| 【発明の名称】 |
多頭式(多頭方式:数基)の高所式防霜ファンを利用した防霜装置と、その防霜方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】古田 幹雄 【住所又は居所】名古屋市瑞穂区堀田通7丁目9番地 フルタ電機株式会社内
【氏名】荒木 愼介 【住所又は居所】名古屋市瑞穂区堀田通7丁目9番地 フルタ電機株式会社静岡牧之原営業所内
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| 【要約】 |
【課題】従来の首振りシステムは、葉面等の温度が、暖気の供給と、供給の停止との間で大きなギャップがあり、暖気供給のX℃から、供給停止の1−X℃と急激な温度変化が発生する。X℃から1−X℃迄の時間は、略2分程度であり、このパターンが繰返される。この温度変化は、生育環境の変化に直結し、作物に悪影響を与える。1−X℃は略耐寒性の限界であり、僅かな温度の低下で凍霜害を発生する。
【解決手段】 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 圃場に立設したポールに設けた防霜ファン用の支持ベース及び支持機構で構成する支持手段と、この支持手段に設けた水平方向及び/又は俯角調整可能な数基の防霜ファンとで構成した多頭式の高所式防霜ファンであって、 この数基の各防霜ファンを、前記支持手段に設けた円筒状の筒体と、この円筒状の筒体に支持部を介して設けたファン及び整流板と、このファン駆動用のモータとで構成し、 前記数基の防霜ファンの筒体、ファン及び整流板で、正面視して略スクロール状の送風形状を確保可能とし、 また前記数基の防霜ファンを、前記支持手段に所定の位置関係で設置し、当該各防霜ファンで、平面視して略ビーム状の送風形状を確保可能とし、 前記略スクロール状の送風形状と、前記略ビーム状の送風形状とで、前記圃場の作物の防霜を図ることを特徴とする多頭式の高所式防霜ファンを利用した防霜装置。 【請求項2】 請求項1に記載の防霜ファン用の支持機構は、前記支持ベースに設けたアームと、このアームの長孔を貫通し、防霜ファンの筒体に螺着した第一の止め具と、このアームの環状孔に貫通し、前記支持ベースに螺着した第二の止め具とで構成し、前記第一の止め具の操作で俯角調整可能とし、また第二の止め具の操作で風向調整可能としたことを特徴とする多頭式の高所式防霜ファンを利用した防霜装置。 【請求項3】 円筒状の筒体、ファン及び整流板で構成する防霜ファンを、圃場に設けたポールに少なくとも三基設けてなる風向固体の多頭式の高所式防霜ファンを利用した防霜方法であって、 この三基の防霜ファンを継続的に回転し、この継続的な回転で逆転層の暖気を継続的に送風し、またこの三基の防霜ファンによる前記圃場の遠方までの到達距離及び/又はこの圃場の方形方向まで広域面積に送風し、 この継続的に送風と、この到達距離及び/又は広域面積への送風形態を確保し、この圃場で栽培する作物が耐寒性下の状況において、この作物の周辺の空気と、前記暖気との効率的な混合で、継続的な防霜効果を達成し、 前記耐寒性下の状況における防霜を可能としたことを特徴とする多頭式の高所式防霜ファンを利用した防霜方法。 【請求項4】 請求項3に記載の少なくとも三基の防霜ファンを、ポールに設けた防霜ファン用の支持ベース及び支持機構で構成する支持手段で、当該ポールに正面視して略二等辺三角形の位置関係となるように設けたことを特徴とする多頭式の高所式防霜ファンを利用した防霜方法。 【請求項5】 請求項3に記載の少なくとも三基の防霜ファンの略二等辺三角形の位置関係は、二等辺の内角度を略20°〜30°に確保した状態で、三基の防霜ファンを配置する構成にしたことを特徴とする多頭式の高所式防霜ファンを利用した防霜方法。 【請求項6】 請求項3に記載の圃場に設けたポールの高さを、略7m〜9mに構成し、逆転層の暖気を確保し、この暖気を、前記圃場への降霜時の際に送風することを特徴とする多頭式の高所式防霜ファンを利用した防霜方法。 【請求項7】 請求項3に記載の少なくとも三基の防霜ファンは、その中心の第一の防霜ファンが俯角調整可能で、またその左右の第二・第三の防霜ファンが水平方向及び/又は俯角調整可能であり、この第一の防霜ファンで、平面視して前記圃場の放射方向に暖気を供給し、また第二・第三の防霜ファンで、平面視して前記圃場の方形の両隅方向に暖気を供給し、この圃場の広域的な方向に暖気を供給し、当該圃場の作物の防霜を図ることを特徴とする多頭式の高所式防霜ファンを利用した防霜方法。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、多頭式の高所式防霜ファンを利用した防霜装置と、その防霜方法に関する。 【背景技術】 【0002】 周知の如く、茶園(茶畠)、桑畠、果樹園、果菜類、野菜類等圃場(農場)の凍霜害防止(防霜)方法として、a) 被覆法で、寒冷紗、コモ等の被覆資材で作物を被覆する方法であり、作物(作物体)からの放射冷却を防止する。b) 送風法で、防霜ファンを利用して上下の空気をかきまぜて下層の気温を上昇させる方法で、通常、逆転層の暖気を供給する(吹き降ろす)方法、また地上の空気を略水平方向に供給する(水平方向への送風)方法であり、暖気の有効利用及び/又は風による振動を利用して防霜を図る。この逆転層の暖気を利用する方法では、傾斜地の圃場が有効である。c) 加熱法で、重油、石油等の燃料による対流熱と放射熱によって気温と作物体温の上昇を図り、霜害防止を図る方法である。その他、例えば、d) 散水氷結法とか、e) 潅水・堪水法等がある。 【0003】 以上で説明した各種の防霜方法で、防霜効果の達成と、経済性・合理性の確保、又は保守管理の容易化等の面から、前記b) 送風法が適している。従って、各種の茶園、果樹園等において防霜ファンによる凍霜害防止方法が重宝されている。そして、この凍霜害防止方法に送風法が有効であることが、本出願人の経験則と、各地域での実験結果によって判明した。その一例を下記に示す。 【0004】 例えば、リンゴの蕾(蕾期)から葉芽(開花期)を経て幼果(幼果期)に至る過程において、凍霜害を受け易い外気温を、図表1の如く、実線で作物の生育過程における凍霜害発生温度を示し、また一点鎖線で逆転層の温度を示す。この状態で、本発明の「多頭式の高所式防霜ファンを利用した防霜方法」等を採用し、暖気を供給した場合には、×で示した外気温で、現実にはリンゴの耐寒性より下がった状況でも、凍霜害(凍害、霜害等の霜の害)は発生しない。換言すると、暖気の供給が継続することで、葉面、花芽、葉芽、幼果等自身の温度と、この葉面、花芽、葉芽、幼果等の近傍空気の温度(葉面等の温度とする)の上昇が主たる理由である。また従来の<防霜ファンによる防霜方法>を採用した場合には、△で示した外気温で、現実にはリンゴの耐寒性より上の状況でも、本来、凍霜害は発生しない状況でも、凍霜害が発生する可能性がある。換言すると、首振りにより、暖気の供給が断続的であって、一時的に暖気の供給が止まることから(図7参照)、葉面等の温度の降下が主たる理由である。図表1の4/10、4/20、4/30は日付けを示し、実線の−℃は外気温と、一点鎖線の+℃は逆転層の温度(逆転強度)を示す。 【0005】 図表1
上記の作物の生育時期における耐寒性に関する一般的な数値を図表1に示したが、これらの数値より、僅かに下がった場合でも凍霜害が発生する。この凍霜害とは、作物の細胞の凍結現象であり、この凍結による弊害は、例えば、不発芽(花芽の開花がない)、発芽遅延、萎凋化、果面へのサビ、偏形果、花器の奇形化等の発生、或は無結実、品質の低下、又は収穫量の減少化(減収)、枯死等が考えられる。そして、この数値を下回る耐寒性を確保するために、本発明の「多頭式の高所式防霜ファンを利用した防霜方法」等を採用する。 【0006】 図表2
この図表2は、一般の作物の生育過程での耐寒性を示した数値であり、表の如く、発芽期、開花期が凍霜害にかかり易い傾向にあり、またその際の影響が、経験則では深刻である。 【0007】 以上のようなことを考慮し、従来の圃場に設置する防霜ファン装置を大別すると、「1」の建柱(ポール)式防霜ファン装置と、「2」の低所式防霜ファン装置、又は「3」の移動式防霜ファン装置がある。この中で、本発明が意図する構造は、「1」のポール式防霜ファン装置であるので、以下、この種の防霜ファン装置を基に説明をする。しかし、先行文献及び/又は本出願人が、本発明者が発明するに到る経過を説明する関係から、前記「2」の低所式防霜ファン装置の構成及び/又は効果に関し、随時説明を付加する。そして、本発明の構成を考慮した場合は、例えば、設置の状況、経済性、要望、又は栽培(耕作)作物等によっては、他の防霜ファン装置にも採用できる技術でもある。 【0008】 この「1」のポール式防霜ファン装置は、圃場の枕地及び/又は圃場内に立設したポール上に、一基の首振り・俯角調整自在な防霜ファンを設け、この防霜ファンの水平方向の首振り(首振りとする)と、防霜ファンの俯角を利用して圃場の地表面に対して逆転層の暖気(空気)を吹き降ろす構成(暖気を供給する構成)である。また「2」の低所式防霜ファン装置は、圃場の地中に収容及び/又は突出可能とした昇降ポールに、一基の首振り・俯角調整自在な防霜ファンを設け、この防霜ファンの首振りと、防霜ファンの俯角を利用して圃場の地表面に対して逆転層下の空気(暖気を含む場合もあり得る)等を略水平方向に送風する構成(空気を供給する構成)である。 【0009】 この従来の「1」、「2」防霜ファン装置では、暖気、空気(暖気とする)を利用して効率的な防霜ができるが、その反面、次のような問題点が指摘されている。(イ)一基の防霜ファンの首振りであることから、この首振りによる戻りに略20秒程度要する(断続的な暖気の供給とする)が、この僅かの時間でも、気候条件及び/又は作物等によっては防霜効果が図れない場合がある。(ロ)この断続的な暖気の供給の例では、暖気の供給があるときは、作物体温が上昇し、逆に暖気の供給がないときは、作物体温が降下するが如く、微妙に変化することは、作物によっては問題となる。(ハ)最悪の場合は、作物の凍霜害が発生する。(ニ)理想的な防霜効果を得るためには、多数のポール式防霜ファン装置、低所式防霜ファン装置が必要となり、例えば、設備費、維持管理費(ランニングコスト)等が嵩むことがある。 【0010】 この問題の解決策として、本出願人は、文献(1)、(2)を提案している。以下、この文献(1)、(2)の概要を説明する。文献(1)は、特開2004−190629の「多頭方式の低所式防霜ファン装置」であって、その内容は、圃場に昇降可能に設置した低所式のポールに設けた数基の防霜ファンを、ポールに立設した支持手段に設けた円筒状の筒体と、円筒状の筒体に設けたファン及び整流板と、ファンを駆動するモータとで構成した防霜ファンとで構成し、この各防霜ファンは、固定式で回転するシステム及び/又は小さい首振りシステムとを利用し、空気を略水平方向に供給することを特徴とし、この送風の範囲(送風範囲)をワイドに設定し、効率的に送風を行なうこと、又は効率的な防霜効果を達成し、台数の減少と、ランニングコストの削減化を図ること、等を意図する。また前記「1」のポール式防霜ファン装置の改良点を解消し(大型茶園管理装置の導入を図り)、利便性を確保すること、また低所式防霜ファン装置の普及促進を図ること等を意図する。また文献(2)は、特開2004−162557の「多頭式防霜ファンと低所式防霜ファンとを利用した圃場用防霜方法と、その装置」であって、その内容は、圃場に立設した「1」のポール式防霜ファン一基と、「2」の低所式防霜ファン数基による首振りシステムとを介して作物の凍霜害防止(防霜)を図る構成であって、この多頭式防霜ファンの多数の防霜ファンを介して逆転層の空気を吹き降ろし、この吹き降ろした空気を、各低所式防霜ファンの各防霜ファンを介して防霜効果の拡充と、暖気の有効利用とを図る。そして、前述の文献(1)と同じ効果を図ることを意図する。 【0011】 【特許文献1】特開2004−190629 【特許文献2】特開2004−162557 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0012】 従来の首振りシステムを採用し、防霜を図る構成である。従って、図7に示すように葉面等の温度が、暖気の供給と、供給の停止との間には、大きなギャップがあり、例えば、この暖気の供給のX℃から、供給の停止の1−X℃と急激な温度変化が発生する。このX℃から1−X℃までの時間は、略2分程度であり、このパターンが繰り返される。この温度変化は、生育環境の変化に直結し、作物(作物体)に悪影響を与えること、また1−X℃は略耐寒性の限界であり、僅かな温度の低下でも凍霜害を発生すること、又は1−X℃から2−X℃まで葉面等の温度を上昇する際に、エネルギーを必要とすること等の問題が判明した。そして、本発明の広域的かつ連続供給(連続送風「連続吹き降ろし」等)では、図7に破線で示した如く、暖気の供給により、この葉面等の温度の略一定状態が確保できる。従って、エネルギーのロスを回避できること、また例えば、耐寒性の弱い作物の凍霜害発生の減少化が図れること、又は作物の生育の促進が図れること等の特徴がある。 【0013】 尚、前記文献(1)、(2)は、この問題の解決を意図した発明であり、この問題解決に有効である。しかし、文献(2)は、多頭式防霜ファンと低所式防霜ファンとを併用した構成であり、二機種の防霜ファンを配備することから、場合により経済性の低下、設置の複雑化を招来する虞があった。また文献(1)は、多頭式の低所式防霜ファン装置であり、暖気の有効利用を考慮した場合は、各種の条件下では防霜の有効性に問題を残すことが考えられる。 【課題を解決するための手段】 【0014】 請求項1の発明は、数基の防霜ファンで、正面視して略スクロール状(図示の略筒状)の送風形状(供給形態)を確保可能とし、また数基の防霜ファンで、平面視して略ビーム状の送風形状を確保可能とした構成を採用し、広域な暖気(原則として空気を含む)を供給し、葉面等の温度が耐寒性より下がった状況でも、作物の防霜(凍霜害防止)を図ること、生育に適した条件を確保すること等を意図する。また葉面等の温度の上昇及び/又は撹拌を利用し、葉面等の温度が耐寒温度(耐寒性)より下がった状況でも、作物の防霜を図ること、生育・結実等に適した条件を確保することを意図する。さらに広域的で、かつ継続的(連続的)な暖気の供給で、防霜効果の拡充と、経済性・設置の合理化等の確保とを意図する。 【0015】 請求項1は、圃場に立設したポールに設けた防霜ファン用の支持ベース及び支持機構で構成する支持手段と、この支持手段に設けた水平方向(風向調整)及び/又は俯角調整可能な数基の防霜ファンとで構成した多頭式の高所式防霜ファンであって、 この数基の各防霜ファンを、前記支持手段に設けた円筒状の筒体と、この円筒状の筒体に支持部を介して設けたファン(防霜用のファン)及び整流板と、このファン駆動用のモータとで構成し、 前記数基の防霜ファンの筒体、ファン及び整流板で、正面視して略スクロール状の送風形状を確保可能とし、 また前記数基の防霜ファンを、前記支持手段に所定の位置関係で設置し、当該各防霜ファンで、平面視して略ビーム状の送風形状を確保可能とし、 前記略スクロール状の送風形状と、前記略ビーム状の送風形状とで、前記圃場の作物の防霜を図ることを特徴とする多頭式の高所式防霜ファンを利用した防霜装置である。 【0016】 請求項2の発明は、請求項1の目的を達成すること、またこの目的を達成するに最適な防霜ファン用の支持機構を提供すること等を意図する。 【0017】 請求項2は、請求項1に記載の防霜ファン用の支持機構であって、前記支持ベースに設けたアームと、このアームの長孔を貫通し、防霜ファンの筒体に螺着した第一の止め具と、このアームの環状孔に貫通し、前記支持ベースに螺着した第二の止め具とで構成し、前記第一の止め具の操作で俯角調整可能とし、また第二の止め具の操作で風向調整可能としたことを特徴とする多頭式の高所式防霜ファンを利用した防霜装置である。 【0018】 請求項3の発明は、数基の防霜ファンによる広域的で、かつ継続的な暖気の供給で、防霜効果の拡充と、経済性・設置の合理化等の確保とを意図する。また少なくとも三基の防霜ファンで、正面視して略スクロール状の送風形状(供給形態)を確保可能とし、また数基の防霜ファンで、平面視して略ビーム状の送風形状を確保可能とした構成を採用し、広域な暖気を供給し、葉面等の温度が耐寒性より下がった状況でも、作物の防霜を図ること、生育に適した条件を確保すること等を意図する。また葉面等の温度の上昇及び/又は撹拌を利用し、葉面等の温度が耐寒温度より下がった状況でも、作物の防霜を図ること、生育・結実等に適した条件を確保すること等を意図する。 【0019】 請求項3は、円筒状の筒体、ファン及び整流板で構成する防霜ファンを、圃場に設けたポールに少なくとも三基設けてなる風向固体の多頭式の高所式防霜ファンを利用した防霜方法であって、 この三基の防霜ファンを継続的に回転し、この継続的な回転で逆転層の暖気を継続的に送風し、またこの三基の防霜ファンによる前記圃場の遠方までの到達距離及び/又はこの圃場の方形方向まで広域面積に送風し、 この継続的に送風と、この到達距離及び/又は広域面積への送風形態を確保し、この圃場で栽培する作物が耐寒性下の状況において、この作物の周辺の空気と、前記暖気との効率的な混合で、継続的な防霜効果を達成し、 前記耐寒性下の状況における防霜を可能としたことを特徴とする多頭式の高所式防霜ファンを利用した防霜方法である。 【0020】 請求項4の発明は、請求項3に記載の目的を達成すること、またこの目的を達成するに最適な少なくとも三基の防霜ファンの位置関係の構成を提供すること等を意図する。 【0021】 請求項4は、請求項3の少なくとも三基の防霜ファンを、ポールに設けた防霜ファン用の支持ベース及び支持機構で構成する支持手段で、当該ポールに正面視して略二等辺三角形の位置関係となるように設けたことを特徴とする多頭式の高所式防霜ファンを利用した防霜方法である。 【0022】 請求項5の発明は、請求項3の目的を達成すること、またこの目的を達成するに最適な少なくとも三基の防霜ファンが配備された略二等辺三角形の位置関係の構成を提供すること等を意図する。 【0023】 請求項5は、請求項3に記載の少なくとも三基の防霜ファンの略二等辺三角形の位置関係において、二等辺の内角度を略20°〜30°に確保した状態で、三基の防霜ファンを配置する構成にしたことを特徴とする多頭式の高所式防霜ファンを利用した防霜方法である。 【0024】 請求項6の発明は、請求項3の目的を達成すること、またこの目的を達成するに最適なポールの高さの構成を提供すること等を意図する。 【0025】 請求項6は、請求項3に記載の圃場に設けたポールの高さを、略7m〜9mに構成し、逆転層の暖気を確保し、この暖気を、前記圃場への降霜時に送風することを特徴とする多頭式の高所式防霜ファンを利用した防霜方法である。 【0026】 請求項7の発明は、請求項3の目的を達成すること、またこの目的を達成するに最適な少なくとも三基の防霜ファンで供給できる暖気の方向を選択可能とする構成を提供すること等を意図する。 【0027】 請求項7は、請求項3に記載の少なくとも三基の防霜ファンにおいて、その中心の第一の防霜ファンが俯角調整可能で、またその左右の第二・第三の防霜ファンが水平方向(風向調整)及び/又は俯角調整可能であり、この第一の防霜ファンで、平面視して前記圃場の放射方向に暖気を供給し、また第二・第三の防霜ファンで、前記平面視して前記圃場の方形の両隅方向に暖気を供給し、この圃場の広域的な方向に暖気を供給し、当該圃場の作物の防霜を図ることを特徴とする多頭式の高所式防霜ファンを利用した防霜方法である。 【発明の効果】 【0028】 請求項1の発明は、圃場に立設したポールに設けた防霜ファン用の支持ベース及び支持機構で構成する支持手段と、支持手段に設けた水平方向及び/又は俯角調整可能な数基の防霜ファンとで構成した多頭式の高所式防霜ファンであって、 数基の各防霜ファンを、支持手段に設けた円筒状の筒体と、円筒状の筒体に支持部を介して設けたファン及び整流板と、ファン駆動用のモータとで構成し、 数基の防霜ファンの筒体、ファン及び整流板で、正面視して略スクロール状の送風形状を確保可能とし、 また数基の防霜ファンを、前記支持手段に所定の位置関係で設置し、当該各防霜ファンで、平面視して略ビーム状の送風形状を確保可能とし、 略スクロール状の送風形状と、略ビーム状の送風形状とで、圃場の作物の防霜を図る多頭式の高所式防霜ファンを利用した防霜装置である。 【0029】 従って、請求項1は、数基の防霜ファンで、正面視して略スクロール状の送風形状(供給形態)を確保可能とし、また数基の防霜ファンで、平面視して略ビーム状の送風形状を確保可能とした構成を採用し、広域な暖気(原則として空気を含む)を供給し、葉面等の温度が耐寒温度(耐寒性)より下がった状況でも、作物の防霜が図れること、生育に適した条件が確保できること等の特徴がある。また葉面等の温度の上昇及び/又は撹拌を利用し、葉面等の温度が耐寒温度より下がった状況でも、作物の防霜が図れること、生育・結実等に適した条件を確保できること等の利点がある。さらに広域的で、かつ継続的(連続的)による暖気の供給で、防霜効果の拡充と、経済性・設置の合理化等が確保できる実益がある。 【0030】 請求項2の発明は、請求項1に記載の防霜ファン用の支持機構を、支持ベースに設けたアームと、アームの長孔を貫通し、防霜ファンの筒体に螺着した第一の止め具と、アームの環状孔に貫通し、支持ベースに螺着した第二の止め具とで構成し、第一の止め具の操作で俯角調整可能とし、また第二の止め具の操作で風向調整可能とした多頭式の高所式防霜ファンを利用した防霜装置である。 【0031】 従って、請求項2は、請求項1の目的を達成できること、またこの目的を達成するに最適な防霜ファン用の支持機構を提供できること等の特徴がある。 【0032】 請求項3の発明は、円筒状の筒体、ファン及び整流板で構成する防霜ファンを、圃場に設けたポールに少なくとも三基設けてなる風向固体の多頭式の高所式防霜ファンを利用した防霜方法であって、 この三基の防霜ファンを継続的に回転し、この継続的な回転で逆転層の暖気を継続的に送風し、またこの三基の防霜ファンによる前記圃場の遠方までの到達距離及び/又はこの圃場の方形方向まで広域面積に送風し、 この継続的に送風と、この到達距離及び/又は広域面積への送風形態を確保し、この圃場で栽培する作物が耐寒性下の状況において、この作物の周辺の空気と、前記暖気との効率的な混合で、継続的な防霜効果を達成し、 前記耐寒性下の状況における防霜を可能としたことを特徴とする多頭式の高所式防霜ファンを利用した防霜方法である。 【0033】 従って、請求項3は、数基の防霜ファンによる広域的で、かつ継続的な暖気の供給で、防霜効果の拡充と、経済性・設置の合理化等が確保できる特徴がある。また少なくとも三基の防霜ファンで、正面視して略スクロール状の送風形状(供給形態)を確保可能とし、また数基の防霜ファンで、平面視して略ビーム状の送風形状を確保可能とした構成を採用し、広域な暖気を供給し、葉面等の温度が耐寒性より下がった状況でも、作物の防霜が図れること、生育に適した条件(生長促進効果)が確保できること等の利点がある。また葉面等の温度の上昇及び/又は撹拌を利用し、葉面等の温度が耐寒温度より下がった状況でも、作物の防霜が図れること、生育・結実等に適した条件が確保できること等の実益がある。 【0034】 請求項4の発明は、請求項3に記載の少なくとも三基の防霜ファンを、ポールに設けた防霜ファン用の支持ベース及び支持機構で構成する支持手段で、ポールに正面視して略二等辺三角形の位置関係となるように設けた多頭式の高所式防霜ファンを利用した防霜方法である。 【0035】 従って、請求項4は、請求項3の目的を達成できること、またこの目的を達成するに最適な少なくとも三基の防霜ファンの位置関係の構成を提供できること等の特徴がある。 【0036】 請求項5の発明は、請求項3に記載の少なくとも三基の防霜ファンの略二等辺三角形の位置関係において、二等辺の内角度を略20°〜30°に確保した状態で、三基の防霜ファンを配置する構成にした多頭式の高所式防霜ファンを利用した防霜方法である。 【0037】 従って、請求項5は、請求項3の目的を達成できること、またこの目的を達成するに最適な少なくとも三基の防霜ファンが配備された略二等辺三角形の位置関係の構成を提供できること等の特徴がある。 【0038】 請求項6の発明は、請求項3に記載の圃場に設けたポールの高さを、略7m〜9mに構成し、逆転層の暖気を確保し、暖気を、圃場への降霜時に送風する多頭式の高所式防霜ファンを利用した防霜方法である。 【0039】 従って、請求項6は、請求項3の目的を達成できること、またこの目的を達成するに最適なポールの高さの構成を提供できること等の特徴がある。 【0040】 請求項7の発明は、請求項3に記載の少なくとも三基の防霜ファンにおいて、中心の第一の防霜ファンが俯角調整可能で、また左右の第二・第三の防霜ファンが水平方向及び/又は俯角調整可能であり、第一の防霜ファンで、圃場の平面視して放射方向に暖気を供給し、また第二・第三の防霜ファンで、平面視して圃場の方形の両隅方向に暖気を供給し、圃場の広域的な方向に暖気を供給し、圃場の作物の防霜を図る多頭式の高所式防霜ファンを利用した防霜方法である。 【0041】 従って、請求項7は、請求項3の目的を達成できること、またこの目的を達成するに最適な少なくとも三基の防霜ファンで供給できる暖気の方向を選択可能とする構成を提供できること等の特徴がある。 【発明を実施するための最良の形態】 【0042】 以下、本発明の実施の態様(形態)を説明する。 【0043】 図面の説明をする。図1は本発明の第一の例の多頭式の防霜ファンの全体正面図、図2は図1の防霜ファンの拡大正面図、図3は図1の防霜ファンの一部の拡大側面図、図4は本発明の第二の例の多頭式の防霜ファンの全体正面図、図5は図4の防霜ファンの拡大正面図、図6は圃場への暖気の供給を説明する俯瞰図、図7は従来の防霜ファンと、本発明の防霜ファンの葉面等の温度の状態を対比した図、図8−1は図1に示した第一の例の多頭式の防霜ファンを採用した圃場(新潟の佐渡における柿団地で、平成16年4月某日に、柿の圃場においての実験である)での実験のポールと防霜ファンとの関係を示した模式図、図8−2はセンサーの設置箇所を俯瞰した図、図8−3はこの地での外気温、風速、日照時間を示した図であり、温度、時間、風速等をそれぞれ示す、図8−4は同地の図8−1の状態での逆転層の暖気(逆転強度)で、図8−2で示した36対象区(36対象区とする)のライン上での測定値を示した図、図8−5は図面上のB・Cファン間延長線上(以下、B・Cファン間延長線上とする)の13ポイントと、Bファン軸線上(以下、Bファン軸線上とする)の19ポイントと、36対象区(防霜ファンの暖気の供給がない区域であって、外気温に略等しい温度)とを対比し、19時から翌日の5時までの葉面等における暖気の供給時の温度と外気温の状態を示した図、図8−6はB・Cファン間延長線上の14ポイントと、Bファン軸線上の20ポイントと、36対象区とを対比し、19時から翌日の5時までの葉面等における暖気の供給時の温度と外気温の状態を示した図、図8−7はB・Cファン間延長線上の15ポイントと、Bファン軸線上の21ポイントと、36対象区とを対比し、19時から翌日の5時までの葉面等における暖気の供給時の温度と外気温の状態を示した図、図8−8はB・Cファン間延長線上の16ポイントと、Bファン軸線上の22ポイントと、36対象区とを対比し、19時から翌日の5時までの葉面等における暖気の供給時の温度と外気温の状態を示した図、図8−9はB・Cファン間延長線上の17ポイントと、Bファン軸線上の23ポイントと、36対象区とを対比し、19時から翌日の5時までの葉面等における暖気の供給時の温度と外気温の状態を示した図、図8−10は図8−1〜図8−9の理解を容易にするために対比表としたものであって、図面の一部として提案する。この図は上が逆転強度のデータを示し、また下の二つが図8−2〜図8−9の温度変化をそれぞれデータとして示した図である。 【0044】 先ず、図1〜図5の多頭式防霜ファンの各例を説明する。1は圃場Hに立設されたポールで、このポール1には回転自在に支持ベース2を設け、この支持ベース2は止め具(図示せず)を利用して適宜位置に固定される。そして、この支持ベース2には一本〜数本の支持機構3を介して防霜ファン4がそれぞれ設けられている。この防霜ファン4の構成を説明すると、前記支持機構3に回転可能に嵌合され、かつ止め具401(第二の止め具)で固止される筒体400と、この筒体400の上部に設けた架台402と(筒体400と架台402とが一体の場合もあり得る)、この架台402に設けられた長孔403aを備えたモータベース403と、このモータベース403に設けたモータ404と、前記長孔403aに挿入される架台402に螺着脱される止め具405(第一の止め具)と、このモータ404の軸404aに固止したファン406と、このファン406を囲繞し、かつ前記モータ404にアーム408を介して設けた先端部が収斂する筒体407と、この筒体407の先端部に設けた整流板409とで構成されており、このファン406はモータ404の回転で回り、暖気を葉面及び/又はその近傍に供給する。 【0045】 以上の構成を採用することで、例えば、止め具401の弛緩で筒体400を回転し、所定の位置にした後、この止め具401を緊締することで防霜ファン4の水平方向の向きを変更できる(図1に示す風向調整可能とする)。従って、水平方向への首振り位置が確保し、暖気を広域的に供給できる。またその操作がワンタッチでできる(他の例も同じ)。また止め具405の弛緩しモータベース403の角度を変更し、所定の位置に変更した後、この止め具405を緊締することで防霜ファン4の俯角(図3の示す)を変更できる。従って、俯角調整が可能となり、暖気の到達距離及び/又は供給角度等の調整がワンタッチできる。尚、筒体407の先端部が収斂する構成及び/又は整流板409との相乗効果を利用し、暖気の供給を(供給方向において)断面視して略スクロール状とし、暖気の到達距離の拡充と、効率的な供給とを図ることを意図する。 【0046】 尚、図1〜図3では、防霜ファン4を横一列に並べた構成であるが、図4、図5の例では、略二等辺三角形の位置関係とした構成である。これらの構成は、それぞれ特徴を有するので、その一例を説明する。先ず、横一列に並べた構成(以下、横一列の構成とする)では、全体に略均一な供給が図れることから、平坦地の圃場Hに適する。また略二等辺三角形の位置関係とした構成(以下、二等辺三角形の構成とする)では、中心に位置する防霜ファン4からの供給を遠方に送達可能であり、広域的な圃場Hに適し、また広域的な防霜効果が図れる。また防霜ファン4の構成は、図示しないが、圃場Hの状況、気候条件、作物等の関係から、逆二等辺三角形の形状の場合もあり得る。そして、図1に請求項に記載した略スクロール状の送風形状を模式的に記載したが、この送風形状は、防霜ファン4の送風方式(一方向の継続的な供給による)及び/又は構造に依存する。そして、この送風形状が持続されることが特徴である。 【0047】 尚、原則として、図6で示すように、横一列・二等辺三角形の中心に位置する防霜ファン4は、圃場Hの対角線上に暖気を供給する(送風する)。そして、左右に位置する防霜ファン4、4は、圃場Hの方形方向の隅に暖気を供給する。またこの各防霜ファン4における俯角調整も自由である。この図において、請求項に記載した略ビーム状の送風形状を模式的に記載したが、この送風形状は、防霜ファン4の送風方式(一方向の継続的な供給による)及び/又は構造に依存する。そして、この送風形状が持続されることが特徴である。 【0048】 尚、図7は従来の防霜ファンの葉面等の温度と、本発明の防霜ファンの葉面等の温度との状態を対比した図であり、本発明では温度の略均一が図れること、この温度の上昇が図れること、又はエネルギーロスが少ないこと等が理解できる。 【0049】 次に図8−1〜図8−10に示した実験(実証試験)の内容を説明する。図8−1にファン(防霜ファン4)の高さと、柿の花芽高さを示す。また図8−2に対象区と温度センサーの設置場所をポイント数字で示す。ポイントは7から始まり36対象区のポイント36に至る。図8−3はデータ採取日の気候条件であり、外気温、風速、日照時間を示した図であり、縦軸と横軸にそれぞれ必要とする単位が表示されている。尚、℃は温度、m/sは風速、時は時間、矢印は風の向き等をそれぞれ示している。また図8−4は同地の図8−1の状態での逆転層の暖気の強さ(逆転強度)を示している。この例では、前記防霜ファン4の高さの逆転強度と、柿の花芽高さの逆転強度を、19時から翌日の5時までの凍霜害が発生し易い状況を捉えて示した。図8−5はB・Cファン間延長線上の13ポイント(10m)と、Bファン軸線上の19ポイント(10m)と、36対象区とを対比し、19時から翌日の5時までの葉面等における暖気の供給時の温度と外気温の状態を示したものであり、21時から翌日の5時までの温度差が明らかである。そして、13・19ポイントでは暖気の供給で温度の上昇が確認でき、凍霜害発生はない(図表2の柿の耐寒性を参照、以下同じ)。しかし、この36対象区では凍霜害発生の可能性がある(図表2の柿の耐寒性を参照、以下同じ)。また図8−6はB・Cファン間延長線上の14ポイント(20m)と、Bファン軸線上の20ポイント(20m)と、36対象区とを対比し、19時から翌日の5時までの葉面等における暖気の供給時の温度と外気温の状態を示したものであり、21時から翌日の5時までの温度差が明らかである。そして、14・20ポイントでは暖気の供給で温度の上昇が確認でき、凍霜害発生はない。しかし、この36対象区では凍霜害発生の可能性がある。図8−7はB・Cファン間延長線上の15ポイント(30m)と、Bファン軸線上の21ポイント(30m)と、36対象区とを対比し、19時から翌日の5時までの葉面等における暖気の供給時の温度と外気温の状態を示したものであり、21時から翌日の5時までの温度差が明らかである。そして、15・21ポイントでは暖気の供給で温度の上昇が確認でき、凍霜害発生はない。しかし、この36対象区では凍霜害発生の可能性がある。次に図8−8はB・Cファン間延長線上の16ポイント(40m)と、Bファン軸線上の22ポイント(40m)と、36対象区とを対比し、19時から翌日の5時までの葉面等における暖気の供給時の温度と外気温の状態を示したものであり、21時から翌日の5時までの温度差が明らかである。そして、16・22ポイントでは暖気の供給で温度の上昇が確認でき、凍霜害発生はない。しかし、36対象区では凍霜害発生の可能性がある。尚、この16・22ポイントでは、柿の生育を考慮し、凍霜害発生に気をつける必要がある。また図8−9はB・Cファン間延長線上の17ポイント(50m)と、Bファン軸線上の23ポイント(50m)と、36対象区とを対比し、19時から翌日の5時までの葉面等における暖気の供給時の温度と外気温の状態を示したものであり、21時から翌日の5時までの温度差が明らかである。そして、17・23ポイントでは暖気の供給で温度の上昇が確認でき、凍霜害発生はないが注意を要する。またこの36対象区では凍霜害発生の可能性がある。尚、この例では、距離間がなくなっていることから、17・23ポイントと36対象区との温度差は少なくなり、この17・23ポイントでは、凍霜害発生に気をつける必要がある。尚、図8−10は図8−1〜図8−9の理解を容易にするために対比表としたものであって、図面の一部として提示する。この図は上が逆転強度のデータを示し、また下の二つが図8−5〜図8−9の温度変化をそれぞれデータとして示した図である。前述の如く、36対象区において凍霜害発生の可能性がある。 【図面の簡単な説明】 【0050】 【図1】本発明の第一の例の多頭式の防霜ファンの全体正面図 【図2】図1の防霜ファンの拡大正面図 【図3】図1の防霜ファンの一部の拡大側面図 【図4】本発明の第二の例の多頭式の防霜ファンの全体正面図 【図5】図4の防霜ファンの拡大正面図 【図6】圃場への暖気の供給を説明する俯瞰図 【図7】従来の防霜ファンと、本発明の防霜ファンの葉面等の温度の状態を対比した図 【図8−1】図1に示した第一の例の多頭式の防霜ファンを採用した圃場での実験のポールと防霜ファンとの関係を示した模式図 【図8−2】センサーの設置箇所を俯瞰した図 【図8−3】図8−2での外気温、風速、日照時間を示した図であり、温度、時間、風速等をそれぞれ示した図 【図8−4】図8−1の状態での逆転層の暖気(逆転強度)で、図8−2で示した36対象区のライン上での測定値を示した図 【図8−5】図面上のB・Cファン間延長線上の13ポイントと、Bファン軸線上の19ポイントと、36対象区とを対比し、19時から翌日の5時までの葉面等における暖気の供給時の温度と外気温の状態を示した図 【図8−6】B・Cファン間延長線上の14ポイントと、Bファン軸線上の20ポイントと、36対象区とを対比し、19時から翌日の5時までの葉面等における暖気の供給時の温度と外気温の状態を示した図 【図8−7】B・Cファン間延長線上の15ポイントと、Bファン軸線上の21ポイントと、36対象区とを対比し、19時から翌日の5時までの葉面等における暖気の供給時の温度と外気温の状態を示した図 【図8−8】B・Cファン間延長線上の16ポイントと、Bファン軸線上の22ポイントと、36対象区とを対比し、19時から翌日の5時までの葉面等における暖気の供給時の温度と外気温の状態を示した図 【図8−9】B・Cファン間延長線上の17ポイントと、Bファン軸線上の23ポイントと、36対象区とを対比し、19時から翌日の5時までの葉面等における暖気の供給時の温度と外気温の状態を示した図 【図8−10】図8−1〜図8−9の理解を容易にするために対比表としたものであって、図面の一部として提案する。この図は上が逆転強度のデータを示し、また下した二つは図8−5〜図8−9の温度変化をそれぞれデータとして示した図 【符号の説明】 【0051】 1 ポール 2 支持ベース 3 支持機構 4 防霜ファン 400 筒体 401 止め具 402 架台 403 モータベース 403a 長孔 404 モータ 404a 軸 405 止め具 406 ファン 407 筒体 408 アーム 409 整流板 H 圃場
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| 【出願人】 |
【識別番号】391008294 【氏名又は名称】フルタ電機株式会社 【住所又は居所】愛知県名古屋市瑞穂区堀田通7丁目9番地
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| 【出願日】 |
平成16年10月18日(2004.10.18) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100083068 【弁理士】 【氏名又は名称】竹中 一宣
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| 【公開番号】 |
特開2006−109804(P2006−109804A) |
| 【公開日】 |
平成18年4月27日(2006.4.27) |
| 【出願番号】 |
特願2004−303282(P2004−303282) |
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