| 【発明の名称】 |
落花生の加工品とその製造方法。 |
| 【発明者】 |
【氏名】石坂 智
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| 【要約】 |
【課題】従来 落花生の種皮付きの実を加工していた為、種皮の中に含まれるポリフェノールの量はごく僅かであった。このポリフェノールは、活性酸素を抑える作用があり、生活習慣病の予防に良いとされているが、量が少ない為効果がなかった。
【解決手段】落花生の種皮付きの実に 種皮を加えて加工する事により、ポリフェノールの量が増大した為、落花生の加工品が、生活習慣病を予防する健康食品になった。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 落花生の種皮が付いた実に、落花生の種皮を加えて、これを加工した事を特徴とする落花生の加工品。 【請求項2】 落花生の種皮が付いた実に、落花生の種皮を加えて、これを加工した事を特徴とする落花生の加工品の製造方法。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 落花生の加工品と言えば、殻のままや、種皮付きの実、又は種皮を取った実や、或いは実を砕いて、これに味付け等の加工をしている。これらの中で本発明は、殻から取出した種皮付きの実を加工して作る加工品と、その製造方法に関するものである。 【背景技術】 【0002】 種皮付きの実を加工して作る加工品と、その製造方法に関する発明の中で、本発明に関する従来の技術や、文献は見当たらないと思われる。 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 ここで種皮付きの実について述べると、種皮付きの実を100とすると、種皮の部分は重量比で3.1に過ぎない。しかしこの3.1%の皮に、表1に示す如く、ポリフェノールが多く含まれている。 【0004】 【表1】
【0005】 このポリフェノールは、疾病 発癌 老化の原因となる活性酸素を抑える作用があり、高血圧 動脈硬化 心筋梗塞 脳血栓 糖尿病 肝炎 老化 癌などの生活習慣病の予防に良いとされている。 【0006】 ここで先ず活性酸素が生活習慣病の原因になっている事を、表を用いて詳しく説明する。表2は活性酸素について、表3は活性酸素の発生が 生体障害起こす作用について、表4は活性酸素が原因で起こる病気について、夫々説明した表である。 【0007】 【表2】
【0008】 【表3】
【0009】 【表4】
【0010】 活性酸素が、生体内で食品部分を酸化させて行くが、ポリフェノールがこれを防止する事について、表を用いて詳しく説明する。表5は抗酸化について、表6は落花生種皮抽出物の濃度と抗酸化能の関連を示し、濃度が高い程 食品部分の酸化を抑制する事について、夫々説明した表である。 【0011】 【表5】
【0012】 【表6】
【0013】 ところが種皮付きの実には、重量比で僅か3.1%の種皮しかないので、含まれるポリフェノールの量はごく僅かで、健康食品としての効果は殆ど期待出来ない。そこで種皮付きの実を、健康食品として価値を高めた加工品とする。 【課題を解決するための手段】 【0014】 そこで種皮付きの実に、別に種皮だけをとって加える事にした。こうする事により、ポリフェノールの量は、種皮付きの実だけの場合に比べ、約8倍増加した。 表7は、重量比で落花生の種皮が付いた実10対し、種皮3を加えたら、全体に対する種皮の量が約8倍増加した事を示し、従ってポリフェノールの量も、約8倍増加した事を示している。 【0015】 【表7】
【0016】 なお落花生の種皮には独特の渋みがあるが、種皮付きの実に種皮を加えた加工品に、砂糖を加える事により、砂糖が渋みをマスクし、渋みが無く良好な食味を持つ食品にする事が出来た。 【発明の効果】 【0017】 このように従来 種皮付きの実を加工していた為、ポリフェノールの量は、ごく僅かであったが、本発明はこれに種皮を加えて加工する事により、ポリフェノールの量が増大し、しかも種皮の渋みがない加工品を作る事が出来た。そしてこの加工品は、ポリフェノールが多量に含まれている為、高血圧 癌 等の生活習慣病が予防できる健康食品になった。 【発明を実施するための最良の形態】 【0018】 種皮付きの実に、種皮を加えて加工する方法を、実施例を用いて説明する。 【実施例1】 【0019】 先ず落花生の種皮が付いた実1に対し、重量比で水1を加える。更にこれに落花生の種皮0.3に対し、重量比で水1を加える。すると全体の重量比は、種皮が付いた実1、種皮0.3、水2になる。そこでこれを8時間浸漬する。次にこれをこのまま20分間圧力鍋で茹でた後、これをマスコロイダー(潰す機械)で潰す。次にこの潰した物23に対し、重量比で砂糖23と塩0.2を加えて混合する。 最後にこれを100gつづ袋詰めして、120 ℃で20分 レトルト加工して殺菌すると、粘性体の落花生の加工品が出来る。 【産業上の利用可能性】 【0020】 この落花生の加工品は、クリームとして、ソフトクリーム、アイスクリームの他、パンやケーキに使用される。次に餡として、饅頭、餅、パン に入れて使用される。その他 ぜんざい、ゼリーに使用する等、利用範囲は極めて広い。
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| 【出願人】 |
【識別番号】303054249 【氏名又は名称】株式会社イシザカ
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| 【出願日】 |
平成17年5月9日(2005.5.9) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2006−311816(P2006−311816A) |
| 【公開日】 |
平成18年11月16日(2006.11.16) |
| 【出願番号】 |
特願2005−135838(P2005−135838) |
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