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【発明の名称】 給水装置
【発明者】 【氏名】難波 荘三

【氏名】難波 賢太郎

【要約】 【課題】安価で各鉢植え植物等に適合した給水を電力機器等を使用せずに自動的に実施するとともに震災時等に備え非常用の飲料水を常に新鮮な状態で確保する給水装置の提供。

【解決手段】蓋付の中空容器2にボールタップ3を取付けた減加圧槽5を水道元管0に連結するとともに、減加圧槽と給水制御器15を高低差を設けて連結する。 給水対象の鉢植え植物等より数メートル高い位置に設置された減加圧槽内では高圧力の水道水を減加圧槽のボールタップで制御減圧され、給水制御器には低い圧力で給水する。給水制御器から鉢置皿19へは給水芯で自然給水し、植木鉢には植木鉢の底部に取付けた給水芯18から植物の必要量の水分が自然に供給される。また、減加圧槽から複数のポリタンク22で構成される貯水槽23を経由して家屋内等で使用する水栓蛇口24に連結し、水道水を使用のたびに貯水槽の水は攪拌され、常に新鮮な状態で非常用の飲料を確保することができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
水道管と連結した比較的高い位置に設けた内部の水位を制御する高圧制御器を内蔵した減加圧槽と当該減加圧槽からの低圧力の水の水位を制御する給水制御器とを高低の位置差をもって連結し、減加圧槽、給水制御器及び通水ホース等を光線を遮断する材質、色彩で構成した植物等に対し自然給水又は滴下給水をすることを特徴とする給水装置。
【請求項2】
請求項1に記載の給水装置であって、非常用飲料貯水機能を得るために減加圧槽を水道栓蛇口より高い適当な高さに設置し、減加圧槽と水道栓蛇口の間に複数個の光線を遮断する材質、色彩から成るポリタンク等を直列に接続して構成する、分離運搬が可能な貯水槽を設けることを特徴とする。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、水道管と直結して非常用飲料貯水機能を兼ね備えた植物等に自然給水又は滴下給水をする給水装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
非常用飲料貯水機能を兼ね備えた給水装置としては、給水装置等が知られている(例えば、特許文献1参照)が、本装置は、この装置の課題を改善した、極めて安価に製造することが可能な非常用飲料貯水機能を兼ねた給水装置に関するものである。
【特許文献1】特願2002−172059号公報(給水装置)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
特許文献1の給水装置は、非常用飲料貯水機能を兼ね備えた給水装置であるが、自然給水又は滴下給水をするために減加圧槽からの通水ホース、給水制御器、貯水槽が自然発生する水藻等で詰まり給水ができにくくなる等の不具合があった。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、前記の給水装置の問題点を解決する給水装置に関するもので、第1発明の給水装置は、水道管と連結した比較的高い位置に設けた内部の水位を制御する高圧制御器を内蔵した減加圧槽と当該減加圧槽からの低圧力の水の水位を制御する給水制御器とを高低の位置差をもって連結し、減加圧槽、給水制御器及び通水ホース等を光線を遮断する材質、色彩で構成した植物等に対し自然給水又は滴下給水をすることを特徴とする。
【0005】
第2発明の給水装置は、第1発明の給水装置であって、非常用飲料貯水機能を得るために減加圧槽を水道栓蛇口より高い適当な高さに設置し、減加圧槽と水道栓蛇口の間に複数個の光線を遮断する材質、色彩から成るポリタンク等を直列に接続して構成する分離、運搬が可能な貯水槽を設けることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
以上のように、第1発明によれば、水道管と減加圧槽を連結し、減加圧槽に低圧力の水の水位を制御する給水制御器とを高低の位置差をもって連結し、減加圧槽、給水制御器及び通水ホース等を光線を遮断する材質、色彩で構成したことにより、水藻等で各装置が汚染されたり、通水ホースの詰まり等を防止することができる。
【0007】
また、第2発明によれば、非常用飲料貯水機能を得るために、複数個のポリタンク等を直列に接続して構成する分離、運搬が可能な貯水槽を設け減加圧槽と直結したことにより、水道水を使用することで常に新鮮な状態で非常用飲料としての飲料水を確保できるとともに、軒下、床下等設置場所の許すかぎり安価なポリタンクを増設することで所要の貯水量の確保と非常用飲料水の交換作業等の無駄を省くことが可能である。また、震災等非常時には連結を分離し、容易に避難場所に運搬が可能である。さらに、ポリタンク等を光線を遮断する材質、色彩で構成したことにより貯水槽が水藻等で汚染されることがない。
【発明を実施するための最良の形態】
本発明の実施例を図面(図1〜図3)に基づいて説明する。
【0008】
本、給水装置は、鉢植植物等に対する給水機能と非常用飲料水の貯水機能とを有し、それぞれの機能を単独に、又は同時に利用することができる。
【実施例1】
【0009】
ア 蓋1付きの中空容器2に高圧制御器としてのボールタップ3を取付け、横側部に給水栓4を取付けて成る減加圧槽5を給水対象の鉢植え植物等より数m高い位置に設置し水道元管0に連接する。
イ 中空容器6を通水気穴7のある壁8で制御室9と給水室10とに分け、制御室9の中に上面にゴム板11を取り付けた浮力体12を入れ、上部を蓋13で覆い、蓋13の上部中央から制御室9の中に給水する給水口14を内側表面より0.5mm程度出して取付けて成る給水制御器15。
ウ 給水制御器15を通水ホース16、止水弁付分水器17を経由して減加圧槽5の給水栓4に連接する。
エ 給水室10と鉢置皿19を給水芯18で連接し、かつ、給水芯18で植木鉢20に連接して自然給水を行う。
オ 止水弁付分水器17に通水ホース16を連接し、止水弁付分水器17の止水弁で水量を制御して滴下給水を行う。
カ 減加圧槽5、給水制御器15、通水ホース16及び止水弁付分水器17等を光線を遮断する材質、色彩で構成する。
以上の減加圧槽5、給水制御器15、通水ホース16、止水弁付分水器17、給水芯18等から構成される給水装置。
【実施例2】
【0010】
第2発明は、第1発明の給水装置であって、
ア 減加圧槽5を十分な高さに設置し、底部から給水管21で複数のポリタンク22等で構成する貯水槽23に連接し、貯水槽23の最後の出口からの給水管21を家屋内の通常使用する水道栓蛇口24に連接する。
イ 複数のポリタンク22は連結パイプ25及び通水管キャップ26で連結する。
ウ 給水管21、ポリタンク22等を光線を遮断する材質、色彩で構成する。
以上を特徴とする。
【0011】
本発明は以上のような構造で、これを使用する場合は水道管と連結した減加圧槽から給水管又は給水ホースで各機能に応じた給水を行う。
【0012】
本装置の自動式の給水機能を使用する場合は、減加圧槽からの低圧力の水を給水制御器に供給し、給水芯で各植木鉢の受皿に連接し、鉢植え植物等の水の消費に合わせて水位を制御しつつ給水、または、止水弁で制御して吊下の鉢植に滴下給水する。
【0013】
また、非常用飲料貯水機能を使用する場合、水道水の圧力は減加圧槽で減圧されるが、減加圧槽を高い場所に設置してあり、減加圧槽の底部から貯水槽を経由して家屋内の連結してあるため水道蛇口では所要の水圧が得られる。水道水を使用するたびに貯水槽の水は攪拌され、常に新鮮さを保った状態で非常用飲料水が確保されている。
【産業上の利用の可能性】
【0014】
本装置は、阪神淡路大震災の教訓から非常用飲料水の確保を目的に考案したものであるが、平常における有効活用を図るために、植物に対する自動式の給水装置として改善したものである。無駄のない植物の所要に合わせた給水、さらには予測される大震災に備え、意識することなく非常用飲料水の確保ができる本装置は自然エネルギーの活用、節約及び防災上、産業上の利用の可能性は極めて高いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例の構成図である。
【図2】 本発明の給水制御器の側面図である。
【図3】 本発明の貯水槽の側面図である。
【符号の説明】
0 水道元管 9 制御室 18 給水芯
1 蓋 10 給水室 19 鉢置皿
2 中空容器 11 ゴム板 20 植木鉢
3 ボールタップ 12 浮力体 21 給水管
4 給水栓 13 蓋 22 ポリタンク
5 減加圧槽 14 給水口 23 貯水槽
6 中空容器 15 給水制御器 24 水道栓蛇口
7 通水気穴 16 通水ホース 25 連結パイプ
8 壁 17 止水弁付分水器 26 通水管キャップ
【出願人】 【識別番号】393017513
【氏名又は名称】難波 荘三
【出願日】 平成17年5月7日(2005.5.7)
【代理人】
【公開番号】 特開2006−311837(P2006−311837A)
【公開日】 平成18年11月16日(2006.11.16)
【出願番号】 特願2005−163243(P2005−163243)