| 【発明の名称】 |
植栽ブロック |
| 【発明者】 |
【氏名】北澤 康正
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| 【要約】 |
【課題】植物を育成するために地中に埋めた遠赤外線放射材料が、出水などにより移動することを防ぐ技術を提供することを課題とする。
【解決手段】少なくとも外表面の一部に遠赤外線放射材料が埋設されたことを特徴とする植栽ブロックを用いることによって上記課題を解決する。遠赤外線放射材料が植栽ブロックに設けられているので出水があっても流されにくい。また、その遠赤外線効果により付近の植物の育成を促進する。特に、遠赤外線放射材料が貴寶石(登録商標)の場合には、植物の根張りが著しくよくなり、生育は格段に優れる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 少なくとも外表面の一部に遠赤外線放射材料が埋設されたことを特徴とする植栽ブロック。 【請求項2】 請求項1に記載の植栽ブロックにおいて、 前記遠赤外線放射材料が、貴寶石(登録商標)であることを特徴とする植栽ブロック。 【請求項3】 請求項1又は2に記載の植栽ブロックにおいて、 前記植栽ブロックが、土台と、該土台と一体となって形成された1又は2以上の隆起体とを有することを特徴とする植栽ブロック。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本願発明は、植栽ブロックに関する。 【背景技術】 【0002】 植物の成長に遠赤外線が有効であることが知られている。特に4ミクロンから14ミクロンの波長は育成光線と呼ばれ、水や動植物の細胞を活性化させるといわれている。そのため、多くの遠赤外線放射材料が開発され(例えば、特許文献1)、また、遠赤外線放射材料を利用した植物の育成方法が存在する(例えば、特許文献2)。 【特許文献1】特開平6−80466号公報 【特許文献2】特開2001−197831号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 上記のように遠赤外線放射材料やこれを利用した植物育成方法が数多く存在するが、河川の護岸工事などで植栽をする場合に、単に遠赤外線放射材料を土中に埋めるだけでは出水などが起こった際、水に流されてしまうおそれがある。 【0004】 そこで、出水などにより遠赤外線放射材料が移動することなく、常時、植物を育成するための遠赤外線を放射する技術を提供することを課題とする。 【0005】 なお、河川・湖沼・海洋などの水質改善が求められる中、近年、葦原などの湿地を用いた植生浄化が豊かな生態系を維持し、環境負荷の少ない浄化技術ととして注目されている。こうした観点からも、今後、護岸工事の際に葦などの植物を植える機会が増加すると考えられ、これらの植物の育成を促進することは環境保護の点でも重要である。 【課題を解決するための手段】 【0006】 上記課題を解決するために、本願出願人は、少なくとも外表面の一部に遠赤外線放射材料が埋設されたことを特徴とする植栽ブロックを発明した。 【0007】 また、本願発明は、前記遠赤外線放射材料が、貴寶石(登録商標)であることを特徴とする。貴寶石は常温下で他の遠赤外線材料よりも多くの遠赤外線を放射するので好適である。 【0008】 また、本願発明は、前記植栽ブロックが、土台と、該土台と一体となって形成された一または複数の隆起体とを有することを特徴とする。土台と隆起体のそれぞれに遠赤外線材料を設けることで、異なる位置から多重に遠赤外線を放射することができる。 【発明の効果】 【0009】 植栽ブロックの少なくとも外表面の一部に埋設された遠赤外線放射材料は出水などによって移動することはない。そして、遠赤外線放射材料の遠赤外線効果により付近の植物の育成を促進する。特に、貴寶石からの遠赤外線放射により植物の根張りが著しくよくなり、生育が格段に優れる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0010】 次に、本発明を実施するための最良の形態について図を用いて説明する。 【0011】 図1において、植栽ブロック100は、土台110と、この土台110と一体となって形成された複数の隆起体120を有している。隆起体120は、正八角錐の上部を水平に切断した形態をしており、水平となった上面部には貴寶石130が埋め込まれている。同様に土台110の上面にも貴寶石130が埋め込まれている。 【0012】 土台110と隆起体120は、コンクリートでできている。したがって、培土資材をコンクリートに混合、固化させたものよりも丈夫で長期間使用できる。 【0013】 貴寳石130は、以下の表1に示す成分からなる天然鉱物である。遠赤外線放射量が常温でも多く、また、耐磨耗性、耐衝撃性、耐熱性、耐薬品性に優れている。 【0014】 【表1】
また、貴寶石だけでなく、波長4〜40μm程度の遠赤外線を放射する天然鉱物または人工鉱物を遠赤外線放射材料とすることもできる。例えばトルマリン(電気石)、石英片岩、石英閃緑石、角閃石、千枚石、花崗斑石、黒曜石、医王石、麦飯石、貴陽石、長石、ゼオライトなどの1種又は2種以上が挙げられる。遠赤外線放射材料から放射される遠赤外線は植栽植物の発根を促進し、生育を良好にする効能がある。ただし、多くの遠赤外線放射材料が高温下で多量の遠赤外線を放射するのに対し、貴寶石は常温でも多量の遠赤外線を放射するので、土中に埋設する植栽ブロックの材料として好適である。 【0015】 次に、植栽ブロック100の製造方法について説明する。 【0016】 図2に示すように、第一段階では、隆起体120を形成するための型枠200に5〜10mm程度の大きさの貴寶石130を入れ、そこに生コンクリート400を打設し、固化、養生する。 【0017】 図3に示すように、第二段階では、型枠200の土手上部210に5〜10mm程度の大きさの貴寶石130を載せ、土台110を形成するための型枠300に再び生コンクリート400を打設し、固化、養生する。 【0018】 このように第一段階、第二段階の生コンクリート400を流し込む手順の前に貴寶石130を敷くので、固形後、型枠を外して植栽ブロック100をひっくり返すと土台110と隆起体120の上面部に貴寶石130が埋まっていることとなる。 【0019】 植栽ブロック100の形状は任意であり、図示したものに限定されるものではない。また、必要に応じて、土台110の底部に通水孔を開けておくこともできる。 【0020】 図4に示すように、植栽ブロック100は、護岸などに埋設する。これに土をかぶせ、そこに葦などの植物500を植える。貴寶石130から発せられる遠赤外線が、植物500の根510に育成作用を及ぼし、植物500の成長を促す。 【0021】 本願発明である植栽ブロック100の効果について調査を行った。一方は、河川の護岸に植栽ブロック100を埋設し、そこに葦を植えた。他方は、その隣に植栽ブロック100を埋設せずに葦を植えた。そして、30日間経過後、互いの葦の成長具合を比較した。すると、前者の葦の方が成長が早く、根の張り具合や葉のつき方がよかった。 【0022】 次に、巻尺補助具700について説明する。 【0023】 図5に示す土台110の底面のように物の角が面取りされている場合、基準面αからの長さhを計測することは、普通の定規一本では困難である。このような場合、二つの定規を組み合わせて測るなどするが、不便である。また、一般的な巻尺はその先端が鉤状になっており物の角に引っ掛けて長さを計測することができるが、やはり物の角が面取りされている場合には、鉤状部を引っ掛けることができず計測は困難である。 【0024】 そこで、図6に示すような巻尺補助具700を巻尺の測定テープ800の先端鉤上部に取り付けると便利である。 【0025】 巻尺補助具700は、突出部710、720、730と、取付部740、750とを有する。突出部710、720、730は取付部740から三又に伸びている。取付部750は、測定テープ800の先端鉤上部に取り付けられるべく、取付部740の端部に直角に設けられている。 【0026】 図7に示すように、巻尺補助具700の測定テープ800の先端鉤上部への取り付けは、両面テープ760を用いる方法がある。また、取付部750と測定テープ800の先端鉤上部を小型のビスで固定してもよい。また、輪ゴムで固定してもよい。 【0027】 巻尺補助具700を測定テープ800の先端鉤上部へ取付けることで、物の角が面取りされている場合であっても、突出部710、720、730を基準面αに引っ掛けることができるので、容易に長さhを計測できる。 【0028】 また、突出部は必ずしも3つでなくてもよい。突出部710だけでも基準面αに引っ掛けることができれば計測が可能である。 【0029】 また、取付部750を設けず、測定テープ800の先端鉤上部に取付部740を接着させてもよい。 【0030】 また、巻尺補助具700を取り付けるのではなく、測定テープ800の先端鉤上部に突出部を設けた巻尺としてもよい。 【図面の簡単な説明】 【0031】 【図1】本発明にかかる植栽ブロックの斜視図である。 【図2】植栽ブロックの製造工程の第一段階を示す状態断面図である。 【図3】植栽ブロックの製造工程の第二段階を示す状態断面図である。 【図4】植栽ブロックを埋設した状態の断面図である。 【図5】植栽ブロックの側面概略図である。 【図6】巻尺補助具の使用状態図である。 【図7】巻尺補助具の使用状態を示す断面図である。 【符号の説明】 【0032】 100 植栽ブロック 110 土台 120 隆起体 130 貴寶石 200 型枠 300 型枠 400 コンクリート 500 植物 700 巻尺補助具
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| 【出願人】 |
【識別番号】505169020 【氏名又は名称】北澤 康正
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| 【出願日】 |
平成17年5月9日(2005.5.9) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100083839 【弁理士】 【氏名又は名称】石川 泰男
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| 【公開番号】 |
特開2006−311823(P2006−311823A) |
| 【公開日】 |
平成18年11月16日(2006.11.16) |
| 【出願番号】 |
特願2005−136335(P2005−136335) |
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