| 【発明の名称】 |
蓋の立て掛け支持金具 |
| 【発明者】 |
【氏名】行友 純恵
【氏名】脇 一三
【氏名】増井 真由美
【氏名】山上 曜子
【氏名】大下 晃徳
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| 【要約】 |
【課題】狭い厨房においては、調理や配膳に際し、開けた調理器具の蓋の置き場所に意外と困ることが多かった。従来は開けた蓋を壁に立て掛けたり、調理台の上に置いたりしていたが、壁に立て掛けた場合などは滑って食器を壊したり、大きな音をたてたりしていた。また、調理台に置くと、配膳に使うことができる面積を狭くし、配膳が困難であった。
【解決手段】鍋、釜、フライパン、電気鍋、ホットプレート、やかん、大量調理器具などその他あらゆる調理器具の鍋体に装着して調理を行うことにより、調理や配膳に際し、鍋等の蓋を頻繁に開閉する場合に、その蓋を置くことができる蓋の立て掛け支持金具を提供する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ステンレス製もしくは鉄製の針金等の金属にステンレス等腐食防止のためのコーティングを施して曲げ機の専用機に掛け、図面通りにプログラミングされた形状に沿って針金を曲げていくことにより、図1のように製造可能な逆さU字型の鍋体の支持部とU字型の蓋受け部から成る蓋の立て掛け支持金具。 【請求項2】 ステンレス製の板もしくはステンレス等腐食防止のためのコーティングを施すなどした鉄製の板を金型プレスで打ち抜き、プレス機等で曲げることにより、図8のように製造可能な逆さU字型の鍋体の支持部とU字型の蓋受け部から成る請求項1の蓋の立て掛け支持金具。 【請求項3】 請求項1、請求項2の蓋の立て掛け支持金具に共通して、両端の2本の支柱を支えるための梁部をスプリング機能等伸縮可能な構造にすることにより様々な大きさの鍋に取り付けることができる、図11のような請求項1の蓋の立て掛け支持金具。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、調理中に、片手で鍋の蓋を開け、その蓋の置き場所に苦慮することが多くあるが、その蓋を置く場所をとることなく、鍋体に装着して調理を行うことができる着脱可能な蓋の立て掛け支持金具に関するものである。 【背景技術】 【0002】 従来、家庭の厨房においては、厨房が狭いため、調理や配膳に際し、鍋等の蓋の開閉時に、その蓋の置き場所に意外と困ることが多かった。 【0003】 従来は、開けた蓋を壁に立て掛けたり、調理台の上に置いたりしていたが、壁に立て掛けた場合などは、滑って、食器を壊したり、大きな音がしていた。 【0004】 また調理台に置くと、配膳に使うことができる面積を狭くし、配膳が困難であった。 【0005】 そのため、鍋の蓋に関してはそれを立て掛けて載置するスタンド状のものが知られていた(実開平3−88443、実開平9−285402など)。 【0006】 また、各種の調理器具をまとめて載置でき、しかも使い勝手がよく、衛生的な調理器具載置台が知られていた(特開2002−51922)。 【0007】 また、蓋のツマミに簡単に取り付け取り外しができるバネ性線材曲げ加工に仕上げたクリップ式支持金具が知られていた(特開2004−267729)。 【特許文献1】実開平3−88443 【特許文献2】実開平9−285402 【特許文献3】特開2002−51922 【特許文献4】特開2004−267729 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0008】 厨房においては、調理や配膳に際し、鍋等の蓋を頻繁に開閉するが、意外とその置き場所に困ることが多かった。 【0009】 例えば、鍋の中身をかき混ぜる時には、鍋の蓋をとってどこかに置かなくてはならないが、蓋の裏の水分や油分が滴り落ちないように上を向けて調理台に置こうとすると、熱せられた蓋が指に触れて熱い思いをすることもあり、素早く手を離さなければならない。 【0010】 また台所が狭い家では、コンロの近くに蓋を置ける隙間がないのが現状である。 【0011】 そのため、鍋の蓋に関してはそれを立て掛けて載置するスタンド状のものが知られていた(実開平3−88443、実開平9−285402)が、これはあくまでも蓋を立て掛けて載置するので、蓋の裏水分や油分が調理台に滴り落ちることを防止するために、別に受け皿を設けなくてはならず、不便であった。 【0012】 また、各種の調理器具をまとめて載置でき、しかも使い勝手がよく、衛生的な調理器具載置台が知られていた(特開2002−51922)が、これはこの台自体の置き場所を確保しなければならないという問題点があった。 【0013】 また、蓋のツマミに簡単に取り付け取り外しができるバネ性線材曲げ加工に仕上げたクリップ式支持金具が知られていた(特開2004−267729)が、これは狭い台所においても有効であると考えられるものの、その構造が複雑であるため製造コストが大きい と考えられ、なお支持金具の先端部で怪我をする恐れもあることから子どもやお年寄りが使用する際の安全面を考慮した際に優れているとは言い難かった。 【課題を解決するための手段】 【0014】 ステンレス製もしくは鉄製の針金等の金属にステンレス等腐食防止のためのコーティングを施して曲げ機の専用機に掛け、図面通りにプログラミングされた形状に沿って針金を曲げていくことにより、図1のような逆さU字型の鍋体の支持部とU字型の蓋受け部から成る蓋の立て掛け支持金具を製造する。 【0015】 また、ステンレス製の板もしくはステンレス等腐食防止のためのコーティングを施すなどした鉄製の板を金型プレスで打ち抜き、プレス機等で曲げることにより、図8のような逆さU字型の鍋体の支持部とU字型の蓋受け部から成る蓋の立て掛け支持金具を製造する。 【0016】 なお、上述の二つの形式の蓋の立て掛け支持金具に共通して、両端の2本の支柱を支えるための梁部をスプリング機能等伸縮可能な構造にすることにより、図11のように様々な大きさの鍋に取り付けることができる蓋の立て掛け支持金具を製造する。 【発明の効果】 【0017】 厨房においては、調理や配膳に際し、調理器具の蓋を頻繁に開閉するが、その蓋を置くために鍋、釜、フライパン、電気鍋、ホットプレート、やかん、大量調理器具、その他のあらゆる鍋体に取り付け、その上部に蓋を載せることを特徴とする簡単に着脱可能な蓋の立て掛け支持金具を作り、それを使用することにより、調理器具の蓋を開閉する際に、調理器具の蓋の置き場所に困ることがなくなる。 【0018】 これは、簡単に着脱可能であるというだけではなく、取り付けたまま調理ができる点、また現在使用しているすべての調理器具に対応しているため、新たに調理器具を購入する必要がない点でも優れていると言え、図4のような使用例1、図5のような使用例2のどちらの使い方でも対応できる。 【0019】 近年、核家族化や単身世帯の増加により、小さな住居を所有する人が増え、特に一人暮らし専用のマンションなどでは、台所としてコンロと流し台のみしか設置されていないものが少なくない。しかし、本発明による蓋の立て掛け支持金具を使用することにより、調理器具の蓋の置き場所に困らないという視点から考えても大変有意義である。 【0020】 本発明による蓋の立て掛け支持金具の使用方法は以下の通りである。使用する調理器具が決まった際、その鍋体に蓋の立て掛け支持金具を装着する。これは、装着した状態のままでも蓋の開閉が可能であるため、これを装着したまま調理することもでき、大変便利である。 【0021】 調理や配膳の際、蓋を開けた時には、それを蓋の立て掛け支持金具に載せる。すると蒸発して蓋の内側に付着した水分や油分はコンロや調理台ではなく、使用中の鍋の中に落ちるという特徴がある。そのためコンロや調理台を汚すことがない。 【0022】 また、蓋の立て掛け支持金具は軽量で小さいため、洗浄に便利で、常に清潔に保つことが可能である。 【0023】 なお、構造が非常に単純であり、子供からお年寄りまで簡単に使えることができるという安全性も兼ね備えている。 【0024】 また、大量調理施設や飲食店、小売店などの厨房においても同様に省スペースとなるだけではなく、蓋の開閉が迅速に行われることによる衛生面の向上も考えられる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0025】 以下の実施例1から3による方法で蓋の立て掛け支持金具を製造する。 【実施例1】 【0026】 例えば、直径約3mm程度のステンレス製もしくは鉄製の針金等の金属にステンレス等腐食防止のためのコーティングを施して曲げ機の専用機に掛ける。そして図面通りにプログラミングされた形状に沿って針金を曲げていくことにより図1の蓋の立て掛け支持金具が製造可能である。本発明の角部及び曲部は金型によって形成されるため、この作業を繰り返すことにより大量生産が可能である。本製品の大きさは縦が約150mm程度、横が約90mm程度である。図3の2の部分は約60mm程度、3の部分は約50mm程度、4の部分は約40mm程度、5の部分は約30mm程度で、2と4の連結部は約30mm程度、3と5の連結部は約20mm程度である。 【実施例2】 【0027】 打ち抜き機に打ち抜き用の型を取り付け、厚さ約1mm程度のステンレス製の板をセットして、型で打ち抜き、図6の点線部をプレス機等で曲げることにより図8の蓋の立て掛け支持金具が製造可能である。鉄製の板を打ち抜いた後でステンレス等腐食防止の為のコーティングを施す方法もある。本製品の大きさは縦が約150mm程度、横が約90mm程度である。図6の6の部分は約60mm程度、7の部分は約50mm程度、8の部分は約40mm程度、9の部分は約30mm程度で、6と8の連結部は約30mm程度、7と9の連結部は約20mm程度である。 【実施例3】 【0028】 実施例1による図1、実施例2による図8の蓋の立て掛け支持金具に共通して、両端の2本の支柱を支えるための長さ約90mm程度の梁部をスプリング機能等伸縮可能な構造にすることにより色々な大きさの鍋に取り付けることができる。また、鍋等を支える部分は金属製、例えば直径約3mm程度のステンレス製もしくは鉄製の針金にステンレス等腐食防止のためのコーティングを施した針金や、厚さ約1mm程度のステンレス製もしくは鉄製の板を型で打ち抜いた後にステンレス等腐食防止のためのコーティングを施した鉄製の板を使用して、それ以外の蓋の支持部分等に樹脂を使用して、金属等例えばステンレス製、もしくは鉄製でステンレス等腐食防止の為のコーテイングを施した針金と樹脂の組み合わせで図8の蓋の立て掛け支持金具が製造可能である。 【実施例4】 【0029】 厚さ1mm程度のステンレス製の板から2枚の同じ形の支柱部分を打ち抜き、その板をスプリング機能等伸縮可能な構造に施した長さ約90mm程度の梁にて組み付け、いろいろな大きさの調理器具に取り付け可能な構造にすることも可能である。また、厚さ約1mm程度の鉄製の板から2枚の同じ形の支柱部分を打ち抜いた後にステンレス等腐食防止の為のコーティングを施し、その板をスプリング機能等伸縮可能な構造に施した長さ約90mm程度の梁にて組み付け、様々な大きさの鍋に取り付け可能な構造にすることも可能である。本製品の大きさは縦が約150mm程度、横が約90mm程度である。図8の10の部分は約60mm程度、11の部分は約50mm程度、12の部分は約40mm程度、13の部分は約30mm程度で、10と12の連結部は約30mm程度、11と13の連結部は約20mm程度である。実施例3による蓋の立て掛け支持金具の製造方法においても鍋等を支える部分は金属製、例えば厚さ約1mm程度のステンレス製もしくは厚さ約1mm程度の鉄製でステンレス等腐食防止の為のコーティングを施した材料を使用し、それ以外の蓋の支持部分等に樹脂を使用して、金属等例えばステンレス製、もしくは鉄製でステンレス等腐食防止の為のコーティングを施した材料と樹脂の組み合わせで図11の蓋の立て掛け支持金具が製造可能である。 【0030】 また、折りたたみ式にすることや、調理器具自体の取っ手をこれに代えることによる収納に便利な形状に加工することも考えられる。 【図面の簡単な説明】 【0031】 【図1】本発明による蓋の立て掛け支持金具の斜視図である。 【図2】本発明による蓋の立て掛け支持金具の正面図である。 【図3】本発明による蓋の立て掛け支持金具の側面図である。 【図4】蓋の立て掛け支持金具の使用例1である。 【図5】蓋の立て掛け支持金具の使用例2である。 【図6】鉄板あるいはステンレス板で作った蓋の立て掛け支持金具の正面図である。 【図7】鉄板あるいはステンレス板で作った蓋の立て掛け支持金具の上面図である。 【図8】鉄板あるいはステンレス板で作った蓋の立て掛け支持金具の斜視図である。 【図9】ステンレス板とスプリングから成る伸縮可能な蓋の立て掛け支持金具の正面図である。 【図10】ステンレス板とスプリングから成る伸縮可能な蓋の立て掛け支持金具の側面図である。 【図11】ステンレス板とスプリングから成る伸縮可能な蓋の立て掛け支持金具の斜視図である。 【符号の説明】 【0032】 1 蓋の立て掛け支持金具本体 2 蓋の支持部 3 鍋体の支持部 4 蓋受け部 5 鍋体固定部 6 蓋の支持部 7 鍋体の支持部 8 蓋受け部 9 鍋体固定部 10 蓋の支持部 11 鍋体の支持部 12 蓋受け部 13 鍋体固定部
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| 【出願人】 |
【識別番号】304015807 【氏名又は名称】行友 純恵 【識別番号】303040703 【氏名又は名称】脇 一三 【識別番号】504311039 【氏名又は名称】増井 真由美 【識別番号】504269165 【氏名又は名称】山上 曜子 【識別番号】505025184 【氏名又は名称】大下 晃徳
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| 【出願日】 |
平成17年1月20日(2005.1.20) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2006−198140(P2006−198140A) |
| 【公開日】 |
平成18年8月3日(2006.8.3) |
| 【出願番号】 |
特願2005−12527(P2005−12527) |
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