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【発明の名称】 磁気アプリケータ及び/またはワイパー部材を備えた装置
【発明者】 【氏名】ゲレー ジヤン−ルイ

【要約】 【課題】特に化粧品である物質の供給に関して、従来装置の問題を解決した、新しい装置を提供すること。

【解決手段】物質、特に化粧品を供給する装置であり、装置が、供給を目的とした構造体を有し、物質を処理すべき表面に送ることができるアプリケータと、物質を供給する前に、前記アプリケータを拭くワイパー部材とを任意に備え、
【特許請求の範囲】
【請求項1】
物質、特に化粧品を供給する装置であり、装置が、供給を目的とした構造体を有し、物質を処理すべき表面に送ることができるアプリケータと、物質を供給する前に、前記アプリケータを拭くワイパー部材とを任意に備え、
前記構造体(14;14´;35;52;72;82;26;112;120)の少なくとも一部分及び/またはワイパー部材(63)の内部に、任意の方向の磁界を発生させるまたは生じさせるのに適した、一つ以上の要素(16)が配置されることを特徴とする装置。
【請求項2】
前記一つ以上の要素が、一つ以上の磁石及び/または磁粒及び/または磁化可能な粒子によって、構成されることを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項3】
容器を有し、アプリケータが物質を容器から得るために配置されることを特徴とする請求項1または2に記載の装置。
【請求項4】
アプリケータが、前記物質を構造体に汲み上げることができるように、配置されることを特徴とする請求項3に記載の装置。
【請求項5】
容器を具備し、前記構造体が、前記容器から、それを通過して出る物質を有するように、配置されることを特徴とする請求項1または2に記載の装置。
【請求項6】
前記構造体が、物質で予め充填されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の装置。
【請求項7】
アプリケータが、シールエンベロープに収容されることを特徴とする請求項6に記載の装置。
【請求項8】
前記構造体及び/または、ワイパー部材には、少なくとも部分的に孔があることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の装置。
【請求項9】
前記構造体及び/または、ワイパー部材が、全体的に孔があることを特徴とする請求項8に記載の装置。
【請求項10】
前記構造体及び/またはワイパー部材が、以下のリストから選ばれた材料、すなわち発泡体、スポンジ、焼結ブロック、自然または人工繊維の集合、織物または不織物繊維の少なくとも一つ、或いはその様な材料の組み合わせによって作られることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の装置。
【請求項11】
前記構造体及び/またはワイパー部材が、連続気泡を少なくとも10%有する発泡体またはスポンジから成ることを特徴とする請求項10に記載の装置。
【請求項12】
前記構造体及び/またはワイパー部材が、表面上に粗さを有し、そして/またはフロック加工してあることを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項に記載の装置。
【請求項13】
前記構造体が、特にオーバーモールド材料、熱シールまたは、接着剤によって、支持部に固定されることを特徴とする請求項1〜12のいずれか一項に記載の装置。
【請求項14】
前記支持部が、ハンドルとして働くことを特徴とする請求項1〜13のいずれか一項に記載の装置。
【請求項15】
前記支持部が、一つ以上の磁石及び/または一つ以上の磁粒を有することを特徴とする請求項13または14に記載の装置。
【請求項16】
前記構造体及び/またはワイパー部材が、分散した磁粒を含むことを特徴とする請求項1〜15のいずれか一向に記載の装置。
【請求項17】
前記磁粒が、前記構造体または前記ワイパー部材を介して出て、実質的に均一に分散することを特徴とする請求項16に記載の装置。
【請求項18】
前記構造体及び/またはワイパー部材は、0.2〜80重量%の磁粒を有することを特徴とする請求項1〜17のいずれか一項に記載の装置。
【請求項19】
前記構造体及び/またはワイパー部材が、互いに組み合わされた複数の型式の多孔性材料(101、102)から成ることを特徴とする請求項1〜18のいずれか一項に記載の装置。
【請求項20】
前記構造体及び/またはワイパー部材が、異なる方向の磁界を生じさせるような方法で配置された、磁粒及び/または磁石を含むことを特徴とする請求項1〜19のいずれか一項に記載の装置。
【請求項21】
磁石及び/または磁化可能な粒子が、酸化に対してそれらを保護し、且つ/またはそれらの色を変えるのに適した材料でコーティングされることを特徴とする請求項1〜20のいずれか一項に記載の装置。
【請求項22】
組み込み型の一体構造であることをことを特徴とする請求項1〜21のいずれか一項に記載の装置。
【請求項23】
アプリケータまたは、アプリケータを拭くワイパー部材を製造する方法であり、
a)ワイパー部材またはアプリケータのアプリケータ構造体内に磁化可能な粒子を混入すること、
b)前記構造体に任意の方向の磁界の少なくとも一つ発生させるために適切に、またはそれを前記構造体に発生させるように、前記粒子を磁界にさらすこと、
という段階から成ることを特徴とする方法。
【請求項24】
磁化可能な粒子を磁化する磁界を、アプリケータの一部を形成する永久磁石によって、生じさせることを特徴とする請求項23に記載の方法。

【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は物質、特に化粧品を身体の部位、または顔、あるいは髪の毛に塗ることに関する。
【背景技術】
【0002】
化粧品に関して、一つかそれ以上の薬品を処理表面で混和することは、ますます一般的となっている。
【0003】
例えば、しわ防止薬、或いは保湿剤がある。
【0004】
特にその様な薬品の浸透を促進させる必要があり、それによって、それらの効果を強める。
【0005】
ドイツ国特許明細書DE 4 325 071が微小循環を良好にするため磁粒(magnetic particle)を利用することを提案している。
【0006】
以前の出願では、粒子がクリーム、ローションまたはゲル状で分配されるか、または包帯につけられている。
【0007】
磁粒を使用するときに生じる問題は、それらが互いに凝集する傾向があるということである。
【0008】
PCT特許明細書WO 92/14435は、頭部を有するマッサージ装置を開示しており、そこでは磁石を一体型にすることができる。
【0009】
頭部は、物質で一定の濃さまで充填されてから、物質を処理される表面上に送ることが出来るようには、設計されてはいない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明は、この問題を解決し、特に化粧品である物質を供給する新しい装置を提供することを目的としており、その装置は、供給を意図し且つ、物質を処理される表面上に送ることができる構造体と、また物質を供給する前に前記アプリケータを拭くワイパー部材とを補足的に有し、その装置は処理表面、例えば微小循環または代謝の別の状況に対し、有利な作用をもたらすように、磁界を利用できる。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明はこれを、前記構造体の少なくとも一部分及び/またはワイパー部材の内部に、任意の方向の磁界を発生させるかまたは、それに適した一つ以上の要素を配置することによって、達成することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
一つ以上の要素は、一つ以上の磁石及び/または磁粒及び/または磁化可能な粒によって、構成され得る。
【0013】
本供給手段において、供給構造体は、特に濃度が幾分か濃いか薄い場合に、供給のために物質で充填するのに適切で且つ、構造体が向きを変え、そして/または前記表面に対して押される時、処理される表面に物体を送ることに適した構造体であることは、理解されるであろう。
【0014】
供給に際し、供給構造体はそれ自体の完全な状態を維持する。
【0015】
有利には、本発明による装置は、自己収容型単一構造体を有しており、すなわちホースが容器に接続されていないか、または電気ケーブルが動力供給部に接続されておらず、PCT明細書WO 92/14435に記載されている装置とは異なる。
【0016】
本発明において、任意の方向の磁界を発生させる、また発生させるのに適切な要素は、アプリケータ構造体の中心部の中に配置される。
【0017】
物質が、供給のために使われる構造体に浸透する濃度は、構造体の質に依存し、それは例えばフロック加工の厚さに制限させ得る。
【0018】
アプリケータが磁性を有していると、本発明はアプリケータの近くの微小循環を改善するので、それによって物質に含まれる一つ以上の活性薬品の浸透を高めることができる。
【0019】
また本発明は、物質を供給するために使用する構造体内に、粒子が静止するので、それらが互いにダンプする恐れなく、磁粒を使用することができる。
【0020】
磁界にさらすため、アプリケータに存在する物質が、補足的な特性を得て、例えばそれは極性を有することができ、浸透力を増加させることができる。
【0021】
ワイパー部材が磁性を有するだけで、その様な補足的な特性が、ワイパー部材を介して通過する際に得ることができる。
【0022】
好ましい実施例において、上記の構造体は、一つ以上の磁石及び/または磁気特性及び/または磁化特性を有する。
【0023】
有利には、装置が容器を有し、アプリケータが物質を容器から得るために配置される。
【0024】
特別な実施例では、アプリケータは、物質が供給を目的に使用される構造体に汲み上げることができるように、配置される。
【0025】
別の特別な実施例において、物質を供給するため使用される構造体は、容器から出て、それを通過する物質を有するように、配置される。
【0026】
また、別の特別な実施例では、物質を供給する構造体は、物質で予め充填され、その場合、アプリケータが、例えば無漏エンベロープに収容され、実際の例どおりに作用する。
【0027】
有利には、物質を供給する構造体及び/または、ワイパー部材が、少なくとも部分的に孔がある。
【0028】
好ましい実施例において、上記で説明した構造体及び/または、ワイパー部材は、全体的に孔がある。
【0029】
物質の供給に使用される構造体及び/またはワイパー部材は、有利に以下のリストから選ばれた材料、すなわち発泡体、スポンジ、焼結ブロック、天然または人工繊維の集合、織物または不織物繊維の少なくとも一つ、或いはその様な材料の組み合わせにより作られる。
【0030】
有利には、磁粒及び/または磁化可能粒が利用されており、それらはその様な材料を混入されて作られ、それによって磁粒及び/または磁化可能な粒を、前記材料の繊維またはセルと密に結合または接着させることができる。
【0031】
これによって確実に、磁粒及び/または磁化可能な粒子が、物質を供給するため使用される構造体を構成する材料に固定するように保たれ、容器またはワイパー部材から漏れ出るリスクを冒すことなく、処理表面上に蓄積されて、不快の源になり得ない。
【0032】
特別な実施例において、物質を供給するため使用される構造体及び/またはワイパー部材は、連続気泡を少なくとも10%有する発泡体またはスポンジから成る。
【0033】
その様な構造体の厚さは、少なくとも2〜3ミリメートル例えば少なくとも5mmであり得る。
【0034】
物質を供給するため使用される構造体及び/またはワイパー部材は、表面上に粗さを有し、そして/またはフロック加工してある。
【0035】
有利には、物質の供給のため使用される構造体は、特にその上に材料を注入することまたは、熱シール或いは、接着によって、支持部に固定される。
【0036】
そのような支持部は、ハンドルとして働くことができる。
【0037】
支持部は、一つ以上の磁石及び/または一つ以上の磁粒を、例えば処理表面上に生じる磁界を強めるため、そして/または異なる方向の磁界を発生させるため、有する。
【0038】
物質を供給するため作用する磁石及び/またはワイパー部材は、有利には実質的に同一の方法で、分散される粒子を含む。
【0039】
前記材料を製造する間に粒子を、非磁化状態のワイパー部材及び/または物質を供給する構造体を作るために利用される材料に、混入することによって、粒子を、均一に分散させることができる。
【0040】
物質を供給するため使用される構造体及び/またはワイパー部材は、0.2から80重量%の磁粒を有し得る。
【0041】
物質を供給するため使用される構造体及び/またはワイパー部材は、複数の型式の多孔性材料の組み合わせであり、アプリケータに問えば領域間で変化する剛性を与えるように、表面に異なる処理をできる。それはアプリケータの部分が、その様な処理を行うために使用する機能を果たすからである。
【0042】
物質を供給するため使用される構造体及び/またはワイパー部材は、異なる向きの磁界を起こすような方法で配置された、磁石及び/または磁粒を有する。
【0043】
特に、互いに組立てられて、物質を供給するため使用される構造体またはワイパー部材を形成する、複数の多孔性材料が使用される時、磁粒及び/または磁石をそれらの各材料に混入して、任意の方向の磁界を生じさせること、及び種々の材料を組み合わせて、望ましい発生磁界を得ることができる。
【0044】
使用される磁粒は、フェライト特に高い保磁界(coercive field)を有する強磁性フェライトであり得る。
【0045】
また、粒子を磁化する磁界を発生させるために、磁石の付近に配置された常磁性体のフェライトを使用することもできる。
【0046】
また本発明は、アプリケータまたは、アプリケータを拭くワイパー部材を製造する方法を備え、その方法は、
a)ワイパー部材またはアプリケータのアプリケータ構造体内の磁化可能な粒子を混入すること、
b)前記構造体に任意の方向の磁界を少なくとも一つ発生させるために適切に、またはそれを前記構造体に発生させるために、前記粒子を磁界にさらすこと、
という段階から成ることを特徴とする。
【0047】
磁化可能な粒子を磁化するための磁界は、アプリケータの一部を形成する磁石によって、発生させることができ、それによってアプリケータまたはワイパー部材を磁化物さらす必要がなくなる。
【0048】
非磁化状態の粒子を多孔性構造体に導くことによって、粒子が磁性であるために、粒子が凝集するリスクに関する欠点は、避けることができる。
【実施例】
【0049】
本発明による別の特徴及び利点は、制限のない実施例に関する以下の詳細な説明を読むこと、そして添付図面を参照することによって、明らかになるであろう。
【0050】
図1は、収容及びアプリケータ装置1を示しており、装置は本体2を備え、そこにエアレスポンプ3を有している。このポンプ3は、本体2の内部で受けられる可撓バッグ4に収容された、物質P、化粧品またはケア製品をくみ上げるため、配置されている。
【0051】
物質Pは、水状または油状であり得、活性薬、例えばヒドロゾルブルまたはリポゾルブルの薬品を収容することができる。
【0052】
スライドカバー6が、本体2上に装着されている。カバー6は、外ネジ付のネック10をその頂端部に有し、ネックの内部は上向きに開いて、実質的に半円球状の凹部9を有している。
【0053】
また、収容及びアプリケータ装置1は、組立スカート12を具備した閉鎖キャップ11を備えるアプリケータ14を有しており、組立スカートは、アプリケータ13と共に、ネジ付ネック10にネジ入れて配置される。アプリケータ構造体13は、閉鎖キャップ11の内側に固定され且つ、そこから下方へ突出して、肌に当てるのに適切な、連続気泡天然ゴム(NR)発泡体によって、構成されている。
【0054】
閉鎖キャップ11は、支持部として、及びハンドルとして働く。
【0055】
その凹部9の底部には、カバー6が肩部7を具備した貫通オリフィスを有しており、それに対してポンプ3のロッド8が当接するようになっている。
【0056】
閉鎖キャップ11を適所に配置すると、ネジ付ネック10と組立スカート12は、共働して無漏状態で配置され、そしてアプリケータ14が乾燥しないようになる。
【0057】
アプリケータ構造体13は、その大部分に、磁粒を含んでいる。
【0058】
より好ましくは、アプリケータ構造体13を構成する発泡体は、図2に示したような、実質的に均一な方法で、その物質中に分配された粒子15を含んでいる。
【0059】
その様な粒子15は、例えばフェライト、特に相当量の残量磁気を保持することができる、亜鉛及びマンガンなどを基にしたフェライトのような、強磁性粒子によって、構成されている。
【0060】
記載した例において、これら粒子15は、ポリウレタンによる不活性コーティング(inert coating)で、被覆される。
【0061】
別の例において、例えば、粒子を酸化から保護するため、粒子はエラストマー、エポキシ、ポリスター、ポリアミド、ユリアホルムアルデヒド樹脂または、シアノアクリレートで被覆されており、そして特にそれらが目立たないようにするため、アプリケータ構造体13と同じ色である別の色をつける。
【0062】
粒子15は発泡体に、それを製造する間、採り入れられ、粒子は非磁化状態であり、それらは発泡体を製造する化学反応が終了した後、実質的に磁化される。
【0063】
アプリケータ構造体13を作るため、磁化可能な粒子を含む発泡体のスラブから開始することができる。
【0064】
発泡体のスラブは、製造され且つ、アプリケータ構造体13の形状にするため切り取りとられ、そして全体的に磁化することができる。
【0065】
別の例では、発泡体のスラブは、磁化可能な粒子が磁化される前に、アプリケータ構造体13の形に切り分けることができる。
【0066】
そしてアプリケータ14は、それが作られた後、個別に磁化される。
【0067】
発泡体に存在する粒子15が、磁界にさらすことによって磁化することができ、その磁界は、Technique et Materiel Magnetique(TE2M)による参照番号CE 500、PM 1000またはPM 2500に関して、カタログに記載された種類の磁化装置によって発生させられ、それらの磁化装置は、中間から高出力の装置であり、種々の部類と形状の磁石を、高率的に磁化することができる。
【0068】
磁化した後、粒子15は、磁化状態に依存して、任意の方向の磁界を発生させる、個別のユニット磁石の様に動く。
【0069】
図3に示されたような、変形例において、アプリケータ14´が使用されており、アプリケータ14のアプリケータ構造体13は、磁粒を含んだアプリケータ構造体13´と、閉鎖キャップ11´に固定された永久磁石16に代わっており、閉鎖キャップ11´は上記キャップ11とは異なって、セットバック17を有し、そこには磁石16が固定されている。
【0070】
磁石があることで、アプリケータ14´によって加えられる磁界の強度が、それが上記例の様に磁粒15を有する時、増すように作用する。
【0071】
また磁石16は、アプリケータ13´に含まれる磁粒によって作られる磁界の方向とは異なる方向の磁界を発生させることができる。
【0072】
別の実施例では、アプリケータ構造体13´が、磁石16のみによって生じさせられる磁界による、いかなる磁粒も含まない、アプリケータ構造体に取り替えられている。
【0073】
他の実施例では、例えばこれらの粒子を磁化装置によって発生する磁化磁界にさらす必要をなくすため、アプリケータ構造体13´が、磁石16によって磁化される磁化可能な粒子を有するアプリケータ構造体に、代わっている。
【0074】
磁石16があるので、また常磁性体粒子及び/または、常磁性体粒子と/または強磁性体粒子とを組み合わせて使用することができる。
【0075】
本発明は、フェライトを使用することに限定されるものではなく、Magacellの名称でCortex Biochemまたは、Dynabeadの名称でDynalによって市販されている種類の常磁性体粒子を使用することができる。
【0076】
図1から図3の実施例において、アプリケータが、閉鎖キャップ11または11´がねじ入れていない間、膨張する発泡体により引き出される時の可能なポンプ効果及び、ポンプ3によって、物質に伝わる圧力の効果の下で、アプリケータ構造体13または13´が、物質で充填される。
【0077】
本発明は、その型式のアプリケータに限定されるものではない。
【0078】
図4は、収容及びアプリケータ装置20を示しており、それは小型で、本体21と、蝶番蓋22と、摺動壁29を有している。
【0079】
本体21が、物質Pの供給部をカップ23を受ける凹部を有している。
【0080】
カップ23が、その頂部に膜25を備えており、変形可能な底壁27を有している。
【0081】
変形壁27に固定されたピストン24が、カップ23の内部を摺動することができる。
【0082】
摺動壁29を押すことによって、使用者がピストン24を上方へ押し、物質を膜25を介して放出させる。
【0083】
スポンジによって構成されるアプリケータ26が、蓋22の内側で且つ、膜25の上に受容される。
【0084】
好ましくは、収容及びアプリケータ装置20は、記載された例の様に、無漏状態でアプリケータ26を保持する。
【0085】
この目的のため、アプリケータ26は、環状ビード28に留められる周縁部を有しており、環状ビードは、装置20を閉じる時に、ガスケットが蓋22と本体上21上に装着されるカバーとの間に挟み込まれて、シールガスケットを提供する。
【0086】
従って、アプリケータ26は蓋22を閉めて、乾かないようにできる。
【0087】
アプリケータ26の中心領域は、物質で充填できるアプリケータ構造体を構成し、任意の方向に磁界を発生させるのに適する分散した磁粒が混入される。
【0088】
変形例において、アプリケータ26は、天然または人工繊維の集合体に代えられる。
【0089】
図5は、外ネジ付ネック32を具備する容器31を備えた、分配及び収容装置30を示している。
【0090】
内部には、ネック32が孔あき底壁33を有している。
【0091】
この分配及び収容装置30は、アプリケータ構造体35を備えたアプリケータを有しており、アプリケータ構造体は、ネック32に合った閉鎖キャップも構成するハンドル36によって、支持されている。
【0092】
アプリケータ構造体35は、部分的にキャップ36の組立スカート37に組み合わさって固定されている。
【0093】
キャップ36は、キャップ36をネックにねじ入れる時、ネック32の内側で無漏状態なって、取り付けられるような形状をしている。
【0094】
アプリケータ構造体52は、連続気泡ポリエチレン気泡体によって構成されており、それに分散した磁粒を混入する。
【0095】
アプリケータ構造体35は、毛細管により物質で充填することができる。
【0096】
図6は、ネジ付ネック51を有する可撓管54を備えた分配及び収容装置50を示しており、ネックは、連続気泡ポリエーテル発泡体のブロックによって構成された、アプリケータ構造体を有するアプリケータ52を、内部に備えている。
【0097】
アプリケータ52は、磁粒を含む。
【0098】
使用しない時、管54は閉鎖キャップ53によって、無漏状態となって閉じられる。
【0099】
物質を放出するため、ユーザーは管54をしぼる。
【0100】
物質は、アプリケータ53を介して放出される。管に入っている物質は見えるようになっている。
【0101】
変形例において、アプリケータ52は焼結粒子のプラスチック(特にポリエチレン)材料、セラミック、金属、またはガラスに取り替えられ、その様な焼結ブロックは、全方向に互いに連絡する孔を有している。
【0102】
図7は、外ネジ付ネック62を具備した容器61を備える、収容及びアプリケータ装置60を示している。
【0103】
連続ポリウレタン発泡体の軸線方向に割れたブロックによって構成される、ワイパー部材63は、ネック62の下の容器61の内部で固定されている。
【0104】
容器61は、ネック62に閉鎖キャップ65をねじ入れて閉じられる。
【0105】
閉鎖キャップ65は、ネック62の内部に無漏状態で適切に合わさる中心部分66を有する。
【0106】
中心部分66が、フロック加工アプリケータを端部に備えたストーク64によって下方へ延びている。
【0107】
ワイパー部材63は、容器61から引き出す間、ストーク64とアプリケータ68を拭くために作用する。
【0108】
ワイパー部材63は磁粒を有しており、アプリケータが容器61から引き出される間、磁粒はアプリケータ68を磁界にさらす。
【0109】
この磁界に対してさらす状態は、物質を変化させやすく、物質はワイパー部材を介して通過し、その変形は例えば、供給の瞬間に(一つ以上の)活性薬の浸透を高める。
【0110】
図8及び9は、剛性または半剛性プラスチック材料の支持部71と、例えば支持部71上でオーバーモールドされた、アプリケータ構造体72とを備えた、アプリケータ70を示しており、またアプリケータ構造体72は、その表面上をフロック加工することができる。
【0111】
支持部71は、永久磁石によって構成される、磁心73を受けるために配置されている。
【0112】
変形例(図示しない)において、磁心73は混入される磁粒、例えばフェライトを有する支持部71の伸長部と取り替えられる。
【0113】
図8及び図9の例において、支持部71がハンドルとして働く。
【0114】
別の例(図示せず)において、支持部71は、図6の収容及びアプリケータ装置60のストーク64のようなストークに取り替えられる。
【0115】
図10は、支持部81と、多孔性材料例えば発泡体から作られたアプリケータ要素82とを備えたアプリケータ80を示しており、多孔性材料は磁粒、例えばフェライトを混入する。
【0116】
本発明は、アプリケータの特別な構造体に限定されるものではなく、特に供給を目的とした物質を保持する構造体に関して、例えば異なる磁気特性(図11参照)を有する複数の層を成す、複合構造体の形にすることが可能であり、例えば、二つの層101及び102が頂層と底層を構成し、各磁粒103及び104を含み、且つ非磁性である多孔層105によって分けられている。
【0117】
図11の多層構造体は、粒子103及び104によって作り出される磁界は方向が異なっているので、処理される表面を異なる方向の磁界にさらし、またアプリケータのスチフネスを変化させることができる。
【0118】
図12は、収容及びアプリケータ装置110を示しており、それはローションのような物質を入れる管111を具備し、磁粒が混入される発泡体のブロックによって構成されたアプリケータ構造体112を成すアプリケータを備えている。
【0119】
装置111は、物質の供給部114をおおう閉鎖キャップ113を具備し、供給部は、管111に収容された物質に接触して段々に分配するすることができる。
【0120】
物質は、アプリケータ構造体112を介して送られ、その時に前記構造体内に存在する磁粒によって発生する磁界にさらされる。
【0121】
図13は、従来使用されていたエンベロープ121に収納され且つ、例えばサンプルのように作用するアプリケータ120を示している。
【0122】
例示されたアプリケータ120は、磁粒123を含んだ連続発泡気泡体によって構成され且つ、物質がしみ込む。
【0123】
磁粒または磁石を使用することによって、本発明は、特に肌を酸素処理(oxy-genating)する際及び、物質が肌に供給される時の微小循環に、肌を磁界の作用にさらすことによって、有利な効果を発揮する。
【0124】
従って、供給物質に入っている活性薬の効力は、強められる。
【0125】
発生する(一つ以上の)磁界は、様々な方向を有することができ、特にN−S極性軸が、処理表面と垂直または平行にできる。
【0126】
アプリケータ構造体が供給の瞬間に、変形する時、そしてそれが磁粒を含む時、アプリケータ構造体を変形することにより、磁界の方向を変えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0127】
【図1】本発明による第一実施例を構成する装置の軸線方向の概略断面図
【図2】図1のアプリケータの発泡体を示した拡大概略図
【図3】アプリケータの別の実施例を示した軸線方向の概略断面図
【図4】本発明による装置の別の実施例
【図5】本発明による装置の別の実施例
【図6】本発明による装置の別の実施例
【図7】本発明による装置の別の実施例
【図8】アプリケータを個別に、概略的な方法で示した図
【図9】図8の断面線IX-IXを介した断面図
【図10】アプリケータの変形例を示した概略断面図
【図11】本発明による変形用具を構成する多孔性構造体の拡大概略図
【図12】本発明による装置の別の実施形例
【図13】従来使用のエンベロープに具備されたアプリケータ
【符号の説明】
【0128】
1 収容及びアプリケータ装置
2 本体
3 ポンプ
4 バッグ
6 スライドカバー
7 肩部
8 ロッド
9 凹部
10 外ねじ付ネック
11 閉鎖キャップ
11´ 閉鎖キャップ
12 組立スカート
13 アプリケータ構造体
13´ アプリケータ構造体/アプリケータ
14 構造体/アプリケータ
14´ 構造体/アプリケータ
15 磁粒
16 要素/永久磁石
17 セットバック
20 アプリケータ装置
21 本体
22 蝶番付け蓋
23 カップ
24 ピストン
25 スクリーン
26 構造体/アプリケータ
27 底壁/変形壁
28 環状ビード
29 摺動壁
30 分配及び収容装置
31 容器
32 外ねじ付ネック
33 孔あき底壁
35 構造体/アプリケータ構造体
36 ハンドル/キャップ
37 組立スカート
38 シールスカート
50 分配及び収容装置
51 ねじ付ネック
52 構造体/アプリケータ
53 閉鎖キャップ
54 管
60 アプリケータ装置
61 容器
62 外ねじ付ネック
63 ワイパー部材
64 ストーク
65 閉鎖キャップ
66 中心部分
68 アプリケータ
70 アプリケータ
71 支持部
72 アプリケータ構造体
73 磁心
80 アプリケータ
81 支持部
82 構造部/アプリケータ要素
101 多孔性材料/多孔層
102 多孔性材料/多孔層
103 磁粒
104 磁粒
105 多孔層
111 装置/管
112 アプリケータ構造体
113 閉鎖キャップ
114 供給部
120 構造体/アプリケータ
121 エンベロープ
123 磁粒
P 物質
【出願人】 【識別番号】592163240
【氏名又は名称】ロレアル
【出願日】 平成18年8月14日(2006.8.14)
【代理人】 【識別番号】100064388
【弁理士】
【氏名又は名称】浜野 孝雄

【識別番号】100067965
【弁理士】
【氏名又は名称】森田 哲二

【識別番号】100088236
【弁理士】
【氏名又は名称】平井 輝一

【公開番号】 特開2006−297165(P2006−297165A)
【公開日】 平成18年11月2日(2006.11.2)
【出願番号】 特願2006−220855(P2006−220855)