| 【発明の名称】 |
樹木等の切断装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】植田 敏治 【住所又は居所】大阪府茨木市沢良宜西4丁目3番3号 ウエダ産業株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】被切断物の樹木等に強力な切断力を順次的に与えて切断できるようにすると共に、切断刃に附着する附着物や切断部分を、人力を使わず自動的に除去できるようにした樹木等の切断装置を提供する。
【解決手段】下部に内側湾曲のあご部11を設けた本体10と、前記あご部11の上端101から下端102まで上下動する扇形の切断鋸刃20と、前記あご部11上方に設けた前記切断鋸刃20背部22の一端を遊転する遊転軸23と、前記切断鋸刃20の背部22の他端に設けた駆動軸24と、前記遊転軸23に近隣して本体10から突出させて固着した三日月状のストッパ30とを備えたもの。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 下部に内側湾曲のあご部11を設けた本体10と、前記あご部11の上端101から下端102まで上下動する扇形の切断鋸刃20と、前記あご部11上方に設けた前記切断鋸刃20背部22の一端を遊転する遊転軸23と、前記切断鋸刃20の背部22の他端に設けた駆動軸24と、前記遊転軸23に近隣して本体10から突出させて固着した三日月状のストッパ30とを備えたことを特徴とする樹木等の切断装置。 【請求項2】 油圧ショベル1のアーム2の先端に上端を固着できるようにした本体10と、前記本体10の下部に被切断物40に向かって、すくいあげができるようにした凹状曲面に形成されたあご部11と、前記あご部11の上方に刃背部22の一端を遊転軸23に軸着して遊転し、他端に駆動軸24を設けて回動できるようにした扇形の切断鋸刃20と、前記あご部11の上方の本体10に固着し、切断鋸刃20で切断した被切断物40及び附着物の除去ができるようにした三日月状のストッパ30とを備えたことを特徴とする油圧ショベルの樹木等の切断装置。 【請求項3】 切断鋸刃20の切っ先26の配置が、鋸刃20の切っ先26と次の切っ先26までの回転角度a°に対し、前記次の切っ先26と鋸刃回転中心23からの長さの増加分をbとして、鋸刃20の全回転角度c°を進んだ時の切っ先26と鋸刃回転中心23からの長さの増加分をdとした場合、次の関係式 b/a=d/c が成り立つように鋸刃20の切っ先26を形成すると共に、各刃先27に逃げ角βを設けたことを特徴とする請求項1及び2記載の樹木等の切断装置。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、樹木等の切断に使用される切断装置に関する。 【背景技術】 【0002】 従来、この種の切断装置には、特開2002−199820号公報の第2図に示すように、切断刃をハサミ状に使用して全刃に瞬間的な圧力を加えて切断していたので、切断力不足や刃こぼれが生じやすい欠点があった。また、切断の際、樹木等が切断刃に附着することが多く、その除去は人力によらざるを得ない欠点があった。 そこで本発明者は、切断刃を円弧状に形成した鋸刃により刃先を順次切り込めるように形成して、切断刃部に強力な切断力を順次的に与えることにより上記問題点を解決すると共に、切断刃の側面に本体から突出させて固着したストッパを設け、切断刃の上昇時に切断した樹木等や附着物を自動的に除去できるようにし、本発明を完成した。 【特許文献1】特開2002−199820号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 本発明は、被切断物の樹木等に強力な切断力を順次的に与えて切断できるようにした樹木等の切断装置を提供するものである。 また、本発明は、切断刃に附着する附着物や切断部分を、人力を使わず自動的に除去できるようにした樹木等の切断装置を提供するものである。 【課題を解決するための手段】 【0004】 本発明の切断装置は、上記課題を達成するため、図示するように、下部に内側湾曲のあご部11を設けた本体10と、前記あご部11の上端101から下端102まで上下動する扇形の切断鋸刃20と、前記あご部11上方に設けた前記切断鋸刃20背部22の一端を遊転する遊転軸23と、前記切断鋸刃20の背部22の他端に設けた駆動軸24と、前記遊転軸23に近隣して本体10から突出させて固着した三日月状のストッパ30とを備えたものである。 また、本発明の切断装置は、上記課題を達成するため、図示するように、油圧ショベル1のアーム2の先端に上端を固着できるようにした本体10と、前記本体10の下部に被切断物40に向かって、すくいあげができるようにした凹状曲面に形成されたあご部11と、前記あご部11の上方に刃背部22の一端を遊転軸23に軸着して遊転し、他端に駆動軸24を設けて回動できるようにした扇形の切断鋸刃20と、前記あご部11の上方の本体10に固着し、切断鋸刃20で切断した被切断物40及び附着物の除去ができるようにした三日月状のストッパ30とを備えたものである。 また、本発明の切断装置は、上記課題を達成するため、図6に示すように、切断鋸刃20の切っ先26の配置が、鋸刃20の切っ先26と次の切っ先26までの回転角度a°に対し、前記次の切っ先26と鋸刃回転中心23からの長さの増加分をbとして、鋸刃20の全回転角度c°を進んだ時の切っ先26と鋸刃回転中心23からの長さの増加分をdとした場合、次の関係式 b/a=d/c が成り立つように鋸刃20の切っ先26を形成すると共に、各刃先27に逃げ角βを設けたものである。 本発明において、切断鋸刃20は、扇形の円弧部に鋸刃状の刃先27を設け、一端に遊転軸23、他端に駆動軸24を設けた刃背部22は、遊転軸23を支点として、てこ作用ができるように配慮されている。 あご部11の凹状曲面は樹木等の平均的な外径により定められる。 また、本発明において、切断力を鋭くするため、各切っ先26と鋸刃20の遊転軸23中心をむすぶ線に対し各刃先27が逃げ角βに傾けられていることが好ましい。刃先27の逃げ角βは、3°〜20°にすることが好ましい。 さらに、本発明において、切断力を鋭くすると共に、荷重が順次かかって切断力を大きくするために、切っ先26を上記関係式が成り立つ円弧状に配置することが好ましい。 【発明の効果】 【0005】 本発明の切断装置は、被切断物に対し、切断刃の切り込みをてこ作用と切っ先の円弧状配置により、順次行えるようにし、切断力不足を防止できる。また、切断刃に附着する附着物や樹木等の切断部分を自動的に除去できる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0006】 本発明切断装置は、扇形の切断刃とストッパとあご部を設けた本体とからなることを特徴とする。 【実施例】 【0007】 本発明の実施例が図1乃至図6に示されている。 本発明実施例の切断装置は、本体10と、切断鋸刃20と、ストッパ30とを備えている。 本体10は、下部であご部11が形成され、中間に切断鋸刃20背部22の遊転軸23及びストッパ30を設けたものである。 あご部11は、被切断物40に向かってすくいあげができるような、凹状の曲面に形成されている。 切断鋸刃20は、扇形状に形成されると共に、各刃先27の切っ先26と鋸刃20の遊転軸23の中心を結ぶ線に対し各刃先27が逃げ角βに傾けられた円弧状鋸刃21と、一端に遊転軸23、他端に駆動軸24が設けられた刃背部22と、刃背部22の反対側に湾曲した刃補強部25を設けている。切断鋸刃20の遊転軸23はあご部11の上端近傍に軸着される。 ストッパ30は、三日月状に形成され、あご部11の上端101近傍の両側面に、切断鋸刃20をはさむように固着されている。 従って、切断装置を使用する時は、油圧ショベル1のアーム2を駆動し、切断装置のあご部11を被切断物40に近づけてすくいあげたのち、図1に示すように、上げた切断鋸刃20を、バケットシリンダ3によりロッド4、ロッドリンク6を介して駆動軸24を駆動して、図3に示すように、切断鋸刃20の最初の刃先27から順次被切断物40に噛み込ませて切断する。 切断鋸刃20の各刃先27は、逃げ角βに傾けて設けられており、また、切っ先26を b/a=d/c の関係に配置することにより、被切断物40に順次噛み込みを行い、切断中大きな切断力を発揮することができる。 切断が途中で中断したときや、切断後被切断物40が切断鋸刃20に附着したときは、図4に示すように、切断鋸刃20を上方に上げ、被切断物40を前記ストッパ30に当接させれば自動的に附着物や樹木等の被切断物40を除去できる。 【産業上の利用可能性】 【0008】 本発明の切断装置は、構造簡単、操作容易で量産でき、また、油圧ショベルに取付簡単である。 【図面の簡単な説明】 【0009】 【図1】本発明実施例の側面図である。 【図2】図1の斜視図である。 【図3】図1の使用状態説明図である。 【図4】図1の別の使用状態説明図である。 【図5】図1の切断機を油圧ショベルに取り付けた場合の説明図である。 【図6】図1の鋸刃の詳細を示す説明図である。 【符号の説明】 【0010】 10 本体 11 あご部 101 あご部の上端 102 あご部の下端 20 切断鋸刃 21 円弧状鋸刃 22 刃背部 23 遊転軸 24 駆動軸 25 刃補強部 26 切っ先 27 刃先 30 ストッパ 40 被切断物
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| 【出願人】 |
【識別番号】593003949 【氏名又は名称】ウエダ産業株式会社 【住所又は居所】大阪府茨木市沢良宜西4−3−3
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| 【出願日】 |
平成16年8月3日(2004.8.3) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100070253 【弁理士】 【氏名又は名称】渡辺 弥一
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| 【公開番号】 |
特開2006−42659(P2006−42659A) |
| 【公開日】 |
平成18年2月16日(2006.2.16) |
| 【出願番号】 |
特願2004−226712(P2004−226712) |
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