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【発明の名称】 食器洗浄装置
【発明者】 【氏名】山下 太一郎
【住所又は居所】茨城県ひたちなか市堀口832番地2 株式会社日立製作所機械研究所内

【氏名】北村 洋
【住所又は居所】茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 日立ホーム・アンド・ライフ・ソリューション株式会社内

【要約】 【課題】上下の扉を備えた食器洗浄装置において、上下の扉の開閉動作を連動させてスムーズに行うことができ、さらに扉の開閉に要する力を少なくして軽快に扉を開閉できる食器洗浄装置を提供する。

【解決手段】食器洗浄装置において、上扉3と下扉2を開閉する開閉機構を、上扉3を支持する上扉支持体31と、下扉2を支持する下扉支持体21と、上扉支持体31と下扉支持体21とを連結して上扉3と下扉2を連動して開閉動作させる連結部材41と、一端が装置本体1に設けられた回転支点35のまわりに揺動自在に支持されると共に他端が上扉支持部材31に回転自在に連結された揺動部材34と、上扉支持部材31の一部に設けられた移動体32と、扉が開閉動作を行う際に移動体32を案内して上扉3の姿勢を制御するガイド部36と、を備えて構成し、扉が開放される際には、揺動部材34が回転支点35のまわりに揺動すると共に、移動体32がガイド部36に沿って移動することにより、上扉3は、装置本体1から一旦離れる方向に移動した後、上方に向って回動するように開放動作される構造とする。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
装置本体と、この装置本体内に設けた洗浄槽と、この洗浄槽の前部に設けられ、食器類を出し入れ可能となすための開口部と、この開口部を閉鎖する複数の開閉扉と、この開閉扉を開閉動作させる開閉機構と、を備えた食器洗浄装置において、
前記複数の開閉扉は、上下に分割された上扉と下扉とを備え、
さらに前記開閉機構は、前記上扉を支持する上扉支持体と、前記下扉を支持する下扉支持体と、前記上扉支持体と前記下扉支持体とを連結して前記上扉と前記下扉を連動して開閉動作させる連結部材と、一端が前記装置本体に設けられた回転支点のまわりに揺動自在に支持されると共に他端が前記上扉支持部材に回転自在に連結された揺動部材と、前記上扉支持部材の一部に設けられた移動体と、前記開閉扉が開閉動作を行う際に前記移動体を案内して前記上扉の姿勢を制御するガイド部と、を備えて構成され、
前記開閉扉が開放される際には、前記揺動部材が前記回転支点のまわりに揺動すると共に、前記移動体が前記ガイド部に沿って移動することにより、前記上扉は、前記装置本体から一旦離れる方向に移動した後、上方に向って回動するように開放動作されることを特徴とする食器洗浄装置。
【請求項2】
前記開閉機構はさらに、前記上扉支持体と前記装置本体との間に張架される第一の弾性体を備え、この第一の弾性体は、前記開閉扉が閉鎖された際には前記上扉を前記装置本体に押し付ける方向の力を付与し、前記開閉扉が全開位置となった際には前記上扉を閉じる方向の回転力を付与することを特徴とする請求項1に記載の食器洗浄装置。
【請求項3】
前記上扉支持部材と前記揺動部材と前記連結部材とが只一点の回転支点において互いに連結されていることを特徴とする請求項1または2に記載の食器洗浄装置。
【請求項4】
前記ガイド部の一部分には、前記開閉扉を開放する動作の途中において前記移動体が係合することで前記開閉扉の開放動作を一時的に停止させる係止部が設けられていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の食器洗浄装置。
【請求項5】
前記係止部は、前記ガイド部の一部分に設けられた凹部であることを特徴とする請求項4に記載の食器洗浄装置。
【請求項6】
前記係止部は、前記ガイド部の一部分に設けられた凸部であることを特徴とする請求項4に記載の食器洗浄装置。
【請求項7】
前記開閉機構はさらに、前記連結部材と前記装置本体との間に張架される第二の弾性体を備え、この第二の弾性体は、前記開閉扉の閉鎖時には前記開閉扉を開放する方向の力を前記連結部材に加え、前記開閉扉の開放時には前記開閉扉を閉鎖する方向の力を上記連結部材に加えることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の食器洗浄装置。
【請求項8】
前記第二の弾性体は、前記開閉扉の開放位置と閉鎖位置との間において、前記連結部材と前記装置本体との間でその長さが自由長となるまで縮むことによって、前記連結部材に対し開閉扉の開閉いずれの方向にも力が作用しない範囲を有することを特徴とする請求項7に記載の食器洗浄装置。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、洗浄水を噴射して食器を洗浄する食器洗浄装置に関し、特にその開閉扉の開閉構造に係るものである。
【背景技術】
【0002】
従来、この種の食器洗浄装置は、図1および図2に示すように構成されており、以下、その概略構成について簡単に説明する。
【0003】
図1は従来からの食器洗浄装置の全体を示す外観図、図2は開閉扉が全開の状態における食器洗浄装置の概略構成を示す側面図である。通常の状態では、図1に示す如く、装置本体1の正面側は下扉2と上扉3とによりなる上下2枚の開閉扉によって閉鎖されており、扉開ボタン4を押すと扉のロック手段が解除され、その状態からハンドル5を引くことで下扉2は下方(矢印a方向)に回動して仮想線2Aで示す開放位置となり、これと共に上扉3は下扉2と連動して上方(矢印b方向)に移動して仮想線3Aに示す開放位置となって、これにより装置本体1の前面が開放されて開口部が現われ、食器類を出し入れすることが可能となる。下扉2の下方には操作パネル部8が設けられており、食器洗浄の開始や停止などの操作指示を行うボタン類9や、例えば動作状況を表示するLEDなどの表示手段10を備えている。
【0004】
図2に示すように、装置本体1の内部には洗浄槽12が設けられており、その内部には、洗浄する食器類13を載置する食器かご14が例えば上下2段に設けられ、食器類を洗浄槽12の内部に収容することができ、上扉3と下扉2を全開とした際には洗浄槽12の前部に開放された開口部11を通して食器類を出し入れすることができる構成となっている。上扉3と下扉2を閉鎖した際には、上扉3と下扉2との間は上扉3の下端面に設けられた水封部材19によって密封され、また上下扉3,2と洗浄槽12との間は洗浄槽12の開口縁に設けられた水封部材25によって密封されて、装置本体1の外部に水が漏れない構造となっている。
【0005】
洗浄槽12の底面には例えば回転式の噴射ノズル15が設けられており、ポンプ16で高圧にされた洗浄水がこの噴射ノズル15から食器13に向けて噴射され、これによって食器13に付着した汚れを落とすように洗浄が行われる。
【0006】
下扉2が閉じられると、ロック手段17の爪部17aが装置本体1に設けられた係合部18に係合して下扉2が閉鎖位置でロックされると共に、ロック手段17の一部が例えばマイクロスイッチのような検知手段20をOFF状態からON状態に操作することにより、食器洗浄装置の洗浄動作を可能とし、ユーザーが扉開きボタン4を押してロック手段17によるロックを解除すると、検知手段20はON状態からOFF状態となって食器洗浄装置の動作を停止する構成となっている。
【0007】
従来、このような食器洗浄装置における扉の開閉機構としては、下記の特許文献1および特許文献2に開示されるようなものがある。
【特許文献1】特開2003−70712号公報
【特許文献2】特開2002−300996号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
特許文献1には、本体と、前記本体内に設けた洗浄槽と、前記洗浄槽の前面を主たる面として設けた開口部と、前記開口部を閉塞する扉体と、前記扉体を前記本体の上方空間へ移動自在に支持する支持手段とを備え、前記支持手段は、スライド部を備えた食器洗浄機が記載されている。しかしながら、この特許文献1では扉体の回転支点をスライドする構成なので、左右の回転中心の位置がずれてスムーズな開閉動作が妨げられる場合がある、という問題点がある。
【0009】
特許文献2には、洗浄槽と、前記洗浄槽に設けた開口部を開閉する複数個の扉体と、前記扉体を連動させる連動手段とを備え、前記扉体の閉鎖位置では前記扉体の閉鎖方向への力が作用し、かつ前記扉体の開放位置では前記扉体の開放方向への力が作用する構成とした食器洗浄機が記載されている。しかしながら、このような構成では、扉体を閉鎖位置から開放する場合には、扉のロック手段を解除しても扉体は閉鎖方向への力が作用しているので、扉は開かない。そのため、扉を開くためには開放動作の当初から常時ユーザーが手で開放方向の力を付与しなければならず、扉の開放動作が面倒である、という問題点がある。
【0010】
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので、扉の開閉動作をスムーズに行うことができ、さらに扉の開閉に要する力を少なくして軽快に扉を開閉できる食器洗浄装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
前記の目的を達成するため本発明は、
装置本体と、この装置本体内に設けた洗浄槽と、この洗浄槽の前部に設けられ、食器類を出し入れ可能となすための開口部と、この開口部を閉鎖する複数の開閉扉と、この開閉扉を開閉動作させる開閉機構と、を備えた食器洗浄装置において、
前記複数の開閉扉は、上下に分割された上扉と下扉とを備え、
さらに前記開閉機構は、前記上扉を支持する上扉支持体と、前記下扉を支持する下扉支持体と、前記上扉支持体と前記下扉支持体とを連結して前記上扉と前記下扉を連動して開閉動作させる連結部材と、一端が前記装置本体に設けられた回転支点のまわりに揺動自在に支持されると共に他端が前記上扉支持部材に回転自在に連結された揺動部材と、前記上扉支持部材の一部に設けられた移動体と、前記開閉扉が開閉動作を行う際に前記移動体を案内して前記上扉の姿勢を制御するガイド部と、を備えて構成され、
前記開閉扉が開放される際には、前記揺動部材が前記回転支点のまわりに揺動すると共に、前記移動体が前記ガイド部に沿って移動することにより、前記上扉は、前記装置本体から一旦離れる方向に移動した後、上方に向って回動するように開放動作されるようにしたものである。
【0012】
さらに本発明では、前記開閉機構において、前記上扉支持体と前記装置本体との間に張架される第一の弾性体を備え、この第一の弾性体は、前記開閉扉が閉鎖された際には前記上扉を前記装置本体に押し付ける方向の力を付与し、前記開閉扉が全開位置となった際には前記上扉を閉じる方向の回転力を付与するものとする。
【0013】
さらに本発明においては、前記上扉支持部材と前記揺動部材と前記連結部材とが只一点の回転支点において互いに連結されている構造とする。
【0014】
さらに本発明において、前記ガイド部の一部分には、前記開閉扉を開放する動作の途中において前記移動体が係合することで前記開閉扉の開放動作を一時的に停止させる凹部あるいは凸部によりなる係止部が設けられているものとする。
【0015】
さらに本発明では、前記開閉機構において、前記連結部材と前記装置本体との間に張架される第二の弾性体を備え、この第二の弾性体は、前記開閉扉の閉鎖時には前記開閉扉を開放する方向の力を上記連結部材に加え、前記開閉扉の開放時には前記開閉扉を閉鎖する方向の力を前記連結部材に加えるものとする。
【発明の効果】
【0016】
このように構成される本発明の食器洗浄装置では、上扉と下扉を連動させて開閉することができ、ここで上扉は、揺動部材が回転支点のまわりに揺動すると共に、移動体がガイド部に沿って移動することにより、スムーズな動作で開閉される。そしてこの上扉の開放動作では、上扉は装置本体から一旦離れる方向に移動した後、上方に向って回動するように動作されるので、上扉と装置本体とが擦れることはなく、確実な開放が行なわれると共に、余計な摩擦負荷などを生じることがないので、軽快に開閉動作を行うことができる。
【0017】
さらに本発明の食器洗浄装置では、扉が閉鎖された際には第一の弾性体によって上扉を装置本体に押し付ける構成としたので、上扉と装置本体の間が確実に密封され、装置本体からの水漏れを確実に防止することができる。
【0018】
さらに本発明の食器洗浄装置は、上扉支持部材と揺動部材と連結部材との互いの間の回転支点を只一点となるよう構成したことにより、回転支点を構成する部品の点数を低減できるので、安価に構成することができる。
【0019】
さらに本発明の食器洗浄装置は、扉を開放する動作の途中において移動体がガイド部の係止部に係合して扉の開放動作を一時的に停止させる構造としたことにより、洗浄中に開閉扉が一気に大きく開いて上扉と下扉の隙間から洗浄水が噴出することを防止できるので、安全性が高い。
【0020】
さらに本発明の食器洗浄装置では、扉の閉鎖時には第二の弾性体によって扉を開放する方向の力が加えられるので、扉を開放する際の操作力を低減し、より軽快に扉を開くことができる。
【0021】
さらに本発明の食器洗浄装置において、扉を開くときには、第一の弾性体および第二の弾性体によって扉を閉じる方向の力が作用することにより、扉の開放動作を行った際に生じる衝撃を緩和することができるので、操作時の使用感覚から煩わしさを低減し、より高品質な扉を備えた食器洗浄装置を提供できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0022】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。本発明による食器洗浄装置の全体構成および機能は図1および図2に示した従来の食器洗浄装置とほぼ同一なものであり、本発明の特徴は上扉と下扉とを連動して動作させる開閉機構にある。
【0023】
上扉3と下扉2を連動して開閉する開閉機構の構成と動作の一実施例について、図3〜図9を参照して詳細に説明する。図3に示すように、本例の食器洗浄装置においては、下扉2は下扉ホルダ21に取り付けられ、この下扉ホルダ21と一体に動くように構成されている。下扉ホルダ21は装置本体1に設けられた下回転支点22のまわりに回転自在に軸支されており、この下回転支点22を中心に回動して開閉動作が行われる。
【0024】
一方、上扉3は上扉ホルダ31に取り付けられ、この上扉ホルダ31と一体に動くように構成されている。ここで上扉ホルダ31は、揺動部材34を介して装置本体1に支持されている。この揺動部材34は、その一端が装置本体1の側面に設けられた回転支点35のまわりに揺動自在に支持されると共に、他端が回転支点33において上扉ホルダ21に回転自在に連結されており、この揺動部材34の揺動によって上扉3が装置本体1に対し接離する方向に動く構造となっている。
【0025】
さらに上扉ホルダ31の端部には、移動体としてのガイドローラ32が回転自在に設けられており、このガイドローラ32は、装置本体1の側面に設けられたガイド溝36に摺動容易な隙間を介して移動自在に嵌合されている。本例においては、ガイド溝36は揺動部材34の回転支点35とほぼ同じ高さを上端とし、そこから下方に向ってS字形に屈曲するように配置形成されており、さらにガイドローラ32は回転支点33よりも下方においてガイド溝36に嵌合され、このガイドローラ32がガイド溝36に沿って移動することで上扉3の開閉時の姿勢が制御される構造となっている。
【0026】
さらに上扉ホルダ31の一部には上方に突出するばね掛け部37が形成されており、その先端に設けられたばね掛け穴38と装置本体1に設けられたばね掛け部23との間には、第一の弾性体である上ばねSAが帳架されている。この上ばねSAは矢印F4方向に引張力を生じ、上扉ホルダ31に対し回転支点33を中心として図において時計まわり方向の回転力を付与している。
【0027】
図3において、上扉3の重心位置をG3、質量をW3、回転支点33から重心位置G3までの距離をL3とすれば、回転支点33を中心に生じる上扉3の反時計まわり方向のモーメントM3はM3=W3×L3で表わされる。一方、上ばねSAにより生じる引張力をF4、回転支点33から上ばねSAまでの距離をL4とすれば、上ばねSAにより生じる上扉3の時計まわり方向のモーメントM4は、M4=F4×L4となる。ここで、M3<M4となるように上ばねSAによる引張力F4を定めることにより、上扉3に時計まわり方向の回転モーメントを与えることができるので、上扉3の上端においては矢印F5方向の力を生じ、これによって上扉3は、洗浄槽12の開口縁に沿って設けられた水封部材25に対して押し付けられる状態となるので、水封を良好にして水漏れを確実に防止することができるので好適である。
【0028】
この開閉機構において、下扉ホルダ21に設けられた回転支点26と上扉ホルダ31に設けられた回転支点33との間は、連結部材41によって回動自在に連結されている。ここで回転支点33は、上扉ホルダ31と揺動部材34と連結部材41とを例えばリベットによって只一点で互いに回転自在に連結したものである。
【0029】
そしてこの開閉機構では、扉開ボタン4を押してロック手段17を開放してからハンドル5を手前に引くことにより、図4に示すように下扉2は下回転支点22を中心として図において反時計まわり方向に回動して開き、これと共に連結部材41は上扉ホルダ31の回転支点33を上方に向かって押し上げて、回転支点33は揺動部材34の回転支点35を中心とした円周上を矢印J1方向に移動し、これによって上扉3が開かれる如く動作する。このような機構により、下扉2を開くことによって上扉3が連動して開き、下扉2を閉じることによって上扉3が連動して閉じる構成となっている。
【0030】
連結部材41の中途部に設けられたばね掛け穴42と装置本体1に設けられたばね掛け部24との間には第二の弾性体である下ばねSBが帳架されており、図において上方、すなわち矢印F6方向の引張力を連結部材41に加えている。この力は、連結部材41を矢印Fo方向に移動しようとする力、すなわち下扉2を開く方向の力となるので、扉開きボタン4を押してロック手段17を解除した際に、下扉2に図において反時計まわり方向の回転力を付与して下扉2を開く動作を行う構成となる。この場合、扉開ボタン4を押してロック手段17を解除した後、ユーザーがハンドル5を手前に引いて下扉2を開放する際の操作力を低減することができるので好適である。
【0031】
次に、下扉2と上扉3が閉鎖状態から開き始めて所定の角度だけ開放された状態を図4により説明する。図4において、下扉2が回転支点22を中心として反時計まわり方向に回動して開き始めると、連結部材41は矢印Fo方向に移動して回転支点33を押し上げ、揺動部材34は回転支点35を中心として時計まわり方向に揺動する。すると上扉ホルダ31は回転支点33が矢印J1方向に移動し、かつガイドローラ32がガイド溝36に沿って矢印J2方向、すなわち揺動部材34の回転支点35に近接する方向に移動するので、上扉3は装置本体1から離れるように矢印J3方向に移動して水封部材25から離反し、図4に示す状態に至る。この図4のように、下扉2と上扉3が僅かに開いた状態では、下扉2の破線にて示した内壁29が、上扉3の前端縁39に対応する位置となっている。
【0032】
扉開きボタン4を押してロック手段17を解除した際には、下扉2と上扉3は一気に図9に示す全開状態にまで至るのではなく、図4に示した位置、すなわち扉が開いていることは一目瞭然にわかるが、下扉2の内壁29が上扉3の前端縁39に対応する位置となっている状態において、扉は一旦開き動作を停止するように構成している。このような構成の一例について、次に説明する。
【0033】
このように扉の開き動作を一旦停止する構成の一例について図5を参照して説明する。図5(A)は図3に示したように扉を全閉とした状態でのガイド溝36とガイドローラ32の位置関係を示す図であり、図5(B)は図4に示したように扉が開き動作を一旦停止した状態でのガイド溝36とガイドローラ32の位置関係を示す図である。
【0034】
ここで示すように、ガイド溝36の内側縁の一部にはガイドローラ32が係合する係止部として凹部36aが設けられており、図4に示す如く扉が開き動作を一旦停止した際にこの凹部36aにガイドローラ32が係合する位置関係となっている。このようにガイドローラ32が凹部36aに係合すると、ガイドローラ32が設けられた上扉ホルダ31に制止力が働いて上扉3を開放する動作が阻害され、扉の開き動作は一旦停止される。ユーザーが扉をさらに全開方向に開きたい場合には、この状態からハンドル5を強く手前に引いて下扉2を開くと、ガイドローラ32が凹部36aから外れて再びガイド溝36に沿って移動されることにより、下扉2と上扉3を全開位置まで開くことができる。
【0035】
さらに扉の開き動作を一旦停止する構成の別の実施例を図6に示す。図6(A)は図3に示したように扉を全閉とした状態でのガイド溝36とガイドローラ32の位置関係を示す図であり、図6(B)は図4に示したように扉が開き動作を一旦停止した状態でのガイド溝36とガイドローラ32の位置関係を示す図である。
【0036】
ここで示すように、ガイド溝36の内側縁の一部にはガイドローラ32が係合する係止部として凸部36bが設けられており、図4に示す如く扉が開き動作を一旦停止した際にこの凸部36bにガイドローラ32が係合する位置関係となっている。このようにガイドローラ32が凸部36bに係合すると、ガイドローラ32が設けられた上扉ホルダ31に制止力が働いて上扉3を開放する動作が阻害され、扉の開き動作は一旦停止される。ユーザーが扉をさらに全開方向に開きたい場合には、この状態からハンドル5を強く手前に引いて下扉2を開くと、ガイドローラ32が凸部36bを乗り越えて再びガイド溝36に沿って移動されることにより、下扉2と上扉3を全開位置まで開くことができる。
【0037】
このように扉の開き動作を一旦停止するようにした構成の効果について述べると、例えば80℃程度の高温の湯を用いて食器洗浄動作が行われている最中に、ユーザーが扉開きボタン4を押した場合、検知手段20がON状態からOFF状態となるので食器洗浄動作は停止され、ポンプ16が停止されて湯がノズル15から噴出するのも停止されるが、下扉2と上扉3が急激に一気に開く構成とした場合には、湯の噴出が停止するよりも早く扉が開いてしまうことがあり、そのときには下扉2と上扉3の間から高温の湯が噴出してユーザーにかかってしまうおそれがある。
【0038】
そこで、本例の食器洗浄装置においては、図4に示したように、下扉2の内壁29が上扉3の前端縁39に対応する位置となった状態において、扉の開き動作を一旦停止するようにしたので、食器洗浄動作を行っている最中で、高温の湯をノズル15から噴射している最中に突然扉開きボタン4を押してロック手段17を解除したとしても、ノズル15から噴出した湯は下扉2および上扉3の内側の面にかかるだけであり、下扉2と上扉3の間から湯が噴出してユーザーにかかることはないので、安全である。
【0039】
そして、このように扉の開き動作が一旦停止された状態から、ハンドル5を強く手前に引いて下扉2を開くと、扉の係止状態が解除され、図7に示すように下扉2と連動して上扉3が上方に向って回動するように開かれる。
図7は、下扉2と上扉3が図3に示す閉鎖位置と図9に示す全開位置とのほぼ中間の位置にある状態を示している。ここで示すように下扉2と上扉3が開閉の途中の状態において、下扉2の重心位置をG2、質量をW2、回転支点22から重心位置G2までの距離をL2とすれば、下扉2は回転支点22を中心として反時計まわり方向にM2=W2×L2のモーメントを生じ、一方上扉3は回転支点33を中心に反時計まわり方向にM3=W3×L3のモーメントを生じる。上扉2と下扉3の質量は同程度のものなので、図7に示した状態では上扉2と下扉3の自重がほぼ釣り合っており、扉を開閉するためにハンドル5を移動するのに要する力は小さい。このような状態においては下ばねSBから連結部材41に対しては扉を開閉いずれの方向にも力を加えない方が扉の操作力を低減するためには望ましい。
【0040】
そこで、図7に示す位置においては、連結部材41に設けられたばね掛け穴42と装置本体1に設けられたばね掛け部24とを結ぶ線が、連結部材41の回転支点26と回転支点33とを結ぶ直線50に対して直交するように配置すれば(この位置をばねの中立点と称する)、下ばねSBから連結部材41に伝達される力のうち直線50方向の分力は0となるので、下扉2と上扉3の釣り合い状態に影響を及ぼさないので好適である。
【0041】
さらに、ばねの中立点においては、下ばねSBの長さがそのばねの自然長さである自由長とほぼ等しくなるようにすれば、下ばねSBから連結部材41に伝達される張力は0となるので、下扉2と上扉3の質量による釣り合い状態を保持でき、扉を開閉する力が少なくて済むので好適である。
【0042】
図8は、扉が全開位置の手前にあって、上扉3の重心G3が回転支点33の直上に位置した状態を示した図、図9は扉の全開状態を示した図である。
図8に示す状態において、上扉3の重心G3が上扉ホルダ31の回転支点33の直上に対して図において右側、すなわち矢印J4方向に移動した場合には、上扉3が時計まわり方向の回転モーメントを生じるので、下扉2と上扉3は急激に開いて図9に示す全開位置に至り、下扉ホルダ21がストッパ28に急激に衝突して大きな衝撃を生じる。このような扉開き動作の際の衝撃を避けるためには、下ばねSBは連結部材41を扉が閉じる方向、すなわち矢印Fc方向に力を加えることで扉を閉じる方向の力を加えることが望ましい。従って、扉を開放する際にばねSBから連結部材41に加わる力Fcは、時計まわり方向の回転モーメントに対して釣り合いをとるように、扉が図8に示した全開位置手前に位置した状態でのみ生じるように構成するのがよい。
【0043】
図8に示す状態においては、第一の弾性体である上ばねSAはほぼ鉛直の状態にあり、これから図9に示す全開状態との間で上扉支持体31に設けられたばね掛け穴38は、装置本体に設けられたばね掛け部23に対し図において左側から右側に移動する。図9に示す全開状態で上ばねSAが生じる力F4は図において左向きの分力を生じるので、この力は上扉2を閉じる方向の力となる。
【0044】
そして図8に示す状態から下扉2をさらに反時計まわり方向に回動させて開き、例えば下扉2がほぼ水平となった状態で下扉ホルダ21の一部がストッパ28に当接することにより、図9に示すように下扉2と上扉3は全開位置で停止する。このとき、扉には前述した上ばねSAおよび下ばねSBによって上扉2を閉じる方向の力が作用していることにより、下扉ホルダ21がストッパ28に急激に衝突することはなく、緩やかに当接することになるので、扉の開放動作時の衝撃を抑制する効果がある。
【0045】
このような開閉機構の動作において、下ばねSBから連結部材41の長手方向に伝達される力(すなわち扉の開閉方向の力)は、図10に示すようになる。この図10においては、横軸に連結部材41の変位をとって、扉の開閉の状況を示しており、左端が扉全開で、右端が扉閉鎖の状態となる。縦軸には下ばねSBから連結部材41が受ける扉開閉力をとっている。ここで示されるように、ばねの中立点では下ばねSBから連結部材41に伝達される張力は0となり、扉が開放される中立点よりも左側では下ばねSBによる力は扉を閉鎖する方向となり、中立点より右側では下ばねSBによる力は扉を開放する方向となる。
【0046】
すなわち、本例の開閉機構では、連結部材41に設けられたばね掛け穴42が扉の全開時と閉鎖時との間の移動範囲において、装置本体1に設けられたばね掛け部24に対して上下方向の反対側に移動するように構成したことにより、下扉2と上扉3が閉鎖している場合には扉を互いに開く方向の力を連結部材41に加え、下扉2と上扉3扉が全開の場合には扉を互いに閉じる方向の力を連結部材41に加える構成となすことができるので、扉の開き動作を補助し、かつ扉が全開となる際の衝撃を抑制する、という二つの効果を、只1本のばねSBで得ることができるので、構成が簡素となって好適である。
【0047】
さらに、図9に示す扉の全開状態において、上扉ホルダ31のばね掛け部37に設けられたばね掛け穴38が、装置本体1のばね掛け部23よりも図において右側に位置するように構成すれば、上ばねSAによる生じる力F4の水平方向の分力は図において左向き、すなわち上扉3を閉じる方向となるため、扉が全開となる際の衝撃を抑制する力を生じるので好適である。
【0048】
ところで、以上の実施例においては、下ばねSBから連結部材41に加わる力が0となるのは下ばねSBの中立点においてのみとなる。ところが、図7において、下ばねSBによる開閉力が無くとも下扉2と上扉3とがほぼ釣り合っている状態が得られる範囲は下ばねSBの中立点のみに限られるわけではなく、例えば中立点を挟んで図7の概ねA範囲において成り立つ。さらに、扉を閉鎖状態から開き始める際には、図4に示すように一部開き状態で停止させたいので、閉鎖状態から下ばねSBの中立点まで連続的に扉開放方向の力が加わり続けると、図5,図6で説明したガイド溝36の凹部36aまたは凸部36bとガイドローラ32の係合による係止力にも拘わらず、扉は一部開き状態では停止せずに、例えば図7に示したばねの中立点に至るまで一気に開いてしまうので好ましくない。そのため、扉が閉鎖状態から開き始める際には、図4に示すように扉が一部開き状態に至るまでは開き力Foを加えるが、それ以上にまでは開かないように、開放方向の力Foは扉が開き始めるに従って急激に減少させるようにすることが望ましい。
【0049】
そのためには、図11に示すように、中立点近傍にばねSBによる力が連結部材41に作用しない不感帯を設け、不感帯の外側においてのみ、扉の開放状態近傍においては扉を閉鎖する方向の力、扉の閉鎖状態の近傍においては扉を開放する方向の力を生じる構成とするのがよい。
【0050】
図11は連結部材41と下ばねSBの近傍部分の拡大図、図12は下ばねSBのみを示す図である。ここで下ばねSBの一端HL部はばねのコイル部の方向に長い長円形状をなしており、装置本体1に突出形成されたばね掛け部24に引掛けられている。ばねSBの他端は連結部材41に設けられたばね掛け穴42に引掛けられている。ここで、ばねの中立点においては、下ばねSBに荷重のかからない際のばね長さである自由長Lfよりも、連結部材41のばね掛け穴42と装置本体1のばね掛け部24との間の距離L1の方が小さくなるように構成することにより、ばね掛け部24はばねSBの長円穴形状部である一端HLにおいて、長円穴のうちコイル部に最も近接する。中立点を挟んで連結部材41が図において上下方向に移動したとすると、連結部材41のばね掛け穴42と装置本体1のばね掛け部24との間の距離がばねSBの自由長Lfと等しくなるまでのA範囲においては、下ばねSBは縮んだまま伸ばされないので、ばね力が連結部材41に加わらない不感帯となる。
【0051】
連結部材41が不感帯Aの外側に移動して扉開放に至るまでのB範囲においては下ばねSBによって連結部材41には閉じ方向の力Fcが加わり、逆方向に移動してC範囲においては開放方向の力Foが加わる。この場合の連結部材41の変位とばねにより生じる力を図13に示す。ここで示すように、連結部材41の位置がA範囲である不感帯にある場合には下ばねSBにより生じる力は0であり、BまたはC範囲においてのみ、下ばねSBの伸び量に比例した力が生じる。
【0052】
上記のように構成すれば、不感帯A範囲においては下扉2と上扉3の自重がほぼ釣り合っているので扉の開閉動作に要する力は少なくてよく、さらに扉開放近傍ではばねによる閉鎖方向の力が加わるので扉開放時の衝撃を発生せずにスムーズな開放が可能であり、扉閉鎖近傍ではばねによる開放方向の力が加わるので、扉開放ボタン4を押してロック手段17が解除された際に下扉2と上扉3を図4で示した一部開放状態まで確実に開くことができるので好適である。
【0053】
なお、上記の実施例は下ばねSBの一端が長円形状をなすものとして説明したが、この実施例に限られるものではなく、図14に示す実施例のように、連結部材41のばね掛け穴42が長円穴形状であってもよい。また、上記の説明においては中立点に対して不感帯は対称形状として説明したが、中立点は不感帯の中心である必要は無く、開放方向または閉鎖方向にずれていてもよい。
【0054】
図15は、既に説明した図3の構成における上扉3近傍の拡大図を示す。ここでは上扉3が閉鎖された状態を示しており、上扉3は上ばねSAによって装置本体1に押し付けられているが、上扉ホルダ31の回転支点33や揺動部材34の回転支点35にはガタがあり、さらにはガイド溝36とガイドローラ32の間にもガタがあるので、上扉3の上端を矢印J6の方向に変位させると上扉3は破線で示す3Bの位置に移動し、装置本体1との間に隙間が生じてしまう。このときに要する力は下ばねSAを伸ばす力とほぼ等価となる。このような上扉3の変位を低減するために、変位の大きい部分である上端近傍に上扉3の移動を抑制する手段を設けることが有効である。
【0055】
そこで本例では、上扉ホルダ31におけるばね掛け部37の先端部に設けられた例えば円筒ピン形状の抑制ピン44と、この抑制ピン44が上扉3の開き動作を開始した際に移動する方向であるJ7の方向に傾斜して装置本体1に設けられた抑制ガイド45とによりなる移動抑制手段を設け、上扉3の閉鎖時に上扉3が矢印J6方向に移動しようとした際には抑制ピン44が抑制ガイド45に当たることによって上扉3の移動が抑制されるようにしたものである。この構成において抑制ガイド45は、上扉3が閉鎖された際には抑制ピン44と適切な隙間をもって配置されていることが望ましい。隙間が少なすぎる場合には、扉を閉鎖状態から開放する際に抑制ピン44が抑制ガイド45に引掛かることがあり、扉の開放動作が妨げられるおそれがあるためである。
【0056】
さらにこの上扉の移動抑制手段としては、他にも例えば図16に示す実施例のように、上扉ホルダ3の下辺側に設けられた凹部46と、これに対応して装置本体1側に設けられた凸部47とで構成し、上扉3が閉鎖された際にはこの凹部46と凸部47が係合することによって上扉3の移動が抑制される構造としてもよい。
【0057】
以上のように構成される本発明の食器洗浄装置では、上扉3と下扉2を連動させて開閉することができ、ここで上扉3は、揺動部材34が回転支点35のまわりに揺動すると共に、移動ガイドローラ32がガイド溝36に沿って移動することにより、スムーズな動作で開閉される。そしてこの上扉3の開放動作では、上扉3は装置本体1から一旦離れる方向に移動した後、上方に向って回動するように動作されるので、上扉3と装置本体1とが擦れることはなく、確実な開放が行なわれると共に、余計な摩擦負荷などを生じることがないので、軽快に開閉動作を行うことができる、という効果がある。
【0058】
さらにこの食器洗浄装置では、扉が閉鎖された際には第一の弾性体である上ばねSAによって上扉3を装置本体1に押し付ける構成としたので、上扉3と装置本体1との間が確実に密封され、装置本体1からの水漏れを確実に防止することができる、という効果がある。
【0059】
さらにこの食器洗浄装置では、上扉ホルダ31と揺動部材34と連結部材41との互いの間の回転支点33を只一点となるよう構成したので、回転支点33を構成する例えばリベットの如き部品点数を低減できるので、安価に構成できる、という効果もある。
【0060】
さらにこの食器洗浄装置は、扉を開放する動作の途中においてガイドローラ32がガイド溝36の係止部(凹部36aあるいは凸部36b)に係合して扉の開放動作を一時的に停止させる構造としたことにより、洗浄中に突然ロック手段を解除した場合に扉が一気に大きく開いてノズルから噴射されている高温の温水が扉の隙間から噴出することがないので、安全性が高い、という効果もある。
【0061】
さらにこの食器洗浄装置では、扉の閉鎖時には第二の弾性体である下ばねSBによって扉を開放する方向の力が加えられるので、扉を開放する際の操作力を低減し、より軽快に扉を開くことができる、という効果もある。
【0062】
さらにこの食器洗浄装置において、扉を開くときには、第一の弾性体である上ばねSAおよび第二の弾性体である下ばねSBによって扉を閉じる方向の力が作用することにより、扉の開放動作を行った際に生じる衝撃を緩和することができる、という効果もある。
【図面の簡単な説明】
【0063】
【図1】食器洗浄装置の外観を示す斜視図である。
【図2】食器洗浄装置の側面図である。
【図3】本発明の食器洗浄装置における扉閉鎖状態を示す側面図である。
【図4】本発明の食器洗浄装置における扉一部開放状態を示す側面図である。
【図5】ガイド溝における係止部の形状例を示す図である。
【図6】ガイド溝における係止部の他の形状例を示す図である。
【図7】本発明の食器洗浄装置における扉の中立状態を示す側面図である。
【図8】本発明の食器洗浄装置における扉の全開手前の状態を示す側面図である。
【図9】本発明の食器洗浄装置における扉の全開状態を示す側面図である。
【図10】連結部材の変位と第二の弾性体による力の関係を示す図である。
【図11】連結部材と第二の弾性体の位置関係を示す構成図である。
【図12】第二の弾性体の形状例を示す図である。
【図13】連結部材の変位と第二の弾性体による力の関係を示す図である。
【図14】連結部材と第二の弾性体の位置関係の他例を示す構成図である。
【図15】上扉の移動抑制手段の構成例を示す側面図である。
【図16】上扉の移動抑制手段の他の構成例を示す側面図である。
【符号の説明】
【0064】
1…装置本体、2…下扉、3…上扉、12…洗浄槽、21…下扉ホルダ(下扉支持部材)、31…上扉ホルダ(上扉支持部材)、32…ガイドローラ(移動体)、33…回転支点、34…揺動部材、35…回転支点、36…ガイド溝(ガイド部)、36a…凹部(係止部)、36b…凸部(係止部)、41…連結部材、SA…上ばね(第一の弾性体)、SB…下ばね(第二の弾性体)
【出願人】 【識別番号】502131431
【氏名又は名称】日立ホーム・アンド・ライフ・ソリューション株式会社
【住所又は居所】東京都港区西新橋二丁目15番12号
【出願日】 平成17年3月24日(2005.3.24)
【代理人】 【識別番号】100122884
【弁理士】
【氏名又は名称】角田 芳末

【公開番号】 特開2006−263204(P2006−263204A)
【公開日】 平成18年10月5日(2006.10.5)
【出願番号】 特願2005−86515(P2005−86515)