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【発明の名称】 |
ダイエット食品の製造方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】松田 ミネ子 |
【課題】ダイエットに有効である消化酵素活性阻害物質を含有する素材の組み合わせにより、有効に作用するダイエット食品を提供することを課題とする。
【解決手段】月桃の葉の粉末と、シークワーサーの果皮及び種の粉末と、昆布の粉末を含むことを特徴とするダイエット食品であい、シークワーサーの果実から果汁を搾汁した後の果皮及び種を乾燥・粉末処理し、月桃の葉部を乾燥・粉末処理し、さらに昆布を乾燥・粉末処理し、それらを混合処理してなるダイエット食品の製造方法である。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 月桃の葉の粉末と、シークワーサーの果実の粉末と、を含むことを特徴とするダイエット食品。 【請求項2】 前記のシークワーサーの果実が果実の果皮部であることを特徴とする請求項1に記載のダイエット食品。 【請求項3】 前記のシークワーサーの果実が果実の種部であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のダイエット食品。 【請求項4】 海藻類の粉末が添加されていることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれかの項に記載のダイエット食品。 【請求項5】 前記の海藻類が昆布であることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれかの項に記載のダイエット食品。 【請求項6】 シークワーサーの果実から果汁を搾汁した後の果皮及び種を乾燥・粉末処理し、月桃の葉部を乾燥・粉末処理し、混合処理してなるダイエット食品の製造方法。 【請求項7】 昆布を乾燥・粉末処理して混合することを特徴とする請求項6に記載のダイエット食品の製造方法。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、食用により消化酵素活性阻害作用を発揮するダイエット食品に関し、特に、シークワーサーと月桃、海藻類が含まれるダイエット食品に関する。 【背景技術】 【0002】 従来より、食用により、消化酵素活性阻害作用を有するダイエット食品が種々開発されている。 【0003】 消化酵素活性阻害物質としては、α−アミラーゼ、リパーゼ等の活性阻害物質が知られており、α−アミラーゼ活性阻害物質としては、小麦から抽出されることが広く知られている。 【0004】 また、リパーゼ活性阻害物質は、海藻類などからも抽出される(特開平5−284937号公報)。 【0005】 また、月桃やヒラミレモンからもα−アミラーゼ活性阻害物質抽出される(特開2001−333733号公報)。 【0006】 α−アミラーゼ活性阻害物質は、デンプンの消化・吸収を阻害することで肥満を防止しようとするものであり、リパーゼ活性阻害物質は、脂肪の消化・吸収を阻害することで肥満を防止しようとするものである。 【0007】 このように、各種の消化酵素活性阻害物質を用いて食用できるダイエット食品とすることが、肥満防止に有効である。 【特許文献1】特開平5−284937号公報 【特許文献2】特開2001−333733号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0008】 しかしながら、各々の消化酵素活性阻害物質について種々開発されているが、それらの組み合わせにより、有効に作用することについては、その種類が多いことから、十分な研究がなされているとは言えない状況である。 【0009】 本発明は、これらのダイエットに有効である消化酵素活性阻害物質を含有する素材の組み合わせにより、有効に作用するダイエット食品を提供することを課題とする。 【課題を解決するための手段】 【0010】 本発明の請求項1は、月桃の葉の粉末と、シークワーサーの果実の粉末と、を含むことを特徴とするダイエット食品である。 【0011】 本発明の請求項2は、前記のシークワーサーの果実が果実の果皮部であることを特徴とするダイエット食品である。 【0012】 本発明の請求項3は、前記のシークワーサーの果実が果実の種部であることを特徴とするダイエット食品である。 【0013】 本発明の請求項4は、前記の月桃の葉の粉末と、シークワーサーの粉末に、さらに海藻類の粉末が添加されていることを特徴とするダイエット食品である。 【0014】 本発明の請求項5は、前記の海藻類が昆布であることを特徴とするダイエット食品である。 【0015】 本発明の請求項6は、シークワーサーの果実から果汁を搾汁した後の果皮及び種を乾燥・粉末処理し、月桃の葉部を乾燥・粉末処理し、混合処理してなるダイエット食品の製造方法である。 【0016】 本発明の請求項7は、前記のシークワーサー粉末と月桃粉末に、さらに昆布を乾燥・粉末処理して混合することを特徴とするダイエット食品の製造方法である。 【発明の効果】 【0017】 本発明では、以下の効果を奏する。 【0018】 1)食用することで肥満を防止できる。 【0019】 2)過剰脂肪の蓄積を防止することができる。 【0020】 3)過剰な血中コレステロールを減少させることができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0021】 本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。 【0022】 本例では、シークワーサーの果実を搾汁した後の残渣である、果皮と種と、月桃の葉部と、海藻類として昆布を用いた実施例である。 【0023】 図1は、本発明によるダイエット食品の製造方法を示すフロー図である。 【0024】 海藻類である昆布1を採取し、乾燥装置を用いて乾燥処理4し、さらに粉砕装置を用いて粉末処理8する。 【0025】 月桃の葉2を採取し、乾燥装置を用いて乾燥処理5し、さらに粉砕装置を用いて粉末処理9する。 【0026】 シークワーサーの果実3を採取し、搾汁装置で搾汁処理6し、果汁7を分離し、残った残渣を分離処理10する。 【0027】 分離した残渣を乾燥装置で乾燥処理11し、さらに粉砕装置で粉末処理12する。 【0028】 各々の粉末を混合処理13する。 【0029】 混合比率は、重量比でシークワーサー粉末:月桃葉粉末:昆布粉末が30〜70:25〜50:25〜50程度がよく、好ましくは、50:25:25が良い。 【0030】 混合処理後、各粉末の粒度を一定とするために、粉砕装置で微粉末化し、粒度調整処理14することでダイエット食品15が完成する。 【0031】 シークワーサーが多いと、種の苦味がきつくなる。 【0032】 月桃葉が多いと、難水溶性であるため、水などに溶かして飲用しにくくなる。 【0033】 昆布が多いと、粘性が高く食しにくくなる。 【0034】 シークワーサーは果汁部分よりも果皮部や種部に、ノビレチンなどの有効成分が多く含まれていることが知られている。 【0035】 そして、α−アミラーゼ活性阻害物質も含まれている。 【0036】 粉末化することでそのすべての有効成分を摂取可能となる。 【0037】 月桃の葉は抗菌作用が知られているが、α−アミラーゼ活性阻害物質も含まれている。 【0038】 昆布には、α−アミラーゼ活性阻害物質及びリパーゼ活性阻害物質が含まれていることが知られている。 【0039】 そして、これらの組み合わせにより、効果的に消化酵素の活性阻害作用が発揮されるものである。 【0040】 出来上がったダイエット食品は、1回に10gを100ccの水に溶かして飲用することができる。 【0041】 水の変わりに冷ましたお茶に溶かして飲用しても良い。 【0042】 また、本実施例では、粉末状のダイエット食品の例であるが、適時、錠剤状、顆粒状、カプセル状に加工し、服用しやすいように加工しても良い。 【0043】 錠剤処理の場合には、昆布を含有させることにより、その凝固作用により、凝固材などの添加物を必要とせず、月桃及びシークワーサーの抗菌作用により保存剤添加物の必要もない。 【0044】 1日に1回の飲用により、1ヶ月5kg程度の減量が可能となった。 【0045】 図2〜図5に、本発明の粉末状のダイエット食品を飲用をした50歳の女性の人間ドック結果報告書を示す。 【0046】 図2〜図5の報告書では、 平成15年10月18日(1回目) 平成16年 7月17日(2回目) 平成17年 7月 2日(3回目) の3回における各種測定結果が記載されている。 【0047】 図2の中の体重においては、 1回目 64.3Kg 2回目 67.9Kg 3回目 62.7Kg であった。 【0048】 また、図2の体脂肪率においては、 1回目 27.4 2回目 31.2 3回目 24.2 であった。 【0049】 この女性は、本発明のダイエット食品を平成16年12月より服用を開始し、1日に1回、1回に10gを100ccの水に溶かして飲用した。 【0050】 4月ごろより体重が減少し始め、上記のような結果となっており、本発明のダイエット食品を飲用する前は、体重及び体脂肪率が増加傾向にあったが、飲用後は、明らかに減少し、ダイエット効果が現れている。 【0051】 また、その他の結果においても、例えば、図5の糖代謝や血液一般検査結果の値においても、飲用後に健康改善効果が見られた。 【0052】 次に本発明によるダイエット食品の成分分析結果を図6に示す。 【0053】 分析結果より、シークワーサーの有効成分である、ノビレチンが300mg/100g検出された。 【0054】 また、食物繊維も47.3g/100g検出された。 【0055】 また、ダイエット効果の間接的な測定方法として、糖類や脂肪類の分解酵素の阻害率を測定することが行われている。 【0056】 この阻害率から体内への吸収が抑制されるかどうかを判断するもので、ダイエット効果を評価する目安となるものである。 【0057】 本測定においては、以下の3タイプを測定した。 【0058】 1)マルターゼ阻害試験 麦芽糖分解酵素の阻害率を測定する。 【0059】 2)スクラーゼ阻害試験 ショ糖分解酵素の阻害率を測定する。 【0060】 3)リパーゼ阻害試験 脂肪分解酵素の阻害率を測定する。 【0061】 測定方法については、沖縄県工業技術センター研究報告 第5号 2003年「沖縄県産植物抽出物のリパーゼ阻害活性」及び、沖縄県工業技術センター研究報告 第6号 2004年「エンサイの血糖値上昇抑制効果に関する研究」に示れる測定方法により測定を行った。 【0062】 その結果を図7〜図10に示す。 【0063】 図7は、シークワーサー種子及び果皮乾燥粉末の測定結果であり、図8は、月桃葉乾燥粉末の測定結果であり、図9は、昆布乾燥粉末の測定結果であり、図10は、シークワーサー種子、果皮、月桃葉、昆布混合粉末の測定結果である。 【図面の簡単な説明】 【0064】 【図1】本発明によるダイエット食品の製造方法を示すフロー図である。 【図2】人間ドック結果報告書(その1)を示す図である。 【図3】人間ドック結果報告書(その2)を示す図である。 【図4】人間ドック結果報告書(その3)を示す図である。 【図5】人間ドック結果報告書(その4)を示す図である。 【図6】本発明によるダイエット食品の成分分析試験成績書を示す図である。 【図7】シークワーサー種子及び果皮乾燥粉末の阻害活性試験成績書を示す図である。 【図8】月桃葉乾燥粉末の阻害活性試験成績書を示す図である。 【図9】昆布粉末の阻害活性試験成績書を示す図である。 【図10】本発明によるダイエット食品の阻害活性試験成績書を示す図である。 【符号の説明】 【0065】 1 昆布 2 月桃葉 3 シークワーサー 4、5、11 乾燥処理 8、9、12 粉末処理 6 搾汁処理 7 果汁 13 混合処理 14 粒度調整 15 ダイエット食品
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| 【出願人】 |
【識別番号】305010218 【氏名又は名称】松田 ミネ子
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| 【出願日】 |
平成17年10月24日(2005.10.24) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100138726 【弁理士】 【氏名又は名称】島袋 勝也
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| 【公開番号】 |
特開2006−280366(P2006−280366A) |
| 【公開日】 |
平成18年10月19日(2006.10.19) |
| 【出願番号】 |
特願2005−308712(P2005−308712) |
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