| 【発明の名称】 |
育苗ポット |
| 【発明者】 |
【氏名】川瀬 一郎 【住所又は居所】東京都品川区勝島1丁目5番21号 第一園芸株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】
【解決手段】側壁3に横長のラベル係止口6を設けるとともに、ラベル係止口6の上方において、側壁3の内面に、上下方向を向くとともに、互いに離隔するラベル挿入用ガイド7を突設する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 側壁に横長のラベル係止口を設けるとともに、ラベル係止口の上方において、側壁の内面に、上下方向を向くとともに、互いに離隔するラベル挿入用ガイドを突設したことを特徴とする育苗ポット。 【請求項2】 ラベル挿入用ガイドが上下に連続する突条である請求項1記載の育苗ポット。 【請求項3】 ラベル係止口の下縁を、外側下方へ向かう傾斜面としたことを特徴とする請求項1または2記載の育苗ポット。 【請求項4】 ラベル係止口の上縁を、外側下方へ向かう傾斜面としたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の育苗ポット。 【請求項5】 ラベル係止口の下方において、側壁の外面に、補強と挿入されたラベルの下端を外方へ偏向させるための案内を兼ねた横方向の補強リブを設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の育苗ポット。 【請求項6】 側壁の要所の外面に、上下方向を向く凹窪条を設け、その内面をもって、ラベル挿入用ガイドとしたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の育苗ポット。 【請求項7】 側壁の適所に、外方を向き、かつ内方が開口する扁平箱状突出壁を形成し、その下壁にラベル係止口を設けたことを特徴とする育苗ポット。 【請求項8】 扁平箱状突出壁の下壁を排除することにより、ラベル係止口としたことを特徴とする請求項7記載の育苗ポット。 【請求項9】 扁平箱状突出壁の外側面を、育苗ポットの側壁とほぼ平行としたことを特徴とする請求項7または8記載の育苗ポット。 【請求項10】 扁平箱状突出壁の外側面を、下方へ行くほど突出量が大となる傾斜面としたことを特徴とする請求項7または8記載の育苗ポット。 【請求項11】 扁平箱状突出壁の内面に、上下方向を向くとともに、互いに離隔するラベル挿入用ガイドを突設したことを特徴とする請求項7〜10のいずれかに記載の育苗ポット。 【請求項12】 植物質由来のポリ乳酸を主原料とする生分解性プラスチックをもって製造してなる請求項1〜11のいずれかに記載の育苗ポット。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、育苗ポットに関し、特に、苗に関する諸情報を記載したラベルを簡単、迅速、確実に挿入して固定することができる育苗ポットに関する。 【背景技術】 【0002】 従来から育苗、移送、店頭販売等に、柔軟性プラスチックスで成形された育苗ポットが使用されている。育苗ポットに植え付けた苗を店頭販売する場合に重要なことは、植物の名前、開花時期、開花した状態を示す写真、培養土の作り方、施肥、水やり、殺虫・殺菌法等、植物育成に関する情報等を記載したラベルを育苗ポットに取り付けることである。 【0003】 苗を育苗ポットに植え付けるのは、一時的なものである。顧客は、購入後、育苗ポットから苗を取り出して、適宜の植木鉢、プランター、或いは路地に植え替えた後、育苗ポットをゴミとして廃棄する。従って、育苗ポットに要求される重要な要件は、使用する材料の種類と量、製造方法、金型等、あらゆる面から、コストをできるだけ低くすることである。 【0004】 また専門の育苗業者は、一品種当たり、数千〜数万個の苗を育苗ポットに植え付け、ラベルを取付けなければならない。従って、育苗ポットにラベルを、コストがかからず、かつ、簡単、迅速、確実な方法で、できれば、ワンアクションで取り付けることができるようにすることが望ましい。 【0005】 そのため、従来から広く採用されているのは、育苗ポットに苗を植え付けた後、培養土と育苗ポットの側壁との間に、単にラベルを挿入するという最も簡単な方法である。この場合、育苗ポットを構造上変更する必要がないので、育苗ポットのコストは変わらず、また、ラベル挿入作業も、極めて簡単かつ迅速に行える。しかし、この場合、育苗ポットを取り扱っている間、或いは移送している間に、ラベルが脱落するという致命的な欠点がある。 【0006】 この欠点を改良するために、育苗ポットの側壁に、ラベル挿入用のスリットを設けることが提案されている。しかし、この場合、ラベル挿入用のスリットが育苗ポットの側壁と同一面にあるので、スリットが培養土で詰まることがある。 【0007】 スリットが培養土で詰まると、培養土と育苗ポットの間からラベルをスリットに挿入する、いわゆる「中通し」も、また、育苗ポットの外側からラベルをスリットに挿入する、いわゆる「外通し」も容易ではなくなる。 さらに、培養土と育苗ポットの間からラベルをスリットに挿入することができた場合には、培養土の土圧によりラベルを固定することができるが、育苗ポットの外側からラベルをスリットに挿入した場合には、ラベルが不安定で、横に倒れるおそれがある。 【0008】 これらの欠点を解消させるために、幾つかの方法が提案されている。たとえば、容器の上端縁に鍔部を設け、鍔部にラベル挿入用の孔を設けた育苗ポットが知られている(特許文献1参照)。 この場合、育苗ポットのコストをできるだけ抑えるため、鍔部の幅はできるだけ小さくされ、その鍔部に、ラベルの厚さと同じ程度の狭幅の孔が設けられる。 【0009】 しかし、このような狭い孔に、多数のラベルを挿入する作業は簡単なことではない。すなわち、育苗ポットは通常柔軟性プラスチックスで成形されているため、鍔部に穿設された孔にラベルを挿入する際に、鍔部を手で支えて作業をする必要があり、面倒である。 【0010】 また、育苗ポット用容器の側壁に内方に凹む凹壁部を設け、凹壁部の上端開口を塞ぐ天縁部にガイド溝を形成し、ガイド溝の底にラベルを装着するスリットを形成した育苗ポットも知られている(特許文献2)。 この場合、ガイド溝が形成されているので、ラベルをスリットに位置決めすることはできるが、ラベルの厚さと同じ程度の幅のスリットにラベルを挿入する作業は容易ではない。 【0011】 さらに、この従来技術においては、育苗ポット用容器の側壁に内方に凹む凹壁部を設けるだけではなく、凹壁部の上端開口を塞ぐ天縁部を形成し、その天縁部にガイド溝を形成し、ガイド溝の底にスリットを設けるという複雑な構造のため、複雑な金型を必要とし、コストの低減を図ることはできない。 【0012】 前述した従来技術に共通する欠点は、いずれも、ラベルを育苗ポットの外側から取付ける、いわゆる「外通し」を採用しているため、張り出し部材を容器本体と一体に設け、その部材にスリットを設けるという複雑な構造になっており、育苗ポットの製造コストを引き下げることができないということである。 【0013】 【特許文献1】実公平7−33640号公報 【特許文献2】特開2002−45046号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0014】 本発明が解決しようとする課題は、育苗ポットに、育苗ポットの製造コストを極端にあげることなく、ラベルを簡単に取付けうるようにすることである。 【課題を解決するための手段】 【0015】 本発明によると、上記課題は次のようにして解決される。 (1) 側壁に横長のラベル係止口を設けるとともに、ラベル係止口の上方において、側壁の内面に、上下方向を向くとともに、互いに離隔するラベル挿入用ガイドを突設する。 【0016】 (2) 上記(1)項において、ラベル挿入用ガイドを上下に連続する突条とする。 【0017】 (3) 上記(1)または(2)項において、ラベル係止口の下縁を、外側下方へ向かう傾斜面とする。 【0018】 (4) 上記(1)〜(3)項のいずれかにおいて、ラベル係止口の上縁を、外側下方へ向かう傾斜面とする。 【0019】 (5) 上記(1)〜(4)項のいずれかにおいて、ラベル係止口の下方において、側壁の外面に、補強と挿入されたラベルの下端を外方へ偏向させるための案内を兼ねた横方向の補強リブを設ける。 【0020】 (6) 上記(1)〜(5)項のいずれかにおいて、側壁の要所の外面に、上下方向を向く凹窪条を設け、その内面をもって、ラベル挿入用ガイドとする。 【0021】 (7) 側壁の適所に、外方を向き、かつ内方が開口する扁平箱状突出壁を形成し、その下壁にラベル係止口を設ける。 【0022】 (8) 上記(7)項において、扁平箱状突出壁の下壁を排除することにより、ラベル係止口とする。 【0023】 (9) 上記(7)または(8)項において、扁平箱状突出壁の外側面を、育苗ポットの側壁とほぼ平行とする。 【0024】 (10) 上記(7)または(8)項において、扁平箱状突出壁の外側面を、下方へ行くほど突出量が大となる傾斜面とする。 【0025】 (11) 上記(7)〜(10)項のいずれかにおいて、扁平箱状突出壁の内面に、上下方向を向くとともに、互いに離隔するラベル挿入用ガイドを突設する。 【0026】 (12) 上記(1)〜(11)項のいずれかにおいて、植物質由来のポリ乳酸を主原料とする生分解性プラスチックをもって製造する。 【発明の効果】 【0027】 各請求項に記載の発明によると、次のような効果が得られる。 請求項1:− 育苗ポットの側壁の内面における互いに離隔するラベル挿入用ガイドの間において、ラベル上方から挿入すると、ラベルはラベル挿入用ガイドに案内されて、ほぼ垂直に保たれたまま下降し、その下端部を、ラベル係止口から容易に外方へ突出させて係止させることができる。 また、育苗ポットの中へ培養土を投入しても、ラベルの側部には、ラベル挿入用ガイドが存在するので、ラベルが側方へ動くことはない。 さらに、ラベル挿入用ガイドは、育苗ポット内へ培養土を充填した際、その近辺に空隙を形成させて、空気の流通を良好にするという機能も有する。 【0028】 請求項2:− 育苗ポット内におけるラベルの上下方向の案内は、きわめて確実となり、かつラベルが側方へ移動したり傾いたりするのが効果的に防止され、また突条により、育苗ポットの側壁は補強される。 【0029】 請求項3:− ラベルの下端が、ラベル係止口により自動的に外方へ向けて案内され、外方へ突出しうる。 【0030】 請求項4:− ラベルの下端部に、外方へ向く偏倚力が付与され、ラベル係止口より外方へ向けて効果的に案内される。 【0031】 請求項5:− ラベル係止口から突出したラベルの下端部が、横方向の補強リブにより外方へ偏向させられて、ラベルは強く係止されるので、育苗ポット内へ培養土を投入した際に、ラベルが妄りに動くことはなく、またラベルが抜け外れるおそれも小である。さらに、補強リブにより育苗ポットは補強されることは言うまでもない。 【0032】 請求項6:− 追加の部材や材料なく、ラベル挿入用ガイドを、育苗ポットの成形と同時に一体的に安価に形成することができ、かつ凹窪条の存在により、育苗ポットを滑ることなく容易に把持しうるようにする。 【0033】 請求項7:− ラベル係止口は水平を向いているので、ラベルの下端を容易に挿入することができ、しかも外部から見えないので体裁がよい。 【0034】 請求項8:− ラベル係止口を大寸のものとすることができる。 【0035】 請求項9:− 扁平箱状突出壁の外側面が育苗ポットの側壁とほぼ平行となっているので把持し易い。 【0036】 請求項10:− ラベル係止口の奥行き寸法を大としても、扁平箱状突出壁全体としての突出量は小さくて済むので体裁がよい。 【0037】 請求項11:− ラベルは、所定の方向へ向かって効果的に案内され、かつラベル挿入用ガイドにより扁平箱状突出壁は補強される。 【0038】 請求項12:− 使用後の育苗ポットを投棄しても、バクテリヤやかび等の微生物により生分解されるので、環境に悪影響を及ぼすことはない。 【発明を実施するための最良の形態】 【0039】 以下、本発明の実施の形態を、図1および図2を参照して詳細に説明する。 図1は、本発明による育苗ポット1と、育苗ポット1に挿入されるラベル2の一例を示す上方斜視図である。育苗ポット1は、側壁3と底壁4とから構成されていて、上部は開口部5となっている。 【0040】 図1で示す育苗ポット1は、断面が4角形であるが、この形状は特段に限定されない。即ち、断面は、円形でも、多角形でも、或いはその他任意の形状であってもよく、上部に開口部を形成する側壁と底壁とを備えているものであれば形状は特段に限定されない。 【0041】 ラベル2は、横長方形の表示部2aの下縁中央から、下端両側に矢形係止片2bを有する挿入片2cを垂設したもので、やや硬質のプラスチック片から形成されている。 【0042】 育苗ポット1の側壁の上下方向の中間部には、横長のラベル係止口6が穿設されている。ラベル係止口6の上下幅は、ラベル2の厚さよりやや大きく、その横幅は、ラベル2の矢形係止片2b,2bの先端間の距離よりもやや大としてある。 【0043】 従って、ラベル2の挿入片2cを、育苗ポット1の側壁3の内側から、ラベル係止口6へ挿入して、育苗ポット1の外側へ突出させると、矢形係止片2b,2bがラベル係止口6の側端に係止して、ラベル2は容易に抜けないようになっている。 【0044】 ラベル係止口6の上方において、側壁3の内面に、左右に離隔する2本の縦方向のラベル挿入用ガイド7が突設されている。このラベル挿入用ガイド7は、側壁3の外面に凹窪条8を付設することにより形成されている。この凹窪条8は、育苗ポット1を手で掴んで諸作業を行う際、育苗ポット1の側壁3の変形を容易にする弱化部として作用し、かつ滑り止めとしても機能する。 【0045】 ラベル挿入用ガイド7は、育苗ポット1に培養土を充填した場合、その近辺の培養土を排除して空隙を形成し、かつラベル2を案内して、ラベル係止口6への挿入を容易にするのに役立っている。 【0046】 ラベル係止口6の下方には、それとほぼ平行をなす補強リブ9を設けてある。この補強リブ9は、育苗ポット1に培養土を充填した場合、培養土の土圧によりラベル係止口6の形状が変化するのを防止する。補強リブ9を設ける位置は、ラベル係止口6の直下が望ましい。補強リブ9を設ける位置が、ラベル係止口6から離れ過ぎると、土圧によるラベル係止口6の形状変化を防止するという補強リブ9の効果が低減する。補強リブ9の横幅は特段に限定されないが、ラベル係止口6とほぼ同寸であれば十分である。 しかし、ラベル係止口6の形状の変化を阻止する度合に応じて、補強リブ9の横幅を、長短変化させることもある。 【0047】 図2に示すように、ラベル係止口6の上下縁は、外方へ向かって下向傾斜していることが好ましい。このようにすると、ラベル2を育苗ポット1の内側面に沿って下降させるのに伴い、ラベル2の挿入片2cの下端部は、容易に育苗ポット1の内側より、ラベル係止口6を経て外方へ突出するので好都合である。 【0048】 以上説明した実施の形態においては、育苗ポット1の側壁3の内面にラベル挿入用ガイド7を形成してあるので、育苗ポット1に培養土を充填するのに伴い、ラベル挿入用ガイド7がラベル挿入用ガイド7の近辺の培養土を排除し、ラベル係止口6の近辺に空隙を形成し、ラベル2をラベル係止口6に案内して、ラベル係止口6に容易に挿入することができ、かつ挿入した後は、ラベル2は培養土の土圧により、育苗ポット1の側壁に確実に固定される。 ラベル挿入用ガイド7、ラベル係止口6および補強リブ9は、育苗ポット1の両面もしくは片面に設けられる。 【0049】 図3は、本発明の別の実施の形態を示す斜視図、図4は、その縦断側面図である。 育苗ポット1の側壁3の外面には、正面視方形の扁平突出壁10が、側壁3と一体に突設されている。従って、突出壁10を、育苗ポット1の内面から観察すると、外方に突出する凹陥部となっている。 【0050】 図示においては、突出壁10は育苗ポット10の側壁3とほぼ平行となっているが、これを下方ほど突出量が大となる傾斜面とすることもある。 【0051】 突出壁10の下壁には、ラベル係止口11があけられている。従って、ラベル係止口11は、育苗ポット1の側壁3から張り出した位置にある。 突出壁10の下壁をなくし、この部分全体をもって、ラベル係止口とすることもある。 【0052】 ラベル係止口11の直下において、側壁3には、水平方向を向く補強リブ12を突設してある。補強リブ12の上面は、外方へ向かって傾斜しているのが望ましい。 【0053】 さらに、突出壁10の裏面、即ち、育苗ポット1に側壁内面に、上向方向を向き、かつ離隔して対向する1対のラベル挿入用ガイド13,13を突設してある。ラベル挿入用ガイド13,13の間隔は、ラベル2の挿入片2cの幅より僅かに大としてある。 【0054】 ラベル挿入用ガイド13は、育苗ポット1に培養土を充填した場合、ラベル挿入用ガイド13の近辺の培養土を排除して空隙を形成し、ラベル2を案内して、ラベル係止口11へ容易に案内するのに役立つ。 【0055】 前記補強リブ12は、育苗ポット1に培養土を充填した場合、培養土の土圧によりラベル係止口11の形状が変形するのを防止する。補強リブ12の大きさは、特段に限定されないが、ラベル係止口11の長さとほぼ同じ長さであれば十分である。 【0056】 ラベル挿入用ガイド13の外面は、突出壁10に設けた縦方向の凹入溝14となっているが、この凹入溝14は、育苗ポット1を手で掴んで諸作業を行う際、育苗ポット1の側壁3を幅方向に柔軟にする弱化部として作用する。 【0057】 図4は、図3に示した育苗ポット1にラベル2を挿入した状態を示す縦断面図である。ラベル2は、ラベル挿入用ガイド13,13に導かれて、突出壁10の下壁に設けたラベル係止口11を貫通して、自動的に補強リブ12を乗り上げた状態で固定保持されている。 【0058】 本発明の育苗ポットは上述したような構成であるので、腐葉土、団粒構造の鹿沼土、ローム層(赤土、黒土)、粘土質の荒木田土、砂質土、礫質土、苔類、或いはこれらの混合培養土等、どのような培養土であっても、ラベルを容易かつ迅速に挿入することができ、一旦ラベルを挿入すると、充填された培養土の土圧により、ラベルは外方に押されて、固定保持される。 【0059】 本発明の育苗ポットの材料は特段に限定されない。プラスチックス、紙、木材、不織布、プラスチックスと紙のラミネート、プラスチックスと不織布のラミネート等任意の材料を使用することができる。しかし、同じ形状のものを大量生産できること、使い勝手のよさ、製造コスト等を勘案すると、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン等熱可塑性合成樹が好ましい。 【0060】 特に、育苗ポットが、苗を所定の植木鉢、プランター、或いは路地に植え替えた後、ゴミとして廃棄される使い捨て農業資材であることを考えると、生分解性プラスチックが好ましい。特に、バクテリヤ、かび等微生物により、土壌中、堆肥中で生分解されて容易に堆肥になる植物質由来のポリ乳酸を主原料とした生分解性プラスチックが好ましい。 【図面の簡単な説明】 【0061】 【図1】本発明の育苗ポットとラベルの実施例を示す斜視図。 【図2】図1に示す育苗ポットにラベルを挿入した状態を示す縦断面図。 【図3】本発明の育苗ポットとラベルの別の実施例を示す斜視図。 【図4】図3に示す育苗ポットにラベルを挿入した状態を示す縦断面図。 【符号の説明】 【0062】 1 育苗ポット 2 ラベル 2a 表示部 2b 係止片 2c 挿入片 3 側壁 4 底壁 5 開口部 6 ラベル係止口 7 ラベル挿入用ガイド 8 凹窪条 9 補強リブ 10 突出壁 11 ラベル係止口 12 補強リブ 13 ラベル挿入用ガイド 14 凹入溝
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| 【出願人】 |
【識別番号】390004422 【氏名又は名称】第一園芸株式会社 【住所又は居所】東京都品川区勝島一丁目5番21号
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| 【出願日】 |
平成17年4月27日(2005.4.27) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100060759 【弁理士】 【氏名又は名称】竹沢 荘一
【識別番号】100087893 【弁理士】 【氏名又は名称】中馬 典嗣
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| 【公開番号】 |
特開2006−304643(P2006−304643A) |
| 【公開日】 |
平成18年11月9日(2006.11.9) |
| 【出願番号】 |
特願2005−129249(P2005−129249) |
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