| 【発明の名称】 |
電気掃除機 |
| 【発明者】 |
【氏名】鈴木 仁 【住所又は居所】神奈川県秦野市堀山下43番地 東芝テック株式会社秦野工場内
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| 【要約】 |
【課題】楽な姿勢でハンドルを持つことができ、しかも掃除機本体の収納時にハンドルが邪魔になることのない電気掃除機を提供する。
【解決手段】前部に集塵ホース12を接続する接続口11Aを有する掃除機本体11と、掃除機本体11または集塵ホース12の差込口11Aに設けられ且つ所定の高さを有する第1ハンドル22とを備えた電気掃除機において、第1ハンドル22の円筒部25に第2ハンドル30を回動可能に設けた。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 前部に集塵ホースを接続する接続口を有する掃除機本体と、前記掃除機本体または集塵ホースの差込口に設けられ且つ所定の高さを有する第1ハンドルとを備えた電気掃除機において、 前記第1ハンドルの把持部に第2ハンドルを回動可能に設けたことを特徴とする電気掃除機。 【請求項2】 前記第1ハンドルの把持部が前記掃除機本体の重心の前側に位置していることを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 この発明は、掃除機本体または集塵ホースの差込口に所定の高さの第1ハンドルを設けた電気掃除機に関する。 【背景技術】 【0002】 従来から、図10に示す電気掃除機が知られている(例えば特許文献1参照)。 【0003】 かかる電気掃除機は、掃除機本体1と、この掃除機本体1の接続口2に着脱自在に接続された集塵ホース3と、集塵ホース3の先端部に設けた手元操作部4に着脱自在に接続された延長管5と、この延長管5の先端部に着脱自在に接続された吸込口体6とを備えている。そして、掃除機本体1の接続口2の近傍にハンドル7が設けられており、掃除機本体1の持ち運びが行い易いようになっている。 【特許文献1】特開2000−201866号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 しかしながら、このような電気掃除機にあっては、ハンドル7の高さが低いため、そのハンドル7を持つ際に、使用者は姿勢を大きく屈ませなければならないという問題があった。また、そのハンドル7の高さを高くすると、掃除機本体1の収納時に邪魔になる等の問題が生じる。 【0005】 この発明の目的は、楽な姿勢でハンドルを持つことができ、しかも掃除機本体の収納時にハンドルが邪魔になることのない電気掃除機を提供することにある。 【課題を解決するための手段】 【0006】 上記目的を達成するため、請求項1の発明は、前部に集塵ホースを接続する接続口を有する掃除機本体と、前記掃除機本体または集塵ホースの差込口に設けられ且つ所定の高さを有する第1ハンドルとを備えた電気掃除機において、 前記第1ハンドルの把持部に第2ハンドルを回動可能に設けたことを特徴とする。 【発明の効果】 【0007】 この発明によれば、第1ハンドルの把持部に第2ハンドルを回動可能に設けたものであるから、第2ハンドルの把持部を第1ハンドルの上端より高い位置へ第2ハンドルを回動移動させることにより、楽な姿勢で第2ハンドルの把持部を持つことができる。また、第2ハンドルを回動させて第2ハンドルの把持部を第1ハンドルの上端より低い位置に移動させることにより、第2ハンドルが邪魔になることなく掃除機本体を収納することができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0008】 以下、この発明に係る電気掃除機の実施形態である実施例を図面に基づいて説明する。 【実施例】 【0009】 図1に示す電気掃除機10は、掃除機本体11と、この掃除機本体11の接続口11Aに一端が着脱自在に接続されその他端に手元操作管13が設けられている集塵ホース12と、手元操作管13に着脱自在に接続した延長管14と、延長管14の先端部に着脱自在に接続された吸込口体15とを備えている。手元操作管13には操作部13Aが設けられており、この操作部13Aには複数の操作スイッチ13aが設けられている。 【0010】 掃除機本体11内には、図示しない集塵室が形成され、この集塵室には着脱可能に集塵フィルタ(図示せず)が装着されている。また、掃除機本体11内には、集塵室に塵埃を吸い込ませるための電動送風機(図示せず)が設けられている。 【0011】 集塵ホース12の他端には、図2に示すように、差込管(差込口)16が接続され、この差込管16の後部には円筒カバー17が設けられている。差込管16の側面には、ケース部材18が取り付けられており、このケース部材18にはフックFと、このフックFをケース部材18内に没入させる操作部19が設けられている。円筒カバー17には、ハンドルユニット20が着脱自在に取り付けられるようになっている。 【0012】 ハンドルユニット20は、図3に示すように、集塵ホース12の円筒カバー17の外周囲に着脱自在に嵌合して取り付けられる円筒基部21と、この円筒基部21から上方に延びた第1ハンドル22と、第1ハンドル22の上部に回動可能に取り付けられた第2ハンドル30等とから構成されている。円筒基部21の側部には、軸方向に沿って延びた断面がコ字状のガイド部21Gが設けられている。 【0013】 このガイド部21Gは、差込管16を円筒基部21内に挿入して円筒基部21を円筒カバー17に取り付ける際に、差込管16のフックFおよび操作部19が円筒基部21にぶつからないようにしたものである。 【0014】 第1ハンドル22は、円筒基部21の両側面から上方に延びた一対の第1アーム部24,24と、この第1アーム部24,24の上部を連結した円筒部(把持部)25とを有している。円筒部25の両端の開口には、図4に示すように、段部25a,25bが形成されている。また、図3に示すように円筒基部21の下部には指を引っかけて掃除機本体11を持ち運べるように突起21Tが設けられている。 【0015】 第1ハンドル22の円筒基部21を集塵ホース12の円筒カバー17に取り付けた場合、図1に示すように、第1ハンドル22の円筒部25の高さは掃除機本体11の高さより少し低めの位置に設定されている。 【0016】 第2ハンドル30は、図3に示すように、第1ハンドル22の円筒部25内に回動自在に挿入された一対の軸部31,32と、この軸部31,32の端部から上方に延びた一対の第2アーム部33,34と、この第2アーム部33,34の先端部から軸部31,32と平行に相対向する方向へ延びた一対の連結部材35A,35Bとを有している。連結部材35A,35Bは図示しないビスによって互いに連結されて、把持部35を構成している。 【0017】 軸部31は、図5に示すように、軸方向に延びた突条部31aが周方向に等間隔に複数形成され、軸部31の右端部(図5において)にはOリング37が装着される筒状の受部31Aが形成されている。この受部31Aの右横にはフランジ部31Bが形成され、図4に示すようにフランジ部31Bと第1ハンドル22の段部25aとでOリング37を挟み込んでいる。 【0018】 軸部31の軸穴31Hの左側には、雌ネジ部31mを形成した壁31Kが設けられている。また、壁31Kの左側の開口31Dは軸穴31Hより径が大きく形成されている。 【0019】 軸部32は、図6に示すように、軸方向に延びた突条部32aが周方向に等間隔に複数形成され、軸部32の左端部(図4において)にはOリング38が装着される筒状の受部32Aが形成されている。この受部32Aの左横にはフランジ部32Bが形成され、図4に示すようにフランジ部32Bと第1ハンドル22の段部25bとでOリング38を挟み込んでいる。 【0020】 軸部32の右端部(先端部)には、軸部31の開口31Dに挿入される突起部32Tが形成され、この突起部32TにはビスPを通すビス穴32Taが形成されている。 そして、図4に示すように、軸部32の突起部32Tが軸部31の開口31Dに挿入され、その突起部32Tのビス穴32TaにビスPが通されているとともに、軸部31の壁31Kの雌ネジ部31mに螺合している。このビスPの螺合により、軸部31と軸部32とが固定され、軸部31,32が一体的に第1ハンドル22の円筒部25内で回動可能となっている。 【0021】 ビスPの締め具合いによって、軸部31,32のフランジ部31B,32Bと第1ハンドル22の段部25a,25bとで押圧するOリング38の押圧力が調整され、これにより軸部31,32が第1ハンドル22の円筒部25に対して所定の摩擦力が得られる。このため、予めビスPの締め具合いを調整しておくことにより、第2ハンドル30を第1ハンドル22に対して任意の角度に回動移動させてその任意の角度に停止させておくことができる。 【0022】 そして、図7および図9(A)に示す位置へ第2ハンドル30を回動させて第1ハンドル22に対してほぼ一直線状に上方へ伸ばした場合、床面Yから第2ハンドル30の把持部35までの高さが370mmに設定されている。また、図8および図9(B)に示すように、掃除機本体11の後部を下にして掃除機本体11を立てて第2ハンドル30を上方に伸ばした状態にした場合、床面Yから第2ハンドル30の把持部35までの高さが510mmに設定されている。この場合の掃除機本体11の高さ(長さ)は290mmに設定されている。 【0023】 図7および図9(A)に示すように、床面Yから第2ハンドル30の把持部35までの高さが370mmに設定されていることにより、掃除中に掃除機本体11を移動させる際、使用者は姿勢を大きく屈ませなくても第2ハンドル30の把持部35を持つことができる。 【0024】 また、図1に示すように、第2ハンドル30の第2アーム部33,34を第1ハンドル22の第1アーム部24,24に重なる位置まで回動させれば、第1ハンドル22の円筒部25が掃除機本体11よりも低い位置にあることにより、第1,第2ハンドル22,30が邪魔になることなく、掃除機本体11を収納することができる。 【0025】 なお、図7に示す第2ハンドル30を図1に示す位置へ回動させるには、集塵ホース22の差込管16を掃除機本体11の接続口11Aから外す。 【0026】 さらに、図8および図9(B)に示すように、床面Yから第2ハンドル30の把持部35までの高さがあまり大きくない510mmに設定されていることにより、第2ハンドル30の把持部35を持った際、掃除機本体11の後端部と床面Yとの間が所定の高さに確保される。このため、掃除機本体11を持って階段を登る際に、その掃除機本体11の下部を階段にぶつけてしまうことがない。 【0027】 また、第1ハンドルの円筒部25は掃除機本体11の重心の位置より前にあることにより、図7に示すように、第2ハンドル30の把持部35を持って掃除機本体11を持ち上げていけば、第2ハンドル30の軸部31,32が第1ハンドル22の円筒部25に対して回動していき、掃除機本体11は図8に示すように立ち上がっていく。このため、掃除機本体11を持ち運び易くなる。 【0028】 さらに、第2ハンドル30の軸部31,32が第1ハンドル22の円筒部25に対して回動するので、第2ハンドル30の把持部35の操作により、掃除機本体11を立たせたり(図8に示す状態)、横(図7に示す状態)にさせたりすることが簡単に行える。 【0029】 上記実施例では、ハンドルユニット20を集塵ホース12の円筒カバー17に取り付けるようにしているが、掃除機本体11に取り付けてもよい。この場合、第1ハンドル22の円筒部25が掃除機本体11の重心の位置より前に位置するようにする。 【図面の簡単な説明】 【0030】 【図1】この発明に係る電機掃除機の外観を示した斜視図である。 【図2】図1に示す掃除機本体と、ハンドルユニットと、集塵ホースの差込管とを示した斜視図である。 【図3】ハンドルユニットの構成を示した分解斜視図である。 【図4】ハンドルユニットの一部を示した部分拡大断面図である。 【図5】第2ハンドルの一方の軸部を示した斜視図である。 【図6】第2ハンドルの他方の軸部を示した斜視図である。 【図7】掃除機本体を横にして第2ハンドルを立ち上げた状態を示した説明図である。 【図8】掃除機本体を立たせて第2ハンドルを立ち上げた状態を示した説明図である。 【図9】図7および図8の第2ハンドルの把持部までの高さを比較した説明図である。 【図10】従来の掃除機本体を示した外観図である。 【符号の説明】 【0031】 11 掃除機本体 11A 接続口 12 集塵ホース 22 第1ハンドル 25 円筒部(把持部) 30 第2ハンドル
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| 【出願人】 |
【識別番号】000003562 【氏名又は名称】東芝テック株式会社 【住所又は居所】東京都品川区東五反田二丁目17番2号
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| 【出願日】 |
平成16年11月30日(2004.11.30) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100082670 【弁理士】 【氏名又は名称】西脇 民雄
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| 【公開番号】 |
特開2006−149728(P2006−149728A) |
| 【公開日】 |
平成18年6月15日(2006.6.15) |
| 【出願番号】 |
特願2004−345645(P2004−345645) |
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