| 【発明の名称】 |
照明ユニット |
| 【発明者】 |
【氏名】神畑 道子 【住所又は居所】兵庫県姫路市南町9番地 神畑養魚株式会社内
【氏名】高桑 和也 【住所又は居所】大阪府吹田市南金田1丁目14番35 株式会社第一工芸内
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| 【要約】 |
【課題】装飾性を大幅にアップさせることができ、又火傷のおそれがないようにした照明ユニットを提供する。
【解決手段】照明の対象物(50)を載置することのできる載置部を有するベース(10)と、ベースに取付けられ、照明の対象物の背後にて照明の対象物よりも上方に立ち上がるとともに先端部分が照明の対象物の平面形状の中心に向けて延びるスタンドアーム(15)と、スタンドアームの先端に下方に指向し得るように取付けられた点光源(18)と、点光源の最大断面部分との間に少なくとも5mm以上の隙間をあけて点光源の周囲を囲み、下端が開放され、上端にエアー抜き穴(21)が形成されたカバー(19)と、スタンドアームの内部に挿通されて点光源に接続される電源コードと、を備えて照明ユニットを構成する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 照明の対象物を搭載して上方から点光源によって照明することができるようにした照明ユニットであって、 上記照明の対象物を載置することのできる載置部を有するベースと、 上記ベースに取付けられ、上記照明の対象物の背後にて上記照明の対象物よりも上方に立ち上がるとともに先端部分が上記照明の対象物の平面形状の中心に向けて延びるスタンドアームと、 該スタンドアームの先端に下方を指向し得るように取付けられた点光源と、 上記点光源の最大断面積部分との間に少なくとも5mm以上の隙間をあけて上記点光源の周囲を囲み、下端が開放され、上端にエアー抜き穴が形成されたカバーと、 上記スタンドアームの内部に挿通されて上記点光源に接続される電源コードと、 を備えたことを特徴とする照明ユニット。 【請求項2】 上記ベースは、上記照明の対象物を搭載し得る四角形状の底フレームの周囲に上記照明の対象物の横ずれを阻止し得るサイドフレームを設け、かつ上記底フレームの四隅に脚部を取付けて構成されている請求項1記載の照明ユニット。 【請求項3】 上記ベースは、上記照明の対象物を搭載し得る底フレームの両側に上記照明の対象物の横ずれを阻止し得る円弧状のサイドフレームを取付けて構成され、上記サイドフレームの両端部が脚部となっている請求項1記載の照明ユニット。 【請求項4】 上記点光源がハロゲンランプである請求項1記載の照明ユニット。 【請求項5】 上記照明の対象物が鑑賞魚用水槽である請求項1ないし3のいずれかに記載の照明ユニット。 【請求項6】 上記エアー抜き穴の総断面積が上記カバーの最大断面積の10%以上である請求項1記載の照明ユニット。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は照明ユニットに関し、特に装飾性を大幅にアップさせることができ、又火傷のおそれがないようにしたユニットに関する。 【背景技術】 【0002】 最近、室内に鑑賞魚用水槽を設置して潤いのある快適な住環境とすることが行われているが、このような鑑賞魚用水槽ではどのような照明を採用するかが重要である。 【0003】 従来の鑑賞魚用水槽では直管状の蛍光灯を水槽開口縁に沿って設け、上方から水槽全体を照明することが行われていたが(特許文献1、特許文献2)、水槽内に熱がこもりやすく、安全対策上、水濡れに起因する蛍光灯の漏電を防止する対策が必要であった。 【0004】 他方、一対のスタンドの下端を水槽の対向する開口縁にクランプし、スタンドの上端部間に台座を掛け渡して取付け、台座にハロゲンランプ等を支持するようにした照明ユニットが提案されている(特許文献3)。この照明ユニットではハロゲンランプ等が水面から離れた位置に設けられるので、水槽内の熱対策を行うことができ、又ハロゲンランプ等が点光源として照明を行うので、水面の揺らぎが水底に映り、演出効果を高めることができるという利点もある。 【0005】 【特許文献1】特開昭55−153535号公報 【特許文献2】実開昭63−167867号公報 【特許文献3】実開平07−30049号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0006】 しかし、特許文献3記載の照明ユニットではハロゲンランプ等を支持する台座が水槽の対向する開口縁を跨ぎ、しかも水槽から上方に大きく突き出ているので、室内装飾性(インテリア性)という観点からは見栄えがあまりよくなく、又台座やスタンドが邪魔になりやすく、手や腕が台座やスタンドに当たってクランプが外れ、台座、スタンド及びハロゲンランプ等が水中に落下するおそれがある。 【0007】 また、ハロゲンランプは非常に高温になりやすく、例えば20Wのハロゲンランプでは200°C近くまで昇温する部分があり、そのカバーも十分に温度対策を講じないと高温になる結果、ユーザが知らないでカバーに触れると、火傷をするおそれがある。 【0008】 本発明はかかる問題点に鑑み、装飾性を大幅にアップさせることができ、又火傷のおそれがないようにした照明ユニットを提供することを課題とする。 【課題を解決するための手段】 【0009】 そこで、本発明に係る照明ユニットは、照明の対象物を搭載して上方から点光源によって照明することができるようにした照明ユニットであって、上記照明の対象物を載置することのできる載置部を有するベースと、上記ベースに取付けられ、上記照明の対象物の背後にて上記照明の対象物よりも上方に立ち上がるとともに先端部分が上記照明の対象物の平面形状の中心に向けて延びるスタンドアームと、該スタンドアームの先端に下方を指向し得るように取付けられた点光源と、上記点光源の最大断面積部分との間に少なくとも5mm以上の隙間をあけて上記点光源の周囲を囲み、下端が開放され、上端にエアー抜き穴が形成されたカバーと、上記スタンドアームの内部に挿通されて上記点光源に接続される電源コードと、を備えたことを特徴とする。 【0010】 本発明の特徴の1つは先端に点光源を設けたスタンドアームを照明の対象物の背後に立設するようにした点にある。これにより、スタンドアーム及び点光源は照明の対象物の上方に突き出るものの、照明の対象物の背後にあるので、スタンドアームや点光源が視界の邪魔になるということはなく、装飾性を大幅にアップできる。 【0011】 このように装飾性を大幅にアップできる結果、本発明の照明ユニットは住環境におけるインテリア商品、例えば鑑賞魚用水槽の照明に適用することができ、さらには商業施設のディスプレイ、例えば展示商品の照明に適用することもでき、その実用的な効果は非常に大きい。 【0012】 また、本発明の他の特徴は照明の対象物を搭載するベースにスタンドアームを取付けるようにした点にある。これにより、スタンドアームや点光源が邪魔になることがないばかりでなく、手や腕がスタンドアームに当たってもスタンドアームが倒れることがなく、スタンドアームや点光源が例えば鑑賞魚用水槽の中に落下するおそれもない。 【0013】 さらに、本発明の他の特徴は点光源の周囲に少なくとも5mm以上の隙間をあけてカバーを設けるようにした点にある。これにより、点光源の熱、例えば輻射熱によってカバーの温度がいたずらに上昇することがない。 【0014】 また、本発明のさらに他の特徴はカバーの上端面にエアー抜き穴を形成するようにした点にある。これにより、点光源の温度が上昇すると、カバー内のエアーの温度が上昇してエアー抜き穴から外方に逃げ、それに伴ってカバー内に新鮮なエアー、つまり室温のエアーが入ってくるので、カバーの温度上昇が低減される。その結果、上述の輻射熱のよる温度上昇の軽減と相まってカバーが高温になるのが回避され、火傷のおそれを確実に解消できる。 【0015】 ここで、温まったエアーが確実にカバーの外方に逃がす上で、エアー抜き穴の総断面積はカバーの最大断面積の10%以上であるのが望ましい。 【0016】 また、照明ユニットによってエアーの上昇流を作りだすことができるので、鑑賞魚用水槽の場合には別途機器を設けることなく水面に揺れを作りだすことができる。 【0017】 ベース、スタンドアーム及びカバーの材料は特に限定されず、ベース及びスタンドアームは十分な強度の得られる金属材料やプラスチック材料を用いて製作することができる。また、カバーは点光源の高熱に耐える金属材料やプラスチック材料で製作することができる。 【0018】 ベースは載置部に照明の対象物を安定に載置することができればどのような形態でもよい。例えば、ベースは、照明の対象物を搭載し得る四角形状の底フレームの周囲に照明の対象物の横ずれを阻止し得るサイドフレームを設け、かつ底フレームの四隅に脚部を取付けて構成されることができる。 【0019】 また、ベースは、照明の対象物を搭載し得る底フレームの両側に照明の対象物の横ずれを阻止し得る円弧状のサイドフレームを取付けて構成されることができ、サイドフレームの両端部が脚部とすることができる。 【0020】 点光源には例えばハロゲンランプを用いることができるが、他のランプを用いることもできる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0021】 以下、本発明を図面に示す具体例に基づいて詳細に説明する。図1ないし図5は本発明に係る照明ユニットの好ましい実施形態を示す。図において、ベース10は底フレーム11とサイドフレーム12と脚フレーム(脚部)13とから構成され、底フレーム11は金属材料製の線材を用い、平面四角形で対角線の箇所に線材を掛け渡した形態に製作され、底フレーム11の上には鑑賞魚用水槽50を搭載できるようになっている。 【0022】 この底フレーム11の周囲には同じく線材を用いて製作されたサイドフレーム12が溶接等によって固定され、4辺の各辺のサイドフレーム12は円弧状の一端部分を円弧状に折り返した部材12Aを2つ相互に対向させて連結した形態となっており、底フレーム11上に搭載された鑑賞魚用水槽50の横ずれを阻止できるようになっている。 【0023】 また、底フレーム11の四隅には線材を用いて製作された脚フレーム13が溶接等によって固定され、底フレーム11を浮かせて保持できるようになっている。 【0024】 さらに、底フレーム11の背後には三角形状の取付けブラケット14が溶接等によって固定され、取付けブラケット14にはスタンドアーム15の下端部が挿通され溶接等によって固定され、スタンドアーム15は中空パイプを用いて製作され、その内部にはハロゲンランプ18の電源コード(図示せず)が挿通されている。 【0025】 このスタンドアーム15は鑑賞魚用水槽50の背後において立ち上がり、途中から背後に弧状に湾曲し、上端部分が水平に折り曲げられて鑑賞魚用水槽50の平面形状の中央に向けて延設されている。 【0026】 また、スタンドアーム15の先端にはランプソケット16がユニバーサルジョイント17によって旋回可能にかつ揺動可能に、即ち任意の角度に指向させ得るように取付けられ、ランプソケット16にはハロゲンランプ18が交換可能に装着され、又ランプソケット16には筒状のランプセード(カバー)19が耐熱性のあるプラスチック材料製の蓋20を介して取付けられ、蓋20には4つのエアー抜き穴21が形成されている。 【0027】 また、ランプセード19とハロゲンランプ18との間には最も狭い箇所で、つまりランプセード19とハロゲンランプ18の最大断面部分との間で少なくとも5mm以上の隙間があけられ、又4つのエアー抜き穴21の総断面積はランプセード19の最大断面積の10%以上の大きさに設定されている。 【0028】 鑑賞魚用水槽50を照明する場合、図1に示されるように、鑑賞魚用水槽50内に熱帯魚等の鑑賞魚51、水草52及び小石53等を入れて例えば海水を満たし、この鑑賞魚用水槽50を本例の照明ユニットの底フレーム11上に搭載し、ハロゲンランプ18を下向きにし、電源コードを例えば商用電源に接続し、ハロゲンランプ18を点灯させる。 【0029】 すると、鑑賞魚51、水草52、小石53等がハロゲンランプ18の光によってスポット的に、つまりこれらが映えるように照明される。 【0030】 そのとき、ハロゲンランプ18の温度が上昇するが、ランプセード19内のエアーの温度が上昇し、エアー抜き穴21から外方に逃げ、それに伴ってランプセード19内には下方から室温のエアーが侵入する。すると、ハロゲンランプ18の上側にはエアーの上昇流が作りだされ、鑑賞魚用水槽50の水面には揺らぎが現れ、これがハロゲンランプ18のスポット光によって鑑賞魚用水槽50の水底に映り、鑑賞魚51、水草52、小石53等のスポット照明と相まって、あたかも海水の中を見ているような快い印象を受けることとなる。 【0031】 以上のように、本例の照明ユニットではスタンドアーム15及びランプセード19は鑑賞魚用水槽50の上方に突き出るが、背後に位置しているので、スタンドアーム15及びランプセード19が目障りになるということはない。 【0032】 また、スタンドアーム15及びランプセード19が邪魔になることがなく、手や腕がスタンドアーム15に当たってもスタンドアーム15が倒れることがなく、スタンドアーム15やハロゲンランプ18が鑑賞魚用水槽50の中に落下するおそれもない。 【0033】 さらに、ハロゲンランプ18の周囲に少なくとも5mm以上の隙間をあけてランプセード19を設けるようにしているので、ハロゲンランプ18の輻射熱によってランプセード19の温度がいたずらに上昇することもない。 【0034】 また、ランプセード19にはたえず新鮮なエアーが侵入してくるので、ランプセード19の温度上昇が低減される。 【0035】 図6ないし図9は第2の実施形態を示し、図において図1ないし図5と同一符号は同一又は相当部分を示す。本例ではベース10はほぼ#状の底フレーム11の両側に円弧状のサイドフレーム12を取付けて構成し、サイドフレーム12の両端部を脚部として用いるようにしている。 【0036】 なお、上記の例ではスタンドアーム15をベース10に溶接等によって固定するようにしたが、例えば雄ねじと雌ねじの螺合等によって取外し可能に固定するようにしてもよい。また、本例の照明ユニットは鑑賞魚用水槽50以外の照明、例えば商業施設における商品のディスプレイに用いることができる。 【図面の簡単な説明】 【0037】 【図1】本発明に係る照明ユニットの好ましい実施形態を備えた鑑賞魚用水槽を示す概略斜視図である。 【図2】上記実施形態を示す側面図である。 【図3】上記実施形態を示す平面図である。 【図4】上記実施形態を示す背面図である。 【図5】上記実施形態におけるランプセード及びハロゲンランプの構造を示す図である。 【図6】第2の実施形態を備えた鑑賞魚用水槽を示す概略斜視図である。 【図7】上記実施形態を示す側面図である。 【図8】上記実施形態を示す平面図である。 【図9】上記実施形態を示す背面図である。 【符号の説明】 【0038】 10 ベース 11 底フレーム 12 サイドフレーム 13 脚フレーム(脚部) 15 スタンドアーム 18 ハロゲンランプ 19 ランプセード(カバー) 21 エアー抜き穴 50 鑑賞魚用水槽
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| 【出願人】 |
【識別番号】599024252 【氏名又は名称】神畑養魚株式会社 【住所又は居所】兵庫県姫路市南町9番地 【識別番号】393029893 【氏名又は名称】株式会社第一工芸 【住所又は居所】大阪府吹田市南金田1丁目14番35
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| 【出願日】 |
平成17年2月14日(2005.2.14) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100071434 【弁理士】 【氏名又は名称】手島 孝美
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| 【公開番号】 |
特開2006−217887(P2006−217887A) |
| 【公開日】 |
平成18年8月24日(2006.8.24) |
| 【出願番号】 |
特願2005−36119(P2005−36119) |
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