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【発明の名称】 ペット用トイレ
【発明者】 【氏名】渡辺 健一

【要約】 【課題】初めてペットを飼う人であっても、簡単かつ確実にトイレのしつけを行うことができるペット用トイレを得る。

【解決手段】ペット用トイレ1であって、周縁部6を有するベースプレート2と、前記ベースプレート2の前記周縁部6の内側に立設された檻3と、前記ベースプレート2の上面に載置されたトイレシート10を前記ベースプレート10に対して固定する固定手段4と、前記檻3を前記ベースプレート10の前記周縁部6の内側に固定すると共に、前記固定手段4を移動可能に支持する固定支持手段5とを備えている。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ペット用トイレであって、
周縁部を有するベースプレートと、
前記ベースプレートの前記周縁部の内側に立設された檻と、
前記ベースプレートの上面に載置されたトイレシートを前記ベースプレートに対して固定する固定手段と、
前記檻を前記ベースプレートの前記周縁部の内側に固定すると共に、前記固定手段を移動可能に支持する固定支持手段とを備えていることを特徴とするペット用トイレ。
【請求項2】
前記固定手段は、枠状であることを特徴とする請求項1に記載のペット用トイレ。
【請求項3】
前記固定手段には、該固定手段の移動を制限するためのロック部材が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のペット用トイレ。
【請求項4】
前記檻は、金網檻であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一つに記載のペット用トイレ。
【請求項5】
前記固定支持手段は、
前記ベースプレートの前記周縁部の内側面に係合する係合部と、
前記檻の一部を収容する収容溝と、
前記固定手段に設けられたロッド部と、
前記ロッド部を回動可能に支持する支持溝とを備えていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一つに記載のペット用トイレ。
【請求項6】
前記固定支持手段は、樹脂で成形されていることを特徴とする請求項5に記載のペット用トイレ。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、犬や猫等のペットに利用することができるペット用トイレに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来において、犬や猫等のペットに利用することができるペット用トイレが種々知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【特許文献1】特開2004−180571号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
犬や猫のしつけの中で最も重要なしつけはトイレのしつけである。しかしながら、上述のような従来におけるペット用トイレは、単なるペットのトイレであるため、このようなトイレを用いて、トイレのしつけを行うことは困難である。特に、初めてペットを飼う人には非常に困難である。
【0004】
本発明は、上述のような従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、初めてペットを飼う人であっても、簡単かつ確実にトイレのしつけを行うことができるペット用トイレを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、ペット用トイレであって、周縁部を有するベースプレートと、前記ベースプレートの前記周縁部の内側に立設された檻と、前記ベースプレートの上面に載置されたトイレシートを前記ベースプレートに対して固定する固定手段と、前記檻を前記ベースプレートの前記周縁部の内側に固定すると共に、前記固定手段を移動可能に支持する固定支持手段とを備えていることを特徴とするペット用トイレを提供する。
【0006】
また、前記固定手段は、枠状にすることができる。また、前記檻は、金網檻にすることができる。また、前記固定手段には、該固定手段の移動を制限するためのロック部材を設けることができる。また、前記固定支持手段は、前記ベースプレートの前記周縁部の内側面に係合する係合部と、前記檻の一部を収容する収容溝と、前記固定手段に設けられたロッド部と、前記ロッド部を回動可能に支持する支持溝とを備えている。また、前記固定支持手段は、樹脂で成形することができる。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、初めてペットを飼う人であっても、簡単かつ確実にトイレのしつけを行うことができる。また、固定支持手段のみによって、前記檻を前記ベースプレートの前記周縁部の内側に固定すると共に、前記固定手段を移動可能に支持するようにしているため、構成が簡単で、ペット用トイレの組み立て・分解を簡単に行うことができると共に製造コストを抑えることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
以下、本発明にかかるペット用トイレを実施するための最良の形態について図面を参照しながら述べる。図1には、犬や猫等のペットに利用することができる本発明にかかるペット用トイレ1の全体斜視図を示し、図2にはそのペット用トイレ1の上面図を示している。図1及び図2に示すように、ペット用トイレ1は、ベースプレート2と、檻としての金網檻3と、枠状の固定手段4と、固定支持手段5とを備えている。ベースプレート2は、上方に伸びた4つの周縁部6を有する。
【0009】
金網檻3は、正面板3aと左右の側面板3b、3cと背面板3dとを有し、ベースプレート2の4つの周縁部6の内側に立設されている。正面板3a、側面板3b、3c及び背面板3dは、一つの檻を形成するように複数の連結部7によって連結されている。また、正面板3aには、扉施錠装置8を備える扉板9が設けられている。扉施錠装置8及び扉板9についての具体的な説明は省略する。なお、ペットによっては、金網檻3は、上面板(図示せず)を有することができる。
【0010】
ベースプレート2の上面には、トイレシート10が載置されている。トイレシート10は、ベースプレート2の上面に一枚だけ載置されていてもよいし、二枚以上を並列させて載置させてもよい。図示のものは、2枚のトイレシート10が左右に並列されて載置されている。
【0011】
このようにベースプレート2の上面に載置されたトイレシート10は、枠状の固定手段4によってベースプレート2に対して固定される。固定手段4は、枠状に形成されており、ベースプレート2の周縁部6の内側、すなわちトイレシート10の周縁部に沿って設けられている。この固定手段4によって、ベースプレート2の上面に載置されたトイレシート10はその周縁部がベースプレート2に対して動かないように固定される。また、図示のように、2枚のトイレシート10が左右に並列されて載置されている場合は、この2枚のトイレシート10が捲れるのを防止するロッド部材20を設けることができる。ロッド部材20が設けられる位置は、互いに隣接するトイレシート10の縁部上である方が好ましい。
【0012】
固定支持手段5は、金網檻3をベースプレート2の周縁部6の内側に固定すると共に、固定手段4を移動(回動)可能に支持するためのものである。図4によく示されているように、固定支持手段5は、左右対称の一対の固定支持手段5a、5bで構成され、樹脂で成形されており、各固定支持手段5a、5bは、ベースプレート2の周縁部6の内側面に係合する左右一対の係合部11a、11bと、金網檻3の一部を収容する左右一対の収容溝12a、12bと、固定手段4に設けられたロッド部13と、ロッド部13を回動可能に支持する支持溝14とをそれぞれ備えている。
【0013】
具体的に説明すると、ベースプレート2の周縁部6(図1及び図2においては金網檻3の背面板3dに対応する周縁部6)の内側面には、各固定支持手段5a、5bの左右一対の係合部11a、11bに対応する左右一対の係合穴15a、15bがそれぞれ形成されている。図3には、固定支持手段5aの左右一対の係合部11a、11bに対応する左右一対の係合穴15a、15bを示している。以下、説明の便宜上、図3を参照して固定支持手段5aのみについて説明する。固定支持手段5aの収容溝12a、12bに金網檻3の背面板3dの一部を収容させた状態で、係合部11a、11bを係合穴15a、15bに係合させる。この係合により、金網檻3をベースプレート2の周縁部6の内側に固定することができる。また、この係合の際、固定手段4に設けられたロッド部13を支持溝14に嵌合させる。この嵌合により、ロッド部13を中心にして固定手段4を移動(回動)可能に支持することができる。すなわち、固定手段4は、固定支持手段を介してベースプレート2及びトイレシート10に対して回動することができる。ベースプレート2の上面に載置されたトイレシート10の交換は、ロッド部13を中心にして固定手段4を回動させて行うことができる。また、支持溝14は、その切り口(ロッド部13の挿入口)がロッド部13の直径よりも小さく形成されているため、ロッド部13が支持溝14から外れることはない。上述では、固定支持手段5aのみについて説明したが、固定支持手段5bについても同様の構成であり説明は省略する。
【0014】
このように、固定支持手段5のみで金網檻3をベースプレート2の周縁部6の内側に固定すると共に、固定手段4を移動可能に支持するようにしているため、構成が簡単であり、ペット用トイレを容易に組み立てることができる。また、固定支持手段5を取り外すことにより、ペット用トイレを容易に分解することができる。
【0015】
また、図2に示すように、ベースプレート2の上面に載置されたトイレシート10に対して固定手段4が自由に回動しないようにロック部材21を設けることができる。すなわち、固定手段4には、固定手段4の移動を制限するためのロック部材21を設けることができる。このロック部21は、固定手段4のロッド部13が設けられた枠に対向する枠(図2において下側に位置する枠)に設けられている。図示のロック部材21は、左右対称の一対のロック部材21で構成されている。このロック部材21は、固定手段4の枠から突出可能にスライド移動することができ、ベースプレート2のロック部材21と対向する位置に設けられた挿入穴(図示せず)に挿入することにより、固定手段4がトイレシート10に対して自由に回動しないように固定することができる。図示のものは、一対のロック部材で構成されているが、これに限らず、一つでも良いし、3つ以上でも良い。
【0016】
また、図1及び図2に示す固定手段4は、一つの枠状に形成されているが、図4及び図5に示すように、左右に分割された左右対称の二つの枠で構成することができる。この場合、図4及び図5に示すように、各枠ごとに、固定支持手段5及びロック手段21を設けることができる。
【0017】
また、金網檻3は、固定支持手段5のみによってベースプレート2の周縁部6の内側に固定されているが、固定支持手段5だけでなく、別の金網用固定手段(図示せず)を用いて固定されることができる。この金網用固定手段は、任意の場所に設けることができ、例えば、固定支持手段5が設けられていないベースプレート2の周縁部6に対応して設けることができる。金網用固定手段での固定方法は、固定支持手段5と同様にすることができる。
【0018】
次に、上記ペット用トイレ1を用いたトイレのしつけ方について説明する。例えば、犬や猫等のペットが排便・排尿を催したら、ペット用トイレ1に入れて扉板9を閉じ、ペットが用を足すまで待つ。そして、ペットが用を終えたら、扉板9を開けてペット用トイレ1からペットを出してペットを褒めてやる。ペットが用を足す度にこの作業を繰り返す。そして、ペットがペット用トイレ1で用を足すしつけに慣れてきたら、扉板9を開けたままにしてペット用トイレ1で排便・排尿をさせる。さらに慣れてきたら、金網檻3を外してペット用トイレ1で排便・排尿をさせる。これにより、ペットがペット用トイレ1で用を足すようにペットにしつけることができる。また、金網檻3は、固定支持手段5(及び金網用固定手段)を外すことにより簡単に取り外せることができる。また、トイレシート10の交換も固定手段4を回動させることにより簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】図1は、本発明にかかるペット用トイレの実施の形態を示す全体斜視図である。
【図2】図2は、ペット用トイレを示す上面図である。
【図3】図3は、ペット用トイレの一部を示す部分斜視図である。
【図4】図4は、別のペット用トイレを示す上面図である。
【図5】図5は、図4に示すペット用トイレを示す斜視図である。
【符号の説明】
【0020】
1 ペット用トイレ 2 ベースプレート
3 金網檻 4 固定手段
5 固定支持手段 6 周縁部
7 連結部 8 扉施錠装置
9 扉板 10 トイレシート
11a 係合部 11b 係合部
12a 収容溝 12b 収容溝
13 ロッド部 14 支持溝
15a 係合穴 15b 係合穴
21 ロック部材
【出願人】 【識別番号】592175726
【氏名又は名称】東京ペット株式会社
【出願日】 平成17年2月10日(2005.2.10)
【代理人】 【識別番号】100089705
【弁理士】
【氏名又は名称】社本 一夫

【識別番号】100076691
【弁理士】
【氏名又は名称】増井 忠弐

【識別番号】100075270
【弁理士】
【氏名又は名称】小林 泰

【識別番号】100080137
【弁理士】
【氏名又は名称】千葉 昭男

【識別番号】100096013
【弁理士】
【氏名又は名称】富田 博行

【識別番号】100106208
【弁理士】
【氏名又は名称】宮前 徹

【公開番号】 特開2006−217855(P2006−217855A)
【公開日】 平成18年8月24日(2006.8.24)
【出願番号】 特願2005−33889(P2005−33889)