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【発明の名称】 園芸用バリカン
【発明者】 【氏名】伊藤 正寛
【住所又は居所】愛知県安城市住吉町3丁目11番8号 株式会社マキタ内

【氏名】伊藤 亮介
【住所又は居所】愛知県安城市住吉町3丁目11番8号 株式会社マキタ内

【要約】 【課題】工具なしで刃体アッセンブリを脱着することができ、かつ刃体アッセンブリをハウジングに対して安定良く保持することができる園芸用バリカンを提供する。

【解決手段】刃体アッセンブリ2をハウジング3に設置し、その刃体アッセンブリ2を保持部材4によってハウジング3に脱着可能に保持する園芸用バリカンであって、保持部材4は、ハウジング2に設置された刃体アッセンブリ3の表面と略平行に保持部材4をハウジング2に対してスライドさせることでハウジング2に係脱自在に係着する係着部4aと、同スライド方向の力を同スライド方向と略直交する方向の押し力に変換して刃体アッセンブリ2をハウジング3に押付ける押付け部とを有している。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の刃体を一体的に組付けた刃体アッセンブリをハウジングに設置し、その刃体アッセンブリを保持部材によってハウジングに脱着可能に保持し、前記刃体の少なくとも一つを前記ハウジングに内設された駆動機構によって往復運動させる園芸用バリカンであって、
前記保持部材は、前記ハウジングに設置された前記刃体アッセンブリの表面と略平行に前記保持部材を前記ハウジングに対してスライドさせることで前記ハウジングに係脱自在に係着する係着部と、同スライド方向の力を同スライド方向と略直交する方向の押し力に変換して前記刃体アッセンブリを前記ハウジングに押付ける押付け部とを有していることを特徴とする園芸用バリカン。
【請求項2】
請求項1に記載の園芸用バリカンであって、
保持部材とハウジングとの間には、前記保持部材を解除可能に前記ハウジングに対して位置決め保持する位置決め機構が設けられていることを特徴とする園芸用バリカン。
【請求項3】
複数の刃体を一体的に組付けた刃体アッセンブリをハウジングに対して脱着可能に取付け、前記刃体の少なくとも一つを前記ハウジングに内設された駆動機構によって往復運動させる園芸用バリカンであって、
前記刃体アッセンブリは、前記ハウジングの表面と略平行に前記刃体アッセンブリをスライドさせることで前記ハウジングに係脱自在に係着する係着部と、同スライド方向の力を同スライド方向とほぼ直交する方向の力に変換し、前記ハウジングに対して突っ張ることで前記係着部を前記ハウジングに対して押付ける押付け部とを有していることを特徴とする園芸用バリカン。



【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、芝生を刈り込む芝生バリカン、生垣を刈り込む生垣バリカンなどの園芸用バリカンに関する。とりわけ複数の刃体を一体的に組付けた刃体アッセンブリをハウジングに対して脱着可能に取付けることのできる園芸用バリカンに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、例えば特許文献1〜3に記載の園芸用バリカンが知られている。
特許文献1に記載の園芸用バリカンは、芝生バリカンであって、ハウジングの底部に設置される固定刃と、その固定刃を下側から保持する刃体押え蓋とを有している。そして刃体押え蓋は、ハウジングの底部に設置した固定刃の表面に沿ってスライドさせることでハウジングに係脱可能に係着する係着部を有している。
特許文献2に記載の園芸用バリカンは、芝生バリカンであって、ハウジングの底部に溝を設け、その溝に固定刃を差込む。そしてハウジングには、バネに付勢されて突出するピンが設けられており、ピンが固定刃に形成された孔に突出し、固定刃がハウジングに対して抜け止めされる。
【0003】
特許文献3に記載の園芸用バリカンは、芝生バリカンであって、ハウジングの底部に爪が形成されており、その爪に刃体アッセンブリが係脱可能に取付けられる構成になっている。
したがって特許文献1〜3に係る園芸用バリカンは、工具を使用することなく固定刃や刃体アッセンブリを脱着することができる。
【特許文献1】実公平2−2184号公報
【特許文献2】実公平7−11568号公報
【特許文献3】米国特許第3959878号明細書
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし特許文献1〜3に係る園芸用バリカンは、固定刃や刃体アッセンブリをハウジングに対して安定良く保持するための特別な構造を有していなかった。例えば、固定刃を螺子で止める古いタイプの園芸用バリカンでは、螺子の締め付け力を強くすることによって固定刃を安定良くハウジングに保持することができる。しかし特許文献1〜3に係る園芸用バリカンは、それができない構造であった。一方、古いタイプの園芸用バリカンは、固定刃や刃体アッセンブリを脱着する際に工具を必要とする構成であった。
そこで本発明は、工具なしで刃体アッセンブリを脱着することができ、かつ刃体アッセンブリをハウジングに対して安定良く保持することができる園芸用バリカンを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前記課題を解決するために本発明は、各請求項に記載の通りの構成を備える園芸用バリカンであることを特徴とする。
すなわち請求項1に記載の発明によると、刃体アッセンブリをハウジングに設置し、その刃体アッセンブリを保持部材によってハウジングに脱着可能に保持する園芸用バリカンであって、保持部材は、ハウジングに設置された刃体アッセンブリの表面と略平行に保持部材をハウジングに対してスライドさせることでハウジングに係脱自在に係着する係着部と、同スライド方向の力を同スライド方向と略直交する方向の押し力に変換して刃体アッセンブリをハウジングに押付ける押付け部とを有している。
したがって保持部材をハウジングに対してスライドさせることで、保持部材をハウジングに対して係着することができる。これと同時に保持部材の押付け部によって刃体アッセンブリをハウジングに対して押付けることができる。そのため刃体アッセンブリは、ハウジングに対して安定良く保持され得る。しかも工具を使用することなく刃体アッセンブリをハウジングに対して脱着させることができる。
【0006】
請求項2に記載の発明によると、保持部材とハウジングとの間には、保持部材を解除可能にハウジングに対して位置決め保持する位置決め機構が設けられている。
ところで保持部材は、スライドされることでハウジングに係着し、これと同時に刃体アッセンブリをハウジングに押付ける構成になっている(請求項1参照)。そのためその位置で保持部材を位置保持することで、保持部材は、ハウジングに対して係着し続ける。そしてこれと同時に保持部材は、刃体アッセンブリをハウジングに対して押付け続ける。かくして刃体アッセンブリは、保持部材によってハウジングに対して安定良く保持され続ける。
【0007】
請求項3に記載の発明によると、複数の刃体を一体的に組付けた刃体アッセンブリをハウジングに対して脱着可能に取付ける園芸用バリカンであって、刃体アッセンブリは、ハウジングの表面と略平行に刃体アッセンブリをスライドさせることでハウジングに係脱自在に係着する係着部と、同スライド方向の力を同スライド方向とほぼ直交する方向の力に変換し、ハウジングに対して突っ張ることで係着部をハウジングに対して押付ける押付け部とを有している。
したがって刃体アッセンブリをハウジングに対してスライドさせることで、刃体アッセンブリをハウジングに対して係着することができる。これと同時に刃体アッセンブリの押付け部によって係着部をハウジングに対して押付けることができる。そのため刃体アッセンブリは、ハウジングに対して安定良く保持され得る。しかも工具を使用することなく刃体アッセンブリをハウジングに対して脱着させることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
本発明の実施の形態に係る園芸用バリカン1を図1〜10にしたがって説明する。
園芸用バリカン1は、図1に示すように芝生バリカンであって、ハウジング3と刃体アッセンブリ2と保持部材4を有している。
ハウジング3は、中空殻状であって、左右一対の殻体3a,3bを有している。ハウジング3の中空部には、モータ6と駆動機構7が収容されている。ハウジング3の上側部には、ハンドル部30が形成されており、ハンドル部30には、スイッチ5が設けられている。
【0009】
モータ6は、図2に示すように軸回転する回転軸6aと、回転軸6aに固定されたピニオンギヤ6bを有している。
駆動機構7は、モータ6の出力を刃体アッセンブリ2の刃体2a,2bの往復運動に変換する機構であって、複数のギヤ7a,7bと遍心カム7cを有している。
ギヤ7a,7bは、それぞれハウジング3に対して軸回転可能に軸支されている。
ギヤ7aは、ピニオンギヤ6bに噛合う大ギヤ部7a1と、ギヤ7bに噛合う小ギヤ部7a2とを上下位置に一体に有している。そしてギヤ7bには、遍心カム7cが固定されている。
【0010】
遍心カム7cは、図2に示すように上側に第一カム部7c1を有し、下側に第二カム部7c2を一体に有している。
第一カム部7c1は、刃体2aに形成されたカム挿入孔2a1に挿入される(図4参照)。一方、第二カム部7c2は、刃体2bに形成されたカム挿入孔2b1に挿入される。
したがってスイッチ5をONにし、モータ6を駆動させ、モータ6の動力によって駆動機構7の遍心カム7cを回転させることで、刃体2a,2bを往復揺動させることができる。そして刃体2a,2bは、第一カム部7c1と第二カム部7c2とによって相互にほぼ逆方向に所定角度範囲内で往復揺動(往復運動)する。
【0011】
刃体アッセンブリ2は、図4に示すように複数(例えば二枚)の刃体(可動刃)2a,2bと、一つの支持プレート2cを有している。刃体2a,2bと支持プレート2cは、図3,4に示すようにこの順に積層され、ピン2dとEリング2eとによって回動可能に一体状に組み付けられている。
支持プレート2cは、図3に示すように略円盤状であって、下側面に複数(例えば三つ)の力受部2c1を有している。
力受部2c1は、凸状であって、支持プレート2cの外周縁寄りにほぼ等間隔で形成されている。そして力受部2c1は、図10に示すように保持部材4に形成された押付け部4bに当接し、押付け部4bによって押されることで力を受ける構成になっている。
【0012】
保持部材4は、図1に示すように刃体アッセンブリ2をハウジング3の底部に脱着可能に保持する部材である。
保持部材4は、図3,4に示すように複数(例えば二つ)の係着部4aと、複数(例えば三つ)の押付け部4bを有している。
【0013】
係着部4aは、図9に示すように保持部材4の上面から略L字状に突出し、ハウジング3に係止する構成になっている。
一方、ハウジング3には、図3,9に示すように係止部3dと差込み部3cが形成されている。係止部3dは、ハウジング3の底部に形成された開口部3eの周壁面に沿って凹状に形成されている。差込み部3cは、係止部3dの一部を開口する構成になっている。
したがって係着部4aを開口部3eに差込み、保持部材4を図7矢印X方向に回すことで係着部4aを図9,10に示すように係止部3dに対して係着させることができる。
【0014】
押付け部4bは、図5に示すように保持部材4の上面に設けられている。
押付け部4bは、保持部材4の本体から片持ち梁状に延出する片持ち梁部4b1を有しており、図6に示すように片持ち梁部4b1の先端部には、押付け面4b2が形成されている。
押付け面4b2は、保持部材4の上面に対して傾斜角度を有している。そして押付け面4b2は、保持部材4をハウジング3に対して図7に示す矢印X方向に回すことで、図9の位置から図10の位置へ移動する。したがって押付け面4b2は、力受部2c1をハウジング3側(図10左側)に押すことができる。そして支持プレート2cの上面周縁部がハウジング3に対して押付けられる。
【0015】
すなわち上記したように、保持部材4とハウジング3との間には、係着部4aと係止部3dが設けられており、これら構成部を備える係着機構20によって保持部材4とハウジング3とが係脱自在に係着されている。
そして保持部材4と刃体アッセンブリ2との間には、押付け部4bと力受部2c1が設けられており、これら構成部を備える押付け機構21によって刃体アッセンブリ2がハウジング3に対し押付けられている。
【0016】
保持部材4とハウジング3の間には、図3に示すように保持部材4を解除可能にハウジング3に対して位置決め保持する位置決め機構22が設けられている。
位置決め機構22は、図4に示すように保持部材4に形成された位置決め部4cと、位置決め部材8とを有している。
位置決め部4cは、保持部材4の上面の一部に凹設されている。
【0017】
位置決め部材8は、図3に示すように取付部8aと、取付部8aから片持ち梁状に延出する弾性片8bを有している。
取付部8aは、ハウジング3の殻体3a,3b間に挟まれることでハウジング3に取付けられる。弾性片8bは、図2に示すように保持部材4に向けて張り出しており、保持部材4とハウジング3に挟まれて弾性変形される。そして弾性片8bは、弾性戻りすることで保持部材4の位置決め部4cにその先端部が嵌り込む構成になっている。
【0018】
以下に、刃体アッセンブリ2と保持部材4をハウジング3に組付ける方法について説明する。
先ず、刃体アッセンブリ2をハウジング3の底部に形成された開口部3eに設置し(図3,9参照)、開口部3eの周壁面に形成された当接面3fに支持プレート2cの上面外周部を当接あるいは近接させる。
次に、保持部材4の係着部4aを図3に示すハウジング3の差込み部3cに差込み、保持部材4を図7に示す矢印X方向に少し回す(スライドさせる)。これにより図9に示すように係着部4aが係止部3dに係着する。
【0019】
次に、保持部材4を図7に示す矢印X方向に大きく回す(スライドさせる)。これにより押付け部4bが図9に示す位置から図10に示す位置へ移動する。そして押付け部4bが力受部2c1を矢印Y方向(上方)に押す。すなわち図7に示す矢印X方向のスライド力が押付け機構22(押付け部4b,力受部2c1)によってX方向に対して略直交するY方向の押し力に変換される。そして支持プレート2cがその押し力で押され、支持プレート2cの上面外周部がハウジング3の当接面3fに押付けられる。
また押付け部4bは、図4に示すように片持ち梁状になっている。そのため押付け部4bは、片持ち梁部4b1の弾性力を利用することによって支持プレート2cを所定の押し力にてハウジング3に押付けることができる。
【0020】
位置決め部材8と位置決め部4cは、図7,8に示すように保持部材4を矢印X方向にスライドさせることで重なる。このため置決め部材8の弾性片8bが弾性戻りし(図4参照)、弾性片8bの先端部が位置決め部4cに嵌り込む。したがって保持部材4は、位置決め部材8によって図8に示す保持位置にて位置保持される。
【0021】
次に、保持部材4と刃体アッセンブリ2をハウジング3から取外す方法について説明する。
先ず、位置決め部材8の弾性片8bを押し、弾性片8bを弾性変形させる。そしてその状態のまま、保持部材4を矢印X(図7参照)と逆の方向へ回す。そして保持部材4の係着部4aをハウジング3の係止部3dから脱し、保持部材4をハウジング3から取外す。続いて刃体アッセンブリ2をハウジング3から取外す。
かくして刃体アッセンブリ2は、工具を使用することなくハウジング3に対して外され得る。
【0022】
以上のようにして園芸用バリカン1が構成されている。
すなわち園芸用バリカン1は、図4に示すように刃体アッセンブリ2と保持部材4を有している。保持部材4は、ハウジング3に設置された刃体アッセンブリ2の表面と略平行に保持部材4をハウジング3に対してスライドさせることでハウジング3に係脱自在に係着する係着部4aと、同スライド方向(図7の矢印X方向)の力を同スライド方向とほぼ直交する方向(図10の矢印Y方向)の押し力に変換して刃体アッセンブリ2をハウジング3に押付ける押付け部4bとを有している。
したがって保持部材4をハウジング3に対してスライドさせることで、保持部材4をハウジング3に対して係着することができる(図9,10参照)。これと同時に保持部材4の押付け部4bによって刃体アッセンブリ2をハウジング3に対して押付けることができる。そのため刃体アッセンブリ2は、ハウジング3に対して安定良く保持され得る。しかも工具を使用することなく刃体アッセンブリ2をハウジング3に対して脱着させることができる。
【0023】
また保持部材4とハウジング3との間には、図4に示すように保持部材4を解除可能にハウジング3に対して位置決め保持する位置決め機構22が設けられている。
ところで保持部材4は、図9,10に示すようにスライドされることでハウジング3に係着し、これと同時に刃体アッセンブリ2をハウジング3に押付ける構成になっている。そのためその位置で保持部材4を位置保持することで、保持部材4は、ハウジング3に対して係着し続ける。そしてこれと同時に保持部材4は、刃体アッセンブリ2をハウジング3に対して押付け続ける。かくして刃体アッセンブリ2は、保持部材4によってハウジング3に対して安定良く保持され続ける。
【0024】
(他の実施の形態)
本発明は、上記の実施の形態に限定されず、以下の形態であってもよい。
(1)例えば、上記の実施の形態に係る園芸用バリカンは、刃体アッセンブリと保持部材を有していた。しかし園芸用バリカンが保持部材を有さず、刃体アッセンブリがハウジングに対して直接取付く形態であって、刃体アッセンブリとハウジングの間に係着機構と押付け機構が設けられる形態であっても良い。例えば支持プレートに係着部と押付け部が設けられる形態であっても良い。
すなわち「複数の刃体を一体的に組付けた刃体アッセンブリをハウジングに対して脱着可能に取付け、刃体の少なくとも一つをハウジングに内設された駆動機構によって往復運動させる園芸用バリカンであって、刃体アッセンブリは、ハウジングの表面と略平行に刃体アッセンブリをスライドさせることでハウジングに係脱自在に係着する係着部と、同スライド方向の力を同スライド方向とほぼ直交する方向の力に変換し、ハウジングに対して突っ張ることで係着部をハウジングに対して押付ける押付け部とを有している園芸用バリカン」であっても良い。
したがって刃体アッセンブリをハウジングに対してスライドさせることで、刃体アッセンブリをハウジングに対して係着することができる。これと同時に刃体アッセンブリの押付け部によって係着部をハウジングに対して押付けることができる。そのため刃体アッセンブリは、ハウジングに対して安定良く保持され得る。しかも工具を使用することなく刃体アッセンブリをハウジングに対して脱着させることができる。
(2)上記の実施の形態に係る保持部材は、保持部材をハウジングに対して矢印X方向に回すことでハウジングに係着する係着部と、刃体アッセンブリをハウジングに押付ける押付け部を有していた。しかし保持部材は、保持部材をハウジングに対して直線的にスライドさせることでハウジングに係着する係着部と、刃体アッセンブリをハウジングに対して押付ける押付け部とを有する形態であっても良い。
(3)上記の実施の形態に係る押付け機構は、図10に示すように押付け部4bに押付け面(傾斜面)を有していた。しかし刃体アッセンブリの力受部に押付け面(傾斜面)を有し、その押付け面を利用して刃体アッセンブリがハウジングに押付けられる形態であっても良い。
(4)上記の実施の形態に係る刃体アッセンブリは、二つの可動刃と一つの支持プレートを有していた。しかし刃体アッセンブリが固定刃と可動刃と支持プレートを有し、可動刃のみが往復運動する構成であっても良い。
(5)上記の実施の形態に係る園芸用バリカンは、刃体がハウジングに対して左右方向に往復揺動する形態であって、主に芝生バリカンとして利用される形態であった。しかし刃体がハウジングに対して往復前後動する形態であって、主に生垣バリカンとして利用される形態であっても良い。
(6)上記の実施の形態に係る刃体アッセンブリは、保持部材をスライドさせた際にハウジングに対して静止し続ける構成になっていた。しかし保持部材をスライドさせた際に刃体アッセンブリが保持部材と一緒にハウジングに対してスライドする構成であっても良い。
(7)上記(1)に係る刃体アッセンブリは、二つの可動刃と一つの支持プレートを一体に有する形態であった。しかし一つの固定刃と一つの可動刃と一つの支持プレートとを一体に有し、支持プレートに係着部と押付け部が形成される形態であっても良い。あるいは刃体アッセンブリが固定刃と可動刃を有し、固定刃に係着部と押付け部が形成される形態であっても良い。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】園芸用バリカンの斜視図である。
【図2】左側の殻体を外した状態の園芸用バリカンの左側面図である。
【図3】刃体アッセンブリと保持部材とハウジングの一部の斜視図である。
【図4】刃体アッセンブリと保持部材とハウジングの一部の斜視図である。
【図5】図4のA−A線断面矢視図である。
【図6】図4のB−B線断面矢視図である。
【図7】組付け途中の園芸用バリカンの下面図である。
【図8】組付け後の園芸用バリカンの下面図である。
【図9】図7のC−C線断面矢視図である。
【図10】図8のD−D線断面矢視図である。
【符号の説明】
【0026】
1…園芸用バリカン
2…刃体アッセンブリ
2a,2b…刃体
2c…支持プレート
2c1…力受部
3…ハウジング
3a,3b…殻体
3c…差込み部
3d…係止部
3f…当接面
3e…開口部
4…保持部材
4a…係着部
4b…押付け部
4b2…押付け面
4c…位置決め部
6…モータ
7…駆動機構
8…位置決め部材
20…係着機構
21…押付け機構
22…位置決め機構


【出願人】 【識別番号】000137292
【氏名又は名称】株式会社マキタ
【住所又は居所】愛知県安城市住吉町3丁目11番8号
【出願日】 平成17年4月18日(2005.4.18)
【代理人】 【識別番号】100064344
【弁理士】
【氏名又は名称】岡田 英彦

【識別番号】100087907
【弁理士】
【氏名又は名称】福田 鉄男

【識別番号】100095278
【弁理士】
【氏名又は名称】犬飼 達彦

【識別番号】100125106
【弁理士】
【氏名又は名称】石岡 隆

【識別番号】100134739
【弁理士】
【氏名又は名称】服部 光芳

【公開番号】 特開2006−296238(P2006−296238A)
【公開日】 平成18年11月2日(2006.11.2)
【出願番号】 特願2005−119964(P2005−119964)