| 【発明の名称】 |
土壌改良培養土 |
| 【発明者】 |
【氏名】嵯峨山 直美
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| 【要約】 |
【課題】植物の根を定着できるとともに、犬猫、害虫、モグラ、害鳥、ナメクジ、蛭や山蛭等を確実に忌避できるようにした土壌改良培養土を提供する。
【解決手段】60容量%以下のタバコ葉と40容量%以上の真土とで土壌改良培養土を構成する。40容量%以上の真土に代え、10容量%以上の真土と他の土壌環境構成材との組合せを用いることもできる。他の土壌環境構成材にはピートモス、バーク、パーライト、バーミキューライトや鹿沼土、角閃石及び輝石を主成分するミネラル添加剤が含まれる。真土はピートモス、バーク、パーライトとともに構成される培養土として用いることができる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 土壌改良に用いられることのできる土壌改良培養土であって、 60容量%以下のタバコ葉と40容量%以上の真土とを含むことを特徴とする土壌改良培養土。 【請求項2】 土壌改良に用いられることのできる土壌改良培養土であって、 60容量%未満のタバコ葉と10容量%以上の真土とを含み、残部を他の土壌環境構成材としたことを特徴とする土壌改良培養土。 【請求項3】 上記真土がピートモス、バーク、パーライトとともに構成される培養土として用いられている請求項2記載の土壌改良培養土。 【請求項4】 さらに、バーミキューライト及び鹿沼土の少なくとも一方が含まれている請求項2又は3記載の土壌改良培養土。 【請求項5】 さらに、角閃石及び輝石を主成分とするミネラル添加剤が含まれている請求項2ないし4のいずれかに記載の土壌改良培養土。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は土壌改良培養土に関し、特に植物の根を定着できるとともに、犬猫、害虫、モグラ、害鳥、ナメクジ、蛭や山蛭等を確実に忌避できるようにした土壌改良培養土に関する。 【背景技術】 【0002】 最近、生活環境に潤いを持たせるべく、例えばベランダ等で花、野菜、植木等の植物を植木鉢やプランターに植えて育成し、あるいは庭園に花、野菜、植木等の植物を植えて育成することが多くなった。植物を栽培する場合、土壌が通気性、排水性と保水性において優れていることが求められる(特許文献1)。 【0003】 また、植物の発芽後から生育段階においては害虫による被害によって健全な生育が阻害されることから、杉の剥皮を含有させるようにした土壌改良培養土が提案されている(特許文献2)。 【0004】 また、植物の栽培を行っていると、野良犬や野良猫が庭先やベランダに侵入し、植物やプランター等に糞尿をかけ、悪臭が問題となるばかりでなく、土壌を掘り起こして植物を傷めてしまうことがよくある。 【0005】 ところで、タバコの葉によって犬猫を忌避できることが知られている(特許文献3)。 【特許文献1】特開平08−23767号公報 【特許文献2】特開平07−228507号公報 【特許文献3】特開2002−114619号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0006】 そこで、庭先やベランダに犬猫が侵入するのを忌避すべく、庭やプランターに用いる培養土にタバコ葉を添加することが考えられる。しかし、タバコ葉を添加する場合、タバコ葉が多くなると、植物の根が定着し難くなる。 【0007】 本発明はかかる問題点に鑑み、植物の根を定着できるとともに、犬猫を確実に忌避できるようにした土壌改良培養土を提供することを課題とする。 【課題を解決するための手段】 【0008】 そこで、本発明に係る土壌改質培養土は、土壌改良に用いられることのできる土壌改良培養土であって、60容量%以下のタバコ葉と40容量%以上の真土とを含むことを特徴とする。 【0009】 また、本発明に係る土壌改質培養土は、土壌改良に用いられることのできる土壌改良培養土であって、60容量%未満のタバコ葉と10容量%以上の真土とを含み、残部を他の土壌環境構成材としたことを特徴とする。 【0010】 本発明の特徴の1つは土壌改良培養土に60容量%未満のタバコ葉を含むようにした点にある。これにより、犬猫を確実に忌避できる。また、本件発明者らの試験によれば、ヨトウガの幼虫(夜盗虫)やコガネムシの幼虫(地虫)等の害虫、ドバトや烏等の害鳥、モグラ、ナメクジ、蛭等を忌避できることが確認された。 【0011】 ところで、山間部のキャンプ場では芝生が植えられ、このキャンプ場の芝生には野生の鹿が降りて来て芝生を食べることがある。野生の鹿には山蛭が寄生し、この山蛭がキャンプ場の芝生に落ち、キャンプ場に来た人間に食らいついて吸血することが問題となっている。本件発明者らが本件発明に係る土壌改良培養土をキャンプ場の芝生に散布したところ、芝生の山蛭が逃げ出し、姿を消し、山蛭の対策にも有効であることが確認された。 【0012】 ここで、タバコ葉を60容量%未満としたのは60容量%以上になると、土壌改良培養土の土質が軟らかくなりすぎ、植物の根が定着し難くなって倒れるおそれがあるからである。タバコ葉にはタバコの生産工程で出るタバコ葉の屑、回収されたタバコの吸殻から取り出されたタバコ葉等を用いることができる。 【0013】 本発明に係る土壌改良培養土は40容量%以上の真土を含むが、この40容量%以上の真土に代え、10容量%以上の真土と他の土壌環境構成材との組合せを用いるようにすることもできる。この土壌環境構成材には真土とともに一般的な培養土を構成するピートモス、バーク、パーライト、さらにはバーミキューライト、鹿沼土、角閃石及び輝石を主成分とするミネラル添加剤(SSクリエーション社製商品名「クリアース」)が含まれることができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0014】 〔実施例1〕 生産工程で出たタバコ葉の屑5リットル、培養土2リットル、バーミキューライト2リットル、鹿沼土1リットルを混合し、これにクリアース(SSクリエーション社製)0.5kgを加え、よく混ぜ合わせ、土壌改良培養土を得た。培養土には真土5リットル、ピートモス2リットル、バーク3リットル、パーライト2リットルをよく混ぜ合わせたものを用いた。 【0015】 〔実施例2〕 タバコ葉の屑5リットル、培養土2リットル、バーミキューライト2リットル、鹿沼土1リットルを混合し、よく混ぜ合わせ、土壌改良培養土を得た。培養土には実施例1と同様の培養土を用いた。 【0016】 〔実施例3〕 タバコ葉の屑6リットル、培養土2リットル、バーミキューライト2リットルを混合し、これにクリアース(SSクリエーション社製)0.5kgを加え、よく混ぜ合わせ、土壌改良培養土を得た。培養土には実施例1と同様の培養土を用いた。 【0017】 〔実施例4〕 タバコ葉の屑6リットル、培養土2リットル、バーミキューライト2リットルをよく混ぜ合わせ、土壌改良培養土を得た。培養土には実施例1と同様の培養土を用いた。 【0018】 〔実施例5〕 タバコ葉の屑6リットル、培養土2リットル、鹿沼土2リットルを混合し、これにクリアース(SSクリエーション社製)0.5kgを加え、よく混ぜ合わせ、土壌改良培養土を得た。培養土には実施例1と同様の培養土を用いた。 【0019】 〔実施例6〕 タバコ葉の屑6リットル、培養土2リットル、鹿沼土2リットルを混合し、よく混ぜ合わせ、土壌改良培養土を得た。培養土には実施例1と同様の培養土を用いた。 【0020】 〔実施例7〕 タバコ葉の屑6リットル、培養土4リットルを混合し、これにクリアース(SSクリエーション社製)0.5kgを加え、よく混ぜ合わせ、土壌改良培養土を得た。培養土には実施例1と同様の培養土を用いた。 【0021】 〔実施例8〕 タバコ葉の屑6リットル、培養土4リットルを混合し、よく混ぜ合わせ、土壌改良培養土を得た。培養土には実施例1と同様の培養土を用いた。 【0022】 〔実施例9〕 タバコ葉の屑2リットル、培養土4リットル、バーミキューライト2リットル、鹿沼土1リットルを混合し、これにクリアース(SSクリエーション社製)0.5kgを加え、よく混ぜ合わせ、土壌改良培養土を得た。培養土には実施例1と同様の培養土を用いた。 【0023】 〔実施例10〕 タバコ葉の屑2リットル、培養土4リットル、バーミキューライト2リットル、鹿沼土1リットルを混合し、よく混ぜ合わせ、土壌改良培養土を得た。培養土には実施例1と同様の培養土を用いた。 【0024】 〔実施例11〕 タバコ葉の屑2リットル、培養土4リットル、バーミキューライト2リットルを混合し、これにクリアース(SSクリエーション社製)0.5kgを加え、よく混ぜ合わせ、土壌改良培養土を得た。培養土には実施例1と同様の培養土を用いた。 【0025】 〔実施例12〕 タバコ葉の屑2リットル、培養土4リットル、バーミキューライト2リットルをよく混ぜ合わせ、土壌改良培養土を得た。培養土には実施例1と同様の培養土を用いた。 【0026】 〔実施例13〕 タバコ葉の屑2リットル、培養土4リットル、鹿沼土2リットルを混合し、これにクリアース(SSクリエーション社製)0.5kgを加え、よく混ぜ合わせ、土壌改良培養土を得た。培養土には実施例1と同様の培養土を用いた。 【0027】 〔実施例14〕 タバコ葉の屑2リットル、培養土4リットル、鹿沼土2リットルを混合し、よく混ぜ合わせ、土壌改良培養土を得た。培養土には実施例1と同様の培養土を用いた。 【0028】 〔実施例15〕 タバコ葉の屑2リットル、培養土8リットルを混合し、これにクリアース(SSクリエーション社製)0.5kgを加え、よく混ぜ合わせ、土壌改良培養土を得た。培養土には実施例1と同様の培養土を用いた。 【0029】 〔実施例15〕 タバコ葉の屑6リットル、真土4リットルを混合し、これにクリアース(SSクリエーション社製)0.5kgを加え、よく混ぜ合わせ、土壌改良培養土を得た。 【0030】 〔実施例16〕 タバコ葉の屑6リットル、真土4リットルを混合し、よく混ぜ合わせ、土壌改良培養土を得た。 【0031】 〔試験例〕 上記各実施例で得られた土壌改良培養土を用いて植物を育てたところ、実施例1〜実施例14において植物が健全に生育することが確認され、特に実施例1の効果が顕著であった。また、実施例1〜実施例16において、犬猫、害虫、害鳥、モグラ、ナメクジ、蛭や山蛭等を確実に忌避できることが確認された。
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| 【出願人】 |
【識別番号】504325542 【氏名又は名称】嵯峨山 直美
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| 【出願日】 |
平成16年8月26日(2004.8.26) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100071434 【弁理士】 【氏名又は名称】手島 孝美
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| 【公開番号】 |
特開2006−61051(P2006−61051A) |
| 【公開日】 |
平成18年3月9日(2006.3.9) |
| 【出願番号】 |
特願2004−246284(P2004−246284) |
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