脱自在なテープ、或いはフックや吸盤等の固定手段によって固定され、先端側が上記ノズル本体の吸い込み口底面より外方の方向に張り出される。
【0010】
また、ゴミ拭掃具は、上記ノズル本体の両側面から移動方向後面まで装着され、ゴミ拭掃部の先端側が扇状に広がるように形成されている。
【0011】
さらに、ゴミ拭掃具は、帯状に形成された布類、紙類、不織布、合成樹脂製弾性体、或いは発泡材等の素材によって構成されている。
【0012】
さらにまた、ゴミ拭掃具は、上記素材に電荷を与えることにより集塵性を高めるようにしてもよい。
【0013】
さらに、ゴミ拭掃具は、ノズルに装着させた時、ノズル長手方向よりもさらに外側に向かって、略短冊状またはブラシ状とすると、より確実に隅まで床の掃除を行う事ができるので好ましい。
【発明の効果】
【0014】
本発明の掃除機ノズル用ゴミ拭掃具は、先端側が上記ノズル本体の両側面から外方に張り出されているので、床面と壁面のコーナーや隅部の埃や塵、ゴミ等が上記ゴミ拭掃具によって掻きだされると共にノズルの吸い込み口に誘導され、これらのゴミ等が掃除機の吸引力によって吸い込まれるので、壁面のコーナーや隅部のゴミ等を容易に掃除することができる。このとき、ノズル本体の両側面から外方に張り出されたゴミ拭掃具を壁面のコーナーや隅部に当てながら壁面に対して平行にノズルを移動させるので、重いノズルを持ち上げてノズルの向きを変える必要がなくなり、掃除の労力を大幅に減少させることが可能となる。
【0015】
また、ノズル本体の両側面にゴミ拭掃具が装着され、しかも先端側が略短冊状またはブラシ状に形成されているので、従来の掃除機と同様に、畳、カーペット、フローリング等様々な材質の床であっても、ノズルを容易に移動させることができる。
【0016】
さらに、ゴミ拭掃具は、ゴミ収集機能があればよく、低価格の各種素材を使用することができ、安価に構成する事ができる。しかも、ゴミ拭掃具はノズル本体の両側面に装着するので、着脱操作が容易なうえに、収集されたゴミ等がノズル本体の吸引力によって吸い込まれるので、寿命を長くすることが可能となる。
【0017】
さらにまた、ゴミ拭掃具がノズルの側面、及び角面を覆うことにより、壁などへの損傷を未然に防止することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
電機式吸引掃除機は、掃除機本体に一端を結合したホースの先端に略平板状をしたノズル本体が装着されている。このノズル本体に装着するゴミ拭掃具は、弾性を有する略帯状の素材によって形成され、長手方向の一方の基端側が連結され、他方の先端側が例えば短冊状に分割されて自由状態に形成されている。そして、連結状態の上記基端側を上記ノズル本体の両側面に固定し、自由状態の先端側を上記ノズル本体の両側面から外方に張り出すように装着する。このとき、上記ノズル本体の吸い込み口底面及び移動方向前面吸い込み口は、上記ゴミ拭掃具によって覆われることなく開放状態としている。
【実施例1】
【0019】
以下に、本発明を、その実施の形態を表す図面を参照しつつ詳しく説明する。図1は、本発明にかかるゴミ拭掃具の一つの実施形態を表した斜視図である。図1に示すように、ゴミ拭掃具1は、略帯状に形成され、長手方向の一方の基端側1aは連結され、一方の先端側1bは略短冊状に形成されている。さらに、基端側1aには電機式吸引掃除機から導出されたホース(図示しない)に結合される略平板状に形成されたノズル本体10に固定するための粘着テープ4が貼設されている。このように構成したゴミ拭掃具1において、上記基端側1aはノズル本体10に固定するための装着部2であり、上記先端側1bはゴミ拭掃部3である。
【0020】
ゴミ拭掃具1は、帯状に形成された布類、紙類、不織布、合成樹脂製弾性体、或いは発泡材等の素材のうち、適宜の素材によって構成されている。この素材は、可撓性を有すると共に多少の弾性を有していて、使用状態において若干の復元力を有している。
【0021】
そして、帯状のゴミ拭掃具1は、長手方向の他方端から幅方向の中間部まで、所定の間隔で切り込みを入れることにより略短冊状に形成され、長手方向の一方端は、連結された状態に形成されている。したがって、ゴミ拭掃部3は、略短冊状に形成されることによって自由状態となっている。また、装着部2には両面粘着テープ4が貼設される。
【0022】
このように構成されたゴミ拭掃具1は、図2に示すように、ノズル本体10に固定される。すなわち、ゴミ拭掃具1の装着部2に貼設された両面粘着テープ4のベースを剥がし、ノズル本体10の両側面に各々貼付して固定する。このようにゴミ拭掃具1を固定した状態では、ノズル本体10の吸い込み口底面及び矢印で示す移動方向の前面にはゴミ拭掃具1が存在しないようにしている。また、ゴミ拭掃具1をノズル本体10の両側面に固定するときに、ゴミ拭掃部3をノズル本体10の側面よりも外方であり、かつ吸い込み口底面方向に向けていることから、ゴミ拭掃部3は、ノズル本体10の側面よりも外方に張り出すと共に、吸い込み口底面よりも外方に張り出している。以上のようにゴミ拭掃具1をノズル本体10の両側面に各々貼付することによって、容易に装着作業が完了する。
【0023】
なお、ゴミ拭掃具1を装着するための固定手段として、上記した例では両面粘着テープ4を使用したが、他の任意の固定手段を使用してもよい。すなわち、固定手段として着脱自在なテープを使用し、予めノズル本体10の側面に着脱自在なテープの一方を固定し、他方をゴミ拭掃具1に固定することによって、着脱自在に装着が可能になる。この例において、ゴミ拭掃具1を不織布等の繊維が露出した素材を使用することにより、ゴミ拭掃具1を着脱自在なテープとして代用することも可能である。その他、固定手段としては、フックや吸盤、ゴムバンド、或いは磁石等の固定手段も使用することができる。
【0024】
また、ゴミ拭掃具1としては、上述した帯状素材の他に、帯状部材可撓性を有する素材に弾性を有する紐状や棒状の素材の一端を固定して略ブラシ状に形成したものであってもよい。その他、紐状や棒状の素材の一端のみを接着剤等によって固定し、他方の先端側を自由状態にして略ブラシ状に構成したものであってもよい。
【0025】
次にゴミ拭掃具1の使用方法について説明する。まず、図2に示すように、ゴミ拭掃具1をノズル本体10に装着する。このとき、ゴミ拭掃具1の長さは、ノズル本体10の幅方向の長さと同じ幅でもよいが、図2に示すように、ノズル本体10における吸い込み口の吸引を阻害しない位置であって、ノズル本体10の長手方向前方と長手方向後方にかかるように扇状に広がる形態で装着することが望ましく、このように装着することにより、ゴミ等の収集力が向上しても容易に掃除することできる。なお、好ましくは、ゴミ拭掃具1をノズル本体10の側面から後方に至るように装着し、ノズル本体10を移動させたときに移動方向のゴミを収集する幅が広くなるので、吸込力を一段と大きくすることができる。
【0026】
このようにゴミ拭掃具1を装着したノズル本体10を掃除する床面5に接地すると、図3に示すようにゴミ拭掃部3が屈曲してさらにノズル本体10の両側から外方に張り出す。この状態でノズル本体10を移動することによって通常のように掃除する。また、床面5と壁面6のコーナーや隅部7の埃や塵、ゴミ等を吸引する時は、一方のゴミ拭掃具1を壁面に接触させた状態で、ノズル本体10を壁面6と平行に移動させる。このとき、コーナーや隅部7の埃や塵、ゴミ等がゴミ拭掃具1によって掻き出される。そして、このゴミ等はノズル本体10の吸いこみ口に誘導されて掃除機の吸引力によって吸い込まれる。この結果、壁面6のコーナーや隅部7のゴミ等であっても容易に掃除することが可能となる。また、ゴミ拭掃具1によって収集されたごみ等は、掃除機の吸引力によって吸い込まれることから、ゴミ拭掃具1における蓄積量が少ないので、比較的きれいな状態で使用することができる。
【実施例2】
【0027】
図4および図5は、ゴミ拭掃具11を付替え用のノズル15に装着した実施例である。ノズル15は、略三角形状に形成され、図示上方には電機式吸引掃除機から導出されたホース(図示しない)に結合される。また、図示下方には吸引口が設けられている。この吸引口は長円形に形成されている。
【0028】
一方、ゴミ拭掃具11は、前述したゴミ拭掃具1と同様に、帯状に形成された可撓性を有すると共に多少の弾性を有する素材によって形成され、先端側のゴミ拭掃部13は略短冊状に形成され、基端側の装着部12は連結されて両面粘着テープ14等の固定手段が設けられている。
【0029】
このように構成されたゴミ拭掃具11は、図3および図4に示すように、ノズル15に固定される。すなわち、ゴミ拭掃具11の装着部12に貼設された両面粘着テープ14のベースを剥がし、ノズル15の両側面に各々貼付して固定する。このようにゴミ拭掃具1を固定した状態では、ノズル15の吸い込み口にはゴミ拭掃具11が存在しないようにしている。また、ゴミ拭掃具11をノズル15の両側面に固定するときに、ゴミ拭掃部13をノズル本体10の側面よりも外方であり、かつ吸い込み口方向に向けていることから、ゴミ拭掃部13は、ノズル15の側面よりも外方に張り出すと共に、吸い込み口よりも外方に張り出している。以上のようにゴミ拭掃具11をノズル15の両側面に貼付することによって、容易に装着作業が完了する。
【0030】
このように構成された付替え用ノズル15の使用方法は、前述した実施例と同様であり、ノズル15の吸引口をゴミ等に接近させ、ゴミ等を吸引口から吸い込むことによって掃除ができる。また、前述した実施例と同様に、床面と壁面のコーナーや隅部の埃や塵、ゴミ等を吸引するときは、一方のゴミ拭掃具11を壁面に接触させた状態で、ノズル15を壁面と平行に移動させる。このときコーナーや隅部の埃や塵、ゴミ等がゴミ拭掃具11によって掻き出される。そして、このゴミ等はノズル15の吸い込み口に誘導されて掃除機の吸引力によって吸い込まれる。この結果、壁面のコーナーや隅部のゴミ等であっても容易に掃除することが可能となる。また、ゴミ拭掃具11によって収集されたごみ等は、掃除機の吸引力によって吸い込まれることから、この実施例によるゴミ拭掃具11においても蓄積量が少なく、比較的きれいな状態で使用することができる。
【0031】
なお、本発明にかかるゴミ拭掃具は、上記実施例に限定されるものではなく、本発明を逸脱しない範囲で適宜に変更可能である。例えば、ゴミ拭掃具の少なくともゴミ拭掃部13に電荷を与えることにより集塵性を高めるようにしてもよい。また、ゴミ拭掃具の素材として、化学雑巾のような、特に紛塵を吸着する薬品を塗布したものであってもよい。さらに、電機式吸引掃除機のノズルの形状や構成は、上記実施例に限定されるものではなく、一般に周知のノズルであれば全てのものに適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】本発明にかかるゴミ拭掃具の一実施形態を示した斜視図である。
【図2】図1に示したゴミ拭掃具を掃除機のノズルに装着した状態を示した上方斜視図である。
【図3】図1に示したゴミ拭掃具を掃除機のノズルに装着した状態を示した正面図である。
【図4】図1に示したゴミ拭掃具を付替え用ノズルに装着した実施形態を示した正面図である。
【図5】図1に示したゴミ拭掃具を付替え用ノズルに装着した1実施形態の断面図である。
【符号の説明】
【0033】
1 ゴミ拭掃具
1a 基端側
1b 先端側
2 装着部
3 ゴミ拭掃部
4 粘着テープ
5 床面
6 壁面
10 ノズル本体
15 付替え用ノズル

【出願人】 【識別番号】301060059
【氏名又は名称】三石 美由紀
【出願日】 平成17年4月20日(2005.4.20)
【代理人】
【公開番号】 特開2006−296693(P2006−296693A)
【公開日】 平成18年11月2日(2006.11.2)
【出願番号】 特願2005−121770(P2005−121770)