| 【発明の名称】 |
観賞魚用自動給餌装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】井上 勝男
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| 【要約】 |
【課題】観賞魚用自動給餌装置において餌箱を湿りにくくし、また、給餌量を安定させることを課題とする。
【解決手段】観賞魚用自動給餌装置として、餌を保持する餌箱と、前記餌箱内部から前記餌箱外部側方へ延びるコンベア用スクリューと、前記コンベア用スクリューの少なくとも前記餌箱外部に位置する部分を覆う、パイプ状のスクリューカバーと、前記コンベア用スクリューを駆動する駆動手段と、前記駆動手段の駆動時間を制御する制御手段とを設ける。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 餌を保持する餌箱と、 前記餌箱内部から前記餌箱外部側方へ延びるコンベア用スクリューと、 前記コンベア用スクリューの少なくとも前記餌箱外部に位置する部分を覆う、パイプ状のスクリューカバーと、 前記コンベア用スクリューを駆動する駆動手段と、 前記駆動手段の駆動時間を制御する制御手段と、 を有する観賞魚用自動給餌装置。 【請求項2】 前記コンベア用スクリューは前記餌箱内部において底面近傍に設けられ、前記餌箱の底面は前記コンベア用スクリューに向って傾斜している 請求項1に記載の観賞魚用自動給餌装置。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は水槽中の観賞魚に対して自動的に餌を与える装置に関する。 【背景技術】 【0002】 観賞魚を飼っている人にとって給餌は欠かせないが、家を長期間空けたり、うっかり忘れてしまったりすることで作業が滞ってしますことがある。これに対応するものとして、水槽中の観賞魚に自動的に餌を与える自動給餌装置が存在する。従来の自動給餌装置は、餌箱の一部に孔が空いており、これを、定期的に作動するモーターにより水槽上で回動させることで餌を与えるように構成されている。 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 ところで、従来の観賞魚用自動給餌装置は、餌箱が水槽上面の開口部分で回転するために、開口部から湿気が入り餌が湿ってしまいやすく、また、自然落下に任せるものであるので開口部で餌が詰まるなどすると餌の落下量が変わってしまい、供給量が安定しないという問題もあった。 本発明は、このような問題に鑑みて、観賞魚用自動給餌装置において餌箱を湿りにくくし、また、給餌量を安定させることを課題とする。 【課題を解決するための手段】 【0004】 上記課題を解決するために、本発明は次のような構成を有する。 請求項1に記載の発明は、餌を保持する餌箱と、前記餌箱内部から前記餌箱外部側方へ延びるコンベア用スクリューと、前記コンベア用スクリューの少なくとも前記餌箱外部に位置する部分を覆う、パイプ状のスクリューカバーと、前記コンベア用スクリューを駆動する駆動手段と、前記駆動手段の駆動時間を制御する制御手段とを有する観賞魚用自動給餌装置である。 請求項2に記載の発明は、前記観賞魚用自動給餌装置において、前記コンベア用スクリューが前記餌箱内部において底面近傍に設けられ、前記餌箱の底面は前記コンベア用スクリューに向って傾斜しているものである。 【発明の効果】 【0005】 請求項1に記載の発明は、餌が餌箱からコンベア用スクリューにより運ばれてスクリューカバーの先端から落下するので、餌箱と餌の落下地点を離すことができ、餌箱を水槽上面の開口部分から離す事で、餌箱を湿りにくくすることができる。また、コンベア用スクリューにより強制的に餌を押し出すので、コンベア用スクリューの駆動時間に応じて餌の供給量がほぼ決り、給餌量を安定させることができる。 請求項2に記載の発明は、コンベア用スクリューが前記餌箱内部において餌箱底面近傍に設けられ、前記餌箱の底面は前記コンベア用スクリューに向って傾斜しているので、底面の餌はコンベア用スクリューに向って滑り落ちて水槽へ運ばれる。即ち、餌箱内の餌が少量になっても、餌箱内の餌をほぼ無駄なく使うことができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0006】 以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。 図1に、本実施形態に係る観賞魚用自動給餌装置Xの斜視図を示し、図2に観賞魚用自動給餌装置Xの正面図を示し、図3に図2のA−A部分断面図を示す。観賞魚用自動給餌装置Xは、餌箱10、コンベア用スクリュー20、スクリューカバー30、駆動装置40、制御装置50、基台60とから構成される。 基台60は合成樹脂性の長方形状の板材であり、餌箱10、駆動装置40を固定している。 餌箱10は透明な合成樹脂性の板材を組み合わせて作られた箱体である。即ち、下端が水平に曲げられることでL字状に形成された板材12、12により両側面が形成され、ホームベース状の板材13、13により正面と背面が形成され、正面と背面のホームベース状の板材13、13の斜めに走る対向する下縁を塞ぐように設けられる板材14、14により底面が形成されている。両側面の板材12、12の下端の水平部分12には穴が設けられ、ネジにより基台60上に固定されている。また、正面と背面の板材13、13の下端の角部近傍には丸穴が設けられ、後述するスクリューカバー30が水平方向に突出するように固定される。 スクリューカバー30は、合成樹脂性のパイプにより形成され、図3に示すように餌箱10の正面と背面の板材13、13を貫通するように設けられている。スクリューカバー30の餌箱10に存する部分には、上方から下方4分の1に至る切り欠きが形成されており、餌箱10の餌がスクリューカバー30内に入るようになっている コンベア用スクリュー20は合成樹脂で形成され、棒材の周囲をらせん状の羽が取り付けられた公知のスクリューコンベアに用いられるスクリュー形状を成している。このコンベア用スクリューの外径は前記スクリューカバー30の内径よりやや小さく形成されスクリュー部分の長さが前記スクリューカバー30の長さとほぼ一致する。コンベア用スクリュー20はスクリューカバー30内に配置される。 【0007】 駆動装置40は、DCモーター41と、DCモーター41の回動軸と連結するギアボックス42とから構成される。ギアボックス42は、DCモーター41の回転を低速にし、トルクを増加させるものである。ギアボックス42の駆動軸はコンベア用スクリュー20の後端と連結している。また、ギアボックス42の下端は取り付け脚42aが設けられネジにより、基台60に固定されている。 制御装置50は、AC/DCアダプタを介して家庭用の電源コンセントに接続されるとともに、前記DCモーター41の電気端子部分に接続され、DCモーター41への電力供給をタイマーにより制御するものであり、公知のタイマー回路により構成される。制御装置50は、液晶表示部51、設定切り替えボタン52、設定操作ボタン53を有する。設定切り替えボタン52は、時刻表示モード、駆動開始時間設定モード、駆動時間設定モード、リセットモードの4つのモードを切り替えるボタンであり、ボタンを押すごとに上記のモードに順次切り替わる。設置操作ボタン53は、各モード時に設定を変更するためのボタンであり、時刻表示モード時と駆動開始時間設定モード時には、ボタンを1回押すごとに0時0分から10分ごとに時刻が切り替り、駆動時間設定モード時には、ボタンを1回押すごとに0秒から1秒ずつ駆動時間が長くなるように切り替わり、リセットモード時にはボタンを押すと設定内容がすべて消去される。なお、設定時における設定内容は液晶表示部51に表示され、また、所定時間これらのボタンを押さない場合は液晶表示部51には現在時刻が表示されるようになっている。 【0008】 次に、以上のような構成を有する観賞魚用給餌装置Xの使用方法について説明する。図4に観賞魚用給餌装置Xの使用状態を表す斜視図を示す。使用者は、図に示すように水槽Aの上面に設けた開口部分A1にスクリューカバー30の先端部分が位置するように観賞魚用給餌装置Xを配置する。次に、制御装置50をAC/DCアダプタを介して家庭用電源コンセントに接続し、制御装置50の設定を行う。例えば、午後2:00に駆動時間10秒間だけ作動するように設定する場合は、設定切り替えボタン52を駆動時間開始モードにして、設定操作ボタン53により時刻を午後2:00に設定し、次に、設定切り替えボタン52により駆動時間設定モードにして、設定操作ボタン53により駆動時間を10秒に設定する。後は、設定時刻になれば制御装置50が駆動装置40のDCモーター41へ電力を供給し、これによりギアボックス42を介してコンベア用スクリュー20が回転し、コンベア用スクリュー20により餌箱内の餌はコンベアカバー30の切り欠き31からスクリューカバー30内を通ってスクリューカバー30の先端から水槽Aの開口部A1へ落下することになる。そして、設定された駆動時間が経過すると制御装置50はDCモーター41への電力の供給を止める。このような動作により、本観賞魚用給餌装置Xは所定時刻に駆動時間の間に運ばれる餌を常に水槽内に落下させることができる。また、餌箱10は水槽Aの開口A1から離れているので湿気が入りにくい。 【0009】 なお、上記実施の形態ではスクリューカバー30を直線状のパイプとしているが、図5に示すようにフレキシブルパイプを用いてもよい。この場合、内部のコンベア用スクリュー20もある程度曲がることができる柔軟な素材を採用する。このように構成することで、餌が落下するスクリューカバー30の先端の方向を変えることができるので、設置方法の自由度を高めることができる。 【図面の簡単な説明】 【0010】 【図1】実施形態に係る観賞魚用給餌装置の斜視図である。 【図2】実施形態に係る観賞魚用給餌装置の正面図である。 【図3】図2におけるA−A部分断面図である。 【図4】実施形態に係る観賞魚用給餌装置の使用状態を示す斜視図である。 【図5】観賞魚用給餌装置の変形例を示す部分縦断面図である。 【符号の説明】 【0011】 X 観賞魚用自動給餌装置 10 餌箱 20 コンベア用スクリュー 30 スクリューカバー 40 駆動装置 50 制御装置
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| 【出願人】 |
【識別番号】505155540 【氏名又は名称】井上 勝男
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| 【出願日】 |
平成17年4月26日(2005.4.26) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100107711 【弁理士】 【氏名又は名称】磯兼 智生
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| 【公開番号】 |
特開2006−304617(P2006−304617A) |
| 【公開日】 |
平成18年11月9日(2006.11.9) |
| 【出願番号】 |
特願2005−127790(P2005−127790) |
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