| 【発明の名称】 |
切花蘇生具 |
| 【発明者】 |
【氏名】淺田 智史 【住所又は居所】京都府京都市右京区常盤御池町21番地の16 ユタカ産業株式会社内
【氏名】村岡 定 【住所又は居所】京都府京都市右京区常盤御池町21番地の16 ユタカ産業株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】切花を蘇生するための用具を提供するのであり、花冠や茎に負担を掛ける事無く、葉体を冷水に浸けて気孔を閉じさせる。
【解決手段】底の浅い器1に冷たい水6を注ぎ込み、もたげ部2によって形成した傾斜領域へ切花7を横たえ、花冠9を傾斜領域の上部に置く事で葉体8が水中に浸かり、水6の刺激によって気孔は閉じて蒸散は減少し、茎10の切り口から水6を吸い上げるので、切花7の細胞に水分が補充されて蘇生する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 水を入れる器1に、一方の外方向へ高さを増して行くもたげ部2を設けた事を特徴とする切花蘇生具。 【請求項2】 もたげ部2をパッド3にし、パッド3に通水用の穴4を開けた事を特徴とする請求項1記載の切花蘇生具。 【請求項3】 もたげ部2を柵5にし、複数の柵5が一方の外方向へ高さを増して行く事を特徴とする請求項1記載の切花蘇生具。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、しおれかけた切花を蘇生させるための用具に関する。 【背景技術】 【0002】 従来、切花を蘇生させるための技術として、平たい器に入れた冷水に切花を浸けて、気孔を閉じさせる事で蒸散を防ぎ、蘇生を促すという技術があった。 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 解決しようとする問題点は、気孔を閉じる事で蒸散を防ぐのであることから、葉体の方を冷水に浸けるのが有効的で、花冠を浸けても効果が無い所か、花びらや花粉が水によって散らされるという問題点があり、花冠を水に浸けない方法として、器の外に花冠を出していたが、花冠の支えが無いことから、花びらが落下したり、器の縁だけで茎が支えられているので、茎に負担の掛かるものであった。 【課題を解決するための手段】 【0004】 冷水を入れるための器にもたげ部を設け、もたげ部は一方の外方向へ徐々に高さを増して行く構造にし、もたげ部に切花を横たえる事で茎に折れ曲がりの負担を掛ける事無く、花冠の部分を水面上に出し、葉っぱを冷水に浸ける事ができ、もたげ部が花冠の支えにもなる。 【発明の効果】 【0005】 もたげ部が適度な傾斜を保って花冠を持ち上げているので、茎への負担は無く、もたげ部が花冠を支えているので、花びらの落下を防止でき、もたげ部の下方に葉体があるので、葉体を冷水に浸ける事ができ、冷水に浸かった刺激によって葉体の気孔は閉じ、蒸散は防止された状態で、茎の切り口から水が吸い上げられるので細胞に水分が補充され、よって切花は蘇生する。 【発明を実施するための最良の形態】 【0006】 最良の形態を、図面を参照しながら以下の実施例で説明する。 【実施例1】 【0007】 図1は、もたげ部をパッドにした物の正面斜視図であり、冷水を入れるための器1は定型ではないが、底の浅い矩形の物、一般的にはヴァット(vat)と言われている物が望ましく、周囲の大きさは500mm×330mmで、高さは80mm程度が望ましいが、切花の大きさによって変更しても良く、材質は限定ではないが硬質のプラスチックが望ましく、短い方の壁を側壁とし、もたげ部2を形成するパッド(pad)3は、器1の底板11と略同寸である事が望ましいが、長手(側)方向へ適宜に長くても良く、材質は限定ではないがプラスチックである事が望ましく、そのプラスチックは、もたげ部2の傾斜を形成できるのであれば硬質であっても軟質であっても良く、パッド3の一つの縁を器1の一つの壁上に乗せる事で、もたげ部2の役目を果たす傾斜を形成し、乗せられる壁は器1の前後方向の一方であっても良いが、側壁の一方である事が望ましく、前記傾斜を形成するためのパッド3の固定方法は、パッド3の下面に突起を設けて引っ掛かるようにしても良く、器1の壁内面へ摩擦によって固定できる構造であっても良く、又、両者の併用によって固定しても良く、パッド3に通水用の穴4を複数開け、穴4の大きさや形及びその数は、水が自由に出入りできる状態であるならば自由であって良い。 【実施例2】 【0008】 図2は、実施例1の使用状態を示した正面斜視図であり、器1に水6を注ぎ込み、注ぎ込まれた水6は穴4によって直ぐに通水するので、パッド3の裏も水6で満たされて水平となり、もたげ部2上に切花7を横たえる事で、葉体8は水中に浸かり、花冠9は水面上に出ており、切花7の茎10はもたげ部2の傾斜によって支えられているので、折れ曲がりの圧力は掛かっておらず、花冠9に於いてももたげ部2が下から支えているので、花びらの落下を防止しており、花冠9が水6に浸かっていない事から、水6による影響、例えば花粉が流れ出たり花びらが軟弱化して散るなどの問題は起こらず、葉体8の気孔を閉じさせるには水6が冷たい方が効果的なので、氷を入れて更に温度を下げる事が望ましく、葉体8は茎10から生え出ている立体形状である事から水面上へ部分的に出る事があり、水面上に出ている葉体8を水中に戻す方法として、重しとなるシートを被せる事が望ましく、その重しシートは葉体8を外から確認できる透明プラスチックが望ましい。 【実施例3】 【0009】 図3は、もたげ部を柵にした物の部分剥離正面斜視図であり、器1の前壁の一部を剥離する事で柵5の形状を表示し、器1の底板11に複数の柵5を連接し、柵5の連接方法は溶着であっても良いが、一体成型である事が望ましく、柵5の前後縁は前後各々の壁に連接していても分離していても良く、柵5の各々は前後方向に水平で、1枚の板で図示しているが、複数に分離していても良く、分離させた場合は、その分離による隙間が通水路の役割を果たし、底板11の内側から外側へ向けて柵5は連続的に高くなる事で、もたげ部2の傾斜を形成する。 【実施例4】 【0010】 図4は、実施例3の正面領域を切り取った断面図であり、底板11から垂直に複数突出している柵5は、底板11の中央方向から一方の側面(図では右側)へ連続的に高さを増して、柵5の頂部を結べば、もたげ部2の傾斜を形成し、もたげ部2を形成する柵5の高さは限定ではないが、望ましい高さを具体的にミリメートル(mm)で述べるならば、短い順に27mmから3mm単位で順次高くなっていき、最終の十三番目では63mmとなり、器1の側壁の高さは80mmとなる。 【図面の簡単な説明】 【0011】 【図1】もたげ部をパッドにした物の正面斜視図(実施例1) 【図2】実施例1の使用状態を示した正面斜視図(実施例2) 【図3】もたげ部を柵にした物の部分剥離正面斜視図(実施例3) 【図4】実施例3の正面領域を切り取った断面図(実施例4) 【符号の説明】 【0012】 1 器 2 もたげ部 3 パッド 4 穴 5 柵
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| 【出願人】 |
【識別番号】503160249 【氏名又は名称】斉藤 定 【住所又は居所】鳥取県米子市道笑町3丁目101番地
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| 【出願日】 |
平成16年9月15日(2004.9.15) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100121197 【弁理士】 【氏名又は名称】森山 陽
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| 【公開番号】 |
特開2006−81442(P2006−81442A) |
| 【公開日】 |
平成18年3月30日(2006.3.30) |
| 【出願番号】 |
特願2004−268388(P2004−268388) |
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