| 【発明の名称】 |
ペット用トイレ |
| 【発明者】 |
【氏名】市川 導宏 【住所又は居所】群馬県桐生市境野町7丁目1764−10 株式会社市川鉄工内
【氏名】青木 良之 【住所又は居所】群馬県桐生市境野町7丁目1764−10 株式会社市川鉄工内
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| 【要約】 |
【課題】排便後の臭気を積極的に吸引し、ハウジング内に漂う臭気の総てを脱臭できるようにしたペット用トイレを提供する。
【解決手段】本発明は、ペットの出入口を有するハウジングに、内部空気の排出路と、該排出路に内部空気を誘導する排気手段と、排気中の臭気を吸着する臭気吸着ボックスとを備えたことを特徴とし、ペットによる排便後、ハウジング内に漂う臭気を含む内部空気は排気手段により排出路に誘導され、臭気が臭気吸着ボックスにて除去されてハウジング外(人間の室内)に放出されるように構成した。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ペットの出入口を有するハウジングに、内部空気の排出路と、該排出路に内部空気を誘導する排気手段と、排気中の臭気を吸着する臭気吸着ボックスとを備えたことを特徴とするペット用トイレ。 【請求項2】 前記排気手段が、電動ファンからなり、該電動ファンはハウジングからペットが外出したことを感知して作動するようになっていることを特徴とする請求項1に記載のペット用トイレ。 【請求項3】 前記排気手段が、前記ハウジングの天井部に通じる煙突状の排出路内に設置した電球であることを特徴とする請求項1に記載のペット用トイレ。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、人間と共同生活をするペットに対して排便マナーをしつけるためのペット用トイレに関するものである。 【背景技術】 【0002】 近年、家の中でペットを飼育している者が多くなっている。ペットを飼育する条件は容姿が美しくかわいらしいこと、正確が明るく陽気で行動に愛嬌があることなどが挙げられるが、人間と共同生活をするのであるから、食事や排便などのマナーは幼時にしっかりとしつけることが必要である。このための一つのグッズとしてペット用トイレがある。 【0003】 上記ペット用トイレとして、前板の一部に猫が出入りできる開口部を設けてある箱の底部に、砂やシートを敷くための引き出しを設けた猫のトイレ(特開平8−322417)があった。これはトイレ部分を引き出し式にすることによって周囲に臭気を飛散させ難くし、汚れた砂やシートの交換を容易にしたものである。また、市販されているものに、底に砂やシートなどが敷けるようになっているハウジングに、内部空気が触れる位置に活性炭からなる粒状物を収容した袋(活性炭収容袋)を設置するスペースを設けたペット用トイレがある。 【特許文献1】特開平8−322417 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 しかしながら、前者の「猫のトイレ」は、猫が出入りする大きな開口部があるため、その開口部から臭気が人間の暮らす室内に漏れることがあった。また、後者の市販のペット用トイレは、ハウジング内に漂う臭気の総てが活性炭収容袋に触れることはなく、充分な消臭効果が期待できなかった。 【0005】 本発明は、上記の課題を解消するためのもので、その目的とするところは、排便後の臭気を積極的に吸引し、ハウジング内に漂う臭気の総てを脱臭できるようにしたペット用トイレを提供することにある。 【課題を解決するための手段】 【0006】 上記目的を達成するため、本発明に係るペット用トイレは、ペットの出入口を有するハウジングに、内部空気の排出路と、該排出路に内部空気を誘導する排気手段と、排気中の臭気を吸着する臭気吸着ボックスとを備えたことを特徴とするものである。 【0007】 また、請求項2に記載の発明に係るペット用トイレは、前記排気手段が、電動ファンからなり、該電動ファンはハウジングからペットが外出したことを感知して作動するようになっていることを特徴とするものである。 【0008】 さらに、請求項3に記載の発明に係るペット用トイレは、前記排気手段が、前記ハウジングの天井部に通じる煙突状の排出路内に設置した電球であることを特徴とするものである。 【発明の効果】 【0009】 本発明に係るペット用トイレによれば、ペットによる排便後、ハウジング内に漂う臭気を含む内部空気は排気手段により排出路に誘導され、臭気が臭気吸着ボックスにて除去されてハウジング外(人間の室内)に放出されることとなる。したがって、ハウジング内には臭気吸着ボックスに通じる空気の流れが形成されるため、ハウジングにペットの出入口が大きく開口していても、これにより臭気を含む内部空気がハウジング外に漏れ出て人間の室内に放散されることがないという優れた効果を奏するものである。 【0010】 また、請求項2に記載の発明に係るペット用トイレによれば、ペットが排便を済ませ、ハウジングから外出したあとで排気手段である電動ファンが作動するため、排便のために入ったペットが電動ファンの作動音により驚かされることがなく、静かに排便を済ませることができるという優れた効果を奏するものである。 【0011】 さらに、請求項3に記載の発明に係るペット用トイレによれば、ハウジングの天井部に通じる煙突状の排出路内に設置した電球(5ワット程度の電球でよい)を常時点灯させておくことにより、該電球の熱により排出路内にはハウジング内から外に向かう空気の流れが自然にでき、該流れに乗ってハウジング内の臭気は臭気吸着ボックスにて除去されてハウジング外に放出されることとなる。この場合には電動ファンを不要にするから全体のコストを安価に設定できるばかりでなく、電動ファンの作動音も一切問題にならないという優れた効果を奏するものである。 【発明を実施するための最良の形態】 【0012】 次に、本発明の実施の最良の態様を図面に基いて説明する。図1は本願ペット用トイレの外観斜視図、図2は排気手段として電動ファンを備えた本願ペット用トイレの側面断面図、図3は電動ファンからなる排気手段を示す拡大断面図、図4は排気手段として電球を備えた本願ペット用トイレの側面断面図である。 【0013】 1はハウジングで、該ハウジング1はプラスチック素材よりなる底側2とカバー側3とからなる。カバー側3にはペット(猫を想定)の出入口4を有している。この底側2の側壁上縁のカール部2′と、カバー側3の側壁下縁のカール部3′とは素材の弾性を利用して嵌め合い結合できるようになっている(別な結合手段を採用してもよい)。前記底側2内には、排便後の処理を容易にするための砂(シートでもよい)Sが敷かれ、交換可能にしている。 【0014】 前記ハウジング1のカバー側3の天井部には内部空気の排出路5を設けている。この内部空気は排気手段6により誘導され、排出路5を通してハウジング外(人間の室内)に排気されるようになっている。前記排出路5には、ハウジング1内に漂っている臭気を吸着するための臭気吸着ボックス7が着脱(交換)可能に備えられている。該臭気吸着ボックス7の設置位置は、図2及び図3においては排気手段6の下流側(後)になっているが、その上流側(前)であってもよいことは勿論である。 【0015】 前記排気手段6は、図2、図3の例では、排出路5内に電動ファン6aを備えている。該電動ファン6aのモータ6bは、プリント基板6c、IC6d、抵抗6eなどからなる制御回路を経てコード6fが延出され、プラグ6gにより室内コンセント(図示せず)に接続できるようになっている。前記電動ファン6aはハウジング1内に入ったペット(図示せず)がハウジング1から外に出たときに作動するようになっている。換言すれば、ペットが排便(幼時よりしっかりとしつけておく)のためにハウジング1に入った途端に電動ファン6aが作動すると、その音や振動でペットが驚かされることを避けるようにし、静かに排便できるようにしている。 【0016】 しかして、前記ハウジング1内には、例えば、ペットの体温(あるいはペットの動き)等によりペットの出入りを感知するセンサー8を設け、該センサー8がペットの「入り」を感知したときはカバー側3の天井外面に設けたパネル9の第1ランプ(発光ダイオードなどからなる)10aを輝光させ、人間(飼育者)に「排便中」を知らせる。前記センサー8はペットの「外出」を感知したときは、前記パネル9の第2ランプ10bを輝光させるとともに第3ランプ10cを輝光させる。この第3ランプ10cの輝光は、前記電動ファン6aが作動していることを示すためのものである。該電動ファン6aの作動時間は、臭気を臭気吸着ボックス7に吸着させるために必要な時間、例えば、5〜7分をタイマー(図示せず)により制御できるようにしている。なお、センサー8には感度を維持するためセンサーカバー8′が被覆されている。 【0017】 前記排気手段6は、前述の如く、電動ファン6aに代え、前記ハウジング1内の天井内部に設けた排出路5に通じる煙突状の排出路5′を設け、該排出路5′内に電球(5ワット程度)11を設置し、これを常時点灯させておくことにより、該電球11の熱により排出路5、5′内にハウジング1の「内から外」に向かう空気の自然な流れを作り、この流れに乗せて臭気を臭気吸着ボックス7を通して除去できるように構成されている。この場合、臭気吸着ボックス7は、排気手段6の上流側(前)に設置されている。この電球設置の排気手段6では、前記電動ファン及びその制御回路が不要になるから、全体的にコストの低原価化が期待できると同時に、電動ファンの振動や作動音も一切問題にならないこととなる。 【0018】 前記臭気吸着ボックス7は、ハウジング1に設けた結着部12に差込み可能なボックス本体7a内に、ハニカム活性炭、触媒などを配した臭気吸着フィルター7bを内蔵している。この臭気吸着フィルターは明確に図示していないが、空気の通り抜けが良好で、高臭気吸着能力(市販の活性炭収容袋に比し7〜10倍)を有してものである。勿論、活性炭以外の臭気吸着物質(例えば、シリカゲルなど)を利用したものであってもよい。 【0019】 次に、上記実施態様に示した本願ペット用トイレ(排気手段6として電動ファン6aを備えたもの)の作用について説明する。ペットには人間と共同生活をするためにハウジング1の底側2内に敷いた砂やシート上で排便する排便マナーを幼時からしつけておくことが必要である。 【0020】 上記しつけが出来ているペット(主に猫)が、排便のために出入口4を通ってハウジング1内に入ると、該ハウジング1内に設置したセンサー8が作動し、第1ランプ10aを輝光させて人間(飼育者)に「排便中」を知らせる。排便後、ペットがハウジングを出ると、センサー8が作動して第2ランプ10bを輝光させ、電動ファン6aが一定時間(5〜7分程度)作動し、ハウジング1内の臭気を排出路5を通して臭気吸着ボックス7に吸着させる。この電動ファン6aの作動中は第3ランプ10cを輝光している。 【0021】 本願ペット用トイレでは、ペットがハウジング1内に入っただけでは電動ファン6aが作動しないために、ペットが電動ファンの振動や作動音により驚かされることがなく、静かに排便を済ませることが可能となる。 【0022】 また、排便後ハウジング1内に漂っている臭気は、内部空気とともに排出路5を通して臭気吸着ボックス7に向かう強制的な流れに乗せるため、ペットの出入口4が大きく開口していても、その開口より臭気が人間の室内に漏れ出ることが一切ない。 【産業上の利用可能性】 【0023】 本願ペット用トイレは、ハウジング1の形態、大きさ及びカラーリングなどを選ぶことにより人間(飼育者)の室内の家具などにマッチさせることができ、猫や犬など、あらゆるペットのためのトイレとして違和感なく使用することが可能となる。 【図面の簡単な説明】 【0024】 【図1】本願ペット用トイレの外観斜視図である。 【図2】排気手段が電動ファンである本願ペット用トイレの側面断面図である。 【図3】電動ファンを備えた排気手段の拡大断面図である。 【図4】排気手段が電球である本願ペット用トイレの側面断面図である。 【符号の説明】 【0025】 1 ハウジング 2 底側 2′ カール部 3 カバー側 3′ カール部 4 出入口 5 排出路 5′ 排出路 6 排気手段 6a 電動ファン 6b モータ 6c プリント基板 6d IC 6e 抵抗 6f コード 6g プラグ 7 臭気吸着ボックス 7a ボックス本体 7b 臭気吸着フィルター 8 センサー 8′ センサーカバー 9 パネル 10a 第1ランプ(発光ダイオードなどよりなる) 10b 第2ランプ(同) 10c 第3ランプ(同) 11 電球 12 結着部 S 砂
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| 【出願人】 |
【識別番号】391005293 【氏名又は名称】株式会社市川鉄工 【住所又は居所】群馬県桐生市境野町7丁目1764−10
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| 【出願日】 |
平成16年6月18日(2004.6.18) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100083792 【弁理士】 【氏名又は名称】羽村 行弘
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| 【公開番号】 |
特開2006−74(P2006−74A) |
| 【公開日】 |
平成18年1月5日(2006.1.5) |
| 【出願番号】 |
特願2004−181448(P2004−181448) |
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