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【発明の名称】 ペット動物用トレイ
【発明者】 【氏名】三浦 隆
【住所又は居所】愛知県名古屋市昭和区塩付通一の三九 三洋スーパースタンド株式会社内

【要約】 【課題】バックルのような止具を要さずして吸水性シートを確実に押さえ止めできて、製作コストを軽減するとともに、凹凸をなくし汚れを付着し難くして掃除を容易にする。

【解決手段】相対する内壁面12であって底面から少し離れた部位に突条13が形成された矩形浅皿状のトレイ本体10と、該トレイ本体の底面11と略々同じ大きさの矩形状に形成された弾性枠体30とからなり、該弾性枠体の相対する辺の略中間部を夫々僅かながら外方膨出形状に付形し、該トレイ本体の底面に吸水性シート20を敷き、その上に該弾性枠体を乗せて該弾性枠体の外方膨出部32を前記突条の下側に係合させることにより、該吸水性シートの周縁部が該弾性枠体により押さえ止めされるようにした。トレイ本体の相対する内壁面12は上方に向かい拡がる傾斜面状に形成する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
相対する内壁面であって底面から少し離れた部位に突条が形成された矩形浅皿状のトレイ本体と、該トレイ本体の底面と略々同じ大きさの矩形状に形成された弾性枠体とからなり、該弾性枠体の相対する辺の略中間部を夫々僅かながら外方膨出形状に付形し、該トレイ本体の底面に吸水性シートを敷き、その上に該弾性枠体を乗せて該弾性枠体の外方膨出部を前記突条の下側に係合させることにより、該吸水性シートの周縁部が該弾性枠体により押さえ止めされるようにしたことを特徴とするペット動物用トレイ。
【請求項2】
トレイ本体の相対する内壁面は上方に向かい拡がる傾斜面状に形成されたものである請求項1に記載のペット動物用トレイ。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、犬,猫、その他のペット動物を飼うのに使用されるペット動物用トレイに関するものである。
【背景技術】
【0002】
例えばペットショップ、その他に設けられる動物用ケージの底面に、新聞紙又はペット専用の吸水性シート等を敷き、糞尿や餌によって底面が汚れないようにし、汚れてもこれらを取り替えることで底面が簡単に清潔に維持されるようにしている。
ところで、これらの吸水性シートは、ペット動物が動き回ることによって簡単にずれてしまうために、下記特許文献1,2に示されたペット用トレイでは、吸水性シートを押さえる枠体を備え、該枠体をトレイ本体に係合するためのバックルをトレイ本体又は枠体に形成してなるものであった。
【特許文献1】特開平8−9819号公報
【特許文献2】特開平7−327541号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかし従来の上記ペット用トレイでは、上記バックルのために表面が凹凸状となり隙間もできるので糞尿等が付着し易く掃除もし難いという問題があった。
本発明はこのような従来のペット動物用トレイの問題点を解消し、掃除が簡単で吸水性シートを押さえ止めも確実にできるペット動物用トレイを提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
そのために請求項1に記載のペット動物用トレイは、相対する内壁面であって底面から少し離れた部位に突条が形成された矩形浅皿状のトレイ本体と、該トレイ本体の底面と略々同じ大きさの矩形状に形成された弾性枠体とからなり、該弾性枠体の相対する辺の略中間部を夫々僅かながら外方膨出形状に付形し、該トレイ本体の底面に吸水性シートを敷き、その上に該弾性枠体を乗せて該弾性枠体の前記外方膨出部を前記突条の下側に係合させることにより、該吸水性シートの周縁部が該弾性枠体により押さえ止めされるようにしたことを特徴とする。
弾性枠体の弾性により吸水性シートを確実に押さえ止めできるとともに、簡単な構成であることから製作が容易でかつ凹凸がなく汚れが付着し難くなるので掃除も容易となる。
【0005】
また、請求項2に記載の発明は上記ペット動物用トレイにおいて、トレイ本体の相対する内壁面は上方に向かい拡がる傾斜面状に形成されたものであることを特徴とする。
このため弾性枠体を下方に押さえるだけで吸水性シートを押さえ止めできる。
【発明の効果】
【0006】
バックルのような止具を要さずして吸水性シートを確実に押さえ止めでき、製作コストが軽減されるとともに、凹凸がなく汚れが付着し難くなり掃除も容易となる。
【実施例1】
【0007】
次に本発明の実施例を図面に従い説明する。図1は本発明に係るペット動物用トレイの分解斜視図で、同図中、10は板状のプラスチックを成形型内にセットし型面に真空吸引することにより矩形浅皿状に成形されたトレイ本体、20は該トレイ本体の底面11に敷かれる吸水性シート、30はステンレス等の金属製丸棒を折曲することにより該トレイ本体の底面11と略々同じ大きさの矩形状に形成した弾性枠体である。トレイ本体10の相対する内壁面12は、図2に示したように、上方に向かい拡がる傾斜面状に形成されているとともに、該内壁面12の底面11から少し離れた部位に該内壁面を内側に屈曲した形態にて突条13が形成されている。一方、弾性枠体30の相対する短辺31の略中間部を図3の平面図に示されるように夫々僅かながら外方膨出形状に付形し外方膨出部32を形成している。なお、33は一方の長辺34の中間部を上方に逆V字状に折り曲ることにより形成された摘子部である。
【0008】
このため、底面11上に吸水性シート20を配置し、弾性枠体30により該吸水性シート20を押さえるに際しては、図4に示したように該弾性枠体30を相対する内壁面12上に置いて該弾性枠体を手で押し下げることにより、該弾性枠体30の外方膨出部32が該内壁面12の傾斜に沿って内側に弾性的に収縮されて突条13を乗り越え、図5,図6に示したように、突条の下側に該外方膨出部32が係合する。これによりワンタッチで該吸水性シート20の周縁部が該弾性枠体30により押さえ止められる。このためペット動物が動き回っても該吸水性シート20が移動しない。また、吸水性シート20が汚れた場合は摘子部33を引き上げれば、外方膨出部32は弾性により内側に収縮して簡単に外すことができ、新たな吸水性シートに交換できる。
【0009】
また、本発明のペット動物用トレイは、トレイ本体10の内壁面に突条13を形成し、弾性枠体30には外方膨出部32を形成しただけの簡単な構成であるので製作が容易であり、バックルのような止具を要さずして吸水性シートを確実に押さえ止めできるのでコストが軽減され、かつ凹凸がなく汚れが付着し難くなるので掃除も容易となるなど顕著な効果がある。
【0010】
なお、この実施例では内壁面12に一連に突条13を形成したが、内壁面12に部分的に突出する突起を形成するだけでも弾性枠体30を係止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明の実施例であるペット動物用トレイの分解斜視図。
【図2】図1のトレイ本体のA−A線断面図。
【図3】図1の弾性枠体の平面図。
【図4】図1のトレイ本体上に弾性枠体を載置したときの要部の縦断面図。
【図5】本発明の実施例であるペット動物用トレイの斜視図。
【図6】図5のB−B線断面図。
【符号の説明】
【0012】
10 トレイ本体
11 底面
12 内壁面
13 突条
20 吸水性シート
30 弾性枠体
32 外方膨出部
【出願人】 【識別番号】593113422
【氏名又は名称】三洋スーパースタンド株式会社
【住所又は居所】愛知県名古屋市昭和区塩付通一の三九
【出願日】 平成16年8月10日(2004.8.10)
【代理人】 【識別番号】100112531
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 浩二

【公開番号】 特開2006−50916(P2006−50916A)
【公開日】 平成18年2月23日(2006.2.23)
【出願番号】 特願2004−233650(P2004−233650)