| 【発明の名称】 |
食器洗い具 |
| 【発明者】 |
【氏名】石原 匠子
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| 【要約】 |
【課題】洗剤不要、作業効率が高く、洗濯機で洗うことが出来て直後の再使用時にも不快感のない食器洗い具を提供する。
【解決手段】掌側に主にアクリル繊維を素材とする起毛生地、手の甲側にネットあるいはメッシュ生地を用いて手袋型の形状とする。手に装着して洗い物をする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 手にはめて使う手袋状の食器洗い具であって、掌側の面には起毛部分が主にアクリル繊維等からなる起毛生地を用い、手の甲側の面にはネットあるいはメッシュ生地を用いることを特徴とする食器洗い具。 【請求項2】 請求項1に記載の食器洗い具であって、その形状がミトン型であることを特徴とする食器洗い具。 【請求項3】 請求項1に記載の食器洗い具であって、手袋の両側部に開口部を設ける事を特徴とする食器洗い具。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 この発明は食器洗い具に関するものである。 【背景技術】 【0002】 【特許文献1】特開平11−32958 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 従来より洗剤がなくても洗える食器洗い具としてアクリル毛糸を使用した手編みのタワシがある。しかし、手編みの手間がかかるうえ、編み目や毛糸の内部に油汚れが入り込むと洗ってもなかなかなきれいにならないという欠点があった。アクリル毛糸をミトン型に編んだ場合は作業効率が高いが、使用直後に再度使う際、手の甲が濡れて気持ちが悪いといった欠点があった。これらの欠点を解消することが本発明の課題である。 【課題を解決するための手段】 【0004】 作業効率を高めるため、手にはめて用いる形状とする。掌側にはアクリル繊維などの親油性の高い繊維を用いた毛足の長さが概ね2mm以上、願わくは4mm以上の起毛生地2を用いる。一般にボアと呼ばれ、ぬいぐるみなどに用いられている素材である。手の甲側には吸水性の低い素材で作ったネットあるいはメッシュ生地3を用いる。 【発明の効果】 【0005】 手にはめて用いるので、食器洗い作業が非常に効率よくできる。右利きの場合、洗った食器を左手で洗い籠に移動させると同時に右手で次に洗う食器を持ち上げる事ができるので時間のロスが少ない。一般の食器洗い具は右手で掴んで使用するので、左手だけで上記の作業を順にこなす必要があり時間が無駄になっている。洗い物の途中で金属タワシを使いたいときがあるが、本発明の食器洗い具1は装着したまま物を掴むことが出来るので手早く使用できる上に金属タワシによる擦り傷の心配からも解放される。 【0006】 手の両面を使って洗うという点でも作業効率がよい。手の甲側に用いられているネットあるいはメッシュ生地3はこびりついた物を取り除く機能もあるので、固まったご飯粒などをこそげ落とす事も可能で、油汚れ以外の頑固な汚れにも対応する。手の甲側にネットあるいはメッシュ生地3を用いているので直後の再使用にも不快感がなく乾燥も早い。 【0007】 起毛素材は毛足が長いため表面積が非常に大きい。その為、洗剤なしでしかも、お湯の温度が低くてもかなり綺麗に汚れを落とすことが出来る。その効果は驚くほどで、従来のアクリル毛糸タワシよりずっと優れている。起毛部分は細い繊維状で糸状ではないので、汚れが中まで入り込むことはない。油汚れがひどい食器を洗っても長い毛足部分で十分それらを吸収、あるいは吸着できるので、生地の土台になっているニット部分まで油が染みこむことはほとんど無く、石けんで軽く洗うと簡単に汚れが落ちる。また、実施例1あるいは実施例3においては起毛生地が親指を覆っており茶碗の糸じりやシール容器の溝などの細かい部分を指先を使ってきれいにするのにも適している。 【0008】 スポンジなど従来の食器洗い具やタワシなどは壊れやすいので洗濯機で洗うことが出来なかったが本発明の食器洗い具1は洗濯機などでしっかり洗うことができ、清潔を保ちやすい。手編みのアクリルタワシも洗濯機で洗うことはできるが、繰り返して洗うとフェルト化する傾向がある。しかし本発明の食器洗い1は洗濯による生地の劣化が少なく、この点でも優れている。 【0009】 尚、本発明における生地とは織物のみではなくニット生地なども含める物とする。起毛生地2の起毛部分にはアクリル100%の繊維を用いることが望ましいが汚れを吸着したり取り除いたりする機能があるものであればアクリル繊維に限定しない。起毛部分の毛足の長さは用途により調節する。 【発明を実施するための最良の形態】 【0010】 掌側を起毛生地2、手の甲側をネットあるいはメッシュ生地3などで作る。用途によっては掌側と手の甲側を逆に使用することも出来る。起毛部分の毛足の長さは概ね5mm〜10mm程度が使いやすいと思われる。 【実施例1】 【0011】 実施例1を図1に示す。形状はミトン型にする。掌側は起毛部分がアクリル繊維でできたボア生地、手の甲側はナイロン製のネットあるいはメッシュ生地3を素材とする。親指の反対側に吊り紐4を付ける。この例では左利き用、右利き用の両方を準備する必要がある。 【実施例2】 【0012】 実施例2を図2に示す。親指のない手袋型である。親指の位置には開口部5を設ける。この開口部5を左右両方に設けることによって右利き左利きの両用となる。片面が起毛生地2、もう一方がネットあるいはメッシュ生地3なのは実施例1と同様である。左右に開けられた指用開口部5から親指を出して使用するが、その際反対側の開口部5は不要である。左右の手を変えて使用する際には反対側の開口部5が必要となる。尚、開口部5の位置や大きさを工夫して親指の反対側の開口部から小指を出せるようにしておくと、ミトンをはずさずに細身の湯飲みやコップを洗う事ができるので便利である。 【実施例3】 【0013】 実施例3を図3に示す。全体を起毛生地2で構成し、手の甲側に大きな開口部6を設ける。ネットあるいはメッシュ生地3は使用しない。 【産業上の利用可能性】 【0014】 食器洗い具は各家庭で毎日使用される物なので産業的価値は高い。製造に当たっては、安価な素材を用いて工場で簡単に縫うことが出来るので低コストで仕上がる。 【図面の簡単な説明】 いずれの図もおよその形状だけを示し起毛の様子までは示さない。【図1】 実施例1をしめした背面図である。 【図2】 実施例2をしめした背面図である。図1,図2はいずれも見えない面が起毛生地になっている。正面図も素材が異なるだけで形はほぼ同じなので省略する。 【図3】 実施例3をしめした背面図である。正面図は開口部6が無い点以外は同様なので省略する。実施例3は起毛生地2で作られる。 【符号の説明】 1 食器洗い具 2 起毛生地 3 ネットあるいはメッシュ生地 4 吊り紐 5 指用開口部 6 開口部
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| 【出願人】 |
【識別番号】300056598 【氏名又は名称】石原 匠子
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| 【出願日】 |
平成17年3月31日(2005.3.31) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2006−280885(P2006−280885A) |
| 【公開日】 |
平成18年10月19日(2006.10.19) |
| 【出願番号】 |
特願2005−133041(P2005−133041) |
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