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【発明の名称】 アプライト形電気掃除機
【発明者】 【氏名】豊田 貴久
【住所又は居所】茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 日立ホーム・アンド・ライフ・ソリューション株式会社電化事業部内

【氏名】岩尾 昭
【住所又は居所】茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 日立ホーム・アンド・ライフ・ソリューション株式会社電化事業部内

【氏名】山本 亘
【住所又は居所】茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 日立ホーム・アンド・ライフ・ソリューション株式会社電化事業部内

【氏名】菅野 恭一
【住所又は居所】茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 日立ホーム・アンド・ライフ・ソリューション株式会社電化事業部内

【要約】 【課題】本発明は、上記の問題に鑑み、延長吸込管を使った掃除中に掃除機本体の回動傾斜が生じ難いアプライト形電気掃除機を提供することを目的とする。

【解決手段】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
電動送風機と、集塵手段とを有する掃除機本体と、前記掃除機本体の下部に設けた吸込体と、前記掃除機本体の上部に設けたハンドルと、前記掃除機本体から伸びる吸込ホースの先端に設けられ、かつ伸縮自在なる延長吸込管とを有し、前記吸込体は、吸込口部を有する吸口体部と、前記掃除機本体に接続する塵埃通気接続管部を有し、かつ吸口体部と塵埃通気接続管部が折り曲げられるように回動自在に結合されているアプライト形掃除機において、
前記吸込体には、前記掃除機本体を前記吸込体の上方に位置させた状態で前記掃除機本体が後方側に倒れるのを抑える回動抑制手段を設けたことを特徴とするアプライト形電気掃除機。
【請求項2】
請求項1記載のアプライト形電気掃除機において、
前記回動抑制手段は、吸口体部に設けた板バネと、前記板バネに設けた隆起部と、前記塵埃通気接続管部に設けられ、かつ前記板バネに摺動するように当接する突起とを有し、前記隆起部に突起が保持されることにより前記掃除機本体の回動転倒が抑えられることを特徴とするアプライト形電気掃除機。
【請求項3】
請求項1記載のアプライト形電気掃除機において、
前記掃除機本体の外郭になる本体ケースは、前記電動送風機、前記集塵手段、コードリール、および前記吸込体と前記集塵手段を連通する塵埃通気内部ダクト等を内置し、
前記塵埃通気内部ダクトは、前記塵埃通気接続管部が着脱自在に挿入される継手ホルダーと、連通パイプを有し、
前記連通パイプは、前記コードリールと重なるよう前記本体ケース内に配置され、かつ
コードリールと重なるところにはコードリールに対面する面側を押しつぶした扁平部を設けたことを特徴とするアプライト形電気掃除機。
【請求項4】
請求項3記載のアプライト形電気掃除機において、
前記扁平部の表面に複数の補強用リブを設けたことを特徴とするアプライト形電気掃除機。
【請求項5】
請求項3記載のアプライト形電気掃除機において、
前記塵埃通気内部ダクトは、前記吸込ホースに連通する分岐口を有することを特徴とするアプライト形電気掃除機。
【請求項6】
請求項1記載のアプライト形電気掃除機において、
前記吸込体は、前記掃除機本体が立てられるようにほぼ直角に折り曲げた状態で前記吸口体部と前記塵埃通気接続管部との連通を閉じ、逆に前記掃除機本体を倒すように折り曲げ角度を広げることにより前記吸口体部と前記塵埃通気接続管部とを連通するように開く吸込口用シャッタを有することを特徴とするアプライト形電気掃除機。
【請求項7】
請求項6記載のアプライト形電気掃除機において、
前記吸込口用シャッタが閉じられ、かつ前記延長吸込管の吸い込みが閉ざされると、前記電動送風機に吸気が行われるように開放作動する電動送風機保護用吸気弁を備えたことを特徴とするアプライト形電気掃除機。
【請求項8】
請求項7記載のアプライト形電気掃除機において、
前記電動送風機の吸込側と、前記集塵手段の下流側との間に前記掃除機本体の外側に通ずる通気孔を設け、この通気孔に前記電動送風機保護用吸気弁を備えたことを特徴とするアプライト形電気掃除機。
【請求項9】
請求項8記載のアプライト形電気掃除機において、
前記電動送風機保護用吸気弁は、開閉作動する弁体と、前記弁体を閉鎖するように付勢する弁付勢バネとを有することを特徴とするアプライト形電気掃除機。
【請求項10】
請求項3記載のアプライト形電気掃除機において、
床面掃除に際して床面に接触する本体ケースの下面下部側に橇用突起を設け、この橇用突起の先端側に植毛したことを特徴とするアプライト形電気掃除機。
【請求項11】
請求項3記載のアプライト形電気掃除機において、
前記継手ホルダーは、前記吸込ホースに連通する分岐口を有し、
前記継手ホルダーの内径は、前記分岐口が設けられているところを含めて外方側に向かって大きくなるように形成されていることを特徴とするアプライト形電気掃除機。
【請求項12】
請求項1記載のアプライト形電気掃除機において、
前記掃除機本体は、前記集塵手段のダストケースが着脱自在に収納されるダストケース収納部を有し、
前記ダストケースは、上側奥部に前記掃除機本体に係合をするフック釦を有し、
前記フック釦の係止を外して前記ダストケースの上部を手前側に引き出すように倒して際に、ダストケース収納部の上側間口間にダストケースの上部奥側部が当接して保持されるように構成したことを特徴とするアプライト形電気掃除機。
【請求項13】
請求項1記載のアプライト形電気掃除機において、
前記掃除機本体は、前記集塵手段のダストケースが着脱自在に収納されるダストケース収納部を有し、
前記ダストケースは、粗塵が溜まるサイクロン集塵部、細塵が溜まる細塵集塵部、前記サイクロン集塵部と前記細塵集塵部を着脱自在に結合手段とを有し、
前記サイクロン集塵部には塵埃流入口を設け、前記細塵集塵部には、細塵フイルタの除塵装置を設け、
前記結合手段の操作釦、前記塵埃流入口、および前記除塵装置をダストケースの裏面側
に設けたことを特徴とするアプライト形電気掃除機。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明はアプライト形電気掃除機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
アプライト形電気掃除機は、例えば、特開2000−157450公開公報(特許文献1)に示される。
【0003】
この種の電気掃除機は、床面用吸口体の他に吸込ホースを備えたものもある。吸込ホースの先に種々の吸口を付け替えて床面以外のところを掃除する。天井等の高いところを掃除するために延長吸込管を備えたものもある。
【0004】
【特許文献1】特開2000−157450公開公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
延長吸込管を使った掃除は、掃除機本体を立てて行う。掃除機本体を立てたときは、床面用吸口体の吸引が断たれて延長吸込管だけの吸い込みになる。延長吸込管で高いところを掃除するときに吸込ホースを引いたりするので、床面用吸口体の上に立つ掃除機本体が回動して傾いたりする。
【0006】
電気掃除機全体が不安定になって転倒したりするので、延長吸込管を使った高いところの掃除に支障を来たす。また、掃除機本体が回動して傾斜することにより、床面用吸口体の吸い込みが行われるようになるので、延長吸込管の吸い込み力が弱くなって掃除に支障を来たす。
【0007】
本発明は、上記の問題に鑑み、延長吸込管を使った掃除中に掃除機本体の回動傾斜が生じ難いアプライト形電気掃除機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は。電動送風機と、集塵手段とを有する掃除機本体と、掃除機本体の下部に設けた吸込体と、掃除機本体の上部に設けたハンドルと、掃除機本体から伸びる吸込ホースの先端に設けられ、かつ伸縮自在なる延長吸込管とを有し、吸込体は、吸込口部を有する吸口体部と、掃除機本体に接続する塵埃通気接続管部を有し、かつ吸口体部と塵埃通気接続管部が折り曲げられるように回動自在に結合されているアプライト形掃除機において、吸込体には、掃除機本体を吸込体の上方に位置させた状態で掃除機本体が後方側に倒れるのを抑える回動抑制手段を設けたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、掃除機本体の回動傾斜が生じ難いアプライト形掃除機を提供できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、発明の実施形態に係わる実施例について図面に基づいて説明する。
【0011】
まず、図1〜図8に沿って述べる。
【0012】
電気掃除機は、掃除機本体1と、掃除機本体1の下部に着脱自在に取り付ける吸込体2と、掃除機本体1の上部に折りたたみ自在なるハンドル3を有する。
【0013】
ハンドル3は掃除機本体1のハンドル支持軸4に回動自在に支持され、通常はハンドル3を立てて図6は示すように床面の掃除を行う。ハンドル3は、クランプ5を有する。クランプ5により、ハンドル3を立てた状態が拘束されるので、掃除中にハンドル3が折りたたまれるようなことは起きない。収納時には、図1、図2に示すようにハンドル3を折りたたんで仕舞う。
【0014】
吸込体2は、図6は示すように主に床面の掃除に使用する。延長吸込管6は、図5に示すように高いところ、ソファーの上、隅部等の掃除に使う。
【0015】
延長吸込管6は、掃除機本体1から伸びるフレキシブルな吸込ホース7の先端に設けられ、伸縮自在である。高いところには、延長吸込管6を伸ばして掃除を行う。狭いところでは、延長吸込管6を短くして使うことができる。使うところに応じた使い方ができるので、使い勝手が良い。
【0016】
吸込ホース7は、図4、図5に示すように掃除機本体1に設けたホースガイドリング8にスライド自在に支持されている。延長吸込管6は、掃除機本体1に設けた収納筒部9に着脱自在に差し込んで取り付ける。掃除機本体1には、ハンドル3の付け根近傍にC形状のホース受20が設けられる。
【0017】
延長吸込管6を使って掃除するときは、ホース受20から吸込ホース7を外し、ホースガイドリング8にスライド自在された吸込ホース7を引き出すように長く伸ばして掃除をする。高いところの掃除も行える。
【0018】
収納時には、短く収縮した吸込ホース7をホース受20に嵌め込んで保持し、延長吸込管6を収納筒部9に差し込む。これにより、吸込ホース7および延長吸込管6が掃除機本体1に寄り添うように収まってふらふらしないので、仕舞い易い。
【0019】
図7、図8に示すように、吸込体2は、吸口体部21と、掃除機本体1に接続する塵埃通気接続管部22を有する。
【0020】
吸口体部21は吸込口23を有し、吸込口23には塵埃を掻き揚げる回転ブラシ24が設けられる。吸口体部21と塵埃通気接続管部22は、回動自在なる回動結合部25を介して結合されている。吸口体部21と塵埃通気接続管部22は、回動結合部25を支点と図7に示すようにほぼ直角に折り曲げたり、図8に示すようにまっすぐに延びた状態に回動できる。
【0021】
吸口体部21の吸込口23と塵埃通気接続管部22の内部は、回動結合部25の通路を介して連通している。回動結合部25は、吸込口用シャッタとしての機能も備わっている。回動結合部25は、図7に示すようにほぼ直角に折り曲げることにより、吸込口用シャッタが閉じられ、回動結合部25の通路は遮断される。このため、吸口体部21と塵埃通気接続管部22の連通は閉ざされる。
【0022】
図8に示すようにまっすぐに延びた状態に回動することにより、回動結合部25の吸込口用シャッタは開かれ、吸口体部21と塵埃通気接続管部22の連通が保たれる。吸込体2を使った掃除は、図8に示すように吸込体2をほぼまっすぐに延びた状態で行う。
【0023】
図7に示すようにほぼ直角に折り曲げたときは、回動結合部25の吸込口用シャッタが閉じるので吸込体2を用いた掃除はできない。替わって、延長吸込管6を用いた掃除が行われる。図8に示すように回動結合部25の吸込口用シャッタを開いた状態でも延長吸込管6を用いた掃除をすることは可能であるが、吸込体2と延長吸込管6が吸い込みを取り合って双方の吸い込み力が低下するので望ましくない。
【0024】
図12は、吸込体2からダストケース26に至る塵埃流通の経路と、延長吸込管6からダストケース26に至る塵埃流通の経路とを分かり易く表した図である。この図から理解できるように吸込体2は、塵埃通気内部ダクト27を介してダストケース26に連通される。また、延長吸込管6は塵埃通気内部ダクト27の途中からダストケース26に連通される。
【0025】
このようにダストケース26には、吸込体2と延長吸込管6が塵埃通気内部ダクト27を介して枝分かれるように連通しているので、回動結合部25の吸込口用シャッタを開いたときは延長吸込管6を閉じて吸込体2による掃除を行う。回動結合部25の吸込口用シャッタを閉じたときは、延長吸込管6による掃除を行う。
【0026】
このように吸込体2を直角に折り曲げたり(掃除機本体1を立てる)、真っ直ぐにしたり(掃除機本体1を倒す)することにより、吸込体2による掃除と延長吸込管6による掃除とに容易に切替えが行われる。使い勝手の良い掃除機を提供できる。
【0027】
図9、図10、図11に沿って回動抑制手段について述べる。
【0028】
この電気掃除機は、前述したように掃除機本体1を立てたり、倒したりして使用する。このため、掃除機本体1を立てた状態が確実に保持され、かつ倒した状態に容易に回動できる回動抑制手段が備えられる。この回動抑制手段は、吸込体2に備えられる。
【0029】
吸込体2の吸口体部21は、図7、図8に示すように上ケース28、下ケース29を有する。図9、図10、図11の図示では上ケース28が取り除かれ、下ケース29の内部が示されている。
【0030】
吸込体2の吸口体部21は吸込口23の後側に間隔を隔てて大きな後輪40が備わる。吸込口23の前側下部には小さな前輪41が備わる。回動結合部25の軸心は、後輪40の回転軸心の近傍に位置するように設けられる。吸込体2は、前後の4個の車輪で支持されるので、掃除機本体1を立てた状態で自立できる。
【0031】
吸口体部21の下ケース29には、回動結合部25に隣接して板バネ42を設ける。板バネ42は中央に縦に延びる隆起部43を有する。回動結合部25を構成する塵埃通気接続管部22の回動軸44には、突起45を設ける。この突起45と板バネ42の隆起部43により、回動抑制手段は形成される。
【0032】
この回動抑制手段は、突起45と隆起部43が向き合うように置かれ、かつ突起45を板バネ42に摺動するように設けられる。吸口体部21に対して塵埃通気接続管部22を回すことにより、塵埃通気接続管部22の突起45が板バネ42の隆起部43に突き当たる。更に塵埃通気接続管部22を強く回すと、板バネ42が撓んで隆起部43が逃げる後退するので、突起45は隆起部43の頂部を越えて回動する。突起45が隆起部43の頂部を越えると、板バネ42の撓みは戻るので、塵埃通気接続管部22の逆方向の回動は抑制される。
【0033】
この逆方向の回動抑制が掃除機本体1を立てたところで、生じるように回動抑制手段の突起45と隆起部43の位置決めされている。このため、掃除機本体1を立てた状態に保持される。すなわち、掃除機本体1を吸込体2の上方に位置させた状態で掃除機本体1が後方側に倒れるように回動することが抑えられる。掃除機本体1が倒れないので、延長吸込管6を使用した高いところの掃除が支障なく行うことができる。掃除機本体1を倒すときは、少し強く逆方向に回すことにより、回動抑制手段に抗して回動する。
【0034】
掃除機本体1の構成について、図3、図1、図2、図22、図23、図24に沿って説明する。
【0035】
掃除機本体1の外郭を形成する本体ケースは、下側の本体ケース46、上側の本体ケース47より構成される。下側の本体ケース46の上部にハンドル支持軸4を用いてハンドル3が回動自在に取り付けられる。
【0036】
電動送風機48、コードリール49、塵埃通気内部ダクト27、電動送風機用吸込ケース60が本体ケース46に収まる。塵埃通気内部ダクト27が下側、その上にコードリール49、その上に電動送風機用吸込ケース60が重なるようにして本体ケース46内に収まる。
【0037】
塵埃通気内部ダクト27は、図22、図23、図24に示すように、継手ホルダー61、連通パイプ62、ダストケース用接続管部63を有する。継手ホルダー61は、吸込ホース64に連通する分岐口65を有する。
【0038】
連通パイプ62は、コードリール49と重なるところにはコードリール49に対面する面側を押しつぶした扁平部66を設けた。扁平部66のところは、他のところに比べ、半分位の太さになったので、本体ケースの太さを細くコンパクトにすることができた。
【0039】
ただし、扁平部66のところの風路断面積を確保するために、横方向に太くした。
【0040】
また、扁平部66には、複数の補強リブ67を設けた。ブロー成型(合成樹脂)の連通パイプ62は加熱されると、扁平部66に熱変形が生じ易い。補強リブ67により、扁平部66の熱変形を抑えることができる。
【0041】
電動送風機保護用吸気弁について図3に、図28、図29、図30を加えて説明する。
【0042】
電動送風機保護用吸気弁68は、電動送風機用吸込ケース60の接続リング69に取り付けられる。接続リング69は介在リング80を介して電動送風機48の吸込部に接続される。
【0043】
電動送風機保護用吸気弁68は、外気を取り入れて電動送風機48の温度上昇を抑える。前述した吸込体2の回動結合部25の吸込口用シャッタが閉じられるとともに、延長吸込管6の吸い込みが閉ざされているときは、電動送風機保護用吸気弁68から外気を流入することにより電動送風機48の温度上昇を抑えることができる。
【0044】
電動送風機保護用吸気弁68は、ダストケース26の下流側と電動送風機48の吸い込み側に位置する。下側の本体ケース46には、外気が流入する通気孔81が設けられる。この通気孔81もダストケース26の下流側と電動送風機48の吸い込み側との間に設けられる。通気口81のところ位置するように設けられた電動送風機保護用吸気弁68を経て外気が電動送風機48に吸い込まれ、電動送風機48の温度上昇が抑えられる。
【0045】
電動送風機保護用吸気弁68は、弁体82、弁体付勢バネ83を有する。弁体付勢バネ83は弁体82が閉じられるように付勢している。吸込体2、延長吸込管6の吸い込みが閉ざされて電動送風機48の吸い込み側の負圧が深まると、弁体82が弁体付勢バネ83に抗して開放作動し、外気が流入するのである。
【0046】
図3、図19、図20、図21に示すように集塵手段であるダストケース26は、粗塵が溜まるサイクロン集塵部84、細塵が溜まる細塵集塵部85、サイクロン集塵部84と細塵集塵部85を着脱自在に結合手段の操作釦86を有する。
【0047】
また、サイクロン集塵部84は前記ダストケース用接続管部63に着脱自在に接続される塵埃流入口87を有する。さらに細塵集塵部85は細塵フイルタ88、除塵装置89を有する。結合手段の操作釦86、塵埃流入口87、細塵フイルタ88、および除塵装置89はダストケース26の裏面側に設けられている。
【0048】
ダストケース26は、掃除機本体1の本体ケース47に設けたダストケース収納部100に着脱自在に収納される。ダストケース26は裏側をダストケース収納部100の内側に向けて収納されるので、操作釦86、塵埃流入口87、細塵フイルタ88、および除塵装置89は表側から見えず、外観形状のすっきりした電気掃除機を提供できる。
【0049】
図13〜図18を加えてダストケースの着脱について述べる。
【0050】
図13〜図15はダストケース26がダストケース収納部100に収まっている状態床を示す。図16〜図18はダストケース26をダストケース収納部100から外し始めるところを示す。
【0051】
図15、図18に示すようにダストケース26の上側部は、表側である前側の幅よりも後側(奥側)の幅が広い。また、ダストケース収納部100の上側は、奥側の幅よりも間口幅が狭い。しかも、ダストケース26の上側部の後側(奥側)の幅をダストケース収納部100の上側の間口の幅よりも少し狭くしている。
【0052】
ダストケース26の上側のフック釦101を押して掃除機本体1との係合を外し、ダストケースの上部を手前側に引き出すように少し倒すと、ダストケース26の後側(奥側)がダストケース収納部100の間口間に当接して保持される。
【0053】
この保持により、ダストケース26を外す際の落下防止になる。ダストケース26の取り外しがし易い。
【0054】
図4、図5、図6に示すように、本体ケース46の下面下部側に橇用突起102が設けられ、この橇用突起102の先端側に植毛103が施される。図6に示すように床面の掃除を行う際に植毛103が床面に接するので、床面を傷めない。
【0055】
また、前記収納筒部9にも床面に接触する下部側に植毛104を施した。図6に示すように床面の掃除を行う際に植毛104が床面に接するので、床面を傷めない。
【0056】
図25、図26、図27に沿って電気掃除機の仕事量測定について述べる。
【0057】
継手ホルダー61の内径は、分岐口65が設けられているところを含めて外方側に向かって大きくなるように形成されている。仕事量測定用管105を差し込むことにより、分岐口65が閉じられるので、分岐口65を閉じるための別の道具が不要であり、測定が容易に行える。
【0058】
図31〜図43を引用して延長吸込管について詳しく述べる。
【0059】
延長吸込管6は、図33〜図37に示すように太さの異なる複数の吸込管120、121、122を摺動自在に組み合わせて形成される。細い吸込管120の先端には、回動により切替ができる切替吸口123が設けられる。
【0060】
延長吸込管6は伸縮自在である。長く伸ばして天井等の高いところを掃除する。短く縮めて狭いところの掃除をする。
【0061】
延長吸込管6には、吸込管ロック手段124、125が備わる。
【0062】
吸込管ロック手段125は、太い吸込管122の先側に設けられる。吸込管ロック手段125は係合突起126を有する。この係合突起126が中太の吸込管121の係合穴に係合して伸びた状態が保たれる。
【0063】
吸込管ロック手段125のつまみ127をW方向に移動すると、係合突起126が係合穴にから離脱して吸込管ロック手段125の拘束が解かれる。中太の吸込管121を太い吸込管122に収納するように縮めることができる。
【0064】
吸込管ロック手段124は、中太の吸込管121の先側に設けられる。吸込管ロック手段124はレバー128を有し、レバー128の内端突起が細い吸込管120の係合穴129に係合して伸びた状態が保たれる。
【0065】
中太の吸込管121を太い吸込管122に収めると、レバー128が吸込管ロック手段125に突き当たって、レバー128が外周方向に作動する。この作動でレバー128の内端突起が細い吸込管120の係合穴129から外れるので、吸込管ロック手段124の拘束が解かれる。細い吸込管120を中太の吸込管121に収納するように縮めることができる。
【0066】
このように延長吸込管6は、伸ばした状態が吸込管ロック手段の拘束により確実に保持される。吸込管ロック手段の拘束を解くことにより、延長吸込管6を容易に縮めることができる。
【0067】
切替吸口123は、細い吸込管120の先端に支持軸140により回動自在に支持される。切替吸口123は、二つの吸口部141、142を有する。吸口部141にはブラシ143が設けられる。
【0068】
切替吸口123を回すことにより、ブラシのない吸口部142(図42)とブラシのある吸口部142(図43)に切替られる。
【0069】
ブラシのない吸口部142にセットしたときは、図39に示すように回り止めの保持手段144(凹凸)により、その状態が保持される。
【0070】
ブラシのある吸口部142にセットしたときは、図40、図41に示すように回り止めの保持手段145(突起)により、その状態が保持される。
【0071】
このように切替吸口の切替は、回動により行われるので容易である。また、双方の切替った状態は回り止めの保持手段により保持されるので、使用中に切替吸口が簡単に回動して仕舞うことがなく、使いやすい。
【0072】
延長吸込管6が収納される収納筒部9は図31、図32に示すように底部が閉じられている。収納筒部9は、受口にリング状のシールパッキング146を有する。延長吸込管6
の太い吸込管122には、外周に鍔147を設けている。
【0073】
縮めた延長吸込管6を収納筒部9に差し込むと、鍔147がシールパッキング146に密着して気密が保たれる。収納筒部9の底部が閉じられているので、延長吸込管6の吸い込みは断たれる。吸込体2の吸い込みだけになるので、吸込体2の吸い込みが良く行われる。
【0074】
このように延長吸込管6の吸い込みを閉ざすのに閉め切り弁等を設けないので、構成が簡単で安価である。また、延長吸込管6を収納筒部9に延長吸込管6の吸い込みを止めることができるので操作が簡単である。
【0075】
収納筒部9は、吸込管保持手段148を有する。吸込管保持手段148は収納筒部9の受口のところに設けられる。吸込管保持手段148は、ロックピン149、ロック付勢バネ150、戻しレバー151を有する。
【0076】
延長吸込管6は、収納筒部9に差込むことにより、ロックピン149に鍔147が係合し、収納筒部9に確実に保持される。このため、吸込体2による床面掃除中に延長吸込管6が収納筒部9から外れて掃除に支障を来たすことはない。
【0077】
延長吸込管6は、ロックピン149が後退するように戻しレバー151を回すことにより容易に収納筒部9から外すことができる。
【図面の簡単な説明】
【0078】
【図1】本発明の実施例に係わるもので、電気掃除機の縦断面図。
【図2】本発明の実施例に係わるもので、電気掃除機本体の縦断面図。
【図3】本発明の実施例に係わるもので、電気掃除機の分解斜視図。
【図4】本発明の実施例に係わるもので、電気掃除機を立てて置いた状態を示す図。
【図5】本発明の実施例に係わるもので、延長吸込管を使って掃除する際の形態を示す図。
【図6】本発明の実施例に係わるもので、吸込体で床面を掃除する際の形態を示す図。
【図7】本発明の実施例に係わるもので、吸込体の吸口体部と塵埃通気接続管部をほぼ直角に折り曲げた状態を示す図。
【図8】本発明の実施例に係わるもので、吸込体の吸口体部と塵埃通気接続管部をほぼ真っ直ぐにした状態を示す図。
【図9】本発明の実施例に係わるもので、吸込体の上ケースを外して吸込体を上から見たところを示す図。
【図10】本発明の実施例に係わるもので、図9の(イ)部を拡大して示した図。
【図11】本発明の実施例に係わるもので、図10のA−A断面図。
【図12】本発明の実施例に係わるもので、吸込体からダストケースに至る塵埃流通の経路と延長吸込管からダストケースに至る塵埃流通の経路とを示す図。
【図13】本発明の実施例に係わるもので、掃除機本体のダストケース収納部に収まったダストケースを正面から見た図。
【図14】本発明の実施例に係わるもので、ダストケースが収まった掃除機本体の側面から見た図。
【図15】本発明の実施例に係わるもので、図13のB-B断面図。
【図16】本発明の実施例に係わるもので、掃除機本体のダストケース収納部からダストケースを取り外すところを正面から見た図。
【図17】本発明の実施例に係わるもので、掃除機本体のダストケース収納部からダストケースを取り外すところを側面から見た図。
【図18】本発明の実施例に係わるもので、図16のC-C断面図。
【図19】本発明の実施例に係わるもので、ダストケースを表面(正面)から見た図。
【図20】本発明の実施例に係わるもので、図19のD-D断面図。
【図21】本発明の実施例に係わるもので、ダストケースを裏面から見た図。
【図22】本発明の実施例に係わるもので、塵埃通気内部ダクトを上面から見た図。
【図23】本発明の実施例に係わるもので、図22のE-E断面図。
【図24】本発明の実施例に係わるもので、図22の(ロ)部を拡大して示した図。
【図25】本発明の実施例に係わるもので、継手ホルダーを分岐口の方から見た図。
【図26】本発明の実施例に係わるもので、図25のF-F断面図。
【図27】本発明の実施例に係わるもので、継手ホルダーに仕事率測定用の管を挿入したところを示す図。
【図28】本発明の実施例に係わるもので、下面側の本体ケースを内側から見た図。
【図29】本発明の実施例に係わるもので、図28のG-G断面図。
【図30】本発明の実施例に係わるもので、図29の(ハ)部を拡大して示した図。
【図31】本発明の実施例に係わるもので、延長吸込管を収納筒部に差し込むところを示す図。
【図32】本発明の実施例に係わるもので、延長吸込管を収納筒部に差し込み終えた(セットしたところ)ところを示す図。
【図33】本発明の実施例に係わるもので、延長吸込管を引き伸ばした状態を示す図。
【図34】本発明の実施例に係わるもので、延長吸込管を短くした状態を示す図。
【図35】本発明の実施例に係わるもので、図34のH-H断面図。
【図36】本発明の実施例に係わるもので、延長吸込管に備わる吸込管ロック手段のロックを解除する状態を示す図。
【図37】本発明の実施例に係わるもので、図36のI-I断面図。
【図38】本発明の実施例に係わるもので、延長吸込管の先端側を示す図。
【図39】本発明の実施例に係わるもので、図38のJ-J断面図。
【図40】本発明の実施例に係わるもので、延長吸込管の先端側を示す他の図。
【図41】本発明の実施例に係わるもので、図40のK-K断面図。
【図42】本発明の実施例に係わるもので、延長吸込管の先端側の切替吸口を示す図。
【図43】本発明の実施例に係わるもので、延長吸込管の切替吸口をブラシ側に切り替えたところを示す図。
【符号の説明】
【0079】
48…電動送風機と、26…集塵手段(ダストケース)、1…掃除機本体、2…吸込体、3…ハンドル、7…吸込ホース、6…延長吸込管、21…吸口体部、22…塵埃通気接続管部、42…板バネ、43…隆起部、45…突起45。
【出願人】 【識別番号】502131431
【氏名又は名称】日立ホーム・アンド・ライフ・ソリューション株式会社
【住所又は居所】東京都港区西新橋二丁目15番12号
【出願日】 平成17年1月18日(2005.1.18)
【代理人】 【識別番号】100068504
【弁理士】
【氏名又は名称】小川 勝男

【識別番号】100086656
【弁理士】
【氏名又は名称】田中 恭助

【公開番号】 特開2006−198012(P2006−198012A)
【公開日】 平成18年8月3日(2006.8.3)
【出願番号】 特願2005−10685(P2005−10685)