| 【発明の名称】 |
釣り用浮き |
| 【発明者】 |
【氏名】中井 初夫 【住所又は居所】大阪府豊中市原田中1丁目2番40号 株式会社クローバー内
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| 【要約】 |
【課題】浮き下を長くしても道糸を十分に巻き取ることができ、また、魚が餌に食い付いたときに浮き体に大きな浮力が急激に作用することがなく、さらにまた、魚の大きな当たりも微細な当たりも容易に知ることができる釣り用浮きを提供する。
【解決手段】釣り用浮き3は道糸2上に列をなして摺動自由に設けられる複数個の浮き体6と、道糸2上の浮き体6の列の先頭位置に摺動自由に設けられる複数個のシモリウキ7とから成る。前記シモリウキ7は、水面に浮いた状態での水面下への引き込みに対する抵抗力が浮き体6より小さい小球体に形成されている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 道糸上に列をなして摺動自由に設けられる複数個の浮き体と、道糸上の浮き体の列の先頭位置または中間位置に摺動自由に設けられる少なくとも1個のシモリウキとから成り、前記シモリウキは、水面に浮いた状態での水面下への引き込みに対する抵抗力が前記浮き体より小さい小球体に形成されて成る釣り用浮き。 【請求項2】 前記の複数個の浮き体は、水面に浮いた状態での水面下への引き込みに対する抵抗力に差異がない1種類の浮き体により構成されている請求項1に記載された釣り用浮き。 【請求項3】 前記シモリウキは、浮き体の列の先頭位置に少なくとも1個設けられている請求項1または2に記載された釣り用浮き。 【請求項4】 前記シモリウキは、浮き体の列の中間位置に少なくとも1個設けられている請求項1または2に記載された釣り用浮き。 【請求項5】 前記シモリウキは、全ての隣り合う浮き体間にそれぞれ設けられている請求項4に記載された釣り用浮き。 【請求項6】 前記の複数個の浮き体は、水面に浮いた状態での水面下への引き込みに対する抵抗力に差異がある2種類の浮き体により構成されており、前記抵抗力の大きい方の浮き体の列の後に少なくとも1個のシモリウキを介在させて前記抵抗力の小さい方の浮き体の列が連ねられている請求項1に記載された釣り用浮き。 【請求項7】 前記抵抗力の小さい方の浮き体の列には、全ての隣り合う浮き体間に少なくとも1個のシモリウキがそれぞれ設けられている請求項6に記載された釣り用浮き。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 この発明は、道糸上に設けられる釣り用浮きに関し、特にこの発明は、浮き体が移動可能に構成されている釣り用浮きに関する。 【背景技術】 【0002】 従来、釣り用浮きは、浮き体として棒状のものなど、種々の形態のものが用いられている。浮き体は典型的には道糸の水深に応じた位置に固定的に取り付けられる。この種の浮きは、水深が浅ければ問題ないが、水深が深いときは浮き下を長くするため、リールに道糸を十分に巻き取ることができない。すなわち、浮き体が釣り竿の先端に設けられたリングの位置に達したとき、それ以上に道糸を巻き取ることができない。その結果、釣り上げた魚を手元まで十分に引き寄せられず、途中で魚を取り逃がしてしまう。そこで、水深が深いような場合には、浮き体を道糸に沿って移動させて浮き下を短くできる移動浮きを用いることもできる(例えば、特許文献1)。 【0003】 【特許文献1】特開2003−79296号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 この種の移動浮きでは、浮き体を道糸に沿って水面下から水面まで移動させて浮遊させるために浮力の大きな浮き体を用いる必要がある。 しかしながら、浮き体の浮力が大きい場合、魚が餌に食い付いて浮き体が水中に引き込まれると、浮き体にその大きな浮力が作用してその浮力が餌に伝わるため、魚が違和感を感じて餌を放してしまい、餌の食い付きが悪いという問題がある。 【0005】 この発明は、上記した問題に着目してなされたもので、浮き下を長くしても道糸を十分に巻き取ることができ、また、魚が餌に食い付いたときに浮き体に大きな浮力が急激に作用することのない釣り用浮きを提供することを目的とする。 また、この発明が他に目的とするところは、魚の大きな当たりも微細な当たりも容易に知ることができる釣り用浮きを提供することにある。 【課題を解決するための手段】 【0006】 この発明による釣り用浮きは、道糸上に列をなして摺動自由に設けられる複数個の浮き体と、道糸上の浮き体の列の先頭位置または中間位置に摺動自由に設けられる少なくとも1個のシモリウキとから成る。前記シモリウキは、水面に浮いた状態での水面下への引き込みに対する抵抗力が前記浮き体より小さい小球体に形成されている。 【0007】 この発明の好ましい実施態様においては、前記の複数個の浮き体は、水面に浮いた状態での水面下への引き込みに対する抵抗力に差異がない1種類の浮き体により構成するが、後述するように、水面に浮いた状態での水面下への引き込みに対する抵抗力に差異がある2種類の浮き体により構成することもできる。なお、浮き体は、中心に糸通し孔を有する筒状体のものが望ましいが、そのような形態に限られるものではない。 【0008】 1種類の浮き体により構成する場合、実施態様において、前記シモリウキは、浮き体の列の先頭位置に少なくとも1個設けるか、または、浮き体の列の中間位置に少なくとも1個設けるようにする。中間位置に設ける実施態様では、中間位置の1カ所にシモリウキを設けてもよく、全ての隣り合う浮き体間にそれぞれシモリウキを設けてもよい。 なお、シモリウキは、中心に糸通し孔を有する球体のものが望ましいが、形態は必ずしも完全な球体である必要はない。 【0009】 この発明による釣り用浮きが水中に投げ入れられると、各浮き体とシモリウキとは道糸に沿って上方へ移動し、浮止めの位置で止まる。このとき、全ての浮き体が水面上に浮くように錘の重量が定められるが、錘を必ずしも用いる必要はない。シモリウキが浮き体の列の先頭位置に設けられる場合、先頭位置のシモリウキの部分で道糸が直角に曲がる。シモリウキが浮き体の列の中間位置に設けられる場合、先の浮き体が水面下に沈んだ状態で中間位置のシモリウキの部分で道糸が直角に曲がる。 魚が餌に食い付くと、水面上に浮遊する複数個の浮き体が1個づつ順次水中に引き込まれるので、大きな浮力が急激に餌に加わることがなく、魚は違和感を感じない。また、強い当たりに対しては多数個の浮き体が順次水中に引き込まれ、微細な当たりに対しては1個ないしは少数個の浮き体が水中に引き込まれたり水面を浮き沈みしたりするので、魚の大きな当たりも微細な当たりも容易に知ることができる。さらに、道糸はシモリウキの部分で直角に曲がるので、当たりが敏感に現れ、その当たりに対して、浮いている浮き体の動きが大きなものとなる。しかも、直角が崩れて浮き体が沈み始めるので、合わせのタイミングが取り易くなる。 魚を釣り上げる際、たとえ水深が深くて浮き下が長くても、各浮き体およびシモリウキは道糸に沿って釣り針の方向へ移動するので、道糸は十分に巻き取られ、釣り上げた魚は手元まで十分に引き寄せられる。 【0010】 この発明の好ましい他の実施態様においては、上記した複数個の浮き体は、水面に浮いた状態での水面下への引き込みに対する抵抗力に差異がある2種類の浮き体により構成する。この実施態様の場合、前記抵抗力の大きい方の浮き体の列の後に少なくとも1個のシモリウキを介在させて前記抵抗力の小さい方の浮き体の列を連ねる。また、他の実施態様として、前記抵抗力の小さい方の浮き体の列に、全ての隣り合う浮き体間に少なくとも1個のシモリウキをそれぞれ設けてもよい。 【0011】 上記した構成の浮き体を用いる場合、シモリウキの位置を境に、前記抵抗力の大きい方の浮き体は水面下に位置し、前記抵抗力の小さい方の浮き体が水面に浮遊するように錘の重量を定めるもので、これにより、道糸はシモリウキの部分で直角に曲がる。なお、抵抗力の小さい方の浮き体は前記抵抗力が可能な限り小さな値に設定するのが望ましい。 この実施態様によると、魚が餌に食い付くと、水面に浮遊する浮き体が1個づつ順次水面下に引き込まれる。このとき、水面に浮く浮き体は水面下への引き込みに対する抵抗力が小さいので、大きな浮力が急激に餌に加わることがなく、魚は違和感を感じない。また、水面に浮遊する浮きの動きが顕著であるので、当たりがきわめて分かり易い。さらに、道糸はシモリウキの部分で直角に曲がるので、当たりが敏感に現れ、当たりに対する浮き体の動きが大きなものとなる。しかも、直角が崩れて浮き体が沈み始めるので、合わせのタイミングが取り易い。 【発明の効果】 【0012】 この発明によれば、浮き体およびシモリウキが道糸に沿って移動可能であるから、水深が深くて浮き下を長くしても道糸を十分に巻き取ることができる。また、魚が餌に食い付いたときには各浮き体が順次水中に引き込まれるので、浮き体に大きな浮力が急激に作用することがなく、魚が違和感を感じて餌を放すこともない。さらに、当たりの大きさに応じた個数だけ浮き体が順次水中に引き込まれたり、水面を浮き沈みしたりするので、魚の大きな当たりも微細な当たりも容易に知ることができる。さらにまた、道糸はシモリウキの部分で直角に曲がるので、当たりが敏感に現れ、当たりに対する浮き体の動きが大きなものとなり、合わせのタイミングが取り易くなる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0013】 図1および図2は、この発明の一実施例である釣り用浮き3が用いられた釣り具1の構成を示している。なお、図1は道糸2を繰り出して釣り用浮き3を水中に投げ入れた後の状態を、図2は道糸2を巻き取って釣り用浮き3を水面上に引き上げたときの状態を、それぞれ示している。 【0014】 前記道糸2上の2カ所に浮止め4A,4Bがそれぞれ固定され、各浮止め4A,4B間に一対のシモリ玉5A,5Bが、また、各シモリ玉5A,5B間に釣り用浮き3が、それぞれ道糸2に沿って移動可能に設けられている。前記釣り用浮き3は、列をなして設けられる複数個(図示例では5個)の浮き体6と、浮き体6の先頭位置に列をなして設けられる複数個(図示例では5個)のシモリウキ7とから構成される。図示例のものは、5個全ての浮き体6が水面aに浮き、シモリウキ7の部分で道糸2が直角に曲がり、その先が水面下に没している。 【0015】 前記道糸2は釣り竿8の基端部に装着されたリール9に巻かれている。このリール9より繰り出された道糸2は、釣り竿8の先端に取り付けられたリング状のガイド10を通って前方へ引き出される。道糸2の先端に釣り針11が、その手前位置にサルカン12が、それぞれ取り付けられている。この実施例では錘は用いられていない。 前記浮止め4A,4Bはシモリ玉5A,5Bの通過を阻止するもので、一方の浮止め4Bは水深に応じた位置に設けられる。この浮止め4Bは前記ガイド10を通過することが可能である。各浮き止め4A,4Bは、道糸2にゴムなどの部材を装着して形成したものであってもよく、道糸2をこぶ状に結んで形成したものであってもよい。 【0016】 前記シモリ玉5A,5Bは、浮き体6やシモリウキ7が浮止め4A,4Bを通過しないようにするための部材である。シモリ玉5Bは前記ガイド10を通過できない大きさのものであり、従って、道糸2を図2のようにリール8に巻き取るとき、浮止め4Bはガイド10を通過するが、シモリ玉5Bはガイド10の手前で止まる。このシモリ玉5A,5Bには球の中心を貫通する道糸2の糸通し孔(図示せず。)が形成されている。この糸通し孔の孔径は道糸2の直径より十分大きな値に設定されているので、シモリ玉5A,5Bは道糸2に沿って摺動自由である。また、シモリ玉5A,5Bの糸通し孔の孔径は浮止め4A,4Bの外形よりそれぞれ小さいので、一方のシモリ玉5Aは浮止め4Aを、他方のシモリ玉5Bは浮止め4Bを、それぞれ乗り越えて移動することがない。 【0017】 各浮き体6は、図3に示すように、内部に空気が閉じ込められた中空室21を有する円筒形状の中空部材22をもって構成されている。前記中空部材22は合成樹脂の成形体であり、中心を長さ方向へ貫通する道糸2の糸通し孔23が形成されている。この糸通し孔23は孔径が道糸2の直径より十分に大きな値に設定され、この糸通し孔23に道糸2が摺動自由に挿通される。糸通し孔23は浮き体6の両端面6a,6bに開口しており、各端面6a,6bを隣の浮き体6の端面と突き合わせたとき糸通し孔23が互いに連通するように全ての浮き体6が一列に連ねられる。 なお、浮き体6の個数は2個以上、望ましくは3個以上に設定されるが、その個数は限定されない。また、浮き体6の形状は必ずしも図示例のような円筒状である必要はない。 【0018】 さらに、全ての浮き体6は、同じ大きさのものを用いることもでき、また、後述する図11,12に示す実施例のように、同一材質、同一構造のものであって体積の異なる2種類の浮き体6L,6Sを用いることもできる。 さらにまた、水面に浮いた状態での水面下への引き込みに対する抵抗力に差異があるように、材質、構造、体積の少なくともひとつを違えた2種類の浮き体を用いることもできる。 【0019】 図4は、浮き体6の他の実施例を示している。同図の浮き体6は、図3の浮き体6と同様、内部に空気が閉じ込められた中空室21を有する円筒形状の中空部材22をもって構成されている。中空部材22の外周部分には長さ方向に沿って道糸2の糸通し孔23が形成されている。 【0020】 図5および図6は、浮き体6のさらに他の実施例を示している。図5の浮き体6は内部に空気が閉じ込められた中空室21を有する円筒形状の中空部材22を2個組み合わせて構成され、また、図6の浮き体6は内部に空気が閉じ込められた中空室21を有する円筒形状の中空部材22を3個組み合わせて構成されている。 いずれの実施例においても、各中空部材22は長さ方向を揃えられて外周面が接合されており、その接合部分に長さ方向に沿う道糸2の糸通し孔23が形成されている。 【0021】 上記した各実施例のように、浮き体6を中空室21を有する円筒形状の中空部材22をもって構成した場合、材質を問わず、軽量であって十分な浮力が得られ、形状なども自由に設計できる。なお、浮き体6は、このような中空部材に限らず、発泡体のような材料をもって形成することもできる。 【0022】 前記したシモリウキ7は、図7に示すように、内部に空気が閉じ込められた中空室31を有する球状の中空部材32をもって構成されている。前記中空部材32は合成樹脂の成形体であり、中心を長さ方向へ貫通する糸通し孔33が形成されている。この糸通し孔33の孔径は道糸2の直径より十分に大きな値に設定されており、この糸通し孔33に道糸2が摺動自由に挿通される。シモリウキ7を隣のシモリウキ7または浮き体6と突き合わせたとき、糸通し孔33,33間または33,23間が互いに連通し、全てのシモリウキ7と全ての浮き体6とが一列に連なる。なお、シモリウキ7は、必ずしも完全な球体である必要はなく、例えば図8に示すように、糸通し孔33の方向に長い形態のものであってもよい。これらのシモリウキ7は、水面に浮いた状態での水面下への引き込みに対する抵抗力が可能な限り小さな値(ゼロに近い値)に設定されている。また、シモリウキ7は、この実施例のように必ずしも中空体である必要はなく、中身が詰まったものでもよい。 なお、シモリウキ7の個数は少なくとも1個、望ましくは2個以上に設定されるが、その個数は限定されない。 【0023】 図1の実施例では、浮き体6の列の先頭位置にシモリウキ7を5個連ねているが、図9に示す実施例のように、浮き体6の列の中間位置に少なくとも1個、望ましくは複数個(図示例では5個)連ねるようにしてもよい。 さらにまた、図10に示すように、全ての隣り合う浮き体6,6間にそれぞれシモリウキ7を少なくとも1個設けてもよい。 いずれの実施例も、全ての浮き体6と全てのシモリウキ7とを水面aに浮遊させるので、図1の実施例と同様、道糸2に錘は取り付けられていない。 【0024】 図11は、釣り用浮き3の他の実施例を示している。この実施例の釣り用浮き3は、水面aに浮いた状態での水面下への引き込みに対する抵抗力に差異がある2種類の浮き体6L,6S、具体的には、材質および構造が同じで体積が異なる2種類の浮き体6L,6Sを用いて構成されている。体積が大きい方の浮き体6Lは2個連ねられている。その浮き体6Lの列の後にシモリウキ7が5個連ねられている。さらに、そのシモリウキ7の列の後に体積が小さい方の浮き体6Sが5個連ねられている。 この実施例では、体積の大きい方の浮き体6Lの全てが水面下に位置し、体積の小さい方の浮き体6Sの全てが水面aに浮遊するように、錘13の重量が定められている。道糸2は浮き体6L,6S間に位置するシモリウキ7の部分で直角に曲がる。 なお、体積の小さい方の浮き体6Sの列には、図12に示すように、全ての隣り合う浮き体6S,6S間に1個のシモリウキ7をそれぞれ設けるようにしてもよい。 【0025】 かくして、釣り用浮き3が水中に投げ入れられると、図1、図9、および図10に示す各実施例では、1種類の複数個の浮き体6と複数個のシモリウキ7とが道糸2に沿って上方へ移動し、浮止め4Bの位置にあるシモリ玉5Bによって移動が阻止される。図11および図12に示す実施例では、2種類の複数個の浮き体6L,6Sと複数個のシモリウキ7とが道糸2に沿って上方へ移動し、浮止め4Bの位置にあるシモリ玉5Bによって移動が阻止される。図1、図9、および図10の各実施例では、全ての浮き体6が水面aに浮遊するが、図1の実施例では先頭位置のシモリウキ7の部分で道糸2が直角に曲がり、図9の実施例では先頭の2個の浮き体6が水面下に没した時点でシモリウキ7の部分で道糸2が直角に曲がる。図10の実施例では浮き体6が水面下に没する度にシモリウキ7の部分で道糸2が直角に曲がる。図11および図12の実施例では、体積の大きい方の浮き体6Lは水面下で起立した状態で浮き、一方、体積の小さい方の浮き体6Sは水面aに横たわった状態で浮遊する。いずれの実施例についても、中間位置のシモリウキ7の部分で道糸2は直角に曲がり、さらに図12の実施例では浮き体6Sが水面下に没する度にシモリウキ7の部分で道糸2が直角に曲がる。 【0026】 図1、図9、および図10の実施例では、魚が餌に食い付くと、水面aに浮いている浮き体6が順次水中に引き込まれるので、大きな浮力が急激に餌に加わることがなく、魚は違和感を感じない。この場合に、強い当たりに対しては多数個の浮き体6が順次水中に引き込まれ、微細な当たりに対しては1個ないしは少数個の浮き体6が水中に引き込まれたり水面aを浮き沈みしたりするので、魚の大きな当たりも微細な当たりも容易に知ることができる。 【0027】 また、図11および図12に示す実施例では、浮き体6Sが水面下に引き込まれるとき、浮き体6Sは体積が小さく、水面下への引き込みに対する抵抗力が小さいので、大きな浮力が急激に餌に加わることがなく、魚は殆ど違和感を感じない。また、わずかな当たりに対しても水面aに浮遊する浮き6Sの動きが大きく顕著であるので、当たりがきわめて分かり易い。 【0028】 さらに、いずれの実施例においても、道糸2はシモリウキ7の部分で直角に曲がるので、当たりが敏感に現れ、当たりに対する浮き体6,6Sの動きが大きなものとなる。しかも、直角が崩れて浮き体6,6Sが沈み始めるので、合わせのタイミングが取り易くなる。 【0029】 魚を釣り上げる際、たとえ水深が深くて浮き下が長くても、各浮き体6,6L,6S、シモリウキ7、およびシモリ玉5A,5Bは道糸2に沿って移動するので、図2に示されるように、道糸2は十分に巻き取られ、釣り上げた魚を手元まで十分に引き寄せることができる。 【図面の簡単な説明】 【0030】 【図1】この発明の一実施例である釣り用浮きの構成とひとつの使用態様とを示す正面図である。 【図2】道糸が巻き取られた状態を示す正面図である。 【図3】(1)は浮き体の側面図、(2)は(1)のA−A線に沿う断面図、(3)は(2)のB−B線に沿う断面図である。 【図4】(1)は浮き体の他の実施例の正面図、(2)は側面図、(3)は(2)のC−C線に沿う断面図である。 【図5】(1)は浮き体の他の実施例の正面図、(2)は側面図、(3)は(2)のD−D線に沿う断面図である。 【図6】(1)は浮き体の他の実施例の正面図、(2)は側面図、(3)は(2)のE−E線に沿う断面図である。 【図7】シモリウキの構成を示す一部を破断した正面図である。 【図8】シモリウキの他の実施例を示す正面図である。 【図9】この発明の他の実施例にかかる釣り用浮きの構成と使用態様とを示す正面図である。 【図10】この発明の他の実施例にかかる釣り用浮きの構成と使用態様とを示す正面図である。 【図11】この発明の他の実施例にかかる釣り用浮きの構成と使用態様とを示す正面図である。 【図12】この発明の他の実施例にかかる釣り用浮きの構成と使用態様とを示す正面図である。 【符号の説明】 【0031】 1 釣り具 2 道糸 3 釣り用浮き 6,6L,6S 浮き体 7 シモリウキ
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| 【出願人】 |
【識別番号】000129633 【氏名又は名称】株式会社クローバー 【住所又は居所】大阪府豊中市原田中1丁目2番40号
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| 【出願日】 |
平成16年12月27日(2004.12.27) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100078916 【弁理士】 【氏名又は名称】鈴木 由充
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| 【公開番号】 |
特開2006−180722(P2006−180722A) |
| 【公開日】 |
平成18年7月13日(2006.7.13) |
| 【出願番号】 |
特願2004−375168(P2004−375168) |
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