| 【発明の名称】 |
土壌被覆資材切断除去装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】川村 定美 【住所又は居所】青森県十和田市大字洞内字井戸頭144番地760 有限会社川村機械内
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| 【要約】 |
【課題】植付け前の土壌面に被覆された被覆資材を効率的に所定形状に切断して作物種子等植付け用の開口部を形成し、切断資材片を回収除去できる装置を提供すること。
【解決手段】土壌被覆資材切断除去装置1は、土壌被覆資材Mに対して下降する筒体2と、筒体2の下端縁部に設けられる資材切断用環部3と、筒体2と同期して下降する切断資材片捕捉部4を備え、筒体2はその内部に切断資材片Cを収容するように形成され、資材切断用環部3はその断面形状と同様の形状に土壌被覆資材Mを切断し切断資材片Cを生ぜしめるよう形成され、切断資材片捕捉部4は切断資材片Cを捕捉できるよう形成される。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 土壌面に被覆された土壌被覆資材の一部を切断してこれを除去するための土壌被覆資材切断除去装置であって、該装置は、土壌被覆資材に対して下降する筒体と、該筒体の下端縁部に設けられる資材切断用環部と、該筒体と同期して該資材切断用環部より遅れてもしくは早くもしくは同時に下降する切断資材片捕捉部とを備えてなり、該筒体はその内部に切断された土壌被覆資材の切断片である切断資材片を収容するように形成され、該資材切断用環部はその断面形状と同様の形状に土壌被覆資材を切断して切断資材片を生ぜしめ、該切断資材片捕捉部は切断資材片を捕捉するものであることを特徴とする、土壌被覆資材切断除去装置。 【請求項2】 前記筒体および前記切断資材片捕捉部は、ともに上下動するように構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の土壌被覆資材切断除去装置。 【請求項3】 前記切断資材片捕捉部は、前記筒体と同軸かつ該筒体の内部に設けられた杆状形態を有し、その先端部において前記切断資材片を捕捉するように形成されていることを特徴とする、請求項2に記載の土壌被覆資材切断除去装置。 【請求項4】 前記切断資材片捕捉部は、その先端部が前記土壌被覆資材を突き刺し、かつ該土壌被覆資材が切断されてなる切断資材片を捕捉して上方に引き上げることができるように形成されていることを特徴とする、請求項3に記載の土壌被覆資材切断除去装置。 【請求項5】 前記切断資材片捕捉部は、その先端部が鏃状に形成されていることを特徴とする、請求項4に記載の土壌被覆資材切断除去装置。 【請求項6】 前記切断資材片捕捉部にはその上方に、これを上下動させることのできる上下動駆動部が設けられていることを特徴とする、請求項2ないし5のいずれかに記載の土壌被覆資材切断除去装置。 【請求項7】 前記上下動駆動部には、前記切断資材片捕捉部の上下動を可能とするように、弾性体による上下収縮部が備えられ、上下動の駆動は外部装置における揺動または回転運動が変換されてなされることを特徴とする、請求項6に記載の土壌被覆資材切断除去装置。 【請求項8】 前記資材切断用環部は、発熱体により形成されており、前記土壌被覆資材を熱により切断して切断資材片を生ぜしめるものであることを特徴とする、請求項1ないし7のいずれかに記載の土壌被覆資材切断除去装置。 【請求項9】 前記資材切断用環部は、前記筒体を通してなされる電熱手段を備えて構成されることを特徴とする、請求項8に記載の土壌被覆資材切断除去装置。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は土壌被覆資材切断除去装置に係り、特に、圃場における作物種子等の植付け前の土壌面に被覆された被覆資材を確実かつ効率的に所定形状に切断して作物種子等植付け用の開口部を形成できるとともに、切断資材片を回収し圃場から除去できる、土壌被覆資材切断除去装置に関する。 【背景技術】 【0002】 ニンニクの鱗片やジャガイモの種芋など、圃場における作物種子等の植付けに先立っては、地温確保等の目的で、土壌被覆資材にて土壌面を被覆することが多い。そのような被覆資材には、初めから植え付け用の開口部が形成されているものもあるが(例.後掲特許文献1)、地温維持効果の向上、植付け作業までの土壌の保全等のため、特にそのような開口部が形成されていないものが使用されることが多い。その場合、植付け前に、被覆資材に植え付け用の開口部を形成する作業が必要である。 【0003】 【特許文献1】特開平10−117611号公報。「農業用被覆資材」。 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 しかし、土壌被覆資材の開口作業を人力で一々行うことは煩雑かつ労力を要する。また、開口部を形成する際に生じる廃棄物である資材片の回収、補助からの除去もまた必要であり、労力を要する。 【0005】 本発明が解決しようとする課題は、上記従来技術の問題点を除き、特に、圃場における作物種子等の植付け前の土壌面に被覆された被覆資材を確実かつ効率的に所定形状に切断して作物種子等植付け用の開口部を形成できるとともに、切断資材片を回収し圃場から除去できる、土壌被覆資材切断除去装置を提供することである。 【課題を解決するための手段】 【0006】 本願発明者は上記課題について検討した結果、土壌被覆資材に対する機械的な上下運動によって資材を所定形状に切断するとともに、その作用と関連させて切断資材片を捕捉する機構を構成することによって上記課題の解決が可能であることを見出し、本発明に至った。すなわち、上記課題を解決するための手段として本願で特許請求される発明、もしくは少なくとも開示される発明は、以下のとおりである。 【0007】 (1) 土壌面に被覆された土壌被覆資材の一部を切断してこれを除去するための土壌被覆資材切断除去装置であって、該装置は、土壌被覆資材に対して下降する筒体と、該筒体の下端縁部に設けられる資材切断用環部と、該筒体と同期して該資材切断用環部より遅れてもしくは早くもしくは同時に下降する切断資材片捕捉部とを備えてなり、該筒体はその内部に切断された土壌被覆資材の切断片である切断資材片を収容するように形成され、該資材切断用環部はその断面形状と同様の形状に土壌被覆資材を切断して切断資材片を生ぜしめ、該切断資材片捕捉部は切断資材片を捕捉するものであることを特徴とする、土壌被覆資材切断除去装置。 (2) 前記筒体および前記切断資材片捕捉部は、ともに上下動するように構成されていることを特徴とする、(1)に記載の土壌被覆資材切断除去装置。 (3) 前記切断資材片捕捉部は、前記筒体と同軸かつ該筒体の内部に設けられた杆状形態を有し、その先端部において前記切断資材片を捕捉するように形成されていることを特徴とする、(2)に記載の土壌被覆資材切断除去装置。 (4) 前記切断資材片捕捉部は、その先端部が前記土壌被覆資材を突き刺し、かつ該土壌被覆資材が切断されてなる切断資材片を捕捉して上方に引き上げることができるように形成されていることを特徴とする、(3)に記載の土壌被覆資材切断除去装置。 (5) 前記切断資材片捕捉部は、その先端部が鏃状に形成されていることを特徴とする、(4)に記載の土壌被覆資材切断除去装置。 (6) 前記切断資材片捕捉部にはその上方に、これを上下動させることのできる上下動駆動部が設けられていることを特徴とする、(2)ないし(5)のいずれかに記載の土壌被覆資材切断除去装置。 (7) 前記上下動駆動部には、前記切断資材片捕捉部の上下動を可能とするように、弾性体による上下収縮部が備えられ、上下動の駆動は外部装置における揺動または回転運動が変換されてなされることを特徴とする、(6)に記載の土壌被覆資材切断除去装置。 【0008】 (8) 前記資材切断用環部は、発熱体により形成されており、前記土壌被覆資材を熱により切断して切断資材片を生ぜしめるものであることを特徴とする、(1)ないし(7)のいずれかに記載の土壌被覆資材切断除去装置。 (9) 前記資材切断用環部は、前記筒体を通してなされる電熱手段を備えて構成されることを特徴とする、(8)に記載の土壌被覆資材切断除去装置。 【発明の効果】 【0009】 本発明の土壌被覆資材切断除去装置は上述のように構成されるため、これによれば、労力を要せずに圃場における作物種子等の植付け前の土壌面に被覆された被覆資材を確実かつ効率的に所定形状に切断して作物種子等植付け用の開口部を形成できるとともに、労力を要せずに切断資材片を効率的に回収して圃場から除去することができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0010】 以下、本発明を図面により詳細に説明する。 図1(a)、(b)、(c)、(d)は、本発明の土壌被覆資材切断除去装置1の基本的構成を示す説明図、およびその作動の経過を示す説明図である。これらの図に示すように本装置1は、土壌E面に被覆された土壌被覆資材Mの一部を切断してこれを除去するための装置であって、土壌被覆資材Mに対して下降する筒体2と、該筒体2の下端縁部に設けられる資材切断用環部3と、該筒体2と同期して該資材切断用環部2より遅れてもしくは早くもしくは同時に下降する切断資材片捕捉部4とを備えてなるものであり、該筒体2はその内部に切断された土壌被覆資材Mの切断片である切断資材片Cを収容するように形成され、該資材切断用環部3はその断面形状と同様の形状に土壌被覆資材Mを切断して切断資材片Cを生ぜしめるように形成され、該切断資材片捕捉部4は切断資材片Cを捕捉することのできるように形成されていることを、基本的構成とする。 【0011】 内部に切断資材片Cを収容できる該筒体2の構造としては、該資材切断用環部3の形状および大きさを含むことのできる断面形状およびその大きさを有する筒体を、好適に用いることができる。該資材切断用環部3の形状としては、円形が好適に用いられるが、それに限定されず四角形等の多角形など、適宜の形状とすることもできる。 【0012】 該資材切断用環部3が土壌被覆資材Mを切断するための構成は、後述するように、電熱手段を用いて該資材切断用環部3を土壌被覆資材Mの溶融温度以上に熱し、該資材Mを焼き切るようにする構成の他、端部を鋭利な構造として押し切るようにする構成など、適宜の構成を採用することができる。 【0013】 本発明の土壌被覆資材切断除去装置1は上述のように構成されているため、 該筒体2は土壌被覆資材Mに対して下降して、該資材切断用環部3が資材Mに接してこれを切断し、切断資材片Cを生じる(図1(b))。その後も該筒体2は下降を続けて土壌E中に進入し、同期して下降する該資材片捕捉部4が、切断資材片Cに接してこれを捕捉する(図1(c))。切断資材片Cの捕捉が完了した後、該筒体2は上昇し、それに同期して該切断資材片捕捉部4も、土壌E面から切断資材片Cを捕捉し該筒体2内部にこれを収容したまま上昇する(図1(d)。このようにして、土壌E面に被覆された土壌被覆資材Mの一部が切断されてこれが除去される。 【0014】 上述のように、該筒体2と同期して作動する該切断資材片捕捉部4は、該資材切断用環部3より遅れて下降するように構成することで、土壌被覆資材Mが切断されて生じた切断資材片Cが、切断された場所から遊離することを該筒体2で防ぎつつ、その後から下降する該資材片捕捉部4による捕捉が良好になされる。しかし、該切断資材片捕捉部4と該資材切断用環部3とは同時に下降しても、あるいはまた前者が後者よりも速く下降して先に捕捉をしてしまう構成としてもよい。 【0015】 これらの図において、本発明土壌被覆資材切断除去装置1は、前記筒体2および前記切断資材片捕捉部4を、ともに同期して上下動させることによって上記作用をなすが、これらを、ともに操作により自動的に上下動するように構成することも、もちろん可能である。 【0016】 これらの図に示すように、本発明土壌被覆資材切断除去装置1は、その切断資材片捕捉部4が、前記筒体2と同軸かつ該筒体2の内部に設けられた杆状形態であり、その先端部5において前記切断資材片Cを捕捉するように形成されている構成とすることができる。 【0017】 かかる構成により、前記資材切断用環部3により生じた切断資材片Cの中央部に対して該切断資材片捕捉部4が接してこれを確実に捕捉し、切断資材片Cはその中央部を確実に捕捉されて引き上げられ、該筒体2内部に確実に収容される。 【0018】 また、本発明土壌被覆資材切断除去装置1では、該切断資材片捕捉部4を、その先端部5が前記土壌被覆資材Mを突き刺し、かつ切断資材片Cを捕捉して上方に引き上げることができるように構成することができる。 【0019】 かかる構成により、該切断資材片捕捉部4は、その先端部5で土壌被覆資材Mを突き刺し、切断資材片Cを捕捉して、上方に引き上げることができる。 【0020】 かかる作用を確実になすために、該切断資材片捕捉部4の先端部5は、鏃状に形成することができる。 【0021】 図1(a)等に示すように、本土壌被覆資材切断除去装置1は、前記切断資材片捕捉部4にはその上方に、これを上下動させることのできる上下動駆動部6を設けた構成とすることができる。 【0022】 かかる構成により、前記筒体2および該切断資材片捕捉部4の下降−上昇運動は、該上下動駆動部6によって円滑になされる。 【0023】 該上下動駆動部6の具体的構成には、自動か手動かに関わらず、公知の駆動方法、機構を適宜用いることができる。 【0024】 図2は、本発明土壌被覆資材切断除去装置の具体的構成例を示す説明図である。図示するように本装置21は、上述した構成を基本とし、さらに、前記上下動駆動部26には、前記切断資材片捕捉部24の上下動UDを可能とするように、弾性体による上下収縮部27が備えられ、また、外部装置における揺動SWまたは回転運動(図示せず)を本装置21の上下動UDの駆動に変換する手段を備えて構成することができる。図中、符号28は、揺動を本装置に伝達するための揺動杆部である。 【0025】 かかる構成により、外部装置における揺動SWまたは回転運動(図示せず)が本装置21の上下動UDの駆動に変換され、本装置21の駆動を外部装置のかかる揺動等もしくは外部装置に別途連結された装置の動きと連動したものとすることができる。したがって実施例に後述するように、植付け機構との連動により、本発明装置21で土壌被覆資材に植付けのための開口部を形成するとともに切断資材片を回収し、該開口部に植付け機構によって植付け物を植え付けるシステムを構成することができる。 【0026】 図において本発明の土壌被覆資材切断除去装置21は、前記資材切断用環部23を発熱体(図示せず)により形成し、土壌被覆資材(M)を熱により切断して切断資材片(C)を生ぜしめる構成とすることができる。 【0027】 土壌被覆資材は熱可塑性材料により形成されているため、該資材切断用環部23を、その溶融点以上の熱を発する発熱体によって形成することで、これを焼き切ることができる。 【0028】 該資材切断用環部23は、前記筒体22を通してなされる電熱手段(図示せず)を備えて構成することができる。電熱手段を用いることにより、該資材切断用環部23の発熱・温度制御を円滑、迅速、確実かつ容易に行うことができる。 【実施例】 【0029】 本発明の土壌被覆資材切断除去装置を、本願発明者が先に発明した植付け物植付け機構および植付け物ホルダーに連動するよう構成した実施例を説明する。まず、植付け物植付け機構および植付け物ホルダーの概要を説明する。 【0030】 植付け物植付け機構および植付け物ホルダーは、上記従来技術の問題点を除き、ニンニク等の鱗茎類野菜・芋類・球根等の植付けを、簡易な構造によって効率的に行えるようにするために、本願発明者が先に発明したものであり、植付け物を専用のホルダーに装填する作業のみにより植付け物を連続的に植付けることのできる構成を基本とする。すなわち、次のような構成である。 【0031】 (1) 鱗茎類野菜・芋類・球根等の植付け物を植付けるための植付け物植付け機構であって、該機構は第一クランク、第二クランク、両クランクを連結するロッド、植付け物ホルダー、ならびに該植付け物ホルダーと該第二クランクとを連結するホルダー連結部とを有してなり、該第一クランクはその回転により該ロッドを回転させ、該ロッドは該第一クランクの回転運動を第二クランクに伝え、該第二クランクは該ロッドの回転運動により回転もしくは揺動運動ならびに滑動運動を行い、該植付け物ホルダーは植付け物を収納するための植付け物収納部、ならびに該ロッドの先端が略最下点を通過もしくは略最下点に到達する際に該植付け物収納部が開放作動するように構成された植付け物開放手段を有することを特徴とする、植付け物植付け機構。 (2) 前記第二クランクは回転運動および滑動運動を行い、該滑動運動は、前記植付け物ホルダーがその長手方向が略鉛直方向となる姿勢をとる位置に来た際に、それまでの回転運動から切り替わって該第二クランクがスライダとなって略鉛直方向下方に滑動するものであり、該切り替わりの位置に該植付け物ホルダーが戻った以降は再度回転運動に切り替わるように構成されていることを特徴とする、(1)に記載の植付け物植付け機構。 (3) 前記第二クランクは揺動運動および滑動運動を行い、該滑動運動は、前記植付け物ホルダーがその長手方向が略鉛直方向となる姿勢をとる位置に来た際に、それまでの回転運動から切り替わって該第二クランクがスライダとなって略鉛直方向下方に滑動するものであり、該切り替わりの位置に該植付け物ホルダーが戻った以降は再度、反対方向の揺動運動に切り替わるように構成されていることを特徴とする、(1)に記載の植付け物植付け機構。 【0032】 (4) 前記植付け物収納部はその先端の開放部が拡径自在に構成され、前記植付け物開放手段は前記ロッドの先端が略最下点を通過もしくは略最下点に到達する際に該植付け物収納部を開放作動するように構成された押出し桿部であり、該押出し桿部は、該ロッドの先端が略最下点を通過もしくは略最下点に到達する際の下方への滑動運動により、該植付け物収納部に収納された植付け物を下方へ押出す作動を行うことを特徴とする、(1)ないし(3)のいずれかに記載の植付け物植付け機構。 【0033】 (5) 前記植付け物収納部はその先端の開放部が拡径自在に構成され、前記植付け物開放手段は前記ロッドの先端が略最下点を通過もしくは略最下点に到達する際に該植付け物収納部を開放作動するように構成されたホルダー軸であり、該ホルダー軸は、該ロッドの先端が略最下点を通過もしくは略最下点に到達する際の下方への滑動運動により押下され、その先に設けられている該植付け物収納部の開放部を拡径させる作動を行うことを特徴とする、(1)ないし(3)のいずれかに記載の植付け物植付け機構。 【0034】 (6) (4)に記載の植付け物植付け機構に用いることのできる植付け物ホルダーであって、該植付け物ホルダーは、 (A)前記押出し桿部が貫挿され、前記開放部側端部に後記収納部バネ受けが設けられたホルダー軸と、 (B)該開放部側端部に押出し体の設けられた押出し桿部と、 (C)該ホルダー軸およびその先端部を囲繞して設けられた苞状構造と、 (D)該ホルダー軸に摺設された苞状桿部受けと、 (E)該ホルダー軸に設けられ、該苞状桿部受けの軸方向上位置を調節可能なことにより、前記植付け物収納部のサイズ調節を行うことのできる弾性調節部と、からなり、 該苞状構造は、 (C−1)前記植付け物収納部を形成し、該収納部バネ受けに一端が固定された収納部バネと、 (C−2)該収納部バネの他端に取着され、該苞状桿部受けに他端が固定された苞状桿部と、を有してなり、 また該弾性調節部は、 (E−1)該苞状桿部受けを該開放部側へ押圧する弾性部材と、 (E−2)該弾性部材の伸縮を調節するための調節部材とからなり、 該押出し桿部が押されることによって該押し出し体が開放部側へ押し出されることを特徴とする、植付け物ホルダー。 【0035】 (7) (5)に記載の植付け物植付け機構に用いることのできる植付け物ホルダーであって、該植付け物ホルダーは、 (A’)前記開放部側端部に後記収納部バネ受けが設けられたホルダー軸と、 (C’)該ホルダー軸およびその先端部を囲繞して設けられた苞状構造と、 (D’)該ホルダー軸に摺設された苞状桿部受けと、 (E’)該ホルダー軸に設けられ、該苞状桿部受けの軸方向上位置を調節可能なことにより、前記植付け物収納部のサイズ調節を行うことのできる弾性調節部と、からなり、 該苞状構造は、 (C’−1)前記植付け物収納部を形成し、該収納部バネ受けに一端が固定された収納部バネと、 (C’−2)該収納部バネの他端に取着され、該苞状桿部受けに他端が固定された苞状構造と、を有してなり、 また該弾性調節部は、 (E’−1)該苞状桿部受けを該開放部側へ押圧する弾性部材と、 (E’−2)該弾性部材の伸縮を調節するための調節部材とからなり、 該ホルダー軸が押下されることによって該収納部バネが拡径することを特徴とする、植付け物ホルダー。 【0036】 (8) 前記収納部バネは、谷部と山部を有するように二の屈曲部が形成された線状材料からなることを特徴とする、(6)または(7)に記載の植付け物ホルダー。 (9) 鱗茎類野菜・芋類・球根等の植付け物を植付けるための植付け物植付け機構であって、該機構は、植付け物ホルダー、該植付け物ホルダーを取着可能なベルト、該ベルトを巻回してこれを回動させることのできる回動手段とを有してなり、該植付け物ホルダーは植付け物を収納するための植付け物収納部、ならびに該植付け物ホルダーの先端が略最下点を通過もしくは略最下点に到達する際に該植付け物収納部が開放作動するように構成された植付け物開放手段を有することを特徴とする、植付け物植付け機構。 【0037】 図3、4は、植付け物植付け機構についての説明図、また、 図5、6は、植付け物ホルダーの実施例を示す写真図である。このうち図6の例のホルダー20Cは作動時に先端部(収納部バネ)209Cが張り出さず、土壌面に接する際の強度がより大きく、耐久性に優れる。また、収納部には植付け物の損傷を防止するための緩衝部材218Cが備えられている。 【0038】 図7は、本発明土壌被覆資材切断除去装置の実施例を示す写真図である。 図8は、移動用機械(車輌)に備えられた、本実施例の土壌被覆資材切断除去装置と図3等の植付け物植付け機構とからなるシステムの構成を示す断面図である。また、 図9は、図7のシステムの要部を、車輌の移動方向から見た説明図である。 【0039】 図8、9に示される通り、該植付け物ホルダー30Hの先端部(収納部バネ)は、先に張り出した形状ではなく、先端部面位置から張り出さない形状とすることもできる。 【0040】 これらに図示するように、植付け物ホルダー30Hを中心として構成される植付け物植付け機構30と、本発明の土壌被覆資材切断除去装置51とが連動して、連続かつ交互に土壌面に対して作用するように駆動機構を構成して、一大の移動用機械40に取付け、移動用機械40を走行させることによって、ニンニク等の植付け物を植え付けるための開口部を土壌被覆資材に形成してその切断資材片を回収し、その直後に、開口部を通してその下の土壌に、該植付けホルダー30Hにセットした植付け物を植え付けていくことができる。 【産業上の利用可能性】 【0041】 本発明の土壌被覆資材切断除去装置は上述のように構成されるため、労力を要せずに圃場における作物種子等の植付け前の土壌面に被覆された被覆資材を確実かつ効率的に所定形状に切断して作物種子等植付け用の開口部を形成できるとともに、労力を要せずに切断資材片を効率的に回収して圃場から除去することができる。したがって、特に農業機械産業上、利用価値が高い発明である。 【図面の簡単な説明】 【0042】 【図1(a)】本発明の土壌被覆資材切断除去装置の基本的構成を示す説明図、およびその作動の経過を示す説明図である。 【図1(b)】本発明土壌被覆資材切断除去装置の図1(a)に続く作動の経過を示す説明図である。 【図1(c)】本発明土壌被覆資材切断除去装置の図1(b)に続く作動の経過を示す説明図である。 【図1(d)】本発明土壌被覆資材切断除去装置の図1(c)に続く作動の経過を示す説明図である。 【図2】本発明土壌被覆資材切断除去装置の具体的構成例を示す説明図である。 【図3】植付け物植付け機構の基本的構造例についての説明図である。 【図4】図3の植付け物植付け機構の作動についての説明図である。 【図5】植付け物ホルダーの実施例を示す写真図である。 【図6】植付け物ホルダーの他の実施例を示す写真図である。 【図7】本発明土壌被覆資材切断除去装置の実施例を示す写真図である。 【図8】移動用機械(車輌)に備えられた、本実施例の土壌被覆資材切断除去装置と図3等の植付け物植付け機構とからなるシステムの構成を示す断面図である。 【図9】図7のシステムの要部を、車輌の移動方向から見た説明図である。 【符号の説明】 【0043】 1…土壌被覆資材切断除去装置 2…筒体 3…資材切断用環部 4…切断資材片捕捉部 5…先端部 6…上下動駆動部 21…土壌被覆資材切断除去装置 22…筒体 23…資材切断用環部 24…切断資材片捕捉部 25…先端部 26…上下動駆動部 27…上下収縮部 28…揺動杆部 30…植付け物植付け機構 30H…植付け物ホルダー30H 40…移動用機械(車輌) 51…土壌被覆資材切断除去装置51 71…土壌被覆資材切断除去装置 72…筒体 73…資材切断用環部 74…切断資材片捕捉部 75…先端部 C…切断資材片 E…土壌 M…土壌被覆資材 S…揺動杆部の支点 SW…揺動 UD…上下動 【0044】 1b…植付け物植付け機構 4b…第一クランク 5b…ロッド 6b…第二クランク 20b…植付け物ホルダー 201b…植付け物収納部 205b…植付け物開放手段 30b…ホルダー連結部 20A、20C…植付け物ホルダー 201A…植付け物収納部 202A…開放部 203A…収納部バネ受け 204A…苞状桿部受け 205A…押出し桿部 206A…押出し体 207A…苞状構造 208A…調節部材(弾性調節部の一部) 209A、209C…収納部バネ 210A、210B…弾性部材(弾性調節部の一部) 215A、215B…ホルダー軸 218C…緩衝部材
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| 【出願人】 |
【識別番号】502295582 【氏名又は名称】有限会社川村機械 【住所又は居所】青森県十和田市大字洞内字井戸頭144番地760
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| 【出願日】 |
平成16年12月14日(2004.12.14) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100119264 【弁理士】 【氏名又は名称】富沢 知成
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| 【公開番号】 |
特開2006−166755(P2006−166755A) |
| 【公開日】 |
平成18年6月29日(2006.6.29) |
| 【出願番号】 |
特願2004−361380(P2004−361380) |
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