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【発明の名称】 釣糸掛止具およびこれを用いた釣竿
【発明者】 【氏名】渡邉 雅文

【要約】 【課題】釣糸を取付け易く、使用時には容易に外れない釣糸掛止具を提供する。

【解決手段】穂先糸14が掛止され、釣竿の先端を構成する釣糸掛止具20は、竿本体12の先端に軸線回りに回転自在に設けられ、軸線方向に延在する穂先部材22を備えている。穂先部材22の先端には、この穂先部材22に軸線との交差方向に固定され、軸線方向に貫通する案内孔32を有するガイド部材30が配設される。また穂先部材22には、フック部材40の一端部42が固定され、その他端部44はガイド部材30の配設側とは反対側を指向させた状態となっている。フック部材40は、穂先部材22側に弾力的に付勢され、常には閉成した釣糸捕捉領域Sを形成している。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
竿本体(12)の先端に軸線回りに回転自在に設けられ、軸線方向に延在する穂先部材(22)と、
前記穂先部材(22)に軸線との交差方向に固定され、軸線方向に貫通する案内孔(32)を有するガイド部材(30)と、
前記穂先部材(22)に一端部(42,56,64)が配設されると共に、他端部(44,58,66)が前記ガイド部材(30)の配設側と反対側を指向させた状態で弾力的に付勢され、常には閉成した釣糸捕捉領域(S)を形成しているフック部材(40,54,62)とから構成した
ことを特徴とする釣糸掛止具。
【請求項2】
前記フック部材(62)の一端部(64)は、ヒンジ部材(68)を介して他端部(66)を穂先部材(22)に対して接離可能に配設され、該他端部(66)は弾性部材(70)により穂先部材(22)に当接するように付勢されている請求項1記載の釣糸掛止具。
【請求項3】
前記フック部材(40,54,62)は、前記ガイド部材(30)に対して前記穂先部材(22)の軸線方向に整列するように位置している請求項1または2記載の釣糸掛止具。
【請求項4】
前記フック部材(40,54,62)の釣糸捕捉領域(S)は、釣糸(14)の直径より大きな隙間が画成されている請求項1〜3の何れかに記載の釣糸掛止具。
【請求項5】
前記フック部材(40)における他端部(44)の先端には、前記穂先部材(22)から離間する方向に拡開した案内部(44a)が形成されている請求項1〜4の何れかに記載の釣糸掛止具。
【請求項6】
請求項1〜5の何れかに記載の釣糸掛止具(20,50,60)を装着したことを特徴とする釣竿。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
この発明は、竿先に装着されて、釣糸を掛止する釣糸掛止具およびこれを用いた釣竿に関するものである。
【背景技術】
【0002】
例えば鮎釣り等の渓流釣りに用いられる釣竿としては、リールを使用しないで竿先に配設された釣糸掛止具に釣糸を直接掛止するのべ竿がある(例えば、特許文献1参照)。前記釣糸掛止具は、一端が釣竿本体に対して回転自在に配設されると共に、他端にフック状に形成した釣糸結着部を備えている。そして、環状(チチワ状)に結んだ釣糸の端部を釣糸結着部に引っ掛けた後、釣糸結着部をゴム等の弾力性を有する筒状保持体で被覆することで、釣糸が釣糸結着部から外れないよう構成してある。
【特許文献1】特開平7−274779号公報(図6)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところで前記釣糸掛止具は、前記筒状保持体が経時的に劣化して弾力性を失ってしまうために、釣糸結着部からずれて釣糸が外れてしまう虞れが指摘される。また魚がかかった際に、釣糸結着部には前方(釣糸の繰出し方向)に力が加わると共に、上下左右方向(釣糸結着部の半径方向外方)にもランダムに力がかかる。すなわち、釣糸結着部に直接力がかかるので釣糸結着部が変形してしまったり、上下左右方向に引張られた釣糸が筒状保持体を釣糸結着部から退避する方向へずらすから、釣糸結着部から釣糸が外れてしまうことがある。しかも釣竿の穂先は、直径5mmにも満たない細径であるので、釣糸を外れ難くするために釣糸掛止具を複雑な構成にすると、釣糸の取付けまたは取外しが煩雑となる弊害を招く。
【0004】
すなわち本発明は、従来の技術に係る釣糸掛止具に内在する前記問題に鑑み、これらを好適に解決するべく提案されたものであって、簡単な構成で、釣糸を取付け易く、使用時には容易に外れない釣糸掛止具およびこれを用いた釣竿を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、本発明に係る釣糸掛止具は、
竿本体の先端に軸線回りに回転自在に設けられ、軸線方向に延在する穂先部材と、
前記穂先部材に軸線との交差方向に固定され、軸線方向に貫通する案内孔を有するガイド部材と、
前記穂先部材に一端部が配設されると共に、他端部が前記ガイド部材の配設側と反対側を指向させた状態で弾力的に付勢され、常には閉成した釣糸捕捉領域を形成しているフック部材とから構成したことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、釣糸を釣糸捕捉領域に容易に挿脱することができると共に、使用時に釣糸が釣糸捕捉領域から不用意に外れることを抑制し得る。
【0006】
請求項2の発明は、請求項1記載の発明に係る釣糸掛止具において、前記フック部材の一端部は、ヒンジ部材を介して他端部を穂先部材に対して接離可能に固定され、該他端部は弾性部材により穂先部材に当接するように付勢される。
請求項2の発明によれば、フック部材を使用者の操作により穂先部材に対して接離させることができるから、フック部材に対する釣糸の挿脱をより容易になし得る。
【0007】
請求項3の発明は、請求項1または請求項2記載の発明に係る釣糸掛止具において、前記フック部材は、前記ガイド部材に対して前記穂先部材の軸線方向に整列するように位置している。
請求項3の発明によれば、釣糸を介して穂先部材にかかる力をガイド部材で効果的に分散することができるから、フック部材に対する負荷を軽減し得る。
【0008】
請求項4の発明は、請求項1〜3の何れかに記載の発明に係る釣糸掛止具において、前記フック部材の釣糸捕捉領域には、釣糸の直径より大きな隙間が画成される。
請求項4の発明によれば、フック部材の釣糸捕捉領域に隙間を画成することで、釣糸がある程度移動し得る余地があるから、釣糸の傷付きを防止し得る。
【0009】
請求項5の発明は、請求項1〜4の何れかに記載の発明に係る釣糸掛止具において、前記フック部材における他端部の先端には、前記穂先部材から離間する方向に拡開した案内部が形成される。
請求項5の発明によれば、フック部材における他端部の先端に、案内部を形成することで、釣糸のフック部材への取付け作業を容易にし得る。
【0010】
請求項6の発明は、請求項1〜5の何れかに記載の発明に係る釣糸掛止具を装着したことを特徴とする釣竿である。
請求項6の発明によれば、釣糸を挿脱し易く、使用時に釣糸が外れ難い釣竿を得ることができる。
【発明の効果】
【0011】
本発明に係る釣糸掛止具およびこれを用いた釣竿によれば、簡単な構成で、釣糸を取付け易く、使用時には釣糸を外れ難くすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
次に、本発明に係る釣糸掛止具およびこれを用いた釣竿につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照して以下に説明する。なお実施例の釣竿では、グリップから穂先へ向かう方向を前方と云い、穂先からグリップへ向かう方向を後方と云う。
【実施例1】
【0013】
図3に示すように、実施例の釣竿10は、竿本体12の先端(グリップ10aと反対側の端部)に、穂先糸(釣糸)14を掛止するための釣糸掛止具20が装着され、この釣糸掛止具20が釣竿10の穂先をなしている。穂先糸14は、その一端を折り返して環状(チチワ状)に形成されて、この環状部14aを大きくしたり、小さくしたりすることで、釣糸全体の長さを調節し得るようになっている。また穂先糸14には、釣針や錘等の仕掛けを備えたテグス(釣糸)16が連結される。
【0014】
図1または図2に示すように、釣糸掛止具20は、竿本体12に対して軸線回りに回転自在に設けた穂先部材22と、この穂先部材22に固定したガイドリング(ガイド部材)30と、穂先部材22に配設したフック部材40とから構成される。穂先部材22は、竿本体12の軸線方向に延在して、撓曲性を有する丸棒状の穂先部24を備え、該穂先部24は竿本体12の先端に固定した保持部26により竿本体12の軸線と整列した状態で軸線周りに回転自在に保持される。穂先部24には、後端部(竿本体12側の端部)に本体部分と比較して半径方向に拡径した係止片24aが形成され、この係止片24aの直径は、中空の円筒体である保持部26の内径より小径に設定される。また保持部26は、その内径が竿本体12の先端の挿入を許容する寸法に設定され、竿本体12の挿入側となる後端面は開放している。保持部26における前端面の中央には、係止片24aの直径より小径で、穂先部24の挿通を許容する孔部28が開設されている。
【0015】
前記穂先部材22は、係止片24aを保持部26の内部に臨ませた状態で、穂先部24が孔部28に挿通されて保持部26の前端面から軸線方向に沿って前方へ突出される。この状態で、保持部26の後端面から竿本体12の先端を挿入して、接着剤やカシメ等により保持部26が竿本体12の先端に固定される。すなわち、保持部26の内部に臨んだ係止片24aの軸線方向への移動は、竿本体12の先端と保持部26の前端面とで規制されると共に、保持部26の内部に係止片24aが軸線回りに自由回転可能に保持されることで、穂先部24は軸線回りに回転可能となっている。
【0016】
前記穂先部材22における穂先部24の先端には、ガイドリング30が軸線との交差方向に固定されている。ガイドリング30は、軸線方向に貫通する案内孔32を有し、この案内孔32は穂先糸14における環状部14aの挿通を許容する寸法に設定される。すなわちガイドリング30は、案内孔32の中心が穂先部材22の軸線から半径方向外方に偏倚した位置となるように穂先部24に配設される。そして、ガイドリング30の回転に伴って、穂先部材(穂先部)22が回転するようになっている。
【0017】
前記フック部材40は、金属や樹脂等の弾力性を有する線材をヘアピン状に屈曲形成したものであって、穂先部材22における穂先部24の周面に、ガイドリング30の後方(竿本体12側)に位置して固定されている。なお実施例1では、フック部材40がガイドリング30と保持部26との略中間に位置している。フック部材40は、その一端部42が穂先部24の周面に軸線方向に沿って固定され、他端部44をガイドリング30の配設側と反対側(竿本体12側)に向けて指向させた状態になっている。すなわちフック部材40は、ヘアピンの湾曲部分に当たる閉塞端がガイドリング30側(前方)に位置すると共に、穂先糸14を挿脱する開放端が竿本体12側(後方)に位置している。またフック部材40は、ガイドリング30に対して穂先部材22の軸線方向に整列する位置に配置されている。
【0018】
フック部材40の他端部44は、穂先部材22に対して接離するよう弾性変形可能であり、常には穂先部材22側に付勢されて一端部42に当接して開放端を塞いで、閉塞端に閉成した釣糸捕捉領域Sが形成されている(図1(a)参照)。またフック部材40は、釣糸捕捉領域Sに穂先糸14の直径より大きな隙間が画成されるように湾曲形成されている。なお、フック部材40における他端部44の先端には、穂先部材22から離間する方向に拡開する案内部44aが形成される。
【0019】
〔実施例1の作用〕
次に、実施例1に係る釣糸掛止具の作用について説明する。先ず、釣糸掛止具20に対して穂先糸14を取付けるときには、穂先糸14の環状部14aをガイドリング30の案内孔32に前方から通し、環状部14aをフック部材40の開放端から挿入する。このときフック部材40の開放端は、他端部44の先端に一端部42から離間するよう傾斜形成した案内部44aにより拡開しているから、環状部14aを容易に引っ掛けることができる。そして、穂先糸14を前方に引張ると、穂先糸14の挿通に伴いフック部材40の他端部44が弾性変形して半径方向外方に撓曲して一端部42から離間することで、穂先糸14がフック部材40の閉塞端に形成された釣糸捕捉領域Sに挿通される。環状部14aを挿通した後、フック部材40の他端部44は一端部42に弾力的に当接して開放端を塞ぐことで、閉塞端が釣糸捕捉領域Sとして機能する(図1(a)参照)。
【0020】
釣竿10の使用に際して、穂先糸14に対して前方または穂先部材22の半径方向外方へ力が加わっても、環状部14aはフック部材40の閉塞端で掛止される。また、穂先糸14に力が加わっていない自由状態では、環状部14aが緩んで後方(フック部材40の開放端側)に移動することがあるが、開放端は他端部44が一端部42に弾力的に当接しているので、環状部14aの移動は当接部分で規制し得る。このように、釣竿10の使用に際して、穂先糸14に何れの方向の力が加わっても、フック部材40の釣糸捕捉領域Sから環状部14aが不用意に外れることはない。
【0021】
釣竿10の操作や魚がかかったりして、穂先糸14が穂先部材22の半径方向外方に引張られたときは、フック部材40の手前にガイドリング30が介在しているから、これらの力をガイドリング30が受けて穂先部24が弾力的に撓曲することで分散し得る。すなわち、フック部材40に対して直接的に過大な負荷がかからず、フック部材40の変形を防止し得る。また穂先部材22は、軸回りに回転自在に構成されているから、穂先糸14の半径方向への移動に伴ってガイドリング30が回転するので、穂先糸14が穂先部材22またはガイドリング30に絡まることはない。このとき、穂先部材22の回転に伴ってフック部材40も回転するから、フック部材40とガイドリング30との相対的な位置関係は変化しないので、フック部材40に穂先糸14が絡まることもない。しかも、フック部材40の釣糸捕捉領域Sには、隙間を画成してあるから、穂先糸14の環状部14aが引張りに応じて移動する余地があるので、フック部材40と穂先糸14との摩擦を軽減し、穂先糸14の傷付きを防止し得る。
【0022】
次に、釣糸掛止具20から穂先糸14を取外す際について説明する。穂先糸14を緩めた状態で、環状部14aを軸線方向に沿って後方へ移動させることで、フック部材40の他端部44が弾性変形して半径方向外方に向けて撓曲し、一端部42と他端部44との当接部分が離間するから、釣糸捕捉領域Sが開放されて環状部14aのフック部材40からの取外しが許容される(図1(b)参照)。すなわち、穂先糸14に力がかかっていない状態で、環状部14aを後方へ意図的に引張ることで、フック部材40の釣糸捕捉領域Sから穂先糸14を容易に取外すことができる。
【0023】
このように釣糸掛止具20は、穂先糸14を取付け易く、釣竿10の使用時には、不用意に外れることがなく、しかも必要に応じて容易に穂先糸14を取外すことができる。従って、使用者が手袋等をした不自由な状態であっても、穂先糸14を釣糸掛止具20に挿脱し得る好適な作業性と、釣竿10の使用時における穂先糸14の外れ難さとを両立することができる。しかも、釣糸掛止具20を装着した釣竿10は、穂先糸14が挿脱し易いので取扱い性に優れる。
【実施例2】
【0024】
図4は、実施例2に係る釣糸掛止具50を示す側断面図である。なお、実施例2の釣糸掛止具50の基本的な構成は、実施例1と略同一であるので、説明の便宜上、同一の構成要素については同一の符号を使用して詳細な説明は省略する。
【0025】
実施例2の穂先部材22は、保持部26の内部に配設されたボールベアリング等の軸受52によって、軸線方向に回転自在に保持される。また実施例2のフック部材54は、略中間に湾曲部54aを形成した線材であって、一端部56が軸線方向に沿って穂先部24の周面(穂先部材22)に固定されると共に、湾曲部54aを挟んだ他端部58は、後方(ガイドリング30と反対側)に指向させた状態で、穂先部材22に対して弾力的に接離可能となっている。フック部材54の他端部58は、穂先糸14における環状部14aのフック部材54への挿入に際して開放端となり、常には穂先部材22側に付勢されて、穂先部24の周面に当接して開放端を閉塞している。このとき、フック部材54の湾曲部54aと穂先部24の周面との間に形成される閉塞端側に、挿通した穂先糸14の環状部14aの移動を規制する釣糸捕捉領域Sが形成される。なお釣糸捕捉領域Sには、穂先糸14の直径より大きくなるように湾曲部54aが形成される。実施例2の釣糸掛止具50は、実施例1と同様の作用効果を示すが、穂先部24を軸受52で保持しているから、穂先部24は穂先糸14の引張り方向に応じてより円滑に回転し得る。
【実施例3】
【0026】
図5は、実施例3に係る釣糸掛止具60を示す側断面図である。なお実施例3の釣糸掛止具60では、フック部材62以外の構成は実施例1と同一であるので、同一の符号を使用して説明は省略する。
【0027】
実施例3のフック部材62は、線材の一端部64における所定部位がヒンジ部材68を介して穂先部24(穂先部材22)の周面に回動可能に配設され、他端部66は後方(ガイドリング30と反対側)に指向される。フック部材62の他端部66は、ヒンジ部材68により穂先部24の周面に対して接離可能に構成され、フック部材62に対する穂先糸14の挿脱を許容する開放端となる。閉塞端となるフック部材62の一端部64は、他端部66が穂先部24に当接したもとで、穂先糸14の環状部14aの移動を規制する釣糸捕捉領域Sとして機能する。また一端部64は、ヒンジ部材68を挟んで他端部66の指向方向と反対側に延出する操作片64aを備えている。フック部材62の釣糸捕捉領域Sは、線材を湾曲形成することで、他端部66の穂先部24への当接時に、穂先糸14の直径より大きな隙間が画成される。ヒンジ部材68には、ばね等の弾性部材70が介挿され、他端部66は常には弾性部材70により穂先部材22側に付勢されて、穂先部24の周面に当接するようになっている。そして、操作片64aを穂先部材22側に変位することで、弾性部材70の付勢に抗して、ヒンジ部材68を中心として他端部66が穂先部材22から離間する方向に回動して、開放端が開放される。
【0028】
実施例3の釣糸掛止具60は、実施例1と同様の作用効果を示し、これに加えて操作片64aの回動操作により他端部66を開放する方向へ回動し得るから、穂先糸14の挿脱をより容易になし得る。
【0029】
(変更例)
実施例1〜3の釣糸掛止具は、以下のように変更することができる。
(1)実施例では、保持部と穂先部の係止片との係合構造により穂先部材を回転可能に構成したが、穂先部材を回転自在に保持し得る構成であればその他のものを採用し得る。
(2)実施例1で説明したフック部材における他端部の先端に設けられる案内部の構成は、実施例2および実施例3にも適用し得る。
(3)実施例1〜3では、ガイドリングを穂先部の先端に設けたが、穂先部の中途に固定してもよい。このとき、フック部材はガイドリングより竿本体側に位置するように配設される。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】本発明の好適な実施例1に係る釣糸掛止具を一部破断して示す側面図であって、(a)は穂先糸を掛止した状態であり、(b)は穂先糸の挿脱時の状態である。
【図2】実施例1の釣糸掛止具を一部破断して示す概略斜視図である。
【図3】実施例1の釣糸掛止具が装着された釣竿を示す概略図である。
【図4】実施例2の釣糸掛止具を一部破断して示す側面図である。
【図5】実施例3の釣糸掛止具を一部破断して示す側面図であって、(a)は穂先糸を掛止した状態であり、(b)は穂先糸の挿脱時の状態である。
【符号の説明】
【0031】
12 竿本体,20 釣糸掛止具,22 穂先部材,32 案内孔,
30 ガイドリング(ガイド部材),40 フック部材,42 一端部,44 他端部,
44a 案内部,50 釣糸掛止具,54 フック部材,56 一端部,58 他端部,
60 釣糸掛止具,62 フック部材,64 一端部,66 他端部,68 ヒンジ部材,
70 弾性部材, S 釣糸捕捉領域
【出願人】 【識別番号】505085432
【氏名又は名称】渡邉 雅文
【出願日】 平成17年3月8日(2005.3.8)
【代理人】 【識別番号】100076048
【弁理士】
【氏名又は名称】山本 喜幾

【公開番号】 特開2006−246724(P2006−246724A)
【公開日】 平成18年9月21日(2006.9.21)
【出願番号】 特願2005−64337(P2005−64337)