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【発明の名称】 パラソル万力
【発明者】 【氏名】▲高▼下 昌士
【住所又は居所】大阪府堺市老松町3丁77番地 株式会社シマノ内

【要約】 【課題】日差し方向が大きく変わったりしたときにも、対応できるパラソル万力。

【解決手段】船等に取り付けられるベース1と、釣り用パラソルの柄を挿入して保持するホルダー2とを備えており、上記ホルダー2は、球形状に形成され、上記ベース1の凹球面受け部に回動自在に抱持される球形部と、該球形部から外方に延びる軸部とからなり、上記軸部の先端には釣り用パラソルの柄を挿入して保持する筒状の柄保持部21が設けられており、この柄保持部21が、上記ベース1の凹球面受け部の曲率中心を中心として、該ベース1の凹球面受け部の曲率中心を通る所定の基準線の全周方向に傾斜するとともに、上記基準線を中心として回動するように上記ホルダー2を上記ベース1に装着したパラソル万力において、上記ホルダー2における軸部の柄保持部21は、上記球形部の曲率中心と上記軸部の基端部の中心とを結ぶ直線に対して適宜角度で傾斜する軸方向中心線を有する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
釣り場や釣り船等に設けられた取付部材に着脱自在に取り付けられるベースと、釣り用パラソルの柄を挿入して保持するようにしたホルダーとを備えており、上記ホルダーは、球形状に形成され、上記ベースの凹球面受け部に回動自在に抱持される球形部と、該球形部から外方に延びる軸部とからなり、上記軸部の先端には釣り用パラソルの柄を挿入して保持する筒状の柄保持部が設けられており、この柄保持部が、上記ベースの凹球面受け部の曲率中心を中心として、該ベースの凹球面受け部の曲率中心を通る所定の基準線の全周方向に傾斜するとともに、上記基準線を中心として回動するように上記ホルダーを上記ベースに装着したパラソル万力において、
上記ホルダーにおける軸部の柄保持部は、上記球形部の曲率中心と上記軸部の基端部の中心とを結ぶ直線に対して適宜角度で傾斜する軸方向中心線を有することを特徴とするパラソル万力。
【請求項2】
上記ベースは、上記基準線が斜め上方に向くように上記取付部材に取り付けられるように構成されたこと特徴とする請求項1に記載のパラソル万力。
【請求項3】
上記ホルダーは、釣り用パラソルの柄を挿入して保持する円筒状のホルダー軸と、このホルダー軸の基端に連続して一体に形成され、上記ベースの凹球面受け部に回動自在に抱持される球形状に形成された球形部とからなり、上記ホルダー軸が、上記ベースの凹球面受け部の曲率中心を中心として、上記基準線の全周方向に傾動可能、かつ、上記基準線を中心として回動可能であるとともに、上記ホルダー軸が、該ホルダー軸の基端部の中心と上記球形部の曲率中心とを結ぶ直線に対して適宜角度で傾斜するように上記球形部に斜めに折曲して連結されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のパラソル万力。
【請求項4】
上記ベースの上面に、上記ホルダー軸の外径寸法と同等以上の幅を有する切り込み部を形成したことを特徴とする請求項3に記載のパラソル万力。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、ヘラ鮒釣りその他魚釣りを行う際、釣り人の日差しを遮るために使用する釣り用パラソルを支持するためのパラソル万力に関する。
【背景技術】
【0002】
ヘラ鮒釣りその他の魚釣りを行う際、釣り人の日差しを遮るために釣り用パラソルが使用されることがある。その場合、パラソルを持ったままでは釣りを行うのに不便であるため、開傘した状態のパラソルを、釣り場や釣り船等に設けられた取付部材に支持できるようにしたパラソル万力が提案されている。
従来のこの種のパラソル万力は、例えば、図4に示すように、取付部材Mに着脱可能に取り付けられる万力51と、この万力51に着脱可能に装着されるベース52と、このベース52に装着されるホルダー53とを備えており、そのホルダー53の筒状に形成された先端部側にパラソルの柄を挿入して保持させる。ホルダー53は、基端部53aが球形状に形成されており、その球形状基端部53aをベース52に設けた半球面状の凹球面受け部52aに嵌装抱持させることで、球形状基端部53aの曲率中心Oを中心として全周方向に傾動することができるとともに、基端部53aの曲率中心Oを通る中心線Nを中心として回動することができ、これによって保持した釣り用パラソルを所望する位置に可動することができるようになっている(特開2001−37392号公報参照)。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところで、上記パラソル万力は、ベース52にホルダー53の基端部53aを抱持させる凹球面受け部52aが設けられており、その凹球面受け部52aの開口縁の内径がホルダー53の基端部53aを抜け止めできるようにホルダー53の基端部53aの外径(最大径)より小さくなっているので、ベース52の凹球面受け部52の開口縁によってホルダー52の傾動が規制されて大きく傾斜できないようになっている。それにも拘わらず、従来のパラソル万力は、ホルダー53の軸方向中心線Lの延長線上に該ホルダー53の曲率中心Oが位置させているから、ホルダー53を傾斜させた状態でその中心線Nを中心として回動させても、ホルダー53の取付部材Mの上面(取付面)に対する傾斜角度が変わらず、ホルダー53は傾動による傾斜角度でしか傾斜することができない。そのため、ホルダー53に保持される釣り用パラソルを大きく傾斜させることができないという問題があった。このように釣り用パラソルを大きく傾斜させることができないと、太陽の位置が時間とともに移動して大きく傾いても、釣り用パラソルを日差し方向に応じて大きく傾斜させることができず、釣り用パラソルによって日差しを避けることが困難であった。これを避けるため、従来のパラソル万力は、ベース52の万力51に対する取付形態を縦横の2種類としており、日差し方向が大きく変わり日差しを避けることができなくなると、ベース52の万力51に対する取付形態を変更して日差しに対応するようにさせているが、その変更作業が面倒であった。
【0004】
そこで、本発明は、日差し方向が大きく変わったり或いは取付姿勢が縦横どちら側に取り付けたときでも、これに対応させることができるように、釣り用パラソルを保持させるホルダーを大きく傾斜させることができるパラソル万力を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するため、本発明は、釣り場や釣り船等に設けられた取付部材に着脱自在に取り付けられるベースと、釣り用パラソルの柄を挿入して保持するようにしたホルダーとを備えており、上記ホルダーは、球形状に形成され、上記ベースの凹球面受け部に回動自在に抱持される球形部と、該球形部から外方に延びる軸部とからなり、上記軸部の先端には釣り用パラソルの柄を挿入して保持する筒状の柄保持部が設けられており、この柄保持部が、上記ベースの凹球面受け部の曲率中心を中心として、該ベースの凹球面受け部の曲率中心を通る所定の基準線の全周方向に傾動するとともに、上記ベースの上記基準線を中心として回動するように上記ホルダーを上記ベースに装着したパラソル万力において、上記ホルダーにおける軸部の柄保持部は、上記球形部の曲率中心と上記軸部の基端部の中心とを結ぶ直線に対して適宜角度で傾斜する軸方向中心線を有するものである。
【0006】
このような本発明のパラソル万力によれば、上記ホルダーにおける軸部の柄保持部は、上記球形部の曲率中心と上記軸部の基端部の中心とを結ぶ直線に対して適宜角度で傾斜する軸方向中心線を有するため、ホルダーを傾斜した状態でベースの基準線を中心として回動させると、ホルダーの傾斜角度が回動に伴って変化し、ホルダーを傾動による傾斜角度と、ベースの基準線を中心とする回動により生じる傾斜角度を加えた角度で傾斜させることができる。
【0007】
また、本発明は、上記ベースは、その上記基準線が斜め上方に向くように上記取付部材に取り付けられるように構成されたものである。
【0008】
このような本発明のパラソル万力によれば、ベースがその基準線を斜め上方に向くように取付部材に取り付けられているため、ホルダーをベースの凹球面受け部の曲率中心を中心として該ベースの上記基準線の全周方向に傾動させると、ホルダーをベースの基準線の傾斜角度を加えた角度で傾斜させることができる。
【0009】
また、本発明は、上記ホルダーは、釣り用パラソルの柄を挿入して保持する円筒状のホルダー軸と、このホルダー軸の基端に連続して一体に形成され、上記ベースの凹球面受け部に回動自在に抱持される球形状に形成された球形部とからなり、上記ホルダー軸が、上記ベースの凹球面受け部の曲率中心を中心として、上記基準線の全周方向に傾動可能、かつ、上記基準線を中心として回動可能であるとともに、上記ホルダー軸が、該ホルダー軸の基端部の中心と上記球形部の曲率中心とを結ぶ直線に対して適宜角度で傾斜するように上記球形部に斜めに折曲して連結されたものである。
【0010】
このような本発明のパラソル万力によれば、ホルダー軸が球形部に上記のように折り曲げられて連結されているため、ホルダー軸を傾斜させた状態でベースの基準線を中心として回動させると、ホルダー軸の傾斜角度が回動に伴って変化し、ホルダー軸を傾動による傾斜角度と、ベースの基準線を中心とする回動により生じる傾斜角度を加えた角度で傾斜させることができる。
【0011】
更に、本発明は、上記ベースの上面に、上記ホルダーのホルダー軸の外径寸法と同等以上の幅を有する切り込み部を形成したものである。
【0012】
このような本発明のパラソル万力によれば、ホルダーをベースの上面に倒せば、ホルダーのホルダー軸を切り込み部に嵌り込ませることができる。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、ホルダーを傾動による傾斜角度と、ベースの基準線を中心とする回動により生じる傾斜角度と、ベースの基準線の傾斜角度を加えた角度で傾斜させることができるため、ホルダーに保持される釣り用パラソルを大きく傾斜させることができる。これにより、太陽の位置が時間とともに移動して大きく傾いた場合でも、従来のように取付姿勢を変更しなくても釣り用パラソルを大きく傾斜させることができ、これによって日差しを遮って快適な状態で釣りを行うことができるとともに、万力の取付姿勢を縦横どちら側でも取り付けることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、本発明に係るパラソル万力の一実施形態を図面に基づいて説明する。本発明のパラソル万力は、図1乃至図3に示すように、釣り場や釣り船等に設けられた取付部材Mに取り付けられるベース1を有しており、このベース1の上面は、略水平方向に延びる平面部1aと、この平面部1aの前端から連続して平面部1aに対して適宜角度(例えば、45°)で下方に向けて傾斜する傾斜部1bとを備えている。
【0015】
ベース1は、ベース本体11と、ベース1の傾斜部1bの途中で傾斜方向に側面視逆「く」の字状に分割された抱持部材12と、ベース本体11と抱持部材12を着脱可能に結合一体化させる締付具13とを具備している。
【0016】
ベース本体11及び抱持部材12は、互いの分割面の各上方部分に同じ曲率半径を有する凹部11a,12aをそれぞれ備えており、この凹部11a,12aによって後述するホルダー2の球形部22を嵌装抱持できる半球面状の凹球面受け部14をベース本体11と抱持部材12との間に形成している。また、ベース1は、上面にその平面部1aから傾斜部1bにかけてホルダー2のホルダー軸21の外形寸法と同等以上の幅を有する切り欠き部15を備えている。
【0017】
ベース本体11は、取付部材Mを挿入するための下向きに開口する開口部11bを有しており、この開口部11bの一側部側に取付部材Mの挟持面11cを備え、他側部側に支持片11dを備えている。支持片11dには、挟持面11cと協働して取付部材Mを挟持するための挟持部材16が設けられている。
【0018】
挟持部材16は、ベース本体11の支持片11dに貫通して形成されたねじ孔11eに螺挿されるねじ棒16aと、このねじ棒16aの先端に回動自在に装着された挟持パッド16bと、ねじ棒16aの後端に装着された該ねじ棒16aを回動操作するためのハンドル16cとから構成され、ハンドル16cを回動することにより、ねじ棒16aが軸方向に進退し、ベース本体11の挟持面11cに対して挟持パッド16bを接近又は離間される。このように挟持部材16の挟持パッド16bをベース本体11の挟持面11cに対して接近又は離間させることで、ベース1を取付部材Mに着脱可能に取り付けられるようになっている。
【0019】
抱持部材12は、ベース本体1とともにホルダー2の球形部22を抱持させるためのもので、締付具13によりベース本体11に結合一体化されることにより、ベース本体11とともにホルダー6の球形部22を抱持することができる。
【0020】
締付具13は、ベース本体11と抱持部材12を着脱可能に結合一体化させるためのもので、例えば、ベース本体11にその上面側より挿通させたねじ棒13aを抱持部材12に螺合させており、このねじ棒13aを締め付けることによりベース本体11と抱持部材12を結合一体化することができる。
【0021】
ベース1には、上面の傾斜部1bに釣り用のパラソル(図示せず)を保持させるホルダー2が、取付部材Mの上面(取付面)に対してオフセット傾斜した状態で装着されている。このホルダー2は、パラソルの柄Hの下端部を挿入して保持させる筒状のホルダー軸21と、このホルダー軸21の基端に連続して形成される球形状に形成された球形部22とを具備している。
【0022】
ホルダー軸21は、パラソルの柄Hの下端部が挿入できるように上端を開口しており、この上端には、パラソルの柄Hの抜け止め手段(図示せず)として、例えば、コレットチャック式の柄把持具が備えられている。ホルダー軸21は、下端部21aが「く」の字状に折り曲げられており、ホルダー軸21と球形部22は「く」の字状に折れ曲った形で連結されている。これにより、ホルダー軸21の軸方向中心線Lは、該ホルダー軸21の基端部の中心O´と球形部22の曲率中心Oを通る直線Nに対して適宜角度(例えば、45°)で傾斜している。
【0023】
ホルダー2の球形部22は、ベース1おけるベース本体11の凹部11a及び抱持部材12の凹部12aと同じ曲率半径に形成されており、ベース本体11の凹部11aと抱持部材12の凹部12aの間に挟まれた状態で締付具13によりベース本体11と抱持部材12を結合一体化すると、ベース本体11の凹部11a及び抱持部材12の凹部12a、即ち、ベース1の凹球面受け部14に嵌装抱持される。このようにホルダー2の球形部22をベース1の凹球面受け部14に嵌装抱持させることで、ホルダー2をベース1の凹球面受け部14の曲率中心(ホルダー2の球形部22の曲率中心と一致)Oを中心として、ベース1の凹球面受け部14の曲率中心を通る所定の基準線Pの全周方向に傾動可能に、かつ、ベース2の凹球面受け部14の基準線Pを中心として回動可能に装着できる。ホルダー2の球形部22は、ベース1の締付具13を締め付けると、ベース本体11と抱持部材12の間に緊結した状態で抱持され、ベース1の締付具13を若干緩めると、ベース本体11と抱持部材12の間で回動可能な状態で抱持される。
【0024】
本発明のパラソル万力は以上の通り構成されており、これを用いて釣り用パラソルを支持する場合、取付部材Mにベース1のベース本体11の開口部11bを嵌め込み、取付部材Mの一方の側面にベース本体11の挟持面11cをあてがった状態で挟持部材16のねじ棒16aをハンドル16cで回動させて該ねじ棒16aを前進させることで、ねじ棒16aの先端に装着された挟持パッド16bを取付部材Mの他方の側面に圧接させて、ベース本体11の挟持面11cとの間で取付部材Mを挟持させてベース1を取付部材Mに取り付ける。次いで、ホルダー2のホルダー軸21に釣り用パラソルの柄の下端部を挿入させ、ホルダー2のホルダー軸21に備えられている図示しない柄把持具により釣り用パラソルの柄を把持させてホルダー2に釣り用パラソルの柄Hを保持させる。次いで、ベース1の締付具13を緩めてホルダー2の球形部22をベース1に対して回動可能な状態にさせると、ホルダー2をベース1の凹球面受け部14の曲率中心Oを中心として、ベース1の凹球面受け部14の曲率中心Oを通る所定の基準線Pの全周方向に傾動させることができるとともに、ベース1の凹球面受け部14の曲率中心Oを通る基準線Pを中心として回動させることができるので、ホルダー2に保持された釣り用パラソルを所望する角度に調整させる。この後、ベース1の締付具13を締め付けてホルダー2の球形部22をベース1に緊結させることで、ホルダー2に保持されたパラソルを所望する角度で固定させる。
【0025】
本発明のパラソル万力では、ホルダー2は、ホルダー軸21を、その軸方向中心線Lが球形部22の曲率中心Oと該ホルダー軸21の基端部の中心O´とを結ぶ直線Nに対して適宜角度で傾斜するように球形部22に斜めに折り曲げて連結したので、ホルダー軸21をベース1の基準線Pに対して傾斜させた状態でベース1の基準線Pを中心として回動させると、ホルダー軸21の傾斜角度が回動に伴って変化し、ホルダー軸21を傾動による傾斜角度と、ベース1の凹球面受け部14の曲率中心Oを通る基準線Pを中心とする回動により生じる傾斜角度を加えた角度で傾斜させることができるとともに、ベース1を基準線Pが斜め上方に向くように取付部材Mに取り付けられので、ホルダー2を取付部材Mの上面に対してオフセット傾斜した状態でベース1の凹球面受け部14の曲率中心Oを通る基準線Pの全周方向に傾動できて該ホルダー2をベース1の凹球面受け部14の曲率中心Oを通る基準線Pの傾斜角度を加えた角度で傾斜させることができる。従って、本発明のパラソル万力では、ホルダー2を傾動による傾斜角度と、ベース1の凹球面受け部14の曲率中心Oを通る基準線Pを中心とする回動により生じる傾斜角度と、ベース1の凹球面受け部14の曲率中心Oを通る基準線Pの傾斜角度を加えた角度で傾斜させることができるため、ホルダー2に保持される釣り用パラソルを大きく傾斜させることができる。
【0026】
また、本発明のパラソル万力では、ベース1の上面にホルダー2のホルダー軸21の外形寸法と同等以上の幅を有する切り欠き部15を備えているので、使用後にベース1の上面にホルダー2を倒せば、ベース1の切り欠き部15にホルダー2のホルダー軸21が嵌り込んで収容箱等に収容し易くなる。
【0027】
以上、本発明のパラソル万力の一実施形態について説明したが、本発明のパラソル万力はこの実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、ベース1は、ベース本体11と抱持部材12に分割するようにしているが、凹球面受け部14にホルダー2の球形部22を嵌装抱持することができれば、ベース本体11と抱持部材12を一体化することも可能である。
【0028】
また、上記実施形態では、ベース1のベース本体11と抱持部材12を結合一体化する締付具13を締め付けることで、ホルダー2の球形部22をベース1に対して固定するようにしているが、締付具13以外の固定手段でホルダー2の球形部22をベース1に対して固定することも可能である。
【0029】
また、上記実施形態では、ベース1の凹球面受け部14とホルダー2の球形部22の間には、ホルダー2が傾動するのを抑制する手段が備えられていないが、ベース1の凹球面受け部14とホルダー2の球形部22の間にホルダー2の傾動を抑制する手段を備えることも可能である。これにより、ホルダー2の球形部22のベース1に対する固定を解除したときに、ベース1に対してホルダー2がみだりに傾動して釣り用パラソルが倒れるのを防止することができる。尚、ホルダー2の傾動を抑制するには、例えば、ベース1の凹球面受け部14とホルダー2の球形部22の間に表面摩擦係数の高いゴム、合成樹脂等を圧入させたり、ベース1にその凹球面受け部14に向かって抑制部材を突出可能に設け、この抑制部材を凹球面受け部14に嵌装抱持されるホルダー2の球形部22の外周面にバネ等により押し付けるようにすれば良い。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】本発明のパラソル万力の斜視図である。
【図2】本発明のパラソル万力を取付部材に取り付けた状態の側面図である。
【図3】本発明のパラソル万力の要部断面図である。
【図4】従来のパラソル万力の取付部材に取り付けた状態の側面図である。
【符号の説明】
【0031】
1…ベース、1a…平面部、1b…傾斜部、11…ベース本体、11a…凹部、11b…開口部、11c…挟持面、12…抱持部材、12a…凹部、13…締付具、14…凹球面受け部、15…切り欠き部、16…挟持部材、16a…ねじ棒、16b…挟持パッド、2…ホルダー、21…ホルダー軸、21a…ホルダー軸の下端部、22…球形部、M…取付部材、H…釣り用パラソルの柄、O…ベースの凹球面受け部の曲率中心及びホルダーの球形部の曲率中心、O´…ホルダー軸の基端部の中心、L…ホルダー軸の軸方向中心線、N…ホルダー軸の基端部の中心と球形部の曲率中心とを結ぶ直線
【出願人】 【識別番号】000002439
【氏名又は名称】株式会社シマノ
【住所又は居所】大阪府堺市堺区老松町3丁77番地
【出願日】 平成17年1月6日(2005.1.6)
【代理人】 【識別番号】100074332
【弁理士】
【氏名又は名称】藤本 昇

【識別番号】100114421
【弁理士】
【氏名又は名称】薬丸 誠一

【識別番号】100114432
【弁理士】
【氏名又は名称】中谷 寛昭

【識別番号】100117204
【弁理士】
【氏名又は名称】岩田 徳哉

【公開番号】 特開2006−187236(P2006−187236A)
【公開日】 平成18年7月20日(2006.7.20)
【出願番号】 特願2005−1483(P2005−1483)